JP5181332B2 - 通信装置、通信方法及び通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信方法及び通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、データ通信を行う際に端末装置に接続して使用される通信装置、通信装置において用いられる通信方法、及び通信装置に所定の機能を実現させる通信プログラムに関する。
例えば、下記の特許文献1に提案されているような、ノートパソコンなどの移動端末装置においてデータ通信を行う際に使用される無線モデムカードなどの通信機器が普及している。
このようなPC上でデータ通信を提供する通信機器(モデム装置)においては、物理通信ポートに対して複数の論理通信ポート(仮想通信ポート)をソフトウェアにより擬似的に生成し、各アプリケーションがそれぞれの論理通信ポートを使用して通信を行う。
このような複数の論理通信ポートを使用してデータ通信を行うことにより、複数のアプリケーションを同時に提供することができる。
特開2007−36435公報
ところで、複数のアプリケーションが存在する端末装置にモデム装置接続してネットワーク通信を行う際、あるアプリケーションによるデータ通信が継続している間に、他のアプリケーションによってネットワーク接続が切断されることは好ましくない。そのため、起動中のアプリケーションをモニタしながらネットワーク接続を制御するマネージャーソフトウェアが用いられる場合がある。
また、移動端末装置に接続して用いられる無線モデムカード等の移動体通信装置には、ネットワークへ接続する場合、接続するネットワークに対して位置登録処理を行い、一方、ネットワークへの接続を切断する場合、位置登録(通信)の削除処理を行うように構成されているものがあり、このような位置登録・削除処理は、通信規格上それぞれ通信装置の電源のON/OFF時に一度しか実行できない仕様となっている場合がある。
特に、このような移動体通信装置では、ネットワーク通信を効率的に実行するために、上述したマネージャーソフトウェアが用いられている。
ここで、マネージャーソフトウェアが設けられた従来のデータ通信システムの具体例を説明する。
図7は、従来のデータ通信システムにおけるソフトウェア構成を示した図である。
図7に示すように、マネージャーソフトウェア100は、論理通信ポート(仮想通信ポート103’:仮想COM1…)を生成するソフトウェアやアプリケーションソフトウェア102’より上位に位置し、PC1’のOS(Operating System)101’上で動作する。
つまり、このマネージャーソフトウェア100は、OS101’の種類別に設計する必要があった。
また、アプリケーションソフトウェアやモデム装置についても、仕様をマネージャーソフトウェアに対応させる必要があるため、開発に時間がかかってしまっていた。
そこで本発明は、マネージャーソフトウェアを用いることなく、ネットワークへの接続、ネットワークからの切断を制御することを目的とする。
(1)前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、複数のネットワーク接続アプリケーションが組み込まれた端末装置に接続され、ネットワークとの接続、切断を行う通信装置であって、前記ネットワーク接続アプリケーションから、ネットワークへ接続するためのネットワーク接続要求を取得する接続要求取得手段と、前記取得したネットワーク接続要求に基づいて、前記ネットワークに接続するネットワーク接続手段と、前記ネットワーク接続アプリケーションから、前記ネットワークから切断するためのネットワーク切断要求を取得する切断要求取得手段と、前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差が0に変化した場合、前記ネットワークとの接続を切り離す切断手段と、を備えたことを特徴とする通信装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、前記ネットワーク接続手段は、前記ネットワーク接続要求の取得により、前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差が0から1に変化した場合、前記ネットワークに接続することを特徴とする請求項1に記載の通信装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、前記ネットワーク接続要求を取得した場合に1を加算し、前記ネットワーク切断要求を取得した場合に1を減算する計数手段を備え、前記切断手段及び前記ネットワーク接続手段のうち少なくとも一方は、前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差を、前記計数手段から取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信装置を提供する。
(4)請求項4に記載の発明では、前記ネットワーク接続要求又は前記ネットワーク切断要求を取得した場合、取得した要求に対する応答を要求元のネットワーク接続アプリケーションへ送信する応答手段を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の通信装置を提供する。
