JP2014099933A - 無線通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム Download PDF

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将彦 内藤
Katsutoshi Ito
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Abstract

【課題】接続時のネゴシエーションによって、いずれの装置がアクセスポイントとしての役割を担うかを確実に決定すること。
【解決手段】無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を送信する機能情報生成・送信指令部108aと、他装置から送信された機能情報を受信する受信・解釈処理部108bと、自装置の機能情報と他装置から受信した機能情報を比較する比較部108cと、前記機能情報比較部による比較の結果に基づいて、自装置と他装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する決定部108dと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置、通信システム、通信方法及びプログラムに関する。
近年、無線LAN規格であるIEEE802.11に代表される無線ネットワークは、機器の自由度が高い等の利点から、有線ネットワークに代わり普及しつつあり、利用されるアプリケーションも多種多様になっている。
特開2008−283590号公報 特表2008−523697号公報 特開2007−74561号公報
IEEE802.11のインフラストラクチャモードでは、先にアクセスポイント(AP)の動作を開始させ、予め設定した周波数にてアクセスポイントから周期的に報知情報(ビーコン(Beacon))を送信させる。ステーション(STA)は、アクセスポイントから送信されたビーコンを受信することによって通信相手であるアクセスポイントを発見する。
一方、通信する機器についてアクセスポイント、ステーションの区別を予めすることなく、接続が完了してからのネゴシエーションによりアクセスポイント、ステーションを決定する方式が想定されている。この方式では、相手側がどの周波数で動作しているのか判らないため、周波数を切り換えながらビーコンなどの報知情報を送り、あるタイミングで互いの機器の周波数が一致した場合に初めて報知情報を受信することができ、接続を完了させることができる。
しかしながら、この場合、ネゴシエーションの際に、いずれの機器がアクセスポイントになるかを確実に決定してから、接続された機器同士でデータの送受信を行う必要がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、接続時のネゴシエーションによって、いずれの装置がアクセスポイントとしての役割を担うかを確実に決定することが可能な、新規かつ改良された無線通信装置、通信システム、通信方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を送信する機能情報送信部と、他装置から送信された機能情報を受信する機能情報受信部と、自装置の機能情報と他装置から受信した機能情報を比較する機能情報比較部と、前記機能情報比較部による比較の結果に基づいて、自装置と他装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する機能決定部と、を備える、無線通信装置が提供される。
また、前記機能情報送信部は、前記自装置の機能に関する機能情報として、自装置の機能についての重み付け数値を送信し、前記機能情報受信部は、他装置から送信された機能情報として、他装置の機能についての重み付け数値を受信し、前記機能情報比較部は、自装置と他装置のそれぞれにおける前記重み付け数値を比較するものであってもよい。
また、前記機能情報送信部は、前記自装置の機能に関する機能情報として、自装置の各機能についての重み付け数値の積算値を送信し、前記機能情報受信部は、他装置から送信された機能情報として、他装置の各機能についての重み付け数値の積算値を受信し、前記機能情報比較部は、自装置と他装置のそれぞれにおける前記重み付け数値の積算値を比較するものであってもよい。
また、前記機能情報についての優先度を格納する記憶部を備え、前記機能情報比較部は、前記優先度に基づいて前記機能情報を比較するものであってもよい。
また、前記機能情報は、AC電源接続の有無、バッテリー残量、最大通信速度、利用可能な周波数チャネル数、ブリッジ機能の有無、サポートする暗号化方式、CPUの処理能力、ディスプレイの装備の有無、及び入力装置の機能のうちの少なくとも1つに関する情報であってもよい。
また、前記機能情報は、自装置又は他装置の現在の状況に応じて動的に変化するものであってもよい。
