JP2016119074A - 情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法 - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016119074A
JP2016119074A JP2015233684A JP2015233684A JP2016119074A JP 2016119074 A JP2016119074 A JP 2016119074A JP 2015233684 A JP2015233684 A JP 2015233684A JP 2015233684 A JP2015233684 A JP 2015233684A JP 2016119074 A JP2016119074 A JP 2016119074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
advertisement
distribution
electronic device
viewing history
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015233684A
Other languages
English (en)
Inventor
相原 勝治
Katsuji Aihara
勝治 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to US14/959,045 priority Critical patent/US10402857B2/en
Publication of JP2016119074A publication Critical patent/JP2016119074A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ユーザの負担にならず、より高い効果を狙ったコンテンツの生成につなげることのできる情報を取得可能とする。【解決手段】電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、前記電子機器は、前記電子機器に対するユーザ操作に応じ、予め機器内部に保持された一次広告情報を表示する表示手段と、表示された前記一次広告情報を特定する情報を表示日時情報と対応付けた広告視聴履歴情報を機器情報記憶手段に記憶させる広告視聴履歴情報管理手段と、を備え、前記情報配信装置は、前記電子機器から、前記広告視聴履歴情報を収集する広告視聴履歴情報収集手段と、前記広告視聴履歴情報に基づいて二次広告の配信情報を生成する配信情報生成手段と、前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器、情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法及び情報配信プログラムに関する。
現在、各種の情報を含む画像をディスプレイやプロジェクタ等により表示するサイネージシステムが広く利用されるようになってきている。特に、広告やお知らせ等をサイネージシステムを利用して配信し表示することは効果があることが知られている。
画像形成装置等のコンピュータ組込型の電子機器においても、基本的な機能を提供するに止まらず、ユーザに対して何らかの情報を提供することが試みられている。例えば、閲覧者に常に節約を意識させるよう、両面/集約といった費用の安い印刷方法の利用状況をログイン時に利用者毎に表示する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1等を参照)。
電子機器において広告等のコンテンツを提供するにあたっては、ユーザにとって有益なコンテンツであると共に、コンテンツの提供者側にとっても妥当な効果が得られることが求められる。
しかし、従来は、提供者側の基準で一方的に作成したコンテンツを電子機器において表示するのみであり、ユーザによっては見たくもないコンテンツをなかば強制的に見せられるという不満があった。
また、電子機器におけるコンテンツの表示によってそのコンテンツの効果が完結しており、より高い効果を狙った発展がなかった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ユーザの負担にならず、より高い効果を狙ったコンテンツの生成につなげることのできる情報を取得可能とすることにある。
上記の課題を解決するため、電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、前記電子機器は、前記電子機器に対するユーザ操作に応じ、予め機器内部に保持された一次広告情報を表示する表示手段と、表示された前記一次広告情報を特定する情報を表示日時情報と対応付けた広告視聴履歴情報を機器情報記憶手段に記憶させる広告視聴履歴情報管理手段と、を備え、前記情報配信装置は、前記電子機器から、前記広告視聴履歴情報を収集する広告視聴履歴情報収集手段と、前記広告視聴履歴情報に基づいて二次広告の配信情報を生成する配信情報生成手段と、前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明にあっては、ユーザの負担にならず、より高い効果を狙ったコンテンツの生成につなげることのできる情報を取得することができる。
本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 電子機器のハードウェア構成例を示す図である。 電子機器のソフトウェア階層例を示す図である。 電子機器のソフトウェア構成例を示す図である。 コンテンツセンタのハードウェア構成例を示す図である。 コンテンツセンタのソフトウェア構成例を示す図である。 機器情報及び各種通知のデータ構造例を示す図である。 契約情報、コンテンツ配信条件リスト及びコンテンツのデータ構造例を示す図である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図である。 機能設定画面の例を示す図である。 一次広告画面の例を示す図である。 広告視聴履歴の出力例を示す図である。 二次広告画面の例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。なお、以下の実施形態においては、サイネージ表示のためのコンテンツ配信の仕組を情報配信に用いる場合を想定して説明するが、サイネージとは関係なく情報配信専用の仕組として構築してもよい。
<構成>
図1は本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。図1において、配信する情報のコンテンツはコンテンツセンタ(情報配信装置、サーバ装置)3に集中保管されており、そのデータはインターネット等のネットワーク2を介して電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・に配信される。なお、電子機器のいずれかはネットワーク2に接続されないオフライン状態であってもよい。この場合、各電子機器からの情報はオフラインで収集され、コンテンツはコンテンツセンタ3からメール等で所定のユーザに送信される。また、電子機器で表示されるコンテンツには、電子機器内に予め設定された一次広告のコンテンツと、コンテンツセンタ3側で生成された二次広告のコンテンツとがある。
