JP2016149069A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract


【課題】電力消費を効果的に抑制する。
【解決手段】記憶部52は、履歴情報を記憶する。履歴情報は、ユーザIDと、本体部に搭載された複数の機能の各々で用いるハードウェアリソースを制御するアプリケーションを識別するアプリケーション名と、アプリケーションの利用履歴情報と、を対応づけたものである。受付部50Aは、アプリケーションを利用するユーザ識別情報を受け付ける。取得部50Bは、受付けたユーザ識別情報に対応する利用履歴情報を取得する。第1の特定部50Cは、取得した利用履歴情報に基づいて、利用対象のアプリケーションを特定する。第2の特定部50Dは、特定したアプリケーションによって制御されるハードウェアリソースを特定する。起動部50Eは、特定したハードウェアリソースを起動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、および記憶媒体に関する。
スキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能などの複数の機能を実行する複合機や単一の機能を備えるスキャナ装置、コピー機、プリンタなどが知られている。また、例えば、このような複合機等に対して各種指示入力などを行う操作部を、本体とは別体として構成し、独立性を保つために互いに異なるオペレーティングシステムを用いて動作させることもありうる。
ここで、このような複合機等を起動させる場合、複合機に設けられた全ての機能の各々で用いるハードウェアリソースへの電力供給を開始し、全てのハードウェアリソースを起動することが行われている。また、省電力を目的として、予約時間に電源をオフにする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来では、複合機に限らず、様々な機器においても全体の電源のオンオフを制御しており、一部の機能しか使用しない場合であっても、全ての機能の各々で用いるハードウェアリソースを起動させていた。このため、従来では、電力消費の抑制を効果的に図ることができない、という問題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザ識別情報と、本体部に搭載された複数の機能の各々で用いるハードウェアリソースを制御するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、前記アプリケーションの利用履歴情報と、を対応づけた履歴情報を記憶する記憶部と、前記アプリケーションを利用する前記ユーザ識別情報を受け付ける受付部と、受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報を取得する取得部と、取得した前記利用履歴情報に基づいて、利用対象の前記アプリケーションを特定する第1の特定部と、特定した前記アプリケーションによって制御される前記ハードウェアリソースを特定する第2の特定部と、特定した前記ハードウェアリソースを起動する起動部と、を備える情報処理装置である。
本発明によれば、電力消費を効果的に抑制することができる。
図1は、本実施の形態の情報処理システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図2は、MFPのソフトウェア構成の一例を示す模式図である。 図3は、操作部の機能的構成を示すブロック図である。 図4は、対応情報のデータ構成の一例を示す図である。 図5は、履歴情報のデータ構成の一例を示す図である。 図6は、権限情報のデータ構造の一例を示す図である。 図7は、ログイン画面の一例を示す図である。 図8は、ホーム画面の一例を示す図である。 図9は、情報処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、および記憶媒体の実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態では、本発明に係る情報処理装置を、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)に適用した場合を例に挙げて説明する。複合機とは、コピー機能、プリンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能、およびブラウザ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。
なお、本実施の形態では、本発明に係る情報処理装置を、MFPに適用した場合を例に挙げて説明する。しかし、本発明に係る情報処理装置の適用機器は、これに限定されるものではない。
本発明に係る情報処理装置は、省電力機能を有する機器であれば、何れの機器にも適用可能である。例えば、本発明に係る情報処理装置は、プロジェクタ、テレビ会議システム、電子黒板、デジタルカメラ、タブレットなど様々な機器に適用可能である。
図1は、本実施の形態の情報処理システム100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム100は、MFP1と、サーバ装置30と、を含む。MFP1は、インターネットなどのネットワーク40を経由してサーバ装置30と接続可能である。
サーバ装置30は、公知のコンピュータである。サーバ装置30は、各種データを記憶する記憶部30Aを含む。
図1では、情報処理システム100に含まれるMFP1の台数が1台である場合を例示しているが、これに限らず、MFP1の台数は任意である。また、情報処理システム100に含まれるサーバ装置30の台数も、1台に限定されない。
MFP1は、本体部10と、操作部20と、を備える。
本体部10は、コピー機能、プリンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能、およびブラウザ機能などの各種の複数の機能を実行可能である。操作部20は、ユーザの操作に応じた入力を受け付けるとともに、各種画面を表示する。本体部10と操作部20は、専用の通信路31を介して相互に通信可能に接続されている。通信路31は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
本体部10は、操作部20で受け付けた入力に応じた動作を行うことができる。また、本体部10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
次に、本体部10のハードウェア構成について説明する。図1に戻り、本体部10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信部15と、接続部16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体部10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体部10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、プリンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能、およびブラウザ機能などの各種機能を実現する。
通信部15は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置と通信する。接続部16は、通信路31を介して操作部20と通信する。
エンジン部17は、コピー機能、プリンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能、およびブラウザ機能などの複数の機能の各々を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアリソースを含む。
