JP6682992B2 - 情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラムに関する。
現在、各種の情報を含む画像をディスプレイやプロジェクタ等により表示するサイネージシステムが広く利用されるようになってきている。特に、広告やお知らせ等をサイネージシステムを利用して配信し表示することは効果があることが知られている。
一方、閲覧者に常に節約を意識させるよう、両面/集約といった費用の安い印刷方法の利用状況をログイン時に利用者毎に表示する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1等を参照)。
上述したように、画像形成装置等の電子機器の利用状況をその電子機器のユーザに対する情報提供等に利用することが行われているが、同一フロア等の周辺に存在する電子機器についての情報を提供するという発想はなかった。
そのため、より効率のよい電子機器が周辺に存在していても、製品名から機能を把握するのは困難であり、Web検索等により調べるのも煩雑であるため、身近にある電子機器をそのまま利用することになる。そのため、作業の効率向上を図ることができないとともに、既に導入されている電子機器が有効活用されないという問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ユーザに電子機器の機能を意識させることなく、作業に適した電子機器を紹介することで、作業の効率向上を図り、電子機器の有効活用を図ることにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、複数の電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、前記複数の電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集部と、前記複数の電子機器の機器状態情報を収集する機器状態情報収集部と、前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の利用形態を判定し、当該利用形態に適した他の電子機器であって前記機器状態情報から利用可能な電子機器が存在する場合に、当該他の電子機器の情報を配信情報として生成するとともに、前記機器状態情報に変化があった場合に前記配信情報の再生成または削除を行う配信情報生成部と、前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信部とを備える。
本発明にあっては、ユーザに電子機器の機能を意識させることなく、作業に適した電子機器を紹介することで、作業の効率向上を図り、電子機器の有効活用を図ることができる。
本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 電子機器のハードウェア構成例を示す図である。 電子機器のソフトウェア階層例を示す図である。 電子機器のソフトウェア構成例を示す図である。 コンテンツセンタのハードウェア構成例を示す図である。 コンテンツセンタのソフトウェア構成例を示す図である。 機器情報、契約情報および各種通知のデータ構造例を示す図である。 コンテンツ条件リスト、コンテンツおよび機器カタログのデータ構造例を示す図である。 電子機器の配置と契約機器情報等の例を示す図である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図(その1)である。 コンテンツ生成の処理例を示すフローチャート(その1)である。 コンテンツの例を示す図である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図(その2)である。 コンテンツ生成の処理例を示すフローチャート(その2)である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図(その3)である。 コンテンツ生成の処理例を示すフローチャート(その3)である。 コンテンツ差し替えの処理例を示すフローチャートである。 コンテンツ再生成の処理例を示すフローチャート(その3)である。 コンテンツ差し替えの例を示す機器配置図である。 コンテンツ差し替えの例を示すフローチャートである。 コンテンツの表示例を示す図である。 コンテンツのルールの設定の処理例を示すフローチャートである。 ルールの例を示す図である。 ルールによる表示例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。なお、以下の実施形態においては、サイネージ表示のためのコンテンツ配信の仕組を情報配信に用いる場合を想定して説明するが、サイネージとは関係ない情報配信専用の仕組として構築してもよい。
<構成>
図1は本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。図1において、配信する情報のコンテンツはコンテンツセンタ(情報配信装置、サーバ装置)3に集中保管されており、そのデータはインターネット等のネットワーク2を介して電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・に配信される。電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・としては、サイネージ機能と機器利用情報通知機能を持つMFP(Multi-Function Peripheral、Multi-Function Printer)、プリンタ、プロジェクタ、インタラクティブホワイトボード、あるいは、テレビ会議端末といった、機器利用情報を通知でき、かつコンテンツを表示できる機能を有した製品が対象になる。それぞれの電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・は一意の機器ID(識別情報)を保有しており、コンテンツセンタ3は機器IDに紐づいた機器利用情報を定期的に吸い上げ、リモート保守管理等に利用するとともに、機器ID毎に異なったコンテンツを配信する機能を持つ。
図2は電子機器1のハードウェア構成例を示す図であり、MFPの例である。図2において、電子機器1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種の機能を実現可能な本体110と、ユーザの操作を受け付ける操作部120とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体110と操作部120は、専用の通信路130を介して相互に通信可能に接続されている。通信路130は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。なお、本体110は、操作部120で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体110は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
