JP2017228072A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定の業種において、他のアプリよりもよく使用されている特定のアプリに関するコンテンツを適切に配信することができる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】コンテンツ情報を配信する第1サーバ装置と、コンテンツ情報を表示する情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、情報処理装置は、識別情報と、アプリケーションとを含む機器情報を通知する通知部を備え、第1サーバ装置は、機器情報を取得する第1取得部と、識別情報と、業種とを対応付ける第1対応情報と、機器情報とに基づいて、情報処理装置と、インストールされていない、かつ、利用率が高いアプリケーションとを対応付ける第1配信用情報を生成する生成部と、アプリケーションのコンテンツ情報を配信する配信部と、を備え、情報処理装置は、コンテンツ情報を表示媒体に表示させる表示制御部と、をさらに備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、広告およびお知らせ等を表示装置(サイネージ、電子看板)に配信して表示させることにより広告効果を向上させるサイネージシステムが普及している。このような、広告およびお知らせ等の情報を配信するサイネージシステムとして、閲覧者に特別な負荷をかけることなく、閲覧者にとって有益と思われる情報(例えば、広告またはお知らせ等)の配信確率を上げるために、ネットワークを介して表示装置を有する電子機器と配信制御装置とが接続された情報配信システムであって、電子機器の利用情報、および、表示装置の表示能力情報を含んだ電子機器情報を収集する収集手段と、収集した電子機器情報に応じた広告情報を抽出し、その広告情報を表示能力情報に基づき加工することにより電子機器への配信情報を生成する生成手段と、電子機器に生成した配信情報を取得させる配信情報取得手段と、取得した配信情報を表示装置に表示させる表示処理手段と、を備えたシステムが開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、広告等のコンテンツを表示することができるMFP等の電子機器において、特定の業種で、特定のアプリケーション(以下、単に「アプリ」と称する場合がある)が他のアプリよりもよく使用されている場合に、その特定のアプリについての広告等のコンテンツを適切に配信できないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、特定の業種において、他のアプリよりもよく使用されている特定のアプリに関するコンテンツを適切に配信することができる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンテンツ情報を配信する第1サーバ装置と、第1サーバ装置から配信されたコンテンツ情報を表示する1以上の情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、情報処理装置は、その情報処理装置を識別する識別情報と、その情報処理装置にインストールされている1以上のアプリケーションの情報と、を含む機器情報を、第1サーバ装置に通知する通知部を備え、第1サーバ装置は、通知部により通知された機器情報を取得する第1取得部と、各情報処理装置を識別する識別情報と、その情報処理装置が使用される業種と、を対応付ける第1対応情報と、第1取得部により取得された機器情報と、に基づいて、各業種に属する情報処理装置と、その情報処理装置にインストールされていないアプリケーションであって、各業種において他のアプリケーションよりも利用率が高いアプリケーションと、を対応付ける第1配信用情報を生成する生成部と、第1配信用情報で示されるアプリケーションに関するコンテンツ情報を、そのアプリケーションに対応する情報処理装置に配信する配信部と、を備え、情報処理装置は、配信部から配信されたコンテンツ情報を取得する第2取得部と、第2取得部により取得されたコンテンツ情報を、所定のタイミングで表示媒体に表示させる表示制御部と、をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、特定の業種において、他のアプリよりもよく使用されている特定のアプリに関するコンテンツを適切に配信することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係るコンテンツセンタのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理システムにおける情報処理の流れの概要を説明する図である。 図7は、実施形態に係る情報処理システムにおける機器情報の通知処理の一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施形態の機器情報の構成の一例を示す図である。 図9は、実施形態の機器情報DBの構成の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る情報処理システムにおけるコンテンツ生成処理の一例を示すシーケンス図である。 図11は、実施形態の契約情報の構成の一例を示す図である。 図12は、実施形態のコンテンツ生成用情報の構成の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る情報処理システムにおけるコンテンツ配信用情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、実施形態のコンテンツ配信用情報の構成の一例を示す図である。 図15は、実施形態のコンテンツ配信用情報の構成の一例を示す図である。 図16は、実施形態に係る情報処理システムにおけるコンテンツ配信・表示処理の一例を示すシーケンス図である。 図17は、実施形態のコンテンツ配信用個別情報の構成の一例を示す図である。 図18は、実施形態に係る画像形成装置で表示されるコンテンツ情報の一例を示す図である。
(情報処理システムの全体構成)
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム100の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム100は、コンテンツセンタ1(第1サーバ装置、サーバ装置)と、契約管理センタ2(第2サーバ装置)と、MFP3と、プリンタ4と、プロジェクタ5とが、インターネット6を介して接続された構成となっている。また、図1に示すように、コンテンツセンタ1および契約管理センタ2は、互いに、VPN(Virtual Private Network)、LAN(Local Area Network)、または専用回線等であるネットワーク7を介して、直接、通信可能となっている。
コンテンツセンタ1は、サイネージとして機能する情報処理装置に配信されるコンテンツを集中管理(記憶)する配信制御装置として機能する。コンテンツセンタ1は、例えば、配信制御装置として機能する1以上のサーバ装置を含んで構成される。コンテンツセンタ1は、インターネット6を介して、各情報処理装置(図1に示す例では、MFP(Multifunction Peripheral)3、プリンタ4およびプロジェクタ5)にコンテンツを配信する。コンテンツセンタ1から配信されるコンテンツは、例えば、広告情報、お知らせ情報、またはカタログ情報等を示し、本実施形態では、特に、情報処理装置にインストールされるアプリに関する情報(例えば、アプリの機能を宣伝する情報、またはアプリのインストールを促す情報等)を示すものとする。
契約管理センタ2は、少なくとも、サイネージとして機能する情報処理装置を一意に識別する機器ID(Identification)と、その情報処理装置が使用されている業種と、を関連付けて管理する管理装置として機能する。契約管理センタ2は、例えば、管理装置として機能する1以上のサーバ装置を含んで構成される。契約管理センタ2は、少なくとも上述の機器IDと、業種とを関連付けた契約情報(第1対応情報、対応情報)を、ネットワーク7を介して、コンテンツセンタ1に提供する。なお、図1に示すように、契約管理センタ2は、ネットワーク7を介してコンテンツセンタ1と通信するので、インターネット6に接続されていなくてもよい。また、例えば、ネットワーク7がVPNである場合、このVPNはインターネット6内に構成されるものとしてもよい。
MFP3、プリンタ4、およびプロジェクタ5は、表示パネル、表示装置、および投影スクリーン等の各種表示媒体にコンテンツを表示する情報処理装置の一例である。すなわち、これらの情報処理装置は、広告等のコンテンツを表示するサイネージとして機能する。ここで、MFPとは、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、およびファクス機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機である。これらの情報処理装置は、コンテンツを表示するサイネージとしての機能と、情報処理装置の利用情報を通知する機能とを有し、これらの情報処理装置を識別する識別情報(機器ID)を有する。コンテンツセンタ1は、後述するように、定期的に、情報処理装置から機器IDに関連付けられた機器情報を取得して管理する。なお、上述のように、MFP3、プリンタ4、およびプロジェクタ5は、情報処理装置の一例であり、コンテンツを表示することが可能なサイネージとしての機能を有する装置であれば、これら以外の情報処理装置であってもよい。例えば、スマートフォンのような表示デバイスも、近年では、サイネージとしてコンテンツを表示することが可能であるので、情報処理装置の一例に含まれる。また、以下に構成および動作を説明する情報処理装置として、画像形成装置であるMFP3を例として説明する。
(画像形成装置のハードウェア構成)
図2は、実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置の一例であるMFP3(画像形成装置)のハードウェア構成について説明する。
図2に示すように、MFP3は、例えば、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、およびプリンタ機能等の各種の画像形成機能を実現する本体10と、利用者の操作を受け付ける操作部20と、を備える。ここで、利用者の操作を受け付けるとは、利用者の操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。