(5)請求項5に記載の発明では、前記端末装置には、前記ネットワーク接続アプリケーション毎に論理通信ポートを前記端末装置及び当該通信装置に生成するドライバが組み込まれており、前記接続要求取得手段及び前記切断要求取得手段は、前記論理通信ポートを介して要求を取得することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の通信装置を提供する。
(6)請求項6に記載の発明では、前記端末装置は、移動可能な移動端末装置であり、
前記ネットワーク接続手段は、当該通信装置の位置登録を所定の基地局に対して行うことにより前記ネットワークに接続することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1の請求項に記載の通信装置を提供する。
(7)前記目的を達成するために、請求項7に記載の発明では、複数のネットワーク接続アプリケーションが組み込まれた端末装置に接続され、ネットワークとの接続、切断を行う通信装置において用いられる通信方法であって、前記ネットワーク接続アプリケーションから、ネットワークへ接続するためのネットワーク接続要求を取得する第1ステップと、前記取得したネットワーク接続要求に基づいて、前記ネットワークに接続する第2ステップと、前記ネットワーク接続アプリケーションから、前記ネットワークから切断するためのネットワーク切断要求を取得する第3ステップと、前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差が0に変化した場合、前記ネットワークとの接続を切り離す第4ステップと、を有することを特徴とする通信方法を提供する。
(8)複数のネットワーク接続アプリケーションが組み込まれた端末装置に接続され、接続要求取得手段、ネットワーク接続手段、切断要求取得手段、切断手段を備え、ネットワークとの接続、切断を行う通信装置に、前記接続要求取得手段が、前記ネットワーク接続アプリケーションから、ネットワークへ接続するためネットワーク接続要求を取得するネットワーク接続要求取得機能と、前記ネットワーク接続手段が、前記取得したネットワーク接続要求に基づいて、前記ネットワークに接続するネットワーク接続機能と、前記切断要求取得手段が、前記ネットワーク接続アプリケーションから、前記ネットワークから切断するためネットワーク切断要求を取得する切断要求取得機能と、前記切断手段が、前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差が0に変化した場合、前記ネットワークとの接続を切り離す切断機能と、を実現させるためのコンピュータ読取り可能な通信プログラムを提供する。
本発明によれば、通信装置において、取得した接続要求と切断要求の差に基づいて、ネットワークとの接続を切り離す適切なタイミングを特定することができるため、従来のように端末装置においてマネージャーソフトウェアを用いることなく、ネットワークの接続・切断処理を制御することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図1〜図6を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態では、ノート型PC等の端末装置にモデムカードを取り付けることにより構成された移動通信端末装置における、ネットワークへの接続、及びネットワークからの切断の制御方法について説明する。
端末装置には、複数のネットワーク接続アプリケーションが組み込まれており、これらのアプリケーション毎に擬似的に生成された複数の仮想通信ポートが、端末装置側とデータ通信カード側の双方に設けられている。このような複数の仮想通信ポートを設けることにより、複数のアプリケーションで1つの物理通信ポートを共有することができる。
ネットワーク接続アプリケーションは、ネットワーク接続を要する場合には接続要求を、また、ネットワーク切断を要する場合には切断要求を、その都度アプリケーション毎にモデムカードへ出力する。
モデムカードでは、ネットワーク接続アプリケーションから送信された各要求を受信し、受信した要求に対する処理を実際に行うか否かの判断をする。これは、例えば、あるアプリケーションによるデータ通信が継続している間に、他のアプリケーションによってネットワーク接続が切断されることがないようにするためである。
受信した要求に対する処理を実際に行うか否かの判断は、接続要求及び切断要求の受信履歴に基づいて行う。詳しくは、接続要求に対する処理を実際に行うか否かの判断は、接続要求と切断要求との受信数の差が“1”であるか否かで行う。一方、切断要求に対する処理を実際に行うか否かの判断は、接続要求と切断要求との受信数の差が“0”であるか否かで行う。
これにより、移動通信端末がネットワーク接続していない状態で接続要求を受信した場合にのみネットワーク接続処理を実際に行い、既にネットワーク接続が確立した後の接続要求に対しては処理は行わないように構成される。
また、ネットワークに接続しているアプリケーションが最後の1つになった状態で切断要求を受信した場合にのみネットワーク切断処理を実際に行うように構成される。
このように、本実施形態では移動端末装置のネットワークへの接続、及びネットワークからの切断の制御をモデムカード内部のコマンド体系で行うことにより、従来、端末装置で用いられていたネットワーク接続・切断を制御するマネージャーソフトウェアが不要となる。
