JP4239987B2 - ネットワークシステム、デバイス、およびプログラム - Google Patents
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Description
まず、請求項1に記載のネットワークシステムは、複数のデバイスがネットワークに接続され、前記デバイスには、システム内における順位が付与されて、前記順位が最上位となるデバイスがマスターデバイスとして機能するとともに、前記順位が最上位となるデバイス以外のデバイスが一般デバイスとして機能しており、前記デバイスは、自身より順位がひとつだけ高い上位デバイスとの通信を行うために必要となる上位デバイス通信用情報を記憶する上位デバイス通信用情報記憶手段と、前記一般デバイスとして機能した際、前記上位デバイス通信用情報記憶手段に記憶された上位デバイス通信用情報に基づいて、前記上位デバイスとの通信を行うことにより、前記上位デバイスがシステム内に存在することを確認する上位デバイス確認手段と、前記上位デバイスがシステム内に存在することを、前記上位デバイス確認手段によって確認できない場合に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを確認するマスターデバイス確認手段と、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを、前記マスターデバイス確認手段によって確認できない場合に、自身の順位を判定する順位判定手段と、前記順位判定手段によって、自身の順位が最上位であると判定した場合に、自身を前記マスターデバイスとして機能させる制御を行う第1の制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、上記ネットワークシステムでは、各デバイスが、自身よりひとつ順位の高いデバイスを指定した通信を行うことで、上位デバイスの存在を確認し、その結果、自身よりひとつだけ順位の高いデバイスの存在が確認できない場合にのみ、マスターデバイスの存在を確認する。
したがって、他のデバイスの存在を確認するために、ネットワーク上の全デバイスを対象にした同報通信を実施するシステムなどに比べ、マスターデバイスや他の一般デバイスにかかる通信負荷を軽減することができる。また、自身よりひとつ順位の高いデバイスを指定した通信を行った上で、そのようなデバイスの存在が確認できない場合にのみ、マスターデバイスの存在を確認するので、全ての一般デバイスが常にマスターデバイスの存在を確認するようなシステムに比べ、マスターデバイスにかかる負荷が少なくて済む。
次に、以上説明した請求項1に記載のネットワークシステムにおいて採用すると望ましい構成について説明する。
このようなネットワークシステムであれば、デバイスの記憶容量が反映された順位がデバイスに付与されるので、他の条件が同じ場合、記憶容量の大きいデバイスほど順位が高くなり、マスターデバイスになりやすくなる。したがって、マスターデバイスが、各種情報を保存して他のデバイスに提供する機能を有する場合に好適である。
まず、請求項22に記載の通り、請求項21に記載のネットワークシステムにおいて、前記順位決定手段は、所定の期間が経過する毎に、システム内のデバイスから前記特性情報を取得して、前記順位を決定する処理を繰り返す手段であると望ましい。
このようなネットワークシステムであれば、デバイスの記憶容量が反映された順位がデバイスに付与されるので、他の条件が同じ場合、記憶容量の大きいデバイスほど順位が高くなり、マスターデバイスになりやすくなる。したがって、マスターデバイスが、各種情報を保存して他のデバイスに提供する機能を有する場合に好適である。
まず、請求項32に記載の通り、請求項31に記載のネットワークシステムにおいて、前記順位決定手段は、所定の期間が経過する毎に、システム内のデバイスから前記特性情報を取得して、前記順位を決定する処理を繰り返す手段であると望ましい。
このようなネットワークシステムであれば、デバイスの記憶容量が反映された順位がデバイスに付与されるので、他の条件が同じ場合、記憶容量の大きいデバイスほど順位が高くなり、マスターデバイスになりやすくなる。したがって、マスターデバイスが、各種情報を保存して他のデバイスに提供する機能を有する場合に好適である。
請求項41に記載のデバイスは、複数のデバイスがネットワークに接続され、前記デバイスには、システム内における順位が付与されて、前記順位が最上位となるデバイスがマスターデバイスとして機能するとともに、前記順位が最上位となるデバイス以外のデバイスが一般デバイスとして機能するネットワークシステムにおいて、前記ネットワークシステムを構成するノードとして用いられるデバイスであって、自身より順位がひとつだけ高い上位デバイスとの通信を行うために必要となる上位デバイス通信用情報を記憶する上位デバイス通信用情報記憶手段と、前記一般デバイスとして機能した際、前記上位デバイス通信用情報記憶手段に記憶された上位デバイス通信用情報に基づいて、前記上位デバイスとの通信を行うことにより、前記上位デバイスがシステム内に存在することを確認する上位デバイス確認手段と、前記上位デバイスがシステム内に存在することを、前記上位デバイス確認手段によって確認できない場合に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを確認するマスターデバイス確認手段と、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを、前記マスターデバイス確認手段によって確認できない場合に、自身の順位を判定する順位判定手段と、前記順位判定手段によって、自身の順位が最上位であると判定した場合に、自身を前記マスターデバイスとして機能させる制御を行う第1の制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項42に記載のプログラムは、複数のデバイスがネットワークに接続され、前記デバイスには、システム内における順位が付与されて、前記順位が最上位となるデバイスがマスターデバイスとして機能するとともに、前記順位が最上位となるデバイス以外のデバイスが一般デバイスとして機能するネットワークシステムにおいて、前記ネットワークシステムを構成するノードとして用いられるデバイスに、前記一般デバイスとして機能した際、「自身より順位がひとつだけ高い上位デバイスとの通信を行うために必要となる上位デバイス通信用情報を記憶する上位デバイス通信用情報記憶手段」に記憶された上位デバイス通信用情報に基づいて、前記上位デバイスとの通信を行うことにより、前記上位デバイスがシステム内に存在することを確認する上位デバイス確認手順と、前記上位デバイスがシステム内に存在することを、前記上位デバイス確認手順において確認できない場合に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを確認するマスターデバイス確認手順と、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを、前記マスターデバイス確認手順において確認できない場合に、自身の順位を判定する順位判定手順と、前記順位判定手順において、自身の順位が最上位であると判定した場合に、自身を前記マスターデバイスとして機能させる制御を行う第1の制御手順とを実行させることを特徴とする。
[システム全体の構成]
図1は、本発明の一実施形態として例示するネットワークシステムの概略構成図である。
[システムの動作および機能の概要]
以上のように構成されたネットワークシステムにおいて、ネットワーク上のデバイス(本実施形態では、画像処理装置3,3,5,5)は、それぞれが後述する処理を実行することにより、いずれか1台がマスターデバイスとして機能し、マスターデバイス以外のデバイスが一般デバイスとして機能する。どのデバイスがマスターデバイスとして機能するかは、後述する処理の中で決定されるが、概略を説明すると、本システムにおいては、各デバイスにシステム内における順位が付与され、この順位が高いデバイスほど優先的にマスターデバイスとして機能する状態に移行する仕組みとなっている。以下、この順位のことを優先度ともいう。
以下、このようなネットワークシステムを実現するためにネットワーク上の各デバイス(本実施形態では、画像処理装置3,3,5,5)が実行する処理について説明する。なお、以下の説明においては、特に必要がない限り、画像処理装置3と画像処理装置5とを特に区別することなくデバイスと称する。
デバイスの電源がONにされると、デバイスは、まず、ブロードキャストにてマスター適性値を送信する(S105)。マスター適性値は、先に説明したデバイスの優先度を決定するために利用される値で、本実施形態では、(不揮発性RAM容量)×(連続運転性指標:FAX機能があるデバイスは2、FAX機能が無いデバイスは1)という演算によって求まる値が、マスター適性値として送信される。すなわち、不揮発性RAM容量が大きいほどマスター適性値は大きい値となり、また、FAX機能があるデバイスはマスター適性値が大きい値となる。後述する処理では、このマスター適性値が大きいほど優先度が高いと判断され、その結果、最もマスター適性値の大きいデバイスがマスターデバイスとして機能する状態になる。このようにして優先度を決めるのは、不揮発性RAM容量が大きいほど、バックアップデータを保存する能力が高いので、マスターデバイスとして適していると考えられ、また、FAX機能があるデバイスは電源を落とさない可能性が高く、ネットワーク内で常時アドレス帳データの提供を行ったりデバイスの増減を監視したりすることができる可能性が高いので、マスターデバイスとして適していると考えられるためである。
この処理を開始すると、デバイスは、ブロードキャストで、全デバイスにマスター適性値を返信するように指示し(S305)、所定時間(例えば、5秒間)ウエイトして(S310)、その間に他のデバイスからの返信を受信する。そして、受信したマスター適性値パケットおよび自身のマスター適性値に基づいて、先に説明した管理情報(図5参照)を作成し(S315)、その管理情報を参照して自分のマスター適性値が一番高いか否かを判断する(S320)。なお、S305の処理によるブロードキャストに対する応答がなかった場合、管理情報には自身しか登録されていないので、当然、自身のマスター適性値が一番高いと判断される。
ここで、S405の処理による判断の結果、マスターに変更するとの判断がなされた場合(S405:YES)、引き続いて、管理情報作成中か否かを判断し(S410)、既に管理情報作成中であれば(S410:YES)、この処理を開始する以前に、既にデバイス自身がマスターとして機能すべきことを認識していたことになるので、そのままイベントハンドラの処理を終了する。また、管理情報作成中でなかった場合は(S410:NO)、その時点でデバイス自身がマスターとして機能すべきことを認識するので、その時点で既にマスターデバイスとして機能しているデバイスから、アドレス帳データのマスターデータを取得する(S415)。
