JP4921000B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の機能を実行可能なデータ処理装置の各機能に対応するプログラムのロード処理に関するものである。
<機能限定プログラム>
従来、複数の機能を実行可能なデジタル複合機に代表されるデータ処理装置のプログラムはプログラムバイナリイメージとしてハードディスク装置に格納され、プログラムの実行の際にRAMにロードしCPUにより実行されるものであった。
このようなデータ処理装置では、複合機であるゆえ、プログラムは複数の機能を含む構成である。また、複合機の高性能・高機能化によりプログラムバイナリイメージの容量は増大し、ハードディスク装置からRAMへの展開時間が無視できない長さとなり、機器が利用可能になるまでの起動時間は長くなる一方である。
このため、ユーザが特定の機能のみを利用したい場合においても、全機能のプログラムのロードを待つ必要があった。
例えば特定の機能に限定した小容量のプログラムを準備する構成を採用するのも一案であり、関連する技術は特許文献1に開示されている。当該文献1の技術は機器が備える機能毎にプログラムを排他的にロードする技術で実現している。本技術においては特定の機能に限定したプログラムをロードすることにより機器の起動時間の短縮を実現することが可能である。
特開2004−213469
しかしながら、上述した従来の技術のうち、機能毎のプログラムを排他的にロードするものは、全ての機能を利用可能にするというデジタル複合機の一般的な利用方法においては解決策とはならない。
なぜならば、起動しないと設定されたプログラムは、そのプログラムが実現する機能がユーザによって要求されても、起動されないからである。
つまり、上記従来技術を用いて、ユーザがデジタル複合機の特定機能(例えばコピー)のみを利用可能とした場合、コピー以外の機能は利用不可能となってしまうという課題があった。
上記の課題を解決する一手段が<プログラム分割>の構成と、<プログラム格納媒体>の構成の組合わせである。この組み合わせ構成において優先的に機能を利用可能にするためのプログラムを高速なフラッシュメモリに格納し、残りのプログラムをハードディスクに格納する。
この構成により機器起動後にまず動作が高速なフラッシュメモリから優先機能に相当するプログラムをロードし利用可能とし、引き続き残りの機能を順次ハードディスクからロードし機能を有効化する。
ここでハードディスクには、電源のON/OFF回数及び通電時間に制限があり、この制限を越えると信頼性が著しく低下してしまうというという性質を持っている。そのため、ハードディスクをこまめに電源断・投入という使い方には向かず、実質的な省エネ・スリープモードへの移行には制限があり、省エネ効果が上がらないという課題が存在する。
<プログラム分割>
大容量となるプログラムを小容量のモジュールに分割し、バイナリイメージを順次RAMにロード・順次機能を有効化する技術であるスプリットプログラム構成をデジタル複合機に盛り込むことが提案されている。
この構成により電源ON後、特定の機能、例えばコピーを優先的に起動し、その後順次プリンタ・スキャン・FAXの機能が利用可能になる。
<プログラム格納媒体>
次に、起動時間短縮を図ることを目的として、プログラムを格納する媒体をハードディスク装置からフラッシュメモリに代表される動作が高速な不揮発性メモリ装置に置き換える構成が考えられる。
しかしながら、高機能なデジタル複合機の場合、プログラムバイナリイメージが大容量であること、内部処理データの一時保存のためにもハードディスク装置を使用している。このようなことから、記憶装置として必要な容量面からハードディスク装置を完全にフラッシュメモリ等の不揮発性メモリに置き換えるのは、コスト面で不利である。
そのため、比較的小容量のフラッシュメモリ(第1の機能に対応するプログラムを記憶する(第1の記憶手段))とハードディスク装置(その他機能に対応するプログラムを記憶する(第2の記憶手段))を共に装備する構成が一般的である。
しかしながら、第2の記憶手段を、いわゆる回転駆動を伴う記憶ユニット、例えばハードディスク等で構成した場合、ハードディスクの起動タイミングを電源投入時にすると、以下の問題が発生する。すなわち、複合機の起動時間に比例して、ハードディスクの起動時間も膨大となり、回転駆動に伴う軸受け等の摩耗等によりドライブ寿命が短くなる。
一方、電源ON時に、第1の記憶手段に記憶されたある機能のプログラムと、第2の記憶手段に記憶された他の機能のプログラムをRAM上に全てロードする処理では、第1の記憶手段に記憶された機能を利用可能にするまでに相当の時間を要する。このため、ユーザが第1の記憶手段に記憶された機能を速やかに実行できない。
このように第1の記憶手段に記憶されたプログラムのロードタイミングと、第2の記憶手段に記憶されたプログラムのロードタイミングとを同期させる制御を行っていた。このため、特定の機能を利用できるまでに時間がかかるとともに、第2の記憶手段の寿命を短命化させてしまうという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数の機能のうち、第1の格納手段に格納される、優先的に利用可能にする特定機能に対するプログラムの実行中に、第2の格納手段に対するアクセス要求を捉えて、第2の格納手段に格納されたその他の機能のプログラムをメモリにロードできる仕組みを提供することである。
本発明は、第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、第2のプログラムを記憶する第2の記憶手段と、前記第1のプログラム及び前記第2のプログラムをロード可能な第3の記憶手段とを有する画像処理装置であって、前記画像処理装置が起動する際に、前記第2の記憶手段に電力を供給せず、前記第1のプログラムを前記第1の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第1の制御手段と、前記第3の記憶手段にロードされた前記第1のプログラムを用いて画像処理を実行する画像処理手段と、前記画像処理手段が前記画像処理を実行している際に、前記画像処理で使用する画像データを前記第3の記憶手段に記憶できなくなった場合に、前記第2の記憶手段に電力を供給して、前記画像処理で使用する画像データを前記第2の記憶手段に記憶するとともに、前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第2の制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、第2のプログラムを記憶する第2の記憶手段と、前記第1のプログラム及び前記第2のプログラムをロード可能な第3の記憶手段とを有する画像処理装置の制御方法であって、前記画像処理装置が起動する際に、前記第2の記憶手段に電力を供給せず、前記第1のプログラムを前記第1の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第1の制御工程と、前記第3の記憶手段にロードされた前記第1のプログラムを用いて画像処理を実行する画像処理工程と、前記画像処理工程が前記画像処理を実行している際に、前記画像処理で使用する画像データを前記第3の記憶手段に記憶できなくなった場合に、前記第2の記憶手段に電力を供給して、前記画像処理で使用する画像データを前記第2の記憶手段に記憶するとともに、前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第2の制御工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の機能のうち、第1の格納手段に格納される、優先的に利用可能にする特定機能に対するプログラムの実行中に、第2の格納手段に対するアクセス要求を捉えて、第2の格納手段に格納されたその他の機能のプログラムをメモリにロードできる。
第2の格納手段の寿命を延命化しつつ、優先的に利用したい特定機能を速やかに実行できる状態にロード処理を完了できる。
したがって、ユーザの特定機能の実行要求に速やかに応え、適時にその他の機能を実行可能な状態に遷移させて利便性を向上できる。また、第2の格納手段への電力供給回数を削減して、第2の格納手段の寿命を延命できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下添付図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。
<データ処理システム構成>