本体10および操作部20は、専用の通信路30を介して、相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることができるが、これに限定されるものではなく、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。本体10は、操作部20により受け付けられた操作に応じた動作を行う。また、本体10は、クライアントPC等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
<本体のハードウェア構成>
図2に示すように、本体10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、ストレージ14と、通信I/F(Interface)15と、接続I/F16と、エンジン部17と、システムバス18と、を有する。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはストレージ14等に格納されたプログラムを実行することにより、本体10全体の動作を制御する。例えば、CPU11は、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、およびプリンタ機能等の各種機能を実現する。
ROM12は、例えば、本体10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、および各種の設定等を記憶する不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ストレージ14は、例えば、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム、および各種データ等を記憶する不揮発性の記憶装置である。ストレージ14は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等で構成される。なお、ストレージ14は、図2に示すように、本体10に含まれるものとしたが、これに限定されるものではなく、本体10の外部に設けるものとしてもよい。
通信I/F15は、本体10をインターネット6に接続し、インターネット6に接続された外部装置との通信を行うためのネットワークインターフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して、操作部20と通信するためのインターフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、およびプリンタ機能等の各種機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。エンジン部17には、例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ部、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ部、およびファクス通信を行うファクス部等が含まれる。なお、エンジン部17は、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャ、または原稿を自動給送するADF(Auto Document Feeder:自動原稿給送装置)のような特定のオプションが含まれていてもよい。
システムバス18は、上述の各構成要素を互いに接続し、アドレス信号、データ信号、および各種制御信号等を伝送する伝送路である。
<操作部のハードウェア構成>
図2に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、外部接続I/F28と、システムバス29と、を有する。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することにより、操作部20全体の動作を制御する。例えば、CPU21は、利用者から受け付けた入力に応じた情報(画像)、および、後述するように、コンテンツセンタ1から配信されたコンテンツ情報を操作パネル27に表示させる等の各種機能を実現する。
ROM22は、例えば、操作部20の起動時に実行されるBIOS、および各種の設定等を記憶する不揮発性のメモリである。RAM23は、CPU21のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。フラッシュメモリ24は、例えば、OS、アプリケーションプログラム、および各種データ等を記憶する不揮発性の記憶装置である。
通信I/F25は、操作部20をインターネット6に接続し、インターネット6に接続された外部装置との通信を行うためのネットワークインターフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して、本体10と通信するためのインターフェースである。
操作パネル27は、利用者の操作に応じた各種の入力を受け付けると共に、各種の情報(例えば、受け付けた操作に応じた情報、MFP3の動作状況を示す情報、設定情報、および、コンテンツセンタ1から配信されたコンテンツ情報等)を表示する、入力機能および表示機能を有する装置である。操作パネル27は、例えば、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)で構成される。なお、操作パネル27は、液晶表示装置に限定されるものではなく、例えば、タッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro−Luminescence)の表示装置で構成されていてもよい。また、操作パネル27は、タッチパネル機能に加えてまたはこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部、またはランプ等の表示部を設けることもできる。
外部接続I/F28は、外部装置を接続するための、例えば、USB等のインターフェースである。
システムバス29は、上述の各構成要素を互いに接続し、アドレス信号、データ信号、および各種制御信号等を伝送する伝送路である。
(コンテンツセンタのハードウェア構成)
図3は、実施形態に係るコンテンツセンタのハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、本実施形態のコンテンツセンタ1が含むサーバ装置(以下、単に「コンテンツセンタ1」と称する)のハードウェア構成について説明する。なお、契約管理センタ2(契約管理センタ2が含むサーバ装置)のハードウェア構成についても、コンテンツセンタ1のハードウェア構成と同様である。
図3に示すように、コンテンツセンタ1は、CPU41と、ROM42と、RAM43と、ストレージ44と、第1通信I/F45と、操作部46と、表示部47と、第2通信I/F48と、システムバス49と、を有する。
CPU41は、コンテンツセンタ1の動作を統括的に制御する。CPU41は、RAM43をワークエリア(作業領域)としてROM42またはストレージ44等に格納されたプログラムを実行することにより、コンテンツセンタ1全体の動作を制御する。
ROM42は、例えば、コンテンツセンタ1の起動時に実行されるBIOS、および各種設定等を記憶する不揮発性のメモリである。RAM43は、CPU41のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ストレージ44は、例えば、OS、アプリケーションプログラム、および各種データ等を記憶する不揮発性の記憶装置である。ストレージ44は、例えば、HDDまたはSSD等で構成される。なお、ストレージ44は、図3に示すように、コンテンツセンタ1に含まれるものとしたが、これに限定されるものではなく、コンテンツセンタ1の外部に設けるものとしてもよい。
第1通信I/F45は、コンテンツセンタ1をインターネット6に接続し、インターネット6に接続された情報処理装置(MFP3、プリンタ4およびプロジェクタ5等)との通信を行うためのネットワークインターフェースである。
操作部46は、管理者の操作に応じた各種の入力を受け付ける入力装置である。操作部46は、例えば、マウス、キーボード、テンキー、またはタッチデバイス等によって構成される。表示部47は、CPU41による処理内容等の各種の情報を表示する表示装置である。表示部47は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等の表示装置で構成される。
第2通信I/F48は、コンテンツセンタ1をネットワーク7に接続し、ネットワーク7に接続された契約管理センタ2との通信を行うためのネットワークインターフェースである。
システムバス49は、上述の各構成要素を互いに接続し、アドレス信号、データ信号、および各種制御信号等を伝送する伝送路である。
(画像形成装置のソフトウェア構成)
図4は、実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、本実施形態に係るMFP3のソフトウェア構成について説明する。
図4に示すように、MFP3の本体10は、アプリ層51と、サービス層52と、OS層53と、を含む。アプリ層51、サービス層52、およびOS層53の実体は、ROM12またはストレージ14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェア(プログラム)を実行することにより、本体10の各種の機能が提供される。