電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・としては、サイネージ機能と機器利用情報通知機能を持つMFP(Multi-Function Peripheral、Multi-Function Printer)、プリンタ、プロジェクタ、インタラクティブホワイトボード、あるいは、テレビ会議端末といった、機器利用情報を通知でき、かつコンテンツを表示できる機能がある製品が対象になる。それぞれの電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・は一意の機器ID(識別情報)を保有しており、コンテンツセンタ3は機器IDに紐づいた機器利用情報を定期的に吸い上げ、リモート保守管理等に利用すると共に、機器ID毎に異なったコンテンツを配信する機能を持つ。
なお、機器利用情報は、電子機器1が利用された内容を示す情報であり、どのように利用されるかによって変動する情報である。具体的には、利用コピー枚数などであるが詳細は後述される。
図2は電子機器1のハードウェア構成例を示す図であり、MFPの例である。図2において、電子機器1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種の機能を実現可能な本体110と、ユーザの操作を受け付ける操作部120とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体110と操作部120は、専用の通信路130を介して相互に通信可能に接続されている。通信路130は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。なお、本体110は、操作部120で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体110は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
本体110は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、HDD(Hard Disk Drive)114と、通信I/F(Interface)115と、接続I/F116と、エンジン部117とを備え、これらがシステムバス118を介して相互に接続されている。
CPU111は、本体110の動作を統括的に制御する。CPU111は、RAM113をワークエリア(作業領域)としてROM112又はHDD114等に格納されたプログラムを実行することで、本体110全体の動作を制御し、上記したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種機能を実現する。通信I/F115は、ネットワーク2と接続するためのインタフェースである。接続I/F116は、通信路130を介して操作部120と通信するためのインタフェースである。エンジン部117は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、及び、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部等を備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(Auto Document Feeder:自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
操作部120は、CPU121と、ROM122と、RAM123と、フラッシュメモリ124と、通信I/F125と、接続I/F126と、操作パネル127と、外部接続I/F128とを備え、これらがシステムバス129を介して相互に接続されている。CPU121は、操作部120の動作を統括的に制御する。CPU121は、RAM123をワークエリアとしてROM122又はフラッシュメモリ124等に格納されたプログラムを実行することで、操作部120全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの各種機能を実現する。通信I/F125は、ネットワーク2と接続するためのインタフェースである。接続I/F126は、通信路130を介して本体110と通信するためのインタフェースである。操作パネル127は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けると共に、各種の情報(例えば、受け付けた操作に応じた情報、電子機器1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報等)を表示する。ここでは、操作パネル127は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)を想定しているが、これに限られるものではない。例えば、タッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro-Luminescence)表示装置で構成されてもよい。更に、これに加え、又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。外部接続I/F128は、ICカードリーダ等の機器と接続するためのインタフェースである。
図3は電子機器1のソフトウェア階層例を示す図であり、MFPの例である。図3において、本体110は、アプリ層1101と、サービス層1102と、OS層1103とを有する。アプリ層1101、サービス層1102及びOS層1103の実体は、図2に示したROM112やHDD114等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU111が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層1101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えば、アプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層1102のソフトウェアは、アプリ層1101とOS層1103との間に介在し、アプリに対し、本体110が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層1102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が挙げられる。なお、サービス層1102によるインタフェースの機能は、本体110のアプリ層1101だけではなく、操作部120のアプリ層1201に対しても提供される。すなわち、操作部120のアプリ層1201のアプリも、サービス層1102のインタフェース機能を介して、本体110のハードウェア資源(例えば、エンジン部117)を利用した機能を実現することができる。
