JP2016085622A - 情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用されていない機能の利用を促進する。
【解決手段】電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、前記機器利用情報に基づいて、前記電子機器における利用頻度が所定の閾値以下の機能について当該機能の利用を促進する情報を配信情報として生成する配信情報生成手段と、前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラムに関する。
画像形成装置等の電子機器の利用者(ユーザ)の多くはコスト削減に関心を持っているが、コスト削減につながる機能をほとんど利用していない利用者が少なからず存在する。
また、画像形成装置の情報を収集し、各画像形成装置に固有のコンテンツを表示させる機能が知られている。
一方、画像形成装置等の電子機器において、利用上限に達するまでの残り期間において、利用上限の範囲内で電子機器を最大限に利用可能な方法を提案する技術が知られている(例えば、特許文献1等を参照)。すなわち、電子機器の所定期間の利用状況を集計し、所定期間経過後の利用状況を予測し、利用予測が利用上限を超える場合に、利用予測が利用上限の範囲内となる機器利用設定の変更内容を決定する。そして、決定された変更内容を端末に通知し、機器利用設定の変更を提案する手順とを実行するようにしている。
上述したように、画像形成装置等の電子機器の情報を収集し、電子機器を最大限に利用可能とすることは行われていたが、利用されていない機能の利用を促進させるという発想はなく、コスト削減等につながらないという問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、利用されていない機能の利用を促進することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、前記機器利用情報に基づいて、前記電子機器における利用頻度が所定の閾値以下の機能について当該機能の利用を促進する情報を配信情報として生成する配信情報生成手段と、前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段とを備える。
本発明にあっては、利用されていない機能の利用を促進することができる。
本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 電子機器のハードウェア構成例を示す図である。 電子機器のソフトウェア階層例を示す図である。 電子機器のソフトウェア構成例を示す図である。 コンテンツセンタのハードウェア構成例を示す図である。 コンテンツセンタのソフトウェア構成例を示す図である。 機器情報、契約情報および各種通知のデータ構造例を示す図である。 コンテンツ配信条件リストおよびコンテンツのデータ構造例を示す図である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図である。 コンテンツ生成の処理例を示すフローチャートである。 コンテンツの例を示す図(その1)である。 コンテンツの例を示す図(その2)である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。なお、以下の実施形態においては、サイネージ表示のためのコンテンツ配信の仕組を情報配信に用いる場合を想定して説明するが、サイネージとは関係なく情報配信専用の仕組として構築してもよい。
<構成>
図1は本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。図1において、配信する情報のコンテンツはコンテンツセンタ(情報配信装置、サーバ装置)3に集中保管されており、そのデータはインターネット等のネットワーク2を介して電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・に配信される。電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・としては、サイネージ機能と機器利用情報通知機能を持つMFP(Multi-Function Peripheral、Multi-Function Printer)、プリンタ、プロジェクタ、インタラクティブホワイトボード、あるいは、テレビ会議端末といった、機器利用情報を通知でき、かつコンテンツを表示できる機能がある製品が対象になる。それぞれの電子機器1A、1B、1C、1D、1E、・・は一意の機器ID(識別情報)を保有しており、コンテンツセンタ3は機器IDに紐づいた機器利用情報を定期的に吸い上げ、リモート保守管理等に利用するとともに、機器ID毎に異なったコンテンツを配信する機能を持つ。
図2は電子機器1のハードウェア構成例を示す図であり、MFPの例である。図2において、電子機器1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種の機能を実現可能な本体110と、ユーザの操作を受け付ける操作部120とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体110と操作部120は、専用の通信路130を介して相互に通信可能に接続されている。通信路130は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。なお、本体110は、操作部120で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体110は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
