JP2017122963A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションをインストールする指示を行った後のユーザの認証状態に関わらず、該ユーザに対応する画面に該アプリケーションの機能を呼び出す呼出画像を配置する。【解決手段】対応情報記憶部111は、ユーザごとに呼出画像の位置を示す第1の配置情報を記憶する。第1の表示制御部131は、認証されたユーザに対応付けられた第1の配置情報に基づいて呼出画像を配置した画面を表示部に表示する。第1の取得部115は、ユーザの操作に応じてアプリケーション一覧を取得し、第2の表示制御部132に表示する。第2の取得部116は、該ユーザに対応付けられた第1の配置情報を取得する。第3の取得部120は、インストール部117によってユーザの選択したアプリケーションに含まれる、呼出画像の予め定められた位置を示す第2の配置情報を取得する。更新部121は、第2の配置情報を第1の配置情報に追加して、第1の配置情報を更新する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システムに関する。
従来、スマートデバイス等の端末にアプリケーションをインストールしたタイミングで、端末のホーム画面上に、該アプリケーションの機能を呼び出すためのアイコンを表示する手法が知られている。また、MFPのような共有端末において、ログイン中のユーザ毎にホーム画面上のアイコンの配置を示す情報を登録しておき、ログインまたはログアウトが行なわれたタイミングでホーム画面上のアイコンの配置を切り替える手法も知られている。
例えば特許文献1には、ブラウザからインストール指示を行なうことで、アプリケーションをインストールし、ブラウザ上に該アプリケーションを起動するためのアイコンを表示する技術が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、例えばアプリケーションのインストール中に該アプリケーションのインストールを指示したユーザがログアウトした場合、該ユーザに対応するホーム画面には、ログアウトする前のインストール指示は反映されない。すなわち、その後に該ユーザがログインし直しても、該ユーザに対応するホーム画面には、該ユーザがインストールを指示したアプリケーションを起動するためのアイコンが表示されない。
したがって、従来においては、アプリケーションをインストールする指示を行った後のユーザの認証状態に関わらず、該ユーザに対応する画面(ホーム画面)に該アプリケーションの機能を呼び出すための呼出画像を配置する仕組みは存在しなかった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1以上のサーバを含むサーバシステムと通信可能な情報処理装置であって、1以上のユーザごとに、アプリケーションの機能を呼び出すための呼出画像の位置を示す第1の配置情報を対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部と、ユーザが前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証部と、前記認証部により認証されたユーザに対応付けられた前記第1の配置情報に基づいて前記呼出画像を配置した画面を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御部と、前記認証部により認証されたユーザの操作に応じて、1以上のアプリケーションごとに、該アプリケーションをインストールすることを指示するための表示情報が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する第1の取得部と、前記第1の取得部により取得された前記アプリケーション一覧画面を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御部と、前記認証部により認証されたユーザによって何れかの前記表示情報が押下された場合、該ユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を前記対応情報記憶部から取得する第2の取得部と、前記認証部により認証されたユーザによって押下された前記表示情報に対応するインストール命令で識別されるアプリケーションを前記サーバシステムに要求し、前記サーバシステムから該アプリケーションを受信するインストール部と、前記インストール部によって受信されたアプリケーションに含まれる、該アプリケーションに対応する前記呼出画像の予め定められた位置を示す第2の配置情報を取得する第3の取得部と、前記第3の取得部により取得された前記第2の配置情報を、前記第2の取得部により取得された前記第1の配置情報に追加して、前記表示情報を押下したユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を更新する更新部と、を備える。
本発明によれば、アプリケーションをインストールする指示を行った後のユーザの認証状態に関わらず、該ユーザに対応する画面に該アプリケーションの機能を呼び出すための呼出画像を配置することができる。
図1は、情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、MFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。 図4は、MFPが有する機能の一例を示すブロック図である。 図5は、対応情報の一例を示す図である。 図6は、ホーム画面の一例を示す図である。 図7は、アプリケーション一覧画面の一例を示す図である。 図8は、インストール命令の一例を示す図である。 図9は、アプリマーケットサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図10は、アプリマーケットサーバが有する機能の一例を示す図である。 図11は、アプリケーションサーバが有する機能の一例を示す図である。 図12は、判定用対応情報の一例を示す図である。 図13は、アプリケーション情報の一例を示す図である。 図14は、マニフェストファイルの一例を示す図である。 図15は、インストール情報の一例を示す図である。 図16は、ファームウェア配信サーバが有する機能の一例を示す図である。 図17は、更新部の具体的な動作の一例を説明するための図である。 図18は、実施形態の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図19は、変形例の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システムの実施形態を詳細に説明する。以下では、本発明に係る情報処理装置の一例として、画像形成装置の一態様である複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。なお、複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能、ファクス機能などの複数の異なる機能を有する装置である。
図1は、本実施形態の情報処理システム100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム100は、MFP1と、サーバシステム2とを備え、これらはインターネットなどのネットワーク8を介して相互に接続される。