(2)実施形態の詳細
本実施形態では、通信システムの一例として、無線通信モデムとしてPHS(Personal Handyphone System)データ通信カードを利用した無線通信システムについて説明する。
図1は、本実施形態における無線通信システムの構成を示した図である。
図1に示すように、無線通信システムは、PC1、モデムカード2、無線基地局3、PHS電話網4、インターネット網5を備えている。
PC1は、移動端末装置として機能するパーソナルコンピュータであり、モデムカード2を装着するための後述するカードスロット15を備えている。なお、本実施形態では、端末装置として、ノート型PCを想定しているが、端末装置はこれに限定されるものではなく、モデムカード2が装着(接続)可能であれば、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やデスクトップPCであってもよい。
モデムカード2は、PHSパケットデータ通信の通信端末として使用されるPCカード型のモデムであり、PC1に設けられたPCMCIA−I/F部(PCMCIAインターフェース部)を介して、PC1に着脱自在に接続される。
無線基地局3は、PHSの接続を制御する無線局であり、送信機、受信機、アンテナを備えている。
PC1は、モデムカード2を介して無線基地局3と無線データ通信を行う。無線基地局3は、PHS電話網4を介してインターネット網5と接続されているため、PC1は、インターネット網5にアクセスすることができるように構成されている。
図2は、本実施形態に係るPC1とモデムカード2におけるハードウェア構成を示した図である。なお、ここでは、説明の煩雑化を避けるため、無線データ通信に関する構成について説明する。
図2に示すように、PC1は、CPU11、HDD12、RAM13、インターフェース14、カードスロット15を備えている。
CPU11は、PC1としての各種動作をさせるプログラムを実行する中央演算処理装置である。
HDD12は、CPU11で実行処理されるインターネット接続プログラムやダイヤルアップ接続プログラム、音声通話プログラムなど各種アプリケーションプログラム(応用プログラム)、OS(Operating System)プログラム、周辺機器を管理するデバイスドライバ、各種設定などのデータを記憶した記憶媒体である。
RAM13は、CPU11の作業領域であり、CUP11が演算処理を実行する際に必要なデータを一時的に格納する。
インターフェース14は、PC1とモデムカード2との接続部であり、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)の規格に基づく。
カードスロット15は、PC1の側面に設けられたPCカードの差込口であり、本実施形態では、PCカード型のモデムカード2の差込口として機能する。
モデムカード2は、CPU21、ROM22、RAM23、インターフェース24、無線通信回路25、アンテナ26を備えている。
CPU21は、モデムカード2(無線通信機器)としての各種動作をさせるプログラムを実行する中央演算処理装置である。
ROM22は、CPU21で実行処理されるコマンド管理プログラム、通信制御プログラム、各種設定などのデータを記憶した読み出し専用メモリである。
RAM23は、CPU21の作業領域であり、CPU21が演算処理を実行する際に必要なデータを一時的に格納する。
本実施形態では、このRAM23に、接続要求の受信時に1加算し、切断要求の受信時に1減算するカウンタ(計数器)が組み込まれている。
インターフェース24は、PC1とモデムカード2との接続部であり、PCMCIAの規格に基づく。
無線通信回路25は、無線基地局3との間でデータ通信を行うための通信回路であり、発振回路などにより構成されている。
アンテナ26は、電波をとらえる空中線であり、本実施形態に係るモデムカード2では、ダイポール(双極子)アンテナで構成されている。
図3は、本実施形態に係るPC1とモデムカード2におけるソフトウェア構成を示した図である。なお、ここでは、説明の煩雑化を避けるため、無線データ通信に関する構成について説明する。
図3に示すように、PC1は、ソフトウェア構成として、OS101、アプリケーションソフトウェア102、仮想通信ポート(以下、仮想COMとする)103、通信ポート(以下、COMとする)104、インターフェース105を備えている。
OS101は、PC1のシステム全体を管理する基本ソフトウェアであり、周辺機器を制御するための橋渡しを行う機能を有する。OS101には、基本的な周辺機器を動作させるためのデバイスドライバが組み込まれている。
本実施形態では、OS101には、モデムカード2を制御するためのドライバ(以下、モデムドライバとする)が組み込まれており、仮想COM13と、通信ポート(COM)104がこれにあたる。
アプリケーションソフトウェア102は、処理を実行するにあたって、ネットワークへの接続(アクセス)を伴うネットワーク接続アプリケーションであり、例えば、インターネット接続プログラムやダイヤルアップ接続プログラム、音声通話プログラム、電子メールの送受信プログラムなどである。
なお、本実施形態では、ネットワークへアクセスすることによって、インターネット網や電話回線網に接続することができるように構成されている。
