JP2002259189A - データ同期機能を有する情報処理装置及びデータ同期方法 - Google Patents

データ同期機能を有する情報処理装置及びデータ同期方法

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JP2002259189A
JP2002259189A JP2001060622A JP2001060622A JP2002259189A JP 2002259189 A JP2002259189 A JP 2002259189A JP 2001060622 A JP2001060622 A JP 2001060622A JP 2001060622 A JP2001060622 A JP 2001060622A JP 2002259189 A JP2002259189 A JP 2002259189A
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Hiroo Sonehara
博夫 曽根原
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A I Soft Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別の装置との間でデータを共有するとき、
簡単な方法でデータの同期をとることができる情報処理
装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 別の装置との間を無線通信回線3で接
続する回線インターフェース11と、所定のコマンドに
よってマスタ又はスレーブに制御される動作モード制御
手段12と、共有データの変更箇所を管理するデータ管
理手段13と、共有データの整合をとるための雛型とな
る同期用データを作成する同期用データ作成手段14
と、作成された同期用データを基に共有データを更新す
るデータ同期手段15とを備えた装置において、マスタ
1がスレーブ2から通知される共有データの変更箇所を
基に同期用データを作成して、スレーブ2がこの同期用
データを基に共有データを更新することによって共有デ
ータの同期をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、別の情報処理装置
との間でデータを共有する情報処理装置における共有デ
ータの整合(以下、「同期」と言う)技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】1人で複数のパソコン(以下、「PC」
と言う)やモバイルツールと呼ばれる情報処理装置を使
用するケースが増加してきた。デスクトップPC、ノー
トPC、パームPC、リストPC、移動電話など、目的
と用途とに応じて使い分けをしている。これらの装置に
はスケジュール表、メモ帳、住所録などのデータが含ま
れており、それぞれぞの装置ではこのようなデータを共
有して使用することが多い。
【0003】共有データを使用するとき問題となるの
は、ある装置でデータを変更した場合に、他の装置に対
してその変更データを反映する作業が煩雑になることで
ある。共有データを保有する装置は互いにデータの同期
をとらないと、装置間でデータに整合性が保たれなくな
り、ときには旧いデータを誤って使用してしまうという
恐れがある。
【0004】複数の装置がデータの同期をとる方法とし
て、ネットワークに各装置を接続して、サーバ上に各装
置が保有するデータを集約して、それぞれの装置がサー
バ上のデータに同期するシステムが考えられる。例え
ば、インターネット上のサーバに共有データを保存して
おく。各装置がサーバに接続して、サーバに保存されて
いるこの共有データを参照、更新する方法である。この
方法の利点は、サーバには必ず最新の共有データが確保
されていることである。しかし、この方法では、各装置
が共有データを参照するときには、その都度サーバに接
続してサーバ上のデータと同期させる必要がある。ま
た、外出先等で共有データが変更したときにも、その変
更データをサーバ上の共有データに必ず反映させる必要
がある。このような動作を幾つもの装置で行うことは却
って面倒であり、余計な作業負担が発生するという問題
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するために創案されたもので、別の情報処
理装置との間でデータを共有するとき、手軽で簡単な方
法によってデータの同期をとることができる情報処理装