次に、各デバイスが概ね一定期間が経過する毎に周期的に繰り返す処理(周期ハンドラ)について、図9に基づいて説明する。
一方、タイムアウトとなった場合は(S655:YES)、ネットワーク上に返事を返すべきマスターデバイスが存在しないことを意味するので、デバイスは、自身がマスターデバイスとして機能すべきと認識し、管理情報の作成を実行して(S660)、この処理を終える。なお、S660の処理は、既に説明したS305〜S365の処理に相当するので、ここでの詳細な説明は省略する。なお、この場合、元のマスターデバイスからマスターデータを取得することができないので、デバイス自身が取得していたマスターデータのコピーデータ、あるいは、他のデバイスが取得していたマスターデータのコピーデータを基に、マスターデータを作成し直すことになる。
次に、利用者がアドレス帳を更新する操作を行った際に実行される処理について、図12に基づいて説明する。利用者は、マスターデバイスまたは一般デバイスの操作キー305,505を操作して、更新したいデータを入力することができ、その入力内容が確定すると、デバイスは、図12に示す処理を開始する。
アドレス帳更新処理を開始すると、デバイス(=マスターデバイス)は、まず、自機マスターデータをバックアップにコピーする(S1205)。ここでいうバックアップは、更新前のマスターデータ(=アドレス帳データ)のコピーであり、本実施形態では、不揮発性RAM304,504に保存される。
続いて、デバイスは、管理下デバイスにマスターデータ更新指示を送信する(S1215)。
この繰り返し処理の中では、まず、優先順位nのデバイスにバックアップ命令を送信する(S1515)。
そして、以上説明したS1515〜S1530の処理をN回繰り返したら、この処理を終了する。
次に、ネットワークに参加しているデバイスがネットワークとの接続を断つ場合(例えば電源スイッチをOFFにする場合)に実行される処理について、図19に基づいて説明する。
この繰り返し処理の中では、まず、優先順位nのデバイスにバックアップ命令を送信する(S2120)。このバックアップ命令を受信したデバイスでは、その受信イベントに対応するイベントハンドラとして、図17に示すバックアップ命令受信時処理が実行されるが、このバックアップ命令受信時処理については既に説明したので、ここでの説明は省略する。
そして、以上説明したS2120〜S2135の処理をN回繰り返したら、この処理を終了する。
次に、先に説明したバックアップデータを利用して、更新されたアドレス帳データを更新前の状態に戻す際に、PC1において実行される処理について、図22に基づいて説明する。この処理は、PC1において利用者が所定の操作(例えば、プログラム起動用のアイコンやメニュー項目をポインティングデバイスを使ってクリックする操作など)を行うと実行される。
次に、以上説明した各処理により、ネットワークシステムがどのような挙動を示すのかについて、いくつかの具体的な事例を挙げて説明する。なお、以下に説明する各具体例においては、説明が煩雑になるのを避けるため、本発明でいうデバイスに相当する機器をデバイス1,2,3,4と称するが、これらデバイス1,2,3,4は、上述した実施形態における画像処理装置3,3,5,5に相当する機器である。
図25は、1台のデバイス1がネットワークシステムに接続されてマスターデバイスとして機能し、その後、もう1台のデバイス2がネットワークシステムに接続された場合に、どのように優先度が決まり、どのようにマスターデータが提供されるのかを示したタイミングチャートである。
次に、具体例2について説明する。
図26も、1台のデバイス1がネットワークシステムに接続されてマスターデバイスとして機能し、その後、もう1台のデバイス2がネットワークシステムに接続された場合に、どのように優先度が決まり、どのようにマスターデータが提供されるのかを示したタイミングチャートである。
[ネットワークシステムの挙動についての具体例3]
次に、具体例3について説明する。
なお、この具体例3では、デバイス1は、不揮発性RAM容量32、連続運転性指標:1(FAX機能無し)なので、マスター適性値は32であり、デバイス2は、不揮発性RAM容量128、連続運転性指標:2(FAX機能あり)なので、マスター適性値は256であり、デバイス3は、不揮発性RAM容量64、連続運転性指標:2(FAX機能あり)なので、マスター適性値は128である。
[ネットワークシステムの挙動についての具体例4]
次に、具体例4について説明する。
なお、この具体例4では、デバイス1は、不揮発性RAM容量32、連続運転性指標:1(FAX機能無し)なので、マスター適性値は32であり、デバイス2は、不揮発性RAM容量64、連続運転性指標:2(FAX機能あり)なので、マスター適性値は128であり、デバイス3は、不揮発性RAM容量128、連続運転性指標:2(FAX機能あり)なので、マスター適性値は256である。
次に、具体例5について説明する。
図29は、3台のデバイス1,2,3がネットワーク上で稼働している状況下で、マスターデバイス2が突然電源を落とされた場合のタイミングチャートである。