図1の例では、サーバシステム2は、アプリマーケットサーバ3と、アプリケーションサーバ4と、ファームウェア配信サーバ5とを含む。アプリマーケットサーバ3は、MFP1からの要求に応じて、1以上のアプリケーションごとに、当該アプリケーションをMFP1にインストールすることを指示するための表示情報が対応付けられたアプリケーション一覧画面を、MFP1に送信する。より具体的な内容については後述する。この例では、アプリマーケットサーバ3からアプリケーション一覧画面を取得してMFP1に表示する機能を提供するアプリケーション(以下、「アプリマーケットアプリ」と称する場合がある)や、アプリケーション一覧画面に表示されたアプリケーションのうちユーザによって選択されたアプリケーションをMFP1にインストールする制御を行う機能を提供するソフトウェア(以下、「インストーラ」と称する場合がある)などのソフトウェアが、予めMFP1にインストールされている。なお、アプリマーケットアプリの機能は、Webブラウザの機能を提供するためのアプリケーション(ブラウザアプリ)を利用して実現されるため、「ブラウザアプリ」と総称する場合がある。MFP1の具体的な内容については後述する。
アプリケーションサーバ4は、MFP1からの要求に応じて、対象となるアプリケーションを該MFP1で利用できるか否かを判定する妥当性判定(詳しくは後述)を行う。また、アプリケーションサーバ4は、アプリケーション一覧画面で表示されているアプリケーションを保持し、MFP1からの要求に応じて、対象となるアプリケーションを該MFP1へ送信する。ファームウェア配信サーバ5は、MFP1からの要求に応じて、MFP1の動作を制御するファームウェアを該MFP1へ送信する。より具体的な内容については後述する。
次に、図2を用いて、MFP1のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図3は、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図3に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源への動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201にも提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。例えばサービス層102のインタフェース機能は、WebAPIで提供される。操作部20と本体10は、通信路30をネットワークとして通信することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム(OS))である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。この例では、アプリ層201のアプリには、ブラウザアプリなどが含まれる。また、本実施形態では、サービス層202のソフトウェアには、インストーラなどが含まれる。ここでは、アプリ層201の各アプリケーション(図3の例では、アプリケーション1、アプリケーション2)は、インストーラと通信することができる。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP1において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20への電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、MFP1が有する機能について説明する。図4は、MFP1が有する機能の一例を示す図である。図4に示すように、操作部20は、対応情報記憶部111と、設定管理部112と、表示制御部113と、認証部114と、第1の取得部115と、第2の取得部116と、インストール部117と、アプリケーション情報格納部118と、インストール情報格納部119と、第3の取得部120と、更新部121とを有する。また、本体10は、ファームウェア情報管理部150を有する。説明の便宜上、図4では、本実施形態に関する機能を主に例示しているが、MFP1が有する機能は、これらに限られるものではない。
対応情報記憶部111は、1以上のユーザごとに、アプリケーションの機能を呼び出すための呼出画像の位置を示す第1の配置情報を対応付けた対応情報を記憶する。この例では、呼出画像はアイコンである。図5は、対応情報の一例を示す図であり、複数のユーザごとに、該ユーザに対応する画面(ホーム画面)上における複数のアイコンと1対1に対応する複数の第1の配置情報が対応付けられている。
設定管理部112は、ログインした(認証された)ユーザごとに、ホーム画面(初期画面)を切り替えて表示するか、共通のホーム画面を表示するかを設定する。例えば設定管理部112は、ユーザの操作に応じて、上記設定を切り替えることもできる。説明の便宜上、以下では、ログインしたユーザごとにホーム画面を切り替えて表示する設定になっていることを前提として説明する。
表示制御部113は、各種の画面を操作パネル27(表示部)に表示する制御を行う。例えば表示制御部113は、ユーザがMFP1を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報の入力を促すログイン画面を操作パネル27に表示する制御を行うこともできる。この例では、第1のユーザ情報は、ユーザIDとパスワードの組み合わせで構成され得るが、これに限られるものではない。また、本実施形態の表示制御部113は、第1の表示制御部131と、第2の表示制御部132とを有する。
第1の表示制御部131は、後述の認証部114により認証されたユーザに対応付けられた第1の配置情報に基づいてアイコン(呼出画像)を配置した画面を操作パネル27に表示する制御を行う。この例では、第1の表示制御部131は、後述の認証部114から、認証したユーザを示す情報(ユーザ情報)とともに該ユーザを認証した旨の通知を受けた場合、対応情報記憶部111に記憶された対応情報を参照して、該ユーザに対応付けられた第1の配置情報に基づいてアイコンを配置したホーム画面(該ユーザに対応するホーム画面)を操作パネル27に表示する制御を行うことができる。図6は、あるユーザに対応するホーム画面の一例を示す図である。ホーム画面には、MFP1にインストール済みの複数のアプリケーションと1対1に対応する複数のアイコンの他、アプリマーケットアプリを起動するためのアイコン6も表示されている。一方、第1の表示制御部131は、後述の認証部114からユーザを認証しない旨の通知を受けた場合はホーム画面を操作パネル27に表示する制御は行わず、例えば認証に失敗した旨の画面を操作パネル27に表示する制御を行うこともできる。
第2の表示制御部132は、後述の第1の取得部115により取得されたアプリケーション一覧画面を操作パネル27に表示する制御を行う。アプリケーション一覧画面の具体例については後述する。
図4の説明を続ける。認証部114は、ユーザがMFP1を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、第1のユーザ情報と、MFP1を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して認証処理を実行する。この例では、認証部114は、上述のログイン画面から第1のユーザ情報を受け付けた場合、該第1のユーザ情報と、MFP1を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報(予めMFP1内に登録されている)とを比較して認証処理を実行する。ここでは、認証処理は、第1のユーザ情報と、第2のユーザ情報とが一致する場合は、第1のユーザ情報を入力したユーザは、MFP1を使用する権限を有すると判断し、第1のユーザ情報と第2のユーザ情報とが一致しない場合は、第1のユーザ情報を入力したユーザは、MFP1を使用する権限を有していないと判断する処理である。
