JP5636835B2 - 画像形成装置、情報管理システムおよびプログラム - Google Patents

画像形成装置、情報管理システムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、情報管理システムおよびプログラムに関する。
近年、ネットワークを利用するユーザのメールアドレスや環境に関する情報を管理する技術として、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)等が既に知られている。一般に、コピーやスキャナ、FAX機能等を搭載したMFP(Multifunction Peripheral)は、LDAPを利用して画像データを送信する宛先情報としてユーザのアドレス帳を保持する。
従来の機器は、管理対象となるアドレス帳を主にPCサーバ上に保存することによりアドレス帳を連携していた。しかし、MFPのように一般のオフィスに設置され、誰でも主電源を切断できる機器に一括管理するアドレス帳を保存した場合、主電源が切断されると連携が中断してしまう。このような事態を解消する従来の方法として、システムに接続された機器の中からアドレス帳を一括管理するマスタ機をあらかじめ定め、マスタ機の主電源がOFFされる時に、マスタ機をシステムに接続されている他の機器に変更する方法が考えられる。
また、複数のデバイスが接続されているネットワークシステムにおいて、個々のデバイスが備える記憶領域の容量が小さい場合でも、一部のデバイスに過大な負荷をかけることなく情報をバックアップする目的で、マスタデータを共用管理する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の方法では、複数のデバイスに優先順位が付与されており、各デバイスは、共用データを更新する際に更新前の共用データを一つ下位のデバイスにバックアップデータとして提供し、下位のデバイスは一つ上位のデバイスから更新前のバックアップデータを取得し保存する。
しかしながら、従来の方法および特許文献1の方法では、アドレス帳に含まれる情報(以下、アドレス帳情報という。)のうち更新頻度の高い情報、例えば、ユーザ名に対応付けて保存されるコピー部数や、スキャン枚数等の情報を逐次同期させてアドレス帳情報の同一性を保持することは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アドレス帳を一括管理している機器の電源が遮断された場合であっても、アドレス帳を一括管理することができる画像形成装置、情報管理システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、管理対象となる機器のアドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶する記憶部と、前記機器の電源が遮断されたときに、前記機器から前記更新情報を受信する更新情報受信部と、前記更新情報を受信した場合に、受信した前記更新情報と、前記記憶部に記憶されている前記更新情報とを比較し、受信した前記更新情報と前記記憶部に記憶されている前記更新情報とが一致しない場合に、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を更新すると判断する判断部と、前記アドレス帳を更新すると判断された場合に、前記機器に前記アドレス帳を送信する要求を送信し、前記機器から前記アドレス帳を受信するアドレス帳要求部と、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を、受信したアドレス帳に更新する更新部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成装置は、アドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶する記憶部と、電源遮断を検知する検知部と、前記電源遮断が検知された場合に、複数の機器に記憶されている前記アドレス帳を管理する管理機に前記更新情報を送信する更新情報送信部と、前記管理機から前記アドレス帳の要求を受信する要求受信部と、前記要求を受信した場合に、前記管理機に前記アドレス帳を送信するアドレス帳送信部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる情報管理システムは、機器と、前記機器を管理する管理機とを備えた情報管理システムであって、前記管理機は、管理対象となる機器のアドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶する第1記憶部と、前記機器の電源遮断されたときに、前記機器から前記更新情報を受信する更新情報受信部と、前記更新情報を受信した場合に、受信した更新情報と、前記記憶部に記憶されている更新情報とを比較し、受信した更新情報と前記記憶部に記憶されている更新情報とが一致しない場合に、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を更新すると判断する判断部と、前記アドレス帳を更新すると判断された場合に、前記機器に前記アドレス帳を送信する要求を送信し、前記機器から前記アドレス帳を受信するアドレス帳要求部と、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を、受信したアドレス帳に更新する更新部と、を備え、前記機器は、アドレス帳と、の更新に伴い更新される更新情報を記憶する