JP7069905B2 - 情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、報処理システムに関する。
MFP(Multifunction Peripheral)またはその他の情報処理装置(例えば、PC(Personal Computer)等)に、インストールが可能なアプリケーションの一覧を提供して表示させるアプリケーションサイトが知られている。しかし、アプリケーションサイトでは、ユーザのニーズにあったアプリケーションを見つけるのではなく、アプリケーションのカテゴリからアプリケーションを検索する等、アプリケーションサイトを見る人(ユーザ)が情報を取りに行く必要があり、最適なアプリケーションが探しづらいという問題があった。
このようなアプリケーションサイトからインストールするアプリケーション(以下、単に「アプリ」と称する場合がある)を配信する技術として、全ての機能を持つアプリ、および一部の機能を持つアプリ(バージョンアップ等で機能を追加していった場合等)を登録しておき、利用したい機器が全ての機能を利用できる機種であれば、全ての機能を持つアプリを配信し、利用したい機器が一部の機能しか利用できないものであれば、一部の機能を持つアプリを携帯端末に配信する技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、例えば、過去に同じユーザが利用したモデルの情報を利用したアプリケーションの紹介を行えていないため、上述のように最適なアプリが探しづらいという問題が依然としてある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者の利用に供するアプリケーションを提示することができる報処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1機器に関する情報、および利用者による該第1機器の利用に関する情報の少なくともいずれかを含む利用情報を抽出する該第1機器と、当該利用情報を蓄積する情報処理装置と、前記利用者が前記情報処理装置にアクセスする第2機器と、を含む情報処理システムであって、前記第1機器は、前記第1機器に関する情報、および利用者による該第1機器の利用に関する情報の少なくともいずれかを含む利用情報を送信する送信部を、備え、前記情報処理装置は、前記送信部から送信された前記利用情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記利用情報に基づいて、利用者の利用に供するアプリケーションを判定する判定部と、前記判定部により判定されたアプリケーションを少なくとも含むアプリケーション一覧を前記第2機器に提供する提供部と、を備え、前記第2機器は、前記提供部により提供された前記アプリケーション一覧を優先的に表示部に表示させる表示制御部を、さらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、利用者の利用に供するアプリケーションを提示することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係るサーバおよびPCのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るMFPおよびPCの機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)の機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理システムにおいてログイン時にアプリケーションサイトに利用情報を送信する動作の流れの一例を示すシーケンス図である。 図7は、実施形態のMFP(PC)に表示されるログイン画面の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶するユーザ情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るMFP(PC)に表示されるトップ画面の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る情報処理システムにおいて利用台数に応じておすすめアプリを判定する動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る情報処理システムにおいてアクセス元の機器に応じておすすめアプリを判定する動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶する機器情報の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る情報処理システムにおいてユーザの機器にインストールされているアプリの差分に応じておすすめアプリを判定する動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶するアプリ情報の一例を示す図である。 図15は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶するアプリインストール情報の一例を示す図である。 図16は、実施形態に係る情報処理システムにおいて機器利用ログに応じておすすめアプリを判定する動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図17は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶する機能情報の一例を示す図である。 図18は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶する機能利用ログの一例を示す図である。
以下に、図1~図18を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報処理システムおよびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(情報処理システムの全体構成および概略動作)
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の全体構成および概略動作について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1は、サーバ10と、MFP30(機器の一例、第1機器の一例、第2機器の一例)と、PC40(機器の一例、第1機器の一例、第2機器の一例)と、を含み、互いにネットワーク2を介してデータ通信が可能となっている。ネットワーク2は、例えば、LAN(Local Area Network)またはインターネット等である。なお、ネットワーク2は、複数のネットワークを含むものとしてもよく、有線および無線のネットワークが混在して含まれているものとしてもよい。