第1の取得部115は、認証部114により認証されたユーザの操作に応じて、1以上のアプリケーションごとに、該アプリケーションをインストールする命令を示すインストール命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する。本実施形態では、ログインしたユーザがホーム画面上のアイコン6をタッチすると、第1の取得部115は、アプリマーケットサーバ3に、アプリケーション一覧画面を要求するアプリケーション一覧画面要求を送信する。そして、第1の取得部115は、アプリケーション一覧画面要求の応答として、アプリマーケットサーバ3からアプリケーション一覧画面を取得する。そして、上述したように、第2の表示制御部132は、第1の取得部115により取得されたアプリケーション一覧画面を操作パネル27に表示する制御を行う。
図7は、アプリケーション一覧画面の一例を示す図である。図7の例では、アプリケーション一覧画面は、複数のアプリケーションごとに、当該アプリケーションの内容を説明する説明情報と、当該アプリケーションをインストールすることを指示するためのボタン7(表示情報の一例、以下、「インストールボタン7」と称する)とが表示される。この例では、インストーラにアプリケーションをインストールする命令(以下、「インストール命令」と称する)が、URIの形式(例えばURLの形式でもよい)で、当該アプリケーションに対応するインストールボタン7に貼り付けられている。
図8は、「49354」というアプリIDで識別されるアプリケーションに対応するインストールボタン7に貼り付けられるインストール命令の一例を示す図であり、「49354」というアプリIDで識別されるアプリケーションをインストールする命令を表している。
ここで、アプリマーケットサーバ3の構成を説明する。図9は、アプリマーケットサーバ3のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、アプリケーションサーバ4、ファームウェア配信サーバ5のハードウェア構成も図9の構成と同様である。
図9に示すように、アプリマーケットサーバ3は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、通信I/F304と、入力装置305と、表示装置306とを備える。CPU301は、アプリマーケットサーバ3の動作を統括的に制御する。ROM302は、プログラム等の各種のデータを記憶する不揮発性のメモリである。RAM303は、CPU301が実行する各種の処理の作業領域(ワークエリア)として機能する揮発性のメモリである。通信I/F304は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。入力装置305は、ユーザによる操作の入力に用いられるデバイスであり、例えばマウスやキーボードなどで構成される。表示装置306は各種の情報を表示するデバイスであり、例えば液晶型ディスプレイ装置などで構成される。
図10は、アプリマーケットサーバ3が有する機能の一例について説明する。図10に示すように、アプリマーケットサーバ3は、アプリケーション一覧画面保持部311と、アプリケーション一覧画面送信部312とを有する。説明の便宜上、図10では、本実施形態に関する機能を主に例示しているが、アプリマーケットサーバ3が有する機能は、これらに限られるものではない。
アプリケーション一覧画面保持部311は、上述のアプリケーション一覧画面を保持する。アプリケーション一覧画面送信部312は、MFP1から上述のアプリケーション一覧画面要求を受信すると、その応答として、アプリケーション一覧画面保持部311に保持されているアプリケーション一覧画面をMFP1に送信する。
本実施形態では、上述のアプリマーケットサーバ3が有する機能(アプリケーション一覧画面送信部312等)は、CPU301がROM302等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上述のアプリマーケットサーバ3が有する機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現されてもよい。また、上述のアプリケーション一覧画面保持部311は、例えばROM302等により実現される。
図4に戻ってMFP1が有する機能の説明を続ける。第2の取得部116は、認証部114により認証されたユーザによって何れかのインストールボタン7(表示情報)が押下された場合、該ユーザに対応付けられた第1の配置情報を対応情報記憶部111から取得する。この例では、第2の取得部116は、アプリケーション一覧画面に表示された何れかのインストールボタン7の押下を受け付けた場合、認証部114にログイン中のユーザ(現在認証されているユーザ)を問い合わせて、ログイン中のユーザを示す情報(ユーザ情報)を受け取る。そして、第2の取得部116は、対応情報記憶部111に記憶された対応情報を参照して、認証部114から通知されたユーザ(インストールボタン7を押下したログイン中のユーザ)に対応付けられた第1の配置情報を取得する。本実施形態では、ブラウザアプリは、アプリケーション一覧画面に表示された複数のアプリケーションのうちの何れかのアプリケーションに対応するインストールボタン7の押下を受け付けると、そのインストールボタン7に貼り付けられたインストール命令を、操作部20のOSに通知する。操作部20のOSは、通知されたインストール命令を確認し、操作部20の各アプリケーションに、当該インストール命令をブロードキャストする。そして、インストーラが、このブロードキャストされたインストール命令に反応し、認証部114にログイン中のユーザ(現在認証されているユーザ)を問い合わせて、ログイン中のユーザを示す情報を受け取り、対応情報記憶部111に記憶された対応情報を参照して、認証部114から通知されたユーザに対応付けられた第1の配置情報を取得する(第2の取得部116の機能)。
インストール部117は、認証部114により認証されたユーザによって押下されたインストールボタン7に対応するインストール命令で識別されるアプリケーションをアプリケーションサーバ4(サーバシステム2)に要求し、アプリケーションサーバ4から該アプリケーションを受信する。図4の例では、インストール部117は、判定要求送信部141と、判定結果受信部142と、命令実行部143と、更新制御部144とを含む。なお、本実施形態では、インストール部117の機能、および、上述の第2の取得部116の機能は、インストーラにより提供される。
判定要求送信部141は、アプリケーション一覧画面に含まれる何れかのインストールボタン7が押下された場合、該押下されたインストールボタン7に対応するアプリケーションを識別するアプリID(アプリケーション識別情報の一例)を含み、かつ、該アプリケーションをMFP1で利用できるか否かを判定する妥当性判定を要求する判定要求を、サーバシステム2(この例ではアプリケーションサーバ4)へ送信する。本実施形態では、インストーラは、選択されたインストールボタン7に対応するインストール命令を実行する前に、インストール対象のアプリケーション(該インストール命令に対応するアプリケーション)をMFP1で利用できるか否かを判定する妥当性判定を要求する判定要求を、アプリケーションサーバ4へ送信する(判定要求送信部141の機能)。
この例では、上述の判定要求は、選択されたインストール命令に対応するアプリケーション(インストール対象のアプリケーション)を識別するアプリIDと、該アプリケーションを利用するために必要な機能を提供するためのモジュールを識別するモジュール識別情報と、MFP1に搭載された該モジュールのバージョン値を示すバージョン情報と、を含む。モジュールとは、特定の機能を提供するためのソフトウェアの単位を表す。また、バージョン値は、対応するモジュールの属性を示すとともに該モジュールが変更を重ねるたびに大きな値を示す。