また、他装置から送信された機能情報に基づいて他装置の各機能についての重み付け数値を算出する重み付け数値算出部を備え、前記機能情報比較部は、自装置の各機能についての重み付け数値と前記他装置の各機能についての重み付け数値を比較するものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を第2の無線通信装置へ送信する機能情報送信部と、第2の無線通信装置から送信された機能情報を受信する機能情報受信部と、自装置の機能情報と第2の無線通信装置から受信した機能情報を比較する機能情報比較部と、前記機能情報比較部による比較の結果に基づいて、自装置と第2の無線通信装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する機能決定部と、を備える、第1の通信装置と、無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を前記第1の無線通信装置へ送信する機能情報送信部と、前記第1の無線通信装置から送信された機能情報を受信する機能情報受信部と、自装置の機能情報と前記第1の無線通信装置から受信した機能情報を比較する機能情報比較部と、前記機能情報比較部による比較の結果に基づいて、自装置と前記第1の無線通信装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する機能決定部と、を備える第2の無線通信装置と、を備える、無線通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を送信するステップと、他装置から送信された機能情報を受信するステップと、自装置の機能情報と他装置から受信した機能情報を比較するステップと、前記比較の結果に基づいて、自装置と他装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定するステップと、を備える、無線通信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を送信する手段、他装置から送信された機能情報を受信する手段、自装置の機能情報と他装置から受信した機能情報を比較する手段、前記比較の結果に基づいて、自装置と他装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、接続時のネゴシエーションによって、いずれの装置がアクセスポイントとしての役割を担うかを確実に決定することが可能となる。
本発明の各実施形態に係る無線通信装置の構成の一例を示すブロック図である。 ステーション1(STA1)とステーション2(STA2)の機能を示す模式図である。 図2の各機能を有していることに対する重み付け数値の例を示す模式図である。 バッテリー残量に応じて変化する重み付け数値を示す模式図である。 入力装置(ユーザインタフェース)の能力に応じて変化する重み付け数値を示す模式図である。 図2に示すステーション1とステーション2のそれぞれについて、図3〜図5に基づいて重み付け数値を計算した結果を示す模式図である。 図2に示すステーション1(STA1)とステーション2(STA2)が通信を開始した場合に、どちらの機器がアクセスポイントとして動作するかを決定する流れを示すシーケンス図である。 ステーション3とステーション4の機能を示す模式図である。 図8の機能に基づいて判定される、アクセスポイントになるための優先度の順を示す模式図である。 優先度に応じてステーション3、ステーション4のいずれがアクセスポイントになるかを決定する流れを示すシーケンス図である。 ブリッジ機能を説明するための模式図である。 無線通信装置が内蔵された情報処理装置の構成を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.第1の実施形態>
(1)前提となる技術
(2)無線通信装置の構成
(3)第1の実施形態に係る処理の流れ
<2.第2の実施形態>
(1)第2の実施形態に係る処理の流れ
(2)ブリッジ機能について
(3)無線通信装置を内蔵した情報処理装置の構成例
<1.第1の実施形態>
(1)前提となる技術
無線LAN規格であるIEEE802.11で規定される無線LANの接続形態の大半は、アクセスポイントを介して通信を行うインフラストラストラクチャモードである。無線機は無線での接続をする際、何らかの方法で接続相手を発見する必要がある。ここでの発見とは、周波数チャネルとタイミングの同期を確立できる状態になることをいうものとする。
IEEE802.11のインフラストラクチャモードでは,先にアクセスポイント(AP)の動作を開始させ,あらかじめ設定した周波数(ここではF1とする)にて周期的にビーコン(Beacon)を送信させる。ここで、ビーコンは、ネットワークの識別子であるESS−IDなどを含む報知情報である。ステーション(STA)は、アクセスポイント(AP)から送信されたビーコンを受信することによって通信相手であるアクセスポイントを発見する。このとき、ステーション(STA)側の周波数は、ユーザがアクセスポイント(AP)と同一の周波数F1になるよう設定してもよいし、ステーションがビーコンを検出するまでIEEE802.11で規定された周波数チャネルを総当りで切り替えながら受信を続けてもよい。
インフラストラクチャモードでは、どの機器がアクセスポイントでどの機器がステーションであるかは、各機器の製造時に決定されており、ユーザは製品購入時にアクセスポイントかステーションかを選択した上で購入する。または、製品購入後、アクセスポイントであるかステーションであるかをユーザが設定する。
