JP2016105266A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インストール画面を、ユーザに合わせて切り替えられるようにする。【解決手段】MFP1において、認証部112は、認証処理に用いられる第1のユーザ情報と、MFP1を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して認証処理を実行する。第1の記憶部113は、第2のユーザ情報ごとに、アプリケーションのインストール画面を識別するインストール画面情報を対応付けた第1の対応情報を記憶する。取得部115は、アプリケーションごとに、インストール画面を表示する命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得し、第1の表示部116に表示する。第2の表示部117は、アプリケーション一覧画面で、ユーザによって選択されたアプリケーションに対応付けられた命令に基づいて、該ユーザを識別する第2のユーザ情報に対応付けられたインストール画面情報で識別されるインストール画面を生成して表示する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
従来、Webサーバが提供するWebページから、アプリケーションをダウンロードし、インストールする仕組みが知られている。
例えば特許文献1には、MFPが、ソフトウェアを配信する配信サーバと連動して、ソフトウェアをダウンロードし、インストールする構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、アプリケーションをインストールする機器側でインストール画面を生成して表示することはできず、インストール画面をユーザに合わせて(ユーザに適した形態で)切り替えることはできないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、インストール画面をユーザに合わせて切り替えることが可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置であって、ユーザが前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証部と、前記第2のユーザ情報ごとに、アプリケーションをインストールするためのインストール画面を識別するインストール画面情報を対応付けた第1の対応情報を記憶する第1の記憶部と、アプリケーションごとに、前記インストール画面を表示する命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する取得部と、前記アプリケーション一覧画面を表示する第1の表示部と、前記アプリケーション一覧画面に表示されたアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションに対応付けられた前記命令に基づいて、該ユーザを識別する前記第2のユーザ情報に対応付けられた前記インストール画面情報で識別される前記インストール画面を生成して表示する第2の表示部と、を備える情報処理装置である。
本発明によれば、インストール画面を、ユーザに合わせて切り替えることができる。
図1は、情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、MFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態のMFPの機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、第1の対応情報の一例を示す図である。 図6は、操作画面の一例を示す図である。 図7は、アプリストアの一例を示す図である。 図8は、インストール命令の一例を示す図である。 図9は、インストール画面の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態の第2の対応情報の一例を示す図である。 図11は、Webサーバの機能構成の一例を示す図である。 図12は、第1の実施形態の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図13は、第2の実施形態のMFPの機能構成の一例を示す図である。 図14は、第2の実施形態の第2の対応情報の一例を示す図である。 図15は、報知画面の一例を示す図である。 図16は、第3の実施形態の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図17は、第4の実施形態のMFPが有する機能の一例を示す図である。 図18は、第3の対応情報の一例を示す図である。 図19は、第4の実施形態のインストール管理部が有する機能の一例を示す図である。 図20は、第4の実施形態のMFPの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図21は、変形例のインストール管理部が有する機能の一例を示す図である。 図22は、変形例のMFPの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図23は、変形例のインストール管理部が有する機能の一例を示す図である。 図24は、変形例のMFPの動作手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下では、本発明に係る情報処理装置の一例として、画像形成装置の一態様である複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。なお、複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能、ファクス機能などの複数の異なる機能を有する装置である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の情報処理システム100の概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム100は、MFP1と、Webサーバ2と、アプリケーションサーバ3とを備え、これらはネットワーク8を介して相互に接続される。なお、説明の便宜上、図1では、情報処理システム100に含まれる機器として1台のMFP1のみを例示しているが、これに限られるものではなく、情報処理システム100に含まれる機器の台数および種類は任意である。
Webサーバ2は、アプリケーションごとに、当該アプリケーションをインストールするためのインストール画面を表示する命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面(以下の説明では「アプリストア」と称する場合がある)を、MFP1に対して提供する。より具体的な内容については後述する。この例では、Webサーバ2からアプリストアを取得してMFP1に表示する機能を提供するアプリケーション(以下、「ストアアプリ」と称する場合がある)や、アプリストアに表示されたアプリケーションのうちユーザによって選択されたアプリケーションをインストールするためのインストール画面(後述)を表示し、インストール画面を介してアプリケーションをインストールするための制御(例えばアプリケーションをMFP1にダウンロードし、インストールするための制御)を行う機能を提供するアプリケーション(以下、「インストールアプリケーション」と称する場合がある)が、MFP1にインストールされている。なお、ストアアプリの機能は、Webブラウザの機能を提供するためのアプリケーションを利用して実現されるため、「ブラウザアプリ」と総称する場合がある。MFP1の具体的な内容については後述する。