置及びそのデータ同期方法を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために提供されるものであり、その請求項1に
係る発明は、別の情報処理装置との間でデータを共有す
る情報処理装置であって、前記別の情報処理装置との間
を無線通信回線で接続する回線インターフェースと、所
定のコマンドによって動作モードをマスタモード又はス
レーブモードに設定する動作モード制御手段と、共有デ
ータの変更箇所を管理するデータ管理手段と、前記別の
情報処理装置との間で共有データの同期をとるための同
期用データを作成する同期用データ作成手段と、作成さ
れた同期用データを基に前記共有データを更新するデー
タ同期手段と、を備えたデータ同期機能を有する情報処
理装置である。
【0007】この装置は、無線通信回線を介して別の装
置との間で共有するデータの同期をとる装置である。こ
の装置は、マスタとスレーブの二つの動作モードを備え
ている。所定のコマンド制御によってマスタとなる装置
が決定される。マスタが決まると、マスタから他の装置
に対して同期制御用のコマンドが送信されて、他の装置
の動作モードがスレーブになる。マスタは、各スレーブ
が保有している共有データの中から変更されているデー
タを集約して、最新の共有データを同期用データとして
作成する。各スレーブは、マスタが作成した同期用デー
タを基にそれぞれが有している共有データを書き換え
る。
【0008】各装置間のデータ伝送は無線通信回線を用
いて行うので、面倒なケーブル接続は不要となる。ノー
トPCやパームPCなどの複数の装置を無線エリアに寄
せ集めると、各装置がそれぞれに保有している共有デー
タが自動的に最新となるように同期処理が行われる。ユ
ーザは、ボタン操作一つの感覚で簡単に共有するデータ
の同期をとることができる。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の情報処理装置において、前記データ管理手段が、
さらに別のネットワークに接続して、そのネットワーク
上に存在する共有データの変更個所を管理する機能を備
え、そのネットワーク上に存在する共有データとも同期
をとることを特徴とする。
【0010】この装置は、さらに別のネットワークに接
続して、そのネットワーク上に存在する共有データとも
同期をとる装置である。この装置は、ネットワーク上に
存在する共有データについても変更箇所を管理してい
る。装置がマスタ又はスレーブに設定された時点で、デ
ータ管理手段がネットワーク上に存在する共有データを
呼び出して、その共有データについても同期処理の対象
とする。装置の共有データが書き換えられたときは、ネ
ットワーク上に存在する共有データに反映させる。ま
た、ネットワーク上に存在する共有データが書き換えら
れたときには、その共有データを取り込んで他の装置に
反映させる。このように、ネットワーク上に存在する共
有データについても同期をとることで、利用性の高いグ
ループウェアを実現することができる。
【0011】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は2に記載の情報処理装置において、前記回線インター
フェースが、無線通信規格Bluetoothに準拠す
ることを特徴とする。
【0012】この情報処理装置は、無線通信規格Blu
etoothに準拠した装置である。Bluetoot
hは、使用する無線通信回線仕様及びデータ伝送上の通
信プロトコルが標準化されているので、各装置間におけ
る相互接続性が確保される。また、Bluetooth
に対応した無線機は、無線局の免許が不要であるため、
面倒な手続きも必要ない。また、スペクトラム拡散方式
を採用しているため、ノイズの影響を受けにくく伝送誤
りが少ない。無線エリアを10m程度にした分だけ低消
費電力で済む。このように、Bluetoothに対応
することで、簡単で高品質、かつ経済的にデータの同期
をとることができる。
【0013】また、請求項4に係る発明は、別の情報処
理装置との間でデータを共有する情報処理装置における
データ同期方法であって、前記別の情報処理装置との間
を無線通信回線で接続する回線インターフェースと、所
定のコマンドによって動作モードをマスタモード又はス
レーブモードに設定する動作モード制御手段と、共有デ
ータの変更箇所を管理するデータ管理手段と、前記別の
情報処理装置との間で共有データの同期をとるための同
期用データを作成する同期用データ作成手段と、作成さ
れた同期用データを基に前記共有データを更新するデー