本体110は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、HDD(Hard Disk Drive)114と、通信I/F(Interface)115と、接続I/F116と、エンジン部117とを備え、これらがシステムバス118を介して相互に接続されている。
CPU111は、本体110の動作を統括的に制御する。CPU111は、RAM113をワークエリア(作業領域)としてROM112またはHDD114等に格納されたプログラムを実行することで、本体110全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種機能を実現する。通信I/F115は、ネットワーク2と接続するためのインタフェースである。接続I/F116は、通信路130を介して操作部120と通信するためのインタフェースである。エンジン部117は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部等を備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(Auto Document Feeder:自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
操作部120は、CPU121と、ROM122と、RAM123と、フラッシュメモリ124と、通信I/F125と、接続I/F126と、操作パネル127と、外部接続I/F128とを備え、これらがシステムバス129を介して相互に接続されている。CPU121は、操作部120の動作を統括的に制御する。CPU121は、RAM123をワークエリアとしてROM122またはフラッシュメモリ124等に格納されたプログラムを実行することで、操作部120全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの各種機能を実現する。通信I/F125は、ネットワーク2と接続するためのインタフェースである。接続I/F126は、通信路130を介して本体110と通信するためのインタフェースである。操作パネル127は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば、受け付けた操作に応じた情報、電子機器1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報等)を表示する。ここでは、操作パネル127は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)を想定しているが、これに限られるものではない。例えば、タッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro-Luminescence)表示装置で構成されてもよい。更に、これに加え、またはこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。外部接続I/F128は、ICカードリーダ等の機器と接続するためのインタフェースである。
図3は電子機器1のソフトウェア階層例を示す図であり、MFPの例である。図3において、本体110は、アプリ層1101と、サービス層1102と、OS層1103とを有する。アプリ層1101、サービス層1102およびOS層1103の実体は、図2に示したROM112やHDD114等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU111が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層1101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えば、アプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層1102のソフトウェアは、アプリ層1101とOS層1103との間に介在し、アプリに対し、本体110が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層1102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が挙げられる。なお、サービス層1102によるインタフェースの機能は、本体110のアプリ層1101だけではなく、操作部120のアプリ層1201に対しても提供される。すなわち、操作部120のアプリ層1201のアプリも、サービス層1102のインタフェース機能を介して、本体110のハードウェア資源(例えば、エンジン部117)を利用した機能を実現することができる。
OS層1103のソフトウェアは、本体110が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層1102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層1103が解釈可能なコマンドに変換してOS層1103に渡す。そして、OS層1103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部120は、アプリ層1201と、サービス層1202と、OS層1203とを有する。操作部120が備えるアプリ層1201、サービス層1202およびOS層1203も、階層構造については本体110側と同様である。ただし、アプリ層1201のアプリにより提供される機能や、サービス層1202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体110側とは異なる。アプリ層1201のアプリは、操作部120が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体110が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、図示の構成例では、機能の独立性を保つために、本体110側のOS層1103のソフトウェアと操作部120側のOS層1203のソフトウェアは互いに異なる。つまり、本体110と操作部120は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体110側のOS層1103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部120側のOS層1203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