一方で、アクセスポイントとステーションの区別をユーザが意識することなく、IEEE802.11の無線LANの仕組みを使用して、1対1で2台の端末を簡易的に接続する仕様を想定することができる。この仕様では、互いの端末はアクセスポイント、ステーションの区別がなく同等であり、通信を行う際には、お互いが同時に相手を探し始める。そして、互いを発見した後にネゴシエーションを行い、いずれか一方が簡易的なアクセスポイントの役割を担い、他方がステーションの役割を担う。これにより、この仕様では、アクセスポイント、ステーションの区別をすることなく、簡易的なインフラストラクチャモードを実現できる。
上記の仕様では、ユーザがあらかじめアクセスポイントかステーションの指定をすることなく、通信を行う機器をユーザが指定するのみで、機器がネゴシエーションを行い、いずれかの機器が自律的にアクセスポイントの役割を行う。このため、ネゴシエーションの際に、アクセスポイントになる機器を決定するための取り決めが必要となる。
本実施形態は、どの端末がアクセスポイントになるかを機器同士が自律的に決めるものであり、自律的に決定するための評価方法と評価項目について定めたものである。本実施形態では、ネゴシエーションの際に、各端末の機能情報(機能の重み付け数値など)、およびその優先順位に基づいて、いずれの機器がアクセスポイントの役割の担うかを決定する。以下、本実施形態について詳細に説明する。
(2)無線通信装置の構成
図1は、本発明の各実施形態に係る無線通信装置100の構成の一例を示すブロック図である。無通信装置100は、無線LAN規格のIEEE802.11a, IEEE802.11b, IEEE802.11n等による無線通信ネットワークにより、他の無線通信装置と通信可能に構成されている。図1に示すように、各無線通信装置100は、データ処理部102、伝送処理部104、無線インターフェース部106、制御部108、メモリ110、アンテナ112を備える。
送信時には、データ処理部102は、例えば上位レイヤからの要求に応じて各種データフレーム、データパケットを作成して伝送処理部104に供給する。伝送処理部104は、送信時にはデータ処理部102で生成されたパケットに対して各種データヘッダやFCS(Frame Check Sequence)などの誤り検出符号の付加などの処理を行い、処理後のデータを無線インターフェース部106に提供する。無線インターフェース部106は、伝送処理部104により受け取ったデータから搬送波の周波数帯の変調信号を生成し、アンテナ112から無線信号として送信させる。
また、受信動作を行う際には、無線インターフェース部106は、アンテナ112により受信された無線信号をダウンコンバージョンし、ビット列に変換することにより各種データフレームを復号する。すなわち、無線インターフェース部106は、アンテナ112と協働して送信部、および受信部として機能することができる。伝送処理部104は、無線インターフェース部106から供給される各種データフレームに付加されているヘッダを解析し、誤り検出符号に基づいてデータフレームに誤りがないことを確認すると、各種データフレームをデータ処理部102へ供給する。データ処理部102は、伝送処理部104から供給される各種データフレーム、データパケットを処理し、解析する。
制御部108は、データ処理部102、伝送処理部104、無線インターフェース部106のそれぞれの動作を制御するブロックであり、送受信周波数の決定、制御メッセージ(ビーコン、ビーコンの受信応答、プローブリクエスト(Probe request)、プローブレスポンス(Probe response)などの報知情報)の作成や送信命令、制御メッセージの解釈などの動作を行うことができ、無線通信装置100の受信動作、送信動作などの各種動作を制御する。また、制御部108は、例えば本実施形態による重み付け情報などの機能情報を含む制御メッセージの作成、制御メッセージの解釈を行う。
図1に示すように、制御部108は、主な機能構成として、機能情報生成・送信指令部108a、受信・解釈処理部108b、比較部108c、決定部108dを含む。機能情報生成・送信指令部108aは、重み付け数値などの機能情報を含む制御メッセージの作成や送信命令を行う。受信・解釈処理部108bは、通信相手側から送られた機能情報を含む制御メッセージの受信処理、解釈処理を行う。比較部108cは、自装置の機能情報と通信相手側から送られた機能情報を比較する。決定部108dは、比較部108cによる比較の結果に基づいて、自装置と通信相手のいずれがアクセスポイント、ステーションの機能を担うかを決定する動作を行う。
メモリ110は、制御部108によるデータ処理の作業領域としての役割や、各種データを保持する記憶媒体としての機能を有する。メモリ110としては、DRAMなどの揮発性メモリ、EEPROMなどの不揮発性メモリ、ハードディスク、光ディスクなどの各種記録媒体を用いることができる。なお、図1に示す各ブロックは、ハードウェア(回路)によって構成されることができる。また、各ブロックを演算処理部(CPU)とこれを機能させるソフトウエア(プログラム)によって構成することもできる。この場合、そのプログラムは、無線通信装置100が備えるメモリ110等の記録媒体に格納されることができる。