タ同期手段と、を備えた複数の情報処理装置において、
前記複数の情報処理装置のうち1台をマスタ、他の情報
処理装置をスレーブとするように動作モードを設定し、
スレーブから共有データのうち変更データをマスタに通
知し、マスタが各装置間における共有データの同期をと
るための同期用データを作成し、スレーブがこの同期用
データを基にして前記共有データの同期をとるデータ同
期方法である。
【0014】このデータ同期方法は、複数の装置のうち
1台がマスタ、他の装置がスレーブになり、マスタが作
成した最新の共有データを基に、各スレーブがそれぞれ
に保有している共有データを書き換えることによって同
期をとる方法である。所定のコマンド制御によってマス
タとなる装置が決定する。マスタは、他の装置(スレー
ブ)が保有している共有データの中から変更されている
データを集約して、その変更データを基に最新の共有デ
ータを同期用データとして作成する。作成された同期用
データは共有データの雛型である。各スレーブは、この
雛型のデータを取り込んで保有している元の共有データ
を書き換える。各装置間のデータ伝送は無線通信回線を
用いるので、従来のように面倒なケーブル接続をしなく
ても簡単にデータの同期をとることができる。
【0015】また、請求項5に係る発明は、請求項4に
記載のデータ同期方法における動作モードの設定におい
て、前記複数の情報処理装置の中で最も優先順位が高い
情報処理装置をマスタ、他の情報処理装置をスレーブと
することを特徴とする。
【0016】このデータ同期方法では、マスタとなる装
置は、所定の優先順位に基づいて決定される。例えば、
本発明の実施の形態では、まず複数の装置のうち任意の
1台を仮親装置とする。仮親装置は他の装置から優先順
位の通知を受けて、優先順位が最も高い装置をマスタと
判定する。マスタが決まると、マスタから各装置に対し
て所定のコマンドが送信されて、各装置の動作モードが
スレーブになる。優先順位の設定は、例えば処理能力が
高い装置ほど優先的にマスタとなるようにする。複数の
装置の中で最も高い性能を持つ装置をマスタにすれば、
短時間で効率よく同期処理を行うことができる。
【0017】また、請求項6に係る発明は、請求項4又
は5に記載のデータ同期方法において、前記マスタと前
記スレーブとの間のデータ伝送が無線通信標準規格Bl
uetoothを用いて行われることを特徴とする。
【0018】このデータ同期方法は、共有データの同期
をとる複数の情報処理装置におけるデータ伝送に無線通
信規格Bluetoothを用いるものである。Blu
etoothでは使用する無線通信回線仕様及びデータ
伝送上の通信プロトコルが標準化されているので、各装
置間における相互接続性が確保される。また、無線局の
登録など面倒な手続きが不要、ノイズの影響を受けにく
く伝送誤りが少ない、低消費電力でセキュリティが高い
などの利点がある。このように、Bluetoothに
対応することで、さらに簡単、高品質、経済的にデータ
の同期をとることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して本発明の
概要を説明する。図1はデータ同期機能を有する情報処
理装置(以下、「装置」と言う)における動作モードの
設定に関する概念図、図2は装置間における共有データ
の同期に関する概念図である。図1及び図2では、例と
して3台の装置からなる構成を示している。
【0020】図1において、3台の装置(A,B,C)
は、共有するデータをそれぞれ保有しており、無線通信
回線3を介して互いにデータ伝送が可能となっている。
共有データの同期をとるに際して、各装置間のデータ同
期処理を制御するマスタを設定する。マスタとなる装置
は、所定の優先順位に基づいて決定することができる。
まず3台の装置のうち任意の1台、ここでは装置Bを仮
親装置とする。仮親装置Bは、他の装置(A,C)から
優先順位の通知を受けて、優先順位が最も高い装置Aを
マスタと判定する。仮親装置Bが装置Aに対して所定の
コマンドを送信すると、装置Aの動作モードがマスタに
設定される。
【0021】図2において、装置Aがマスタとなると、
装置Aから装置B及び装置Cに対して同期制御用のコマ
ンドが送信され、装置B及び装置Cの動作モードがスレ
ーブに設定される。装置A(マスタ1)は、装置B及び
装置C(スレーブ2)がそれぞれ保有している共有デー
タの中から変更されているデータを集約して、その変更
データを基に最新の共有データを同期用データとして作