サーバ10は、各機器(MFP30およびPC40等)の利用情報を蓄積し、MFP30およびPC40に、インストールが可能なアプリケーションの一覧を配信する情報処理装置である。ここで、利用情報とは、機器に関する情報、および利用者による当該機器の利用に関する情報のうち少なくともいずれかを含む情報を示し、例えば、機種、コピーボリューム、印刷ボリューム、スキャン回数、利用している機能、ログ、およびインストールされているアプリの一覧等の情報である。なお、サーバ10において、各機器(MFP30およびPC40等)の利用情報を蓄積し、MFP30およびPC40に、インストールが可能なアプリケーションの一覧を配信する動作の主体となる機能の部分を特に「アプリケーションサイト20」と称するものとし、本実施形態では、アプリケーションサイト20の実体がサーバ10であるものとして説明する。
MFP30は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する画像形成装置である。MFP30は、自身の利用情報を、ネットワーク2を介して、アプリケーションサイト20へ送信する。なお、図1に示す情報処理システム1では、複数台のMFP30が含まれるものとしてもよい。
PC40は、アプリ等をインストールする際にアプリケーションサイト20へアクセスする情報機器である。なお、PC40は、PC(Perosnal Computer)である必要はなく、ワークステーション等の情報機器であってもよい。
次に、図1を参照しながら、情報処理システム1の概略動作について説明する。まず、図1の(1)に示すように、特定の機器(図1ではMFP30)は、自身の利用情報を、ネットワーク2を介してアプリケーションサイト20へ送信する。次に、図1の(2)に示すように、アプリケーションサイト20は、特定の機器から受信した利用情報を蓄積する。
特定の機器(図1ではPC40)は、図1の(3)に示すように、アプリケーションサイト20にアクセスした際に、アプリの一覧の要求を、ネットワーク2を介してアプリケーションサイト20へ送信する。利用情報を受信したアプリケーションサイト20は、図1の(4)に示すように、アクセスした特定の機器(図1ではPC40)の利用情報に応じたインストール可能なアプリの一覧の情報(アプリ一覧情報)を生成する。そして、図1の(5)に示すように、アプリケーションサイト20は、生成したアプリ一覧情報を、ネットワーク2を介して特定の機器(図1ではPC40)へ送信する。特定の機器は、受信したアプリ一覧情報を表示部に表示させる。
なお、図1ではMFP30が利用情報をアプリケーションサイト20へ送信する例を示したが、これに限定されず、PC40が利用情報をアプリケーションサイト20へ送信するものとしてよい。また、図1ではPC40がアプリケーションサイト20へアクセスしてアプリの一覧の要求をアプリケーションサイト20へ送信する例を示したが、これに限定されず、MFP30がアプリケーションサイト20へアクセスしてアプリの一覧の要求をアプリケーションサイト20へ送信してもよい。
(MFPのハードウェア構成)
図2は、実施形態に係るMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、本実施形態に係るMFP30のハードウェア構成の詳細について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るMFP30は、コントローラ800と、操作表示部810(表示部の一例)と、FCU(Facsimile Control Unit)820と、プロッタ831と、スキャナ832とがPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続された構成となっている。
コントローラ800は、MFP30全体の制御、描画、通信および操作表示部810からの入力を制御する装置である。
操作表示部810は、例えば、タッチパネル等であり、コントローラ800に対する入力を受け付ける(操作機能)と共に、MFP30の状態等を表示(表示機能)する装置であり、後述するASIC(Application Specific Integrated Circuit)806に直接接続されている。
FCU820は、ファックス機能を実現する装置であり、PCIバスによってASIC806に接続されている。
プロッタ831は、印刷機能を実現する装置であり、PCIバスによってASIC806に接続されている。スキャナ832は、スキャナ機能を実現する機能であり、PCIバスによってASIC806に接続されている。
コントローラ800は、CPU(Central Processing Unit)801と、システムメモリ(MEM-P)802と、ノースブリッジ(NB)803と、サウスブリッジ(SB)804aと、ネットワークI/F804bと、USB(Universal Serial Bus) I/F804cと、セントロニクスI/F804dと、ASIC806と、ローカルメモリ(MEM-C)807と、補助記憶装置808と、を有している。
CPU801は、MFP30の全体制御を行うものであり、システムメモリ802、ノースブリッジ803およびサウスブリッジ804aからなるチップセットに接続され、このチップセットを介して他の機器と接続される。
システムメモリ802は、プログラムおよびデータの格納用メモリ、プログラムおよびデータの展開用メモリ、ならびにプリンタの描画用メモリ等として用いるメモリであり、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを有している。このうち、ROMは、プログラムおよびデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAMは、プログラムおよびデータの展開用メモリ、ならびにプリンタの描画用メモリ等として用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
ノースブリッジ803は、CPU801と、システムメモリ802、サウスブリッジ804aおよびAGP805とを接続するためのブリッジであり、システムメモリ802に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGP(Accelerated Graphics Port)ターゲットとを有する。
サウスブリッジ804aは、ノースブリッジ803と、PCIデバイスおよび周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。サウスブリッジ804aは、PCIバスを介してノースブリッジ803と接続されており、PCIバスには、ネットワークI/F804b、USB I/F804cおよびセントロニクスI/F804d等が接続されている。