次に、具体例6について説明する。
図30は、4台のデバイス1,2,3,4がネットワーク上で稼働している状況下で、優先度2,3のデバイス2,3が突然電源を落とされた場合のタイミングチャートである。
全てのデバイス1,2,3,4が稼働している場合、優先度が最も高い一般デバイス1は、全ての一般デバイス2,3,4を通信対象にして定期的にポーリングすることで、デバイス1からデバイス2,3,4へ順次「正常に動作していますか?」との問い合わせを行い、デバイス2,3,4からデバイス1へはそれぞれ「問題ありません。」との返事が返されたことをもって、一般デバイスの存在を監視している。
[ネットワークシステムの挙動についての具体例7]
次に、具体例7について説明する。
デバイス3においてアドレス帳データの変更が行われると、デバイス3からマスターデバイス1へデータ更新要求が送信される。これを受けて、マスターデバイス1では、アドレス帳データの更新が行われるが、マスターは容量の許す限り、自機にバックアップを持つようになっており、図示した例では、最大3つのバックアップデータファイルを自機内に保存することができる。そこで、マスターデバイス1は、最も古いバックアップ3を削除し、元のバックアップ2を新バックアップ3、元のバックアップ1を新バックアップ1、元のマスターデータを新バックアップ1とし、更新後のマスターデータを新マスターとする。
[ネットワークシステムの挙動についての具体例8]
次に、具体例8について説明する。
デバイス2においてシャットダウン要求があると、デバイス2からデバイス1へ「シャットダウンします。」との通知が送信される。これを受けたマスターデバイス1では、「2ndがいなくなるから4thに3rdのバックアップをコピーしなければ。」と認識し、デバイス1は、最下位のデバイスからシャットダウン要求のあったデバイスより1つ順位の低いデバイスまで、この順序で1台ずつ指令を送信し、「優先度が自身より1つ高いデバイスが持っているバックアップを、自機にコピーすること」を指令する。この指令を順に受けるデバイス3,4は、まず最下位のデバイス4が1つ上のデバイス3から元のバックアップ3を受け取り、それを新バックアップ4として自機内で元のバックアップ4に上書きに保存し、バックアップ完了をデバイス1に通知する。次に、デバイス3が1つ上のデバイス2から元のバックアップ2を受け取り、それを新バックアップ3として自機内で元のバックアップ3に上書き保存し、バックアップ完了をデバイス1に通知する。
次に、具体例9について説明する。
図33は、4台のデバイス1,2,3,4がネットワーク上で稼働している状況下で、マスターデータをバックアップ3相当の内容に戻す旨の操作がなされた場合のタイミングチャートである。
PCでの操作により、PCからデバイス1に対し、マスターデータをバックアップ3相当の内容に戻す旨の指令が送信されると、マスターデバイス1は、自機内にバックアップ3が保存されていないため、バックアップ3を持っているデバイス3にデータ要求を通知する。この要求に応じて、デバイス3からマスターデバイス1へバックアップ3が送信される。
[ネットワークシステムの挙動についての具体例10]
次に、具体例10について説明する。
マスターデバイス1が稼働を停止すると、優先度が1つ下のデバイス2は、マスター不在を検知し、マスターに昇格する。このとき、デバイス2は、マスターデータとバックアップ2を自機内に持っているので、バックアップ2を新バックアップ1とする。そして、デバイス2は、自身より下位のデバイス3,4が持っているバックアップ3,4についても提供を求め、それに応じてデバイス3,4からバックアップ3,4が送信されてきたら、それぞれバックアップ3を新バックアップ2、バックアップ4を新バックアップ3として自機内に保存する。
次に、具体例11について説明する。
図35は、4台のデバイス1,2,3,4がネットワーク上で稼働している状況下で、一般デバイス3が稼働を停止した場合に、バックアップデータがどのようにやり取りされるかを示したタイミングチャートである。
デバイス3が稼働を停止すると、マスターデバイス1は、デバイス3が不在であることを検知する。このとき、マスターデバイス1は、デバイス3が持っていたバックアップ3を自機内に持っており、このバックアップ3は、デバイス4が持っているバックアップ4よりも新しいバックアップなので、デバイス4に対し、デバイス1から渡すバックアップ3で、デバイス4が持っているバックアップ4を上書きするように指令する。
このような処理を行うことにより、一般デバイスに分散して記憶させてあるバックアップを、より最新のバックアップが保存されるように管理することができる。
以上説明した本発明の実施形態において、画像処理装置3,3,5,5、デバイス1,2,3,4は、いずれも本発明でいうデバイスに相当する機器である。また、LAN7が、本発明でいうネットワークに相当する。
具体的には、上記S105の処理が本発明でいう特性情報提供手段によって実行される処理、上記S127の処理が本発明でいう共用データ作成手段によって実行される処理、上記S220の処理が本発明でいうマスター交代通知手段によって実行される処理に、それぞれ該当する。
[変形例等]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
(a)NV−RAM容量(単位:Kbyte):これは、不揮発性メモリ搭載量は高いほどバックアップに適しているからである。