図1は、本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置を適用可能なデジタル複合機を中心とするデータ処理システムの構成を示す図である。なお、本実施形態では、データ処理装置に、アクセス速度やデータ容量の異なる第1,第2の格納手段を備える複合機の例を示す。しかしながら、本発明は、他のデータ処理装置であって、同様にアクセス速度やデータ容量の異なる第1,第2の格納手段を備えるデータ処理装置に適用可能である。
図1において、304はインターネット通信網である。303はファイアーウォールであり、図示したLAN40と外部通信網(インターネット304)とを接続し、セキュリティー管理などを行う。302は機器管理サーバで、LAN40で接続されたデジタル複合機10、ホストPC20、21、ファイルサーバ301を管理する。301はファイルサーバであり、LANで接続された複数のユーザがデータを共有することができる。
10はデジタル複合機であり、主に画像の入出力機能を有する。このデジタル複合機10において、180はユーザが各種の操作を行うための操作ユニットである。
140はイメージスキャナで、操作ユニット180やホストPC20、21からの指示にしたがって画像を読み取て、画像データを生成する。120はプリンタで、ホストPC20、21やファイルサーバ301からのデータを用紙に印刷する。100はコントローラユニットであり、操作ユニット180やホストPC20、21からの指示に基づいてスキャナ140、プリンタ120に対する画像データの入出力の制御を行う。
コントローラユニット100は、例えば、スキャナ140が生成した画像データをコントローラ100内部のメモリに蓄積したり、ホストPC20、21に出力したり、あるいはプリンタ120で印刷するなどの制御を行う。
また、デジタル複合機10は省電力モードからの復帰時、電源ON時もしくはスリープモードからの復帰時に、デジタル複合機10が持っているコピー、FAX、スキャン、プリンタ等複数の機能のうちのある機能を優先的に立ち上げる手段を有する。
<コントローラユニット>
図2は、図1に示したデジタル複合機10の構成及びコントローラユニットの構成を示すブロック図である。
図2において、コントローラユニット100は画像入力デバイスであるスキャナ140や画像出力デバイスであるプリンタ120と接続し、一方ではLAN40や公衆回線(WAN)60接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。CPU1100はシステム全体を制御するコントローラとして機能する。
RAM1110はCPU1100が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM1120はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。なお、ROM1120は、半導体メモリであって、例えばデータ内容を書き換え可能なフラッシュメモリで構成されている。
また、ROM1120には、優先的に有効化する機能を実現するシステムソフトウエア、即ちオペレーティングシステムと一部機能のプログラムも格納される。さらに、ROM1120は、本実施形態において、第1の格納手段として機能し、ユーザが優先的に実行させた特定機能、例えばコピー機能に関するプログラムが記憶されている。なお、ROM1120に記憶させるプログラムは、ユーザが任意に選択可能である。
なお、HDD1130はハードディスクドライブで、システムソフトウエア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。
システムソフトウエアは、コピー、FAX、スキャン、プリンタ等の機能を実現するためのプログラムであり、RAM1110上に展開されて動作する。なお、機能のプログラムとは、機能を実現するためのプログラムのほかに、その機能を実現するために必要なデータを含んでいても良い。
ソフトウェアカウンタ値は、用紙サイズ別カウンタ領域とデータ処理容量別カウンタ領域が設定されており、画像出力枚数やCPU1100が処理したデータ容量に基づき予め設定した任意の基準容量値を基準に算出してカウントアップが行われる。
カウンタ値はHDD1130に限らず電源が切れても記憶保持することができれば、図示しないEEPROM等にその記憶領域を持ってもよい。LANC1200はLAN40に接続し、出力用画像データの入出力や機器制御に関わる情報の入出力を行う。
また、操作ユニット180における入力操作によってネットワーク上のホストPC20や図示しない出力用画像データ管理装置から操作ユニット180による入力操作に応じた出力用画像データを受信して画像出力を行う。
ローカルI/F1210はUSBやセントロ等のローカルI/Fであり、ケーブル50にてホストPC30や図示しないプリンタと接続し、データの入出力を行う。
MODEM1220は公衆回線60に接続し、データの入出力を行う。プリンタI/F1300は、プリンタ120と接続し、プリンタ120のCPUとそれぞれ通信を行う。
また、プリンタI/F1300は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナI/F1400は、スキャナ140と接続し、スキャナ140のCPUとそれぞれ通信を行う。また、スキャナI/F1400は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
操作部I/F1500は操作ユニット(UI)180とのインターフェース部で、操作ユニット180に表示する画像データを操作ユニット180に対して出力する。また、操作ユニット180から本システム使用者が入力した情報を、CPU1100に伝える役割をする。
機能ロード管理テーブル1600は、デジタル複合機10の電源ON時もしくはスリープモードからの復帰時に、デジタル複合機10が持っているコピー、FAX、スキャン、プリンタ機能のうち、どの機能を優先的に立ち上げるかを示す情報を保持する。テーブルの構成例は後述する。
ROMロード指示フラグ1610は、機能のプログラムの読込先を選別するためのフラグであり、「true」であるとROM1120から、「false」であればHDD1130から機能のプログラムをCPU1100がRAM1110へロードする。
優先機能格納情報保持部1650は次回電源ON時に優先的に起動する機能を指定し、その機能のプログラムをROM1120に格納するための情報を保持するものである。ここで、優先的に起動する機能は、ユーザが任意に選択可能であってもよいし、機能実行回数等を履歴で管理して、利用頻度の高い機能を保持するように構成してもよい。
HDD通電フラグ1901はHDD1130に対して通電するか否かを制御するものであり、「false」で非通電状態、「true」で通電状態を示す。なお、デジタル複合機10の電源ON時はfalse(非通電状態)である。
HDD通電スイッチ1902はHDD通電フラグ1901の状態に応じてHDDに供給する電源をON/OFFする。HDD通電フラグ1901がfalse時はOFFであり、true時はONである。
操作ユニット180はテンキーやコピースタートボタン、タッチパネル等の入力手段とLCD表示器等の表示手段で構成される。操作ユニットの詳細は外観を含め後述する。
なお、HDD通電フラグ1901はHDD1130の電力供給を制御するフラグであり、フラグの状態をHDD通電スイッチ1902に反映するものである。HDD通電フラグがtrueでHDD通電スイッチをONの状態、HDD通電フラグがfalseでHDD通電スイッチをOFFの状態に制御する構成とする。
HDD通電スイッチ1902はリレー、FETに代表されるスイッチ制御半導体等、電力供給のON/OFFを制御可能なデバイスであれば特定の部品に限定されるものではない。
このように構成されたデジタル複合機10は、複数の機能として、コピー機能、FAX送受信機能、スキャン機能、プリント機能を持ち、それら複数の機能毎に分割されたプログラムをRAM1110にロードして実行させる。
そして、複数の機能のうち、ユーザが優先的に利用可能にする特定機能に対するプログラムを格納する第1の格納手段としてフラッシュメモリ等で構成されるROM1120を備える。
また、複数の機能のうち、前記特定機能を除く、各機能に対する各プログラムを格納する第2の格納手段として機能する外部メモリであるHDD1130を備える。