AGP805は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインターフェースである。AGP805は、システムメモリ802に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にするバスである。
ASIC806は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP805、PCIバス、補助記憶装置808およびローカルメモリ807をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。ASIC806は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC806の中核をなすアービタ(ARB)と、ローカルメモリ807を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジック等により画像データの回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、プロッタ831およびスキャナ832との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットとから構成される。ASIC806には、PCIバスを介してFCU820、プロッタ831およびスキャナ832が接続される。また、ASIC806は、図示しないホストPCおよびネットワーク等にも接続されている。
ローカルメモリ807は、コピー用画像バッファおよび符号バッファとして用いるメモリである。
補助記憶装置808は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、SD(Secure Digital)カードまたはフラッシュメモリ等の記憶装置であり、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積および利用情報の蓄積を行うためのストレージである。
なお、上述のMFP30のプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(補助記憶装置808等)に記録されて流通されるようにしてもよい。
また、図2に示すMFP30のハードウェア構成は、一例であり、すべての構成機器を備えている必要はなく、また、他の構成機器を備えているものとしてもよい。
(サーバおよびPCのハードウェア構成)
図3は、実施形態に係るサーバおよびPCのハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、本実施形態に係るサーバ10およびPC40のハードウェア構成の詳細について説明する。
図3に示すように、本実施形態に係るサーバ10(およびPC40)は、CPU601と、ROM602と、RAM603と、補助記憶装置604と、ネットワークI/F605と、入出力I/F606と、表示装置607(表示部の一例)と、入力装置608と、を備えている。
CPU601は、サーバ10(およびPC40)全体の動作を制御する演算装置である。ROM602は、サーバ10(およびPC40)用のプログラム(BIOS(Basic Input/Output System)等)を記憶している不揮発性記憶装置である。RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される揮発性記憶装置である。
補助記憶装置604は、画像データ等の各種データを記憶する不揮発性の記憶装置である。なお、サーバ10の場合、補助記憶装置604は、特定の機器から受信した利用情報を蓄積する。補助記憶装置604は、例えば、HDDまたはSSD等である。
ネットワークI/F605は、ネットワーク2を利用してデータを通信するためのインターフェースである。ネットワークI/F605は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)に対応したNIC(Network Interface Card)等である。
入出力I/F606は、マウスまたはディスプレイ等の入出力機器を接続するためのインターフェースである。
表示装置607は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等である。
入力装置608は、マウスまたはキーボード等の入力装置である。
上述のCPU601、ROM602、RAM603、補助記憶装置604、ネットワークI/F605、および入出力I/F606は、アドレスバスおよびデータバス等のバス610によって互いに通信可能に接続されている。
なお、上述のサーバ10およびPC40のプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(補助記憶装置604等)に記録されて流通されるようにしてもよい。
また、図3に示すサーバ10およびPC40の構成は、一例であり、すべての構成機器を備えている必要はなく、また、他の構成機器を備えているものとしてもよい。
(MFPおよびPCの機能ブロックの構成および動作)
図4は、実施形態に係るMFPおよびPCの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、本実施形態に係るMFP30およびPC40の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図4に示すように、本実施形態に係るMFP30(およびPC40)は、UI(User Interface)部201と、通信部202(送信部)と、記憶部203と、アプリケーション管理部204と、利用情報抽出部205と、表示制御部206と、を有する。
UI部201は、ユーザからの操作を受け付け、内部のデータの表示を行う機能部である。UI部201は、MFP30の場合、図2に示す操作表示部810によって実現され、PC40の場合、図3に示す表示装置607および入力装置608によって実現される。
通信部202は、外部機器(例えば、アプリケーションサイト20)との間でデータの送受信を行う機能部である。通信部202は、MFP30の場合、図2に示すネットワークI/F804b、およびCPU801がプログラムを実行することによって実現され、PC40の場合、図3に示すネットワークI/F605、およびCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
記憶部203は、MFP30(またはPC40)の利用情報等を記憶する機能部である。記憶部203は、MFP30の場合、図2に示すシステムメモリ802または補助記憶装置808によって実現され、PC40の場合、図3に示すRAM603および補助記憶装置604によって実現される。