(3)第1の実施形態に係る処理の流れ
以下、ステーション1とステーション2が通信を行う場合に、ネゴシエーションによりいずれの機器がアクセスポイントになるかを決定する手法について詳細に説明する。ステーション1及びステーション2は、共にIEEE802.11相当の機能を有しているものとする。図2は、ステーション1(STA1)とステーション2(STA2)の機能を示す模式図である。
図2に示すように、ステーション1とステーション2は、「AC電源接続の有無」、「バッテリー残量」、「最大通信速度」、「利用可能な周波数チャネル数」、「ブリッジ(Bridge)機能」、「サポートする暗号化方式」、「CPUの処理能力」、「ディスプレイ(Display)を装備しているか」、「入力装置」のそれぞれの項目について、所定の機能を備えている。そして、ステーション1とステーション2は、各項目について機能が相違している。そして、本実施形態では、これらの機能に応じて重み付け数値が設定される。
図3は、図2の各機能を有していることに対する重み付け数値の例を示す模式図である。図3に示すように、AC電源接続の機能を有している場合は、重み付け数値が“3”とされる。最大通信速度がより速い場合は、重み付け数値が“2”とされる。利用可能な周波数チャネル数が多い場合は、重み付け数値が“1”とされる。Bridge機能を搭載している場合は、重み付け数値が“3”とされる。サポートする暗号化方式が多い場合は、重み付け数値が“1”とされる。CPUの処理能力がより高い場合は、重み付け数値が1とされる。また、ディスプレイを装備している場合は、重み付け数値が2とされる。本実施形態では、重み付け数値が高いほど、アクセスポイントとしての適正が優れていると判断され、ネゴシエーションの際にアクセスポイントになり易くなる。
なお、CPU処理能力の数値化について、その手法は特に限定されるものではない。例えば、アクセスポイントとして動作するために十分なCPU処理能力を有しているとその機器の製造者(メーカ)が判断している場合、その機器の重み付け数値は“1”に設定されることができる。また、アクセスポイントとして動作するために十分なCPU処理能力を有していないとその機器の製造者が判断している場合、その機器の重み付け数値は“0”に設定されることができる。
図2に示す各機能のうち、バッテリー残量、入力装置の項目については、その程度により重み付け数値が動的に変化して設定される。図4は、バッテリー残量に応じて変化する重み付け数値を示す模式図である。図2の各機能のうち、バッテリー残量については、残量に応じて重み付け数値が設定される。図4に示すように、バッテリー残量が100%〜75%の場合は重み付け数値が3とされ、74%〜50%の場合は重み付け数値が2とされる。また、バッテリー残量が49%〜25%の場合は重み付け数値が1とされ、24%〜0%の場合は重み付け数値が0とされる。
図5は、入力装置(ユーザインタフェース)の能力に応じて変化する重み付け数値を示す模式図である。図2の各機能のうち、入力装置の能力については、能力に応じて重み付け数値が設定され、より高機能のユーザインタフェースを有している機器がアクセスポイントとされる。図5に示すように、入力装置が無い場合は、重み付け数値が0とされ、入力装置としてプッシュボタンが有る場合は重み付け数値が1とされ、入力装置としてキーボードが有る場合は重み付け数値が2とされる。
図6は、図2に示すステーション1とステーション2のそれぞれについて、図3〜図5に基づいて重み付け数値を計算した結果を示す模式図である。図1に示すステーション1とステーション2の機能について、図3〜図5に従って重み付け数値を決定すると、図6の結果が得られ、ステーション1の重み付け数値(Weight(STA1))は“15”、
ステーション2の重み付け数値(Weight(STA2))は“4”となる。
図7は、図2に示すステーション1(STA1)とステーション2(STA2)が通信を開始した場合に、どちらの機器がアクセスポイントとして動作するかを決定する流れを示すシーケンス図である。先ず、ステップS10,S20では、ステーション1、ステーション2のそれぞれにおいて、重み付け情報の計算が行われる。ステップS10では、ステーション1が自身の重み付け数値(Weight(STA1))を計算し、ステップS20では、ステーション2が自身の重み付け数値(Weight(STA2))を計算する。
次に、ステップS12では、ステーション1が自装置の重み付け数値Weight(STA1)=15をステーション2へ送信する。また、ステップS22では、ステーション2が自装置の重み付け数値Weight(STA2)=4をステーション2へ送信する。なお、ここでは、各装置が重み付け数値の積算値を送信しているが、特定の機能についてのみ重み付け係数を求めて、これを送信してもよい。また、他のステーションに送る情報は、重み付け数値でなくとも、例えば、図2に示されるような機能の情報自体であってもよい。その場合は、その機能情報を受信したステーション側において、相手ステーションの重み付け数値の計算が行われる。重み付け数値の算出は、機能情報生成・送信指令部108aにて行うことができ、機能情報生成・送信指令部108aは重み付け数値算出部として機能する。