本体110は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、HDD(Hard Disk Drive)114と、通信I/F(Interface)115と、接続I/F116と、エンジン部117とを備え、これらがシステムバス118を介して相互に接続されている。
CPU111は、本体110の動作を統括的に制御する。CPU111は、RAM113をワークエリア(作業領域)としてROM112またはHDD114等に格納されたプログラムを実行することで、本体110全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種機能を実現する。通信I/F115は、ネットワーク2と接続するためのインタフェースである。接続I/F116は、通信路130を介して操作部120と通信するためのインタフェースである。エンジン部117は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部等を備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(Auto Document Feeder:自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
操作部120は、CPU121と、ROM122と、RAM123と、フラッシュメモリ124と、通信I/F125と、接続I/F126と、操作パネル127と、外部接続I/F128とを備え、これらがシステムバス129を介して相互に接続されている。CPU121は、操作部120の動作を統括的に制御する。CPU121は、RAM123をワークエリアとしてROM122またはフラッシュメモリ124等に格納されたプログラムを実行することで、操作部120全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの各種機能を実現する。通信I/F125は、ネットワーク2と接続するためのインタフェースである。接続I/F126は、通信路130を介して本体110と通信するためのインタフェースである。操作パネル127は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば、受け付けた操作に応じた情報、電子機器1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報等)を表示する。ここでは、操作パネル127は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)を想定しているが、これに限られるものではない。例えば、タッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro-Luminescence)表示装置で構成されてもよい。更に、これに加え、またはこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。外部接続I/F128は、ICカードリーダ等の機器と接続するためのインタフェースである。
図3は電子機器1のソフトウェア階層例を示す図であり、MFPの例である。図3において、本体110は、アプリ層1101と、サービス層1102と、OS層1103とを有する。アプリ層1101、サービス層1102およびOS層1103の実体は、図2に示したROM112やHDD114等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU111が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層1101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えば、アプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層1102のソフトウェアは、アプリ層1101とOS層1103との間に介在し、アプリに対し、本体110が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層1102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が挙げられる。なお、サービス層1102によるインタフェースの機能は、本体110のアプリ層1101だけではなく、操作部120のアプリ層1201に対しても提供される。すなわち、操作部120のアプリ層1201のアプリも、サービス層1102のインタフェース機能を介して、本体110のハードウェア資源(例えば、エンジン部117)を利用した機能を実現することができる。