エンジン部17に含まれるハードウェアリソースは、例えば、画像読取部(スキャナ部)、HDD、画像形成部(プロッタ)、通信部、各種メモリ、などである。これらのハードウェアリソースは、本体部10に搭載された機能ごとに、用いられるハードウェアリソースが定められている。
すなわち、エンジン部17は、例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ機能を実現するためのハードウェアリソース(例えば、画像読取部(スキャナ部)、HDD、など)、用紙等のシート材への印刷を行うコピー機能を実現するためのハードウェアリソース(例えば、画像形成部(プロッタ)、HDDなど)、画像データに応じた画像を形成するプリンタ機能を実現するためのハードウェアリソース(画像形成部、HDD)、ファックス機能を実現するためのハードウェアリソース(通信部、画像読取部、HDDなど)、ブラウザ機能を実現するためのハードウェアリソース(通信部)を備える。なお、これらのHDDは、HDD14であってもよい。
なお、エンジン部17は、更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、HDD24と、通信部25と、接続部26と、操作パネル27とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはHDD24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)を操作パネル27(表示部27A)に表示する。
通信部25は、ネットワーク40を介してサーバ装置30と通信する。接続部26は、通信路31を介して本体部10と通信する。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば、受け付けた入力に応じた情報、起動時に表示する起動画面、本体部10に設けられた機能の一覧を含む指示画面、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。
本実施の形態では、操作パネル27は、表示部27Aと入力部27Bとを含んだ構成である場合を説明する。すなわち、本実施の形態では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成される場合を説明するが、これに限られるものではない。例えば、操作パネル27は、タッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の入力部27Bやランプ等の表示部27Aを設けることもできる。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図2は、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図2に示すように、本体部10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェアリソースを動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」または「アプリケーション」と称する場合がある)である。MFP1では、本体部10に搭載された機能ごとに、用いられるアプリケーションが定められている。すなわち、各アプリは、各機能に対応して設けられている。そして、各アプリは、本体部10に搭載された複数のハードウェアリソースを、対応する機能を実現するためのハードウェアリソースごとに制御する。
例えばアプリとしては、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファックス機能を提供するためのファックスアプリ、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、ウェブブラウジングを実現するブラウザ機能を提供するためのブラウザアプリ、などが挙げられる。
これらのアプリの各々は、本体部10に搭載された、対応する機能を実現するためのハードウェアリソースの各々を制御する。
具体的には、コピーアプリは、コピー機能を実現するためのハードウェアリソース(例えば、画像形成部(プロッタ)、HDDなど)を制御する。プリンタアプリは、プリンタ機能を実現するためのハードウェアリソース(例えば、画像読取部、HDDなど)を制御する。ファックスアプリは、ファックス機能を実現するためのハードウェアリソース(例えば、画像読取部、HDD、通信部)を制御する。また、スキャンアプリは、スキャナ機能を実現するためのハードウェアリソース(画像読取部、HDD、通信部など)を制御する。ブラウザアプリは、ブラウザ機能を実現するためのハードウェアリソース(通信部など)を制御する。
また、これらのアプリケーションは、対応する各機能を実現するときの、操作パネル27に対する入出力インターフェースとしての機能も有する。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体部10が備えるハードウェアリソースを利用するためのAPI(アプリケーションプログラムインタフェース)を提供するためのソフトウェアである。APIは、予め定義された関数などにより、アプリ層101からの処理要求を受信可能とする。
より具体的には、サービス層102のソフトウェアは、ハードウェアリソースに対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるAPIの機能は、本体部10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のAPIを介して、本体部10のハードウェアリソースを利用した機能を実現することができる。
また、サービス層102は、要求されたハードウェアリソースが利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判断し、利用可能であれば要求されたハードウェアリソースが利用可能である旨を上位層に伝える。また、サービス層102は、上位層からの要求に対してハードウェアリソースの利用スケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンにより紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成等)を実行する。
OS層103のソフトウェアは、本体部10を制御する基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェアリソースの利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェアリソースは、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202およびOS層203も、階層構造については本体部10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体部10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェアリソースを動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体部10が備える機能(コピー機能、プリンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能、およびブラウザ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を実現するためのソフトウェアである。
なお、本実施の形態では、機能の独立性を保つために、本体部10のOS層103のソフトウェアと、操作部20側のOS層203のソフトウェアと、が互いに異なる。すなわち、本体部10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体部10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