アプリケーションソフトウェア102は、ネットワークへの接続(アクセス)が必要となった場合、ネットワークへの接続要求(以下、接続要求とする)を出力し、モデムカード2へ送信する。同様に、ネットワークからの切断が必要となった場合、ネットワークからの切断要求(以下、切断要求とする)を出力し、モデムカード2へ送信する。
なお、アプリケーションソフトウェア102から出力される接続要求として、具体的には、Attach要求、ダイヤル発呼要求などがあり、一方、切断要求としては、Detach要求、Hang_up要求、制御線DTRによる切断要求などがある。
PC1には、図3に示すように、複数のアプリケーションソフトウェア102が組み込まれている。
仮想COM103は、アプリケーションソフトウェア102毎にモデムドライバにより擬似的に生成される仮想通信ポート(論理通信ポート)である。
通信ポート(COM)104は、OS101の管理するシリアルポートである。
インターフェース105は、PC1とモデムカード2間でデータをやり取りする手順や形式を定めたソフトウェアインターフェースである。
モデムカード2は、ソフトウェア構成として、コマンド管理手段201、通信制御手段202、仮想通信ポート(仮想COM)203、通信ポート(COM)204、インターフェース205を備えている。
コマンド管理手段201は、PC1におけるアプリケーションソフトウェア102から送信される各種コマンド、詳しくは、ネットワークへの接続要求やネットワークからの切断要求等を受信(取得)し、受信したコマンドに応じてネットワークへの接続処理や切断処理を指示する機能を有する。
また、コマンド管理手段201は、接続要求の受信時に1加算し、切断要求の受信時に1減算するカウンタ(計数器)機能を備えている。
通信制御手段202は、コマンド管理手段201から送信される通信コマンド(接続コマンド、切断コマンド)に基づいて、モデムカード2と無線基地局3間の通信を制御する機能を有する。
仮想通信ポート(仮想COM)203は、仮想COM103に対応して、アプリケーションソフトウェア102毎にモデムドライバにより擬似的に生成される仮想通信ポート(論理通信ポート)である。
通信ポート(COM)204は、COM104と同様に、OS101の管理するシリアルポートである。
インターフェース205は、PC1とモデムカード2間でデータをやり取りする手順や形式を定めたソフトウェアインターフェースである。
本実施形態に係る無線通信システムでは、モデムドライバ(仮想デバイスドライバ)により、複数のアプリケーションソフトウェア102に対して仮想COM103、203が生成される。そして、アプリケーションソフトウェア102がCOM104、204に対して直接入出力を行おうとした場合には、モデムドライバは、その命令を横取りして、あらかじめ用意した仮想COM103、203へのアクセスへと置き換える。その上で、適切な方法で実際の通信ポートにアクセスできるよう調停を行う。これにより、1つの通信ポートを複数のアプリケーションソフトウェア102で共有できるように構成されている。
なお、無線通信システムにおける、PC1とモデムカード2との間では、制御コマンドとしてATコマンドが使用される。ATコマンドとは、モデムやISDNターミナル・アダプタ(TA)などを制御するためのコマンド体系であり、モデムなどの通信機器に「AT」で始まるコマンドを送出することにより、通信のフォーマットなどを制御できる。
次に、このように構成される本実施形態に係る無線通信システムにおけるネットワークへの接続処理及び、ネットワークからの切断処理の動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る無線通信システムにおけるネットワークへの接続処理及び、ネットワークからの切断処理の動作手順を示したフローチャートである。
まず、モデムカード2がPC1のカードスロット15に装着され、PC1にモデムカード2が認識されると、PC1の内部電源からモデムカード2に電力が供給され、モデムカード2の電源がON状態となる(ステップ11)。
なお、モデムカード2は、例えば、アプリケーションソフトウェア102から仮想COM103の開始要求(オープン要求)がされた場合にPC1に認識されるように構成されている。
そして、モデムカード2へ電力が供給されると、モデムカード2のCPU21は、各種要求が送信されるのを待つ状態、即ち、通信待機状態に移行する(ステップ12)。
続いて、モデムカード2のCPU21は、PC1のアプリケーションソフトウェア102から接続要求、又は切断要求を受信したか否かを判断する(ステップ13)。この判断は、コマンド管理手段201における、要求信号の受信の有無に基づいて行う。
コマンド管理手段201において、接続要求又は切断要求が受信されない場合(ステップ13;N)、CPU21は、引き続きステップ13の処理を繰り返す。
一方、コマンド管理手段201において、接続要求又は切断要求が受信された場合(ステップ13;Y)、CPU21は、受信された要求が、接続要求であるか否かを判断する(ステップ14)。この判断は、コマンド管理手段201で受信した要求信号、即ちATコマンドの内容に基づいて行う。