本実施形態における判定要求は、インストール対象のアプリケーションのアプリIDと、MFP1に搭載された複数のモジュールと1対1に対応する複数のモジュールID(モジュール識別情報の一例)ごとに、該モジュールIDで識別されるモジュールのバージョン値を示すバージョン情報を対応付けたモジュール情報とを含んでいる。ただし、判定要求の形態は、これに限られるものではない。例えば判定要求は、選択されたインストール命令に対応するアプリケーションのアプリID(この例ではインストール命令に含まれているアプリID)と、該アプリIDで識別されるアプリケーションを利用するために必要な機能を提供するためのモジュールを識別するモジュールIDと、MFP1に搭載された、該モジュールIDで識別されるモジュールのバージョン値を示すバージョン情報と、を含む一方、該アプリIDで識別されるアプリケーションを利用するために必要としないモジュールを識別するモジュールIDやそのバージョン値を示すバージョン情報を含まない形態であってもよい。
ここで、アプリケーションサーバ4の構成を説明する。図11は、アプリケーションサーバ4が有する機能の一例を示す図である。図11に示すように、アプリケーションサーバ4は、判定用対応情報記憶部411と、判定要求受信部412と、判定部413と、判定結果送信部414と、アプリケーション保持部415と、アプリケーション送信部416とを有する。説明の便宜上、図11では、本実施形態に関する機能を主に例示しているが、アプリケーションサーバ4が有する機能は、これらに限られるものではない。
判定用対応情報記憶部411は、判定用対応情報を記憶する。判定用対応情報は、複数のアプリケーションと1対1に対応する複数のアプリケーション識別情報(この例ではアプリID)ごとに、該アプリケーション識別情報で識別されるアプリケーションを利用するために必要な機能を提供するためのモジュールを識別するモジュール識別情報(この例ではモジュールID)と、該モジュール識別情報で識別されるモジュールの最低限のバージョン値(対応するアプリケーションを利用するために必要な最低限のバージョン値)を示す下限バージョン情報と、を対応付けた情報である。図12は、判定用対応情報の一例を示す図である。
図11の説明を続ける。判定要求受信部412は、MFP1から上述の判定要求を受信する。判定部413は、判定要求受信部412により上述の判定要求を受信された場合、妥当性判定を行う。
より具体的には、判定部413は、MFP1から上述の判定要求を受信した場合、上述の判定用対応情報に含まれる複数のアプリIDのうち、上述の判定要求に含まれるアプリIDと一致するアプリIDを特定する。そして、上述の判定用対応情報において、その特定したアプリIDに対応付けられたモジュールIDを特定し、上述の判定要求に含まれる上述のモジュール情報(MFP1に搭載された複数のモジュールと1対1に対応する複数のモジュールIDごとにバージョン情報を対応付けた情報)に含まれる複数のモジュールIDの中から、その特定したモジュールIDと一致するモジュールIDを選択(説明の便宜上、この選択したモジュールIDを「選択モジュールID」と称する)するとともに、モジュール情報において該選択モジュールIDに対応付けられたバージョン情報を選択する(説明の便宜上、この選択したバージョン情報を「選択バージョン情報」と称する)。
そして、上述の判定用対応情報に含まれるアプリIDとモジュールIDの組み合わせのうち、上述の判定要求に含まれるアプリIDと、上述の選択モジュールIDとの組み合わせと一致する組み合わせを特定し、その特定した組み合わせに対応付けられた下限バージョン情報が示すバージョン値が、上述の選択バージョン情報が示すバージョン値よりも大きい場合、上述の判定要求に含まれるアプリIDで識別されるアプリケーションはMFP1で利用できないと判定する。一方、下限バージョン情報が示すバージョン値が、上述の選択バージョン情報が示すバージョン値以下の場合は、上述の判定要求に含まれるアプリIDで識別されるアプリケーションはMFP1で利用できると判定する。
図11の説明を続ける。判定結果送信部414は、上述の妥当性判定の結果を示す判定結果をMFP1へ送信する。アプリケーション保持部415は、複数のアプリケーションを保持する。アプリケーション送信部416は、MFP1からの要求に応じて、アプリケーション保持部415に保持された複数のアプリケーションのうちの何れかのアプリケーションをMFP1へ送信する。以上が、アプリケーションサーバ4の構成である。
本実施形態では、上述のアプリケーションサーバ4が有する機能(判定要求受信部412、判定部413、判定結果送信部414、アプリケーション送信部416等)は、CPU301がROM302等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上述のアプリケーションサーバ4が有する機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現されてもよい。また、上述の判定用対応情報記憶部411や上述のアプリケーション保持部415は、例えばROM302等により実現される。
図4に戻ってMFP1が有するインストール部117の機能の詳細説明を続ける。判定結果受信部142は、上述の判定要求の応答として、上述の妥当性判定の結果を示す判定結果をアプリケーションサーバ4から受信する。
命令実行部143は、判定結果受信部142により受信された判定結果が、判定要求に含まれるアプリIDで識別されるアプリケーションはMFP1で利用できることを示す場合、該アプリケーションに対応するインストール命令を実行する。例えばインストール命令が図8の態様であった場合、命令実行部143は、アプリケーションサーバ4に、「49354」というアプリIDで識別されるアプリケーションを要求するアプリケーション要求を送信する。そして、アプリケーション要求の応答として、アプリケーションサーバ4からアプリケーションを受信する。そして、その受信したアプリケーションをアプリケーション情報格納部118に格納するとともに該アプリケーションをMFP1にインストールする制御を行う。なお、アプリケーション情報格納部118は、例えば、MFP1内のフラッシュメモリ24等により実現可能である。
この例では、アプリケーションサーバ4からダウンロードされるアプリケーションは、該アプリケーションに対応するアイコンの予め定められた位置(デフォルト位置)を示す第2の配置情報を含んでいる。より具体的には、図13に示すように、アプリケーションは、オブジェクト本体と、マニフェストファイルとを含む情報(以下、「アプリケーション情報」と称する)から構成されている。マニフェストファイルには、アプリケーションの機能を呼び出すためのアイコンのホーム画面上のデフォルト位置を示す第2の配置情報が記載されている。図14の例では、第2の配置情報として、アイコンが配置されるページ番号と、座標情報とが記載されているが、これに限られるものではない。
この例では、インストール部117(命令実行部143)は、アプリケーションのインストールが完了するたびに、その旨を示す情報(インストール完了通知)を後述の第3の取得部120へ送信する。この例では、インストール完了通知には、インストールが完了したアプリケーションを特定可能な情報(例えばパッケージ名やアプリ名等)が含まれている。