本実施の形態のMFP1において、本体部10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作する。このため、本体部10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた入力(ユーザからの指示内容)を本体部10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体部10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体部10へコマンド通信を行うことにより、本体部10の機能を使用することができる。また、本体部10から操作部20に通知するイベントには、本体部10における動作の実行状況、本体部10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施の形態では、操作部20に対する電力供給は、本体部10から通信路31を経由して行われる。このため、操作部20の電源制御を、本体部10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、操作部20の機能について説明する。図3は、操作部20の機能的構成を示すブロック図である。
操作部20は、制御部50と、操作パネル27と、記憶部52と、を備える。制御部50と、操作パネル27および記憶部52と、はデータや信号授受可能に接続されている。
記憶部52は、各種データを記憶する。記憶部52は、図1に示すHDD24である。なお、記憶部52は、サーバ装置30に設けられた記憶部30Aであってもよい。
記憶部52は、対応情報と、履歴情報と、権限情報と、を含む各種データを記憶する。
対応情報は、MFP1に搭載された複数の機能の各々を提供するためのアプリを識別するアプリケーション識別情報と、アプリによって制御されるハードウェアリソースを識別するリソース識別情報と、を対応づけた情報である。対応情報のデータ形式は、例えば、データベースであるが、そのデータ形式は限定されない。
本実施の形態では、アプリケーション識別情報として、アプリケーション名を用いる場合を一例として説明する。また、本実施の形態では、リソース識別情報として、ハードウェアリソース名を用いる場合を一例として説明する。
図4は、対応情報のデータ構成の一例を示す図である。図4中、「1」は、対応するアプリケーション名のアプリで利用するハードウェアリソースであることを示す。「0」は、対応するアプリケーション名のアプリでは利用しないハードウェアリソースであることを示す。すなわち、図4に示す例では、対応情報は、対応するアプリで利用するハードウェアリソースであるか否かを、1ビットの情報(「1」または「0」)で示した場合を示した。
図4に示す例では、対応情報は、アプリケーション名「コピーアプリ」に、該コピーアプリが制御するハードウェアリソースのハードウェアリソース名「画像読取部」、「画像形成部」、「HDD」を対応づけている。また、対応情報は、アプリケーション名「プリンタアプリ」に、該プリンタアプリが制御するハードウェアリソースのハードウェアリソース名「画像形成部」、「HDD」を対応づけている。また、対応情報は、アプリケーション名「ファックスアプリ」に、該ファックスアプリが制御するハードウェアリソースのハードウェアリソース名「画像読取部」、「HDD」、「通信部」を対応づけている。また、対応情報は、アプリケーション名「スキャンアプリ」に、該スキャンアプリが制御するハードウェアリソースのハードウェアリソース名「画像読取部」、「HDD」、「通信部」を対応づけている。また、対応情報は、アプリケーション名「ブラウザアプリ」に、該ブラウザアプリが制御するハードウェアリソースのハードウェアリソース名「通信部」を対応づけている。
履歴情報は、MFP1に搭載されたアプリケーションの、ユーザによる利用の履歴を示す情報である。
図5は、履歴情報のデータ構成の一例を示す図である。履歴情報は、ユーザ識別情報(以下、ユーザIDと称する場合がある)と、アプリケーション識別情報と、利用履歴情報と、を対応づけた情報である。履歴情報のデータ形式は、例えば、データベースであるが、これに限定されない。
ユーザIDは、ユーザを識別する情報である。履歴情報に含まれるアプリケーション識別情報は、アプリの識別情報である。本実施の形態では、アプリケーション識別情報として、アプリケーション名(「コピーアプリ」、「プリンタアプリ」、「ファックスアプリ」、「スキャンアプリ」、「ブラウザアプリ」)を用いる場合を説明する。
利用履歴情報は、対応するユーザIDによって識別されるユーザによって利用された、アプリケーションの利用履歴を示す情報である。
本実施の形態では、利用履歴情報は、利用回数、利用時間帯、および一日における利用順、の少なくとも1つを含む。図5には、利用履歴情報が、利用回数と、利用時間帯と、一日における利用順と、を含む場合を一例として示した。
利用回数は、対応するアプリケーション名(アプリケーション識別情報)によって識別されるアプリケーションが、対応するユーザIDによって識別されるユーザによって利用された回数を示す。
例えば、図5に示す、ユーザID「A」およびアプリケーション名「コピーアプリ」に対応する利用回数「15」は、ユーザID「A」のユーザが、コピーアプリを利用した回数が15回であることを示す。
利用時間帯は、対応するアプリケーション名(アプリケーション識別情報)によって識別されるアプリケーションが、対応するユーザIDによって識別されるユーザにより利用された、時間帯を示す。利用時間帯に示される値は、該利用時間帯に利用された回数を示す。
例えば、図5に示すユーザID「A」およびアプリケーション名「プリンタアプリ」に対応する利用時間帯「6:00〜12:00」の値「1」は、ユーザID「A」のユーザが「6:00〜12:00」の間にプリンタアプリを1回利用したことを示す。同様に、ユーザID「A」およびアプリケーション名「プリンタアプリ」に対応する利用時間帯「12:00〜18:00」の値「9」は、ユーザID「A」のユーザが「12:00〜18:00」の間にプリンタアプリを9回利用したことを示す。
利用順は、一日における、対応するアプリケーションが、対応するユーザIDによって識別されるユーザにより利用された順番を示す。図5に示す履歴情報では、ユーザID「A」によって識別されるユーザによる、1日におけるアプリの利用順が、スキャンアプリ、コピーアプリ、ブラウザアプリ、プリンタアプリ、およびファックスアプリ、の順であったことが示されている。
履歴情報は、ユーザによってMFP1のアプリケーションが利用されることで、更新される。履歴情報の更新処理は、制御部50が行う。
このため、1度もMFP1のアプリケーションを利用していないユーザのユーザIDに対応する利用履歴情報は、記憶部52(履歴情報)に格納されていない状態となる。
権限情報は、ユーザIDと、アプリケーション名(アプリケーション識別情報)と、利用権限と、を対応づけた情報である。権限情報のデータ形式は、データベースであってもよいが、そのデータ形式は限定されない。
図6は、権限情報のデータ構造の一例を示す図である。権限情報には、MFP1の利用対象の全てのユーザの各々のユーザIDが予め登録されている。また、権限情報には、MFP1に搭載された全てのアプリケーションのアプリケーション名が登録されている。
利用権限は、対応するユーザIDによって識別されるユーザの、対応するアプリケーション名によって識別されるアプリケーションを利用する権限を有するか否かを示す。図6に示す例では、利用権限には、利用する権限がある場合には「有り」が登録され、利用する権限が無い場合には「無し」が登録されている。
権限情報は、MFP1の管理者などによる操作パネル27の操作などによって予め登録され、予め記憶部52に記憶すればよい。