アプリ層51は、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリである。アプリとしては、例えば、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層52は、アプリ層51とOS層53との間に介在し、アプリ層51のアプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインターフェースを提供するソフトウェアである。具体的には、サービス層52は、ハードウェア資源に対する動作要求を受け付け、動作要求の調停を行う機能を提供する。サービス層52が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りおよびプロッタによる印刷等の要求が挙げられる。なお、サービス層52によるインターフェースの機能は、本体10のアプリ層51だけではなく、操作部20のアプリ層61に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層61も、本体10のサービス層52のインターフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えば、エンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層53は、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層52は、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層53が解釈可能なコマンドに変換してOS層53に渡す。そして、OS層53によりコマンドが実行されることにより、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
図4に示すように、MFP3の操作部20は、アプリ層61と、サービス層62と、OS層63と、を含む。操作部20が含むアプリ層61、サービス層62、およびOS層63も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層61のアプリにより提供される機能や、サービス層62が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。
アプリ層61のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能に関する操作および表示を行うためのUI(User Interface)の機能を提供する。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層53のソフトウェアと、操作部20側のOS層63のソフトウェアとが互いに異なる。つまり、本体10および操作部20は、別々のオペレーティングシステムにより互いに独立して動作する。例えば 、本体10側のOS層53のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層63のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP3において、本体10および操作部20は、別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(利用者からの操作指示内容)を本体10へ送信する動作(コマンド通信)、および、本体10が操作部20へ情報を送信する動作等がこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に送信する情報には、例えば、本体10における動作の実行状況、および本体10側で設定された内容等が含まれる。また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
(情報処理システムの機能構成)
図5は、実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム100の機能構成について説明する。
<MFPの本体の機能構成>
図5に示すように、MFP3の本体10は、基本機能部101(一例として印刷部)と、機器情報通知部102(通知部)と、通信部103と、を有する。
基本機能部101は、MFP3の本体10が本来有する基本機能を発揮する機能部である。基本機能部101は、例えば、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、およびプリンタ機能等の各機能を発揮する。基本機能部101は、例えば、図2に示すエンジン部17、およびCPU11で動作するプログラム等によって実現される。
機器情報通知部102は、MFP3に関する情報(例えば、各種カウンタ、動作状態、トナー残量、インストールされているアプリのリスト、およびアプリが利用された回数等)を、コンテンツセンタ1に通知(送信)する機能部である。機器情報通知部102は、例えば、図2に示すCPU11で動作するプログラムによって実現される。
通信部103は、インターネット6を介して、コンテンツセンタ1と通信する機能部である。通信部103は、例えば、図2に示す通信I/F15、およびCPU11で動作するプログラム等によって実現される。
なお、図5に示す本体10の基本機能部101、機器情報通知部102、および通信部103は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示す本体10で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示す本体10で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、本体10の機器情報通知部102は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGA(Field−Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
<MFPの操作部の機能構成>
図5に示すように、MFP3の操作部20は、通信部201と、コンテンツ取得部202(第2取得部、取得部)と、記憶部203と、表示制御部204と、表示部205(表示媒体)と、を有する。
通信部201は、インターネット6を介して、コンテンツセンタ1と通信する機能部である。通信部201は、例えば、図2に示す通信I/F25、およびCPU21で動作するプログラム等によって実現される。
コンテンツ取得部202は、サイネージとして直接機能する表示部205に表示させるためのコンテンツ情報を、コンテンツセンタ1から取得する機能部である。コンテンツ取得部202は、例えば、図2に示すCPU21で動作するプログラムによって実現される。
記憶部203は、コンテンツ取得部202によって取得されたコンテンツ情報等の情報を記憶する機能部である。記憶部203は、例えば、図2に示すフラッシュメモリ24、およびCPU21で動作するプログラム等によって実現される。
表示制御部204は、表示部205の表示動作を制御する機能である。表示制御部204は、例えば、図2に示すCPU21で動作するプログラム等によって実現される。
表示部205は、表示制御部204による制御に従って、各種の情報(例えば、MFP3の動作状況を示す情報、設定情報、および、コンテンツセンタ1から配信されたコンテンツ情報等)を表示する機能部である。表示部205は、例えば、図2に示す操作パネル27の表示機能によって実現される。
なお、図5に示す操作部20の通信部201、コンテンツ取得部202、記憶部203、表示制御部204、および表示部205は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示す操作部20で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示す操作部20で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、操作部20のコンテンツ取得部202、および表示制御部204の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、図5に示す各機能部が1つの装置(本体10および操作部20)内に含まれていてもよく、または、複数の装置に分かれて構成されていてもよい。例えば、図5に示す本体10と操作部20とが1つの装置であってもよく、または、操作部20がタブレット端末装置のように、本体10とは別体の装置であってもよい。
<コンテンツセンタの機能構成>
図5に示すように、コンテンツセンタ1は、第1通信部301と、コンテンツ配信部302(配信部)と、コンテンツ生成部303(生成部)と、機器情報管理部304(第1取得部)と、記憶部305と、第2通信部306と、を有する。
第1通信部301は、インターネット6を介して、MFP3の本体10および操作部20と通信する機能部である。第1通信部301は、例えば、図3に示す第1通信I/F45、およびCPU41で動作するプログラム等によって実現される。
コンテンツ配信部302は、操作部20から要求されたコンテンツ情報を配信する機能部である。コンテンツ配信部302は、例えば、図3に示すCPU41で動作するプログラムによって実現される。
コンテンツ生成部303は、後述するように、コンテンツ配信用情報を生成するコンテンツ生成処理を行う機能部である。具体的には、コンテンツ生成部303は、まず、MFP3、プリンタ4およびプロジェクタ5等の情報処理装置の機器情報を集約したもの(後述する機器情報DB)、および、契約管理センタ2が有する契約情報からコンテンツ生成用情報を生成する。次に、コンテンツ生成部303は、コンテンツ生成用情報に基づいて、業種ごとにアプリのインストール台数、またはアプリの利用回数であるアプリ利用カウンタを集計して、利用率が高いアプリを判定する。そして、コンテンツ生成部303は、各業種で利用率が高いと判定したアプリに基づいて、情報処理装置ごとに配信すべきアプリに関する情報を規定したコンテンツ配信用情報を生成する。コンテンツ生成部303は、例えば、図3に示すCPU41で動作するプログラムによって実現される。
機器情報管理部304は、各情報処理装置(MFP3の場合、本体10)からその情報処理装置に関する機器情報を取得して、記憶部305に機器情報DBとして蓄積して管理する機能部である。機器情報管理部304は、例えば、図3に示すCPU41で動作するプログラムによって実現される。
記憶部305は、機器情報管理部304によって取得された機器情報を蓄積して機器情報DBとして記憶する機能部である。記憶部305は、例えば、図3に示すストレージ44、およびCPU41で動作するプログラム等によって実現される。
第2通信部306は、ネットワーク7を介して、契約管理センタ2と通信する機能部である。第2通信部306は、例えば、図3に示す第2通信I/F48、およびCPU41で動作するプログラム等によって実現される。