そして、CPU1100は、後述する図6に示す手順に基づいて、電源投入時に、HDD1130に対する電力供給を制限し、ROM1120に電力を供給して、特定機能に対するプログラムを実行可能とすべくそのプログラムをROM1120からRAM1110にロードする。そして、CPU1100は、特定機能に対するプログラムの実行に伴って発生するHDD1130へのアクセス要求時に、HDD1130に電力を供給して、各機能に対する各プログラムを実行可能とすべく各プログラムをRAM1110にロードする制御を行う。
ここで、特定機能に対するプログラムの実行に伴って発生するHDD1130へのアクセス要求とは、画像データを全てRAM1110に格納できない状態で画像データをHDD1130へ格納させる等の要求である。例えば特定機能がコピー機能である場合に、スキャナ140から原稿画像データをRAM1110のワークエリアに読み込む。その際に、RAM1110の容量的制限でその画像データを全て格納できない状態が発生した場合に、HDD1130へ画像データを格納させる。本例は、一例であって、HDD1130へのアクセス要求があれば、本処理に限定されることはない。
また、上記ROM1120へ格納しておく特定機能(以下、優先機能と呼ぶ)のプログラムは、ユーザが複数の機能の中から選択した機能に対応するプログラムである。その際、優先機能格納情報保持部1650に、ユーザが選択した優先機能に対する機能名等が保持され、優先機能格納情報保持部1650に保持されている機能名と、現在ROM1120に格納されたプログラムが対応する機能の機能名とが異なる場合がある。
そこで、CPU1100は、現在ROM1120に格納されたプログラムが対応する機能の機能名と優先機能格納情報保持部1650に保持されている機能名とが異なると判断した場合に、以下の処理を行う。つまり、HDD1130に格納された複数のプログラム中で、優先機能格納情報保持部1650に保持された機能に対応するプログラムをROM1120に格納して特定機能を更新する。
<スプリットプログラム構成>
図3は、図2に示したコントローラユニット100内のメモリ構成を説明する図である。本例は、図1に示した画像処理システムにおいて、システムを高速立ち上げを可能にするためのスプリットプログラムを使用する場合のプログラムの格納の例である。具体的には、HDD1130には全ての機能のプログラム、ROM1120には優先して有効化するプログラムが格納される例である。
ここでは、デジタル複合機10がコピー、FAX、スキャン、プリンタ機能を有する場合のプログラムの格納例を示す。
図3において、ROM1120は、OS3000と優先機能プログラム格納部3001で構成され、優先機能プログラム格納部3001にはHDD1130に格納されるプログラムのうち1つがあらかじめ格納されることとする。現在、図3に示す例では、優先機能プログラム格納部3001にはHDD1130の機能のうちコピー機能のプログラム3100が格納される様子を示している。
なお、優先機能プログラム格納部3001の容量とHDD1130に格納される個別プログラムの容量に応じて、優先機能プログラム格納部3001に格納可能なプログラム数は1つ以上の構成も考えられる。
オペレーティングシステム(OS)3000はシステム全体を制御するための基本プログラムである。
3100はコピー機能実行するプログラム及びデータである(本実施形態では、コピー機能を実行するためのプログラム及びデータをコピープログラムと呼ぶ)。3101はFAX機能実行するプログラム及びデータである(本実施形態では、FAX機能を実行するためのプログラム及びデータをFAXプログラムと呼ぶ)。
3102はスキャン機能実行するプログラム及びデータである(本実施形態では、スキャン機能を実行するためのプログラム及びデータをスキャンプログラムと呼ぶ)。3103はプリント機能実行するプログラム及びデータである(本実施形態では、プリント機能を実行するためのプログラム及びデータをプリントプログラムと呼ぶ)。
デジタル複合機10の電源がONされて立ち上がる場合には、ブートプログラムを含むOS、次に優先機能プログラム格納部3001のプログラムをROM1120からRAM1110に展開(ロード)する。これにより、CPU1100は優先機能を実行可能にする事ができる。
なお、優先機能のプログラム以外のプログラムはHDD1130にアクセス要求が発生したときにHDD1130からRAM1110に展開(ロード)される。
また、また、優先機能プログラム格納部3001に格納されるプログラムは固定的ではなく、優先機能格納情報保持部1650に格納される機能名がユーザの操作により書き換えが可能な構成である。
図4は、図2に示した機能ロード管理テーブル1600の構成を説明する図である。
図4において、機能ロード管理テーブル1600は、管理番号1601、機能名1602、優先機能フラグ1603、ロード済みフラグ1604の4項目で構成される。
機能名1602は機能の名称であり、機能を特定するための識別情報である。優先機能フラグ1603は優先機能として利用可能にするかを示すフラグであり、「true」である場合にはその機能を優先機能として扱うことを示す。ロード済みフラグ1604は「true」の場合にその機能に対応するプログラムがRAM1110にロード済みであることを示す。
管理番号に従いプログラムのロード順番を決定する。よって、テーブルの初期値を変更することでプログラムのロード順番を変更することも可能な構成である。
なお、優先機能フラグの設定値もユーザ操作により可変である。優先機能格納情報保持部1650に格納される機能名に対応する機能の優先機能フラグを「true」に書き換えが可能である。
<操作ユニットの外観>
図5は、図1に示した操作ユニット180の外観の一例を示す図である。なお、本例は、操作ユニットが、液晶パネルと、タッチパネルとから構成され、ユーザが液晶パネルに表示されるボタン、アイコンを指示することで、コントローラユニット100に指示を行う。
図5において、操作ユニット180は、機能利用操作部2000、電源ONスイッチ2101、電源OFFスイッチ2102で構成する。
機能利用操作部2000は、前述の通りテンキーやコピースタートボタン、タッチパネル等の入力手段とLCD表示器等の表示手段で構成する。機能利用操作部2000上では利用する機能の切替や動作の起動の指示、状態の表示が行われる。また、電源のON/OFFを操作するためのボタンも装備され、具体的には、電源ONスイッチ2101は押下することで機器の電源がONになる制御が行われる。また、電源OFFスイッチ2102は押下することで機器の電源がOFFになる制御が行われる。B1はスタートボタンで、機能の実行の開始をコントローラユニット100に指示する。
図5に示す表示画面例では、ユーザが、操作ユニット180上で、電源ONスイッチ2101を押下し、コピー機能を優先的に利用可能状態にする様子を表示している例を示す。
<特定機能を優先的に利用可能にする処理フロー>
図6は、本実施形態を示すデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、複数の機能中の特定機能を優先的に利用可能にする電源投入時のブート処理手順例である。本フローチャートで示される処理はコントローラユニット100で処理されるものである。
つまり、本例は、ユーザがデジタル複合機10の電源をONにすると、機能ロード管理テーブル1600の状態に応じてROM1120から特定機能のプログラムをRAM1110へロードして有効化する。その後、HDD1130から残りのプログラムをロードして有効化し、全ての機能を利用可能にするまでの処理例である。
なお、S601〜S618は各ステップを示す。また、S602以降の各ステップは、CPU1100が制御プログラムを実行することで実現される。
ステップS601で、ユーザは図5に示した操作ユニット180の電源ONスイッチ2101を押下し、デジタル複合機10の電源をONにしてステップS601に進む。
次に、ステップS602で、ROM1120に格納されたOS3000をRAM1110にロードしステップS603に進む。
そして、ステップS603で、CPU1100は、図4に示した機能ロード管理テーブル1600のロード済みフラグ1604を全て「false」にセットし、ステップS604に進む。
次に、ステップS604で、ROMロード指示フラグ1610を「true」にセットし、ステップS605に進む。
そして、ステップS605はサブルーチンであり、CPU1100は、ROM1120に格納された優先機能のプログラムをRAM1110にロードする処理を行い、ステップS606に進む。本ステップのサブルーチンの処理は後述する。