図3に戻り、制御部50は、受付部50Aと、取得部50Bと、第1の特定部50Cと、第2の特定部50Dと、起動部50Eと、管理部50Fと、表示制御部50Gと、を含む。受付部50A、取得部50B、第1の特定部50C、第2の特定部50D、起動部50E、管理部50F、および表示制御部50Gの一部またはすべては、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
表示制御部50Gは、各種の画像や情報を表示部27Aに表示する制御を行う。表示制御部50Gは、ログイン画面や、ホーム画面などを表示する。
図7は、ログイン画面Qの一例を示す図である。ログイン画面Qは、ユーザIDとパスワードの入力をユーザに対して促す画面である。なお、ログイン画面Qは、少なくともユーザIDの入力を促す画面であればよく、パスワードの入力は必須ではない。
ユーザは、ログイン画面Qを介して、ユーザIDおよびパスワードを入力する。
受付部50Aは、アプリケーションを利用するユーザの、ユーザIDを操作パネル27から受け付ける。本実施の形態では、受付部50Aは、操作パネル27から、ユーザIDおよびパスワードを受け付ける。
ユーザIDおよびパスワードを受け付けた受付部50Aは、受付けたユーザIDおよびパスワードを認証する。例えば、記憶部52に、MFP1を利用するユーザのユーザIDとパスワードとを対応づけた認証情報を予め記憶する。受付部50Aは、ユーザIDとパスワードを操作パネル27から受け付けたときに、受付けたユーザIDとパスワードの組合せが認証情報に格納されている場合、認証正常と判断する。また、受付部50Aは、受付けたユーザIDとパスワードの組合せが認証情報に格納されていない場合、認証異常と判断する。
取得部50Bは、受付部50Aが受付けたユーザIDに対応する利用履歴情報を取得する。取得部50Bは、受付部50Aが認証正常と判断した場合に、受付けたユーザIDに対応する利用履歴情報を、記憶部52に記憶された履歴情報から読取る。この読取り処理により、取得部50Bは、利用履歴情報を取得する。
第1の特定部50Cは、取得部50Bが取得した利用履歴情報に基づいて、利用対象のアプリケーションを特定する。詳細には、第1の特定部50Cは、取得部50Bが取得した利用履歴情報に含まれる、利用回数、利用時間帯、および一日における利用順、の少なくとも1つを用いて、利用対象のアプリケーションを特定する。
具体的には、第1の特定部50Cは、取得部50Bが取得した利用履歴情報に対応するアプリケーション名によって識別されるアプリケーションの内、該利用履歴情報に対応するユーザIDを受け付けた時刻を含む利用時間帯に利用されたアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
例えば、取得部50Bが、ユーザID「A」に対応する利用履歴情報を履歴情報から取得したとする(図5参照)。また、取得部50Bが該利用履歴情報の取得に用いたユーザID「A」を操作パネル27から受け付けた時刻が、18:30であったとする。
この場合、第1の特定部50Cは、履歴情報における、ユーザID「A」に対応するアプリケーション名によって識別されるアプリケーションの内、該時刻「18:30」を含む利用時間帯「18:00〜0:00」に利用されたアプリケーションである、コピーアプリ、およびスキャンアプリを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
また、第1の特定部50Cは、取得部50Bが取得した利用履歴情報に対応するアプリケーション名によって識別されるアプリケーションの内、該利用履歴情報に対応するユーザIDの受付日における該ユーザIDの受付回数に応じた「一日における利用順」に対応するアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定してもよい。
例えば、取得部50Bが、ユーザID「A」に対応する利用履歴情報を履歴情報から取得したとする(図5参照)。また、取得部50Bが該利用履歴情報の取得に用いたユーザID「A」を操作パネル27から受け付けた受付日における、該ユーザID「A」の受付回数が、例えば、「3」回目であったとする。すなわち、ユーザID「A」によって識別されるユーザによる、MFP1へのログイン操作が、その日の3回目であったとする。
この場合、第1の特定部50Cは、履歴情報における、ユーザID「A」に対応するアプリケーション名によって識別されるアプリケーションの内、該受付回数と同じ値「3」の「一日における利用順」に対応する、アプリケーション名「ブラウザアプリ」のブラウザアプリを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
また、第1の特定部50Cは、取得部50Bが取得した利用履歴情報に対応するアプリケーション名によって識別されるアプリケーションの内、該利用履歴情報に含まれる利用回数の最も大きいアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定してもよい。
例えば、取得部50Bが、ユーザID「A」に対応する利用履歴情報を履歴情報から取得したとする(図5参照)。この場合、第1の特定部50Cは、ユーザID「A」に対応するアプリケーション名の内、利用回数の最も大きい(図5に示す例では利用回数「377」)に対応するアプリケーション名「スキャンアプリ」のアプリケーションであるスキャンアプリを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
なお、第1の特定部50Cは、利用対象のアプリケーションの特定に、利用履歴情報に含まれる、利用回数、利用時間帯、および一日における利用順、の少なくとも1つを用いればよく、これらの2つ以上を組合せて用いてもよい。
また、第1の特定部50Cは、上記処理によってアプリケーションを特定すればよく、特定するアプリケーションの数は1つに限定されず複数であってもよい。
ここで、上述したように、MFP1のアプリケーションを未利用のユーザの、ユーザIDに対応する利用履歴情報は、記憶部52(履歴情報)に格納されていない。
そこで、第1の特定部50Cは、受付部50Aが受け付けたユーザIDに対応する利用履歴情報が記憶部52に記憶されていない場合には、以下の処理を行えばよい。
具体的には、この場合、第1の特定部50Cは、履歴情報に含まれる利用回数の合計値の最も大きいアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定すればよい。
履歴情報に含まれる利用回数の合計値とは、履歴情報に含まれる全利用回数を、各アプリケーション名に対応する利用回数ごとに合計した合計値である。すなわち、履歴情報に含まれる利用回数の合計値とは、履歴情報に示される各アプリケーション名に対応する、利用回数の合計値である。
例えば、受付部50Aが、履歴情報に登録されていないユーザ「F」のユーザIDを受け付けたとする。この場合、第1の特定部50Cは、履歴情報(図5)に格納されている利用回数の、アプリケーション名ごとの合計値を算出する。図5に示す例では、例えば、アプリケーション名「コピーアプリ」の、利用回数の合計値は、22(15+4+3=22)である。同様にして、受付部50Aは、「プリンタアプリ」、「ファックスアプリ」、「スキャンアプリ」、「ブラウザアプリ」の各々について、利用回数の合計値を算出する。
そして、第1の特定部50Cは、利用回数の合計値の最も大きいアプリケーション名によって識別されるアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
図5に示す履歴情報が記憶部52に記憶されている場合、第1の特定部50Cは、利用回数の合計値の最も大きいアプリケーション名「プリンタアプリ」によって識別されるアプリケーションであるプリンタアプリを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