OS層1103のソフトウェアは、本体110が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層1102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層1103が解釈可能なコマンドに変換してOS層1103に渡す。そして、OS層1103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部120は、アプリ層1201と、サービス層1202と、OS層1203とを有する。操作部120が備えるアプリ層1201、サービス層1202およびOS層1203も、階層構造については本体110側と同様である。ただし、アプリ層1201のアプリにより提供される機能や、サービス層1202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体110側とは異なる。アプリ層1201のアプリは、操作部120が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体110が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、図示の構成例では、機能の独立性を保つために、本体110側のOS層1103のソフトウェアと操作部120側のOS層1203のソフトウェアは互いに異なる。つまり、本体110と操作部120は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体110側のOS層1103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部120側のOS層1203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
本体110と操作部120は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体110と操作部120の間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部120が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体110へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体110が操作部120へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部120が本体110へコマンド通信を行うことにより、本体110の機能を使用することができる。また、本体110から操作部120に通知するイベントには、本体110における動作の実行状況、本体110側で設定された内容などが挙げられる。また、操作部120に対する電力供給は、本体110から通信路130を経由して行われているので、操作部120の電源制御を、本体110の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
図4は電子機器1のソフトウェア構成例を示す図である。図4において、電子機器1は、基本機能部11と、機器利用情報管理部12と、ネットワーク処理部13と、配信情報取得部14と、サイネージ表示制御部15と、表示部16とを有する。基本機能部11は、本来的に電子機器1が持っている機能を果たす部分である。例えば、MFP、プリンタ、プロジェクタ、インタラクティブホワイトボード、あるいは、テレビ会議端末として動作する部分である。本来的な機能としては、使用開始時にユーザにログインを行わせ、使用するユーザを特定する機能を有するものも多い。機器利用情報管理部12は、電子機器1の利用状況により変動する情報を収集し、コンテンツセンタ3へ通知処理を行う部分である。ネットワーク処理部13は、機器利用情報管理部12からの通知要求を受けてネットワーク2経由でコンテンツセンタ3へ通知する処理と、コンテンツセンタ3からのコンテンツをネットワーク2経由で受信して配信情報取得部14へ転送する部分である。配信情報取得部14は、ネットワーク処理部13からコンテンツを受信し、サイネージ表示制御部15へ転送する部分である。サイネージ表示制御部15は、コンテンツセンタ3から受信したコンテンツの表示処理を行う部分である。表示部16は、MFPやプリンタであればパネル表示部に相当し、プロジェクタであればスクリーンへの投影部、テレビ会議システムであれば画像出力部、インタラクティブホワイトボードであれば表示ボード部に相当する。
図5はコンテンツセンタ3のハードウェア構成例を示す図である。図5において、コンテンツセンタ3は、バス307を介して相互に接続されたCPU301、RAM302、ROM303、HDD304、接続I/F305、通信I/F306を備えている。CPU301は、RAM302をワークエリアとしてROM303またはHDD304等に格納されたプログラムを実行することで、コンテンツセンタ3の動作を統括的に制御する。接続I/F305は、コンテンツセンタ3に接続される機器とのインタフェースである。通信I/F306は、ネットワーク2(図1)を介して他の情報処理装置と通信を行うためのインタフェースである。
図6はコンテンツセンタ3のソフトウェア構成例を示す図である。図6において、コンテンツセンタ3は、データ保持領域として、機器情報保管部31aと、契約情報保管部31bと、コンテンツ配信条件リスト保管部31cと、コンテンツ保管部31dとを有する。また、コンテンツセンタ3は、ネットワーク処理部32と、機器利用情報収集部33と、条件比較処理部34と、コンテンツ生成部35と、コンテンツ配信処理部36とを有する。
機器情報保管部31aは、複数(多数)の電子機器1について、機器ID毎の最新の機器情報が保管される部分である。機器情報の詳細については後述する。契約情報保管部31bは、機器ID毎の契約情報が保管される部分である。契約情報の詳細については後述する。コンテンツ配信条件リスト保管部31cは、コンテンツを配信する条件を列挙したコンテンツ配信条件リストが保管される部分である。コンテンツ配信条件リストの詳細については後述する。コンテンツ保管部31dは、配信対象のコンテンツが保管される部分である。コンテンツの詳細については後述する。
ネットワーク処理部32は、ネットワーク2からの機器利用情報の通知を受けて機器利用情報収集部33に送る処理と、コンテンツ配信処理部36からの要求により対象となるコンテンツを対象となる機器IDの電子機器1へ送信する処理を行う部分である。