コマンド管理手段201で受信した要求信号が接続要求に該当するATコマンドであった場合(ステップ14;Y)、CPU21は、コマンド管理手段201に設けられているカウンタの値に“1”を加算する(ステップ15)。
次に、CPU21は、コマンド管理手段201に設けられているカウンタを読み出し、ステップ14の処理で加算処理された後のカウンタの値が“1”であるか否かを判断する(ステップ16)。
カウンタの値が“1”でない場合(ステップ16;N)、例えば、“2”や“3”であった場合、CPU21は、ステップ13へ戻り処理を繰り返す。
一方、カウンタの値が“1”である場合(ステップ16;Y)、CPU21は、ネットワークへの接続処理が必要であると判断し、無線通信回路25を介して無線基地局3へネットワークへの接続要求を送信し、ネットワークへの接続(アクセス)処理を実行する(ステップ17)。ここでは、ネットワークへの接続(アクセス)処理として、モデムカード2のネットワークにおける位置登録処理を実行する。
なお、位置登録処理とは、無線基地局3を介してPC1(モデムカード2)から図示しないネットワークの端末管理局に対してPC1(モデムカード2)自身の位置登録要求を送信する処理を示す。
ネットワークへの接続処理を行った後、CPU21は、ステップ13へ戻り処理を繰り返す。
ステップ14の処理において、コマンド管理手段201で受信した要求信号が接続要求に該当するATコマンドでない場合(ステップ14;N)、即ち、受信した要求信号が切断要求に該当するATコマンドであった場合、CPU21は、コマンド管理手段201に設けられているカウンタの値から“1”を減算する(ステップ18)。
次に、CPU21は、コマンド管理手段201に設けられているカウンタを読み出し、ステップ18の処理で減算処理された後のカウンタの値が“0”であるか否かを判断する(ステップ19)。
カウンタの値が“0”でない場合(ステップ19;N)、例えば、“1”や“2”であった場合、CPU21は、ステップ13へ戻り処理を繰り返す。
一方、カウンタの値が“0”である場合(ステップ19;Y)、CPU21は、ネットワークからの切断処理が必要であると判断し、無線通信回路25を介して無線基地局3へネットワークからの切断要求を送信し、ネットワーク接続の切断処理を実行する(ステップ20)。ここでは、ネットワーク接続の切断処理として、モデムカード2のネットワークにおける位置登録の削除処理を実行する。
ネットワークへの接続処理を行った後、CPU21は、モデムカード2の電力供給の停止要求がPC1から出力されたか否か、即ち、モデムカード2の電源OFF要求がされたか否かを判断する(ステップ21)。ここでは、全てのアプリケーションソフトウェア102から仮想COM103の終了要求(解放要求)を受信した場合や、モデムカード2の機能が強制的に停止させられた場合などに、モデムカード2の電源OFF要求がされたと認識する。
そして、モデムカード2の電源OFF要求がされていない場合(ステップ21;N)、CPU21は、ステップ13へ戻り処理を繰り返す。
一方、モデムカード2の電源OFF要求がされた場合(ステップ21;Y)、CPU21は、モデムカード2の電源OFF処理を実行することによって処理を終了する。
次に、上述した無線通信システムにおけるネットワークへの接続処理及び、ネットワークからの切断処理の具体的な動作手順を、実際の動作シーケンスの一例に基づいて説明する。
図5、6は、無線通信システムにおける動作シーケンスの一例を示した図である。
ここでは、PC1に組み込まれているアプリケーションソフトウェア102の一例として、インターネット接続プログラム(以下、APP−1とする)及び音声通話プログラム(以下、APP−2とする)におけるネットワーク接続/切断処理の動作シーケンスについて説明する。
デバイスドライバによりAPP−1及びAPP−2に対応して、PC1とモデムカード2に生成された仮想COMを以下、COM−1、COM−2とする。
また、PC1におけるモデムカード2の制御ソフトウェア(PCドライバソフト)及びモデムカード2の制御ソフトウェアをCONTROLとする。
なお、以下の説明に示すステップ番号は、図4に示すフローチャートのステップ番号に対応する。
まず、図5に示すように、APP−1から、COM−1の開始要求(COM開始要求)がCOM−1に送信されると、PC1はモデムカード2を認識し、モデムカード2の電源がON状態となる(ステップ11)。
すると、PC1のCONTROLから、モデムカード2のCONTROLに複数の仮想COM103の有効化を指示する旨のコマンド(複数COM化コマンド)がモデムカード2へ送信される。
モデムカード2のCONTROLは、複数COM化コマンドを受信し、このコマンドを受信した旨の応答コマンドをPC1のCONTROLへ送信する。
この時点で、PC1及びモデムカード2共に、複数の仮想COM103が待機状態となる(ステップ12)。
続いて、PC1のCOM−1から、モデムカード2のCOM−1へ、PC1のCOM−1とモデムカード2のCOM−1との間の通信の開始要求(COM−1開始要求)が送信される。
モデムカード2のCOM−1は、開始要求を受信し、このコマンドを受信した旨の応答コマンドをPC1のCOM−1へ送信する。