アプリケーション管理部204は、アプリの実行、アプリの追加および削除、および、インストール可能なアプリの一覧の要求の送信等を行う機能部である。アプリケーション管理部204は、例えば、MFP30の場合、図2に示すCPU801がプログラムを実行することによって実現され、PC40の場合、図3に示すCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
利用情報抽出部205は、アプリケーションサイト20において蓄積させる必要がある利用情報を記憶部203から抽出する機能部である。利用情報抽出部205は、例えば、MFP30の場合、図2に示すCPU801がプログラムを実行することによって実現され、PC40の場合、図3に示すCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
表示制御部206は、UI部201でのデータの表示制御を行う機能部である。表示制御部206は、例えば、MFP30の場合、図2に示すCPU801がプログラムを実行することによって実現され、PC40の場合、図3に示すCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
なお、アプリケーション管理部204、利用情報抽出部205および表示制御部206の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGA(Field-Programmable Gate Array)またはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、UI部201、通信部202、記憶部203、アプリケーション管理部204、利用情報抽出部205および表示制御部206は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図4で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図4の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(アプリケーションサイト(サーバ)の機能ブロックの構成および動作)
図5は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態に係るアプリケーションサイト20(サーバ10)の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図5に示すように、本実施形態に係るアプリケーションサイト20は、通信部301(取得部)と、アプリケーション管理部302と、紹介アプリ判定部303(判定部、生成部)と、UI提供部304(提供部)と、記憶部305と、認証部306と、を有する。
通信部301は、外部機器(例えば、MFP30およびPC40)との間でデータの送受信を行う機能部である。通信部301は、図3に示すネットワークI/F605、およびCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
アプリケーション管理部302は、外部機器にインストールさせるためのアプリケーションの管理、および、当該外部機器から受信した利用情報の管理(追加、更新等)を行う機能部である。アプリケーション管理部302は、例えば、図3に示すCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
紹介アプリ判定部303は、記憶部305に蓄積された利用情報を用いて、アプリの一覧の要求を送信した機器に紹介するアプリとして、最適なアプリ(利用者の利用に供するアプリ)を判定する機能部である。紹介アプリ判定部303は、判定したアプリを基にアプリ一覧情報(アプリケーション一覧)を生成する。紹介アプリ判定部303は、例えば、図3に示すCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
UI提供部304は、アプリケーションサイト20にアクセスした外部機器にしてUI(画面データ)を提供する機能部である。また、UI提供部304は、紹介アプリ判定部303により生成されたアプリ一覧情報を、外部機器に提供する。UI提供部304は、例えば、図3に示すCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
記憶部305は、特定の機器から受信した利用情報、およびアプリのインストールプログラム等を記憶する機能部である。記憶部305は、図3に示すRAM603および補助記憶装置604によって実現される。
認証部306は、アプリケーションサイト20にアクセスしてきた外部機器(利用者)に対して認証を行う機能部である。認証部306は、例えば、図3に示すCPU601がプログラムを実行することによって実現される。
なお、アプリケーション管理部302、紹介アプリ判定部303、UI提供部304および認証部306の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、通信部301、アプリケーション管理部302、紹介アプリ判定部303、UI提供部304、記憶部305および認証部306は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(ログイン時にアプリケーションサイトに利用情報を送信する動作)
図6は、実施形態に係る情報処理システムにおいてログイン時にアプリケーションサイトに利用情報を送信する動作の流れの一例を示すシーケンス図である。図7は、実施形態のMFP(PC)に表示されるログイン画面の一例を示す図である。図8は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶するユーザ情報の一例を示す図である。図9は、実施形態に係るMFP(PC)に表示されるトップ画面の一例を示す図である。図6~図9を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1におけるログイン時にアプリケーションサイトに利用情報を送信する動作について説明する。なお、図6では、アプリケーションサイト20にアクセスする機器がMFP30であるものとして説明するが、PC40がアクセスする場合も同様である。また、アプリケーションサイト20の記憶部305は、図8に示すユーザ情報1001を記憶しているものとする。ユーザ情報1001は、図8に示すように、ユーザIDと、表示名と、パスワードとを関連付ける情報である。
<ステップS11>
ユーザ50は、MFP30のUI部201を介して、アプリケーションサイト20へアクセスする操作を行う。
<ステップS12>
MFP30は、UI部201に表示させるトップ画面のデータを要求するために、通信部202を介してアプリケーションサイト20へアクセスする。