機器利用情報収集部33は、電子機器1から受信した機器利用情報の通知に基づき、その通知を反映させた機器情報を機器情報保管部31aに保管する部分である。
条件比較処理部34は、コンテンツ配信条件リスト保管部31cに保管されたコンテンツ配信条件リストの各コンテンツ配信条件に基づき、適合した機器IDがあれば、コンテンツ配信処理部36に配信を要求する部分である。
コンテンツ生成部35は、機器ID毎にコンテンツを生成し、コンテンツ保管部31dにコンテンツを保管する部分である。
コンテンツ配信処理部36は、配信要求を受け取ることによりコンテンツ保管部31dにおける対象となるコンテンツの配信処理を行う部分である。なお、配信先の電子機器1用のコンテンツがコンテンツ保管部31dに存在しない場合(コンテンツが生成されていない場合)、コンテンツ配信処理部36はコンテンツの配信を行わない。
図7は機器情報、契約情報および各種通知のデータ構造例を示す図である。機器情報保管部31aに保管される機器情報には、機器固定情報と機器利用情報(変動情報)とが含まれる。機器固定情報には、機器IDに対応付けられた、設置場所、利用言語、サイネージ表示能力等が含まれる。機器固定情報は機器設置時にコンテンツセンタ3に設定され、あるいは定期通知に変動情報とともに通知される。機器利用情報には、機器IDに対応付けられた、利用コピー枚数、利用色、利用用紙サイズ等が含まれる。電子機器1から送られるカウンタ通知やトナー情報通知は、機器利用情報に反映される。カウンタ通知には、プリンタトータルカウンタ、集約プリントカウンタ、両面プリントカウンタの値が含まれている。カウンタ通知やトナー情報通知はそのままの形で機器利用情報の一部として保管してもよい。機器利用情報は、保守契約を結んでいるか所定のサービス提供対象となっている電子機器1ではコンテンツセンタ3に定期的に通知され、管理情報として月毎等に自動的にコンテンツセンタ3で更新されていく。通常は、管理情報は用紙補給や課金等に利用されるが、本実施形態では更なるコンテンツ配信に利用される。
契約情報保管部31bに保管される契約情報には、機器IDに対応付けられた、保守契約、消耗品自動発注オプション、利用状況レポートオプション、カウンタ自動検針等の契約未済が含まれる。これらは、機器設置時にセンタオペレータにより契約情報保管部31bに登録される。
図8はコンテンツ配信条件リストおよびコンテンツのデータ構造例を示す図である。コンテンツ配信条件リスト保管部31cに保管されるコンテンツ配信条件リストには、コンテンツ配信条件が含まれる。コンテンツ配信条件としては、例えば、利用状況レポートについては、「契約情報の利用状況レポートオプションが契約済で、かつ機器情報が所定期間にわたって収集されていれば利用状況レポートを配信する」等がある。本実施形態の十分に利用されていない機能の利用を促進するコンテンツを提供するサービスでは、ネットワーク接続されている全ての電子機器を対象としてもよいし、対象とする電子機器を絞り込んでもよい。
コンテンツ保管部31dに保管されるコンテンツには、機器IDとコンテンツデータが含まれる。コンテンツデータは、データ本体でもよいし、データ本体を指すURI等のリファレンスでもよい。また、コンテンツデータには、表示条件を含めてもよい。例えば、電子機器1においてログインしているユーザが「管理者」の場合にだけコンテンツを表示する等の指定を行うことができる。更に、コンテンツには、配信の未済を記録して重複した配信を防止してもよいし、配信後に消去または別領域への移行を行ってもよい。十分に利用されていない機能の利用を促進するコンテンツについては、該当する機能の利用が増大してコンテンツが更新されるまで繰り返し表示することが望ましいため、配信した後も更新されるまでは保持する。
<動作>
図9は上記の実施形態の処理例を示すシーケンス図である。図9において、電子機器1の機器利用情報管理部12(図4)はネットワーク処理部13(図4)を介して定期的にカウンタ通知やトナー通知等をコンテンツセンタ3に送信する(ステップS11)。なお、電子機器1側から自発的に送信するのに代え、コンテンツセンタ3側からポーリングを行い、その応答として電子機器1からカウンタ通知やトナー通知等を送信させてもよい。ただし、電子機器1が社内のLAN(Local Area Network)等に接続され、ファイアウォールが設けられている場合には、外部からのアクセスが制限される場合が多いことから、電子機器1から自発的に送信させる方が有利である。
電子機器1は、例えば、カウンタ通知として、プリンタトータルカウンタ(印刷したトータル枚数をカウント)、集約プリントカウンタ(集約印刷機能で印刷したトータル枚数をカウント)、両面プリントカウンタ(両面印刷機能で印刷した枚数をカウント)の値等を定期的にコンテンツセンタ3に通知する。トナー情報通知としては、ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの各トナー残量を通知する。
カウンタ通知やトナー通知等を受信したコンテンツセンタ3の機器利用情報収集部33は、機器情報保管部31aの機器情報にカウンタ通知やトナー通知等の内容を反映させて保管する(ステップS12)。
その後、コンテンツセンタ3のコンテンツ生成部35は、機器情報保管部31aに保管された機器情報に基づいてコンテンツを生成し、コンテンツ保管部31dに保管する(ステップS13)。例えば、利用状況レポートについては、契約情報保管部31bに保管された契約情報に基づいて利用状況レポートオプション契約がされている電子機器を抽出し、該電子機器の機器利用情報から利用状況レポートを生成する。十分に利用されていない機能の利用を促進するコンテンツの生成については次のようにして生成する。