(b)HDD容量(単位:Kbyte):これも容量が大きいほどバックアップに適しているからである。
(c)連続運転性指標(単位:Fax機能あり=1、Fax機能なし=2):これは、電源OFFの可能性が低いほどマスターとして適しているからである。
(d)CPU クロック数(単位:MHz):これは、処理速度が速いほどマスターとして適しているからである。
(e)RAM容量(単位:Mbyte):これは、各種演算の処理速度が速いほどマスターとして適しているからである。
(f)ネットワークI/Fの速度(単位:bps):これは、デバイス間で大量のデータをやり取りするに当たり、ネットワークI/Fの速度がボトルネックになる可能性もあるからである。
(g)製品出荷日(単位:年):これは、同機能・同価格帯の製品であれば、新しい製品の方が一般的に性能が良いからである。
Claims (42)
- 複数のデバイスがネットワークに接続され、前記デバイスには、システム内における順位が付与されて、前記順位が最上位となるデバイスがマスターデバイスとして機能するとともに、前記順位が最上位となるデバイス以外のデバイスが一般デバイスとして機能しており、
前記デバイスは、
自身より順位がひとつだけ高い上位デバイスとの通信を行うために必要となる上位デバイス通信用情報を記憶する上位デバイス通信用情報記憶手段と、
前記一般デバイスとして機能した際、前記上位デバイス通信用情報記憶手段に記憶された上位デバイス通信用情報に基づいて、前記上位デバイスとの通信を行うことにより、前記上位デバイスがシステム内に存在することを確認する上位デバイス確認手段と、
前記上位デバイスがシステム内に存在することを、前記上位デバイス確認手段によって確認できない場合に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを確認するマスターデバイス確認手段と、
前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを、前記マスターデバイス確認手段によって確認できない場合に、自身の順位を判定する順位判定手段と、
前記順位判定手段によって、自身の順位が最上位であると判定した場合に、自身を前記マスターデバイスとして機能させる制御を行う第1の制御手段と
を備えたことを特徴とするネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能するデバイスとの通信を行うために必要となるマスターデバイス通信用情報を記憶するマスターデバイス通信用情報記憶手段を備えており、
前記マスターデバイス確認手段は、前記マスターデバイス通信用情報記憶手段に記憶されたマスターデバイス通信用情報に基づいて、前記マスターデバイスとして機能するデバイスとの通信を行うことにより、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを確認する手段である
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、前記一般デバイスとして機能するデバイスに前記マスターデバイス通信用情報を提供するマスターデバイス通信用情報提供手段
を備えたことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、前記一般デバイスとして機能するデバイスに前記上位デバイス通信用情報を提供する上位デバイス通信用情報提供手段
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、
前記第1の制御手段によって、前記一般デバイスとして機能する状態から前記マスターデバイスとして機能する状態へ移行する制御がなされた場合に、前記共用データを作成する共用データ作成手段
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記一般デバイスとして機能した際、前記マスターデバイスとして機能するデバイスから取得した共用データを記憶する共用データ記憶手段を備えており、
前記共用データ作成手段は、前記共用データ記憶手段に記憶された前記共用データに基づいて、前記共用データを作成する手段である
ことを特徴とする請求項5に記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、システム内のデバイスの特性を示す特性情報に基づいて、システム内における各デバイスの順位を決定する順位決定手段と、
前記順位決定手段によって順位を決定したデバイスの中に、自身より順位の高いデバイスが存在する場合に、そのデバイスにマスターデバイスとして機能すべきことを通知するマスター交代通知手段と、
前記一般デバイスとして機能した際、前記マスターデバイスとして機能するデバイスから、マスターデバイスとして機能すべきことが通知されたら、自身を前記マスターデバイスとして機能させる制御を行う第2の制御手段と
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記順位決定手段は、所定の期間が経過する毎に、システム内のデバイスから前記特性情報を取得して、前記順位を決定する処理を繰り返す手段である
ことを特徴とする請求項7に記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、システム内のデバイスから前記特性情報を取得する特性情報取得手段と、