<ステップS13>
アプリケーションサイト20のUI提供部304は、通信部301を介して、トップ画面のデータの要求を受信すると、記憶部305から当該トップ画面のデータを読み出して、通信部301を介して、MFP30へ送信する。なお、この時点では、アプリケーションサイト20へログインする者が特定できていないので、例えば、トップ画面として、無作為に並べられた紹介するアプリの一覧を表示する画面、または、ログイン操作を促す画面等のデータが送信される。
<ステップS14>
MFP30の表示制御部206は、通信部202を介して、トップ画面のデータを受信すると、操作表示部810に当該トップ画面を表示させる。
<ステップS15>
ユーザ50は、MFP30のUI部201を介して、ログインを行うための操作を行う。
<ステップS16>
MFP30は、UI部201に表示させるログイン画面のデータを要求するために、通信部202を介してアプリケーションサイト20へアクセスする。
<ステップS17>
アプリケーションサイト20のUI提供部304は、通信部301を介して、ログイン画面のデータの要求を受信すると、記憶部305から当該ログイン画面のデータを読み出して、通信部301を介して、MFP30へ送信する。
<ステップS18>
MFP30の表示制御部206は、通信部202を介して、ログイン画面のデータを受信すると、操作表示部810に当該ログイン画面を表示させる。操作表示部810に表示されるログイン画面の一例を、図7に示す。図7に示すログイン画面では、ユーザのIDおよびパスワードを入力できるようになっている。
<ステップS19>
ユーザ50は、MFP30のUI部201を介して、ログインするためのユーザ50のIDおよびパスワードの入力操作を行う。
<ステップS20>
MFP30は、UI部201から入力されたIDおよびパスワードをログイン情報として、通信部202を介してアプリケーションサイト20へ送信する。
<ステップS21、S22>
アプリケーションサイト20の認証部306は、通信部301を介してIDおよびパスワードを受信すると、記憶部305に記憶されたユーザ情報1001(図8参照)を参照し、当該IDおよびパスワードが、ユーザ情報1001に含まれるか否かによって、ユーザ50の認証を行う。ここでは、認証が正常(OK)であるものとし、認証部306は、認証が正常(OK)である旨を、通信部301を介して、MFP30へ送信する。
<ステップS23>
MFP30の利用情報抽出部205は、通信部202を介してログイン認証が正常であることを受信すると、MFP30に関する上述したような利用情報を記憶部203から抽出する。そして、通信部202は、利用情報抽出部205により抽出された利用情報を、アプリケーションサイト20へ送信する。なお、MFP30から利用情報をアプリケーションサイト20へ送信するタイミングは、本ステップのようにユーザ50のログインが完了した直後のタイミングだけではなく、例えば、MFP30から定期的に利用情報をアプリケーションサイト20へ送信するものとしてもよい。これは、PC40についても同様である。
<ステップS24、S25>
アプリケーションサイト20のアプリケーション管理部302は、通信部301を介して、MFP30の利用情報を受信すると、アカウント(ユーザ50、使用しているMFP30)に関連付けて記憶部305に当該利用情報を蓄積させる。そして、アプリケーション管理部302は、利用情報の蓄積の完了(OK)の旨を、通信部301を介して、MFP30へ送信する。
<ステップS26>
MFP30のアプリケーション管理部204は、MFP30にインストール可能なアプリの一覧の要求を、通信部202を介してアプリケーションサイト20へ送信する。なお、アプリケーション管理部204がインストール可能なアプリの一覧を要求するタイミングとしては、例えば、ユーザ50によるログイン(認証)が完了後、自動的に当該要求が送信されるものとしてもよく、または、ユーザ50がUI部201を介した手動の操作によって当該要求が送信されるものとしてもよい。なお、図6に示す例では、ステップS25からステップS26へ移行するのに、そのままMFP30における動作として記載しているが、ステップS26以降では、PC40がアプリ一覧要求するものとしてもよい。
<ステップS27、S28>
アプリケーションサイト20の紹介アプリ判定部303は、通信部301を介して、アプリの一覧の要求を受信すると、記憶部305に蓄積された利用情報を用いて、アプリの一覧の要求を送信した機器に紹介するアプリとして、最適なアプリ(利用者の利用に供するアプリ)を判定する。そして、アプリケーションサイト20のUI提供部304は、判定したアプリを基にアプリ一覧情報を生成して、通信部301を介して、MFP30へ送信する。
<ステップS29>
MFP30の表示制御部206は、通信部202を介してアプリ一覧情報を受信すると、アカウントに対して最適なアプリ一覧(利用者の利用に供するアプリの一覧)を表示させるようなトップ画面を再構成して、操作表示部810に表示させる。再構成されたトップ画面の一例を、図9に示す。図9に示すトップ画面では、紹介アプリ判定部303により、アプリの一覧の要求を送信した機器に紹介するアプリとして判定されたアプリの一覧を、おすすめアプリ表示領域901に表示させている。そして、その他(またはすべて)のアプリの一覧を、おすすめアプリ表示領域901の下側の全アプリ表示領域902に表示させている。これによって、ユーザ50(利用者)が利用している機器(MFP30またはPC40)の利用情報に応じた、最適なアプリ(利用者の利用に供するアプリ)の一覧を提示することができる。なお、トップ画面の構築(生成)は、MFP30側で行うのではなく、アプリケーションサイト20側で行われ、構築されたログイン画面のデータを、MFP30へ送信するものとしてもよい。
以上のステップS11~S29の流れで、ログイン時にアプリケーションサイトに利用情報を送信する動作が行われる。なお、ステップS26およびS27の処理の類型の詳細を、図10~図18で後述する。
(利用台数に応じておすすめアプリを判定する動作)
図10は、実施形態に係る情報処理システムにおいて利用台数に応じておすすめアプリを判定する動作の流れの一例を示すフローチャートである。図10を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1において利用台数に応じておすすめアプリを判定する動作の流れについて説明する。なお、図10では、アプリケーションサイト20にアクセスする機器がPC40であるものとして説明する。
<ステップS41>
PC40のアプリケーション管理部204は、アプリの一覧の要求を、通信部202を介してアプリケーションサイト20へ送信する。そして、ステップS42へ移行する。
<ステップS42>