インストール部117の機能の詳細説明を続ける。更新制御部144は、上述の判定要求の応答として判定結果受信部142により受信された判定結果が、判定要求に含まれるアプリIDで識別されるアプリケーションはMFP1で利用できないことを示す場合、MFP1の動作を制御するファームウェアを更新するための制御を行う。この例では、更新制御部144は、上述の判定要求の応答として判定結果受信部142により受信された判定結果が、判定要求に含まれるアプリIDで識別されるアプリケーションはMFP1で利用できないことを示す場合、該アプリケーションのインストールに必要なインストール情報(この例では該アプリケーションのアプリIDと、ログイン中のユーザを示す情報とを少なくとも含む情報)をインストール情報格納部119に書き込んでおく。図15は、インストール情報の一例を示す図である。
そして、更新制御部144は、最新版のファームウェアを示す第1のファームウェアをMFP1にインストールするための制御を行う。ここでは、第1のファームウェアは、操作部20の動作を制御する操作部用ファームウェアの最新版を示す第2のファームウェアと、本体10の動作を制御する本体用ファームウェアの最新版を示す第3のファームウェアとから構成される。
更新制御部144は、本体10のファームウェア情報管理部150に、第2のファームウェアと第3のファームウェアとが一体化されたパッケージ(つまり、操作部用ファームウェアの最新版と、本体用ファームウェアの最新版とが一体化されたパッケージ、以下の説明では「最新版のパッケージ」と称する場合がある)の取得を指示する。この指示を受けたファームウェア情報管理部150は、最新版のパッケージを要求するパッケージ要求をファームウェア配信サーバ5に送信し、その応答として、最新版のパッケージをファームウェア配信サーバ5から取得する。そして、ファームウェア情報管理部150は、ファームウェア配信サーバ5から取得した最新版のパッケージを、第2のファームウェアと第3のファームウェアに分解する。そして、ファームウェア情報管理部150は、第3のファームウェアを本体10にインストールする制御を行うとともに、更新制御部144に第2のファームウェアのインストールを指示する。この指示を受けた更新制御部144は、第2のファームウェアを操作部20にインストールする制御を行う。以上のようにしてMFP1のファームウェアの更新(インストール)が完了する。ファームウェアの更新完了後、インストール部117(命令実行部143)は、インストール情報格納部119からインストール情報を読み込み、読み込んだインストール情報に対応するアプリケーションをMFP1にインストールする制御を行う。
ここで、ファームウェア配信サーバ5の構成を説明する。図16は、ファームウェア配信サーバ5が有する機能の一例について説明する。図16に示すように、ファームウェア配信サーバ5は、パッケージ保持部511と、パッケージ送信部512とを有する。説明の便宜上、図16では、本実施形態に関する機能を主に例示しているが、ファームウェア配信サーバ5が有する機能は、これらに限られるものではない。
パッケージ保持部511は、最新版のパッケージを保持する。パッケージ送信部512は、MFP1から上述のパッケージ要求を受信すると、その応答として、パッケージ保持部511に保持されている最新版のパッケージをMFP1に送信する。
図4に戻ってMFP1が有する機能の説明を続ける。第3の取得部120は、インストール部117によって受信されたアプリケーションに含まれる、該アプリケーションに対応する呼出画像(この例ではアイコン)の予め定められた位置を示す第2の配置情報を取得する。この例では、第3の取得部120は、インストール部117から上述のインストール完了通知を受信すると、対応するアプリケーション情報をアプリケーション情報格納部118から読み出し、その読み出したアプリケーション情報に含まれるマニフェストファイルに記載された第2の配置情報を取得する。
更新部121は、第3の取得部120により取得された第2の配置情報を、第2の取得部116により取得された第1の配置情報に追加して、インストールボタン7を押下したユーザ(インストール命令を選択する操作を行ったユーザであると考えてもよい)に対応付けられた第1の配置情報を更新する。そして、更新した第1の配置情報を対応情報記憶部111に書き込む。本実施形態の更新部121は、第3の取得部120により取得された第2の配置情報が示す位置が、第2の取得部116により取得された第1の配置情報が示す位置と同じである場合は、第3の取得部120により取得された第2の配置情報が示す位置を画面上の空いている位置に変更する。これにより、既にインストール済みのアプリケーションのアイコンと、新たにインストールされたアプリケーションのアイコンとをホーム画面上に共存させることができる。
例えば第2の取得部116により、3つのアプリケーション(アプリA、アプリB、アプリC)と1対1に対応する3つの第1の配置情報が取得され、第3の取得部120により、アプリDに対応する第2の配置情報が取得された場合を想定する。以下の説明では、アプリAに対応する第1の配置情報が示す位置をA、アプリBに対応する第1の配置情報が示す位置をB、アプリCに対応する第1の配置情報が示す位置をC、アプリDに対応する第2の配置情報が示す位置をDと表す。例えば各配置情報が示す位置の関係が図17(A)のような場合(説明の便宜上、図17において点線で囲まれた領域はアイコンが配置される領域を表す)、更新部121は、アプリDに対応する第2の配置情報を、インストールボタン7を押下したユーザに対応付けられた第1の配置情報として追加する。したがって、該ユーザに対応付けられた第1の配置情報は、位置Aを示す情報、位置Bを示す情報、位置Cを示す情報、および、位置Dを示す情報の4つに更新される。
また、例えば図17(B)に示すように、アプリCに対応する第1の配置情報と、アプリDに対応する第2の配置情報とが同じである場合(位置Cと位置Dとが同じ場合)、図17(C)に示すように、更新部121は、アプリDに対応する第2の配置情報が示す位置Dを、画面上の空いている位置D’(この例では、アプリCに対応する第1の配置情報が示す位置の直下の位置)に変更し、変更後の位置D’を示す情報を、インストールボタン7を押下したユーザに対応付けられた第1の配置情報として追加する。したがって、該ユーザに対応付けられた第1の配置情報は、位置Aを示す情報、位置Bを示す情報、位置Cを示す情報、および、位置D’を示す情報の4つに更新される。
図18は、本実施形態の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。この例では、ユーザAがログイン中であり、アプリケーション一覧画面が操作パネル27に表示されている状態であることを前提とする。ユーザAが、アプリケーション一覧画面上の何れかのアプリケーションのインストールボタン7を押下すると(ステップS1)、上述したように、インストールボタン7に貼り付けられたインストール命令がインストーラに通知される(ステップS2)。
インストーラは、認証部114に、現在ログイン中のユーザを問い合わせ(ステップS3)、その応答として、現在ログイン中のユーザを示すユーザ情報を取得する(ステップS4)。そして、対応情報記憶部111から、ステップS4で取得したユーザ情報に対応付けられた第1の配置情報を読み込む(ステップS5)。また、インストーラは、アプリケーションサーバ4に、上述の判定要求を送信する(ステップS6)。