アプリケーションサーバ3は、アプリケーション一覧画面で表示されているアプリケーションを保持する。なお、説明の便宜上、図1では、情報処理システム100に含まれるアプリケーションサーバ3として1台のみを例示しているが、これに限られるものではなく、情報処理システム100に含まれるアプリケーションサーバ3の台数は任意である。
次に、図2を用いて、MFP1のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図3は、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図3に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム(OS))である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。アプリ層201のアプリには、ブラウザアプリ(ストアアプリ)やインストールアプリケーションなども含まれる。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP1において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、MFP1の機能構成について説明する。図4は、MFP1の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、MFP1は、ログイン画面表示部111と、認証部112と、第1の記憶部113と、操作画面表示部114と、取得部115と、第1の表示部116と、第2の表示部117と、第2の記憶部118と、特定部119と、インストール制御部120とを有する。説明の便宜上、図4では、本発明に係る機能を主に例示しているが、MFP1が有する機能は、これらに限られるものではない。
ログイン画面表示部111は、ユーザがMFP1を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報の入力を促すログイン画面を操作パネル27に表示し、第1のユーザ情報の入力を受け付ける。例えば、第1のユーザ情報は、ユーザ名とパスワードとの組み合わせなどで構成され得るが、これに限られるものではない。
認証部112は、第1のユーザ情報を受け付けた場合(ログイン画面表示部111が第1のユーザ情報の入力を受け付けた場合)、第1のユーザ情報と、MFP1を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して認証処理を実行する。そして、認証部112は、認証処理の結果を、後述の操作画面表示部114に通知する。ここでは、認証処理は、第1のユーザ情報と、第2のユーザ情報とが一致する場合は、第1のユーザ情報を入力したユーザは、MFP1を使用する権限を有すると判断し、第1のユーザ情報と第2のユーザ情報とが一致しない場合は、第1のユーザ情報を入力したユーザは、MFP1を使用する権限を有していないと判断する処理である。
第1の記憶部113は、第2のユーザ情報ごとに、アプリケーションをインストールするためのインストール画面を識別するインストール画面情報を対応付けた第1の対応情報を記憶する。図5は、第1の対応情報の一例を示す図である。図5の例では、第2のユーザ情報は、ユーザ名とパスワードの組み合わせで構成されているが、これに限られるものではない。なお、ここでは、MFP1を使用する権限を有するユーザごとに、さらに詳細な権限が設定される。詳細な権限についてはユーザごとに個別に設定可能であり、様々な態様が考えられる。例えばサービスマンに対しては、ソフトウェアの保守・管理等のため、一般ユーザに対しては許可しない操作を行う権限を設定することができるし、一般ユーザに対しては、後述のインストール画面を利用する権限を設定することもできる(ただし、ユーザによっては、後述のインストール画面を利用する権限が設定されない場合もあり得る)。後述のインストール画面を利用する権限を有しないユーザを識別する第2のユーザ情報に対しては、インストール画面情報として、表示すべきインストール画面が存在しないことを示す情報が対応付けられてもよい。
また、例えば第1の対応情報は、第2のユーザ情報ごとに、ユーザの権限を識別する権限情報と、インストール画面情報とを対応付けた情報であってもよい。この例では、第2のユーザ情報に対応付けられるインストール画面情報は、権限情報に応じて異なる。また、例えば第1の対応情報が、第2のユーザ情報と権限情報との対応関係を示す情報と、権限情報とインストール画面情報との対応関係を示す情報とから構成される形態であってもよい。要するに、第1の対応情報は、MFP1を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報ごとに、インストール画面を識別するインストール画面情報を対応付けた情報であればよい。
操作画面表示部114は、各種の操作を行うための操作画面を操作パネル27に表示する制御を行う。より具体的には、操作画面表示部114は、認証部112からユーザが認証された旨の通知を受けた場合、図6に示すような操作画面を操作パネル27に表示する制御を行い、ユーザが認証されない旨の通知を受けた場合は操作画面を操作パネル27に表示する制御は行わず、例えば認証に失敗した旨の画面を操作パネル27に表示する制御を行う。図6は、操作画面の一例を示す図であり、操作画面には、ストアアプリを起動するためのアイコン4が表示されている。
図4の説明を続ける。取得部115は、アプリケーションごとに、当該アプリケーションをインストールするためのインストール画面を表示する命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面(アプリストア)を取得する。この例では、Webサーバ2は請求項の「サーバ」に対応している。本実施形態では、ユーザがアイコン4をタッチすると、ストアアプリが起動し、ストアアプリ(取得部115)は、Webサーバ2に対して、アプリストアを要求する信号(以下、「アプリストアリクエスト」と称する場合がある)を送信する。そして、その応答として、Webサーバ2からアプリストアを取得する。
図7は、アプリストア(Webページ)の一例を示す図である。図7の例では、アプリストアは、提供可能なアプリケーションごとに、当該アプリケーションの内容を説明する説明情報と、当該アプリケーションをインストールすることを指示するためのボタン5(この例ではアプリケーションをインストールすることを指示するためのボタン5、以下、「インストールボタン5」と称する)とが表示される。この例では、インストールアプリケーションに対してアプリケーションをインストールする命令(以下、「インストール命令」と称する)が、URIの形式(例えばURLの形式でもよい)で、当該アプリケーションに対応するインストールボタン5に貼り付けられている。図8は、「49354」というアプリIDで識別されるアプリケーションに対応するインストールボタン5に貼り付けられるインストール命令の一例を示す図であり、「49354」というアプリIDで識別されるアプリケーションをインストールする命令を表している。
図4の説明を続ける。第1の表示部116は、アプリケーション一覧画面を表示する。この例では、第1の表示部116は、取得部115により取得されたアプリストアを操作パネル27に表示する。