成する。この同期用データは、共有データを同期させる
ために用いる雛型のデータである。装置A(マスタ)
は、装置B及び装置C(スレーブ2)に対して同期用デ
ータを通知する。装置B及び装置C(スレーブ2)は、
元の共有データをこの同期用データに書き換えて同期を
とる。
【0022】図3を参照してこのようなデータ同期機能
を有する情報処理装置の構成について説明する。図3は
装置の機能構成を示すブロック図である。ここで、マス
タ1及びスレーブ2は、同一の機能構成となっている。
したがって、マスタ1の構成要素を示す符号と、スレー
ブ2の構成要素を示す符号とは同一の番号としている。
つまり、本発明の情報処理装置は、マスタとしてもスレ
ーブとしても機能するものである。
【0023】図3において、マスタ1及びスレーブ2
は、無線通信回線3に接続してデータの送受信を行う回
線インターフェース11、所定のコマンドによって動作
モードをマスタモード又はスレーブモードに設定する動
作モード制御手段12、保有する共有データの変更箇所
を管理してその変更データを同期用データ作成手段14
に渡すデータ管理手段13、別の情報処理装置との間で
共有データの同期をとるための同期用データを作成する
同期用データ作成手段14、同期用データを基にして保
有する元の共有データを書き換えるデータ同期手段1
5、をそれぞれ備えている。
【0024】回線インターフェース11は、無線通信回
線3に接続して、別の情報処理装置との間でデータ伝送
を行う手段である。回線インターフェース11は、無線
通信を行うためのアンテナ、送受信機等で構成される。
無線通信回線3は、例えば構内無線局で多用されている
ISM帯(Industrial ScienceMe
dical)の無線通信回線を用いる。このISM帯の
無線通信回線は、使用する上で無線局の免許が不要であ
る。また、この無線通信回線は、変調方式としてスペク
トラム拡散方式を採用しているので、干渉耐性に優れて
いる。これらの無線通信機能は、情報処理装置に内蔵す
る構成が好ましい。装置本体に組み込んでもよいし、イ
ンターフェースカードを装着するようにしてもよい。
【0025】ここで、回線インタフェース11は、無線
通信規格Bluetoothに準拠するように構成でき
る。Bluetoothは、近距離における無線通信の
標準規格である。主な仕様は、最大データ伝送速度が7
23.2kbps、最大伝送距離が送信電力1mWのと
き10m程度、利用周波数帯がISM帯の2.4GH
z、変調方式が周波数ホッピングスペクトラム拡散方
式、低消費電力で、認証及び暗号化を行うセキュリティ
が考慮された方式である。このように、Bluetoo
thを適用することで、相互接続性が確保され、高信頼
のデータ伝送が経済的に実現できるという利点がある。
【0026】動作モード制御手段12は、装置の動作モ
ードをマスタモード又はスレーブモードのいずれかに設
定する手段である。動作モード制御手段12は、動作モ
ードの設定に使用されるコマンドの入力を監視する機
能、データ伝送を行う相手装置を認識する機能、動作モ
ードが設定された後のマスタとスレーブとの間における
データ伝送の順序決めを行う機能を有している。予め定
められたコマンドを受け付けると、これらの機能によっ
て所定の動作モードに設定される。
【0027】動作モードの設定に用いるコマンドは、仮
親装置を指定するコマンドX、マスタを指定するコマン
ドY、スレーブを指定するコマンドZとがある。ある装
置にコマンドXが入力されると、その装置は仮親装置に
設定される。仮親装置は、他の装置からマスタの設定に
係る優先順位を示す情報を収集する。仮親装置は、最も
優先順位が高い装置をマスタと判定して、その装置に対
してコマンドYを送信する。コマンドYを受信した装置
は、動作モードをマスタに設定すると共に、他の装置に
コマンドZを送信する。コマンドZを受信した装置は、
動作モードをスレーブに設定する。マスタは、無線通信
回線3を介してデータ伝送を行う装置グループを識別す
るコードや各装置のアドレスコードの割り当て、データ
伝送の順序決めなどを行い、マスタとスレーブとの間の
通信プロトコルを確立する。スレーブは、マスタの管理
下でデータの伝送を行う。
【0028】ここで、仮親装置を設定するためのコマン
ドXの入力については、ハード的なボタンスイッチを設
けて、ボタンを押すとコマンドXが実行される方法や、
ソフトスイッチを設けて、表示画面上のアイコンを選択
するとコマンドXが実行される方法など種々の方法を用
いることができる。また、仮親装置を設定してからマス