判定要求を受信したアプリケーションサーバ4は、上述の妥当性判定を行い(ステップS7)、判定結果をMFP1へ送信する(ステップS8)。説明の便宜上、以下では判定結果が肯定である場合を例に挙げて説明する。次に、インストーラは、アプリケーションサーバ4に、上述のアプリケーション要求を送信し(ステップS9)、その応答として、アプリケーションサーバ4からアプリケーション(アプリケーション情報)を取得する(ステップS10)。そして、インストーラは、ステップS10で取得したアプリケーション情報をアプリケーション情報格納部118に格納し(ステップS11)、インストールを行う(ステップS12)。図18の例では、ステップS12のインストール実行中に、ユーザAは、認証された状態を破棄する(認証されていない状態に戻す)ログアウトを指示する(ステップS13)。この指示を受けた認証部114は、ユーザAが認証された状態を破棄するログアウト処理を行う(ステップS14)。この例では、インストール部117は、インストールボタン7を押下したユーザAが認証された状態を破棄するログアウト処理が行われた後も、該選択されたインストール命令の実行を継続する。
その後、インストールが完了すると、インストーラは、インストール完了通知を第3の取得部120へ送信する(ステップS15)。第3の取得部120は、アプリケーション情報格納部118から、インストール完了通知に対応するアプリケーション情報を読み出し(ステップS16)、読み出したアプリケーション情報に含まれるマニフェストファイルに記載された第2の配置情報を取得する。そして、その取得した第2の配置情報を更新部121へ送信する(ステップS17)。第3の取得部120から第2の配置情報を取得した更新部121は、インストーラに、インストールボタン7を押下したユーザに対応付けられた第1の配置情報(ステップS5で読み込まれた第1の配置情報に相当)を要求し(ステップS18)、その応答として、インストールボタンを押下したユーザを示すユーザ情報と、該ユーザに対応付けられた第1の配置情報とを取得する(ステップS19)。次に、更新部121は、第3の取得部120から取得した第2の配置情報を、ステップS19で取得した第1の配置情報に追加して、ステップS19で取得したユーザ情報に対応付けられた第1の配置情報を更新する(ステップS20)。そして、更新した第1の配置情報を、対応情報記憶部111に書き込む(ステップS21)。
以上に説明したように、本実施形態では、インストール命令の実行によってインストールされたアプリケーションの機能を呼び出すためのアイコンの予め定められた位置を示す第2の配置情報を、該アプリケーションのインストールを指示したユーザ(この例ではインストールボタン7を押下したユーザ)に対応付けられた第1の配置情報に追加して、該ユーザに対応付けられた第1の配置情報を更新する。したがって、アプリケーションのインストールを指示したユーザが、そのアプリケーションのインストール実行中にログアウトしても、その後に再ログインしたときに、ログアウトする前のインストール指示を反映したホーム画面を表示することができる。すなわち、本実施形態によれば、アプリケーションをインストールする指示を行った後のユーザの認証状態に関わらず、該ユーザに対応する画面(ホーム画面)に該アプリケーションの機能を呼び出すためのアイコンを配置することができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
なお、以上に説明したMFP1の各部の機能(設定管理部112、表示制御部113、認証部114、第1の取得部115、第2の取得部116、インストール部117、第3の取得部120、更新部121)は、CPU(11または21)が、記憶装置(例えばROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記MFP1の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、上述の対応情報記憶部111、アプリケーション情報格納部118、インストール情報格納部119は、例えばフラッシュメモリ24等の記憶装置により実現可能である。
以下、変形例を記載する。
(実施形態の変形例1)
例えば第1の表示制御部131(ブラウザアプリ)は、認証部114により認証された最新のユーザ(最新のログイン中のユーザ)と、インストールボタン7を押下したユーザとが同一の場合、更新部121により更新された第1の配置情報に基づいて呼出画像(アイコン)を配置した画面(ホーム画面)を表示部(操作パネル27)に表示する制御を行うこともできる。図19は、本変形例の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。ステップS31〜ステップ44の処理内容は、図18に示すステップS1〜ステップ14の処理内容と同様である。図19の例では、ユーザAがログアウトした後に、ユーザBがログインする点で図18と異なる。図19の例では、ステップS44の後、ユーザBは、上述の第1のユーザ情報(ユーザIDとパスワード)を入力する操作を行い(ステップS45)、認証部114は上述の認証処理を行う(ステップS46)。
説明の便宜上、以下では、ユーザBが認証されたことを前提として説明する。ステップS46の後、認証部114は、ブラウザアプリに、ユーザBを示すユーザ情報とともに該ユーザBを認証した旨を通知する(ステップS47)。ここでは、この通知(認証通知)を受けたブラウザアプリは、一定期間にわたって後述の更新完了通知を待つ。一定期間にわたって更新完了通知を受信しない場合は、ブラウザアプリは、対応情報記憶部111からユーザBに対応付けられた第1の配置情報を読み出し、読み出した第1の配置情報に基づいてアイコンを配置したホーム画面(ユーザBに対応するホーム画面)を操作パネル27に表示する制御を行うことができる。
ステップS48〜ステップS54の処理内容は、図18に示すステップS15〜ステップS21の処理内容と同様である。ステップS54の後、更新部121は、ブラウザアプリに更新完了通知を送信する(ステップS55)。更新完了通知を受けたブラウザアプリは、インストーラに、インストールボタン7を押下したユーザを問い合わせ(ステップS56)、その応答として、インストールボタン7を押下したユーザを示すユーザ情報を取得する(ステップS57)。
そして、ブラウザアプリは、ステップS57で取得したユーザ情報と、ステップS47の認証通知に含まれるユーザ情報とが一致するか否かを判断する(ステップS58)。
ステップS58の判断結果が否定の場合、ブラウザアプリは、対応情報記憶部111から、ステップS57で取得したユーザ情報に対応付けられた第1の配置情報を読み込む(ステップS59)。一方、ステップS58の判断結果が肯定の場合、ブラウザアプリは、対応情報記憶部111から、ステップS57で取得したユーザ情報に対応付けられた第1の配置情報を読み込む(ステップS59)。そして、ブラウザアプリは、ステップS59で読み込んだ第1の配置情報に基づいてアイコンを配置したホーム画面を操作パネル27に表示する制御を行う(ステップS60)。
本変形例によれば、認証部114により認証された最新のユーザと、インストールボタン7を押下したユーザとが同一の場合、該ユーザに対応する更新済みのホーム画面(該インストールボタン7に対応するインストール命令の実行によりインストールされたアプリケーションを呼び出すためのアイコンを新たに配置したホーム画面)を即時に表示するので、ログアウトせずにインストールの完了を待っていた該ユーザは、直ちにアプリケーションを利用することができる。
(実施形態の変形例2)
上述の実施形態では、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体10と操作部20が同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。また、例えば上述のアプリマーケットサーバ3と、アプリケーションサーバ4とを統合した1つのサーバが設けられる形態であってもよい。
以上に説明した実施形態および各変形例は任意に組み合わせることが可能である。