また、受付部50Aが受け付けたユーザIDに対応する利用履歴情報が記憶部52に記憶されていない場合、第1の特定部50Cは、以下の処理を行ってもよい。
例えば、第1の特定部50Cは、受付部50Aが受け付けたユーザIDによって識別されるユーザが利用権限を有するアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定してもよい。
例えば、受付部50Aが、履歴情報に登録されていないユーザ「F」のユーザIDを受け付けたとする。この場合、第1の特定部50Cは、権限情報(図6参照)における、ユーザID「F」に対応する利用権限の内、利用権限「有り」に対応するアプリケーション名を読取る。図6に示す例では、第1の特定部50Cは、アプリケーション名「コピーアプリ」、「プリンタアプリ」、「ファックスアプリ」を読取る。そして、第1の特定部50Cは、これらのアプリケーション名によって識別されるアプリケーションである、コピーアプリ、プリンタアプリ、ファックスアプリを、利用対象のアプリケーションとして特定すればよい。
なお、第1の特定部50Cは、受付部50Aが受け付けたユーザIDに対応する利用履歴情報が記憶部52に記憶されていない場合、上記利用回数の合計値を用いる処理と、利用権限を用いる処理と、の双方を組み合わせて実行してもよいし、何れか一方を実行してもよい。
図3に戻り、第2の特定部50Dは、第2の特定部50Dが特定したアプリケーションによって制御されるハードウェアリソースを特定する。
第2の特定部50Dは、第1の特定部50Cが特定したアプリケーションのアプリケーション名に対応するハードウェアリソース名を対応情報(図4参照)から読取る。そして、第2の特定部50Dは、読取ったハードウェアリソース名によって識別されるハードウェアリソースを特定する。
例えば、第1の特定部50Cが、コピーアプリと、プリンタアプリと、を特定したとする。この場合、第2の特定部50Dは、対応情報に基づいて、コピーアプリによって制御されるハードウェアリソース“画像読取部”、“画像形成部”、“HDD”を特定する。また、第2の特定部50Dは、対応情報に基づいて、プリンタアプリによって制御されるハードウェアリソース“画像形成部”、“HDD”を特定する。
図3に戻り、起動部50Eは、第2の特定部50Dが特定したハードウェアリソースを起動する。本実施の形態では、ハードウェアリソースを起動する、とは、ハードウェアリソースに、ハードウェアリソースが正常動作可能な閾値以上の電圧値の電力供給を開始することを意味する。
このため、本実施の形態では、ハードウェアリソースは、起動前の状態では、電力を供給されない(電力OFF)状態、または、供給電力の電圧値が上記閾値未満の省電力モードの状態にある。
そして、第2の特定部50Dによって特定されたハードウェアリソースは、起動部50Eによって起動されることで、上記閾値以上の電圧値の電力が供給され、正常動作可能な状態となる。
そして、起動部50Eは、起動したハードウェアリソースに対して、ユーザによる操作パネル27の操作指示などによって指示された処理を実行させる。
例えば、表示制御部50Gは、起動部50Eによって起動されたハードウェアリソースによって実現される機能を示すアイコンを含む、ホーム画面を表示部27Aに表示する。具体的には、起動部50Eは、第1の特定部50Cで特定されたアプリケーションによって実現される機能を示すアイコンを含む、ホーム画面を表示部27Aに表示する。
図8は、ホーム画面Pの一例を示す図である。
ホーム画面Pは、起動部50Eによって起動したハードウェアリソースによって実現される機能(具体的には、第1の特定部50Cで特定されたアプリケーションによって実現される機能)の各々を示すアイコンを含む。例えば、第1の特定部50Cによって、コピーアプリと、プリンタアプリと、が特定されたとする。
この場合、ホーム画面Pは、コピー機能を示すアイコンと、プリンタ機能を示すアイコンと、を含む。このとき、ホーム画面Pに表示されたアイコンによって示される機能を実現するためのハードウェアリソースは、起動部50Eによって起動された状態となっている。
そして、ユーザは、実行対象の機能のアイコンの表示領域を指示することで、実行対象の機能を選択する。すると、入力部27Bは、ユーザによって指示された機能を受け付ける。すると、起動部50Eは、起動したハードウェアリソースの内、受付けた機能を実現するためのハードウェアリソースに、ユーザによって指示された処理などを実行させる。
なお、起動部50Eは、第2の特定部50Dによって特定されたハードウェアリソースの内、ホーム画面Pを介してユーザによって指示された機能を実現するためのハードウェアリソースのみを起動してもよい。そして、起動部50Eは、起動したハードウェアリソースに、ユーザによって指示された処理などを実行させてもよい。
そして、起動部50Eは、起動したハードウェアにおいて、指示された処理が終了すると、起動したハードウェアを省電力モードへ戻す。なお、処理が終了したときに、起動部50Eは、起動したハードウェアへの電力供給を遮断(電力OFF)してもよい。
管理部50Fは、ユーザによってアプリケーションが利用される毎に、履歴情報を更新する。具体的には、管理部50Fは、起動部50Eによって起動したハードウェアリソースによって、各ハードウェアリソースが担当する機能を実行する度に、履歴情報を更新する。
具体的には、管理部50Fは、起動部50Eによって起動したハードウェアリソースが実行した処理内容から利用履歴情報を算出する。そして、管理部50Fは、算出した利用履歴情報を、該起動の直前に受付部50Aで受け付けたユーザID、および対応する起動したハードウェアリソースを制御したアプリケーションのアプリケーション名に対応づけて、履歴情報に登録する。これにより、管理部50Fは、履歴情報を更新する。
なお、管理部50Fによる履歴情報の更新のタイミングは、任意のタイミングを予め設定すればよい。任意のタイミングとは、例えば、1日ごと、1週間ごと、1ヶ月ごと、などである。そして、管理部50Fは、前回の更新時からのアプリの利用の履歴を記憶部52に記憶しておく。この利用の履歴は、履歴情報の更新に必要なパラメータを含んだものであればよい。例えば、この利用の履歴は、ユーザID、該ユーザIDを受付部50Aが受け付けた日時、利用したアプリケーションのアプリケーション名などを含む。そして、管理部50Fは、更新のタイミングごとに、記憶部52に記憶した利用履歴を用いて、履歴情報を更新してもよい。
次に、制御部50で実行する情報処理の手順を説明する。
図9は、情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、受付部50AがユーザIDを受け付けたか否かを判断する(ステップS100)。表示制御部50Gは、ログイン画面Qを表示部27A(操作パネル27)に表示する。受付部50Aは、ユーザIDを操作パネル27から受け付けたか否かを判別することで、ステップS100の判断を行う。なお、ここでは、認証正常と判断されるユーザIDが入力されたと仮定して説明を行う。
ステップS100で否定判断すると(ステップS100:No)、本ルーチンを終了する。また、認証異常と判断された場合もステップS100で否定判断し(ステップS100:No)、本ルーチンを終了する。
ステップS100で肯定判断すると(ステップS100:Yes)、ステップS102へ進む。ステップS102では、取得部50Bが、ステップS100で受け付けたユーザIDに対応する利用履歴情報が、記憶部52に記憶されているか否かを判断する(ステップS102)。具体的には、取得部50Bは、記憶部52に記憶されている履歴情報に、ステップS100で受け付けたユーザIDに対応する利用履歴情報が登録されているか否かを判断する。
利用履歴情報が記憶されている場合(ステップS102:Yes)、ステップS104へ進む。ステップS104では、取得部50Bが、ステップS100で受け付けたユーザIDに対応する利用履歴情報を取得する(ステップS104)。