タとなる装置を決定する方法以外にも、ユーザが意図的
にある装置をマスタに設定する方法としてもよい。これ
は、ある装置にデフォルトでマスタモードになるような
環境設定プログラムを予め組み込んでおくものである。
この場合にも、コマンドYの入力については、前記した
ような種々の方法を用いることができる。
【0029】データ管理手段13は、装置が保有する共
有データを変更したとき、変更箇所を把握すると共に、
同期用データ作成手段14に変更データを通知する手段
である。装置にはスケジュール管理ソフトや住所録管理
ソフトなどの各種アプリケーションが起動している。こ
れらのアプリケーションによって作成や変更されたデー
タは、そのアプリケーションが標準的に有しているファ
イル管理機能によって、データの変更箇所を項目単位に
管理することができる。例えば、スケジュール表に書き
込まれている項目の一つが変更されると、その変更され
た一つの項目について、変更日時などが属性情報として
管理されている。データ管理手段13は、このようなア
プリケーションが有しているファイル管理機能を利用す
ることができる。
【0030】データ管理手段13は、保有する共有デー
タのうちの変更データを同期用データ作成手段14に通
知する。このとき、他の装置との間でデータを初めて共
有するときは、保有する全データを同期用データ作成手
段14に通知し、他の装置との間でデータの共有を行
う。他の装置にこのデータが反映されたならば、それ以
降は変更箇所のみを変更データとして通知する。このよ
うにすれば、処理が簡素化されて効率がよい。
【0031】また、データ管理手段13は、さらに別の
ネットワーク上に存在する共有データの変更個所を管理
する機能を備えている。データ管理手段13は、装置が
ネットワークに接続されているとき、マスタ1又はスレ
ーブ2に設定された時点で、ネットワーク上に存在する
共有データを読み出す。そして読み出した共有データの
うち、変更されたデータを同期用データ作成手段14に
通知する。また、作成された同期用デ−タをこのネット
ワークに通知して、共有データの書き換えが行われるよ
うにする。
【0032】同期用データ作成手段14は、共有データ
の同期をとるための雛型となるデータを作成する手段で
ある。マスタ1では、各スレーブ2に対して変更データ
の送信を要求して、スレーブ2から通知された変更デー
タを基にして最新の共有データを同期用データとして作
成する。このとき、個々の変更データについて変更日時
などの属性情報を参照して、最新のデータ内容が反映さ
れるように同期用データを作成する。この同期用データ
は、マスタ1が保有していた元の共有データに上書きし
て作成する。また、同期用データ作成手段14は、作成
した同期用データを各スレーブ2に通知する。
【0033】ここで、元の共有データと作成した最新の
共有データとの差分データを同期用データとすることが
できる。他の装置との間でデータを初めて共有するとき
は、新しく作成した全共有データを用いて他の装置との
間でデータの共有を行う。他の装置にこのデータが反映
されたならば、以降は差分データのみを同期用データと
してスレーブ2に通知する。このようにすれば、処理が
簡素化されて効率がよい。
【0034】データ同期手段15は、同期用データを取
り込んで保有する元の共有データをこの同期用データに
書き換える手段である。マスタ1から通知される同期用
データを受け取って、保有する元の共有データに更新対
象となる箇所が有れば、該当する同期用データを元の共
有データに上書きして最新のデータに書き換える。ここ
で、データ管理手段13が保有する共有データを項目単
位で管理しているので、同期用データとして差分データ
のみが通知されても該当する箇所のデータを更新するこ
とができる。
【0035】次に、このようなデータ同期機能を有する
装置のハードウェア構成について説明する。装置のハー
ドウェア構成は、無線通信機能を有する無線部、装置全
体を統括的に制御する制御処理部、各種データを記憶す
る記憶装置、データの入出力を制御する入出力制御部、
キーボードやポインティングデバイス等からなる入力装
置、入出力データを表示する表示装置、各種データを外
部出力する出力装置から構成されている。
【0036】制御処理部は、CPU及び内部メモリによ
って構成され、OS(Operating Syste
m)やアプリケーションのほか、共有データの同期に係
る各種の処理を行うプログラムが展開される。例えば、
動作モードを設定するためのコマンドの送出を監視する