この時点で、PC1のCOM−1とモデムカード2のCOM−1との間の通信が開始される。即ち、PC1のCOM−1とモデムカード2のCOM−1との通信がアクティブ状態となる。すると、APP−1からPC1のCOM−1へ、DTR(data terminal ready:データ端末レディー)状態であることを示すDTR_ON信号が送信される。
次に、APP−1から、ネットワークへの接続を要求するAttach要求がモデムカード2のCOM−1へ送信される。
すると、この要求信号をコマンド管理手段201が認識する(ステップ13;Y)。ここでは、Attach要求を受信したため、モデムカード2のCPU21は、接続要求を受信したと判断し(ステップ14;Y)、コマンド管理手段201に設けられているカウンタの値に“1”を加算する(ステップ15)。
この時点でカウンタ値が“1”となるため(ステップ16;Y)、モデムカード2のCPU21は、ネットワークへの接続(アクセス)処理を実行する(ステップ17)。
これにより、APP−1とネットワークとの接続、つまりPC1とネットワークとの接続が確立(成立)する。
モデムカード2のCOM−1は、Attach要求を受信した旨の応答コマンドをAPP−1へ送信する。
APP−2から、COM−2の開始要求(COM開始要求)がPC1のCOM−2に送信されると、さらに、PC1のCOM−2から、モデムカード2のCOM−2へ、PC1のCOM−2とモデムカード2のCOM−2との間の通信の開始要求(COM−2開始要求)が送信される。
モデムカード2のCOM−2は、開始要求を受信し、このコマンドを受信した旨の応答コマンドをPC1のCOM−2へ送信する。
この時点で、PC1のCOM−2とモデムカード2のCOM−2との間の通信が開始される。すると、APP−2からPC1のCOM−2へ、DTR_ON信号が送信される。
次に、APP−2から、ネットワークへの接続を要求するダイヤル発呼要求(発呼要求)がモデムカード2のCOM−2へ送信される。
すると、この要求信号をコマンド管理手段201が認識する(ステップ13;Y)。ここでは、ダイヤル発呼要求を受信したため、モデムカード2のCPU21は、接続要求を受信したと判断し(ステップ14;Y)、コマンド管理手段201に設けられているカウンタの値に“1”を加算する(ステップ15)。
この時点では、カウンタ値が“2”であるため(ステップ16;N)、モデムカード2のCPU21は、ネットワークへの接続(アクセス)処理を実行しない。
つまり、既に、PC1とネットワークとの接続が確立しているため、モデムカード2は、APP−2からの接続要求、即ち2度目の接続要求については無視する。
モデムカード2のCOM−2は、ダイヤル発呼要求を受信した旨の応答コマンドをAPP−2へ送信する。
図6の動作シーケンスの説明に移る。
APP−1から、ネットワーク接続の切断を要求するDetach要求がモデムカード2のCOM−1へ送信される。
すると、この要求信号をコマンド管理手段201が認識する(ステップ13;Y)。ここでは、Detach要求を受信したため、モデムカード2のCPU21は、切断要求を受信したと判断し(ステップ14;N)、コマンド管理手段201に設けられているカウンタの値から“1”を減算する(ステップ18)。
この時点では、カウンタ値が“1”であるため(ステップ19;N)、モデムカード2のCPU21は、ネットワーク接続の切断処理を実行しない。
つまり、ネットワークに接続中の他のアプリケーションソフトウェア102(APP−2)が存在するため、モデムカード2は、APP−1からの切断要求、即ち最初の切断要求については無視する。
モデムカード2のCOM−1は、Detach要求を受信した旨の応答コマンドをAPP−1へ送信する。
APP−1から、COM−1の解放要求(COM解放要求)がPC1のCOM−1に送信されると、さらに、PC1のCOM−1から、モデムカード2のCOM−1へ、PC1のCOM−1とモデムカード2のCOM−1との間の通信の解放要求(COM−1解放要求)が送信される。
モデムカード2のCOM−1は、解放要求を受信し、このコマンドを受信した旨の応答コマンドをPC1のCOM−1へ送信する。
この時点で、PC1のCOM−1とモデムカード2のCOM−1との間の通信が解放される。即ち、PC1のCOM−1とモデムカード2のCOM−1との通信が非アクティブ状態となる。
APP−2から、音声通話の終了を要求するHang_up要求がモデムカード2のCOM−2へ送信される。
すると、この要求信号をコマンド管理手段201が認識する(ステップ13;Y)。ここでは、Hang_up要求を受信したため、モデムカード2のCPU21は、切断要求を受信したと判断し(ステップ14;N)、コマンド管理手段201に設けられているカウンタの値から“1”を減算する(ステップ18)。
この時点でカウンタ値が“0”となるため(ステップ19;Y)、モデムカード2のCPU21は、ネットワーク接続の切断処理を実行する(ステップ20)。
つまり、ネットワークに接続中の他のアプリケーションソフトウェア102が存在しないため、この時点でネットワーク接続の切断処理を実行する。
モデムカード2のCOM−2は、Hang_up要求を受信した旨の応答コマンドをAPP−2へ送信する。
APP−2から、COM−2の解放要求(COM解放要求)がPC1のCOM−2に送信されると、さらに、PC1のCOM−2から、モデムカード2のCOM−2へ、PC1のCOM−2とモデムカード2のCOM−2との間の通信の解放要求(COM−2解放要求)が送信される。