なお、図5に示すコンテンツセンタ1の第1通信部301、コンテンツ配信部302、コンテンツ生成部303、機器情報管理部304、記憶部305、および第2通信部306は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すコンテンツセンタ1で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すコンテンツセンタ1で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、コンテンツセンタ1のコンテンツ配信部302、コンテンツ生成部303、及び機器情報管理部304の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
<契約管理センタの機能構成>
図5に示すように、契約管理センタ2は、契約情報管理部401と、記憶部402と、通信部403と、を有する。
契約情報管理部401は、後述する契約情報を管理する機能部である。契約情報管理部401は、コンテンツセンタ1からの契約情報取得要求に従って、後述する契約情報をコンテンツセンタ1に送信する。契約情報管理部401は、例えば、図3に示すCPU41で動作するプログラムによって実現される。
記憶部402は、後述する契約情報を記憶する機能部である。記憶部402は、例えば、図3に示すストレージ44、およびCPU41で動作するプログラム等によって実現される。
通信部403は、ネットワーク7を介して、コンテンツセンタ1と通信する機能部である。通信部403は、例えば、図3に示す第2通信I/F48、およびCPU41で動作するプログラム等によって実現される。
なお、図5に示す契約管理センタ2の契約情報管理部401、記憶部402、および通信部403は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示す契約管理センタ2で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示す契約管理センタ2で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、契約管理センタ2の契約情報管理部401は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
(情報処理システムの動作の概要)
図6は、実施形態に係る情報処理システムにおける情報処理の流れの概要を説明する図である。図6を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム100の動作の概要を説明する。図6に示すように、情報処理システム100の動作を、(1)機器情報通知、(2)機器情報取得、(3)契約情報取得、(4)コンテンツ生成、(5)コンテンツ配信要求、(6)コンテンツ配信、(7)コンテンツ表示、の流れに沿って概略を説明する。なお、MFP3の本体10と、コンテンツセンタ1との間のデータ通信について、例えば、本体10の機器情報通知部102が、コンテンツセンタ1の機器情報管理部304にデータを送信する場合、具体的には、機器情報通知部102が、本体10の通信部103、インターネット6、および、コンテンツセンタ1の第1通信部301をそれぞれ介して、機器情報管理部304にデータを送信することになるが、この動作の説明を簡潔にするため、以下のように簡略に説明する。すなわち、例えば、本体10の機器情報通知部102は、インターネット6を介して、データをコンテンツセンタ1の機器情報管理部304に送信する、というように、通信部103および第1通信部301の記載を省略して説明するものとする。また、操作部20の通信部201と、コンテンツセンタ1の第1通信部301との、インターネット6を介したデータ通信、および、コンテンツセンタ1の第2通信部306と、契約管理センタ2の通信部403との、ネットワーク7を介したデータ通信についても、同様とする。
<(1)機器情報通知>
図6に示すように、MFP3の本体10の機器情報通知部102は、MFP3に関する機器情報(図8で後述)を、基本機能部101から取得する。そして、機器情報通知部102は、取得した機器情報を、インターネット6を介して、コンテンツセンタ1の機器情報管理部304に送信する。機器情報管理部304は、受信した機器情報を、記憶部305に記憶されている機器情報DB(図9で後述)に蓄積させる。
<(2)機器情報取得>
図6に示すように、コンテンツセンタ1の機器情報管理部304は、記憶部305に記憶されている機器情報DBを読み出し、コンテンツ生成部303に送る。コンテンツ生成部303は、機器情報管理部304から機器情報DBを取得する。
<(3)契約情報取得>
図6に示すように、契約管理センタ2の契約情報管理部401は、通信部403に記憶されている契約情報(図11で後述)を読み出し、ネットワーク7を介して、コンテンツセンタ1のコンテンツ生成部303に送信する。コンテンツ生成部303は、契約情報管理部401から契約情報を受信して取得する。
<(4)コンテンツ生成>
図6に示すように、コンテンツ生成部303は、取得した機器情報DBおよび契約情報からコンテンツ生成用情報を生成する。次に、コンテンツ生成部303は、コンテンツ生成用情報に基づいて、業種ごとにアプリのインストール台数、またはアプリの利用回数であるアプリ利用カウンタを集計して、利用率が高いアプリを判定する。そして、コンテンツ生成部303は、各業種で利用率が高いと判定したアプリに基づいて、情報処理装置ごとに配信すべきアプリに関する情報を規定したコンテンツ配信用情報を生成する。
<(5)コンテンツ配信要求>
コンテンツ生成部303は、生成したコンテンツ配信用情報をコンテンツ配信部302へ送る。コンテンツ配信部302は、受け取ったコンテンツ配信用情報から、MFP3に送信するためのコンテンツ配信用個別情報を抽出し、インターネット6を介して、MFP3の操作部20のコンテンツ取得部202に送信する。コンテンツ取得部202は、コンテンツ配信用個別情報により規定されるコンテンツ情報の配信を要求するコンテンツ情報配信要求を、インターネット6を介して、コンテンツ配信部302に送信する。
<(6)コンテンツ配信>
コンテンツ配信部302は、コンテンツ情報配信要求で要求されるコンテンツ情報を、記憶部305から読み出し、読み出したコンテンツ情報を、インターネット6を介して、コンテンツ取得部202へ配信(送信)する。
<(7)コンテンツ表示>
コンテンツ取得部202は、受信したコンテンツ情報を、記憶部203に記憶させる。MFP3の本体10の基本機能部101は、例えば、コピー機能が実行されたタイミング等の所定のタイミングで、操作部20にコンテンツ表示要求を送る。操作部20の表示制御部204は、コンテンツ表示要求に従って、表示部205にコンテンツ情報を表示させる。
以上の(1)〜(7)の動作の詳細は、後述の図7〜18を参照しながら説明する。
(機器情報の通知処理)
図7は、実施形態に係る情報処理システムにおける機器情報の通知処理の一例を示すシーケンス図である。図8は、実施形態の機器情報の構成の一例を示す図である。図9は、実施形態の機器情報DBの構成の一例を示す図である。図7〜9を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム100の機器情報の通知処理について説明する。なお、この機器情報の通知処理は、上述の図6における「(1)機器情報通知」の内容に対応する。
<ステップS101>
MFP3の本体10の機器情報通知部102は、機器情報を通知する所定のタイミングを検知する。ここで、所定のタイミングとは、例えば、所定期間毎のタイミング、または本体10の基本機能部101の基本機能が実行されたタイミング等が挙げられる。
<ステップS102>
機器情報通知部102は、所定のタイミングを検知した場合、MFP3に関する機器情報を要求する機器情報取得要求を、基本機能部101へ送る。
<ステップS103>
基本機能部101は、機器情報取得要求を受け取ると、受け取った時点でのMFP3に関する機器情報(例えば、図8に示す機器情報1001)を、機器情報通知部102へ送る。
図8に示すように、機器情報1001は、MFP3を一意に識別する「機器ID」(識別情報)、機器情報1001を機器情報通知部102に送った日時である「通知日時」、印刷の実行回数である「トータルカウンタ」、モノクロ印刷の実行回数である「モノクロカウンタ」、カラー印刷の実行回数である「カラーカウンタ」、両面印刷の実行回数である「両面カウンタ」、MFP3の動作状態を示す「状態」、トナーの残量を示す「トナー残量」、MFP3にインストールされているアプリのリストを示す「アプリリスト」、および、インストールされている各アプリが利用された回数である「アプリ利用カウンタ」の各情報を含む。また、図8に示す機器情報1001では、機器IDが「3C66−000001」、通知日時が「2015/11/6 9:00」、トータルカウンタが「100」、モノクロカウンタが「50」、カラーカウンタが「50」、両面カウンタが「10」、状態が「正常」、トナー残量が「90」、アプリリストが「アプリC」、アプリ利用カウンタが「アプリC:10」であることが、それぞれ示されている。
<ステップS104>
機器情報通知部102は、基本機能部101から受け取った機器情報を、インターネット6を介して、コンテンツセンタ1の機器情報管理部304へ送る。
<ステップS105>
機器情報管理部304は、受け取った機器情報と共に、その機器情報の記憶を要求する機器情報記憶要求を、記憶部305へ送る。
<ステップS106>
記憶部305は、機器情報記憶要求を受け取ると、記憶している機器情報DB(例えば、図9に示す機器情報DB1002)に、機器情報管理部304から受け取った機器情報を追加して記憶する。
図9に示す機器情報DB1002では、例えば、機器IDが「3C66−000003」である場合、通知日時が「2015/11/6 11:00」、トータルカウンタが「100」、モノクロカウンタが「80」、カラーカウンタが「20」、両面カウンタが「20」、状態が「故障中」、トナー残量が「70」、アプリリストが「アプリC、アプリF」、アプリ利用カウンタが「アプリC:20、アプリF:10」であることが示されている。
なお、図9に示す機器情報DB1002は、レコードの情報を集約したテーブル形式の情報としているが、これに限定されるものではなく、各フィールドの値を互いに関連付けて管理することができれば、どのような形式の情報であってもよい。例えば、図9に示す機器情報DB1002を構成するレコードを、1つの情報処理装置に関するテキストファイル等のファイルとして記憶されているものとしてもよい。
<ステップS107>