第2の表示部117は、アプリケーション一覧画面に表示されたアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションに対応付けられた命令に基づいて、該ユーザを識別する第2のユーザ情報に対応付けられたインストール画面情報で識別されるインストール画面を生成して表示する。この例では、第2の表示部117は、ユーザによって押下されたインストールボタン5に貼り付けられたインストール命令に基づいて、該ユーザを識別する第2のユーザ情報に対応付けられたインストール画面情報で識別されるインストール画面を生成して表示する。ここでは、インストール命令は、インストール画面を表示する命令であると考えることもできる。また、ここでは、ユーザがインストールボタン5を押下するという操作は、ユーザが、当該インストールボタン5に対応するアプリケーションを選択する操作であると考えることができる。
本実施形態では、第2の表示部117は、アプリストア上の何れかのアプリケーションのインストールボタン5が押下された場合、認証部112に対して、現在認証されているユーザ(つまり、インストールボタン5を押下したユーザ)を識別する第2のユーザ情報に対応付けられたインストール画面情報を問い合わせ、認証部112から当該インストール画面情報を取得する。そして、第2の表示部117は、インストール画面情報により識別されるインストール画面を生成し、操作パネル27に表示する。
図9は、インストール画面の一例を示す図である。この例では、インストール画面には、インストールを指示するためのボタン6(以下の説明では、「インストール実行ボタン6」と称する場合がある)が少なくとも表示される。ここでは、例えばサービスマンを識別する第2のユーザ情報に対しては、迅速にインストールを行うための簡易なインストール画面を識別するインストール画面情報が対応付けられ、一般ユーザを識別する第2のユーザ情報に対しては、サービスマン向けのインストール画面に比べて、インストールに関する情報が豊富なインストール画面を識別するインストール画面情報が対応付けられるので、インストールボタン5を押下したユーザに見合ったインストール画面が表示されることになる。
図4の説明を続ける。第2の記憶部118は、アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報ごとに、当該アプリケーションを保持するアプリケーションサーバ3を識別するアプリケーションサーバ識別情報を対応付けた第2の対応情報を記憶する。図10は、第2の対応情報の一例を示す図である。特定部119は、インストール画面を介してアプリケーションをインストールする指示を受け付けた場合、第2の対応情報に基づいて、当該アプリケーションに対応付けられたアプリケーションサーバ3を特定する。本実施形態では、特定部119は、インストール画面のインストール実行ボタン6が押下された場合、第2の記憶部118に記憶された第2の対応情報を参照して、当該インストール画面に対応するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報に対応付けられたアプリケーションサーバ識別情報を特定する。
インストール制御部120は、特定部119により特定されたアプリケーションサーバ識別情報で識別されるアプリケーションサーバ3との間で、当該アプリケーションサーバ3が保持するアプリケーションをインストールするための制御を行う。この例では、インストール制御部120は、特定部119により特定されたアプリケーションサーバ識別情報で識別されるアプリケーションサーバ3から、当該アプリケーションサーバ3が保持するアプリケーションをダウンロードし、MFP1にインストールする制御を行うが、これに限られるものではない。例えばアプリケーションサーバ3が保持するアプリケーションが、ネットワークを介して利用するアプリケーションを示すWebアプリである場合、インストール制御部120は、アプリケーションサーバ3からWebアプリそのものをダウンロードすることはせずに、アプリケーションサーバ3にアクセスしてWebアプリを利用するために必要なアプリケーションをダウンロードし、MFP1にインストールする制御を実行する形態であってもよい。
次に、図11を用いて、Webサーバ2の機能構成について説明する。図11に示すように、Webサーバ2は、保持部211と、アプリストア送信部212とを有する。説明の便宜上、図11では、本発明に係る機能を主に例示しているが、Webサーバ2が有する機能は、これらに限られるものではない。
保持部211は、上述のアプリストアを保持する。アプリストア送信部212は、MFP1から上述のアプリストアリクエストを受信すると、その応答として、保持部211に保持されているアプリストアをMFP1に送信する。
なお、本実施形態のWebサーバ2は、CPU、ROM、RAM等を備えた通常のコンピュータのハードウェア構成を有している。上述のアプリストア送信部212の機能は、CPUがROM等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現されてもよい。また、上述の保持部211は、例えばROMやRAM等により実現される。
図12は、本実施形態の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。まず操作パネル27上には上述のログイン画面が表示され、ユーザが、ログイン画面に対して、第1のユーザ情報(例えばユーザ名とパスワード)を入力すると(ステップS1)、操作部20側の認証を司る認証モジュールは、本体10側の認証を司る本体側認証モジュールに対して、第1のユーザ情報と一致する第2のユーザ情報が存在するか否かの確認を依頼する(ステップS2)。そして、その応答として、認証処理の結果を受け取り(ステップS3)、認証処理の結果に応じた画面を表示する(ステップS4)。例えば認証処理の結果が肯定の場合は、図6に示す操作画面を操作パネル27に表示し、認証処理の結果が否定の場合は、認証されなかった旨(MFP1の使用を許可しない旨)を示すエラー画面を操作パネル27に表示する。以下では、認証処理の結果が肯定であったことを前提として説明する。
次に、ユーザ(現在認証されているユーザ)が、操作画面上のアイコン4(図6参照)をタッチすると(ステップS5)、ブラウザアプリは、Webサーバ2に対して、上述のアプリストアリクエストを送信する(ステップS6)。そして、その応答として、Webサーバ2からアプリストアを受信し(ステップS7)、受信したアプリストアを操作パネル27に表示する(ステップS8)。
次に、ユーザが、アプリストア上の何れかのアプリケーションのインストールボタン5を押下すると(ステップS9)、ブラウザアプリは、インストールボタン5に貼り付けられたインストール命令を、操作部20のOSに通知する(ステップS10)。操作部20のOSは、通知されたインストール命令を確認し(ステップS11)、操作部20の各アプリケーションに対して、当該インストール命令をブロードキャストする(ステップS12)。
そして、インストールアプリケーションが、このブロードキャストされたインストール命令に反応し、認証モジュールに対して、現在認証されているユーザを識別する第2のユーザ情報に対応付けられたインストール画面情報を問い合わせ(ステップS13)、認証モジュールから当該インストール画面情報を取得する(ステップS14)。そして、インストールアプリケーションは、ステップS14で取得したインストール画面情報により識別されるインストール画面を生成し、操作パネル27に表示する(ステップS15)。