OS層1103のソフトウェアは、本体110が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層1102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層1103が解釈可能なコマンドに変換してOS層1103に渡す。そして、OS層1103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部120は、アプリ層1201と、サービス層1202と、OS層1203とを有する。操作部120が備えるアプリ層1201、サービス層1202及びOS層1203も、階層構造については本体110側と同様である。ただし、アプリ層1201のアプリにより提供される機能や、サービス層1202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体110側とは異なる。アプリ層1201のアプリは、操作部120が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体110が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、図示の構成例では、機能の独立性を保つために、本体110側のOS層1103のソフトウェアと操作部120側のOS層1203のソフトウェアは互いに異なる。つまり、本体110と操作部120は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体110側のOS層1103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部120側のOS層1203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
本体110と操作部120は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体110と操作部120の間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部120が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体110へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体110が操作部120へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部120が本体110へコマンド通信を行うことにより、本体110の機能を使用することができる。また、本体110から操作部120に通知するイベントには、本体110における動作の実行状況、本体110側で設定された内容などが挙げられる。また、操作部120に対する電力供給は、本体110から通信路130を経由して行われているので、操作部120の電源制御を、本体110の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
図4は電子機器1のソフトウェア構成例を示す図である。図4において、電子機器1は、基本機能部11と、機器利用情報管理部12と、ネットワーク処理部13と、配信情報取得部14と、サイネージ表示制御部15と、表示部16と、ユーザ認証処理部17と、入力部18と、出力部19とを有する。
このうち、基本機能部11と、機器利用情報管理部12と、ネットワーク処理部13と、配信情報取得部14と、サイネージ表示制御部15と、ユーザ認証処理部17と、入力部18と、出力部19は、図2に示されるHDD114やROM112に記憶されRAM113に展開されたプログラムをCPU111が実行することで実現される機能又は手段である。また、表示部16は、図2に示される操作部120により実現される。
このプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード、USBメモリ、ROM等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録して提供される。あるいは、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布されてもよい。
しかしながら、これに限られず、例えば電子機器1の機能のうち少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。
基本機能部11、ユーザ認証処理部17、入力部18及び出力部19は、本来的に電子機器1が持っている機能を果たす部分である。例えば、MFP、プリンタ、プロジェクタ、インタラクティブホワイトボード、あるいは、テレビ会議端末として動作する部分である。ユーザ認証処理部17は、使用開始時にユーザが行うログイン操作に対しユーザを認証する。認証が成立した場合、認証された(認証が成立した)ユーザによる使用を許可し、認証が成立しない場合、該ユーザによる使用を制限(アクセス制御)する。入力部18は、原稿画像の入力(スキャナ入力)等を行う部分である。出力部19は印刷出力やデータ出力(メモリカード等へのデータ出力)を行う部分である。
なお、基本機能部11には、基本機能の操作(MFP等にあっては、コピーの設定等)における機能設定画面のメニュー項目に一次広告の表示を選択させる項目を表示するための一次広告メニュー項目情報が保持されている。一次広告メニュー項目情報は、基本機能部11のプログラムの導入時や更新(リモート更新を含む)時に格納される。
機器利用情報管理部12は、電子機器1の利用状況により変動する情報を収集し、コンテンツセンタ3へ通知処理を行う部分である。ネットワーク処理部13は、機器利用情報管理部12からの通知要求を受けてネットワーク2経由でコンテンツセンタ3へ通知する処理と、コンテンツセンタ3からのコンテンツをネットワーク2経由で受信して配信情報取得部14へ転送する部分である。配信情報取得部14は、ネットワーク処理部13からコンテンツを受信し、サイネージ表示制御部15へ転送する部分である。サイネージ表示制御部15は、予め格納された一次広告情報に基づくコンテンツや、コンテンツセンタ3から受信したコンテンツの表示処理を行う部分である。一次広告情報は、基本機能部11のプログラムの導入時や更新時に格納される。表示部16は、MFPやプリンタであればパネル表示部に相当し、プロジェクタであればスクリーンへの投影部、テレビ会議システムであれば画像出力部、インタラクティブホワイトボードであれば表示ボード部に相当する。
図5はコンテンツセンタ3のハードウェア構成例を示す図である。図5において、コンテンツセンタ3は、バス307を介して相互に接続されたCPU301、RAM302、ROM303、HDD304、接続I/F305、通信I/F306を備えている。CPU301は、RAM302をワークエリアとしてROM303又はHDD304等に格納されたプログラムを実行することで、コンテンツセンタ3の動作を統括的に制御する。接続I/F305は、コンテンツセンタ3に接続される機器とのインタフェースである。通信I/F306は、ネットワーク2(図1)を介して他の情報処理装置と通信を行うためのインタフェースである。
図6はコンテンツセンタ3のソフトウェア構成例を示す図である。図6において、コンテンツセンタ3は、データ保持領域として、機器情報保管部31aと、契約情報保管部31bと、コンテンツ配信条件リスト保管部31cと、コンテンツ保管部31dとを有する。また、コンテンツセンタ3は、ネットワーク処理部32と、機器利用情報収集部33と、条件比較処理部34と、コンテンツ生成部35と、コンテンツ配信処理部36とを有する。
このうち、ネットワーク処理部32と、機器利用情報収集部33と、条件比較処理部34と、コンテンツ生成部35と、コンテンツ配信処理部36は、図5に示されるHDD304やROM303に記憶されRAM302に展開されたプログラムをCPU301が実行することで実現される機能又は手段である。
このプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード、USBメモリ、ROM等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録して提供される。あるいは、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布されてもよい。