第2記憶部と、電源遮断を検知する検知部と、前記電源遮断が検知された場合に、前記管理機に前記更新情報を送信する更新情報送信部と、前記管理機から前記アドレス帳の要求を受信する要求受信部と、前記要求を受信した場合に、前記管理機に前記アドレス帳を送信するアドレス帳送信部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、管理対象となる機器のアドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶部に保存する保存ステップと、前記機器の電源遮断されたときに、前記機器から前記更新情報を受信する更新情報受信ステップと、前記更新情報を受信した場合に、受信した更新情報と、前記記憶部に記憶されている更新情報とを比較し、受信した更新情報と前記記憶部に記憶されている更新情報とが一致しない場合に、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を更新すると判断する判断ステップと、前記アドレス帳を更新すると判断された場合に、前記機器に前記アドレス帳を送信する要求を送信し、前記機器から前記アドレス帳を受信するアドレス帳要求ステップと、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を、受信したアドレス帳に更新する更新ステップ、として機能させることを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、アドレス帳と、前記アドレス帳が更新されたか否かを判断するための更新情報を記憶部に保存する保存ステップと、電源遮断を検知する検知ステップと、前記電源遮断が検知された場合に、複数の機器に記憶されている前記アドレス帳を管理する管理機に前記更新情報を送信する更新情報送信ステップと、前記管理機から前記アドレス帳の要求を受信する要求受信ステップと、前記要求を受信した場合に、前記管理機に前記アドレス帳を送信するアドレス帳送信ステップ、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、アドレス帳を一括管理している機器の電源が遮断された場合であっても、アドレス帳を一括管理することができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる情報管理システムの機能的構成を示すブロック図である。 図2は、設定部により設定されたアドレス帳連携の表示画面の一例を示す図である。 図3−1は、一般アドレス帳を参照する指示の通知の一例を示す図である。 図3−2は、一般アドレス帳の利用を禁止する通知の一例を示す図である。 図4−1は、一般機でマスタアドレス帳の更新回数の通知の一例を示す図である。 図4−2は、マスタ機で一般機が利用しているマスタアドレス帳が更新された更新日時の通知の一例を示す図である。 図5は、通信部により一般機の主電源OFF時に一般機からマスタ機に送信される通知の一例を示す図である。 図6は、一般機による主電源OFF通知時のアドレス帳連携の同期処理の流れを説明するシーケンス図である。 図7は、一般機が一般機の主電源OFFを検知した場合における、一般機によるアドレス帳連携の同期処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、主電源OFF時に主電源OFFされる画像形成装置の操作表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図9は、マスタ機がマスタ機の主電源OFFを検知した場合における、マスタ機によるアドレス帳連携の同期処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、一般機による主電源OFF受信時のアドレス帳連携の同期処理の流れを説明するシーケンス図である。 図11は、一般機がマスタ機から主電源OFFを受信した場合における、アドレス帳連携の同期処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、利用するアドレス帳を一般アドレス帳に切り替える通知の一例を示す図である。 図13は、一般アドレス帳の利用禁止の通知の一例を示す図である。 図14は、マスタ機が一般機から主電源OFFを受信した場合における、アドレス帳連携処理の手順を示すフローチャートである。 図15は、本実施の形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、情報管理システムおよびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる情報管理システムの機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる情報管理システムは、ネットワークに接続された画像形成装置のアドレス帳を管理する管理機としてのマスタ機100aと、マスタ機100aによる管理対象となる一般機100bとを備える。なお、以下、画像形成装置が、マスタ機100aである場合と、一般機100bである場合とを区別して説明するが、基本的な構成は同様であり、全ての画像形成装置は設定によりマスタ機または一般機となりうる。
画像形成装置100は、アドレス帳連携制御部101と、入力制御部109と、表示制御部110と、電力制御部111と、検知部112と、出力部113と、記憶部130と、操作表示部120とを主に備える。