次に、ユーザが、インストール画面上のインストール実行ボタン6を押下すると(ステップS16)、インストールアプリケーションは、上述の第2の対応情報を参照して、当該インストール画面に対応するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報に対応付けられたアプリケーションサーバ識別情報を特定する(ステップS17)。そして、ステップS17で特定したアプリケーションサーバ識別情報で識別されるアプリケーションサーバ3に対して、アプリケーションのダウンロードを要求し(ステップS18)、当該アプリケーションサーバ3からアプリケーションをダウンロードする(ステップS19)。そして、ステップS19でダウンロードしたアプリケーションをMFP1にインストールするための制御を行う(ステップS20)。
以上に説明したように、本実施形態のMFP1は、提供可能なアプリケーションごとにインストール命令が対応付けられたアプリストアをWebサーバ2から取得して表示し、ユーザ(認証されたユーザ)によって選択されたアプリケーションに対応付けられたインストール命令(押下されたインストールボタン5に貼り付けられたインストール命令)に基づいて、該ユーザを識別する第2のユーザ情報に対応付けられたインストール画面情報で識別されるインストール画面を生成して表示する。これにより、インストール画面を、ユーザに合わせて(ユーザに適した形態で)切り替えることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図13は、本実施形態のMFP1の機能構成の一例を示す図である。図13に示すように、MFP1は、第3の記憶部121をさらに備える。第3の記憶部121は、MFP1が使用(販売等を含む概念)される国または地域を示す第1の仕向け情報を記憶する。
また、本実施形態では、第2の記憶部118に記憶される第2の対応情報は、アプリケーション識別情報と第1の仕向け情報との組み合わせごとに、アプリケーションサーバ識別情報を対応付けた情報である。図14は、本実施形態における第2の対応情報の一例を示す図である。図14において、「JP」は日本を表し、「US」は米国を表し、「CN」は中国を表している。特定部119は、インストール画面を介してアプリケーションをインストールする指示を受け付けた場合(この例では、上述のインストール実行ボタン6が押下された場合)、第2の対応情報を参照して、当該アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、第3の記憶部121に記憶された第1の仕向け情報との組み合わせに対応付けられたアプリケーションサーバ識別情報を特定する。その他の構成は、上述の第1の実施形態と同様である。本実施形態によれば、MFP1は、当該MFP1が使用される国または地域に適したアプリケーションサーバ3に接続することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。本実施形態では、MFP1の第2の表示部117は、MFP1の状態が、アプリケーションをインストールするための制御を排他的に実行することができない状態(アプリケーションをインストールするための制御に必要なCPUの処理速度やメモリ容量等(リソース)を確保できない状態)である場合は、アプリケーションをインストールするための制御を実行できないことを示す報知画面を表示する。図15は、報知画面の一例を示す図である。
図16は、本実施形態の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図16に示すステップS31〜ステップS49の処理の内容は、図12に示すステップS1〜ステップS19の処理の内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。ステップS49の後、インストールアプリケーションは、本体10側の状態を管理する状態管理モジュールに対して、MFP1の状態が、MFP1のリソース(資源)を独占的に使用可能な状態(以下、「アプリオフライン」と称する場合がある)である場合は、インストール制御が完了するまでの間、アプリオフラインを維持することを要求する(ステップS50)。この要求を受けた状態管理モジュールは、MFP1の状態を確認し、インストールアプリケーションに対して、その確認結果に応じた通知を行う(ステップS51)。例えば状態管理モジュールは、MFP1の状態がアプリオフラインである場合は、インストールアプリケーションに対して、要求を許可する旨を通知するとともに、アプリオフラインを維持する制御を行う。一方、例えばMFP1が他の処理を実行中であり、アプリオフラインではない場合は、インストールアプリケーションに対して、要求を許可しない旨の通知を行う。以下、上述したインストールアプリケーションの要求が許可された場合(「OK」の場合)と、要求が許可されなかった場合(「NG」の場合)とに分けて、以降の処理を説明する。
まず、上述したインストールアプリケーションの要求が許可された場合を例に挙げて説明する。この場合、インストールアプリケーションは、ステップS49でダウンロードしたアプリケーションをMFP1にインストールするための制御を行う(ステップS52)。そして、インストールが完了した場合、状態管理モジュールに対してその旨を通知する(ステップS53)。この通知を受けた状態管理モジュールは、アプリオフラインを解除する制御を行う。
次に、上述したインストールアプリケーションの要求が許可されなかった場合を例に挙げて説明する。この場合、インストールアプリケーションは、アプリケーションをインストールするための制御を実行できないことを示す報知画面を操作パネル27に表示する(ステップS54)。例えば「機器が使用中です。しばらくしてからリトライして下さい」というテキストが表示された報知画面を操作パネル27に表示することもできる。
上述の第1の実施形態と同様に、本実施形態でも、MFP1側でインストール画面を制御し、上述したように、MFP1の状態を加味した画面表示を行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。上述の各実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図17は、本実施形態のMFP1が有する機能の一例を示す図である。
図17の例では、本体10は、第4の記憶部301と、情報管理部302と、情報通知部303とを有する。第4の記憶部301は、MFP1の機種名やMFP1が使用(販売等を含む)される国または地域を示す第1の仕向け情報などの各種の情報を記憶する。
情報管理部302は、第4の記憶部301に記憶される情報を管理する。例えば情報管理部302は、ユーザ(各種の設定を行う権限を有する管理者等)の操作に応じて、第4の記憶部301に記憶される情報の設定等を行うこともできる。
情報通知部303は、本体10側の情報を操作部20へ通知する。この例では、情報通知部303は、MFP1の初回起動時における本体10の起動に伴い、第4の記憶部301に予め記憶された第1の仕向け情報を操作部20に通知する。
一方、図17の例では、操作部20は、アプリケーション管理部304と、監視部305と、インストール管理部310とを有する。アプリケーション管理部304は、MFP1(この例では操作部20)にインストール済みのアプリケーションを管理する。この例では、アプリケーション管理部304は、現在のMFP1にインストール済みの1以上のアプリケーションを示すアプリケーション情報を保持している。
監視部305は、本体10側からの情報を監視し、本体10側から通知された情報(第1の仕向け情報等)をインストール管理部310へ渡す。