また、機器情報保管部31aと、契約情報保管部31bと、コンテンツ配信条件リスト保管部31cと、コンテンツ保管部31dは、図5に示されるHDD304、ROM303又はRAM302等の1つ以上により実現される。
しかしながら、これに限られず、例えばコンテンツセンタ3の機能のうち少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。
機器情報保管部31aは、複数(多数)の電子機器1について、機器ID毎の最新の機器情報が保管される部分である。機器情報の詳細については後述する。契約情報保管部31bは、機器ID毎の契約情報が保管される部分である。契約情報の詳細については後述する。コンテンツ配信条件リスト保管部31cは、コンテンツを配信する条件を列挙したコンテンツ配信条件リストが保管される部分である。コンテンツ配信条件リストの詳細については後述する。コンテンツ保管部31dは、配信対象のコンテンツが保管される部分である。コンテンツの詳細については後述する。
ネットワーク処理部32は、ネットワーク2からの機器利用情報の通知を受けて機器利用情報収集部33に送る処理と、コンテンツ配信処理部36からの要求により対象となるコンテンツを対象となる機器IDの電子機器1へ送信する処理を行う部分である。
機器利用情報収集部33は、電子機器1から受信した機器利用情報の通知に基づき、その通知を反映させた機器情報を機器情報保管部31aに保管する部分である。
条件比較処理部34は、コンテンツ配信条件リスト保管部31cに保管されたコンテンツ配信条件リストの各コンテンツ配信条件に基づき、適合した機器IDがあれば、コンテンツ配信処理部36に配信を要求する部分である。
コンテンツ生成部35は、機器ID毎にコンテンツを生成し、コンテンツ保管部31dにコンテンツを保管する部分である。
コンテンツ配信処理部36は、配信要求を受け取ることによりコンテンツ保管部31dにおける対象となるコンテンツの配信処理を行う部分である。なお、配信宛先の電子機器1用のコンテンツがコンテンツ保管部31dに存在しない場合(コンテンツが生成されていない場合)、コンテンツ配信処理部36はコンテンツの配信を行わない。
図7は機器情報及び各種通知のデータ構造例を示す図である。機器情報保管部31aに保管される機器情報には、機器固定情報と機器利用情報(変動情報)と広告視聴履歴情報(変動情報)とが含まれる。機器固定情報には、機器IDに対応付けられた、モデル、設置場所、利用言語、サイネージ表示能力、広告配信設定(広告配信希望の有無、配信宛先(機器へ配信するかメール等で配信するか)、配信頻度(任意なのか、1回/3日等の上限頻度)、アドレス(メールアドレス、IPアドレス等))等が含まれる。機器固定情報は機器設置時にコンテンツセンタ3に設定され、あるいは定期通知に変動情報と共に通知される。機器利用情報には、機器IDに対応付けられた、利用コピー枚数、利用色、利用用紙サイズ、ジョブ履歴等が含まれる。広告視聴履歴情報には、機器IDに対応付けられた、広告種別、アクセス日、ユーザID、ジョブ履歴(広告視聴時のログイン期間に実行されたジョブの履歴)等が含まれる。
電子機器1から送られるカウンタ通知やトナー情報通知やジョブ履歴通知や広告視聴履歴通知は、機器利用情報に反映される。各通知はそのままの形で機器利用情報の一部として保管してもよい。機器利用情報は、保守契約を結んでいるか所定のサービス提供対象となっている電子機器1ではコンテンツセンタ3に定期的に通知され、管理情報として月毎等に自動的にコンテンツセンタ3で集計される。通常は、管理情報は用紙補給や課金等に利用されるが、本実施形態では更なるコンテンツ配信に利用される。
図8は契約情報、コンテンツ配信条件リスト及びコンテンツのデータ構造例を示す図である。契約情報保管部31bには機器契約情報とユーザ契約情報が保管される。機器契約情報には、機器IDに対応付けられた、保守契約、消耗品自動発注オプション、利用状況レポートオプション、カウンタ自動検針等の契約未済が含まれる。また、ユーザ契約情報には、カスタマーID、カスタマーIDで特定されるユーザ(顧客)が保持する1つ以上の電子機器1の機器ID、及び、各電子機器1のモデルが含まれている。モデルとは、電子機器1の「型番」など製品そのもの又は製品の機能を特定するための情報である。これらは、機器設置時にセンタオペレータにより契約情報保管部31bに登録される。
コンテンツ配信条件リスト保管部31cに保管されるコンテンツ配信条件リストには、コンテンツ配信条件が含まれる。コンテンツ配信条件としては、例えば、利用状況レポートについては、「契約情報の利用状況レポートオプションが契約済で、かつ機器情報が所定期間にわたって収集されていれば利用状況レポートを配信する」等がある。本実施形態における、一次広告についての広告視聴履歴に基づく二次広告のコンテンツを提供するサービスでは、ネットワーク接続されている全ての電子機器を対象としてもよいし、対象とする電子機器を絞り込んでもよい。
更に、コンテンツ配信条件に対応するコンテンツ生成条件として、対象ユニット(図示の例では「針なしステープル」)毎に広告パラメータが設定されている。対象ユニットを対象となる電子機器がサポートしているか否かを判定するために用いられる機能対応リストと、二次広告のコンテンツを生成するための二次広告雛形データも保持されている。機能対応リストには、対象ユニットごとに共通機能可否情報が登録されている。共通機能可否情報は、同じ顧客先に設置されている複数の電子機器1のうちの1台でも実装されていれば不便とならないような機能(対象ユニット)である場合に"○(対応可)"となり、層でない場合は"×(対応否)"となる。
コンテンツ保管部31dに保管されるコンテンツには、機器IDとコンテンツデータが含まれる。コンテンツデータは、データ本体でもよいし、データ本体を指すURI等のリファレンスでもよい。また、コンテンツデータには、表示条件を含めてもよい。例えば、電子機器1においてログインしているユーザが「管理者」の場合にだけコンテンツを表示する等の指定を行うことができる。更に、コンテンツには、配信の未済を記録して重複した配信を防止してもよいし、配信後に消去又は別領域への移行を行ってもよい。
<動作>
図9は上記の実施形態の処理例を示すシーケンス図である。図9において、ユーザは電子機器1において、環境においてはログイン(図4のユーザ認証処理部17による処理)を行った後に機能設定操作を開始すると(ステップS101)、電子機器1の基本機能部11は表示部16(操作パネル)に操作メニューを含む機能設定画面を表示する(ステップS102)。この際、基本機能部11は、通常の操作メニューの中に、予め設定された一次広告メニュー情報に従い、実装されていない機能についての広告の表示を行わせることのできるメニュー項目を含める。図10はMFPにおけるコピー機能の機能設定画面の例を示す図である。「ステープル」ボタンは「ステープル選択」のボタンと「広告(針なしステープル)」のボタンを呼び出すためのボタンである。ユーザが「ステープル」ボタンを選択することで、下位のメニュー項目として「ステープル選択」と「広告(針なしステープル)」が表示される。ここで、「ステープル選択」は電子機器1において実装されている機能であるが、「針なしステープル」の機能は実装されておらず、あくまでも広告を表示するものである。