出力部113は、コピー制御部114と、スキャナ制御部115と、FAX制御部116とを主に備え、各種ジョブを出力する。
コピー制御部114は、プリンタ(不図示)により印刷条件に従ってジョブを印刷する。また、スキャナ制御部115は、スキャナ(不図示)によりスキャン条件に従ってジョブをスキャンする。また、FAX制御部116は、FAX(不図示)によりFAX条件に従ってジョブをFAXする。
記憶部130は、アドレス帳およびアドレス帳が更新されたか否かを判断するための更新情報を記憶する。ここで、アドレス帳には、ユーザ名、メールアドレス、プリント枚数、ファックス枚数、スキャン枚数等が含まれる。また、更新情報としては、例えば、アドレス帳を更新するたびに増加させる更新数値や、更新日時等がある。
例えば、記憶部130がマスタ機100aに備えられている場合は、記憶部130は、マスタアドレス帳を記憶する。ここで、マスタアドレス帳とは、全ての一般機100bから受信したアドレス帳であって、一般機100bがネットワークによりアクセスし参照可能なアドレス帳のことである。
また、記憶部130が一般機100bに備えられている場合は、記憶部130は一般アドレス帳を記憶する。ここで、一般アドレス帳とは、一般機100bそれぞれに記憶されているアドレス帳であって、ネットワークによりアクセスすることなく参照可能なアドレス帳のことである。
入力制御部109は、操作表示部120からの各種入力事項を受け付ける。例えば、入力制御部109は、アドレス帳連携の設定事項の入力を受け付ける。ここで、アドレス帳連携の設定事項としては、マスタ機100aまたは一般機100bの設定、アドレス帳連携の設定や、アドレス帳の利用制限の設定等がある。
ここで、アドレス帳連携とは、マスタ機100aと一般機100bがマスタ機100aに記憶されているアドレス帳を連携して利用することである。また、マスタアドレス帳の利用禁止とは、マスタ機100aが主電源OFFの際にマスタアドレス帳の利用を禁止することである。また、一般アドレス帳参照とは、マスタ機100aが主電源OFFになる際に一般アドレス帳を参照することである。
また、アドレス帳の利用制限には、マスタアドレス帳の利用を禁止と、一般アドレス帳の利用禁止等がある。また、マスタアドレス帳とは、マスタ機100aに記憶されているアドレス帳のことであり、一般アドレス帳とは、一般機100bに記憶されているアドレス帳のことである。
設定部102は、入力制御部109により入力が受け付けられたアドレス帳連携の設定事項を設定する。ここで、アドレス帳連携の設定事項には、マスタ機100aまたは一般機100bの設定、アドレス帳の利用制限の設定等が含まれる。
参照部106は、設定部102により設定された設定に従って、マスタアドレス帳または一般アドレス帳から、出力部113による出力を指示したユーザのアドレスを参照する。例えば、参照部106は、設定部102によりマスタアドレス帳が設定されていた場合、マスタ機100aにアクセスしてマスタアドレス帳を取得し、取得したマスタアドレス帳を利用するアドレス帳として記憶部130に保存する。参照部106は、ユーザによりジョブが出力されるたびに利用するアドレス帳の更新数値を増加させる。
また、参照部106は、設定部102により一般アドレス帳が設定されていた場合、ユーザによりジョブが出力されるたびに直接記憶部130に記憶されている一般アドレス帳を参照し、ジョブが出力されるたびに一般アドレス帳の更新数値を増加させる。
電力制御部111は、ユーザによる主電源のボタン(不図示)のONまたはOFFへの切替操作により電力をONまたはOFFに制御する。例えば、電力制御部111は、ユーザによる主電源ボタンの切替操作を受け付けた場合に、主電源のONまたはOFFの準備中であることを、電力をONまたはOFFにする前に検知部112に通知する。
検知部112は、電力制御部111による主電源のONまたはOFFを検知する。例えば、検知部112は、電力制御部111により主電源OFFの通知により電源遮断を検知する。また、検知部112は、電力制御部111による主電源ONの通知により電源復旧を検知する。
表示制御部110は、操作表示部120に各種表示事項を表示する。例えば、一般機100bの表示制御部110は、マスタ機100aからの指示に従ってアドレス帳の利用制限を操作表示部120に表示する。
図2は、設定部102により設定されたアドレス帳連携の表示画面の一例である。図2の上部に示すように、表示制御部110は、アドレス帳連携を「する」か、「しない」かの選択画面を表示する。ここでは、表示制御部110は「しない」の選択を表示しているが、入力制御部109からの「する」の選択により図2の中段における上部に示す詳細な画面を表示する。
表示制御部110は、入力制御部109によりアドレス帳連携を「する」が選択された場合、本機の役割として、「優先マスタアドレス帳」または「一般アドレス帳」の別を表示する。ここでは、表示制御部110は「優先マスタアドレス帳」が選択表示されている。なお、優先マスタアドレス帳とは、自機に一般アドレス帳が登録されている場合であっても、マスタアドレス帳を優先して利用する設定のことである。
また、表示制御部110はマスタ機へ接続できない場合として、一般アドレス帳を使うか、利用停止かを表示する。ここで、利用停止は一般アドレス帳の利用停止を示す。例えば、設定部102により一般アドレス帳の利用禁止が設定された場合、表示制御部110は一般アドレス帳を利用停止に表示する。