インストール管理部310は、アプリケーションのインストール/アンインストールの実施を制御し、インストール/アンインストールの実施が必要な場合は、アプリケーション管理部304に対して、インストール/アンインストールの実行命令を送る。また、この例では、アプリケーション管理部304は、複数のアプリケーションごとに、当該アプリケーションのインストールまたはアンインストールを決定するための条件として、1以上の国または地域を示す第2の仕向け情報を少なくとも対応付けた第3の対応情報を保持している。この例では、第3の対応情報は、複数のアプリケーションごとに、当該アプリケーションをMFP1からアンインストールする条件として、1以上の国または地域を示す第2の仕向け情報を少なくとも対応付けた情報であるが、これに限られるものではない。例えば第3の対応情報は、複数のアプリケーションごとに、当該アプリケーションをMFP1からインストールする条件として、1以上の国または地域を示す第2の仕向け情報を少なくとも対応付けた情報であってもよい。なお、アプリケーションをMFP1からアンインストールするとは、インストール済みのアプリケーションを削除することや、MFP1の状態を、該アプリケーションがMFP1に導入(インストール)される前の状態に戻すことを意味する。
図18は、本実施形態における第3の対応情報の一例を示す図である。図18の例ではアプリ名「application1」に対応する第2の仕向け情報として、「JP(日本)」を示す情報が記載されている。つまり、MFP1がJPで使用される場合は、アプリ名「application1」で表されるアプリケーションをアンインストールする条件が成立することを意味する。
また、図18の例ではアプリ名「application2」に対応する第2の仕向け情報として、「US(米国)」を示す情報が記載されている。つまり、MFP1がUSで使用される場合は、アプリ名「application2」で表されるアプリケーションをアンインストールする条件が成立することを意味する。この例では、第3の対応情報は、XML形式などのソフトウェアで解釈可能な形式で記載されているが、これに限られるものではない。
図19は、インストール管理部310が有する機能の一例を示す図である。図19に示すように、インストール管理部310は、第2の取得部311と、第3の対応情報保持部312と、第3の取得部313と、決定部314と、アンインストール部315とを有する。説明の便宜上、図19では、本発明に係る機能を主に例示しているが、MFP1が有する機能は、これらに限られるものではない。
第2の取得部311は、MFP1が使用(販売等を含む概念)される国または地域を示す第1の仕向け情報を取得する。この例では、第2の取得部311は、監視部305を介して、本体10側から通知された第1の仕向け情報を取得する。
第3の対応情報保持部312は、上述の第3の対応情報を保持する。第3の取得部313は、現在のMFP1にインストール済みのアプリケーションを示すアプリケーション情報を取得する。この例では、第3の取得部313は、アプリケーション管理部304からアプリケーション情報を取得する。
決定部314は、上述の第3の対応情報と、第2の取得部311が取得した第1の仕向け情報とに基づいて、MFP1からアンインストールするアプリケーションを決定する。本実施形態では、決定部314は、上述の第3の対応情報に含まれる複数のアプリケーションのうち、第2の取得部311が取得した第1の仕向け情報と一致する第2の仕向け情報に対応付けられたアプリケーションを、MFP1からアンインストールするアプリケーションとして決定する。例えば上述の第3の対応情報が図18の態様であり、第2の取得部311が取得した第1の仕向け情報が示す国または地域が「JP」である場合を想定する。この場合、決定部314は、図18に示す第3の対応情報に含まれる複数のアプリケーションのうち、「JP」を示す第2の仕向け情報に対応付けられたアプリケーション(この例では、アプリ名「application1」で表されるアプリケーション)を、MFP1からアンインストールするアプリケーションとして決定するという具合である。
アンインストール部315は、決定部314が決定したアプリケーションをMFP1からアンインストールする制御を行う。本実施形態では、アンインストール部315は、第3の取得部313が取得したアプリケーション情報が示す1以上のアプリケーションのうち、決定部314が決定したアプリケーションと一致するアプリケーションを特定する。そして、アプリケーション管理部304に対して、その特定したアプリケーションをMFP1からアンインストールすることを指示(命令)する。この指示を受けたアプリケーション管理部304は、アンインストール部315から指定されたアプリケーションをMFP1からアンインストールする。そして、アプリケーション情報から、アンインストールしたアプリケーションを削除する。
以上のようにして、MFP1にインストール済みのアプリケーションのうち、アンインストールの条件が成立したアプリケーションをアンインストールする処理が全て完了した場合は、「初回起動完了」を示す情報を操作部20のメモリに記録する。二回目以降の起動時においては、操作部20のメモリに「初回起動完了」を示す情報が記録されている限り、以上の処理は行われない。
図20は、本実施形態のMFP1の初回起動時における動作手順の一例を示すシーケンス図である。まず、MFP1の初回起動時における本体10の起動に伴い、情報通知部303は、情報管理部302に対して上述の第1の仕向け情報を要求する(ステップS61)。この要求を受けた情報管理部302は、第4の記憶部301に対して第1の仕向け情報を要求し(ステップS62)、その応答として第1の仕向け情報を取得する(ステップS63)。そして、第4の記憶部301から取得した第1の仕向け情報を、情報通知部303へ渡す(ステップS64)。
情報通知部303は、情報管理部302から取得した第1の仕向け情報を操作部20へ通知する(ステップS65)。この通知を受けた監視部305は、情報通知部303から通知された第1の仕向け情報をインストール管理部310へ通知する(ステップS66)。これにより、インストール管理部310(第2の取得部311)は第1の仕向け情報を取得する。
次に、インストール管理部310は、操作部20のメモリに「初回起動完了」を示す情報が記録されているか否かを確認する。この例では初回起動時のため、「初回起動完了」を示す情報は記録されていない。この場合の処理は以下のとおりである。インストール管理部310(第3の取得部313)は、アプリケーション管理部304に対して上述のアプリケーション情報を要求し(ステップS67)、その応答としてアプリケーション情報を取得する(ステップS68)。次に、インストール管理部310(決定部314)は、上述の第3の対応情報に含まれる複数のアプリケーションのうち、ステップS66で取得した第1の仕向け情報と一致する第2の仕向け情報に対応付けられたアプリケーションを、MFP1からアンインストールするアプリケーションとして決定する(ステップS69)。この具体的な内容は上述したとおりである。
次に、インストール管理部310(アンインストール部315)は、ステップS68で取得したアプリケーション情報が示す1以上のアプリケーションのうち、ステップS69で決定したアプリケーションと一致するアプリケーションを特定する(ステップS70)。次に、インストール管理部310(アンインストール部315)は、アプリケーション管理部304に対して、ステップS70で特定したアプリケーションをMFP1からアンインストールすることを指示する(ステップS71)。この指示を受けたアプリケーション管理部304は、MFP1にインストール済みのアプリケーションのうち、インストール管理部310(アンインストール部315)から指定されたアプリケーションをMFP1からアンインストールする(ステップS72)。