本体110と操作部120は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体110と操作部120の間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部120が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体110へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体110が操作部120へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部120が本体110へコマンド通信を行うことにより、本体110の機能を使用することができる。また、本体110から操作部120に通知するイベントには、本体110における動作の実行状況、本体110側で設定された内容などが挙げられる。また、操作部120に対する電力供給は、本体110から通信路130を経由して行われているので、操作部120の電源制御を、本体110の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
図4は電子機器1のソフトウェア構成例を示す図である。図4において、電子機器1は、基本機能部11と、機器利用情報管理部12と、ネットワーク処理部13と、配信情報取得部14と、サイネージ表示制御部15と、表示部16とを有する。基本機能部11は、本来的に電子機器1が持っている機能を果たす部分である。例えば、MFP、プリンタ、プロジェクタ、インタラクティブホワイトボード、あるいは、テレビ会議端末として動作する部分である。本来的な機能としては、使用開始時にユーザにログインを行わせ、使用するユーザを特定する機能を有するものも多い。機器利用情報管理部12は、電子機器1の利用状況により変動する情報を収集し、コンテンツセンタ3へ通知処理を行う部分である。ネットワーク処理部13は、機器利用情報管理部12からの通知要求を受けてネットワーク2経由でコンテンツセンタ3へ通知する処理と、コンテンツセンタ3からのコンテンツをネットワーク2経由で受信して配信情報取得部14へ転送する部分である。配信情報取得部14は、ネットワーク処理部13からコンテンツを受信し、サイネージ表示制御部15へ転送する部分である。サイネージ表示制御部15は、コンテンツセンタ3から受信したコンテンツの表示処理を行う部分である。表示部16は、MFPやプリンタであればパネル表示部に相当し、プロジェクタであればスクリーンへの投影部、テレビ会議システムであれば画像出力部、インタラクティブホワイトボードであれば表示ボード部に相当する。
図5はコンテンツセンタ3のハードウェア構成例を示す図である。図5において、コンテンツセンタ3は、バス307を介して相互に接続されたCPU301、RAM302、ROM303、HDD304、接続I/F305、通信I/F306を備えている。CPU301は、RAM302をワークエリアとしてROM303またはHDD304等に格納されたプログラムを実行することで、コンテンツセンタ3の動作を統括的に制御する。接続I/F305は、コンテンツセンタ3に接続される機器とのインタフェースである。通信I/F306は、ネットワーク2(図1)を介して他の情報処理装置と通信を行うためのインタフェースである。
図6はコンテンツセンタ3のソフトウェア構成例を示す図である。図6において、コンテンツセンタ3は、データ保持領域として、機器情報保管部31aと、契約情報保管部31bと、コンテンツ条件リスト保管部31cと、コンテンツ保管部31dと、機器カタログ保管部31eとを有する。また、コンテンツセンタ3は、ネットワーク処理部32と、機器利用情報収集部33と、条件比較処理部34と、コンテンツ生成部35と、コンテンツ配信処理部36とを有する。
機器情報保管部31aは、複数(多数)の電子機器1について、機器ID毎の最新の機器情報が保管される部分である。機器情報の詳細については後述する。契約情報保管部31bは、機器ID毎の契約情報が保管される部分である。契約情報の詳細については後述する。コンテンツ条件リスト保管部31cは、コンテンツを配信する条件を列挙したコンテンツ配信条件リストが保管される部分である。コンテンツ配信条件リストの詳細については後述する。コンテンツ保管部31dは、配信対象のコンテンツが保管される部分である。コンテンツの詳細については後述する。機器カタログ保管部31eは、電子機器1の製品としてのスペック(仕様)の情報が保管される部分である。製品カタログの詳細については後述する。
ネットワーク処理部32は、ネットワーク2からの機器利用情報の通知を受けて機器利用情報収集部33に送る処理と、コンテンツ配信処理部36からの要求により対象となるコンテンツを対象となる機器IDの電子機器1へ送信する処理を行う部分である。
機器利用情報収集部33は、電子機器1から受信した機器利用情報の通知に基づき、その通知を反映させた機器情報を機器情報保管部31aに保管する部分である。
条件比較処理部34は、コンテンツ条件リスト保管部31cに保管されたコンテンツ配信条件リストの各コンテンツ配信条件に基づき、適合した機器IDがあれば、コンテンツ配信処理部36に配信を要求する部分である。
コンテンツ生成部35は、機器ID毎にコンテンツを生成し、コンテンツ保管部31dにコンテンツを保管する部分である。特に、コンテンツ生成部35は、各電子機器1の利用形態を判定(取得)し、当該利用形態に適した他の電子機器1が存在する場合に、当該他の電子機器1の情報を配信情報として生成するものである。ここで、利用形態とは、その電子機器1における特徴的な利用態様である。例えば、電子機器1がMFPであれば、所定枚数以上のコピーが全コピー枚数のうちの所定割合を超えているといったことが利用態様となる。
コンテンツ配信処理部36は、配信要求を受け取ることによりコンテンツ保管部31dにおける対象となるコンテンツの配信処理を行う部分である。なお、配信先の電子機器1用のコンテンツがコンテンツ保管部31dに存在しない場合(コンテンツが生成されていない場合)、コンテンツ配信処理部36はコンテンツの配信を行わない。
図7は機器情報、契約情報および各種通知のデータ構造例を示す図である。機器情報保管部31aに保管される機器情報には、機器固定情報と機器利用情報(変動情報)と機器状態情報とが含まれる。機器固定情報には、機器IDに対応付けられた、利用言語、サイネージ表示能力、契約機器情報(顧客名、契約機器名称、設置場所等)等が含まれる。機器固定情報は機器設置時にコンテンツセンタ3に設定され、あるいは定期通知に変動情報とともに通知される。機器利用情報には、機器IDに対応付けられた、利用コピー枚数、利用色、利用用紙サイズ、ジョブ履歴等が含まれる。電子機器1から送られるカウンタ通知やトナー情報通知やジョブ履歴通知は、機器利用情報に反映される。カウンタ通知やトナー情報通知やジョブ履歴通知はそのままの形で機器利用情報の一部として保管してもよい。機器利用情報は、保守契約を結んでいるか所定のサービス提供対象となっている電子機器1ではコンテンツセンタ3に定期的に通知され、管理情報として月毎等に自動的にコンテンツセンタ3で更新されていく。通常は、管理情報は用紙補給や課金等に利用されるが、本実施形態では更なるコンテンツ配信に利用される。機器状態情報には、機器IDに対応付けられた機器状態(トナー、用紙等の消耗品の残量、故障等)が含まれる。