また、図2の中段における下部には、表示制御部110は、アドレス帳連携を「する」を表示し、その下に本機の役割として「一般アドレス帳」を選択表示している。また、この横に、表示制御部110は、マスタ機のIPアドレスまたはホスト名を表示している。ここでは、表示制御部110は、「133.139.123.456」を表示している。
また、図2の下段に、表示制御部110は「マスタ機への接続に成功しました」という通知と、「確認」のアイコンをユーザにより押下可能に表示している。
図1に戻り、アドレス帳連携制御部101は、設定部102と、判断部103と、制限部104と、更新部105と、参照部106と、通信部107とを主に備える。
通信部107は、ネットワークに接続された画像形成装置間で各種情報を送受信する。例えば、マスタ機100aの通信部107は、マスタ機100aに備えられた場合、次のような機能を有する。マスタ機100aの通信部107は、検知部112により主電源OFFが検知された場合に、一般機100bから更新情報を受信する情報受信部としての機能を有する。
また、マスタ機100aの通信部107は、後述する判断部103によりアドレス帳を更新すると判断された場合に、一般機100bにアドレス帳を送信する要求を送信し、一般機100bからアドレス帳を受信するアドレス帳要求部としての機能を有する。
また、通信部107は、一般機100bに備えられた場合、次のような機能を有する。一般機100bの通信部107は、一般機100bに記憶されている更新情報をマスタ機100aに送信する情報送信部としての機能を有する。
また、一般機100bの通信部107は、マスタ機100aからアドレス帳の要求を受信する要求受信部としての機能を有する。さらに、一般機100bの通信部107は、マスタ機100aにアドレス帳を送信するアドレス帳送信部としての機能を備える。
例えば、通信部107は、検知部112により主電源OFFが検知された場合に、マスタ機100aまたは一般機100bに通知を送信する。例えば、図3−1と図3−2は、マスタ機100aがシャットダウンする場合に、一般機100bに送信する通知の一例を示す図である。
図3−1は、一般アドレス帳を参照する指示の通知の一例を示す図である。図3−1に示すように、通信部107は、条件“shutdown”(シャットダウン)の場合に、“self−sufficient”(一般アドレス帳の利用)を示す通知を一般機100bに送信する。
また、図3−2は、一般アドレス帳の利用を禁止する通知の一例を示す図である。通信部107は、条件“shutdown”(シャットダウン)の場合に、“prohibition”(一般アドレス帳の利用禁止)を示す通知を一般機100bに送信する。
次に、図4−1と図4−2は、一般機100bがシャットダウンする場合に、マスタ機100aに送信する通知の一例を示す図である。図4−1は、一般機100bでマスタアドレス帳の更新回数の通知の一例を示す図である。図4−1に示すように、通信部107は、条件“shutdown”(シャットダウン)の場合に、“1233456789</generation>”(123456789回)を示す通知をマスタ機100aに送信する。なお、この数値はマスタアドレス帳の更新回数のほか、更新回数を識別する割符等であってもよい。
また、図4−2は、マスタ機100aで一般機100bが利用しているマスタアドレス帳が更新された更新日時の通知の一例を示す図である。図4−2に示すように、通信部107は、条件“shutdown”(シャットダウン)の場合に、“20100331194529001</lastUpdate>”(最終更新日時2010年3月31日19時45分29秒001)を示す通知をマスタ機100aに送信する。
また、図4−1と図4−2は、一般機100bがシャットダウンする場合に、マスタ機100aに送信する通知の一例である。
次に、一般機100bの主電源OFF時に一般機100bからマスタ機100aに送信される通知の一例を説明する。図5は、通信部107により一般機100bの主電源OFF時に一般機100bからマスタ機100aに送信される通知の一例を示す図である。
通信部107は一般機100bで利用されたマスタアドレス帳をマスタ機100aに送信する。図5に示すように、通信部107により送信されるマスタアドレス帳には、ユーザ名<name>(あいうえお)、メールアドレス<mail>、印刷回数<pirintCount>(123回)、スキャン回数<scanCount>(41回)が含まれる。また、この通知には、マスタアドレス帳全てに登録されているユーザ分の情報が含まれる。図5では、ユーザ名<name>(あいうえお)の次は、ユーザ名<name>(Hello)により識別されるユーザの情報が含まれる。
判断部103は、自機がマスタ機100aである場合に、通信部107により一般機100bから更新情報を受信した場合に、受信した更新情報と、記憶部130に記憶されている更新情報とを比較して、一致しない場合にマスタアドレス帳を更新すると判断する。
例えば、判断部103は、受信した更新情報に含まれる更新数値を、記憶部130に記憶されている更新情報に含まれる更新数値と比較し、一致しない場合にマスタアドレス帳を更新すると判断する。
また、判断部103は、受信した更新情報に含まれる更新日時を、記憶部130に記憶されている更新情報に含まれる更新日時と比較し、一致しない場合にマスタアドレス帳を更新すると判断する。
更新部105は、通信部107により一般機100bからアドレス帳を受信した場合、記憶部130に記憶しているマスタアドレス帳を、受信したアドレス帳に更新する。