そして、インストール管理部310は、「初回起動完了」を示す情報を操作部20のメモリに記録する(ステップS73)。二回目以降の起動時においては、操作部20のメモリに「初回起動完了」を示す情報が記録されている限り、上述のステップS67〜ステップS73の処理は行われない。
以上に説明したように、本実施形態では、複数のアプリケーションごとに、当該アプリケーションのインストールまたはアンインストールを決定するための条件として、1以上の国または地域を示す第2の仕向け情報を対応付けた第3の対応情報を保持している。そして、上述の第3の対応情報と、MFP1が使用される国または地域を示す第1の仕向け情報とに基づいて、MFP1からアンインストールするアプリケーションを決定し、該決定したアプリケーション(より具体的には、MFP1にインストール済みの1以上のアプリケーションのうち該決定したアプリケーションと一致するアプリケーション)をMFP1からアンインストールする。これにより、MFP1が使用される国または地域において不要なアプリケーションを、MFP1から自動的にアンインストールすることができる。
(第4の実施形態の変形例1)
上述の第4の実施形態では、初回起動より後に上述の第1の仕向け情報が変更になった場合に対応できないという問題がある。本変形例では、上述の第1の仕向け情報の設定を変更する権限を有するサービスマンからの指示に応じた任意のタイミングで、上述の第1の仕向け情報に応じたアンインストールの実施を行うことで上記問題を解決する。この例では、サービスマンは、第4の記憶部301に記憶された第1の仕向け情報の設定を変更した後、アンインストールの実施を指示する操作を行うことができる。
ここで、上述の第1の仕向け情報に応じて所定のアプリケーションをアンインストールし、該所定のアプリケーションをMFP1から完全に削除した場合を想定する。この場合、その後に上述の第1の仕向け情報が変更され、該所定のアプリケーションをインストールする条件が成立しても、該所定のアプリケーションを復旧することができないという問題が起こる。そこで、本変形例では、アンインストールしたアプリケーションをMFP1から削除せず、再インストール可能な状態で保持する(MFP1に残しておく)ことで、上記問題を解決する。
つまり、上述のアンインストール部315は、決定部314が決定したアプリケーションをMFP1からアンインストールする制御を行うとともに、該アプリケーションを再インストール可能な状態でMFP1上に保持する制御を行う。また、この例では、アプリケーション管理部304は、上述のアプリケーション情報に加えて、MFP1からアンインストールした1以上のアプリケーションを示す第2のアプリケーション情報を保持している。
図21は、本変形例のインストール管理部310が有する機能の一例を示す図である。図21に示すように、インストール管理部310は、第4の取得部316と、復旧制御部317とをさらに有する。第4の取得部316は、上述の第2のアプリケーション情報を取得する。
復旧制御部317は、第4の取得部316が取得した第2のアプリケーション情報が示す1以上のアプリケーション(MFP1からアンインストールされた1以上のアプリケーション)の中に、決定部314が決定したアプリケーションと一致しないアプリケーション、つまり、アンインストール条件が成立しない(見方を変えれば、インストール条件が成立する)アプリケーションが存在する場合、そのアプリケーションを再インストールする(復旧する)制御を行う。
図22は、サービスマンが、第4の記憶部301に記憶された第1の仕向け情報の設定を変更した後、アンインストールの実施を指示する操作を行った場合のMFP1の動作手順の一例を示すシーケンス図である。情報管理部302は、アンインストールの実施を指示する操作を受け付けた場合、情報通知部303に対して、アンインストールの実施を指示する情報(説明の便宜上、「実施指示情報」と称する)を操作部20へ送信することを指示する(ステップS81)。この指示を受けた情報通知部303は、実施指示情報を操作部20へ通知する(ステップS82)。この通知を受けた監視部305は、情報通知部303から通知された実施指示情報をインストール管理部310へ通知する(ステップS83)。この通知を受けたインストール管理部310(第3の取得部313)は、アプリケーション管理部304に対して、上述のアプリケーション情報を要求し(ステップS84)、その応答として、上述のアプリケーション情報を取得する(ステップS85)。また、このとき、インストール管理部310(第4の取得部316)は、アプリケーション管理部304に対して、上述の第2のアプリケーション情報を要求し(ステップS84)、その応答として、上述の第2のアプリケーション情報を取得する(ステップS85)。
次に、インストール管理部310(第2の取得部311)は、監視部305に対して、上述の第1の仕向け情報を要求する情報(説明の便宜上、「仕向けリクエスト」と称する)を本体10へ送信(通知)することを指示する(ステップS86)。この指示を受けた監視部305は、仕向けリクエストを本体10へ送信する(ステップS87)。仕向けリクエストを受信した本体10の情報通知部303は、その受信した仕向けリクエストを情報管理部302へ通知する(ステップS88)。情報管理部302は、通知された仕向けリクエストを確認した後、第4の記憶部301に対して、第1の仕向け情報(サービスマンによって設定が変更された後の最新の第1の仕向け情報)を要求し(ステップS89)、その応答として第1の仕向け情報を取得する(ステップS90)。情報管理部302は、情報通知部303に対して、ステップS90で取得した第1の仕向け情報を操作部20へ送信することを指示する(ステップS91)。この指示を受けた情報通知部303は、第1の仕向け情報を操作部20へ送信する(ステップS92)。
操作部20の監視部305は、仕向けリクエストに対する応答として、第1の仕向け情報を受信すると、その受信した第1の仕向け情報をインストール管理部310(第2の取得部311)に通知する(ステップS93)。これにより、インストール管理部310(第2の取得部311)は第1の仕向け情報を取得する。
次に、インストール管理部310(決定部314)は、上述の第3の対応情報に含まれる複数のアプリケーションのうち、ステップS93で取得した第1の仕向け情報と一致する第2の仕向け情報に対応付けられたアプリケーション(アンインストール条件が成立するアプリケーション)を、MFP1からアンインストールするアプリケーションとして決定する(ステップS94)。次に、インストール管理部310(復旧制御部317)は、ステップS85で取得した第2のアプリケーション情報が示す1以上のアプリケーション(MFP1からアンインストールされた1以上のアプリケーション)の中に、ステップS94で決定したアプリケーションと一致しないアプリケーション(アンインストール条件が成立しないアプリケーション)が存在するか否かを確認する(ステップS95)。