ステーション1では、次のステップS14において、自装置の重み付け数値Weight(STA1)とステーション2から受信した重み付け数値Weight(STA2)=4を比較し、Weight(STA1)>Weight(STA2)であるか否かを判定する。そして、図7の例ではWeight(STA1)>Weight(STA2)であり、自装置の重み付け数値の方がステーション2の重み付け数値よりも高いため、ステップS16へ進み、ステーション1がアクセスポイントになることを決定する。
また、ステーション2では、ステップS24において、自装置の重み付け数値Weight(STA2)とステーション1から受信した重み付け数値Weight(STA1)を比較し、Weight(STA2)>Weight(STA1)であるか否かを判定する。そして、図7の例ではWeight(STA2)≦Weight(STA1)であり、自装置の重み付け数値の方がステーション1の重み付け数値よりも低いため、ステップS26へ進み、ステーション2がインフラストラクチャモードにおけるステーションとなることを決定する。
ステップS16の後、ステーション1はアクセスポイントとして機能するため、ビーコンを送信する。一方、ステップS26の後、ステーション2は、インフラストラクチャモードにおけるステーションとして機能するため、ステーション1から送られたビーコンを受信して、ステーション1に対してデータを送信する。
なお、ステップS14においてWeight(STA1)≦Weight(STA2)であり、ステップS24においてWeight(STA1)>Weight(STA2)である場合は、ステップS16においてステーション2がアクセスポイントとなる。また、ステップS26では、ステーション1がインフラストラクチャモードにおけるステーションとなる。この場合、ステップS26の後、ステーション2がビーコンを送信し、ステーション1がステーション2に対してデータを送信する。
以上のように、図7の処理によれば、いずれの機器がアクセスポイントになるかは、重み付け数値を用いたネゴシエーションにより決定される。従って、各機器の機能に基づいて、アクセスポイントとしての適正が高い機器をアクセスポイントとして決定することが可能となる。
以上説明したように第1の実施形態によれば、各ステーションの機能に応じた重み付け数値を設定することにより、1対1で通信を行ういずれの機器がアクセスポイントになるかを決定することが可能となる。
<2.第2の実施形態>
(1)第2の実施形態に係る処理の流れ
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、各ステーションが有する機能の優先度に応じてアクセスポイントかステーションかを決定するものである。
ここでは、ステーション3とステーション4が通信を行うものとする。第1の実施形態と同様に、ステーション3とステーション4は、共にIEEE802.11相当の機能を有しているものとする。図8は、ステーション3とステーション4の機能を示す模式図である。
また、図9は、図8の機能に基づいて判定される、アクセスポイントになるための優先度の順を示す模式図である。図9に示す情報は、共有の情報として各ステーションが予め取得しており、例えばメモリ110に格納されている。
第2の実施形態では、図9の優先度の1から順に、各項目に従ってステーション3とステーション4の機能が判断される。各項目の優劣によりいずれの機器がアクセスポイントになるかが決定される。図10は、優先度に応じてステーション3、ステーション4のいずれがアクセスポイントになるかを決定する流れを示すシーケンス図である。
先ず、ステップS30では、ステーション1からステーション2へ、優先度1に関する機能情報を送信する。ここで、図9に示すように、優先度1に関する機能情報は、AC電源の有無であり、図8に示すように、ステーション3はAC電源を有していない(AC電源が接続されていない)。このため、ステップS30において、ステーション3は、ステーション4へAC電源を有していない旨の情報を送る。
次に、ステップS40では、ステーション4からステーション3へ、優先度1に関する機能情報を送信する。ここで、図8に示すように、ステーション4もAC電源を有していない。このため、ステップS40において、ステーション4は、ステーション3へAC電源を有していない旨の情報を送る。
次に、ステップS32では、ステーション3において、ステーション3に優先度1の機能が無く、且つ、ステーション4にも優先度1の機能が無いことが判定される。この場合、優先度1の機能では、いずれの機器がアクセスポイントになるかを決定できない。従って、この場合は、ステップS34へ進む。
同様に、ステーション4においても、ステップS42において、ステーション3に優先度1の機能が無く、且つ、ステーション4にも優先度1の機能が無いことが判定される。この場合、優先度1の機能では、いずれの機器がアクセスポイントになるかを決定できないため、ステップS44へ進む。