記憶部305は、機器情報を機器情報DBに記憶した後、記憶した旨を示す応答を、機器情報管理部304へ送る。
以上のステップS101〜S107の流れで、情報処理システム100により機器情報の通知処理が行われる。
(コンテンツ生成処理)
図10は、実施形態に係る情報処理システムにおけるコンテンツ生成処理の一例を示すシーケンス図である。図11は、実施形態の契約情報の構成の一例を示す図である。図12は、実施形態のコンテンツ生成用情報の構成の一例を示す図である。図13は、実施形態に係る情報処理システムにおけるコンテンツ配信用情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図14および15は、それぞれ実施形態のコンテンツ配信用情報の構成の一例を示す図である。図10〜15を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム100のコンテンツ生成処理について説明する。なお、このコンテンツ生成処理は、上述の図6における「(2)機器情報取得」、「(3)契約情報取得」、および「(4)コンテンツ生成」の内容に対応する。
<ステップS201>
コンテンツセンタ1のコンテンツ生成部303は、コンテンツ生成処理を行う所定のタイミングを検知する。ここで、所定のタイミングとは、例えば、所定期間毎のタイミング、または1ヵ月に1回等のスケジュールに従ったタイミング等が挙げられる。
<ステップS202>
コンテンツ生成部303は、所定のタイミングを検知した場合、機器情報DBを要求する機器情報DB取得要求を、機器情報管理部304に送る。
<ステップS203>
機器情報管理部304は、機器情報DB取得要求を受け取ると、機器情報DBの読み出しを要求する機器情報DB読出要求を、記憶部305へ送る。
<ステップS204>
記憶部305は、機器情報DB読出要求を受け取ると、記憶している機器情報DB(例えば、図9に示す機器情報DB1002)を読み出す。
<ステップS205>
記憶部305は、読み出した機器情報DBを、機器情報管理部304へ送る。
<ステップS206>
機器情報管理部304は、記憶部305から受け取った機器情報DBを、コンテンツ生成部303へ送る。
<ステップS207>
コンテンツ生成部303は、契約情報を要求する契約情報取得要求を、ネットワーク7を介して、契約管理センタ2の契約情報管理部401へ送信する。
<ステップS208>
契約情報管理部401は、契約情報取得要求を受信すると、契約情報の読み出しを要求する契約情報読出要求を、記憶部402へ送る。
<ステップS209>
記憶部402は、契約情報読出要求を受け取ると、記憶している契約情報(例えば、図11に示す契約情報1101)を読み出す。
図11に示すように、契約情報1101は、サイネージとして機能する情報処理装置を一意に識別する「機器ID」、情報処理装置のリース契約またはレンタル契約等の契約を識別する「契約ID」、および、情報処理装置が使用される業種を示す「業種」の各情報を含む。図11に示す契約情報1101では、例えば、機器IDが「3C66−000002」である場合、契約IDが「20160227FGHIJ」、業種が「官公庁」であることが示されている。
なお、図11に示す契約情報1101は、レコードの情報を集約したテーブル形式の情報としているが、これに限定されるものではなく、各フィールドの値を互いに関連付けて管理することができれば、どのような形式の情報であってもよい。例えば、図11に示す契約情報1101を構成するレコードを、1つの情報処理装置に関するテキストファイル等のファイルとして記憶されているものとしてもよい。
<ステップS210>
記憶部402は、読み出した契約情報を、契約情報管理部401へ送る。
<ステップS211>
契約情報管理部401は、記憶部402から受け取った契約情報を、ネットワーク7を介して、コンテンツ生成部303へ送信する。
<ステップS212>
コンテンツ生成部303は、受け取った機器情報DB、および受信した契約情報を用いて、コンテンツ配信用情報を生成するコンテンツ生成処理を行う。具体的には、まず、コンテンツ生成部303は、機器情報DBおよび契約情報から、例えば、「機器ID」をキーとして、「通知日時」、「業種」および「アプリリスト」の各情報を含むコンテンツ生成用情報(例えば、図12に示すコンテンツ生成用情報1201)(第2対応情報)を生成する。
次に、図13に示すフローチャートを参照しながら、コンテンツ生成用情報を用いて、本ステップにおけるコンテンツ配信用情報(例えば、図14に示すコンテンツ配信用情報1301)(第1配信用情報、配信用情報)を生成する動作について説明する。
<<ステップS2121>>
コンテンツ生成部303は、生成したコンテンツ生成用情報を用いて、例えば、下記の(表1)に示すように、業種ごとに各アプリのインストール台数を集計する。そして、ステップS2122へ移行する。
Figure 2017228072
<<ステップS2122>>
コンテンツ生成部303は、各業種でアプリのインストール台数が最も大きいアプリを選定する。上述の(表1)の例では、コンテンツ生成部303は、業種が「医療」の場合、「アプリA」のインストール台数が「20」で最も大きいと判定し、業種が「官公庁」の場合、「アプリA」のインストール台数が「100」で最も大きいと判定する。同様に、コンテンツ生成部303は、業種が「教育」の場合、「アプリB」のインストール台数が「40」で最も大きいと判定し、業種が「流通」の場合、「アプリD」のインストール台数が「20」で最も大きいと判定する。そして、ステップS2123へ移行する。
<<ステップS2123>>
コンテンツ生成部303は、各業種で選定したインストール台数が最も大きいアプリのうち、そのインストール台数が所定の閾値以上であるか否かを判定する。インストール台数が所定の閾値以上である場合(ステップS2123:Yes)、ステップS2124へ移行し、所定の閾値未満である場合(ステップS2123:No)、ステップS2125へ移行する。
例えば、コンテンツ生成部303は、インストール台数が、所定の閾値として30台以上であるか否かを判定する。上述の(表1)の集計結果の場合、コンテンツ生成部303は、業種が「官公庁」の場合、「アプリA」のインストール台数が30台以上であると判定し、業種が「教育」の場合、「アプリB」のインストール台数が30台以上であると判定する。一方、コンテンツ生成部303は、業種が「医療」の場合、「アプリA」のインストール台数が30台未満であると判定し、業種が「流通」の場合、「アプリD」のインストール台数が30台未満であると判定する。
以上のように、所定の閾値を用いて閾値判定をすることによって、他のアプリと比較して突出して利用率が高いアプリを決定することができる。
<<ステップS2124>>
コンテンツ生成部303は、各業種で、インストール台数が最も大きいアプリであると選定され、かつ、所定の閾値以上であるアプリを、情報を配信する対象として決定する。すなわち、コンテンツ生成部303は、インストール台数が最も大きいアプリであると選定され、かつ、所定の閾値以上であるアプリを、利用率が高いアプリとして決定する。
例えば、上述の(表1)の集計結果の場合、コンテンツ生成部303は、下記の(表2)に示すように、業種が「官公庁」の場合、選定した「アプリA」を、情報を配信する対象として決定し、業種が「教育」の場合、選定した「アプリB」を、情報を配信する対象として決定する。
Figure 2017228072
なお、上述では、ステップS2122で選定したアプリのインストール台数に対して、ステップS2123で閾値判定を行うものとしているので、コンテンツ生成部303が最終的に情報を配信するアプリとして決定するのは1つのアプリとなるが、これに限定されるものではない。例えば、コンテンツ生成部303は、ステップS2122で最大のインストール台数のアプリを選定する処理をスキップし、各アプリのインストール台数に対して、直接閾値判定を行うことによって、情報を配信するアプリを決定するものとしてもよい。この場合、各業種において、情報を配信するアプリとして決定されるアプリは複数の場合もあり得る。
また、ステップS2122で、コンテンツ生成部303は、ステップS2123で、選定したアプリのインストール台数について閾値判定をするものとしているが、これに限定されるものではない。例えば、コンテンツ生成部303は、下記の(表3)に示すように、ステップS2122で選定したアプリの利用率(割合)を算出し、この利用率が所定の閾値以上であるか否かを判定するものとしてもよい。
Figure 2017228072
この場合、コンテンツ生成部303は、例えば、算出した利用率が、所定の閾値として0.6以上であるか否かを判定するものとする。上述の(表1)の集計結果の場合、コンテンツ生成部303は、業種が「教育」の場合、「アプリB」の利用率が「0.8」であり、所定の閾値0.6以上であると判定し、業種が「流通」の場合、「アプリD」の利用率が「0.66」であり、所定の閾値0.6以上であると判定する。一方、コンテンツ生成部303は、業種が「医療」の場合、「アプリA」の利用率が「0.2」であり、所定の閾値0.6未満であると判定し、業種が「官公庁」の場合、「アプリA」の利用率が「0.5」であり、所定の閾値0.6未満であると判定する。すなわち、コンテンツ生成部303は、上述の(表3)に示すように、業種が「教育」の場合、選定した「アプリB」を、情報を配信する対象として決定し、業種が「流通」の場合、選定した「アプリD」を、情報を配信する対象として決定するものとすればよい。
また、コンテンツ生成部303は、ステップS2121で、業種ごとの各アプリのインストール台数を集計するものとしているが、これに限定されるものではない。例えば、コンテンツ生成部303は、下記の(表4)に示すように、業種ごとに各アプリのアプリ利用カウンタを集計するものとしてもよい。
Figure 2017228072
この場合、コンテンツ生成部303は、各業種のアプリのアプリ利用カウンタが最も大きいアプリを選定する。(表4)の例では、コンテンツ生成部303は、業種が「医療」の場合、「アプリA」のアプリ利用カウンタが「2000」で最も大きいと判定し、業種が「官公庁」の場合、「アプリC」のアプリ利用カウンタが「700」で最も大きいと判定する。同様に、コンテンツ生成部303は、業種が「教育」の場合、「アプリB」のアプリ利用カウンタが「4000」で最も大きいと判定し、業種が「流通」の場合、「アプリA」のアプリ利用カウンタが「1000」で最も大きいと判定する。