契約情報保管部31bに保管される契約情報には、機器IDに対応付けられた、保守契約、消耗品自動発注オプション、利用状況レポートオプション、カウンタ自動検針等の契約未済が含まれる。これらは、機器設置時にセンタオペレータにより契約情報保管部31bに登録される。
図8はコンテンツ条件リスト、コンテンツおよび機器カタログのデータ構造例を示す図である。コンテンツ条件リスト保管部31cに保管されるコンテンツ条件リストには、コンテンツ配信条件が含まれる。コンテンツ配信条件としては、例えば、利用状況レポートについては、「契約情報の利用状況レポートオプションが契約済で、かつ機器情報が所定期間にわたって収集されていれば利用状況レポートを配信する」等がある。本実施形態の、より適した電子機器の存在を知らせるコンテンツを提供するサービスでは、コンテンツの対象となる電子機器が配信の対象となる。
コンテンツ保管部31dに保管されるコンテンツには、機器IDとコンテンツデータが含まれる。コンテンツデータは、データ本体でもよいし、データ本体を指すURI等のリファレンスでもよい。また、コンテンツデータには、表示条件を含めてもよい。例えば、電子機器1においてログインしているユーザが「管理者」の場合にだけコンテンツを表示する等の指定を行うことができる。更に、コンテンツには、配信の未済を記録して重複した配信を防止してもよいし、配信後に消去または別領域への移行を行ってもよい。
機器カタログ保管部31eに保管される製品カタログには、MFP製品についての製品名毎の印刷速度およびスキャン速度が含まれ、プリンタ製品についての製品名毎の印刷速度が含まれている。
図9は電子機器1の配置と契約機器情報等の例を示す図であり、ある顧客施設に配置された複数の電子機器1と、コンテンツセンタ3で管理される契約機器情報との関係を示している。図9では、顧客名「RTC」の施設において、設置場所「A棟4F東側」に機器ID「1003」、契約機器名称「MFP R160」の電子機器が設置されている。また、設置場所「A棟4F北側」に機器ID「1004」、契約機器名称「MFP R560」の電子機器が設置されている。また、設置場所「A棟4F西側」に機器ID「1005」、契約機器名称「Printer R410−P」の電子機器が設置されている。また、設置場所「A棟4F南側」に機器ID「1006」、契約機器名称「Printer R110−P」が設置されている。また、設置場所「A棟4F西側」に機器ID「1007」、契約機器名称「MFP R460」の電子機器が設置されているとしている。
<動作>
図10は上記の実施形態の処理例を示すシーケンス図である。図10において、ユーザが電子機器1に対する機器操作を開始し(ステップS101)、例えば100枚のコピーを行う操作を行うと(ステップS102)、電子機器1の基本機能部11(図4)は100枚のコピーを実行し(ステップS103)、機器利用情報管理部12(図4)はジョブ履歴を内部的に保存する(ステップS104)。
その後、電子機器1の機器利用情報管理部12は、内部的に保存されているジョブ履歴を定期的にコンテンツセンタ3へ送信し(ステップS105)、コンテンツセンタ3の機器利用情報収集部33(図6)は、機器情報保管部31aに電子機器1毎(機器ID毎)にジョブ履歴を保存する(ステップS106)。なお、定期的にジョブ履歴を送信するとしたが、ジョブ履歴が発生した都度にコンテンツセンタ3へ送信してもよい。
コンテンツセンタ3のコンテンツ生成部35(図6)は、機器情報保管部31a(図6)に保管された機器情報に基づいて定期的にコンテンツを生成する(ステップS107)。なお、定期的にコンテンツを生成するとしたが、ジョブ履歴を受信した都度またはその他のタイミングでコンテンツを生成してもよい。コンテンツ生成の処理の詳細については後述する。
コンテンツセンタ3の条件比較処理部34(図6)は、定期的にコンテンツ条件リスト保管部31cのコンテンツ配信条件を判断して配信対象となる機器IDを特定し、配信対象となる電子機器1に対してコンテンツ配信を要求する。これを受け、コンテンツセンタ3のコンテンツ配信処理部36(図6)は、コンテンツを配信し(ステップS108)、コンテンツを受信した電子機器1のサイネージ表示制御部15(図4)は、コンテンツを内部的に保管する(ステップS109)。なお、定期的にコンテンツを配信するとしたが、コンテンツを生成する都度またはその他のタイミングでコンテンツを配信してもよい。
その後、ユーザが電子機器1に対して機器操作を行うと(ステップS110)、電子機器1のサイネージ表示制御部15は、コンテンツが保管されている場合、そのコンテンツを表示部16(図4)の画面に表示する(ステップS111)。ユーザはコンテンツを確認し(ステップS112)、より性能のよい他の電子機器が推薦されている場合、それに納得したときは、推薦に従って他の電子機器の利用に移行する。
図11はコンテンツ生成(図10のステップS107)の処理例を示すフローチャートである。図11において、コンテンツ生成を開始すると、コンテンツ生成部35は、対象となる電子機器1毎に直近所定期間分のジョブ履歴を集計する(ステップS121)。
次いで、コンテンツ生成部35は、所定枚数以上のコピーが所定割合(例えば、80%)以上占めているか否か判断する(ステップS122)。
所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めていない場合(ステップS122のNo)、処理を終了する。所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めている場合(ステップS122のYes)、コンテンツ生成部35は、契約機器情報(図7、図9)の「顧客名」から、同じ顧客名の他の電子機器を検索する(ステップS123)。
他の電子機器の該当がない場合(ステップS124のNo)、処理を終了する。他の電子機器の該当がある場合(ステップS124のYes)、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器のコピー性能を機器カタログ(図8)から取得し(ステップS125)、対象となる電子機器のコピー性能を機器カタログから取得する(ステップS126)。
次いで、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器のコピー性能は対象となる電子機器より上であるか否か判断する(ステップS127)。