また、上述した実施形態の情報処理システム100(MFP1、アプリマーケットサーバ3、アプリケーションサーバ4、ファームウェア配信サーバ5等)で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 MFP
2 サーバシステム
3 アプリマーケットサーバ
4 アプリケーションサーバ
5 ファームウェア配信サーバ
8 ネットワーク
10 本体
20 操作部
100 情報処理システム
111 対応情報記憶部
112 設定管理部
113 表示制御部
114 認証部
115 第1の取得部
116 第2の取得部
117 インストール部
118 アプリケーション情報格納部
119 インストール情報格納部
120 第3の取得部
121 更新部
131 第1の表示制御部
132 第2の表示制御部
141 判定要求送信部
142 判定結果受信部
143 命令実行部
144 更新制御部
150 ファームウェア情報管理部
311 アプリケーション一覧画面保持部
312 アプリケーション一覧画面送信部
411 判定用対応情報記憶部
412 判定要求受信部
413 判定部
414 判定結果送信部
415 アプリケーション保持部
416 アプリケーション送信部
511 パッケージ保持部
512 パッケージ送信部
特開2001−337816号公報

Claims (11)

  1. 1以上のサーバを含むサーバシステムと通信可能な情報処理装置であって、
    1以上のユーザごとに、アプリケーションの機能を呼び出すための呼出画像の位置を示す第1の配置情報を対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部と、
    ユーザが前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証部と、
    前記認証部により認証されたユーザに対応付けられた前記第1の配置情報に基づいて前記呼出画像を配置した画面を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御部と、
    前記認証部により認証されたユーザの操作に応じて、1以上のアプリケーションごとに、該アプリケーションをインストールすることを指示するための表示情報が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する第1の取得部と、
    前記第1の取得部により取得された前記アプリケーション一覧画面を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御部と、
    前記認証部により認証されたユーザによって何れかの前記表示情報が押下された場合、該ユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を前記対応情報記憶部から取得する第2の取得部と、
    前記認証部により認証されたユーザによって押下された前記表示情報に対応するインストール命令で識別されるアプリケーションを前記サーバシステムに要求し、前記サーバシステムから該アプリケーションを受信するインストール部と、
    前記インストール部によって受信されたアプリケーションに含まれる、該アプリケーションに対応する前記呼出画像の予め定められた位置を示す第2の配置情報を取得する第3の取得部と、
    前記第3の取得部により取得された前記第2の配置情報を、前記第2の取得部により取得された前記第1の配置情報に追加して、前記表示情報を押下したユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を更新する更新部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記更新部は、
    前記第3の取得部により取得された前記第2の配置情報が示す位置が、前記第2の取得部により取得された前記第1の配置情報が示す位置と同じである場合は、前記第3の取得部により取得された前記第2の配置情報が示す位置を画面上の空いている位置に変更する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の表示制御部は、
    前記認証部により認証された最新のユーザと、前記表示情報を押下したユーザとが同一の場合、前記更新部により更新された前記第1の配置情報に基づいて前記呼出画像を配置した画面を前記表示部に表示する制御を行う、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記インストール部は、
    前記表示情報を押下したユーザが認証された状態を破棄するログアウト処理が行われた後も、該選択されたインストール命令の実行を継続する、
    請求項1乃至3のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記インストール部は、
    前記アプリケーション一覧画面に含まれる何れかの前記表示情報が押下された場合、該押下された前記表示情報に対応するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を含み、かつ、該アプリケーションを前記情報処理装置で利用できるか否かを判定する妥当性判定を要求する判定要求を、1以上のサーバを含むサーバシステムへ送信する判定要求送信部と、
    前記判定要求の応答として、前記妥当性判定の結果を示す判定結果を前記サーバシステムから受信する判定結果受信部と、
    前記判定結果受信部により受信された前記判定結果が、前記判定要求に含まれる前記アプリケーション識別情報で識別されるアプリケーションは前記情報処理装置で利用できることを示す場合、該アプリケーションに対応する前記インストール命令を実行する命令実行部と、を含む、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記インストール部は、
    前記判定結果受信部により受信された前記判定結果が、前記判定要求に含まれる前記アプリケーション識別情報で識別されるアプリケーションは前記情報処理装置で利用できないことを示す場合、前記情報処理装置の動作を制御するファームウェアを更新するための制御を行う更新制御部をさらに含む、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記更新制御部は、最新版のファームウェアを示す第1のファームウェアを前記情報処理装置にインストールするための制御を行う、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、操作を受け付ける操作部と、前記操作部で受け付けた前記操作に応じた動作を行う本体と、を備え、
    前記第1のファームウェアは、前記操作部の動作を制御する操作部用ファームウェアの最新版を示す第2のファームウェアと、前記本体の動作を制御する本体用ファームウェアの最新版を示す第3のファームウェアとから構成される、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. ユーザが情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証ステップと、
    1以上のユーザごとに、アプリケーションの機能を呼び出すための呼出画像の位置を示す第1の配置情報を対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部に記憶された前記対応情報のうち、前記認証ステップにより認証されたユーザに対応付けられた前記第1の配置情報に基づいて前記呼出画像を配置した画面を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御ステップと、