そして、コンテンツ生成部303は、各業種で選定したアプリ利用カウンタが最も大きいアプリのうち、そのアプリの機器1台あたりのアプリ利用カウンタが所定の閾値以上であるか否かを判定するものとすればよい。例えば、コンテンツ生成部303は、選定したアプリの機器1台あたりのアプリ利用カウンタが、所定の閾値として30以上であるか否かを判定する。上述の(表4)の集計結果の場合、コンテンツ生成部303は、業種が「教育」の場合、「アプリB」の機器1台あたりのアプリ利用カウンタが「80」であり、所定の閾値30以上であると判定し、業種が「流通」の場合、「アプリA」の機器1台あたりのアプリ利用カウンタが「33」であり、所定の閾値30以上であると判定する。一方、コンテンツ生成部303は、業種が「医療」の場合、「アプリA」の機器1台あたりのアプリ利用カウンタが「20」であり、所定の閾値30未満であると判定し、業種が「官公庁」の場合、「アプリC」の機器1台あたりのアプリ利用カウンタが「3.5」であり、所定の閾値30未満であると判定する。すなわち、コンテンツ生成部303は、上述の(表4)に示すように、業種が「教育」の場合、選定した「アプリB」を、情報を配信する対象として決定し、業種が「流通」の場合、選定した「アプリA」を、情報を配信する対象として決定するものとすればよい。
このように、各業種において、情報を配信する対象となるアプリを決定したコンテンツ生成部303は、各業種の各機器(情報処理装置)に対して、決定したアプリに関する情報を配信するか否かを決定する。例えば、コンテンツ生成部303は、決定したアプリが機器(情報処理装置)に既にインストールされている場合、そのアプリの宣伝広告等をするためのアプリに関する情報(コンテンツ情報)を配信する必要がないと判断する。一方、コンテンツ生成部303は、決定したアプリが機器にインストールされていない場合、そのアプリに関する情報を配信する必要があると判定する。ここで、下記の(表5)は、業種が「医療」である機器のコンテンツ生成用情報の一例を表したものであり、業種が「医療」の場合において、コンテンツ生成部303によって、「アプリD」が、情報を配信する対象として決定されたものとする。
Figure 2017228072
この場合、コンテンツ生成部303は、機器IDが「3C66−000001」および「3C66−010152」の情報処理装置には「アプリD」がインストールされていないので、「アプリD」に関する情報を配信するものと決定する。一方、コンテンツ生成部303は、機器IDが「3C66−000015」および「3C66−000326」の情報処理装置には「アプリD」がインストールされているので、「アプリD」に関する情報は配信しないものと決定する。以上のような方法でアプリに関する情報を配信するか否かを決定することにより、同じ業種の機器では、決定したアプリが最も高い利用率で利用されていることを広告することが可能であり、利用率の高いアプリの利用を促進することが可能となる。
そして、コンテンツ生成部303は、図14に示すように、機器(情報処理装置)の機器IDごとに、情報を配信するアプリ(図14に示すコンテンツ配信用情報1301において「配信コンテンツ識別子」に対応)をリストにしたコンテンツ配信用情報を生成する。
<<ステップS2125>>
コンテンツ生成部303は、各業種で、インストール台数が最も大きいアプリとして選定されたアプリのそのインストール台数が、所定の閾値未満である場合、そのアプリを、情報を配信しない対象として決定する。すなわち、コンテンツ生成部303は、インストール台数が最も大きいアプリとして選定されたアプリのそのインストール台数が、所定の閾値未満である場合、そのアプリを、利用率が高いアプリに該当しないものと決定する。
例えば、上述の(表1)の集計結果の場合、コンテンツ生成部303は、上述の(表2)に示すように、業種が「医療」の場合、選定した「アプリA」を、情報を配信しない対象として決定し、業種が「流通」の場合、選定した「アプリD」を、情報を配信しない対象として決定する。また、上述の(表3)の例では、コンテンツ生成部303は、業種が「医療」の場合、選定した「アプリA」を、情報を配信しない対象として決定し、業種が「官公庁」の場合、選定した「アプリA」を、情報を配信しない対象として決定するものとすればよい。また、上述の(表4)の例では、コンテンツ生成部303は、業種が「医療」の場合、選定した「アプリA」を、情報を配信しない対象として決定し、業種が「官公庁」の場合、選定した「アプリC」を、情報を配信しない対象として決定するものとすればよい。
以上のような図13のステップS2121〜S2125の流れによって、コンテンツ生成部303は、コンテンツ生成用情報を用いて、コンテンツ配信用情報(例えば、図14に示すコンテンツ配信用情報1301)を生成する。図14に示すコンテンツ配信用情報1301では、例えば、機器IDが「3C66−000002」の機器に対しては、配信コンテンツ識別子で特定される「アプリC」に関する情報(コンテンツ情報)が配信されるべきことが規定されている。そして、図10の説明に戻る。
<ステップS213>
コンテンツ生成部303は、生成したコンテンツ配信用情報(例えば、図14に示すコンテンツ配信用情報1301)と共に、例えば、図15に示すコンテンツ配信用情報1302を、コンテンツ配信部302へ送る。ステップS212で生成したコンテンツ配信用情報は、図14に示す例のように、各機器を識別する「機器ID」と、その機器にコンテンツ情報を配信するアプリの名称等である「配信コンテンツ識別子」とを関連付けた情報である。これに対し、図15に示すコンテンツ配信用情報1302は、各アプリのコンテンツ情報が記憶された場所を規定した情報であり、予め、コンテンツセンタ1(例えば、記憶部305)が記憶している。図15に示すように、コンテンツ配信用情報1302は、アプリの名称等である「配信コンテンツ識別子」、配信を開始する時刻である「配信開始時刻」、配信を終了する時刻である「配信終了時刻」、配信されたコンテンツ情報を表示するタイミングを規定する「表示タイミング」、および、そのアプリのコンテンツ情報の記憶先を示す「取得先情報」の各情報を関連付けている。図15に示すコンテンツ配信用情報1302では、例えば、配信コンテンツ識別子が「アプリB」である場合、配信開始時刻が「2015/10/30」、配信終了時刻が「2015/11/30」、表示タイミングが「ログイン」、取得先情報が「https://contents.co.jp/appB.jpg」であることが示されている。すなわち、コンテンツセンタ1は、「https://contents.co.jp/appB.jpg」に記憶されている「アプリB」のコンテンツ情報は、2015/10/30〜2015/11/30の期間に、ログインのタイミングに、対象となる情報処理装置に対して配信することを意味する。
なお、コンテンツ情報が記憶される記憶先は、コンテンツ情報を配信するコンテンツセンタ1自身(例えば、記憶部305)であってもよく、コンテンツセンタ1以外の外部の記憶装置が記憶しているものとしてもよい。
また、コンテンツ配信用情報1302は、図15に示す情報のみを含むことに限定されるものではない。例えば、アプリのコンテンツ情報をどのように表示させるかについて(例えば、コンテンツ情報の表示位置または表示態様(常時表示、所定期間後消灯等)等)を規定する情報を含んでいてもよい。
以上のステップS201〜S213の流れで、コンテンツセンタ1によりコンテンツ生成処理が行われる。
なお、上述の図10に示すように、コンテンツセンタ1は、契約管理センタ2に対する要求により、契約情報を取得するものとしているが、これに限定されるものではなく、コンテンツセンタ1が契約情報を保有しているものとしてもよい。
(コンテンツ配信・表示処理)
図16は、実施形態に係る情報処理システムにおけるコンテンツ配信・表示処理の一例を示すシーケンス図である。図17は、実施形態のコンテンツ配信用個別情報の構成の一例を示す図である。図18は、実施形態に係る画像形成装置で表示されるコンテンツ情報の一例を示す図である。図16〜18を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム100のコンテンツ配信・表示処理について説明する。なお、このコンテンツ配信・表示処理は、上述の図6における「(5)コンテンツ配信要求」、「(6)コンテンツ配信」、および「(7)コンテンツ表示」の内容に対応する。
<ステップS301>
MFP3の操作部20のコンテンツ取得部202は、コンテンツ情報を取得するタイミングを検知する。ここで、所定のタイミングとは、例えば、所定期間毎のタイミング、ログインのタイミング、または、所定のスケジュールに従ったタイミング等が挙げられる。
<ステップS302>
コンテンツ取得部202は、所定のタイミングを検知した場合、コンテンツセンタ1が有するコンテンツ配信用情報1302のうち、MFP3に対応する情報(コンテンツ配信用個別情報)を要求するコンテンツ配信用個別情報取得要求を、コンテンツセンタ1のコンテンツ配信部302に送信する。
<ステップS303>
コンテンツ配信部302は、コンテンツ配信用個別情報取得要求を受信すると、コンテンツ生成部303により生成されたコンテンツ配信用情報(例えば、図14に示すコンテンツ配信用情報1301)に基づいて、図15に示すコンテンツ配信用情報1302から、コンテンツ配信用個別情報取得要求の要求元のMFP3に対応する部分の情報であるコンテンツ配信用個別情報を抽出する。
例えば、MFP3を識別する識別IDが「3C66−000001」で示される場合、コンテンツ配信部302は、コンテンツ配信用情報1301を参照し、要求元であるMFP3に対応する配信コンテンツ識別子が「アプリA」および「アプリB」であると判断する。そして、コンテンツ配信部302は、コンテンツ配信用情報1302から、「アプリA」および「アプリB」に対応する部分の情報である図17に示すコンテンツ配信用個別情報1401を抽出する。
そして、コンテンツ配信部302は、抽出したコンテンツ配信用個別情報(例えば、図17に示すコンテンツ配信用個別情報1401)(個別情報)を、MFP3の操作部20のコンテンツ取得部202へ送信する。このように、コンテンツ配信用情報1302全体をMFP3に送信するのではなく、MFP3に配信すべきアプリのコンテンツ情報の取得先情報等のみを含むコンテンツ配信用個別情報を送信するので、MFP3側での情報処理の負荷を軽減し、および、ネットワークのトラフィックを低減することができる。
<ステップS304>