次に、ステップS606で、CPU1100は、RAM1110にロード済みのプログラム(例えばコピー機能のプログラム)を実行し、ステップS607に進む。
本ステップを実行することで優先機能として指定された特定機能が利用可能になる。
次に、ステップS607で、CPU1100は、図2に示したROMロード指示フラグ1610を「false」にクリアし、ステップS607に進む。これにより、以後、HDD1130からプログラムをCPU1100がRAM1110へロードすることとなる。
次に、ステップS608で、CPU1100は、コピー、FAX、スキャン、プリンタの各機能を用いるジョブの発生を検知する。CPU1100がジョブの発生を検知したらステップS609に進む。
なお、CPU1100は、ジョブの発生を、以下のように検知する。つまり、操作ユニット180の機能利用操作部2000の各機能選択ボタンの押下、もしくは、MODEM1220によるFAX受信、ローカルIF1210又はLANC1200によるプリントデータの受信により検知する。
そして、ステップS609では、CPU1100が機能ロード管理テーブル1600内のロード済みフラグを参照し、検知したジョブが用いる機能のフラグが「true」であるかどうかを判別する。「true」であると判別した場合は、ステップS61に進み、「false」であると判別した場合は、ステップS61に進む。
次に、ステップS610では、CPU1100が検知したジョブの処理を実行し、ジョブの処理の過程で生成される画像データがRAM1110にスプールできるサイズであるか否かを判断する。そして、CPU1100が、RAM1110にスプールできるサイズであると判別した場合は、ステップS611へ進み、RAM1110にスプールできないサイズであると判別した場合は、ステップS612へ進む。
次に、ステップS611では、CPU1100がジョブ処理の過程で生成される画像データをRAM1110にスプールする処理を行い、ステップS614へ進む。
一方、ステップS612では、CPU1100がHDD通電フラグ1901を「true」にし、ステップS613へ進む。
なお、HDD通電フラグ1901が「true」になることで、HDD通電スイッチ1902がONとなりHDD1130に図示しない電源ユニットから電力が供給される。
次に、ステップS613では、CPU1100がジョブ処理の過程で生成される画像データをHDD1130にスプールする処理を行う。
そして、ステップS614で、CPU1100がジョブの処理終了を待ち、ジョブ処理が終了したら、ステップS616へ進む。
一方、ステップS609で、CPU1100が、検知したジョブが用いる機能のフラグが「false」であると判別した場合は、ステップS615へ進む。そして、ステップS615では、CPU1100は、HDD通電フラグ1901を「true」にし、ステップS616へ進む。なお、HDD通電フラグ1901が「true」になることで、HDD通電スイッチ1902がONとなりHDD1130に電力が供給される。
そして、ステップS616で、CPU1100は、HDD通電フラグ1901を参照し、「true」であるかどうかを判定する。「true」であればステップS617へ進み、「false」であれば、ステップS610へ戻る。
そして、ステップS617で、CPU1100は、HDD1130に格納されたプログラムのうちRAM1110に未ロードのプログラムをRAM1110にロードするサブルーチン処理を行い、ステップS618に進む。本ステップのサブルーチンの処理は後述する。
そして、ステップS618で、RAM1110にロードされた全機能のプログラムを有効化し処理を終了する。
本実施形態では、図6のステップ(610)で、ジョブ処理中に、生成される画像データをRAM1110に格納できない場合に、HDD1130への格納要求が発生する。そして、この格納要求のタイミングを捉えて、電源投入時にHDD1130からRAM1110にロードしていないプログラムをRAM1110へロードすることができる。
つまり、電源投入時には、全ての機能を利用可能とする代わりに、ユーザが好む特定の機能に対応するプログラムをRAM1110に速やかにロードして、ユーザの特定機能の実行要求に速やかに応える。さらに、その特定機能の実行中に、第2の格納手段としてのHDD1130に対する要求が発生したタイミングで、HDD1130に格納された他の機能に対するプログラムをRAM1110にロードして他の機能も利用可能な状態に遷移させることができる。
<プログラムをRAMにロードする処理フロー>
図7は、本実施形態を示すデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、図6に示したステップS605及びS617のサブルーチン処理の詳細手順例である。
また、本フローチャートで示される処理は、コントローラユニット100で処理されるものである。具体的には、機能ロード管理テーブル1600とROMロード指示フラグ1610の状態に応じてROM1120又はHDD1130からプログラムをRAM1110にロードする。これと共に機能ロード管理テーブル1600のロード済みフラグ1604の状態を制御する処理を示す。
また、本実施形態では、プログラムロードポインタを用いて指示したプログラム毎にそのプログラムが優先起動選択されている場合にはプログラムをロードする。また、ROMロード指示フラグ1610が「true」ではないときには、プログラムが優先起動選択されていない場合でもプログラムが未ロードの場合にはプログラムをロードする。
なお、S701〜S708は各ステップを示す。また、各ステップは、CPU1100が制御プログラムを実行することで実現される。
ステップS701で、CPU1100は、RAM1110で管理されるプログラムロードポインタを「0」に初期化し、ステップS702に進む。ここで、プログラムロードポインタは、機能ロード管理テーブル1600のうち対象となる管理番号を特定するために使用する内部変数である。
ステップS702で、CPU1100は、プログラムロードポインタが示す管理番号に対応するROMロード指示フラグ1610が「true」かどうかを判別する。ROMロード指示フラグ1610が「true」であればROMからプログラムをRAM1110にロードするためにステップS703に進む。図6のステップS605では、ROMロード指示フラグ1610が「true」になっているので、ステップS703に進む。
一方、ステップS702で、ROMロード指示フラグ1610が「true」でないと判別した場合は、HDD1130からプログラムをロードするためにステップS705へ進む。図6のステップS617では、ROMロード指示フラグ1610が「false」になっているので、ステップS705へ進む。
そして、ステップS703で、CPU1100が、プログラムロードポインタが指し示す管理番号に対応する優先機能フラグが「true」であるかどうかを判別する。そして、CPU1100が優先機能フラグが「true」であると判別した場合は、優先起動選択されているので、ステップS704に進み、それ以外の場合にはステップS707に進む。
そして、ステップS704で、CPU1100は、プログラムロードポインタが指し示す管理番号に対応する機能のプログラムをROM1120からRAM1110にロードする。これと共に、その管理番号に対応するロード済みフラグ1604を「true」にセットし、ステップS707に進む。
一方、ステップS702で、ROMロード指示フラグ1610が「true」でないと判別した場合は、ステップS705で、CPU1100がプログラムロードポインタが示す管理番号に対応する機能のプログラムはロード済みかどうかを判断する。
ここで、プログラムロードポインタが指し示す管理番号に対応するロード済みフラグが「true」である場合は、ステップS707へ進む。
一方、ステップS705で、プログラムロードポインタが示す管理番号に対応する機能のプログラムはロード済みでないと判断した場合は、ステップS706へ進む。
そして、ステップS706で、CPU1100が、プログラムロードポインタが指し示す管理番号に対応する機能のプログラムをHDD1130からRAM1110にロードすると共に、その管理番号に対応するロード済みフラグを「true」にセットし、ステップS707に進む。
そして、ステップS707で、CPU1100が、プログラムロードポインタの値が機能ロード管理テーブル1600の最後の管理番号を示しているかどうかを判別する。ここで、CPU1100が最後を示していると判別した場合は、本処理を終了し、それ以外の場合はステップS708に進む。