該当する電子機器のコピー性能が対象となる電子機器より上でない場合(ステップS127のNo)、処理を終了する。該当する電子機器のコピー性能が対象となる電子機器より上である場合(ステップS127のYes)、該当する電子機器の契約機器情報から「契約機器名称」と「設置場所」を取得する(ステップS128)。
そして、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器の「契約機器名称」と「設置場所」から、対象となる電子機器毎にコンテンツを生成する(ステップS129)。このコンテンツには、該当する電子機器を利用することによる利点のメッセージを含めることができる。
図12はコンテンツの例を示す図であり、「100枚以上コピーする場合は、以下を利用いただくと短時間で済みます。製品名:MFP R560 設置場所:A棟4F北側」といったメッセージを含んでいる。「100枚以上コピーする場合は、以下を利用いただくと短時間で済みます。」の部分が該当する電子機器を利用することによる利点のメッセージである。これは、図9において、ユーザの近くにある「MFP R160」が100枚を超えるようなコピーの割合が高い場合、同一顧客のフロアにある、より機能の高い「MFP R560」が推薦されることを示している。例えば、「MFP R160」が10CPM(Copies Per Minute)で100枚のコピーに10分かかる場合、「MFP R560」が100CPMである場合は同じ100枚のコピーが1分で済むことになり、ユーザにとって時間が節約されるとともに、設置されている機器を有効利用することができる。
次に、図13は上記の実施形態の他の処理例を示すシーケンス図であり、ユーザを特定することで、ユーザ毎にコンテンツを生成して表示するようにしたものである。例えば、コピー性能の高い機器を推薦する場合、コピー枚数の多いユーザには有効であるが、コピー枚数の少ないユーザには効果が薄いため、コピー枚数の多いユーザに対して推薦のコンテンツを表示するようにしたものである。
図13において、ユーザが機器操作に先立ってユーザIDを入力(キー操作またはカードタッチ)すると(ステップS201)、そのユーザIDは電子機器1において照合され、ここでは認証が正常に行われたものとする(ステップS202)。
続いて、ユーザが電子機器1に対する機器操作を開始し(ステップS203)、例えば100枚のコピーを行う操作を行うと(ステップS204)、電子機器1の基本機能部11(図4)は100枚のコピーを実行し(ステップS205)、機器利用情報管理部12(図4)は予め認証したユーザIDとともにジョブ履歴を内部的に保存する(ステップS206)。
その後、電子機器1の機器利用情報管理部12は、内部的に保存されているジョブ履歴を定期的にコンテンツセンタ3へ送信し(ステップS207)、コンテンツセンタ3の機器利用情報収集部33(図6)は、機器情報保管部31aに電子機器1毎(機器ID毎)にユーザIDとともにジョブ履歴を保存する(ステップS208)。なお、定期的にジョブ履歴を送信するとしたが、ジョブ履歴が発生した都度にコンテンツセンタ3へ送信してもよい。
コンテンツセンタ3のコンテンツ生成部35(図6)は、定期的にコンテンツを生成する(ステップS209)。なお、定期的にコンテンツを生成するとしたが、ジョブ履歴を受信した都度またはその他のタイミングでコンテンツを生成してもよい。コンテンツ生成の処理の詳細については後述する。
コンテンツセンタ3の条件比較処理部34(図6)は、定期的にコンテンツ条件リスト保管部31cのコンテンツ配信条件を判断して配信対象となる機器IDを特定し、配信対象となる電子機器1に対してコンテンツ配信を要求する。これを受け、コンテンツセンタ3のコンテンツ配信処理部36(図6)は、ユーザIDとともにコンテンツを配信し(ステップS210)、コンテンツを受信した電子機器1のサイネージ表示制御部15(図4)は、コンテンツをユーザIDとともに内部的に保管する(ステップS211)。なお、定期的にコンテンツを配信するとしたが、コンテンツを生成する都度またはその他のタイミングでコンテンツを配信してもよい。
その後、ユーザが機器操作に先立ってユーザIDを入力すると(ステップS212)、そのユーザIDは電子機器1において照合され、ここでは認証が正常に行われたものとする(ステップS213)。
次いで、電子機器1のサイネージ表示制御部15は、認証したユーザIDに対するコンテンツが保管されている場合、そのコンテンツを表示部16(図4)の画面に表示する(ステップS214)。ユーザはコンテンツを確認し(ステップS215)、より性能のよい他の電子機器が推薦されている場合、それに納得したときは、推薦に従って他の電子機器の利用に移行する。
図14はコンテンツ生成(図13のステップS209)の処理例を示すフローチャートである。図14において、コンテンツ生成を開始すると、コンテンツ生成部35は、対象となる電子機器1毎に直近所定期間分のユーザID毎のジョブ履歴を集計する(ステップS221)。
次いで、コンテンツ生成部35は、所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めているか否か判断する(ステップS222)。
所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めていない場合(ステップS222のNo)、処理を終了する。所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めている場合(ステップS222のYes)、コンテンツ生成部35は、契約機器情報(図7、図9)の「顧客名」から、同じ顧客名の他の電子機器を検索する(ステップS223)。
他の電子機器の該当がない場合(ステップS224のNo)、処理を終了する。他の電子機器の該当がある場合(ステップS224のYes)、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器のコピー性能を機器カタログ(図8)から取得し(ステップS225)、対象となる電子機器のコピー性能を機器カタログから取得する(ステップS226)。
次いで、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器のコピー性能は対象となる電子機器より上であるか否か判断する(ステップS227)。
該当する電子機器のコピー性能が対象となる電子機器より上でない場合(ステップS227のNo)、処理を終了する。該当する電子機器のコピー性能が対象となる電子機器より上である場合(ステップS227のYes)、該当する電子機器の契約機器情報から「契約機器名称」と「設置場所」を取得する(ステップS228)。
そして、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器の「契約機器名称」と「設置場所」から、対象となる電子機器毎にユーザID毎のコンテンツを生成する(ステップS229)。