次に、第1の特定部50Cが、取得部50Bが取得した利用履歴情報に基づいて、利用対象のアプリケーションを特定する(ステップS106)。上述したように、第1の特定部50Cは、ステップS104で取得した利用履歴情報に含まれる、利用回数、利用時間帯、および一日における利用順、の少なくとも1つを用いて、利用対象のアプリケーションを特定する。そして、ステップS108へ進む。
一方、ステップS102の判断において、ステップS100で受け付けたユーザIDに対応する利用履歴情報が記憶部52に記憶されていない場合(ステップS102:No)、ステップS110へ進む。
ステップS110では、第1の特定部50Cは、履歴情報に含まれる利用回数の合計値の最も大きいアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する(ステップS110)。そして、ステップS108へ進む。
ステップS108では、第2の特定部50Dが、ステップS106またはステップS110で特定したアプリケーションによって制御されるハードウェアリソースを特定する(ステップS108)。
次に、起動部50Eが、ステップS108で特定されたハードウェアリソースを起動する(ステップS112)。
次に、表示制御部50Gは、ステップS112によって起動されたハードウェアリソースによって実現される機能を示すアイコンを含む、ホーム画面Pを表示部27Aに表示する(ステップS114)。
次に、受付部50Aは、表示した機能の何れかの実行指示を受付けたか否かを判断する(ステップS116)。ステップS116で否定判断すると(ステップS116:No)、ステップS122へ進む。ステップS116で肯定判断すると(ステップS116:Yes)、ステップS118へ進む。
ステップS118では、起動部50Eが、ステップS112で起動したハードウェアリソースの内、ステップS116で実行指示を受付けた機能を実現するためのハードウェアリソースに、ユーザによって指示された処理などを実行させる(ステップS118)。
なお、上述したように、起動部50Eは、第2の特定部50Dによって特定されたハードウェアリソースの内、ホーム画面Pを介してユーザによって指示された機能を実現するためのハードウェアリソースのみを起動してもよい。そして、起動部50Eは、起動したハードウェアリソースに、ユーザによって指示された処理などを実行させてもよい。
次に、管理部50Fが、ステップS118で実行された処理の履歴を用いて、履歴情報を更新する(ステップS120)。なお、上述したように、管理部50Fによる履歴情報の更新のタイミングは、ステップS120のタイミングに限定されない。
次に、起動部50Eは、ステップS112で起動したハードウェアを省電力モードへ戻す(ステップS122)。なお、ステップS122では、起動部50Eは、ステップS112で起動したハードウェアへの電力供給を遮断(電力OFF)してもよい。
そして、本ルーチンを終了する。
なお、制御部50は、図9に示す情報処理に代えて、図10に示す情報処理を行ってもよい。図10は、制御部50で実行する情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部50は、図9に示すステップS110の処理に代えて、ステップS210の処理(図10参照)を行ってもよい。なお、ステップ210以外の処理(ステップS100〜ステップS108、ステップS112〜ステップS122)は、図9と同様であるため、説明を省略する。
すなわち、取得部50Bが、ステップS100で受け付けたユーザIDに対応する利用履歴情報が、記憶部52に記憶されているか否かを判断する(ステップS102)。そして、ステップS102で肯定判断した場合(ステップS102:Yes)、ステップS104〜ステップS108、ステップS112〜ステップS122の処理を実行し、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS102で否定判断した場合(ステップS102:No)、ステップS210へ進む。ステップS210では、第1の特定部50Cが、受付部50Aが受け付けたユーザIDによって識別されるユーザが利用権限を有するアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する(ステップS210)。そして、ステップS108へ進む。
以上説明したように、本実施の形態のMFP1は、記憶部52と、受付部50Aと、取得部50Bと、第1の特定部50Cと、第2の特定部50Dと、起動部50Eと、を備える。記憶部52は、履歴情報を記憶する。履歴情報は、ユーザ識別情報(ユーザID)と、本体部10に搭載された複数の機能の各々で用いるハードウェアリソースを制御するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報(アプリケーション名)と、アプリケーションの利用履歴情報と、を対応づけたものである。受付部50Aは、アプリケーションを利用するユーザ識別情報を受け付ける。取得部50Bは、受付けたユーザ識別情報に対応する利用履歴情報を取得する。第1の特定部50Cは、取得した利用履歴情報に基づいて、利用対象のアプリケーションを特定する。第2の特定部50Dは、特定したアプリケーションによって制御されるハードウェアリソースを特定する。起動部50Eは、特定したハードウェアリソースを起動する。
このように、本実施の形態のMFP1は、MFP1を利用するユーザの利用履歴情報に応じて、起動するハードウェアリソースを特定し、特定したハードウェアリソースを起動する。このため、MFP1では、MFP1に搭載された複数のハードウェアリソースの内、ユーザの利用するアプリケーションに対応する機能を実現するためのハードウェアリソースを、ユーザの利用履歴情報に応じて選択的に起動させることができる。
従って、本実施の形態のMFP1によれば、電力消費を効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態のMFP1は、ユーザの利用履歴情報に応じてハードウェアリソースを選択的に起動させるので、上記効果に加えて、起動時に要する待ち時間の短縮を図ることもできる。
なお、利用履歴情報は、対応するアプリケーション識別情報(アプリケーション名)によって識別されるアプリケーションの利用された利用時間帯を含んでいてもよい。この場合、第1の特定部50Cは、取得した利用履歴情報に対応するアプリケーション識別情報によって識別されるアプリケーションの内、該利用履歴情報に対応するユーザ識別情報を受け付けた時刻を含む利用時間帯に利用されたアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
このため、本実施の形態のMFP1では、ユーザの、時間帯によるアプリケーションの使用頻度に応じて、最適なアプリケーションを利用対象として特定し、対応するハードウェアリソースを選択的に起動することができる。よって、本実施の形態のMFP1では、上記効果に加えて、ユーザの利用形態に応じた省電力化を実現することができる。
また、利用履歴情報は、対応するアプリケーション識別情報(アプリケーション名)によって識別されるアプリケーションの、対応するユーザ識別情報(ユーザID)によって識別されるユーザによる一日における利用順を含んでいてもよい。この場合、第1の特定部50Cは、取得した利用履歴情報に対応するアプリケーション識別情報(アプリケーション名)によって識別されるアプリケーションの内、該利用履歴情報に対応するユーザ識別情報(ユーザID)の受付日における該ユーザ識別情報(ユーザID)の受付回数に応じた利用順に対応するアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