アプリケーションサイト20の紹介アプリ判定部303は、通信部301を介して、アプリの一覧の要求を受信すると、アプリケーションサイト20にログインしたアカウント(ユーザ、機器)を確認する。この場合、後述する図12に示す機器情報1002を参照してもよい。そして、ステップS43へ移行する。
<ステップS43>
紹介アプリ判定部303は、アカウントに係るユーザが利用中のMFPの台数を確認する。そして、ステップS44へ移行する。
<ステップS44>
紹介アプリ判定部303により、確認した台数が2台以上と判定された場合(ステップS44:Yes)、ステップS45へ移行し、2台未満と判定された場合(ステップS44:No)、ステップS48へ移行する。
<ステップS45>
さらに、紹介アプリ判定部303により、確認した台数が20台以上と判定された場合(ステップS45:Yes)、ステップS46へ移行し、20台未満と判定された場合(ステップS45:No)、ステップS47へ移行する。なお、20台という台数は例示であり、大手企業と中小企業とを判定する目安となる台数であればその他の台数であってもよい。
<ステップS46>
紹介アプリ判定部303は、アカウントに係るユーザに紹介するアプリとして、大手企業向けの機器管理アプリケーションを優先して紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。このアプリ一覧情報はPC40へ送信される。以降の動作は、図6で説明した通りである。
<ステップS47>
紹介アプリ判定部303は、アカウントに係るユーザに紹介するアプリとして、中小企業向けの機器管理アプリケーションを優先して紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。このアプリ一覧情報はPC40へ送信される。以降の動作は、図6で説明した通りである。
<ステップS48>
紹介アプリ判定部303は、アカウントに係るユーザに紹介するアプリとして、機器管理アプリケーションの優先順位を下げたアプリ一覧情報を生成する。このアプリ一覧情報はPC40へ送信される。以降の動作は、図6で説明した通りである。
(アクセス元の機器に応じておすすめアプリを判定する動作)
図11は、実施形態に係る情報処理システムにおいてアクセス元の機器に応じておすすめアプリを判定する動作の流れの一例を示すフローチャートである。図12は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶する機器情報の一例を示す図である。図11および図12を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1においてアクセス元の機器に応じておすすめアプリを判定する動作の流れについて説明する。なお、アプリケーションサイト20の記憶部305は、受信した利用情報に基づいて、図12に示す機器情報1002を記憶しているものとする。機器情報1002は、図12に示すように、機器のシリアルナンバと、モデル(型式等)と、ユーザIDと、を関連付ける情報である。
<ステップS51>
MFP30のアプリケーション管理部204は、MFP30にインストール可能なアプリの一覧の要求を、通信部202を介してアプリケーションサイト20へ送信する。そして、ステップS52へ移行する。
<ステップS52>
アプリケーションサイト20の紹介アプリ判定部303は、通信部301を介して、アプリの一覧の要求を受信すると、記憶部305に記憶された図12に示す機器情報1002を参照し、ログインしたユーザ50のIDに対応するモデル(機器)の種類を確認する。例えば、図12に示す機器情報1002において、ユーザのIDが「2」である場合、モデル(機器)は「C7004」であることが確認される。そして、ステップS53へ移行する。
<ステップS53>
紹介アプリ判定部303は、確認した機器がMFPであるかPCであるかを判定する。MFPである場合(ステップS53:MFP)、ステップS54へ移行し、PCである場合(ステップS53:PC)、ステップS55へ移行する。
<ステップS54>
紹介アプリ判定部303は、ユーザ50が利用するMFP(MFP30)に紹介するアプリとして、当該MFPに導入するアプリを優先して紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。以降の動作は、図6で説明した通りである。
<ステップS55>
紹介アプリ判定部303は、ユーザ50が利用するPC(PC40)に紹介するアプリとして、当該PCに導入するアプリを優先して紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。以降の動作は、図6で説明した通りである。
(ユーザの機器にインストールされているアプリの差分に応じておすすめアプリを判定する動作)
図13は、実施形態に係る情報処理システムにおいてユーザの機器にインストールされているアプリの差分に応じておすすめアプリを判定する動作の流れの一例を示すフローチャートである。図14は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶するアプリ情報の一例を示す図である。図15は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶するアプリインストール情報の一例を示す図である。図13~図15を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1においてユーザの機器にインストールされているアプリの差分に応じておすすめアプリを判定する動作の流れについて説明する。なお、図13では、アプリケーションサイト20にアクセスする機器がMFP30であるものとして説明するが、PC40がアクセスする場合も同様である。また、アプリケーションサイト20の記憶部305は、受信した利用情報に基づいて、図12に示す機器情報1002、図14に示すアプリ情報1003、および図15に示すアプリインストール情報1004を記憶しているものとする。アプリ情報1003は、MFPにインストールされることがあるアプリを示すものであり、図14に示すように、アプリIDと、バージョンと、を関連付ける情報である。アプリインストール情報1004は、各機器にインストールされているアプリを示すものであり、図15に示すように、機器情報IDと、アプリ情報IDと、を関連付ける情報である。ここで、機器情報IDとは、図12に示した機器情報1002における各レコードを識別するIDであり、アプリ情報IDとは、図14に示したアプリ情報1003における各レコードを識別するIDである。
<ステップS61>
MFP30のアプリケーション管理部204は、MFP30にインストール可能なアプリの一覧の要求を、通信部202を介してアプリケーションサイト20へ送信する。そして、ステップS62へ移行する。
<ステップS62>