そして、ステップS708で、CPU1100がプログラムロードポインタの値を1インクリメントする。そして、ステップS702へ処理を戻す。
<スプリットプログラム展開>
図8は、図2に示したRAM11110でのプログラムのロード状態を説明する図である。本例は、スプリットプログラム構成のプログラムをCPU1100がRAM1110のワークメモリ領域にロードする場合のRAM1110でのプログラムのロード状態を示す。ここでは、コピー機能を優先して立ち上げた場合の一例を図示する。
図8の(a)は、デジタル複合機10の電源がONされて、ROM1120及びHDD1130からそれぞれの機能のプログラムをRAM1110にロードする前の状態を示す。この状態は、上述した図6に示したフローチャートのステップS603までの処理が進んだ状態に対応する。
つまり、機能ロード管理テーブル1600の状態は、あらかじめ管理番号「0」のコピー機能が優先機能とすべく、コピー機能の優先機能フラグが「true」になっている。この状態では、RAM1110には何の機能のプログラムもロードされていない。
図8の(b)は、操作ユニット180の電源ONスイッチ2101が押下され、ROM1120からOSとコピープログラムがRAM1110にダウンロードされ、優先機能のプログラムが有効化された状態である。この状態は、上述した図6のフローチャートにおけるステップS606まで処理が完了した状態に相当する。この状態の時、コピープログラムは既にメインメモリであるRAM1110に展開済みなので、コピー機能のみは他の機能が使用できなくても実行が可能である。
なお、図8の(b)においてはコピープログラムがロード済みであることを示すため、機能ロード管理テーブル1600のコピー機能のロード済みフラグ1604が「true」にセットされていることも示されている。
図8の(c)は、デジタル複合機10の持つ全機能のプログラムを、HDD1130からRAM1110にロードした状態である。この状態は、上述した図6に示したステップS618までの処理が完了した状態に相当する。この状態の時、デジタル複合機10の持つ全ての機能の実行が可能である。
なお、図8の(c)においては全ての機能のプログラムがロード済みであることを示すため、機能ロード管理テーブル1600のロード済みフラグ1604は全て「true」にセットされていることも示されている。
<優先機能格納情報保持部の更新>
本実施形態においては、図1に操作ユニット180の機能利用操作部2000にて優先機能を変更することが可能であり、操作ユニと180の表示画面は、優先機能が変更される。これにより、図9に示すように、優先機能格納情報保持部1650に保持する機能名を、変更された機能の機能名に更新する。例えばユーザがスキャン機能を優先機能として選択すると、"スキャン"が優先機能格納情報保持部1650に保持される。
図9は、図1に示した操作ユニット180の機能利用操作部2000に表示される優先機能変更表示例を示す図である。
<ROMに格納される優先機能のプログラムの更新>
以下、優先機能のプログラムをROM1120に書き込む処理を図10〜図12にて説明する。
図10は、本実施形態を示すデータ処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、優先機能変更時に優先機能のプログラムをROM1120に格納する処理手順例である。本フローチャートで示される処理はコントローラユニット100のCPU1100で処理されるものである。
具体的にはCPU1100が、図2示した優先機能格納情報保持部1650に格納される機能名に従った機能のプログラムをHDD1130から取り出し、ROM1120の優先機能プログラム格納部3001に格納する。これと共に、CPU1100が機能ロード管理テーブル1600の当該機能の優先機能フラグ1603を「true」にするまでの処理を示す。
なお、S1001〜S1004は各ステップを示す。また、各ステップは、CPU1100がRAM1110にロードする制御プログラムを実行することで実現される。
まず、ステップS1001で、CPU1100が優先機能格納情報保持部1650が保持する機能名を取り出し、ステップS002に進む。
例えば図9で示した操作画面の一例の様に、スキャン機能を選択した後であれば"スキャン"が機能名として取り出される。
そして、ステップS1002で、CPU1100は、機能ロード管理テーブル1600の優先機能フラグを全てfalseにクリアし、ステップS003に進む。
本ステップの処理により、優先機能の指定を一時的にリセットし、後述のステップの処理にて新たな機能を優先機能として更新することが可能となる。
次に、ステップS1003で、ステップS1001で取り出した優先機能格納情報保持部1650の機能名に対応するプログラムをHDD1130から取り出し、ROM1120の優先機能プログラム格納部3001に格納する。
本ステップの処理により、ROM1120に格納される優先的に起動されるプログラムの更新が行われる。
図11は、図2に示したROM1120に格納されるプログラムの更新の様子を示す図である。本例は、スキャンプログラムが優先機能のプログラムとしてロードされる場合の一例である。
次に、ステップS1004で、CPU1100は、機能ロード管理テーブル1600の優先機能フラグのうち、ステップS1001で取り出した機能名に対応する優先機能フラグを「true」にして、本処理を終了する。
この本ステップの処理により、新たな機能が優先機能として更新された状態になる。
図12は、図2に示した機能ロード管理テーブル1600の更新状態を示す図である。本例は、機能ロード管理テーブル1600の優先機能フラグ1603の更新状態に対応する。
特に、本状態は、スキャン機能が優先機能として選択された場合の一例である。
つまり、管理番号1601が「2」のスキャン機能に対応する優先機能フラグ1603のみが「true」なっている状態を示す。
上記本実施形態では、HDD1130に対して電力を供給する場合として、発生したジョブが用いる機能のプログラムが未ロードの場合やジョブ処理過程で生成される画像データサイズが大きくRAM1110へスプールできない場合とした。しかし、これに限定されるものではなく、HDD格納ドキュメントの参照やFAX受信データの格納等、HDD1130に対してアクセス要求が発生した場合でも良いことは言うまでもない。
〔第2実施形態〕
図13は、本発明の第2実施形態を示すデータ処理装置の構成を説明するブロック図である。なお、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
図13において、操作ユニット180は、機能利用操作部2000、全機能有効化ボタン2110を備える。機能利用操作部2000とは、例えばテンキーやコピースタートボタンで等の入力手段とLCD表示器等の表示手段で構成する。
全機能有効化ボタン2110は、押下する事で、CPU1100が全機能有効化フラグ1660を「true」にセットさせる指示を行うボタンである。なお、全機能有効化ボタン2110は、HDD1130への通電制御処理を操作ユニット180上からユーザが実行指示するものである。操作ユニット180の詳細は後述する。
優先機能格納情報保持部1650は、次回電源ON時に優先的に起動する機能を指定し、その機能のプログラムをROMに格納するための情報を保持するものである。ROM1120には優先的に有効化する機能を実現するシステムソフトウエアが格納されるが、格納されるシステムソフトウエアは固定的ではなく、ユーザの操作により書き換えが可能な構成である。そのためにROMに格納すべきプログラムが実現する機能の機能名を本優先機能格納情報保持部に格納するものである。
全機能有効化フラグ1660は優先機能以外の機能有効化を示すフラグである。全機能有効化フラグ1660には、電源起動時には「false」の状態を保持し、全機能有効化フラグ1660が「true」になることによりHDD1130への通電制御処理を実行するものである。
図14、図15は、図13に示した操作ユニット180の機能利用操作部2000に表示される操作画面の一例を示す図である。
図14,図15において、機能利用操作部2000には、電源ONスイッチ2101、電源OFFスイッチ2102、全機能有効化ボタン2110を備える。
機能利用操作部2000は前述の通りテンキーやコピースタートボタン等の入力手段とLCD表示器等の表示手段で構成する。利用する機能の切替や動作の起動の指示、状態の表示が行われる。また、電源のON/OFFを操作するための電源ONスイッチ2101、電源OFFスイッチ2102も装備される。