次に、図15は上記の実施形態の他の処理例を示すシーケンス図であり、ユーザを特定するとともに、トナーの残量等の機器状態情報から、想定される利用形態が確実に履行できる他の電子機器を推薦するようにしたものである。また、コンテンツの生成後に機器状態情報が変更された場合、必要に応じてコンテンツの差し替えを行うようにして、想定される利用形態での履行をより確実にしている。例えば、100枚以上のコピーが多いユーザに対して、より早くコピーが完了する他の電子機器を推薦したところ、その電子機器がトナー不足で途中までしかコピーできなかったとしたら期待を裏切ることになる。そのため、そのユーザの想定印刷枚数分に足りるトナー残量があることを確認した上で推薦対象とするようにしている。
図15において、ユーザが機器操作に先立ってユーザIDを入力(キー操作またはカードタッチ)すると(ステップS301)、そのユーザIDは電子機器1において照合され、ここでは認証が正常に行われたものとする(ステップS302)。
続いて、ユーザが電子機器1に対する機器操作を開始し(ステップS303)、例えば100枚のコピーを行う操作を行うと(ステップS304)、電子機器1の基本機能部11(図4)は100枚のコピーを実行し(ステップS305)、機器利用情報管理部12(図4)は予め認証したユーザIDとともにジョブ履歴を内部的に保存する(ステップS306)。
その後、電子機器1の機器利用情報管理部12は、内部的に保存されているジョブ履歴を定期的にコンテンツセンタ3へ送信し(ステップS307)、コンテンツセンタ3の機器利用情報収集部33(図6)は、機器情報保管部31aに電子機器1毎(機器ID毎)にユーザIDとともにジョブ履歴を保存する(ステップS308)。なお、定期的にジョブ履歴を送信するとしたが、ジョブ履歴が発生した都度にコンテンツセンタ3へ送信してもよい。
コンテンツセンタ3のコンテンツ生成部35(図6)は、定期的にコンテンツを生成する(ステップS309)。なお、定期的にコンテンツを生成するとしたが、ジョブ履歴を受信した都度またはその他のタイミングでコンテンツを生成してもよい。コンテンツ生成の処理の詳細については後述する。
コンテンツセンタ3の条件比較処理部34(図6)は、定期的にコンテンツ条件リスト保管部31cのコンテンツ配信条件を判断して配信対象となる機器IDを特定し、配信対象となる電子機器1に対してコンテンツ配信を要求する。これを受け、コンテンツセンタ3のコンテンツ配信処理部36(図6)は、ユーザIDとともにコンテンツを配信し(ステップS310)、コンテンツを受信した電子機器1のサイネージ表示制御部15(図4)は、コンテンツをユーザIDとともに内部的に保管する(ステップS311)。なお、定期的にコンテンツを配信するとしたが、コンテンツを生成する都度またはその他のタイミングでコンテンツを配信してもよい。
その後、コンテンツセンタ3が他の電子機器から機器状態通知を受けると(ステップS312)、コンテンツセンタ3の機器利用情報収集部33は機器状態情報を機器情報保管部31aに保存する(ステップS313)。
そして、コンテンツ生成部35は、機器状態情報が変化していて、既に生成したコンテンツに変更が必要である場合、コンテンツの差し替えを行う(ステップS314)。差し替え用の新たなコンテンツを生成することができない場合(推薦すべき他の電子機器が存在しない場合等)、新たなコンテンツは生成せず、既に生成したコンテンツを削除することになる。
そして、コンテンツ配信処理部36は差し替え用の新たなコンテンツまたは既に生成したコンテンツの削除の要求を該当する電子機器1に送信し、コンテンツの更新を行う(ステップS315)。
その後、ユーザが機器操作に先立ってユーザIDを入力すると(ステップS316)、そのユーザIDは電子機器1において照合され、ここでは認証が正常に行われたものとする(ステップS317)。
次いで、電子機器1のサイネージ表示制御部15は、認証したユーザIDに対するコンテンツが保管されている場合、そのコンテンツを表示部16(図4)の画面に表示する(ステップS318)。ユーザはコンテンツを確認し(ステップS319)、より性能のよい他の電子機器が推薦されている場合、それに納得したときは、推薦に従って他の電子機器の利用に移行する。
図16はコンテンツ生成(図15のステップS309)の処理例を示すフローチャートである。図16において、コンテンツ生成を開始すると、コンテンツ生成部35は、対象となる電子機器1毎に直近所定期間分のユーザID毎のジョブ履歴を集計する(ステップS321)。
次いで、コンテンツ生成部35は、所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めているか否か判断する(ステップS322)。
所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めていない場合(ステップS322のNo)、処理を終了する。所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めている場合(ステップS322のYes)、コンテンツ生成部35は、契約機器情報(図7、図9)の「顧客名」から、同じ顧客名の他の電子機器を検索する(ステップS323)。
他の電子機器の該当がない場合(ステップS324のNo)、処理を終了する。他の電子機器の該当がある場合(ステップS324のYes)、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器のコピー性能を機器カタログ(図8)から取得し(ステップS325)、対象となる電子機器のコピー性能を機器カタログから取得する(ステップS326)。
次いで、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器のコピー性能は対象となる電子機器より上であるか否か判断する(ステップS327)。
該当する電子機器のコピー性能が対象となる電子機器より上でない場合(ステップS327のNo)、処理を終了する。該当する電子機器のコピー性能が対象となる電子機器より上である場合(ステップS327のYes)、直近の電子機器の状態が、故障のもの、トナーニアエンドでユーザの想定印刷枚数分のトナーが残っていないものを除外する(ステップS328)。そして、除外した残りについて他の電子機器の該当がない場合(ステップS328のNo)、処理を終了する。
他の電子機器の該当がある場合(ステップS328のYes)、該当する電子機器の契約機器情報から「契約機器名称」と「設置場所」を取得する(ステップS330)。そして、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器の「契約機器名称」と「設置場所」から、対象となる電子機器毎にユーザID毎のコンテンツを生成する(ステップS331)。