図9に戻り、ユーザが広告のメニュー項目を選択すると(ステップS103)、電子機器1のサイネージ表示制御部15は、予め保持されている一次広告情報に基づき、メニュー項目に対応付けられた一次広告のコンテンツを表示する(ステップS104)。図11は一次広告画面の例を示す図であり、「針なしステープル」の具体的な広告コンテンツを表示している。なお、単に広告コンテンツを表示するだけでなく、「問い合わせする」「詳細(HPへ移動)」「今すぐ購入する」のボタンを表示している。
「問い合わせする」ボタンを押下した場合は、メール送信画面を表示し、予め広告コンテンツとセットで保持していたメールアドレスへ資料請求など詳しい情報を要求するメールが自動生成され、送信可能となる。メール送信は電子機器1の本体110(図2)の通信I/F115を使ってネットワーク2経由で送信され、容易に問い合わせが可能となる。
「詳細(HPへ移動)」ボタンを押下した場合は、電子機器1の操作部120(図2)のROM122又はフラッシュメモリ124にプログラムが格納されたWEBブラウザアプリを起動し、広告メニューと連動したURLへ本体110の通信I/F115を経由してアクセスし、広告ページを操作パネル127へ表示することが可能である。このようにしてユーザは広告に関する情報を更に取得することができる。
「今すぐ購入する」ボタンを押下した場合は、「詳細(HPへ移動)」ボタンを押下した場合と同様に、WEBブラウザを起動し、該当するURLへアクセスを行う。そして、操作パネル127のWEBブラウザ上から広告されたユニットの購入を行うことができる。この購入処理については、一般的な電子商取引と同様であり、公知の技術を使って行うことが可能である。
なお、電子機器1が実装していない機能についての広告コンテンツを表示する場合について説明したが、電子機器1が全く持っていない機能や性能に関する広告コンテンツについて表示するようにしてもよい。
次いで、図9に戻り、ユーザがジョブの実行を指示すると(ステップS105)、電子機器1はジョブを実行し(ステップS106)、機器利用情報管理部12は広告視聴履歴を保存する(ステップS107)。
一方、任意のタイミングにおいて、サービスマン等が広告視聴履歴を取得するため、電子機器1に対して広告視聴履歴の出力指示を行うと(ステップS111)、電子機器1の出力部19(図4)は広告視聴履歴を出力する(ステップS112)。出力の形態としては、用紙への印刷(電子機器1がMFPやプリンタ等の印刷機能を有している場合)、操作パネル等への表示、メモリカードへのデータ出力等がある。図12は広告視聴履歴の出力例を示す図であり、(a)はユーザ毎・アクセス日時毎に、視聴した広告種別と、その際(ログイン期間中)に実行したジョブ履歴とが記載されている。例えば、ユーザAが針なしステープルの機能の広告を参照した履歴と合わせて、その際にコピーのジョブ履歴(両面印刷、針ありステープルを実行)が記録されている。(b)は広告種別毎にソートされたものであり、広告種別毎に、度数とアクセスユーザと回数とアクセス日時とが記載されている。
図9に戻り、電子機器1の機器利用情報管理部12(図4)はネットワーク処理部13(図4)を介して定期的に、機器ID、カスタマーID、カウンタ通知、トナー通知、ジョブ履歴通知及び広告視聴履歴通知等をコンテンツセンタ3に送信する(ステップS121)。なお、電子機器1側から自発的に送信するのに代え、コンテンツセンタ3側からポーリングを行い、その応答として電子機器1からカウンタ通知やトナー通知等を送信させてもよい。ただし、電子機器1が社内のLAN(Local Area Network)等に接続され、ファイアウォールが設けられている場合には、外部からのアクセスが制限される場合が多いことから、電子機器1から自発的に送信させる方が有利である。
カウンタ通知やトナー通知やジョブ履歴通知や広告視聴履歴通知を受信したコンテンツセンタ3の機器利用情報収集部33は、機器情報保管部31aの機器情報にカウンタ通知やトナー通知やジョブ履歴通知や広告視聴履歴通知の内容を反映させて保管する(ステップS122)。
その後、コンテンツセンタ3の条件比較処理部34は、コンテンツ配信条件リスト保管部31cに保管されたコンテンツ配信条件リストの各コンテンツ配信条件に基づき配信判断を行う(ステップS131)。例えば、利用状況レポートについては、契約情報保管部31bに保管された契約情報に基づいて利用状況レポートオプション契約がされている電子機器を抽出し、該電子機器の機器利用情報から利用状況レポートを配信するものとする。一次広告についての広告視聴履歴に基づく二次広告のコンテンツについては次のように判定する。
すなわち、条件比較処理部34は、機器情報保管部31aから機器ID毎に機器利用情報と広告視聴履歴情報を参照し、二次広告の対象となる対象ユニット毎の広告パラメータに該当するか否か判断する。例えば、「針なしステープルユニット」の広告パラメータ(図8の「針なしステープル広告パラメータ」)をコンテンツ配信条件リスト保管部31cから読み出し、広告視聴比率(視聴ユーザ数/全ユーザ数)と50%を比較し、ステープル使用ジョブ数とN回/月を比較し、ステープル平均枚数と5枚を比較する。この比較の結果に応じて対象ユニット毎の広告パラメータに該当するか否か判断する。機器利用情報と広告視聴履歴情報が広告パラメータを満たす場合、コンテンツ生成部35は、対象ユニットに対応する二次広告雛形データ(図8)に基づいて二次広告のコンテンツを生成する。
広告視聴比率は、全ユーザ数に対する、対象となる広告(この例では「針なしステープルユニット」の広告)を視聴したユーザ数(同一人は重複カウントせず)の比率が算出されたものであり、ユーザの関心の高さを示すものである。ステープル使用ジョブ数は、コピー又はプリントの全ジョブ数(ジョブ履歴通知から算出)に対するステープルを使用したジョブ数の比率(針なしステープルと関連する部品又は機能の使用比率)が算出されたものであり、ステープル機能の提案ができる使用頻度であるか否か確認するためのものである。ステープル平均枚数は、ステープルを使用したジョブにおける束ねた用紙枚数の平均値が算出されたものである。針なしステープルでは針ありステープルよりも上限枚数が低いため、ユーザの平均ステープル時の枚数が閾値を超えていないかどうか(購入して有効に利用できるか否か)を確認するためのものである。
また、条件比較処理部34は、機能対応リスト(図8)をコンテンツ配信条件リスト保管部31cから読み出してから当該電子機器が対象ユニットをサポートしているか否か判定する。例えば、機器ID「1003」のモデルが「A」である場合(図7)、機能対応リスト(図8)からモデル「A」が「針なしステープルユニット」をサポートしていると判定する。電子機器が対象ユニットをサポートしている場合は、対象ユニットの購入だけを勧める二次広告とすることができ、サポートしていない場合はその対象ユニットをサポート(実装できる)する電子機器と対象ユニットの購入を勧める二次広告となる。
なお、同じ顧客先に設置されている複数の電子機器のうちの1台でも実装されていれば不便とならないような機能である場合、条件比較処理部34は、その顧客のユーザ契約情報(図8)を参照し、設置されている複数の電子機器のモデルを併せて考慮に入れてもよい。条件比較処理部34は、図8のユーザ契約情報で顧客が有する電子機器1の全てのモデルが分かる。また、図8の機能対応リストにより、一次広告の対象となった対象ユニットの共通機能可否情報を読み取ることができる。共通機能可否情報が"○"であって、顧客が有する電子機器1のうち1つでも一次広告の対象となった対象ユニットをサポートしている場合、ユーザが使用している電子機器1のモデルが対象ユニットに対応していなくても、条件比較処理部34は対象ユニットの二次広告を作成してよいと判定する。こうすれば、コンテンツセンタ3は、顧客が対象ユニットに対応する電子機器1を1つでも保有している場合、二次広告を提供できる。