コンテンツ取得部202は、受信したコンテンツ配信用個別情報から、コンテンツ情報を受信すべきアプリを特定する。そして、コンテンツ取得部202は、特定したアプリのコンテンツ情報の取得先情報を指定し、かつ、そのコンテンツ情報の配信を要求するコンテンツ情報配信要求を、コンテンツセンタ1のコンテンツ配信部302に送信する。
<ステップS305>
コンテンツ配信部302は、コンテンツ情報配信要求を受信すると、そのコンテンツ情報配信要求で指定された取得先情報で示される記憶先からコンテンツ情報を取得し、MFP3の操作部20のコンテンツ取得部202へ送信(配信)する。ここで、コンテンツ配信部302は、例えば、取得先情報で示される記憶部305の記憶位置からコンテンツ情報を取得するものとしてもよく、取得先情報で示される記憶先がコンテンツセンタ1以外の外部装置を示す場合、その外部装置から、コンテンツ情報を取得するものとしてもよい。
<ステップS306>
コンテンツ取得部202は、受信したコンテンツ情報と共に、そのコンテンツ情報を一時的な記憶を要求するコンテンツ情報記憶要求を、記憶部203へ送る。
<ステップS307>
記憶部203は、コンテンツ情報記憶要求を受け取ると、コンテンツ情報を記憶する。
<ステップS308>
記憶部203は、コンテンツ情報を記憶した後、記憶した旨を示す応答を、コンテンツ取得部202へ送る。このようにして、MFP3の操作部20は、表示すべきコンテンツ情報を記憶部203に一時的に記憶する。ここで、「一時的に記憶」としているのは、上述の図17のコンテンツ配信用個別情報1401が示すように、各アプリのコンテンツ情報の配信期間が規定されているため、その配信期間が経過した後は不要の情報となるためである。
<ステップS309>
MFP3の本体10の基本機能部101は、図17に示すコンテンツ配信用個別情報1401の「表示タイミング」で規定される動作を行ったものとする。例えば、ここでは、基本機能部101は、コピー機能を実行したものとする。
<ステップS310>
基本機能部101は、図17に示すコンテンツ配信用個別情報1401の「表示タイミング」で規定される動作を行った場合、その動作に対応するコンテンツ情報を表示する要求であるコンテンツ表示要求を、操作部20の表示制御部204に送信する。
<ステップS311>
表示制御部204は、コンテンツ表示要求を受信すると、基本機能部101により行われた動作に対応するコンテンツ情報を取得するための要求であるコンテンツ情報取得要求を、コンテンツ取得部202へ送る。ここで、例えば、コンテンツ取得部202が、図17に示すコンテンツ配信用個別情報1401を受信しているものとすると、基本機能部101によりコピー機能が実行された場合、対応するコンテンツ情報は、「アプリA」のコンテンツ情報となる。
<ステップS312>
コンテンツ取得部202は、コンテンツ情報取得要求を受け取ると、そのコンテンツ情報取得要求で示されるコンテンツ情報の読み出しを要求するコンテンツ情報読出要求を、記憶部203へ送る。
<ステップS313>
記憶部203は、コンテンツ情報読出要求を受け取ると、記憶しているコンテンツ情報のうち、コンテンツ情報読出要求で示されるコンテンツ情報(例えば、上述のように「アプリA」のコンテンツ情報)を読み出す。
<ステップS314>
記憶部203は、読み出したコンテンツ情報を、コンテンツ取得部202へ送る。
<ステップS315>
コンテンツ取得部202は、受け取ったコンテンツ情報を、表示制御部204へ送る。
<ステップS316>
表示制御部204は、受け取ったコンテンツ情報を表示部205に表示させるため、表示部205へ送る。
<ステップS317>
表示部205は、受け取ったコンテンツ情報(例えば、図18に示すような「FAXアプリ」を宣伝する広告情報)を表示する。
このように、コンテンツ配信用個別情報1401で規定される「表示タイミング」に従ってコンテンツ情報を表示させることができるので、コンテンツ情報に応じて、宣伝広告の効果が高いタイミングを任意に指定することができる。
以上のステップS301〜S317の流れで、情報処理システム100においてコンテンツ配信・表示処理が行われる。
さらに、以下のステップS318〜S321の流れで、表示部205に表示されたコンテンツ情報を、本体10の基本機能部101の印刷機能により、印刷することも可能である。
<ステップS318>
例えば、操作部20の入力機能により、表示部205に表示されているコンテンツ情報の印刷操作が受け付けられ、操作部20は、本体10の基本機能部101に印刷の開始指令を送信する。
<ステップS319>
基本機能部101は、印刷対象となる表示部205に表示されているコンテンツ情報を取得する要求であるコンテンツ情報要求を、操作部20の表示制御部204(ステップ315でコンテンツ情報を取得している)に送信する。
<ステップS320>
表示制御部204は、コンテンツ情報要求を受信すると、コンテンツ情報を、本体10の基本機能部101に送信する。
<ステップS321>
基本機能部101は、受信したコンテンツ情報を、印刷可能な形式の印刷情報に変換して、印刷を実行する。
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム100では、コンテンツセンタ1が、各情報処理装置で使用されるアプリの利用状態を示す機器情報を取得し、その機器情報と、各情報処理装置がどのような業種で設置されているかを規定した契約情報とから、各情報処理装置が設置される業種、および利用されているアプリを規定するコンテンツ生成用情報を生成する。そして、情報処理システム100では、コンテンツセンタ1がコンテンツ生成用情報から、アプリの利用状況を集計し、業種ごとに利用率が最も高いアプリを特定する。そして、コンテンツセンタ1は、業種ごとに特定したアプリに基づいて、各情報処理装置にコンテンツ情報を配信すべきアプリをリストにしたコンテンツ配信用情報を生成し、各情報処理装置に対して、どのアプリのコンテンツ情報を取得すべきかを規定したコンテンツ配信用個別情報を送信する。そして、各情報処理装置は、コンテンツ配信用個別情報に基づいて、コンテンツセンタ1にコンテンツ情報を要求し、コンテンツ配信用個別情報に規定されたタイミングで、コンテンツ情報を表示するものとしている。これによって、本実施形態に係る情報処理システム100では、コンテンツセンタ1は、同じ業種で、他のアプリよりもよく使用されている特定のアプリに関する情報(コンテンツ情報)を適切に配信し、サイネージとしての情報処理装置の表示部でコンテンツを表示させることができる。したがって、例えば、ある機器(情報処理装置)で特定のアプリがインストールされていないが、そのアプリは、同じ業種の機器では最も高い利用率で利用されていることを広告することが可能であり、利用率の高いアプリの利用を促進することが可能となる。
また、上述のステップS318〜S321で示したように、コンテンツ情報を表示部205に表示させるだけではなく、基本機能部101の印刷機能によってコンテンツ情報を印刷することもできる。これによって、コンテンツ情報を表示部205に表示させることによる宣伝広告の他、コンテンツ情報が印刷された紙媒体による宣伝広告も可能になる。
なお、上述の図8、9、11、12、14、15および17で示した各情報は、テーブル形式の情報として図示しているが、これに限定されるものではなく、テーブルの各フィールドの値が互いに関連付けて管理することができれば、どのような形式の情報であってもよい。
(実施形態の補足)
上述の実施形態で説明したMFP3の機能構成は一例であり、各機能部は、本体10に搭載されてもよいし、操作部20に搭載されてもよい。
また、上述の実施形態では、本体10および操作部20は、別々のオペレーティングシステムで、互いに独立して動作しているが、これに限定されるものではなく、例えば、本体10と操作部20とは、同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。
また、上述の実施形態において、MFP3の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態に係るMFP3で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk−Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態のMFP3で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態のMFP3で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態のMFP3で実行されるプログラムは、上述した各機能部(機器情報通知部102、コンテンツ取得部202、および表示制御部204等)のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU11またはCPU21が上述の記憶装置(例えば、ROM12、ROM22、ストレージ14、フラッシュメモリ24等)からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置(例えば、RAM13、RAM23等)上にロードされて生成されるようになっている。
1 コンテンツセンタ
2 契約管理センタ
3 MFP
4 プリンタ
5 プロジェクタ
6 インターネット
7 ネットワーク
10 本体
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 ストレージ
15 通信I/F
16 接続I/F
17 エンジン部
18 システムバス
20 操作部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 フラッシュメモリ
25 通信I/F
26 接続I/F
27 操作パネル
28 外部接続I/F
29 システムバス
30 通信路
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 ストレージ
45 第1通信I/F
46 操作部
47 表示部
48 第2通信I/F
49 システムバス
51 アプリ層
52 サービス層
53 OS層
61 アプリ層
62 サービス層
63 OS層
100 情報処理システム
101 基本機能部
102 機器情報通知部
103 通信部
201 通信部
202 コンテンツ取得部
203 記憶部
204 表示制御部
205 表示部
301 第1通信部
302 コンテンツ配信部
303 コンテンツ生成部