図17はコンテンツ差し替え(図15のステップS314)の処理例を示すフローチャートである。図17において、コンテンツ生成部35は、処理を開始すると、通知を受けた機器状態情報から電子機器の状態が変化したか否か判断する(ステップS341)。状態が変化していない場合(ステップS341のNo)、コンテンツ生成部35は処理を終了する。
状態が変化している場合(ステップS341のYes)、コンテンツ生成部35は、機器状態が故障であるか否か判断する(ステップS342)。故障でない場合(ステップS342のNo)、コンテンツ生成部35は、機器状態がトナーニアエンドであるか否か判断する(ステップS343)。トナーニアエンドでない場合(ステップS343のNo)、コンテンツ生成部35は処理を終了する。
トナーニアエンドである場合(ステップS343のYes)、コンテンツ生成部35は、ユーザの想定印刷枚数分のトナーが残っているか否か判断する(ステップS344)。想定印刷枚数には、例えば、そのユーザの過去の平均コピー枚数や最大コピー枚数を用いる。想定印刷枚数分のトナーが残っている場合(ステップS344のYes)、コンテンツ生成部35は処理を終了する。
想定印刷枚数分のトナーが残っていない場合(ステップS344のNo)または故障である場合(ステップS342のYes)、コンテンツ生成部35は、その電子機器に誘導するコンテンツを配信しているか否か判断する(ステップS345)。配信していない場合(ステップS345のNo)、コンテンツ生成部35は処理を終了する。
配信している場合(ステップS345のYes)、コンテンツ生成部35は、「誘導対象除外」フラグをONに設定する(ステップS346)。次いで、コンテンツ生成部35は、コンテンツ再作成を行う(ステップS347)、コンテンツ再作成の詳細は後述する。そして、コンテンツ生成部35は、配信済のコンテンツを差し替え(ステップS348)、処理を終了する。
図18はコンテンツ再生成(図17のステップS347)の処理例を示すフローチャートである。図18において、コンテンツ生成を開始すると、コンテンツ生成部35は、対象となる電子機器1毎に直近所定期間分のユーザID毎のジョブ履歴を集計する(ステップS351)。
次いで、コンテンツ生成部35は、所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めているか否か判断する(ステップS352)。
所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めていない場合(ステップS352のNo)、処理を終了する。所定枚数以上のコピーが所定割合以上占めている場合(ステップS352のYes)、コンテンツ生成部35は、契約機器情報(図7、図9)の「顧客名」から、同じ顧客名の他の電子機器を検索する(ステップS353)。
そして、コンテンツ生成部35は、検索結果の電子機器の中から、「誘導対象除外」フラグがONの電子機器を除外する(ステップS354)。
除外した残りについて他の電子機器の該当がない場合(ステップS355のNo)、処理を終了する。他の電子機器の該当がある場合(ステップS355のYes)、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器のコピー性能を機器カタログ(図8)から取得し(ステップS356)、対象となる電子機器のコピー性能を機器カタログから取得する(ステップS357)。
次いで、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器のコピー性能は対象となる電子機器より上であるか否か判断する(ステップS358)。
該当する電子機器のコピー性能が対象となる電子機器より上でない場合(ステップS358のNo)、処理を終了する。該当する電子機器のコピー性能が対象となる電子機器より上である場合(ステップS358のYes)、該当する電子機器の契約機器情報から「契約機器名称」と「設置場所」を取得する(ステップS359)。そして、コンテンツ生成部35は、該当する電子機器の「契約機器名称」と「設置場所」から、対象となる電子機器毎にユーザID毎のコンテンツを生成する(ステップS360)。
図19はコンテンツ差し替えの例を示す機器配置図であり、図20はフローチャートである。図20において、対象となるユーザが「A棟4F東側」の「MFP R160」を通常は使用しているとして、その電子機器は「A棟4F北側」の「MFP R560」を勧めるコンテンツC1を保持しているとする(ステップS361)。図21の上段はコンテンツC1の例を示しており、「MFP R560(A棟4F北側)の機器を使用したほうが、早いです。」といったメッセージが含まれている。
図20に戻り、「A棟4F北側」の「MFP R560」がトナーニアエンドになると(ステップS362)、代替機器があるか否か判断され(ステップS363)、代替機器がある場合(ステップS363のYes)はコンテンツC2に差し替えられる(ステップS364)。図21の下段の左側はコンテンツC2の例を示しており、「MFP R460(A棟4F西側)の機器を使用したほうが、早いです。」といったメッセージが含まれている。
図20に戻り、代替機器がない場合(ステップS363のNo)は、コンテンツC1が削除される(ステップS365)。図21の下段の右側は、表示するコンテンツがないために、印刷するファイル名が表示されている状態を示している。
次に、コンテンツのルールを設定する処理について説明する。これまでの説明では、ユーザ(印刷を実行する人)が早く正確に印刷するための仕組みについて論じてきたが、ユーザの使用環境(お客様の環境)により、トナーなどの消耗品交換や優先すべき処理が異なるため、コンテンツのルール作成が必要となる。このルールは、コンテンツの生成条件、配信条件または表示条件に反映される。
図22はコンテンツのルールの設定の処理例を示すフローチャートである。なお、機器管理者は電子機器1または他のPC等から設定の操作を行うことが可能である。図22において、処理を開始すると、消耗品交換は機器管理者が実施するか否かの入力を受け付ける(ステップS401)。機器管理者が実施する場合(ステップS401のYes)、ニアエンド通知の対象として「管理者」を設定し(ステップS402)、優先モードに「印刷」を設定する(ステップS403)。
また、消耗品交換を機器管理者が実施しない場合(ステップS401のNo)、ニアエンド通知の対象として「利用者」を設定する(ステップS404)。次いで、優先すべきものの入力を受け付ける(ステップS405)。印刷を優先する場合、優先モードに「印刷」を設定する(ステップS406)。表示を優先する場合、優先モードに「表示」を設定する(ステップS407)。
その後、ルールの設定を行う(ステップS408)。設定されたルールは、コンテンツセンタ3に送信される。図23はルールの例を示しており、ニアエンド通知に「管理者」が設定され、故障通知にはデフォルトで「サービス」(サービス担当)が設定され、優先モードに「印刷」が設定された例を示している。