ステップS34では、優先度1の機能でいずれの機器がアクセスポイントになるか決定できなかったため、ステーション3からステーション4へ、優先度2に関する機能情報を送信する。ここで、図9に示すように、優先度2に関する機能情報は、ブリッジ機能の有無であり、図8に示すように、ステーション3はブリッジ機能を有している。このため、ステップS34において、ステーション3は、ステーション4へブリッジ機能を有している旨の情報を送る。
同様に、ステップS44では、ステーション4からステーション3へ、優先度2に関する機能情報を送信する。ここで、図8に示すように、ステーション4はブリッジ機能を有していないため、ステップS44において、ステーション4は、ステーション3へブリッジ機能を有していない旨の情報を送る。
次に、ステップS36では、ステーション3において、ステーション3に優先度2の機能が有り、且つ、ステーション4には優先度2の機能が無いことが判定される。この場合、優先度2の機能に基づいて、いずれの機器がアクセスポイントになるかを決定することができる。従って、ステップS38において、ステーション3がアクセスポイントになることが決定される。
同様に、ステーション4においても、ステップS46では、ステーション3に優先度2の機能が有り、且つ、ステーション4に優先度2の機能が無いことが判定される。従って、ステップS48において、ステーション4がインフラストラクチャモードにおけるステーションになることが決定される。
ステップS38の後は、ステーション3は、アクセスポイントとして機能するため、ビーコンを送信する。一方、ステップS48の後、ステーション2は、インフラストラクチャモードにおけるステーションとして機能するため、ステーション3から送られたビーコンを受信して、ステーション3に対してデータを送信する。
なお、図10の例では、優先度の高い機能のパラメータから一項目ずつ送信して、各ステーション3,4で比較する例を示したが、ステーション3とステーション4が互いに図8に示す全ての情報を一度に送信して、優先度の高いものから順に比較することとしてもよい。
以上説明したように第2の実施形態によれば、各ステーションの機能の優先度に応じたネゴシエーションを行うことにより、アクセスポイントとしての適正が高い機能を有する機器をアクセスポイントとして決定することが可能となる。
(2)ブリッジ機能について
次に、上述した各実施形態におけるブリッジ機能について説明する。図11は、ブリッジ機能を説明するための模式図である。図11(A)において、端末1は、ブリッジ機能を有する端末である。端末1は、端末2とアクセスポイントの双方に同時に接続される。そして、端末1のブリッジ機能により、端末2とアクセスポイントは情報の送受信を行うことができる。
同様に、図11(B)において、端末3は、ブリッジ機能を有する端末である。端末3は、端末4と公衆無線基地局の双方に同時に接続される。そして、端末3のブリッジ機能により、端末4と公衆無線基地局は情報の送受信を行うことができる。同様に、図11(C)において、端末5は、ブリッジ機能を有する端末である。端末5は、端末6と端末7の双方に同時に接続される。そして、端末5のブリッジ機能により、端末6と端末7は情報の送受信を行うことができる。このように、ブリッジ機能とは、2つの端末が情報を送受信する際に、2つの端末の間で中継することのできる機能をいう。
(3)無線通信装置を内蔵した情報処理装置の構成例
図12は、無線通信装置100が内蔵された情報処理装置200の構成を示す模式図である。図12では、情報処理装置200は、例えばパーソナルコンピュータなどの装置であり、無線通信装置100は、例えばパーソナルコンピュータ内に装着される無線LANカードなどの装置である。無線通信装置100の構成は、図1で説明したものと同様である。
図12に示すように、無線通信装置100は、情報処理装置200内に取り付けられている。また、情報処理装置200は、キーボードなどの入力装置202、ディスプレイなどの出力装置204、CPUなどの制御部206、電源処理部208、バッテリー210、外部電源インターフェース212を備える。入力装置202からの信号は制御部206へ入力される。また、入力装置202、出力装置204、電源処理部208は制御部206によって制御される。
この場合、図2で説明した「AC電源接続の有無」、「バッテリー残量」、「CPUの処理能力」、「Displayの有無」、「入力装置の能力」などの情報は、情報処理装置200に関係する情報でもある。このため、これらの情報処理装置200の情報については,情報処理装置200の制御部206から無線通信装置100の制御部108へと情報を伝達することによって、無線通信装置100の制御部108が認識できるものとする。また、CPUの処理能力については、情報処理装置200の制御部206と無線通信装置100の制御部108が協働して処理を行う場合があるため、双方の制御部108,206の処理能力の合計を図2における「CPUの処理能力」とすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 無線通信装置
106 無線インターフェース部
108 制御部
108a 機能情報生成・送信指令部
108b 受信・解釈処理部