制限部104は、設定部102により設定されたアドレス帳の利用制限に従って、アドレス帳の利用を制限する。例えば、制限部104がマスタ機100aに備えられた場合、制限部104は、マスタ機100aが主電源OFFになる際、通信部107を介して一般機100bにマスタアドレス帳の利用を禁止する指示を送信する。
また、マスタ機100aの制限部104は、マスタ機100aが主電源OFFになる際、通信部107を介して、一般機100bに利用するアドレス帳をマスタアドレス帳から一般アドレス帳に変更する指示を送信する。
また、制限部104は、一般機100bに備えられた場合、通信部107を介してマスタ機100aからマスタアドレス帳の利用を禁止する指示を受信した場合、操作表示部120にマスタアドレス帳の利用禁止を表示する。
また、一般機100bの制限部104は、通信部107を介してマスタ機100aから一般アドレス帳に変更する指示を受信した場合、利用するアドレス帳をマスタアドレス帳から一般アドレス帳に変更する。
次に、以上のように構成された画像形成装置100による主電源OFFする際のアドレス帳連携の同期処理の流れについて説明する。ここで、アドレス帳連携の同期処理とは、アドレス帳連携「する」が選択された場合に、いずれかの画像形成装置の主電源OFFに伴いマスタアドレス帳を同期する処理のことである。図6は、一般機100bによる主電源OFF通知時のアドレス帳連携の同期処理の流れを説明するシーケンス図である。
一般機100bは、主電源OFFを検知する(ステップS1)。一般機100bは、アドレス帳連携制御部101に電力OFFの準備要求を送信する(ステップS2)。一般機100bは、マスタ機100aに主電源OFFを通知する(ステップS3)。ここで、一般機100bは、通知とともに、一般機100bの更新情報を送信する。
マスタ機100aは一般機100bに了解通知を送信する(ステップS4)。ここで、マスタ機100aの内部において、アドレス帳連携制御部101は、同期処理の処理中を検知部112に通知する(ステップS5)。検知部112は、同期処理の処理中を表示制御部110に通知する(ステップS6)。これに応答し、表示制御部110は操作表示部120に通知を表示する。一般機100bはマスタ機100aにアドレス帳の同期要求を送信する(ステップS7)。
これに応答して、マスタ機100aは、通知とともに一般機100bから受信した更新情報と、マスタ機100aに記憶されている更新情報とを比較して、一般機100bにアドレス帳を更新するか否かを判断する。マスタ機100aはアドレス帳を更新すると判断した場合、一般機100bにアドレス帳を送信する要求を送信し、一般機100bからアドレス帳を受信する。
マスタ機100aは一般機100bに同期処理の完了通知を送信する(ステップS8)。一般機100bは、検知部112に同期処理の終了を通知する(ステップS9)。検知部112は、表示制御部110に同期処理の完了を通知する(ステップS10)。ここで、表示制御部110は、操作表示部120に同期処理の完了を表示する。また、電力制御部111は、電源をカットする。
次に、一般機100bによる主電源OFF時のアドレス帳連携の同期処理の手順について説明する。図7は、一般機100bが一般機100bの主電源OFFを検知した場合における、一般機100bによるアドレス帳連携の同期処理の手順を示すフローチャートである。
検知部112は、主電源OFFを検知する(ステップS21)。ここで、表示制御部110は、アドレス帳連携の同期処理を行っている通知を操作表示部120に表示する。図8は、主電源OFF時に主電源OFFされる画像形成装置の操作表示部120に表示される画面の一例を示す図である。図8に示すように、表示制御部110は、「シャットダウン中です。以下の処理を実施中です。アドレス帳連携の同期処理をしています。40%」と処理内容と処理が完了した量の全体における割合を表示する。また、表示制御部110は、「終了後自動的に主電源OFFします」というメッセージを表示する。
設定部102は、アドレス帳連携が設定されているか否かを判断する(ステップS22)。通信部107は、設定部102によりアドレス帳連携が設定されていると判断された場合(ステップS22:Yes)、マスタ機100aに主電源OFFを通知する(ステップS23)。ここで、通信部107は、主電源OFFの通知とともに更新情報を送信する。
判断部103は、マスタ機100aからアドレス帳の送信要求を受信したか否かを判断する(ステップS24)。判断部103は、マスタ機100aからアドレス帳の送信要求を受信したと判断した場合(ステップS24:Yes)、マスタ機100aにアドレス帳を送信する(ステップS25)。
なお、ステップS22において、設定部102が、アドレス帳連携が設定していないと判断した場合(ステップS22:No)、ステップS24において、判断部103がマスタ機100aからアドレス帳の送信要求を受信していないと判断した場合(ステップS24:No)、処理を終了する。
次に、マスタ機100aによるアドレス帳連携の同期処理の手順について説明する。図9は、マスタ機100aがマスタ機100aの主電源OFFを検知した場合における、マスタ機100aによるアドレス帳連携の同期処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS26およびステップS27は、図7のアドレス帳連携処理の手順を示すフローチャートのステップS21およびステップS22の処理と同様である。
ステップS28において、通信部107は、全ての一般機100bにマスタ機100aの主電源OFFを通知する(ステップS28)。設定部102は、アドレス帳の利用制限について、一般アドレス帳の利用禁止が設定されているか否かを判断する(ステップS30)。