図24はルールによる表示例を示す図である。例えば、MFP R560(A棟4F北側)を推薦するコンテンツC1が当初生成されていて、その電子機器がトナーニアエンドとなった場合、優先モードが「印刷」である場合はコンテンツの表示は行われず、印刷するファイル名が表示される。また、優先モードが「表示」である場合、トナーニアエンドの旨とトナー交換を勧める旨のコンテンツC3が表示される。コンテンツC3からOKボタンを押すことで、印刷するファイル名を表示する画面に遷移するとともに、コンテンツセンタ3と機器管理者にトナーニアエンドの旨とトナー交換を勧める旨の通知が行われる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、利用形態により適した電子機器の存在を知らせるコンテンツを生成して配信することで、製品知識を持たなくても、Web検索等で調べることもなく、目的に適した周辺の機器を知ることができ、作業の効率を向上させ、周辺に存在する電子機器の有効活用を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
<実施形態の用語と請求項の用語の対応>
コンテンツセンタ3は、「情報配信装置」の一例である。機器利用情報収集部33は、「機器利用情報収集部」の一例である。機器利用情報収集部33は、「機器状態情報収集部」の一例である。コンテンツ生成部35は、「配信情報生成部」の一例である。コンテンツ配信処理部36は、「配信部」の一例である。配信情報取得部14は、「配信情報取得部」の一例である。サイネージ表示制御部15は、「表示制御部」の一例である。契約機器名称は、「電子機器の名称」の一例である。
1、1A〜1E 電子機器
11 基本機能部
12 機器利用情報管理部
13 ネットワーク処理部
14 配信情報取得部
15 サイネージ表示制御部
16 表示部
2 ネットワーク
3 コンテンツセンタ
31a 機器情報保管部
31b 契約情報保管部
31c コンテンツ条件リスト保管部
31d コンテンツ保管部
31e 機器カタログ保管部
32 ネットワーク処理部
33 機器利用情報収集部
34 条件比較処理部
35 コンテンツ生成部
36 コンテンツ配信処理部
特開2012−161023号公報

Claims (7)

  1. 複数の電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、
    前記複数の電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集部と、
    前記複数の電子機器の機器状態情報を収集する機器状態情報収集部と、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の利用形態を判定し、当該利用形態に適した他の電子機器であって前記機器状態情報から利用可能な電子機器が存在する場合に、当該他の電子機器の情報を配信情報として生成するとともに、前記機器状態情報に変化があった場合に前記配信情報の再生成または削除を行う配信情報生成部と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信部と
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記配信情報生成部は、前記他の電子機器の名称および設置場所と、当該他の電子機器を利用することによる利点とを配信情報に含める
    ことを特徴とする情報配信システム。
  3. 請求項1または2に記載の情報配信システムにおいて、
    前記機器状態情報収集部は、電子機器の消耗品の残量を含む機器状態情報を収集し、
    前記配信情報生成部は、前記利用形態を前記消耗品の残量で満たせる場合に利用可能とする
    ことを特徴とする情報配信システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    使用環境に合わせた配信情報の生成、配信または表示のルールの設定または変更を行う
    ことを特徴とする情報配信システム。
  5. 複数の電子機器とネットワークを介して接続された情報配信装置であって、
    前記複数の電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集部と、
    前記複数の電子機器の機器状態情報を収集する機器状態情報収集部と、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の利用形態を判定し、当該利用形態に適した他の電子機器であって前記機器状態情報から利用可能な電子機器が存在する場合に、当該他の電子機器の情報を配信情報として生成するとともに、前記機器状態情報に変化があった場合に前記配信情報の再生成または削除を行う配信情報生成部と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信部と
    を備えたことを特徴とする情報配信装置。
  6. 情報配信装置とネットワークを介して接続された電子機器であって、
    前記情報配信装置により収集された前記電子機器の機器利用情報に基づいて生成または再生成された、前記電子機器の利用形態に適した他の電子機器であって前記電子機器から収集された機器状態情報から利用可能な電子機器が存在する場合の当該他の電子機器の情報を含む配信情報を取得する配信情報取得部と、
    前記配信情報を前記電子機器の表示部に表示する表示制御部と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  7. 複数の電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムにおける前記電子機器と前記情報配信装置が実行する方法であって、
    前記複数の電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集工程と、
    前記複数の電子機器の機器状態情報を収集する機器状態情報収集工程と、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の利用形態を判定し、当該利用形態に適した他の電子機器であって前記機器状態情報から利用可能な電子機器が存在する場合に、当該他の電子機器の情報を配信情報として生成するとともに、前記機器状態情報に変化があった場合に前記配信情報の再生成または削除を行う配信情報生成工程と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信工程と
    を備えたことを特徴とする情報配信方法。
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