    前記認証ステップにより認証されたユーザの操作に応じて、1以上のアプリケーションごとに、該アプリケーションをインストールすることを指示するための表示情報が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する第1の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された前記アプリケーション一覧画面を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御ステップと、
    前記認証ステップにより認証されたユーザによって何れかの前記表示情報が押下された場合、該ユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を、前記対応情報を記憶する対応情報記憶部から取得する第2の取得ステップと、
    前記認証ステップにより認証されたユーザによって押下された前記表示情報に対応するインストール命令で識別されるアプリケーションを、1以上のサーバを含むサーバシステムに要求し、前記サーバシステムから該アプリケーションを受信するインストールステップと、
    前記インストールステップによって受信されたアプリケーションに含まれる、該アプリケーションに対応する前記呼出画像の予め定められた位置を示す第2の配置情報を取得する第3の取得ステップと、
    前記第3の取得ステップにより取得された前記第2の配置情報を、前記第2の取得ステップにより取得された前記第1の配置情報に追加して、前記表示情報を押下したユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を更新する更新ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  10. 情報処理装置に搭載されたコンピュータに、
    ユーザが前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証ステップと、
    1以上のユーザごとに、アプリケーションの機能を呼び出すための呼出画像の位置を示す第1の配置情報を対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部に記憶された前記対応情報のうち、前記認証ステップにより認証されたユーザに対応付けられた前記第1の配置情報に基づいて前記呼出画像を配置した画面を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御ステップと、
    前記認証ステップにより認証されたユーザの操作に応じて、1以上のアプリケーションごとに、該アプリケーションをインストールすることを指示するための表示情報が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する第1の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された前記アプリケーション一覧画面を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御ステップと、
    前記認証ステップにより認証されたユーザによって何れかの前記表示情報が押下された場合、該ユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を、前記対応情報を記憶する対応情報記憶部から取得する第2の取得ステップと、
    前記認証ステップにより認証されたユーザによって押下された前記表示情報に対応するインストール命令で識別されるアプリケーションを、1以上のサーバを含むサーバシステムに要求し、前記サーバシステムから該アプリケーションを受信するインストールステップと、
    前記インストールステップによって受信されたアプリケーションに含まれる、該アプリケーションに対応する前記呼出画像の予め定められた位置を示す第2の配置情報を取得する第3の取得ステップと、
    前記第3の取得ステップにより取得された前記第2の配置情報を、前記第2の取得ステップにより取得された前記第1の配置情報に追加して、前記表示情報を押下したユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を更新する更新ステップと、を実行させるためのプログラム。
  11. 情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して通信可能な1以上のサーバを含むサーバシステムと、を備える情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    1以上のユーザごとに、アプリケーションの機能を呼び出すための呼出画像の位置を示す第1の配置情報を対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部と、
    ユーザが前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証部と、
    前記認証部により認証されたユーザに対応付けられた前記第1の配置情報に基づいて前記呼出画像を配置した画面を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御部と、
    前記認証部により認証されたユーザの操作に応じて、1以上のアプリケーションごとに、該アプリケーションをインストールすることを指示するための表示情報が対応付けられたアプリケーション一覧画面を前記サーバシステムから取得する第1の取得部と、
    前記第1の取得部により取得された前記アプリケーション一覧画面を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御部と、
    前記認証部により認証されたユーザによって何れかの前記表示情報が押下された場合、該ユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を前記対応情報記憶部から取得する第2の取得部と、
    前記認証部により認証されたユーザによって押下された前記表示情報に対応するインストール命令で識別されるアプリケーションを前記サーバシステムに要求し、前記サーバシステムから該アプリケーションを受信するインストール部と、
    前記インストール部によって受信されたアプリケーションに含まれる、該アプリケーションに対応する前記呼出画像の予め定められた位置を示す第2の配置情報を取得する第3の取得部と、
    前記第3の取得部により取得された前記第2の配置情報を、前記第2の取得部により取得された前記第1の配置情報に追加して、前記表示情報を押下したユーザに対応付けられた前記第1の配置情報を更新する更新部と、を備え、
    前記サーバシステムは、
    前記アプリケーション一覧画面を保持するアプリケーション一覧画面保持部と、
    複数のアプリケーションを保持するアプリケーション保持部と、
    前記アプリケーション一覧画面を前記情報処理装置へ送信するアプリケーション一覧画面送信部と、
    前記情報処理装置からの前記要求に応じて、前記複数のアプリケーションのうちの何れかのアプリケーションを前記情報処理装置へ送信するアプリケーション送信部と、を備える、
    情報処理システム。
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