設定部102により一般アドレス帳の利用禁止が設定されていると判断された場合(ステップS30:Yes)、通信部107は、一般機100bに一般アドレス帳の利用禁止の指示を送信する(ステップS31)。
一方、設定部102により一般アドレス帳の利用禁止が設定されていないと判断された場合(ステップS30:No)、通信部107は、一般機100bに一般アドレス帳を参照する指示を送信する(ステップS32)。
次に、画像形成装置100による主電源OFFを受信した際のアドレス帳連携の同期処理の流れについて説明する。図10は、一般機100bによる主電源OFF受信時のアドレス帳連携の同期処理の流れを説明するシーケンス図である。
マスタ機100aは、一般機100bから主電源OFFの通知を受信する(ステップS41)。一般機100bは、表示制御部110にマスタアドレス帳OFFを通知する(ステップS42)。ここで、表示制御部110は、操作表示部120にマスタアドレス帳OFFを表示する。
一般機100bは、通信部107を介してマスタ機100aに了解通知を送信する(ステップS43)。マスタ機100aは、アドレス帳の利用制限の指示を一般機100bに送信する(ステップS44)。
一般機100bは、マスタ機100aから受信したアドレス帳の利用制限の指示に従って、アドレス帳を設定する(ステップS45)。一般機100bは、マスタ機100aにアドレス帳の設定が完了した通知を送信する(ステップS46)。
次に、一般機100bによる主電源OFF受信時のアドレス帳連携の同期処理の手順について説明する。図11は、一般機100bがマスタ機100aから主電源OFFを受信した場合における、アドレス帳連携の同期処理の手順を示すフローチャートである。
通信部107は、マスタ機100aから主電源OFFの通知を受信する(ステップS51)。ここで、通信部107は、マスタ機100aからアドレス帳の利用制限の指示をともに受信する。例えば、通信部107は、アドレス帳の利用制限の指示として、マスタアドレス帳の利用禁止、または一般アドレス帳の参照の指示を受信する。
設定部102は、アドレス帳連携が設定されているか否かを判断する(ステップS52)。表示制御部110は、設定部102によりアドレス帳が設定されていると判断された場合(ステップS52:Yes)、マスタ機100aからのアドレス帳の利用制限の指示を操作表示部120に表示する(ステップS53)。
制限部104は、マスタ機100aから受信したアドレス帳の利用制限の指示が、一般アドレス帳の利用禁止の指示であるか否かを判断する(ステップS54)。制限部104は、マスタ機100aから受信したアドレス帳の利用制限の指示が、一般アドレス帳の利用禁止の指示であると判断した場合(ステップS54:Yes)、設定部102により一般アドレス帳の利用禁止を設定する(ステップS55)。
ここで、表示制御部110は、利用するアドレス帳を一般アドレス帳に切り替える通知を操作表示部120に表示する。図12は、利用するアドレス帳を一般アドレス帳に切り替える通知の一例である。図12に示すように、表示制御部110は、「マスタ機の主電源がOFFになりました。この機器のアドレス帳に切り替えます」という表示を操作表示部120に表示する。
一方、制限部104は、マスタ機100aから受信したアドレス帳の利用制限の指示が、一般アドレス帳の利用禁止の指示でないと判断した場合(ステップS54:No)、設定部102により一般アドレス帳の参照を設定する(ステップS57)。
ここで、表示制御部110は、一般アドレス帳の利用禁止の通知を操作表示部120に表示する。図13は、一般アドレス帳の利用禁止の通知の一例である。図13に示すように、表示制御部110は、「マスタ機の主電源がOFFになりました。アドレス帳は利用できません」という表示を操作表示部120に表示する。
通信部107は、マスタ機100aにアドレス帳の設定が完了した通知を送信する(ステップS56)。
次に、マスタ機100aによる主電源OFF受信時のアドレス帳連携の同期処理の手順について説明する。図14は、マスタ機100aが一般機100bから主電源OFFを受信した場合における、アドレス帳連携の同期処理の手順を示すフローチャートである。
通信部107は、一般機100bから主電源OFFの通知を受信する(ステップS61)。ここで、通信部107は、一般機100bが記憶している更新情報をともに受信する。
設定部102は、アドレス帳連携が設定されているか否かを判断する(ステップS62)。判断部103は、設定部102によりアドレス帳連携が設定されていると判断された場合(ステップS62:Yes)、アドレス帳が同期されているか否かを判断する(ステップS63)。
例えば、判断部103は、ステップS61で受信した更新情報と、記憶部130に記憶している更新情報を比較し、受信した更新情報と記憶部130に記憶している更新情報が一致していないと判断した場合に、アドレス帳が同期されていないと判断する。
通信部107は、判断部103によりアドレス帳が同期されていないと判断された場合(ステップS63:No)、一般機100bにアドレス帳の送信を要求する(ステップS64)。ここで、通信部107は、これに応答した一般機100bからアドレス帳を受信する。
更新部105は、記憶部130に記憶しているアドレス帳を、一般機100bから受信したアドレス帳に更新する(ステップS65)。通信部107は、一般機100bに同期処理の完了通知を送信する(ステップS66)。