図10はコンテンツ生成の処理例を示すフローチャートであり、両面印刷機能および集約印刷機能について十分に利用されていない機能の利用を促進するコンテンツを生成する処理例である。図10において、コンテンツ生成部35は、処理を開始すると、対象となる電子機器1について、両面プリント出力面数を全出力面数で割った値が所定の閾値(例えば、0.1(10%))以下であるか否か判断する(ステップS101)。両面プリント出力面数はカウンタ通知(図7)から機器利用情報に反映された両面プリントカウンタの値を用いる。全出力面数はプリンタトータルカウンタの値を用いる。
そして、閾値以下である場合(ステップS101のYes)、両面印刷機能を紹介するコンテンツを生成する(ステップS102)。例えば、両面印刷の比率を10%増やした場合の用紙コスト削減額を計算する。片面印刷を両面印刷にする場合、
用紙コスト削減額=プリンタトータルカウンタ×0.1×用紙の値段×1/2
となる。
次いで、両面プリント出力面数を全出力面数で割った値が所定の閾値以下でない場合(ステップS101のNo)または両面印刷機能を紹介するコンテンツを生成(ステップS102)した後、集約プリント出力面数を全出力面数で割った値が所定の閾値(例えば、0.1(10%))以下であるか否か判断する(ステップS103)。集約プリント出力面数はカウンタ通知(図7)から機器利用情報に反映された集約プリントカウンタの値を用いる。全出力面数はプリンタトータルカウンタの値を用いる。
そして、閾値以下である場合(ステップS103のYes)、集約印刷機能を紹介するコンテンツを生成する(ステップS104)。例えば、集約印刷の比率を10%増やした場合の用紙コスト削減額を計算する。片面印刷を片面4in1集約印刷にした場合、
用紙コスト削減額=プリンタトータルカウンタ×0.1×用紙の値段×3/4
となる。集約印刷の種類(片面2in1、片面4in1、両面2in1、両面4in1など)毎に用紙コスト削減額を計算し、種類と対応付けて表示するようにしてもよい。
集約プリント出力面数を全出力面数で割った値が所定の閾値以下でない場合(ステップS103のNo)または集約印刷機能を紹介するコンテンツを生成(ステップS102)した後、処理を終了する。
なお、初回の場合を除き、前回のコンテンツの生成時に比べ、機能の利用状況に変化がない場合は、新たに同様のコンテンツを生成する必要はない。機能の利用状況に一定以上の変化があった場合にコンテンツを再生成(更新)すれば足りる。これにより、コンテンツの配信によってある所定の機能の利用頻度が増加した場合には、その機能の利用を促進するコンテンツの配信を止めることができる。また、別の機能の利用が低下した場合には、その機能の利用を促進するコンテンツに更新することで、新たな利用状況に対応することができる。
図11はコンテンツの例を示す図であり、電子機器1の表示部に表示された状態で示している。図11では、「前月の集約印刷面数は100枚でした。(全印刷面数の10%)集約印刷面数を10%(100枚)増やすと***円の用紙コスト削減になります! 集約印刷機能の使い方はこちら」という、利用されていない機能を利用することによるメリットを訴えるコンテンツを示している。最後の「集約印刷機能の使い方はこちら」の部分はリンクを埋め込んだボタンとなっており、この部分をタッチ等により選択することで、集約印刷機能の使い方の画面に遷移できるようになっている。
図12は集約印刷機能の使い方の画面(コンテンツの一部)を示しており、印刷の設定画面の画像に「印刷のプロパティ画面から集約印刷の設定が可能です。」というメッセージが設定箇所を指示して示されている。
なお、例示した数値等は一例であり、任意に変更してもよい。例えば、利用者が任意の閾値を設定することで、コンテンツの生成条件およびコンテンツの内容を変えることもできる。
その後、図9に戻り、コンテンツセンタ3の条件比較処理部34は、コンテンツ配信条件リスト保管部31cに保管されたコンテンツ配信条件リストの各コンテンツ配信条件に基づき条件比較を行う(ステップS14)。
そして、コンテンツセンタ3の条件比較処理部34は、適合した機器IDがあれば、コンテンツ配信処理部36に該当するコンテンツの配信を要求する(ステップS15)。
これを受け、コンテンツセンタ3のコンテンツ配信処理部36は、コンテンツ保管部31dから該当するコンテンツを抽出し、機器IDの示す電子機器1に対してコンテンツデータを送信する(ステップS16)。
コンテンツデータを受信した電子機器1は、配信情報取得部14およびサイネージ表示制御部15を経て、内部的にコンテンツデータを保持し、所定のタイミングで表示部16(図4)にコンテンツを表示する(ステップS17)。すなわち、サイネージ表示制御部15は、所定のユーザ動作または電子機器1の状態に応じ、内部的に保持されているコンテンツデータを選択し表示部16に表示させる。
表示するタイミングとしては、例えば、両面印刷機能を紹介するコンテンツの場合、両面印刷以外の印刷中に表示する。また、集約印刷機能を紹介するコンテンツの場合、集約印刷以外の印刷中に表示する。なお、コンテンツを表示させる開始のタイミングは、これらの例に限定されるものではない。例えば、電子機器1の起動時にコンテンツを表示するようにしてもよい。
なお、上記の処理例では、先にコンテンツ生成部35にてコンテンツの生成を行い、後に条件比較処理部34により配信の判断を行うようにしているが、条件比較処理部34による配信の判断により配信することとした場合に、条件比較処理部34からの要求によりコンテンツの生成を行わせるようにしてもよい。