なお、対象ユニットについてはユーザの購入実績から未購入の対象ユニットを選択する。機器固定情報(図7)に購入済のユニットの情報を併せて持たせることで、その情報から判断することもできる。
そして、条件比較処理部34は、対象ユニット毎の広告パラメータに該当する場合、対象となる電子機器がサポートする機能であるか否かの情報と共に、コンテンツ生成部35に対してコンテンツの生成要求を行う(ステップS132)。
これを受け、コンテンツ生成部35は、対象ユニットに対応する二次広告雛形データ(図8)に基づいて二次広告のコンテンツ(一次広告についての広告視聴履歴に基づいてユーザ毎にカスタマイズしたコンテンツ)を生成し、コンテンツ保管部31dに保管する(ステップS133)。図13は二次広告画面の例を示す図であり、購入権限のある管理者等のユーザを宛名とし、購入を勧める文言と、対象ユニットの詳細や購入条件等が含まれている。なお、二次広告のコンテンツの生成にあたり、契約情報(図8)を参照し、価格等の購入条件に反映することもできる。
コンテンツ生成部35がコンテンツの生成完了を条件比較処理部34に伝えると(ステップS134)、条件比較処理部34は、コンテンツ配信処理部36に対してコンテンツの配信要求を行う(ステップS135)。
これを受け、コンテンツセンタ3のコンテンツ配信処理部36は、コンテンツ保管部31dから該当するコンテンツを抽出し、機器IDの示す電子機器1に対してコンテンツデータを送信する(ステップS136)。
コンテンツデータを受信した電子機器1は、配信情報取得部14及びサイネージ表示制御部15を経て、内部的にコンテンツデータを保持し、所定のタイミングで表示部16(図4)にコンテンツを表示する(ステップS137)。すなわち、サイネージ表示制御部15は、所定のユーザ操作又は電子機器1の状態に応じ、内部的に保持されているコンテンツデータを選択し表示部16に表示させる。表示するタイミングとしては、例えば、二次広告の宛名となる管理者等がログインした際となる。
また、コンテンツセンタ3のコンテンツ配信処理部36は、コンテンツデータの送信(ステップS136)に代え、又は、それと共に、管理者等に対してコンテンツデータをメールやメッセンジャにより送信することができる(ステップS138)。メール等によりコンテンツデータを送信するか否か、及び送信する場合のメールアドレス等は機器固定情報の広告配信設定(図7)から取得する。対象となる電子機器1がオフライン状態にあり、機器利用情報等をオフラインで収集している場合には、コンテンツデータをメールで送信することは意味がある。また、電子機器1がオンラインであっても、電子機器1での二次広告の表示が業務の邪魔となることがあるため、コンテンツデータをメールで送信する意義はある。また、メール等による広告の配信は、機器の管理者に対して効果的な宣伝にもなる。なお、電子機器1側から広告配信設定の変更を行うことで、配信を希望しない場合は二次広告の配信を止めることができ、配信宛先や配信頻度を変更することも可能である。
なお、上記の処理例では、条件比較処理部34による配信の判断により配信することにした場合に、条件比較処理部34からの要求によりコンテンツの生成を行わせるようにしているが、先にコンテンツ生成部35にてコンテンツの生成を行い、後に条件比較処理部34により配信の判断を行うようにしてもよい。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザの負担にならず、より高い効果を狙ったコンテンツの生成につなげることのできる情報を取得することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細及び添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
また、図4、6などの構成例は、電子機器1とコンテンツセンタ3による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。電子機器1とコンテンツセンタ3の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、複数のコンテンツセンタ3が存在してもよく、コンテンツセンタ3の機能が複数のサーバに分散して配置されていてもよい。また、コンテンツセンタ3が有する機器情報保管部31a、契約情報保管部31b、コンテンツ配信条件リスト保管部31c又はコンテンツ保管部31dの1つ以上は、ネットワーク上に存在していてもよい。
<実施形態の用語と請求項の用語の対応>
図9のステップS103の「広告を選択」は、「電子機器に対するユーザ操作」の一例である。図4のサイネージ表示制御部15内の「一次広告情報」は、「予め機器内部に保持された一次広告情報」の一例である。図4の表示部16は、「表示手段」の一例である。図4の機器利用情報管理部12は、「機器利用情報管理手段」の一例である。図12の「アクセス日時」は、「表示日時情報」の一例である。図4の出力部19は、「出力手段」の一例である。図4のユーザ認証処理部17は、「ユーザ認証手段」の一例である。図4のユーザ認証処理部17が「使用開始時にユーザにログインを行わせ、使用するユーザを制限(アクセス制御)する」対象となる「ユーザ」は、「操作者」の一例である。図12の「ユーザ」及び「アクセスユーザ」は、「ユーザ情報」の一例である。図10の「広告(針なしステープル)」は、「広告表示のメニュー項目」の一例である。
図6のコンテンツセンタ3は、「情報配信装置」の一例である。図6の機器利用情報収集部33は、「機器利用情報収集手段」の一例である。図6のコンテンツ生成部35は、「配信情報生成手段」の一例である。図6のコンテンツ配信処理部36は、「配信手段」の一例である。図6のコンテンツ配信処理部36は、「送信手段」の一例である。
契約情報保管部31bは「ユーザ機器情報記憶手段」の一例である。コンテンツ配信条件リスト保管部31cは記憶手段の一例であり、コンテンツ配信条件リスト保管部31cのステープル使用ジョブ数又はステープル平均枚数は「使用数」の一例である。同じく共通機能可否情報は「共通機能情報」の一例である。同じく、針なしステープル広告パラメータは判定基準の一例である。
ユニット又は対象ユニットは「部品」の一例であり、図10に示された「ステープル選択」「広告(針なしステープル)」等のボタンは「操作部品」の一例である。コンテンツ配信条件リスト保管部31cの機能対応リストは「対応可否情報」の一例である。機器利用情報収集部33は「広告視聴履歴情報収集手段」の一例である。図1に示されたシステムは「情報配信システム」の一例であり、図9に示されたコンテンツデータの配信方法は「情報配信方法」の一例である。図7の機器情報保管部31aは「機器情報記憶手段」の一例である。機器利用情報管理部12は「広告視聴履歴情報管理手段」の一例である。
1、1A〜1E 電子機器
11 基本機能部
12 機器利用情報管理部
13 ネットワーク処理部
14 配信情報取得部
15 サイネージ表示制御部
16 表示部
17 ユーザ認証処理部
18 入力部
19 出力部
2 ネットワーク
3 コンテンツセンタ
31a 機器情報保管部
31b 契約情報保管部
31c コンテンツ配信条件リスト保管部
31d コンテンツ保管部
32 ネットワーク処理部