前記一般デバイスとして機能した際、前記マスターデバイスとして機能するデバイスへ前記特性情報を提供する特性情報提供手段と
を備えたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報提供手段は、前記デバイスが新たにネットワークに参加して、前記一般デバイスとして機能した際に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスへ前記特性情報を提供する手段であり、
前記順位決定手段は、前記マスターデバイスとして機能した際、前記特性情報取得手段によって、システム内のデバイスから前記特性情報を取得したら、取得した前記特性情報に基づいて、システム内における各デバイスの順位を決定する手段である
ことを特徴とする請求項9に記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、
前記順位決定手段によって順位を決定したデバイスの中に、自身より順位の高いデバイスが存在する場合に、そのデバイスに前記共用データを転送する共用データ転送手段
を備えたことを特徴とする請求項7〜請求項10のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、システム内のデバイスの特性を示す特性情報に基づいて、システム内における各デバイスの順位を決定する順位決定手段と、
前記順位決定手段によって前記順位を決定した場合に、前記順位を各デバイスに通知する順位通知手段と、
前記マスターデバイスとして機能している状態で、自身以外のデバイスから前記順位の通知を受けた場合に、自身を前記一般デバイスとして機能させる制御を行う第3の制御手段と
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記順位決定手段は、所定の期間が経過する毎に、システム内のデバイスから前記特性情報を取得して、前記順位を決定する処理を繰り返す手段である
ことを特徴とする請求項12に記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、システム内のデバイスから前記特性情報を取得する特性情報取得手段と、
前記一般デバイスとして機能した際、前記マスターデバイスとして機能するデバイスへ前記特性情報を提供する特性情報提供手段と
を備えたことを特徴とする請求項12または請求項13に記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報提供手段は、前記デバイスが新たにネットワークに参加して、前記一般デバイスとして機能した際に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスへ前記特性情報を提供する手段であり、
前記順位決定手段は、前記マスターデバイスとして機能した際、前記特性情報取得手段によって、システム内のデバイスから前記特性情報を取得したら、取得した前記特性情報に基づいて、システム内における各デバイスの順位を決定する手段である
ことを特徴とする請求項14に記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、
前記順位決定手段によって順位を決定したデバイスの中に、自身より順位の高いデバイスが存在する場合に、そのデバイスに前記共用データを転送する共用データ転送手段
を備えたことを特徴とする請求項12〜請求項15のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの記憶容量を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項7〜請求項16のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの処理性能を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項7〜請求項17のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの連続運転性を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項7〜請求項18のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、アドレスデータの示す送信先へデータを送信する機能を備えた通信機器であり、
前記共用データは、前記アドレスデータを含んでなるアドレス帳データである
ことを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、システム内のデバイスの特性を示す特性情報に基づいて、システム内における各デバイスの順位を決定する順位決定手段と、
前記順位決定手段によって順位を決定したデバイスの中に、自身より順位の高いデバイスが存在する場合に、そのデバイスにマスターデバイスとして機能すべきことを通知するマスター交代通知手段と、
前記一般デバイスとして機能した際、前記マスターデバイスとして機能するデバイスから、マスターデバイスとして機能すべきことが通知されたら、自身を前記マスターデバイスとして機能させる制御を行う第2の制御手段と