108c 比較部
108d 決定部

Claims (10)

  1. 無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を送信する機能情報送信部と、
    他装置から送信された機能情報を受信する機能情報受信部と、
    自装置の機能情報と他装置から受信した機能情報を比較する機能情報比較部と、
    前記機能情報比較部による比較の結果に基づいて、自装置と他装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する機能決定部と、
    を備える、無線通信装置。
  2. 前記機能情報送信部は、前記自装置の機能に関する機能情報として、自装置の機能についての重み付け数値を送信し、
    前記機能情報受信部は、他装置から送信された機能情報として、他装置の機能についての重み付け数値を受信し、
    前記機能情報比較部は、自装置と他装置のそれぞれにおける前記重み付け数値を比較する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記機能情報送信部は、前記自装置の機能に関する機能情報として、自装置の各機能についての重み付け数値の積算値を送信し、
    前記機能情報受信部は、他装置から送信された機能情報として、他装置の各機能についての重み付け数値の積算値を受信し、
    前記機能情報比較部は、自装置と他装置のそれぞれにおける前記重み付け数値の積算値を比較する、請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記機能情報についての優先度を格納する記憶部を備え、
    前記機能情報比較部は、前記優先度に基づいて前記機能情報を比較する、請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記機能情報は、AC電源接続の有無、バッテリー残量、最大通信速度、利用可能な周波数チャネル数、ブリッジ機能の有無、サポートする暗号化方式、CPUの処理能力、ディスプレイの装備の有無、及び入力装置の機能のうちの少なくとも1つに関する情報である、請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記機能情報は、自装置又は他装置の現在の状況に応じて動的に変化する、請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 他装置から送信された機能情報に基づいて他装置の各機能についての重み付け数値を算出する重み付け数値算出部を備え、
    前記機能情報比較部は、自装置の各機能についての重み付け数値と前記他装置の各機能についての重み付け数値を比較する、請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を第2の無線通信装置へ送信する機能情報送信部と、第2の無線通信装置から送信された機能情報を受信する機能情報受信部と、自装置の機能情報と第2の無線通信装置から受信した機能情報を比較する機能情報比較部と、前記機能情報比較部による比較の結果に基づいて、自装置と第2の無線通信装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する機能決定部と、を備える、第1の通信装置と、
    無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を前記第1の無線通信装置へ送信する機能情報送信部と、前記第1の無線通信装置から送信された機能情報を受信する機能情報受信部と、自装置の機能情報と前記第1の無線通信装置から受信した機能情報を比較する機能情報比較部と、前記機能情報比較部による比較の結果に基づいて、自装置と前記第1の無線通信装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する機能決定部と、を備える第2の無線通信装置と、
    を備える、無線通信システム。
  9. 無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を送信するステップと、
    他装置から送信された機能情報を受信するステップと、
    自装置の機能情報と他装置から受信した機能情報を比較するステップと、
    前記比較の結果に基づいて、自装置と他装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定するステップと、
    を備える、無線通信方法。
  10. 無線通信ネットワークを介して自装置の機能に関する機能情報を送信する手段、
    他装置から送信された機能情報を受信する手段、
    自装置の機能情報と他装置から受信した機能情報を比較する手段、
    前記比較の結果に基づいて、自装置と他装置のいずれがアクセスポイントとしての機能を担うか決定する手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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