また、電子機器1毎に利用頻度が所定の閾値以下の機能について当該機能の利用を促進するコンテンツを生成する場合について説明したが、機器利用情報にユーザを特定する情報(ログインしているユーザID等)の情報を含め、ユーザ毎にコンテンツを生成し、そのユーザが電子機器1を操作する際に該当するコンテンツを表示するようにすることもできる。これにより、ユーザによって利用しない機能を効果的に促進させることが期待できる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、電子機器でどの機能がどれくらい利用されているかという情報を元に、十分に利用されていない機能の利用を促進するコンテンツを生成して配信することで、利用されていない機能の利用を促進することができる。これにより、ユーザは今まで使ったことのない電子機器の機能を活用することができ、コスト削減等に寄与することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
<実施形態の用語と請求項の用語の対応>
機器利用情報収集部33は、「機器利用情報収集手段」の一例である。コンテンツ生成部35は、「配信情報生成手段」の一例である。コンテンツ配信処理部36は、「配信手段」の一例である。配信情報取得部14は、「配信情報取得手段」の一例である。サイネージ表示制御部15は、「表示制御手段」の一例である。コンテンツは、「配信情報」の一例である。"集約印刷機能"は、「機能の名称」の一例である。10%は、「所定の割合」の一例である。用紙コスト削減額は、「コスト削減額」の一例である。両面プリント出力面数は、「両面印刷面数」の一例である。
1、1A〜1E 電子機器
11 基本機能部
12 機器利用情報管理部
13 ネットワーク処理部
14 配信情報取得部
15 サイネージ表示制御部
16 表示部
2 ネットワーク
3 コンテンツセンタ
31a 機器情報保管部
31b 契約情報保管部
31c コンテンツ配信条件リスト保管部
31d コンテンツ保管部
32 ネットワーク処理部
33 機器利用情報収集部
34 条件比較処理部
35 コンテンツ生成部
36 コンテンツ配信処理部
特開2013−054624号公報

Claims (7)

  1. 電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、
    前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、
    前記機器利用情報に基づいて、前記電子機器における利用頻度が所定の閾値以下の機能について当該機能の利用を促進する情報を配信情報として生成する配信情報生成手段と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記配信情報生成手段は、利用頻度が所定の閾値以下の機能の名称と、当該機能の利用を所定の割合だけ増加させた場合のコスト削減額とを配信情報に含める
    ことを特徴とする情報配信システム。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記電子機器が両面印刷機能を有する場合に、前記配信情報生成手段は、全出力面数に対する両面印刷面数の比率が所定の閾値以下である場合に、両面印刷機能を紹介する情報を生成する
    ことを特徴とする情報配信システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記電子機器が集約印刷機能を有する場合に、前記配信情報生成手段は、全出力面数に対する集約印刷面数の比率が所定の閾値以下である場合に、集約印刷機能を紹介する情報を生成する
    ことを特徴とする情報配信システム。
  5. 電子機器とネットワークを介して接続された情報配信装置であって、
    前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器における利用頻度が所定の閾値以下の機能について当該機能の利用を促進する情報を配信情報として生成する配信情報生成手段と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と
    を備えたことを特徴とする情報配信装置。
  6. 情報配信装置とネットワークを介して接続された電子機器であって、
    前記情報配信装置により収集された前記電子機器の機器利用情報に基づいて生成された、前記電子機器における利用頻度が所定の閾値以下の機能について当該機能の利用を促進する情報を含む配信情報を取得する配信情報取得手段と、
    前記配信情報を前記電子機器の表示部に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  7. 電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムにおける前記電子機器と前記情報配信装置が実行する方法であって、
    前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集工程と、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器における利用頻度が所定の閾値以下の機能について当該機能の利用を促進する情報を配信情報として生成する配信情報生成工程と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信工程と
    を備えたことを特徴とする情報配信方法。
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