プログラム、所定のコマンドによって動作モードの制御
を行うプログラム、マスタモードのときにスレーブとの
間におけるデータ伝送を制御するプログラム、共有デー
タのうち変更されたデータを通知するプログラム、変更
データを集約して同期用データを作成するプログラム、
同期用データを基にして元の共有データを更新するプロ
グラム、別のネットワーク上に存在する共有データの変
更個所を管理して同期対象に加えるプログラム等であ
る。
【0037】動作モード制御手段12、データ管理手段
13、同期用データ作成手段14、データ同期手段15
は、前記したハードウェアとこれらのプログラムによっ
てその機能を実現している。回線インターフェース11
は、前記したように無線部がその機能を実現している。
また、記憶装置は、ハードディスクや光磁気ディスク等
によって構成され、その内部に共有データ及び同期用デ
ータがそれぞれ作成されている。
【0038】次に、図4及び図5を参照して複数の装置
間における共有データの同期手順について説明する。図
4は動作モードの設定手順を示したフローチャート、図
5は動作モード設定後の共有データの同期手順を示した
フローチャートである。図4及び図5は、前記した図1
及び図2に示した3台の装置(A,B,C)から構成さ
れる例を示している。
【0039】図4において、スタンバイ状態にある複数
の装置のうち、任意の装置Bに対して所定のコマンドX
を入力すると(ステップS101)、装置Bは動作モー
ド制御手段12によって、仮親装置に設定される(ステ
ップS102)。仮親装置Bは、他の装置(A,C)に
対して呼び出しを行う(ステップS103)。装置A及
び装置Cは、仮親装置Bの呼び出し無線エリア内に存在
しているとき、それぞれ応答信号を返送する(ステップ
S104)。この応答信号には、マスタとなる装置を決
めるための優先順位を示す情報が含まれている。この優
先順位は、例えば装置のプロセッサ性能などの処理能力
を示す数値データである。仮親装置Bは、装置A及び装
置Cから通知された優先順位を比較して、最も優先順位
が高い装置をマスタと判定する(ステップS105)。
この例では、装置Aがマスタと判定される。仮親装置B
は、装置Aに対して所定のコマンドYを送信してマスタ
の指定を行う(ステップS106)。装置Aは、このコ
マンドYを受信すると、動作モード制御手段12によっ
て動作モードがマスタモードに設定され、マスタ1とな
る(ステップS107)。なお、装置Bは、コマンドY
を送信すると仮親装置の設定が解除される。
【0040】続いて図5において、マスタ1(装置A)
は、動作モード制御手段12によって、他の装置(B,
C)に対して所定のコマンドZを送信する(ステップS
108)。装置B及び装置Cは、コマンドZを受信する
と、動作制御モード12によって動作モードがスレーブ
モードに設定され、スレーブ2となる(ステップS10
9)。スレーブ2(装置B,装置C)が、マスタ1に応
答を返送すると(ステップS110)、マスタ1は、ス
レーブ2との間でグループを構成するコードや各スレー
ブ2のアドレスコードの割り当て、データ伝送の順序決
めなどの制御プロトコルを確立する(ステップS11
1)。
【0041】続いてマスタ1は、同期用データ作成手段
14によって、スレーブ2に対して共有データのうち変
更されたデータを要求する(ステップS112)。スレ
ーブ2は、データ管理手段13によって、保有している
共有データに変更箇所が有るか否かをチェックする(ス
テップS113)。ここで、変更箇所の確認は、前回行
われた共有データの同期処理以降に、共有データが変更
された箇所をチェックする。変更データが有れば、デー
タ管理手段13によって、該当する変更データをマスタ
1に送信する(ステップS114)。全ての変更データ
を送信すると、変更データの送信完了をマスタ1に通知
する(ステップS115)。なお、ステップS113に
おいて、変更箇所が無いときには、ステップS114の
変更データの送信をスキップする。
【0042】マスタ1は、スレーブ2から変更データを
受信すると、同期用データ作成手段14によって、個々
の変更データに付与されている変更日時等の属性情報等
を参照して、雛型となる最新の共有データを同期用デー
タとして作成する(ステップS116)。そして、作成
した同期用データをスレーブ2に対して通知する(ステ
ップS117)。
【0043】スレーブ2は、データ同期手段15によっ
て、マスタ1から通知された同期用データを参照して、
更新対象となる共有データが有るか否かをチェックする