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項20のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記順位決定手段は、所定の期間が経過する毎に、システム内のデバイスから前記特性情報を取得して、前記順位を決定する処理を繰り返す手段である
ことを特徴とする請求項21に記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、システム内のデバイスから前記特性情報を取得する特性情報取得手段と、
前記一般デバイスとして機能した際、前記マスターデバイスとして機能するデバイスへ前記特性情報を提供する特性情報提供手段と
を備えたことを特徴とする請求項21または請求項22に記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報提供手段は、前記デバイスが新たにネットワークに参加して、前記一般デバイスとして機能した際に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスへ前記特性情報を提供する手段であり、
前記順位決定手段は、前記マスターデバイスとして機能した際、前記特性情報取得手段によって、システム内のデバイスから前記特性情報を取得したら、取得した前記特性情報に基づいて、システム内における各デバイスの順位を決定する手段である
ことを特徴とする請求項23に記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、
前記順位決定手段によって順位を決定したデバイスの中に、自身より順位の高いデバイスが存在する場合に、そのデバイスに前記共用データを転送する共用データ転送手段
を備えたことを特徴とする請求項21〜請求項24のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、
前記一般デバイスとして機能する状態から前記マスターデバイスとして機能する状態へ移行する制御がなされた場合に、その直前まで前記マスターデバイスとして機能していたデバイスから前記共用データを取得する共用データ取得手段
を備えたことを特徴とする請求項21〜請求項25のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの記憶容量を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項21〜請求項26のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの処理性能を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項21〜請求項27のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの連続運転性を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項21〜請求項28のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、アドレスデータの示す送信先へデータを送信する機能を備えた通信機器であり、
前記共用データは、前記アドレスデータを含んでなるアドレス帳データである
ことを特徴とする請求項21〜請求項29のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、システム内のデバイスの特性を示す特性情報に基づいて、システム内における各デバイスの順位を決定する順位決定手段と、
前記順位決定手段によって前記順位を決定した場合に、前記順位を各デバイスに通知する順位通知手段と、
前記マスターデバイスとして機能している状態で、自身以外のデバイスから前記順位の通知を受けた場合に、自身を前記一般デバイスとして機能させる制御を行う第3の制御手段と
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項30のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記順位決定手段は、所定の期間が経過する毎に、システム内のデバイスから前記特性情報を取得して、前記順位を決定する処理を繰り返す手段である
ことを特徴とする請求項31に記載のネットワークシステム。 - 前記デバイスは、
前記マスターデバイスとして機能した際、システム内のデバイスから前記特性情報を取得する特性情報取得手段と、
前記一般デバイスとして機能した際、前記マスターデバイスとして機能するデバイスへ前記特性情報を提供する特性情報提供手段と
を備えたことを特徴とする請求項31または請求項32に記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報提供手段は、前記デバイスが新たにネットワークに参加して、前記一般デバイスとして機能した際に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスへ前記特性情報を提供する手段であり、
前記順位決定手段は、前記マスターデバイスとして機能した際、前記特性情報取得手段によって、システム内のデバイスから前記特性情報を取得したら、取得した前記特性情報に基づいて、システム内における各デバイスの順位を決定する手段である