304 機器情報管理部
305 記憶部
306 第2通信部
401 契約情報管理部
402 記憶部
403 通信部
1001 機器情報
1002 機器情報DB
1101 契約情報
1201 コンテンツ生成用情報
1301、1302 コンテンツ配信用情報
1401 コンテンツ配信用個別情報
特開2015−180986号公報

Claims (14)

  1. コンテンツ情報を配信する第1サーバ装置と、前記第1サーバ装置から配信された前記コンテンツ情報を表示する1以上の情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    該情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置にインストールされている1以上のアプリケーションの情報と、を含む機器情報を、前記第1サーバ装置に通知する通知部を備え、
    前記第1サーバ装置は、
    前記通知部により通知された前記機器情報を取得する第1取得部と、
    前記各情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置が使用される業種と、を対応付ける第1対応情報と、前記第1取得部により取得された前記機器情報と、に基づいて、各業種に属する情報処理装置と、該情報処理装置にインストールされていないアプリケーションであって、該各業種において他のアプリケーションよりも利用率が高いアプリケーションと、を対応付ける第1配信用情報を生成する生成部と、
    前記第1配信用情報で示されるアプリケーションに関するコンテンツ情報を、該アプリケーションに対応する情報処理装置に配信する配信部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記配信部から配信された前記コンテンツ情報を取得する第2取得部と、
    前記第2取得部により取得された前記コンテンツ情報を、所定のタイミングで表示媒体に表示させる表示制御部と、
    を、さらに備えた情報処理システム。
  2. 前記第1対応情報を保有する第2サーバ装置を、さらに備え、
    前記生成部は、前記第1対応情報を前記第2サーバ装置から取得する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記生成部は、
    前記第1対応情報と、前記機器情報とに基づいて、前記識別情報と、業種と、該識別情報で識別される情報処理装置にインストールされている1以上のアプリケーションの情報と、を対応付ける第2対応情報を生成し、
    前記第2対応情報を用いて、業種ごとに各アプリケーションに関する所定の情報を集計し、
    前記所定の情報に対する集計結果に基づいて、業種ごとに前記利用率が高いアプリケーションを決定する請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記生成部は、
    前記第2対応情報を用いて、業種ごとに各アプリケーションのインストール台数を前記所定の情報として集計し、
    業種ごとの前記インストール台数に基づいて、業種ごとに前記利用率が高いアプリケーションを決定する請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記生成部は、
    前記第2対応情報を用いて、業種ごとに情報処理装置の稼働台数に対する各アプリケーションのインストール台数の割合を前記所定の情報として集計し、
    業種ごとの前記割合に基づいて、業種ごとに前記利用率が高いアプリケーションを決定する請求項3に記載の情報処理システム。
  6. 前記機器情報は、前記識別情報と、前記1以上のアプリケーションの情報と、該各アプリケーションの利用回数と、を含み、
    前記生成部は、
    前記第2対応情報を用いて、業種ごとに各アプリケーションの利用回数を前記所定の情報として集計し、
    業種ごとの前記利用回数に基づいて、業種ごとに前記利用率が高いアプリケーションを決定する請求項3に記載の情報処理システム。
  7. 前記生成部は、業種ごとに、各アプリケーションに関する前記所定の情報のうち、所定の閾値以上である該所定の情報を有するアプリケーションを、前記利用率が高いアプリケーションとして決定する請求項3〜6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記配信部は、各アプリケーションに関する前記コンテンツ情報の取得先の情報を含む第2配信用情報から、前記第1配信用情報で特定の情報処理装置に対応するアプリケーションに対応する個別情報を抽出して、前記第2取得部に送信し、
    前記第2取得部は、前記個別情報で示される取得先から前記コンテンツ情報を、前記配信部を介して取得する請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  9. 前記第2配信用情報は、各アプリケーションに関する前記コンテンツ情報の取得先の情報と、該コンテンツ情報の表示タイミングと、を対応付け、
    前記表示制御部は、前記第2取得部により取得された前記個別情報で示される前記表示タイミングに従って、該表示タイミングに対応するアプリケーションに関する前記コンテンツ情報を、前記表示媒体に表示させる請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記情報処理装置は、
    前記表示制御部によって前記表示媒体に表示されている前記コンテンツ情報を、印刷可能な印刷情報に変換して印刷出力する印刷部を、さらに備えた請求項1〜9のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  11. サーバ装置から配信されるコンテンツ情報を表示する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置にインストールされている1以上のアプリケーションの情報と、を含む機器情報を、前記サーバ装置に通知する通知部と、
    前記サーバ装置によって、前記情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置が使用される業種と、を対応付ける対応情報と、前記機器情報と、に基づいて決定された該情報処理装置にインストールされていないアプリケーションであって、該情報処理装置が属する業種において他のアプリケーションよりも利用率が高いアプリケーションに関する前記コンテンツ情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記コンテンツ情報を、所定のタイミングで表示媒体に表示させる表示制御部と、
    を備えた情報処理装置。
  12. コンテンツ情報を配信するサーバ装置と、前記サーバ装置から配信された前記コンテンツ情報を表示する1以上の情報処理装置と、を含む情報処理システムの情報処理方法であって、
    前記情報処理装置において、該情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置にインストールされている1以上のアプリケーションの情報と、を含む機器情報を、前記サーバ装置に通知する通知ステップと、
    前記サーバ装置において、前記通知部により通知された前記機器情報を取得する第1取得ステップと、
    前記サーバ装置において、前記各情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置が使用される業種と、を対応付ける対応情報と、前記第1取得ステップで取得した前記機器情報と、に基づいて、各業種に属する情報処理装置と、該情報処理装置にインストールされていないアプリケーションであって、該各業種において他のアプリケーションよりも利用率が高いアプリケーションと、を対応付ける配信用情報を生成する生成ステップと、
    前記サーバ装置において、前記配信用情報で示されるアプリケーションに関するコンテンツ情報を、該アプリケーションに対応する情報処理装置に配信する配信ステップと、
    前記情報処理装置において、前記配信ステップで配信した前記コンテンツ情報を取得する第2取得ステップと、
    前記情報処理装置において、前記第2取得ステップで取得した前記コンテンツ情報を、所定のタイミングで表示媒体に表示させる表示ステップと、
    を有する情報処理方法。
  13. サーバ装置から配信されるコンテンツ情報を表示する情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置にインストールされている1以上のアプリケーションの情報と、を含む機器情報を、前記サーバ装置に通知する通知ステップと、
    前記サーバ装置によって、前記情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置が使用される業種と、を対応付ける対応情報と、前記機器情報と、に基づいて決定された該情報処理装置にインストールされていないアプリケーションであって、該情報処理装置が属する業種において他のアプリケーションよりも利用率が高いアプリケーションに関する前記コンテンツ情報を取得する取得ステップと、
    取得した前記コンテンツ情報を、所定のタイミングで表示媒体に表示させる表示ステップと、
    を有する情報処理方法。
  14. サーバ装置から配信されるコンテンツ情報を表示する情報処理装置のプログラムであって、
    前記情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置にインストールされている1以上のアプリケーションの情報と、を含む機器情報を、前記サーバ装置に通知する通知ステップと、
    前記サーバ装置によって、前記情報処理装置を識別する識別情報と、該情報処理装置が使用される業種と、を対応付ける対応情報と、前記機器情報と、に基づいて決定された該情報処理装置にインストールされていないアプリケーションであって、該情報処理装置が属する業種において他のアプリケーションよりも利用率が高いアプリケーションに関する前記コンテンツ情報を取得する取得ステップと、
    取得した前記コンテンツ情報を、所定のタイミングで表示媒体に表示させる表示ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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