電源ONスイッチ2101は押下することで機器の電源がONになる。電源OFFスイッチ2102は押下することで機器の電源がOFFになる。
全機能有効化ボタン2110を押下する事で、CPU1100が図13に示した全機能有効化フラグ1660を「true」にセットするものであり、HDD1130への通電制御処理をユーザが実行指示するものである。
図3に示したプログラムの格納例に従いROM1120の優先機能プログラム格納部3001にコピープログラムが格納されている場合の操作部の表示例を示す。
ユーザが電源ONスイッチ2101を押下し、コピー機能が優先的に起動されている。この時点では、HDD1130は通電されていない。
ユーザがコピー機能のみ利用し、デジタル複合機の利用を終了する場合にはそのまま電源OFFボタン2102を押下する。すると電源OFF処理の後装置全体の電力供給がOFFされる。即ち、HDD1130には一度も電力が通電されないことを意味する。
<全機能の有効化>
ユーザが優先機能以外の機能、即ちHDD1130に格納される機能を全て利用する場合の操作例を図15を参照して説明する。
図15の操作表示画面例は、全機能を有効化する際の操作ユニット180の表示画面例である。
図15に示すように、優先機能以外の機能を利用する際に、ユーザは全機能有効化ボタン2110を押下する。すると、CPU1100は、表示部に全機能有効化中との旨のメッセージがメッセージ部1501に表示される。そして、CPU1100がHDD通電スイッチ1902によりHDD1130への通電処理を実行し、優先機能以外の機能のプログラムをHDD1130からRAM1110にロードする。以下、一連のロード処理の詳細についてフローチャートを用いて後述する。
図16は、本実施形態を示すデータ処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、CPU1100が図13に示した全機能有効化ボタン2110の押下指示状態を検知して以下の処理を行う。つまり、機能のプログラムを全てRAM1110にロードする処理と、機能ロード管理テーブル1600の状態に応じてROM1120から特定機能のプログラムをロードする処理とを切り替える処理例である。
本処理は、コントローラユニット100のCPU1100で処理されるものである。具体的には、ユーザがデジタル複合機10の電源ONにすると、機能ロード管理テーブル1600の状態に応じてROM1120から特定機能のプログラムをロード・有効化する。
その後、ユーザが操作ユニット180上の全機能有効化ボタン2110を押下するとHDD1130に初めて通電し、残りの機能のプログラムをロード・有効化し、全ての機能を利用可能にする。以下、2段階で機能を利用可能にする処理を示す。なお、S1601〜S1611は各ステップを示す。また、ステップS1602以降の各ステップは、CPU1100がRAM1110にロードする制御プログラムを実行することで実現される。
まず、ステップS1601で、ユーザは操作ユニット180の電源ONスイッチ2101を押下し、デジタル複合機10の電源をONにして、ステップS1602に進む。本ステップにおいて初期状態としてHDD通電フラグ1901は「false」であり、そのためHDD通電スイッチ1902はOFF状態でありHDD1130には電力は供給されていない。つまり、HDD1130への電力負荷、回転駆動に伴う回転軸等の摩耗が発生しない状態に維持される。
次に、ステップS1602で、CPU1100がROM1120に格納されたOS3000をRAM1110にロードしステップS1603に進む。
そして、ステップS1603で、機能ロード管理テーブル1600のロード済みフラグ1604を全て「false」にセットし、ステップS1604に進む。
そして、ステップS1604で、CPU1100がROMロード指示フラグ1610を「true」にセットし、ステップS1605に進む。
なお、ステップS1605はサブルーチンであり、ROM1120に格納された優先機能のプログラムをRAM1110にロードする処理を行いステップS1606に進む。本ステップのサブルーチンの処理は図7が示す処理と同様である。
そして、ステップS1606で、RAM1110にロード済みのプログラムを実行し、ステップS1607に進む。
本ステップを実行することで機能ロード管理テーブル1600で指定された特定機能が利用可能になる。
次に、ステップS1607で、CPU1100が図13に示した全機能有効化フラグ1660が「true」であるか否かを判断する。ここで、CPU1100が「true」であると判断した場合は、ステップS1608に進み、trueでないと判断した場合は、ステップS1607を繰り返す。なお、全機能有効化フラグ1660が「true」であるとは、ユーザが操作ユニット180上で、全機能有効化ボタン2110を押下指示する操作が行っていることを意味する。
これにより、CPU1100は、全機能有効化フラグ1660が「true」になるまで繰り返し、全機能有効化フラグ1660の状態をポーリングする。
図15で示したとおり、全機能有効化ボタン2110を押下すると、全機能有効化フラグ1660が「true」になり、本ステップから次のステップであるS1608に進む。
そして、ステップS160で、CPU1100がHDD通電フラグ1901を「true」にし、HDD通電スイッチ1902をONにする。これにより、HDD1130に図示しない電源ユニットから電力が供給される。そして、ステップS1609に進む。
そして、ステップS1609で、CPU1100がROMロード指示フラグ1610を「false」にクリアし、ステップS1610に進む。
次に、ステップS1610で、HDD1130に格納されたプログラムのうちRAM1110に未ロードのプログラムをRAM1110にロードするサブルーチン処理を実行して、ステップS1611に進む。
本ステップのサブルーチンの処理は図7が示す処理と同様である。
そして、ステップS1611で、RAM1110にロードされた全機能を利用可能にして、本処理を終了する。
<スプリットプログラム展開>
以下、本実施形態によるスプリットプログラム展開状態について図8を参照して説明する。
図8の(a)は、デジタル複合機10の電源がONされて、ROM1120及びHDD1130からそれぞれのプログラムをRAM1110にロードされる前の状態を示す。この状態は、上述した図16に示したフローチャートのステップS1604までの処理が進んだ状態に対応する。
つまり、機能ロード管理テーブル1600の状態は、あらかじめ管理番号「0」のコピー機能が優先機能とすべく優先機能フラグが「true」になっている。この状態では、RAM1110には何も機能のプログラムがロードされていない。
図8の(b)は、操作ユニット180の電源ONスイッチ2101が押下され、ROM1120からOSとコピープログラムがRAM1110にロードされ、優先機能のプログラムが有効化された状態である。この状態は、上述した図16のフローチャートにおけるステップS1606まで処理が完了した状態に相当する。この状態の時、コピープログラムは既にメインメモリであるRAM1110に展開済みなので、コピー機能のみは他の機能が使用できなくても実行が可能である。
なお、図8の(b)においてはコピープログラムがロード済みであることを示すため、機能ロード管理テーブル1600のコピー機能のロード済みフラグ1604が「true」にセットされていることも示されている。
この状態の時、コピープログラムは既にメインメモリであるRAMに展開済みなので、コピー機能のみは他の機能が使用できなくても実行が可能である。
また、HDD1130には電力が供給されていない。よって、本状態で装置の電源をOFFにした場合、HDD1130は通電されることなく装置を利用したことになり、HDD1130の寿命に影響を与えずに済むことになる。
なお、図8の(b)において、コピープログラムがロード済みであることを示すため、機能ロード管理テーブルのコピー機能のロード済みフラグがtrueにセットされていることも示されている。
図8の(c)は、デジタル複合機10の持つ全機能のプログラムを、HDD1130からRAM1110にダウンロードされた状態を示している。この状態は、上述した図16のフローチャートにおけるステップS1611まで処理が完了した状態に相当する。
この状態の時、デジタル複合機10の持つ全ての機能の実行が可能である。本状態は全機能有効化フラグ1660が「true」になることにより初めて移行するものである。