33 機器利用情報収集部
34 条件比較処理部
35 コンテンツ生成部
36 コンテンツ配信処理部
特開2012−161023号公報

Claims (11)

  1. 電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、
    前記電子機器は、
    前記電子機器に対するユーザ操作に応じ、予め機器内部に保持された一次広告情報を表示する表示手段と、
    表示された前記一次広告情報を特定する情報を表示日時情報と対応付けた広告視聴履歴情報を機器情報記憶手段に記憶させる広告視聴履歴情報管理手段と、を備え、
    前記情報配信装置は、
    前記電子機器から、前記広告視聴履歴情報を収集する広告視聴履歴情報収集手段と、
    前記広告視聴履歴情報に基づいて二次広告の配信情報を生成する配信情報生成手段と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記電子機器は、操作者を認証するユーザ認証手段を更に備え、
    前記広告視聴履歴情報管理手段は、ユーザ操作により一次広告を表示した際に、一次広告情報を特定する情報と、前記ユーザ認証手段により認証されたユーザ情報とを対応付けて前記広告視聴履歴情報として記録することを特徴とする情報配信システム。
  3. 請求項1又は2のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記表示手段は、前記電子機器の機能設定画面のメニュー項目から広告表示のメニュー項目が選択された際に、一次広告情報を表示することを特徴とする情報配信システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記広告視聴履歴情報管理手段は、ユーザ操作による前記電子機器の利用状況を含む機器利用情報を機器情報記憶手段に記憶させ、
    前記広告視聴履歴情報収集手段は前記広告視聴履歴情報及び前記機器利用情報を収集し、
    前記配信情報生成手段は、前記広告視聴履歴情報及び前記機器利用情報に基づいて前記二次広告の配信情報を生成することを特徴とする情報配信システム。
  5. 請求項4に記載の情報配信システムにおいて、
    前記一次広告情報を特定する情報に対応づけて前記二次広告の前記配信情報を生成するか否かを判定するための判定基準が記憶された記憶手段から、前記配信情報生成手段が前記判定基準を読み出し、
    前記広告視聴履歴情報に含まれる前記一次広告情報を特定する情報に対応づけられている前記判定基準を前記広告視聴履歴情報及び前記機器利用情報が満たす場合、前記一次広告情報で広告された部品を広告する前記二次広告の配信情報を生成することを特徴とする情報配信システム。
  6. 請求項5に記載の情報配信システムにおいて、
    前記判定基準には、前記電子機器を使用したユーザの数に対する前記一次広告情報を表示させた人の比率である前記一次広告情報の視聴比率に対応する閾値、又は、前記一次広告情報で広告された部品と関連する部品の使用比率に対応する閾値が登録されており、
    前記配信情報生成手段は、前記広告視聴履歴情報及び前記機器利用情報から前記視聴比率又は前記部品の前記使用比率を算出し、前記閾値と比較した結果に応じて前記二次広告の前記配信情報を生成することを特徴とする情報配信システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記情報配信装置は、前記電子機器の型番ごとに前記一次広告情報で広告された部品の対応可否情報が記憶された記憶手段を参照し、
    前記配信情報生成手段は、前記記憶手段において前記電子機器から送信された前記一次広告情報を特定する情報により特定される前記部品の前記対応可否情報を読み出し、
    前記一次広告情報を表示した前記電子機器の型番に対応づけられた前記対応可否情報が対応可を示す場合、前記一次広告情報で広告された部品の購入だけを勧める前記二次広告の配信情報を生成し、
    前記対応可否情報が対応否を示す場合、前記一次広告情報で広告された部品及び該部品を実装できる他の電子機器の購入を勧める前記二次広告の配信情報を生成することを特徴とする情報配信システム。
  8. 請求項7に記載の情報配信システムにおいて、
    前記情報配信装置は、ユーザが保持する前記電子機器の識別情報と前記電子機器の型番とが記憶されたユーザ機器情報記憶手段を有し、
    前記対応可否情報には、前記一次広告情報を特定する情報に対応づけて、同じ顧客先に設置されている複数の電子機器のうちの1台にでも実装されていれば不便とならないような機能であることを示す共通機能情報が登録されており、
    前記配信情報生成手段は、前記記憶手段において前記一次広告情報を表示した前記電子機器から送信された前記一次広告情報を特定する情報に前記共通機能情報が登録されており、かつ、前記ユーザ機器情報記憶手段に記憶された前記電子機器の型番のうち1つでも、前記一次広告情報で広告された部品に対応している場合、前記一次広告情報で広告された部品の購入を勧める前記二次広告の配信情報を生成することを特徴とする情報配信システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記表示手段は、前記ユーザ操作に応じて、実装された機能の選択を受け付ける操作部品と共に、実装されていない機能を提供する部品を広告する前記一次広告情報を呼び出すための操作部品を表示することを特徴とする情報配信システム。
  10. 電子機器とネットワークを介して接続された情報配信装置であって、
    前記電子機器から、前記電子機器に対するユーザ操作に応じて表示された一次広告情報を特定する情報と表示日時情報とを含む広告視聴履歴情報を含む機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、
    前記機器利用情報に基づいて二次広告の配信情報を生成する配信情報生成手段と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報配信装置。
  11. 電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムにおける前記電子機器と前記情報配信装置が実行する情報配信方法であって、
    前記電子機器が、前記電子機器に対するユーザ操作に応じ、予め機器内部に保持された一次広告情報を表示するステップと、
    前記電子機器が、表示された一次広告情報を特定する情報を表示日時情報と対応付けた広告視聴履歴情報を記憶するステップと、
    前記情報配信装置が、前記電子機器から、前記広告視聴履歴情報を収集するステップと、
    前記情報配信装置が、前記広告視聴履歴情報に基づいて二次広告の配信情報を生成するステップと、
    前記情報配信装置が、前記配信情報を前記電子機器へ配信するステップと、
    を備えたことを特徴とする情報配信方法。
JP2015233684A 2014-12-18 2015-11-30 情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法 Pending JP2016119074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/959,045 US10402857B2 (en) 2014-12-18 2015-12-04 Information distribution system, information distribution apparatus, and information distribution method