モデムカード2のCOM−2は、解放要求を受信し、このコマンドを受信した旨の応答コマンドをPC1のCOM−2へ送信する。
この時点で、PC1のCOM−2とモデムカード2のCOM−2との間の通信が解放される。
そして、全ての仮想COM103が解放されると、PC1のCONTROLは、モデムカード2の電源OFF要求を出力し(ステップ21)、モデムカード2の電源をOFFして処理を終了させる。
上述したように、本実施形態によれば、モデムカード2にコマンド管理手段201を設けることにより、PC1に組み込まれている複数のアプリケーションソフトウェア102から随時送信される接続要求・切断要求に対応するネットワーク接続・切断の実際の処理を、モデムカード2内部のコマンド体系で制御することができる。
つまり、図7に示す従来技術において用いられていた、マネージャーソフトウェア100を使用することなく、ネットワーク接続・切断の実際の処理を制御することができる。
これにより、従来のように、OS101の種類別に異なるマネージャーソフトウェア100を設計する必要がなくなるため、アプリケーションソフトウェア102やモデムカード2の開発時間の短縮化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、PC1に組み込まれているアプリケーションソフトウェア102は、他のアプリケーションソフトウェア102におけるネットワーク接続状況などを考慮することなく、接続要求・切断要求を送信しても、適切なネットワークとの接続・切断状況を維持することができる。これにより、モデムカード2は、複数のアプリケーションソフトウェア102を同時に提供することができる。
本実施形態によれば、アプリケーションソフトウェア102から接続要求や切断要求を受信した場合には、モデムカード2におけるネットワークへの接続処理、ネットワークからの切断処理の実行の有無にかかわらず、要求を受け付けた旨の応答を送信するように構成されている。この応答を受信することにより、アプリケーションソフトウェア102は、モデムカード2におけるネットワークへの接続処理、ネットワークからの切断処理の実行の有無にかかわらず速やかに処理を進めることができる。
上述した本実施形態では、接続要求の受信時に1加算し、切断要求の受信時に1減算するカウンタの値に基づいて、ネットワークへの接続(アクセス)処理を実行するタイミング、及びネットワーク接続の切断処理を実行するタイミングを決定するように構成されている。
しかしながら、ネットワーク接続・切断処理を実行するタイミングを決定する方法は、これに限定されるものではない。例えば、接続要求の受信数を計数する接続要求カウンタと、切断要求の受信数を計数する切断要求カウンタを設け、接続要求を受信した場合(ステップ14;Y)には、接続要求カウンタ値から切断要求カウンタ値を減算した値が“1”であるか否かを判断するようにし、また、切断要求を受信した場合(ステップ14;N)には、接続要求カウンタ値から切断要求カウンタ値を減算した値が“0”であるか否かを判断するように構成してもよい。
本実施形態では、通信用アプリケーションソフトウェアの例として、APP−1をインターネット接続プログラム、APP−2を音声通話プログラムを用いた場合について説明したが、通信用アプリケーションソフトウェアの使用例はこれに限定されるものではない。例えば、各々プログラムを逆にして、APP−1を音声通話プログラム、APP−2をインターネット接続プログラムとしても良いし、APP−1、APP−2共に同じプログラムにしても良い。また、利用可能な通信用アプリケーションソフトウェアの数も2つに限定されるものではなく、3つ以上の通信用アプリケーションソフトウェアによる接続、切断の場合にも同様な構成で対応可能である。
本実施形態では、無線通信モデムをPHSデータ通信カードで構成した場合について説明したが、モデム装置の構成はこれに限定されるものではなく、例えば、携帯電話用データ通信カードで構成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、通信システムの一例として、無線通信を利用した場合について説明したが、通信方法は無線通信に限定されるものではなく、上述したネットワーク接続・切断の制御技術を、物理的な回線を接続して行う有線通信を利用したものに適用するようにしてもよい。この場合、ネットワーク接続・切断の実際の処理は、PC1に接続したモデムとネットワーク回線との接続をON・OFFさせることにより行う。
本実施形態における無線通信システムの構成を示した図である。 本実施形態に係るPCとモデムカードにおけるハードウェア構成を示した図である。 本実施形態に係るPCとモデムカードにおけるソフトウェア構成を示した図である。 本実施形態に係る無線通信システムにおけるネットワークへの接続処理及び、ネットワークからの切断処理の動作手順を示したフローチャートである。 無線通信システムにおける動作シーケンスの一例を示した図である。 無線通信システムにおける動作シーケンスの一例を示した図である。 従来のデータ通信システムにおけるソフトウェア構成を示した図である。
符号の説明
1 PC
2 モデムカード
3 無線基地局
4 PHS電話網
5 インターネット網
11 CPU
12 HDD
13 RAM
14 インターフェース
15 カードスロット