次に、マスタ機100aがアドレス帳連携の同期処理完了後に再度主電源がONになった場合の同期処理について説明する。ここで、同期処理の対象となるのは、マスタ機100aが、一般機100bに一般アドレス帳を参照する指示を送信したケースである。
検知部112は、主電源ONを検知する。通信部107は、一般機100bに同期処理完了後から主電源ONまでの間に更新された一般アドレス帳のマスタ機100aへの送信を要求する。通信部107は、一般機100bから一般アドレス帳を受信し、記憶部130に記憶されているマスタアドレス帳を受信した一般アドレス帳の内容に更新する。
このように、本実施の形態によれば、一般機100bのシャットダウン時にマスタ機100aにアドレス帳の更新情報を送信し、マスタ機100aが管理しているマスタアドレス帳と受信したアドレス帳が一致していない場合に、マスタアドレス帳を受信したアドレス帳に更新するので、一括管理している機器の電源が遮断された場合であっても、アドレス帳を一括管理することができる。
また、このように、マスタ機100aは主電源の復帰に伴い、マスタ機100aは、マスタ機100aの主電源OFFに伴う同期処理完了後から主電源ONまでの間に更新されたアドレス帳を同期するので、主電源OFFになった場合であっても復帰時にマスタアドレス帳を一括管理することができる。
図15は、本実施の形態にかかる画像形成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。本図では、画像形成装置100の一例として複合機を示す。複合機100は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機100全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)130とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、複合機100の全体制御を行うものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGPバス15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス15、PCIバス、HDD130およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIマスタおよびAGPターゲットと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作表示部120はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)130は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、本実施の形態の画像形成装置で実行される情報管理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の画像形成装置で実行される情報管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の画像形成装置で実行される情報管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の画像形成装置で実行される情報管理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の画像形成装置100で実行される情報管理プログラムは、上述した各部(設定部、判断部、制限部、更新部、参照部、通信部、検知部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから情報管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、設定部、判断部、制限部、更新部、参照部、通信部、検知部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
100a、100b 画像形成装置
101 アドレス帳連携制御部
102 設定部
103 判断部
105 制限部
106 更新部
107 参照部
108 通信部
109 入力制御部
110 表示制御部
111 電力制御部
112 検知部
113 出力部
114 コピー制御部
115 スキャナ制御部
116 FAX制御部
120 操作表示部
130 記憶部
特開2006−235990号公報

Claims (9)

  1. 管理対象となる機器のアドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶する記憶部と、
    前記機器の電源が遮断されたときに、前記機器から前記更新情報を受信する情報受信部と、
    前記更新情報を受信した場合に、受信した前記更新情報と、前記記憶部に記憶されている前記更新情報とを比較し、受信した前記更新情報と前記記憶部に記憶されている前記更新情報とが一致しない場合に、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を更新すると判断する判断部と、
    前記アドレス帳を更新すると判断された場合に、前記機器に前記アドレス帳を送信する要求を送信し、前記機器から前記アドレス帳を受信するアドレス帳要求部と、
    前記記憶部に記憶されているアドレス帳を、受信したアドレス帳に更新する更新部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記更新情報は、更新毎に増加させる値であって、