なお、図8の(c)においては、全ての機能のプログラムがロード済みであることを示すため、機能ロード管理テーブル1600のロード済みフラグは全て「true」にセットされていることも示されている。
上記第2実施形態においては、図15等に示したとおり、操作ユニット180に装備された全機能有効化ボタン2110をユーザが押下することによりHDD1130への通電を行う処理を行っていた。
しかし、特別な全機能有効化ボタン2110を備えることなく、通常の機能選択スイッチを操作することによりHDD1130の通電を行う構成も考えられる。
上記実施形態によれば、デジタル複合機10の特定機能が利用可能になるまでの時間が短縮され、ユーザが優先的に実行させたい機能を電源投入じから最短時間で実行可能となり、利便性が向上する。
また、HDD1130の起動が、特定機能の実行に伴うアクセス要求をトリガーとして、自動的に残りの機能プログラムがロードされ、最終的には全機能を利用することが可能になり、利便性が向上する。
さらに、HDD1130のON/OFF回数及び通電時間が削減され、HDD1130の寿命が延びると同時に、省エネ・スリープモードへの移行を頻繁に行えるようになり省エネ効果が大きくなる。
〔第3実施形態〕
<コントローラユニット>
図17は、本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図である。なお、図13と同一のものには同一の符号を付してある。
なお、図13との構成上の差異は、操作ユニット180から全機能有効化ボタン2110を省略した点である。
代替として、機能利用操作部2000の機能選択スイッチのいずれかを押下することにより全機能有効化フラグ1660をtrueにする構成とする。
<全機能の有効化>
本実施形態では、ユーザが優先機能以外の機能、即ちHDD1130に格納される機能を利用する場合の操作例を説明する。
第2と第3の実施形態との違いは全機能有効化フラグ1660を「true」にする手法の違いである。つまり、第2実施形態は全機能の有効化を目的とした専用の全機能有効化ボタン2110を装備しフラグを「true」としていたのに対して、第3実施形態では、以下のように制御する。
すでに、ROM1120から機能のプログラムをロード済みの後で、操作ユニット180に配置される通常の機能選択スイッチS1〜S4の指示状態を記憶するフラグがfalseの場合に、以下の処理を行う。つまり、未ロードのプログラムに対応する機能選択スイッチが押下さえた場合に、未ロードのプログラムを全てHDD1130からRAM1110へロードする処理である。
図18は、図17に示した操作ユニット180に表示される操作画面の一例を示す図である。本表示画面は、全機能を有効化する際の操作ユニット180の表示画面例である。
図18において、S1〜S4は機能選択スイッチで、操作ユニット180の液晶表示部に表示される。
なお、本実施形態では、コピー機能がROM1120からRAM1110に電源投入時にロードされた状態で、該コピー機能以外の、例えばスキャン機能を実行させるために、ユーザが機能選択スイッチS3を押下した状態に対応する。
これにより、操作ユニット18には、「コピー可能、全機能有効か中…、スキャン機能はしばらくお待ちください」等のメッセージ1801を表示される。
本実施形態では、コピー機能が優先利用可能になった状態において、ユーザは直接利用したい機能の機能選択スイッチ、例えばスキャン機能を利用する場合を示している。
ここで、ユーザが優先機能以外の機能選択スイッチをユーザが押下すると、操作ユニット180の表示部に全機能有効化中との旨のメッセージ1801が表示される。これに並行して、CPU1100は、HDD1130への通電処理を実行し、優先機能以外の機能のプログラムをHDD1130からRAM1110にロードする。
以下、ロード処理の詳細について図19に示すフローチャートを参照して説明する。
<機能を段階的に利用可能にする処理フロー>
図19は、本実施形態を示すデータ処理装置における第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、コントローラユニット100のCPU1100で処理されるものである。具体的には、ユーザがデジタル複合機10の電源ONにすると、機能ロード管理テーブル1600の状態に応じてROM1120から特定機能のプログラムをロード・有効化する。その後、機能選択スイッチS1〜S4のうち、特定機能以外の機能に対応する機能選択スイッチが押下されたタイミングを捉えて、HDD1130に初めて通電し、未ロード状態のプログラムをHDD1130からRAM1110に全てロードする。これにより、デジタル複合機10の全ての機能を利用可能にする。以上、2段階で機能を利用可能にする処理を示す。
なお、S1901〜S1913は各ステップを示す。S1902以降の各ステップは、CPU1100がRAM1110にロードする制御プログラムを実行することで実現される。
まず、ステップS1901で、ユーザは操作ユニット180の電源ONスイッチ2101を押下し、デジタル複合機10の電源をONにして、ステップS1902に進む。本ステップにおいて、初期状態としてHDD通電フラグ1901はfalseであり、そのためHDD通電スイッチ1902はOFF状態でありHDD1130には電力は供給されていない。
次に、ステップS1902で、CPU1100がROM1120に格納されたOS3000をRAM1110にロードし、ステップS1903に進む。
そして、ステップS1903で、機能ロード管理テーブル1600のロード済みフラグを全て「false」にセットし、ステップS1904に進む。
次に、ステップS1904で、CPU1100がROMロード指示フラグ1610を「true」にセットし、ステップS1905に進む。ステップS1905は、CPU1100がROM1120に格納された優先機能のプログラムをRAM1110にロードするサブルーチン処理を行い、ステップS1906に進む。本ステップのサブルーチンの処理は第1実施形態と同じである。
次に、ステップS1906で、CPU1100がRAM1110にロード済みのプログラムを実行し、ステップS1907に進む。
本ステップS1906を実行することで、機能ロード管理テーブル1600で指定された特定機能が利用可能になる。
次に、ステップS1907で、CPU1100が全機能有効化フラグ1660が「true」であるかどうかを判断する。ここで、CPU1100が全機能有効化フラグ1660が「true」であると判断した場合は、ステップS1908に進み、「true」でないと判断した場合は、本処理を繰り返す。即ち全機能有効化フラグ1660が「true」になるまで、CPU1100が繰り返しフラグの状態をポーリングする。
このような状態において、図18に示したとおり、ユーザが操作ユニット180において、機能利用操作部2000の機能選択スイッチS2〜S4中の機能選択スイッチS3を押下する。これにより、CPU1100が全機能有効化フラグ1660を「true」とするので、ステップS1907の判断がYESなり、ステップS1908へ進む。
そして、ステップS1908で、CPU1100が機能ロード管理テーブル1600の状態を参照し、ステップS1906で選択された機能に対するロード済みフラグが「true」かどうかを判断する。ここで、コピー機能のプログラムがROM1120からRAM1110にロード済みであれば、コピー機能のプログラムはRAM1110にロードされている。このため、新たなプログラムをRAM1110にロードする必要が無いので、ステップS1909に進み、それ以外の場合はステップS1910に進む。
そして、ステップS1909で、CPU1100が全機能有効化フラグ1660を「false」にクリアし、ステップS1907の処理に戻る。
即ち、ユーザが操作ユニット180において、再度機能利用操作部2000の機能選択スイッチを押下するのに備える。
一方、ステップS1910では、CPU1100がHDD通電フラグ1901を「true」にし、HDD通電スイッチ1902をONにする。これにより、HDD1130に図示しない電力ユニットより電力が供給される。そして、ステップS1911へ進む。
次に、ステップS1911で、CPU1100がROMロード指示フラグ1610をfalseにクリアし、ステップS1912に進む。
そして、ステップS1912は、CPU1100がHDD1130に格納されたプログラムのうちRAM1110に未ロードのプログラムをRAM1110にロードするサブルーチン処理を行い、ステップS1913に進む。なお、ステップS1912のサブルーチン処理は、第1実施形態と同じである。