アプリケーションサイト20の紹介アプリ判定部303は、通信部301を介して、アプリの一覧の要求を受信すると、記憶部305に記憶された図12に示す機器情報1002を参照し、ユーザが使用しているすべての機器を特定する。また、紹介アプリ判定部303は、記憶部305に記憶された図14に示すアプリ情報1003、および図15に示すアプリインストール情報1004を参照し、ユーザが使用しているすべての機器(アクセス元以外)にインストールされたアプリと、ユーザがアプリケーションサイト20にログインするのに使用した機器(アクセス元の機器)にインストールされたアプリとの差分を抽出する。例えば、ユーザが使用しているすべての機器(アクセス元以外)のID(機器情報ID)が「1」および「2」であり、これらの機器にインストールされているアプリのID(アプリ情報ID)が「1」および「2」である場合、アクセス元の機器のID(機器情報ID)が「3」であり、アプリ情報1003にアプリのID(アプリ情報ID)として例えば「4」が含まれている場合、アプリのID(アプリ情報ID)が「4」であるアプリが、上述の差分に係るアプリとなる。そして、ステップS63へ移行する。
<ステップS63>
紹介アプリ判定部303は、アクセス元の機器に差分に係るアプリがインストールされていないか、すなわち、ステップS62で抽出した結果、差分に係るアプリが存在するかを判定する。アクセス元の機器に差分に係るアプリがインストールされていない(差分に係るアプリが存在する場合)(ステップS63:No)、ステップS64へ移行し、アクセス元の機器に差分に係るアプリがインストールされている(差分に係るアプリが存在しない場合)(ステップS63:Yes)、ステップS65へ移行する。
<ステップS64>
紹介アプリ判定部303は、ユーザ50が利用するMFP(MFP30)に紹介するアプリとして、MFPにインストール可能であり、かつ、現在インストールされていないアプリを優先して紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。以降の動作は、図6で説明した通りである。
<ステップS65>
紹介アプリ判定部303は、ユーザ50が利用するMFP(MFP30)に紹介するアプリとして、その他のアプリを紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。以降の動作は、図6で説明した通りである。
(機器利用ログに応じておすすめアプリを判定する動作)
図16は、実施形態に係る情報処理システムにおいて機器利用ログに応じておすすめアプリを判定する動作の流れの一例を示すフローチャートである。図17は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶する機能情報の一例を示す図である。図18は、実施形態に係るアプリケーションサイト(サーバ)が記憶する機能利用ログの一例を示す図である。図16~図18を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1において機器利用ログに応じておすすめアプリを判定する動作の流れについて説明する。なお、図16では、アプリケーションサイト20にアクセスする機器がPC40であるものとして説明する。また、アプリケーションサイト20の記憶部305は、受信した利用情報に基づいて、図12に示す機器情報1002、図17に示す機能情報1005、および図18に示す機能利用ログ1006を記憶しているものとする。機能情報1005は、例えば、機器の機能の一覧を示す情報であり、図17に示すように、各機能に機能IDが割り付けられている。機能利用ログ1006は、各機器の各機能の使用回数を示す情報であり、図18に示すように、日付と、機能情報IDと、機器情報IDと、ユーザIDと、カウント(count)と、を関連付ける情報である。ここで、機能情報IDとは、図17に示した機能情報1005における各レコードを識別するIDである。
<ステップS71>
PC40のアプリケーション管理部204は、アプリの一覧の要求を、通信部202を介してアプリケーションサイト20へ送信する。そして、ステップS72へ移行する。
<ステップS72>
アプリケーションサイト20の紹介アプリ判定部303は、通信部301を介して、アプリの一覧の要求を受信すると、図12に示す機器情報1002を参照し、アプリケーションサイト20にログインしたアカウント(ユーザ、機器)を確認し、当該要求を送信したユーザが利用する機器(例えば、MFP30)を特定する。そして、ステップS73へ移行する。
<ステップS73>
紹介アプリ判定部303は、図17に示す機能情報1005および図18に示す機能利用ログ1006を参照(確認)し、特定した機器(例えば、MFP30)(機器情報ID)およびユーザ(ユーザID)に対応する機能を特定する。ここでは、例えば、MFP30について特定された機能が「コピーに関する機能」および「スキャンに関する機能」であるものとする。そして、ステップS74へ移行する。
<ステップS74>
紹介アプリ判定部303は、図18に示す機能利用ログ1006を参照し、特定した機能(コピーに関する機能、スキャンに関する機能)の使用回数(利用者の機器に対する操作内容の一例)を特定する。紹介アプリ判定部303により、コピーに関する機能の使用回数が100回以上であると判定された場合(ステップS74:Yes)、ステップS78へ移行し、100回未満であると判定された場合(ステップS74:No)、ステップS75へ移行する。
<ステップS75>
紹介アプリ判定部303により、スキャンに関する機能の使用回数が100回以上であると判定された場合(ステップS75:Yes)、ステップS77へ移行し、100回未満であると判定された場合(ステップS75:No)、ステップS76へ移行する。
<ステップS76>
紹介アプリ判定部303は、ユーザに紹介するアプリとして、コピー時およびスキャン時に利用されないその他のアプリを紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。このアプリ一覧情報はPC40へ送信される。以降の動作は、図6で説明した通りである。
<ステップS77>
紹介アプリ判定部303は、ユーザに紹介するアプリとして、スキャン時に利用されるアプリを紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。このアプリ一覧情報はPC40へ送信される。以降の動作は、図6で説明した通りである。
<ステップS78>
紹介アプリ判定部303は、ユーザに紹介するアプリとして、コピー時に利用されるアプリを紹介するようなアプリ一覧情報を生成する。このアプリ一覧情報はPC40へ送信される。以降の動作は、図6で説明した通りである。