(ステップS118)。更新箇所が有る場合には、通知
された同期用データを元の共有データに上書きしてデー
タの同期処理を行う(ステップS119)。全ての更新
箇所についてデータの同期処理を行うと、共有データの
同期完了をマスタ1に通知する(ステップS120)。
このようにして共有データの同期が終了し、マスタ1及
びスレーブ2はスタンバイ状態に戻る。なお、ステップ
S118において、更新箇所が無い場合には、ステップ
S119のデータ同期処理をスキップする。
【0044】次に、図6及び図7を参照して別のネット
ワーク上に存在する共有データとも同期をとる手順につ
いて説明する。図6は別のネットワーク上に存在する共
有データの同期に関する概念図である。図7は図6にお
ける共有データの同期手順を示したフローチャートであ
る。
【0045】図6において、4台の装置(A,B,C,
D)は、共有するデータをそれぞれ保有している。ここ
で、装置C(スレーブ2)は、別のネットワーク4を介
して装置Dに接続している。装置Cのデータ管理手段1
3は、このネットワーク4に接続された装置Dが保有し
ている共有データについても変更個所を管理している。
装置Cは、ネットワーク4に接続されたとき、装置Dが
保有する共有データについても同期処理の対象に加え
る。なお、図6では装置Cがスレーブ2に設定されてい
るが、動作モードはマスタであってもよい。
【0046】図7において、装置Cがスレーブモードに
設定されると(ステップS201)、装置Cのデータ管
理手段13によって、装置Dに対して共有データのうち
変更されたデータを要求する(ステップS202)。装
置Cは、装置Dから変更データを受信すると(ステップ
S203)、マスタ1(装置A)にその変更データを通
知する(ステップS204)。このとき、装置Cの変更
データもマスタ1に送信する。マスタ1(装置A)は、
装置Dの変更データも加味して同期用データを作成し
て、装置Cに通知する(ステップS205)。装置C
は、同期用データを受信すると、データ管理手段13に
よって、装置Dに対してこの同期用データを通知し、共
有データの書き換えを指示する(ステップS206)。
装置Dでは、この指示に基づいて共有データの書き換え
が行われる。
【0047】このようにして、ネットワーク4に存在す
る共有データについても、同期処理が行われる。企業や
団体において、ネットワーク4にサーバ機能を有する装
置Dを設け、スケジュール表などを各装置(A,B,
C,D)で共有しているものとする。ここで、例えば携
帯型の装置Cや装置Aでスケジュールを変更したとき
は、装置Cをネットワーク4に接続すれば、変更したス
ケジュールがサーバ(装置D)に反映される。逆に、サ
ーバ(装置D)でスケジュールを変更したときは、装置
Cをネットワーク4に接続すれば、変更したスケジュー
ルが装置Cや装置Aに反映される。このように、ネット
ワーク上に存在する共有データについても同期をとるこ
とで、簡単にグループウェアを実現することができる。
【0048】以上、本発明のデータ同期機能を有する情
報処理装置及びデータ同期方法について説明したが、本
発明は、前記した実施の形態に限定されることなく、広
く変形して実施可能である。例えば、ある1台の情報処
理装置に対して、デフォルトでマスタとなるように動作
モードを設定しておき、タイマー機能によって、所定時
刻になると共有データの同期が自動的に行われるように
できる。
【0049】また、このようなデータ同期機能を有する
情報処理装置は、無線通信機能を有する情報処理装置で
あれば、携帯型の装置に限定されない。目的や用途によ
ってはデスクトップPCやワークステーションなどにも
適用できるが、持ち運びが容易なノートPC、パームP
C、リストPCなどの携帯型の装置に適用すると、とり
わけ簡単にグル−プウェア的に共有データの同期をとる
ことができるので効果が大きい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。 (1)請求項1の発明によれば、別の情報処理装置との
間で簡単に共有するデータの同期をとることができる。 (2)請求項2の発明によれば、さらに別のネットワー
ク上に存在する共有データについても容易に同期をとる
ことができる。 (3)請求項3の発明によれば、安価かつ高信頼で共有
するデータの同期をとることができる。 (4)請求項4の発明によれば、複数の情報処理装置を
対象に、簡単な操作でデータの同期をとることができ
る。 (5)請求項5の発明によれば、所定の優先順位に従っ