次に、ステップS1913で、CPU1100がRAM1110にロードされた全機能のプログラムを利用可能にして(機能ロード管理テーブル1600の機能ロード済みフラグ1604を全て「true」に設定)を、本処理を終了する。
〔第4実施形態〕
なお、上記実施形態では、機能選択スイッチS2〜S4のいずれかが押下されたことを検知するタイミングで、未ロードの各機能のプログラムを全てHDD1130からRAM1110にロードする場合について説明した。
しかしながら、ユーザの作業環境に応じて、RAM1110の空き領域は動的に変動する。このため、特定機能として先行してRAM1110にロードされているプログラムおよびサーク使用量を考慮して、ユーザ選択された他の機能のみをRAM1110にロードするように制御してもよい。
〔第5実施形態〕
以下、図20に示すメモリマップを参照して本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図20は、本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図6、図7、図10、図16、図19に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置を適用可能なデジタル複合機を中心とする画像処理システムの構成を示す図である。 図1に示したデジタル複合機の構成及びコントローラユニットの構成を示すブロック図である。 図2に示したコントローラユニット内のメモリ構成を説明する図である。 図2に示した機能ロード管理テーブルの構成を説明する図である。 図1に示した操作ユニットの外観の一例を示す図である。 本実施形態を示すデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示すデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したRAMに対するプログラムのロード状態を説明する図である。 図1に示した操作ユニットの機能利用操作部に表示される優先機能変更表示例を示す図である。 本実施形態を示すデータ処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したROMに格納されるプログラムの更新の様子を示す図である。 図2に示した機能ロード管理テーブルの更新状態を示す図である。 本発明の第2実施形態を示すデータ処理装置の構成を説明するブロック図である。 図13に示した操作ユニットの機能利用操作部に表示される操作画面の一例を示す図である。 図13に示した操作ユニットの機能利用操作部に表示される操作画面の一例を示す図である。 本実施形態を示すデータ処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図である。 図17に示した操作ユニットに表示される操作画面の一例を示す図である。 本実施形態を示すデータ処理装置における第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
100 コントローラユニット
180 操作ユニット
1100 CPU
1110 RAM
1120 ROM
1130 HDD
1600 機能ロード管理テーブル
1610 ROMロード指示フラグ
1650 優先機能格納情報保持部

Claims (8)

  1. 第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、第2のプログラムを記憶する第2の記憶手段と、前記第1のプログラム及び前記第2のプログラムをロード可能な第3の記憶手段とを有する画像処理装置であって、
    前記画像処理装置が起動する際に、前記第2の記憶手段に電力を供給せず、前記第1のプログラムを前記第1の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第1の制御手段と、
    前記第3の記憶手段にロードされた前記第1のプログラムを用いて画像処理を実行する画像処理手段と、
    前記画像処理手段が前記画像処理を実行している際に、前記画像処理で使用する画像データを前記第3の記憶手段に記憶できなくなった場合に、前記第2の記憶手段に電力を供給して、前記画像処理で使用する画像データを前記第2の記憶手段に記憶するとともに、前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第2の制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の記憶手段に記憶されるプログラムを前第1プログラムから他のプログラムに変更する変更手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2のプログラムを使用することになった際に、前記第2の記憶手段に電力を供給して、前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第3の制御手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の記憶手段は、更に、前記画像処理装置の制御プログラムを記憶し、
    前記第1の制御手段は、前記画像処理装置が起動する際に、前記制御プログラムを前記第1の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードしてから、前記第1のプログラムを前記第1の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1のプログラム及び前記第2のプログラムは、前記画像処理装置の制御プログラムに基づいて各種機能を実行するための機能プログラムであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置
  6. 前記第1の記憶手段は、ROMであり、
    前記第2の記憶手段は、HDDであり、
    前記第3の記憶手段は、RAMであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、第2のプログラムを記憶する第2の記憶手段と、前記第1のプログラム及び前記第2のプログラムをロード可能な第3の記憶手段とを有する画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置が起動する際に、前記第2の記憶手段に電力を供給せず、前記第1のプログラムを前記第1の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第1の制御工程と、
    前記第3の記憶手段にロードされた前記第1のプログラムを用いて画像処理を実行する画像処理工程と、
    前記画像処理工程が前記画像処理を実行している際に、前記画像処理で使用する画像データを前記第3の記憶手段に記憶できなくなった場合に、前記第2の記憶手段に電力を供給して、前記画像処理で使用する画像データを前記第2の記憶手段に記憶するとともに、前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第2の制御工程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 第1のプログラムを記憶する第1の記憶手段と、第2のプログラムを記憶する第2の記憶手段と、前記第1のプログラム及び前記第2のプログラムをロード可能な第3の記憶手段とを有する画像処理装置を制御するコンピュータを、
    前記画像処理装置が起動する際に、前記第2の記憶手段に電力を供給せず、前記第1のプログラムを前記第1の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第1の制御手段と、
    前記第3の記憶手段にロードされた前記第1のプログラムを用いて画像処理を実行する画像処理手段と、
    前記画像処理手段が前記画像処理を実行している際に、前記画像処理で使用する画像データを前記第3の記憶手段に記憶できなくなった場合に、前記第2の記憶手段に電力を供給して、前記画像処理で使用する画像データを前記第2の記憶手段に記憶するとともに、前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段から前記第3の記憶手段にロードする第2の制御手段として機能させるためのプログラム。
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