以上のように、本実施形態では、利用者(ユーザ)が利用する機器から利用情報をアプリケーションサイト20へ送信して、当該利用情報に基づいて、当該利用者に優先的に紹介するアプリケーションを提示している。すなわち、利用者にとって最適なアプリケーション、すなわち、利用者の利用に供するアプリケーションを提示することができ、当該利用者が自らアプリ一覧から当該利用者の利用に供するアプリケーションを探し出すという手間を省くことができる。
なお、上述の図10や図16に示したフローチャートに従い生成されたアプリ一覧情報に対して、例えば、図11や図13に示すフローチャートの処理を行うことによって、アプリ一覧情報に含めるアプリを絞り込む処理を行ってもよい。
また、上述の実施形態において、情報処理システム1の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態に係る情報処理システム1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk-Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の情報処理システム1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の情報処理システム1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態の情報処理システム1で実行されるプログラムは、上述した各機能部のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(CPU601、801)が上述の記憶装置(例えば、補助記憶装置604、808)からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置上にロードされて生成されるようになっている。
1 情報処理システム
2 ネットワーク
10 サーバ
20 アプリケーションサイト
30 MFP
40 PC
50 ユーザ
201 UI部
202 通信部
203 記憶部
204 アプリケーション管理部
205 利用情報抽出部
206 表示制御部
301 通信部
302 アプリケーション管理部
303 紹介アプリ判定部
304 UI提供部
305 記憶部
306 認証部
601 CPU
602 ROM
603 RAM
604 補助記憶装置
605 ネットワークI/F
606 入出力I/F
607 表示装置
608 入力装置
610 バス
800 コントローラ
801 CPU
802 システムメモリ(MEM-P)
803 ノースブリッジ(NB)
804a サウスブリッジ(SB)
804b ネットワークI/F
804c USB I/F
804d セントロニクスI/F
805 AGP
806 ASIC
807 ローカルメモリ(MEM-C)
808 補助記憶装置
810 操作表示部
820 FCU
831 プロッタ
832 スキャナ
901 おすすめアプリ表示領域
902 全アプリ表示領域
1001 ユーザ情報
1002 機器情報
1003 アプリ情報
1004 アプリインストール情報
1005 機能情報
1006 機能利用ログ
特開2013-027029号公報

Claims (8)

  1. 第1機器に関する情報、および利用者による該第1機器の利用に関する情報の少なくともいずれかを含む利用情報を抽出する該第1機器と、当該利用情報を蓄積する情報処理装置と、前記利用者が前記情報処理装置にアクセスする第2機器と、を含む情報処理システムであって、
    前記第1機器は、
    前記第1機器に関する情報、および利用者による該第1機器の利用に関する情報の少なくともいずれかを含む利用情報を送信する送信部を、備え、
    前記情報処理装置は、
    前記送信部から送信された前記利用情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記利用情報に基づいて、利用者の利用に供するアプリケーションを判定する判定部と、
    前記判定部により判定されたアプリケーションを少なくとも含むアプリケーション一覧を前記第2機器に提供する提供部と、
    を備え
    前記第2機器は、
    前記提供部により提供された前記アプリケーション一覧を優先的に表示部に表示させる表示制御部を、さらに備えた情報処理システム
  2. 前記取得部は、前記第1機器から前記利用情報を定期的に取得する請求項1に記載の情報処理システム
  3. 前記情報処理装置は、前記判定部により判定されたアプリケーションを優先的に表示させるための前記アプリケーション一覧を生成する生成部を、さらに備え、
    前記提供部は、前記生成部により生成された前記アプリケーション一覧を前記第2機器に提供する請求項1に記載の情報処理システム
  4. 前記取得部は、利用者の前記第1機器に対する操作内容を含む前記利用情報を取得し、
    前記判定部は、前記操作内容に基づいて、利用者の利用に供するアプリケーションを判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理システム
  5. 前記取得部は、利用者が利用している前記第1機器の機能の利用回数を含む前記利用情報を取得し、
    前記判定部は、前記第1機器の機能の利用回数に基づいて、利用者の利用に供するアプリケーションを判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理システム
  6. 前記取得部は、利用者が利用している前記第1機器の機器情報を含む前記利用情報を取得し、
    前記判定部は、前記利用情報から利用者が利用している第1機器の台数を確認し、前記台数に基づいて、利用者の利用に供するアプリケーションを判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理システム
  7. 前記取得部は、利用者が利用している前記第1機器の種類を含む前記利用情報を取得し、
    前記判定部は、前記種類に基づいて、利用者が利用している前記第1機器に導入することが可能なアプリケーションを判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理システム
  8. 前記取得部は、利用者が少なくとも利用したことがある第1機器にインストールされているアプリケーションの内容を含む前記利用情報を取得し、
    前記判定部は、前記利用情報から、利用者が少なくとも利用したことがある第1機器にインストールされていて、かつ、現在該利用者が利用している第1機器にインストールされていないアプリケーションを判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理システム
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