ここでは、ステップS95の結果が肯定である場合を例に挙げて説明する。この場合、インストール管理部310(復旧制御部317)は、ステップS85で取得した第2のアプリケーション情報が示す1以上のアプリケーションのうち、ステップS94で決定したアプリケーションと一致しないアプリケーションを特定し、アプリケーション管理部304に対して、その特定したアプリケーションを再インストールすることを指示する(ステップS96)。この指示を受けたアプリケーション管理部304は、上述の第2のアプリケーション情報が示す1以上のアプリケーション(MFP1からアンインストールされ、かつ、再インストール可能な状態で保持された1以上のアプリケーション)のうち、インストール管理部310(復旧制御部317)から指定されたアプリケーションを再インストールする(ステップS97)。そして、再インストールしたアプリケーションを上述の第2のアプリケーション情報から削除して、上述の第2のアプリケーション情報を更新する。なお、上述のステップS95の結果が否定の場合、上述のステップS96および上述のステップS97の処理は行われず、処理は、後述のステップS98に移行する。
次に、インストール管理部310(アンインストール部315)は、ステップS85で取得したアプリケーション情報が示す1以上のアプリケーションのうち、ステップS94で決定したアプリケーションと一致するアプリケーションを特定する(ステップS98)。次に、インストール管理部310(アンインストール部315)は、アプリケーション管理部304に対して、ステップS98で特定したアプリケーションをMFP1からアンインストールするとともに、該アプリケーションを再インストール可能な状態でMFP1上に保持することを指示する(ステップS99)。この指示を受けたアプリケーション管理部304は、MFP1にインストール済みのアプリケーションのうち、インストール管理部310(アンインストール部315)から指定されたアプリケーションをMFP1からアンインストールするとともに、該アプリケーションを再インストール可能な状態で操作部20のメモリに保持する(ステップS100)。このとき、アプリケーション管理部304は、ステップS100でアンインストールしたアプリケーションを上述のアプリケーション情報から削除する一方、該アプリケーションを上述の第2のアプリケーション情報に追加する。
(第4の実施形態の変形例2)
例えばMFP1にインストール済みの1以上のアプリケーションの各々が、当該アプリケーションのインストールまたはアンインストールを決定するための条件として、1以上の国または地域を示す第2の仕向け情報を少なくとも含む条件情報を有する形態であってもよい。この形態においては、例えば図23に示すように、インストール管理部310は、第3の対応情報生成部318を有する。第3の対応情報生成部318は、MFP1にインストール済みの1以上のアプリケーションの各々から条件情報を取得し、MFP1にインストール済みの1以上のアプリケーションごとに条件情報を対応付けた第3の対応情報を生成することもできる。
要するに、複数のアプリケーションごとに、当該アプリケーションのインストールまたはアンインストールを決定するための条件として、1以上の国または地域を示す第2の仕向け情報を少なくとも対応付けた第3の対応情報は、予めMFP1内に保持されている形態であってもよいし、本変形例のようにして生成される形態であってもよい。
図24は、第3の対応情報を生成する場合のMFP1の動作手順の一例を示すシーケンス図である。ここでは、インストール管理部310(第3の対応情報生成部318)は、MFP1の起動時に、第3の対応情報を生成する場合を例に挙げて説明するが、これに限らず、第3の対応情報を生成するタイミングは任意に変更可能である。
図24の例では、MFP1にインストール済みのアプリケーションとして、アプリケーション1およびアプリケーション2が存在する場合を想定している。まず、MFP1の起動時における操作部20の起動に伴い、インストール管理部310(第3の対応情報生成部318)は、アプリケーション1およびアプリケーション2の各々に対して上述の条件情報を要求し(ステップS110)、その応答として条件情報を取得する(ステップS111)。次に、インストール管理部310(第3の対応情報生成部318)は、アプリケーション1およびアプリケーション2の各々から取得した条件情報を用いて、アプリケーション1およびアプリケーション2ごとに条件情報を対応付けた第3の対応情報を生成する(ステップS112)。そして、インストール管理部310(第3の対応情報生成部318)は、ステップS112で生成した第3の対応情報を、上述の第3の対応情報保持部312に保持させる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
なお、以上に説明したMFP1の各部の機能(ログイン画面表示部111、認証部112、操作画面表示部114、取得部115、第1の表示部116、第2の表示部117、特定部119、インストール制御部120、情報管理部302、情報通知部303、監視部305、アプリケーション管理部304、インストール管理部310)は、CPU(11または21)が、記憶装置(例えばROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記MFP1の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、以上に説明したMFP1の第1の記憶部113、第2の記憶部118、第3の記憶部121、第4の記憶部301は、例えばROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等(これらの組み合わせも含む)により実現することができる。
また、上述の実施形態では、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体10と操作部20が同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。
また、上述した実施形態の情報処理システム100(MFP1、Webサーバ2、アプリケーションサーバ3等)で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 MFP
2 Webサーバ
3 アプリケーションサーバ
8 ネットワーク
10 本体
20 操作部
100 情報処理システム
111 ログイン画面表示部
112 認証部
113 第1の記憶部
114 操作画面表示部
115 取得部
116 第1の表示部
117 第2の表示部
118 第2の記憶部
119 特定部
120 インストール制御部
211 保持部
212 アプリストア送信部
301 第4の記憶部
302 情報管理部
303 情報通知部
304 アプリケーション管理部
305 監視部
310 インストール管理部
311 第2の取得部
312 第3の対応情報保持部
313 第3の取得部
314 決定部
315 アンインストール部
316 第4の取得部
317 復旧制御部
318 第3の対応情報生成部
特開2011−237881号公報

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    ユーザが前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証部と、
    前記第2のユーザ情報ごとに、アプリケーションをインストールするためのインストール画面を識別するインストール画面情報を対応付けた第1の対応情報を記憶する第1の記憶部と、
    アプリケーションごとに、前記インストール画面を表示する命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する取得部と、
    前記アプリケーション一覧画面を表示する第1の表示部と、