このため、本実施の形態のMFP1では、ユーザの、一日における利用順に応じたアプリケーションを利用対象として特定し、対応するハードウェアリソースを選択的に起動することができる。例えば、朝一番にファックスアプリを利用するユーザに対しては、該ユーザがその日の最初にログインした場合、ファックスアプリによるファックス機能を実現するためのハードウェアリソースを選択的に起動することができる。よって、本実施の形態のMFP1では、上記効果に加えて、ユーザの利用形態に応じた省電力化を実現することができる。
また、利用履歴情報は、対応するアプリケーション識別情報(アプリケーション名)によって識別されるアプリケーションの利用回数を含んでいてもよい。この場合、第1の特定部50Cは、取得した利用履歴情報に対応するアプリケーション識別情報(アプリケーション名)によって識別されるアプリケーションの内、該利用履歴情報に含まれる利用回数の最も大きいアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
このため、本実施の形態のMFP1では、ユーザによるアプリケーションの利用回数に応じて、最適なアプリケーションを利用対象として特定し、対応するハードウェアリソースを選択的に起動することができる。よって、本実施の形態のMFP1では、上記効果に加えて、ユーザの利用状態に応じた省電力化を実現することができる。
また、第1の特定部50Cは、受付けたユーザ識別情報(ユーザID)に対応する利用履歴情報が記憶部52に記憶されていない場合、履歴情報に含まれる利用回数の合計値の最も大きいアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
このため、本実施の形態のMFP1は、上記効果に加えて、MFP1の利用状況に応じた省電力化を図ることができる。
例えば、特定の部署に設置されたMFP1を、該MFP1を初めて利用するユーザが利用する場合を仮定する。この場合、本実施の形態のMFP1は、MFP1で既に用いられている利用状況に応じて、利用回数の最も大きいアプリケーションに対応する機能を実現するためのハードウェアリソースを、選択的に起動することができる。
例えば、MFP1の設置された部署内で、紙媒体の使用削減のためにプリンタ機能に比べてスキャン機能を用いることが推奨されていたと仮定する。この場合、該MFP1では、プリンタ機能のプリンタアプリに比べてスキャン機能のスキャンアプリの利用回数が多くなる。このようなMFP1を、該MFP1を未使用のユーザが初めて利用する場合、MFP1は、利用回数の合計値の最も大きいアプリケーションであるプリンタアプリを利用対象として特定する。そして、MFP1は、特定したプリンタアプリによるプリンタ機能を実現するためのハードウェアリソースを選択的に起動する。
このため、本実施の形態のMFP1は、上記効果に加えて、MFP1の利用状況に応じた省電力化を図ることができる。
また、第1の特定部50Cは、受付けたユーザ識別情報(ユーザID)に対応する利用履歴情報が記憶部52に記憶されていない場合、受け付けたユーザ識別情報(ユーザID)によって識別されるユーザが利用権限を有するアプリケーションを、利用対象のアプリケーションとして特定する。
このため、本実施の形態のMFP1では、ユーザが利用権限を有するアプリケーションによる機能を実現するためのハードウェアリソースのみを、選択的に起動することができる。従って、本実施の形態のMFP1では、上記効果に加えて、ユーザの利用権限に応じた省電力化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、対応情報、履歴情報、および権限情報を、操作部20の記憶部52に記憶した形態を示した。しかし、対応情報、履歴情報、および権限情報の少なくとも1つを、サーバ装置30の記憶部30Aに記憶してもよい。
この場合、操作部20の制御部50は、記憶部52に代えて、記憶部30Aにネットワーク40を介してアクセスし、記憶部52から各種情報の読取りや、記憶部52への各種データの記憶や更新を行えばよい。
なお、本実施の形態では、操作部20が、受付部50A、取得部50B、第1の特定部50C、第2の特定部50D、起動部50E、管理部50F、および表示制御部50Gを備えた構成である場合を説明した。しかし、受付部50A、取得部50B、第1の特定部50C、第2の特定部50D、起動部50E、管理部50F、および表示制御部50Gの少なくとも1つを、本体部10側に設けた構成としてもよい。
また、本実施の形態では、本体部10と操作部20とは、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する場合を説明したが、これに限らず、例えば本体部10と操作部20とが同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。
上述した実施の形態の情報処理システム100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 MFP
10 本体部
30 サーバ装置
50A 受付部
50B 取得部
50C 第1の特定部
50D 第2の特定部
50E 起動部
100 情報処理システム
特開2011−150543号公報

Claims (15)

  1. ユーザ識別情報と、本体部に搭載された複数の機能の各々で用いるハードウェアリソースを制御するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、前記アプリケーションの利用履歴情報と、を対応づけた履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記アプリケーションを利用する前記ユーザ識別情報を受け付ける受付部と、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報を取得する取得部と、
    取得した前記利用履歴情報に基づいて、利用対象の前記アプリケーションを特定する第1の特定部と、
    特定した前記アプリケーションによって制御される前記ハードウェアリソースを特定する第2の特定部と、
    特定した前記ハードウェアリソースを起動する起動部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記利用履歴情報は、対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの利用された利用時間帯を含み、
    前記第1の特定部は、
    取得した前記利用履歴情報に対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの内、該利用履歴情報に対応する前記ユーザ識別情報を受け付けた時刻を含む前記利用時間帯に利用された前記アプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記利用履歴情報は、対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの、対応する前記ユーザ識別情報によって識別されるユーザによる一日における利用順を含み、
    前記第1の特定部は、
    取得した前記利用履歴情報に対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの内、該利用履歴情報に対応する前記ユーザ識別情報の受付日における該ユーザ識別情報の受付回数に応じた前記利用順に対応する前記アプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記利用履歴情報は、対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの利用回数を含み、
    前記第1の特定部は、
    取得した前記利用履歴情報に対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの内、該利用履歴情報に含まれる前記利用回数の最も大きい前記アプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の特定部は、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報が前記記憶部に記憶されていない場合、