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014255728 2014-12-18
JP2014255728 2014-12-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016119074A true JP2016119074A (ja) 2016-06-30

Family

ID=56244368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015233684A Pending JP2016119074A (ja) 2014-12-18 2015-11-30 情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016119074A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10990346B2 (en) 2018-11-30 2021-04-27 Ricoh Company, Ltd. Electronic blackboard system, electronic blackboard, and electronic blackboard method
WO2021167208A1 (ko) * 2020-02-21 2021-08-26 삼성전자주식회사 전자 장치 및 이의 제어 방법
JP7034459B1 (ja) 2021-06-14 2022-03-14 株式会社Insight science 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2022161948A (ja) * 2017-06-29 2022-10-21 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022161948A (ja) * 2017-06-29 2022-10-21 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP7395677B2 (ja) 2017-06-29 2023-12-11 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
US10990346B2 (en) 2018-11-30 2021-04-27 Ricoh Company, Ltd. Electronic blackboard system, electronic blackboard, and electronic blackboard method
WO2021167208A1 (ko) * 2020-02-21 2021-08-26 삼성전자주식회사 전자 장치 및 이의 제어 방법
JP7034459B1 (ja) 2021-06-14 2022-03-14 株式会社Insight science 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2022190645A (ja) * 2021-06-14 2022-12-26 株式会社Insight science 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11315169B2 (en) Information distribution system and electronic device
US10032198B2 (en) Information processing apparatus, consumables ordering system, and computer program product
JP6950177B2 (ja) 電子機器、情報配信システム、情報配信方法、プログラム
JP6736848B2 (ja) 情報配信システム、情報配信装置、及び情報配信方法
US20150029536A1 (en) Service providing system and information gathering method
JP6977279B2 (ja) 情報配信システム
US20140253947A1 (en) Transmission control system, transmission control method, and information processing device
JP2016119074A (ja) 情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法
JP2016218706A (ja) 情報配信システム、情報配信方法および電子機器
JP6500444B2 (ja) 配信制御装置、プログラム、電子機器、情報配信システム、および、情報配信方法
JP6221343B2 (ja) 複合機、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
US20180272733A1 (en) Device, method for controlling device, and storage medium
JP5476998B2 (ja) 情報管理装置、情報管理方法、及び情報管理システム
JP2016081077A (ja) 情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム
US9191526B2 (en) Image forming apparatus
US20120060122A1 (en) Document distribution system, image forming device, document data controlling method, and recording medium
JP6398574B2 (ja) 情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム
US10402857B2 (en) Information distribution system, information distribution apparatus, and information distribution method
WO2017158962A1 (ja) 情報処理システム、機器、情報処理方法およびプログラム
JP2016164719A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2015046015A (ja) 画像データ提供システム、機能制御プログラム、プリンタドライバ及び表示制御方法
JP6402586B2 (ja) 情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム
JP6682992B2 (ja) 情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム
JP6511984B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、および、画像形成プログラム
JP5780321B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、情報管理システム、及び情報管理方法