てマスタが設定され、マスタを中心としてデータの同期
処理を自動的に効率よく行うことができる。 (6)請求項6の発明によれば、情報処理装置の相互接
続性が確保され、安価でかつ高信頼で共有するデータの
同期をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】動作モードの設定に関する概念図である。
【図2】共有データの同期に関する概念図である。
【図3】装置の機能構成を示すブロック図である。
【図4】動作モードの設定手順を示したフローチャート
である。
【図5】動作モード設定後の共有データの同期手順を示
したフローチャートである。
【図6】別のネットワーク上に存在する共有データの同
期に関する概念図である。
【図7】図6における共有データの同期手順を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
A,B,C 情報処理装置 1 マスタ 2 スレーブ 3 無線通信回線 11 回線インターフェース 12 動作モード制御手段 13 データ管理手段 14 同期用データ作成手段 15 データ同期手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別の情報処理装置との間でデータを共有
    する情報処理装置であって、前記別の情報処理装置との
    間を無線通信回線で接続する回線インターフェースと、
    所定のコマンドによって動作モードをマスタモード又は
    スレーブモードに設定する動作モード制御手段と、共有
    データの変更箇所を管理するデータ管理手段と、前記別
    の情報処理装置との間で共有データの同期をとるための
    同期用データを作成する同期用データ作成手段と、作成
    された同期用データを基に前記共有データを更新するデ
    ータ同期手段とを備えたこと、を特徴とするデータ同期
    機能を有する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ管理手段が、さらに別のネッ
    トワークに接続して、そのネットワーク上に存在する共
    有データの変更個所を管理する機能を備え、そのネット
    ワーク上に存在する共有データとも同期をとること、を
    特徴とする請求項1に記載のデータ同期機能を有する情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記回線インターフェースが、無線通信
    規格Bluetoothに準拠すること、を特徴とする
    請求項1又は2に記載のデータ同期機能を有する情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 別の情報処理装置との間でデータを共有
    する情報処理装置におけるデータ同期方法であって、前
    記別の情報処理装置との間を無線通信回線で接続する回
    線インターフェースと、所定のコマンドによって動作モ
    ードをマスタモード又はスレーブモードに設定する動作
    モード制御手段と、共有データの変更箇所を管理するデ
    ータ管理手段と、前記別の情報処理装置との間で共有デ
    ータの同期をとるための同期用データを作成する同期用
    データ作成手段と、作成された同期用データを基に前記
    共有データを更新するデータ同期手段と、を備えた複数
    の情報処理装置において、 前記複数の情報処理装置のうち1台をマスタ、他の情報
    処理装置をスレーブとするように動作モードを設定し、
    スレーブから共有データのうち変更データをマスタに通
    知し、マスタが各装置間における共有データの同期をと
    るための同期用データを作成し、スレーブがこの同期用
    データを基にして前記共有データの同期をとること、を
    特徴とするデータ同期方法。
  5. 【請求項5】 前記動作モードの設定において、前記複
    数の情報処理装置の中で最も優先順位が高い情報処理装
    置をマスタ、他の情報処理装置をスレーブとすること、
    を特徴とする請求項4に記載のデータ同期方法。
  6. 【請求項6】 前記マスタと前記スレーブとの間のデー
    タ伝送が無線通信標準規格Bluetoothを用いて
    行われること、を特徴とする請求項4又は5に記載のデ
    ータ同期方法。
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