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 インターフェース
25 無線通信回路
26 アンテナ
100 マネージャーソフトウェア
101 OS
102 アプリケーションソフトウェア
103 仮想通信ポート
104 通信ポート
105 インターフェース
201 コマンド管理手段
202 通信制御手段
203 仮想通信ポート
204 通信ポート
205 インターフェース

Claims (8)

  1. 複数のネットワーク接続アプリケーションが組み込まれた端末装置に接続され、ネットワークとの接続、切断を行う通信装置であって、
    前記ネットワーク接続アプリケーションから、ネットワークへ接続するためのネットワーク接続要求を取得する接続要求取得手段と、
    前記取得したネットワーク接続要求に基づいて、前記ネットワークに接続するネットワーク接続手段と、
    前記ネットワーク接続アプリケーションから、前記ネットワークから切断するためのネットワーク切断要求を取得する切断要求取得手段と、
    前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差が0に変化した場合、前記ネットワークとの接続を切り離す切断手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記ネットワーク接続手段は、前記ネットワーク接続要求の取得により、前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差が0から1に変化した場合、前記ネットワークに接続することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記ネットワーク接続要求を取得した場合に1を加算し、前記ネットワーク切断要求を取得した場合に1を減算する計数手段を備え、
    前記切断手段及び前記ネットワーク接続手段のうち少なくとも一方は、前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差を、前記計数手段から取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記ネットワーク接続要求又は前記ネットワーク切断要求を取得した場合、取得した要求に対する応答を要求元のネットワーク接続アプリケーションへ送信する応答手段
    を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記端末装置には、前記ネットワーク接続アプリケーション毎に論理通信ポートを前記端末装置及び当該通信装置に生成するドライバが組み込まれており、
    前記接続要求取得手段及び前記切断要求取得手段は、前記論理通信ポートを介して要求を取得することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記端末装置は、移動可能な移動端末装置であり、
    前記ネットワーク接続手段は、当該通信装置の位置登録を所定の基地局に対して行うことにより前記ネットワークに接続することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1の請求項に記載の通信装置。
  7. 複数のネットワーク接続アプリケーションが組み込まれた端末装置に接続され、ネットワークとの接続、切断を行う通信装置において用いられる通信方法であって、
    前記ネットワーク接続アプリケーションから、ネットワークへ接続するためのネットワーク接続要求を取得する第1ステップと、
    前記取得したネットワーク接続要求に基づいて、前記ネットワークに接続する第2ステップと、
    前記ネットワーク接続アプリケーションから、前記ネットワークから切断するためのネットワーク切断要求を取得する第3ステップと、
    前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差が0に変化した場合、前記ネットワークとの接続を切り離す第4ステップと、
    を有することを特徴とする通信方法。
  8. 複数のネットワーク接続アプリケーションが組み込まれた端末装置に接続され、接続要求取得手段、ネットワーク接続手段、切断要求取得手段、切断手段を備え、ネットワークとの接続、切断を行う通信装置に、
    前記接続要求取得手段が、前記ネットワーク接続アプリケーションから、ネットワークへ接続するためネットワーク接続要求を取得するネットワーク接続要求取得機能と、
    前記ネットワーク接続手段が、前記取得したネットワーク接続要求に基づいて、前記ネットワークに接続するネットワーク接続機能と、
    前記切断要求取得手段が、前記ネットワーク接続アプリケーションから、前記ネットワークから切断するためネットワーク切断要求を取得する切断要求取得機能と、
    前記切断手段が、前記ネットワーク接続要求の取得数と前記ネットワーク切断要求の取得数との差が0に変化した場合、前記ネットワークとの接続を切り離す切断機能と、
    を実現させるためのコンピュータ読取り可能な通信プログラム。
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