    前記アプリケーション一覧画面に表示されたアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションに対応付けられた前記命令に基づいて、該ユーザを識別する前記第2のユーザ情報に対応付けられた前記インストール画面情報で識別される前記インストール画面を生成して表示する第2の表示部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記認証処理は、前記第1のユーザ情報と前記第2のユーザ情報とが一致する場合は、前記第1のユーザ情報を入力したユーザは前記情報処理装置を使用する権限を有すると判断し、前記第1のユーザ情報と前記第2のユーザ情報とが一致しない場合は、前記第1のユーザ情報を入力したユーザは前記情報処理装置を使用する権限を有していないと判断する処理である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報ごとに、当該アプリケーションを保持するアプリケーションサーバを識別するアプリケーションサーバ識別情報を対応付けた第2の対応情報を記憶する第2の記憶部と、
    前記インストール画面を介してアプリケーションをインストールする指示を受け付けた場合、前記第2の対応情報に基づいて、当該アプリケーションを識別する前記アプリケーション識別情報に対応付けられた前記アプリケーションサーバ識別情報を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記アプリケーションサーバ識別情報で識別される前記アプリケーションサーバとの間で、前記アプリケーションサーバが保持するアプリケーションをインストールするための制御を行うインストール制御部と、をさらに備える、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置が使用される国または地域を示す第1の仕向け情報を記憶する第3の記憶部をさらに備え、
    前記第2の対応情報は、前記アプリケーション識別情報と前記第1の仕向け情報との組み合わせごとに、前記アプリケーションサーバ識別情報を対応付けた情報であり、
    前記特定部は、前記インストール画面を介してアプリケーションをインストールする指示を受け付けた場合、当該アプリケーションを識別する前記アプリケーション識別情報と、前記第3の記憶部に記憶された前記第1の仕向け情報との組み合わせに対応付けられた前記アプリケーションサーバ識別情報を特定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の表示部は、前記情報処理装置の状態が、アプリケーションをインストールするための制御を排他的に実行することができない状態である場合は、アプリケーションをインストールするための制御を実行できないことを示す報知画面を表示する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置が使用される国または地域を示す第1の仕向け情報を取得する第2の取得部と、
    複数のアプリケーションごとに、当該アプリケーションのインストールまたはアンインストールを決定するための条件として、1以上の国または地域を示す第2の仕向け情報を少なくとも対応付けた第3の対応情報と、前記第2の取得部が取得した前記第1の仕向け情報と、に基づいて、前記情報処理装置からアンインストールするアプリケーションを決定する決定部と、
    前記決定部が決定したアプリケーションを前記情報処理装置からアンインストールする制御を行うアンインストール部と、を備える、
    請求項1乃至5のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置とサーバとを含む情報処理システムであって、
    前記サーバは、アプリケーションごとに、当該アプリケーションをインストールするためのインストール画面を表示する命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面を保持する保持部を少なくとも備え、
    前記情報処理装置は、
    ユーザが前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証部と、
    前記第2のユーザ情報ごとに、前記インストール画面を識別するインストール画面情報を対応付けた第1の対応情報を記憶する第1の記憶部と、
    前記アプリケーション一覧画面を前記サーバから取得する取得部と、
    前記アプリケーション一覧画面を表示する第1の表示部と、
    前記アプリケーション一覧画面に表示された1以上のアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションに対応付けられた前記命令に基づいて、該ユーザを識別する前記第2のユーザ情報に対応付けられた前記インストール画面情報で識別される前記インストール画面を生成して表示する第2の表示部と、を備える、
    情報処理システム。
  8. ユーザが情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証ステップと、
    アプリケーションごとに、当該アプリケーションをインストールするためのインストール画面を表示する命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する取得ステップと、
    前記アプリケーション一覧画面を表示する第1の表示ステップと、
    前記アプリケーション一覧画面に表示された1以上のアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションに対応付けられた前記命令に基づいて、前記第2のユーザ情報ごとに、前記インストール画面を識別するインストール画面情報を対応付けた第1の対応情報に含まれる前記インストール画面情報のうち、該ユーザを識別する前記第2のユーザ情報に対応付けられた前記インストール画面情報で識別されるインストール画面を生成して表示する第2の表示ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    ユーザが情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記情報処理装置を使用する権限を有するユーザを識別する第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証ステップと、
    アプリケーションごとに、当該アプリケーションをインストールするためのインストール画面を表示する命令が対応付けられたアプリケーション一覧画面を取得する取得ステップと、
    前記アプリケーション一覧画面を表示する第1の表示ステップと、
    前記アプリケーション一覧画面に表示された1以上のアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションに対応付けられた前記命令に基づいて、前記第2のユーザ情報ごとに、前記インストール画面を識別するインストール画面情報を対応付けた第1の対応情報に含まれる前記インストール画面情報のうち、該ユーザを識別する前記第2のユーザ情報に対応付けられた前記インストール画面情報で識別されるインストール画面を生成して表示する第2の表示ステップと、を実行させるためのプログラム。
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