    前記履歴情報に含まれる前記利用回数の合計値の最も大きい前記アプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の特定部は、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報が前記記憶部に記憶されていない場合、
    受け付けた前記ユーザ識別情報によって識別されるユーザが利用権限を有するアプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. サーバ装置と、情報処理装置と、を備えた情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    ユーザ識別情報と、本体部に搭載された複数の機能の各々で用いるハードウェアリソースを制御するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、前記アプリケーションの利用履歴情報と、を対応づけた履歴情報を記憶する記憶部を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記アプリケーションを利用する前記ユーザ識別情報を受け付ける受付部と、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報を取得する取得部と、
    取得した前記利用履歴情報に基づいて、利用対象の前記アプリケーションを特定する第1の特定部と、
    特定した前記アプリケーションによって制御される前記ハードウェアリソースを特定する第2の特定部と、
    特定した前記ハードウェアリソースを起動する起動部と、
    を備える、
    情報処理システム。
  8. ユーザ識別情報と、本体部に搭載された複数の機能の各々で用いるハードウェアリソースを制御するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、前記アプリケーションの利用履歴情報と、を対応づけた履歴情報を記憶する記憶部を備えた情報処理装置で実行する情報処理方法であって、
    前記アプリケーションを利用する前記ユーザ識別情報を受け付ける受付ステップと、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報を取得する取得ステップと、
    取得した前記利用履歴情報に基づいて、利用対象の前記アプリケーションを特定する第1の特定ステップと、
    特定した前記アプリケーションによって制御される前記ハードウェアリソースを特定する第2の特定ステップと、
    特定した前記ハードウェアリソースを起動する起動ステップと、
    を含む情報処理方法。
  9. 前記利用履歴情報は、対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの利用された利用時間帯を含み、
    前記第1の特定ステップは、
    取得した前記利用履歴情報に対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの内、該利用履歴情報に対応する前記ユーザ識別情報を受け付けた時刻を含む前記利用時間帯に利用された前記アプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記利用履歴情報は、対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの、対応する前記ユーザ識別情報によって識別されるユーザによる一日における利用順を含み、
    前記第1の特定ステップは、
    取得した前記利用履歴情報に対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの内、該利用履歴情報に対応する前記ユーザ識別情報の受付日における該ユーザ識別情報の受付回数に応じた前記利用順に対応する前記アプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項8または請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 前記利用履歴情報は、対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの利用回数を含み、
    前記第1の特定ステップは、
    取得した前記利用履歴情報に対応する前記アプリケーション識別情報によって識別される前記アプリケーションの内、該利用履歴情報に含まれる前記利用回数の最も大きい前記アプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項8〜請求項10の何れか1項に記載の情報処理方法。
  12. 前記第1の特定ステップは、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報が前記記憶部に記憶されていない場合、
    前記履歴情報に含まれる前記利用回数の合計値の最も大きい前記アプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記第1の特定ステップは、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報が前記記憶部に記憶されていない場合、
    受け付けた前記ユーザ識別情報によって識別されるユーザが利用権限を有するアプリケーションを、利用対象の前記アプリケーションとして特定する、
    請求項8〜請求項12の何れか1項に記載の情報処理方法。
  14. ユーザ識別情報と、本体部に搭載された複数の機能の各々で用いるハードウェアリソースを制御するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、前記アプリケーションの利用履歴情報と、を対応づけた履歴情報を記憶する記憶部を備えたコンピュータに、
    前記アプリケーションを利用する前記ユーザ識別情報を受け付けるステップと、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報を取得するステップと、
    取得した前記利用履歴情報に基づいて、利用対象の前記アプリケーションを特定するステップと、
    特定した前記アプリケーションによって制御される前記ハードウェアリソースを特定するステップと、
    特定した前記ハードウェアリソースを起動するステップと、
    を実行させる情報処理プログラム。
  15. ユーザ識別情報と、本体部に搭載された複数の機能の各々で用いるハードウェアリソースを制御するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、前記アプリケーションの利用履歴情報と、を対応づけた履歴情報を記憶する記憶部を備えたコンピュータに、
    前記アプリケーションを利用する前記ユーザ識別情報を受け付けるステップと、
    受付けた前記ユーザ識別情報に対応する前記利用履歴情報を取得するステップと、
    取得した前記利用履歴情報に基づいて、利用対象の前記アプリケーションを特定するステップと、
    特定した前記アプリケーションによって制御される前記ハードウェアリソースを特定するステップと、
    特定した前記ハードウェアリソースを起動するステップと、
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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