    前記判断部は、受信した更新情報が示す値と、前記記憶部に記憶されている更新情報が示す値とを比較し、受信した更新情報が示す値と、前記記憶部に記憶されている更新情報が示す値が一致しない場合に、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を更新すると判断すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記更新情報は、更新日時であって、
    前記判断部は、受信した更新情報が示す更新日時と、前記記憶部に記憶されている更新情報が示す更新日時とを比較し、受信した更新情報が示す更新日時と、前記記憶部に記憶されている更新情報が示す更新日時が一致しない場合に、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を更新すると判断すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. アドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶する記憶部と、
    電源遮断を検知する検知部と、
    前記電源遮断が検知された場合に、複数の機器に記憶されている前記アドレス帳を管理する管理機に前記更新情報を送信する更新情報送信部と、
    前記管理機から前記アドレス帳の要求を受信する要求受信部と、
    前記要求を受信した場合に、前記管理機に前記アドレス帳を送信するアドレス帳送信部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記更新情報は、更新毎に増加させる値であること、
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記更新情報は、更新日時であること、
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 機器と、前記機器を管理する管理機とを備えた情報管理システムであって、
    前記管理機は、
    管理対象となる機器のアドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶する第1記憶部と、
    前記機器の電源遮断されたときに、前記機器から前記更新情報を受信する更新情報受信部と、
    前記更新情報を受信した場合に、受信した更新情報と、前記記憶部に記憶されている更新情報とを比較し、受信した更新情報と前記記憶部に記憶されている更新情報とが一致しない場合に、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を更新すると判断する判断部と、
    前記アドレス帳を更新すると判断された場合に、前記機器に前記アドレス帳を送信する要求を送信し、前記機器から前記アドレス帳を受信するアドレス帳要求部と、
    前記記憶部に記憶されているアドレス帳を、受信したアドレス帳に更新する更新部と、
    を備え、
    前記機器は、
    アドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶する第2記憶部と、
    電源遮断を検知する検知部と、
    前記電源遮断が検知された場合に、前記管理機に前記更新情報を送信する更新情報送信部と、
    前記管理機から前記アドレス帳の要求を受信する要求受信部と、
    前記要求を受信した場合に、前記管理機に前記アドレス帳を送信するアドレス帳送信部と、
    を備えたことを特徴とする情報管理システム。
  8. コンピュータを、
    管理対象となる機器のアドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶部に保存する保存ステップと、
    前記機器の電源遮断されたときに、前記機器から前記更新情報を受信する更新情報受信ステップと、
    前記更新情報を受信した場合に、受信した更新情報と、前記記憶部に記憶されている更新情報とを比較し、受信した更新情報と前記記憶部に記憶されている更新情報とが一致しない場合に、前記記憶部に記憶されているアドレス帳を更新すると判断する判断ステップと、
    前記アドレス帳を更新すると判断された場合に、前記機器に前記アドレス帳を送信する要求を送信し、前記機器から前記アドレス帳を受信するアドレス帳要求ステップと、
    前記記憶部に記憶されているアドレス帳を、受信したアドレス帳に更新する更新ステップ、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. コンピュータを、
    アドレス帳と、前記アドレス帳の更新に伴い更新される更新情報を記憶部に保存する保存ステップと、
    電源遮断を検知する検知ステップと、
    前記電源遮断が検知された場合に、複数の機器に記憶されている前記アドレス帳を管理する管理機に前記更新情報を送信する更新情報送信ステップと、
    前記管理機から前記アドレス帳の要求を受信する要求受信ステップと、
    前記要求を受信した場合に、前記管理機に前記アドレス帳を送信するアドレス帳送信ステップ、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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