ことを特徴とする請求項33に記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、
前記順位決定手段によって順位を決定したデバイスの中に、自身より順位の高いデバイスが存在する場合に、そのデバイスに前記共用データを転送する共用データ転送手段
を備えたことを特徴とする請求項31〜請求項34のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、
前記一般デバイスとして機能する状態から前記マスターデバイスとして機能する状態へ移行する制御がなされた場合に、その直前まで前記マスターデバイスとして機能していたデバイスから前記共用データを取得する共用データ取得手段
を備えたことを特徴とする請求項31〜請求項35のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの記憶容量を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項31〜請求項36のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの処理性能を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項31〜請求項37のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記特性情報は、前記デバイスの連続運転性を反映した情報とされている
ことを特徴とする請求項31〜請求項38のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 前記複数のデバイスで共用される共用データが、前記マスターデバイスから前記一般デバイスへ提供されるように構成されており、
前記デバイスは、アドレスデータの示す送信先へデータを送信する機能を備えた通信機器であり、
前記共用データは、前記アドレスデータを含んでなるアドレス帳データである
ことを特徴とする請求項31〜請求項39のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 複数のデバイスがネットワークに接続され、前記デバイスには、システム内における順位が付与されて、前記順位が最上位となるデバイスがマスターデバイスとして機能するとともに、前記順位が最上位となるデバイス以外のデバイスが一般デバイスとして機能するネットワークシステムにおいて、前記ネットワークシステムを構成するノードとして用いられるデバイスであって、
自身より順位がひとつだけ高い上位デバイスとの通信を行うために必要となる上位デバイス通信用情報を記憶する上位デバイス通信用情報記憶手段と、
前記一般デバイスとして機能した際、前記上位デバイス通信用情報記憶手段に記憶された上位デバイス通信用情報に基づいて、前記上位デバイスとの通信を行うことにより、前記上位デバイスがシステム内に存在することを確認する上位デバイス確認手段と、
前記上位デバイスがシステム内に存在することを、前記上位デバイス確認手段によって確認できない場合に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを確認するマスターデバイス確認手段と、
前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを、前記マスターデバイス確認手段によって確認できない場合に、自身の順位を判定する順位判定手段と、
前記順位判定手段によって、自身の順位が最上位であると判定した場合に、自身を前記マスターデバイスとして機能させる制御を行う第1の制御手段と
を備えたことを特徴とするデバイス。 - 複数のデバイスがネットワークに接続され、前記デバイスには、システム内における順位が付与されて、前記順位が最上位となるデバイスがマスターデバイスとして機能するとともに、前記順位が最上位となるデバイス以外のデバイスが一般デバイスとして機能するネットワークシステムにおいて、前記ネットワークシステムを構成するノードとして用いられるデバイスに、
前記一般デバイスとして機能した際、「自身より順位がひとつだけ高い上位デバイスとの通信を行うために必要となる上位デバイス通信用情報を記憶する上位デバイス通信用情報記憶手段」に記憶された上位デバイス通信用情報に基づいて、前記上位デバイスとの通信を行うことにより、前記上位デバイスがシステム内に存在することを確認する上位デバイス確認手順と、
前記上位デバイスがシステム内に存在することを、前記上位デバイス確認手順において確認できない場合に、前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを確認するマスターデバイス確認手順と、
前記マスターデバイスとして機能するデバイスがシステム内に存在することを、前記マスターデバイス確認手順において確認できない場合に、自身の順位を判定する順位判定手順と、
前記順位判定手順において、自身の順位が最上位であると判定した場合に、自身を前記マスターデバイスとして機能させる制御を行う第1の制御手順と
を実行させることを特徴とするプログラム。
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