JP2016045832A - 情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】保守作業の日程を容易に変更できるようにする。【解決手段】電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の点検日の変更の要否を判断する点検日変更要否判断手段と、点検日の変更を行うべきであると判断された場合に、前記電子機器へ点検日の変更を勧める配信情報を生成する配信情報生成手段と、前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と、前記配信情報を取得する配信情報取得手段と、前記配信情報を前記電子機器の表示部に表示する表示制御手段とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、情報配信システム、情報配信装置、電子機器、情報配信方法および情報配信プログラムに関する。
複合機、プリンタ、ファクシミリ、プロジェクタ等の電子機器については、安定した動作が維持できるよう、各種の保守サービスが提供されている。
また、画像形成装置の保守サービスにおいて、保守サービスが顧客の業務に影響を与えないよう、顧客ごとの画像形成装置の稼動傾向に基づいて使用頻度が一定以下となる日程で保守作業が実施されるようにするシステムが提案されている(例えば、特許文献1等を参照。)。
上述したように顧客の業務に影響がないように保守作業の日程が決められるようになっていたとしても、電子機器を通常より酷使する状態が続いたような場合やほとんど使用していなかった場合等、ユーザが電子機器の状況によって保守作業の日程を変更した方がよいと考える場合がある。
しかし、保守作業の日程を変更するには、変更についての問い合わせを行い、保守担当者のスケジュールを確認した上で日程を決めなければならず、簡単に変更することができないという問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、保守作業の日程を容易に変更できるようにすることにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の点検日の変更の要否を判断する点検日変更要否判断手段と、点検日の変更を行うべきであると判断された場合に、前記電子機器へ点検日の変更を勧める配信情報を生成する配信情報生成手段と、前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と、前記配信情報を取得する配信情報取得手段と、前記配信情報を前記電子機器の表示部に表示する表示制御手段とを備える。
本発明にあっては、保守作業の日程を容易に変更することができる。
本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 電子機器のハードウェア構成例を示す図である。 電子機器のソフトウェア階層例を示す図である。 電子機器のソフトウェア構成例を示す図である。 コンテンツセンタのハードウェア構成例を示す図である。 コンテンツセンタのソフトウェア構成例を示す図である。 機器情報、契約情報および各種通知のデータ構造例を示す図である。 保守情報、保守スケジュールおよびコンテンツのデータ構造例を示す図である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図である。 点検レベルの例を示す図である。 配信情報の例を示す図(その1)である。 配信情報の例を示す図(その2)である。 配信情報の例を示す図(その3)である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。なお、以下の実施形態においては、サイネージ表示のためのコンテンツ配信の仕組を情報配信に用いる場合を想定して説明するが、サイネージとは関係なく情報配信専用の仕組として構築してもよい。
<構成>
図1は本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。図1において、配信する情報のコンテンツはコンテンツセンタ(情報配信装置、サーバ装置)3に集中保管されており、そのデータはインターネット等のネットワーク2を介して電子機器1A、1B、1C、・・に配信される。電子機器1A、1B、1C、・・としては、サイネージ機能と機器利用情報通知機能を持つMFP(Multi-Function Peripheral、Multi-Function Printer)やプリンタあるいはプロジェクタといった機器利用情報を通知でき、かつコンテンツを表示できる機能がある製品が対象になる。それぞれの電子機器1A、1B、1C、・・は一意の機器ID(識別情報)を保有しており、コンテンツセンタ3は機器IDに紐づいた機器利用情報を定期的に吸い上げ、リモート保守管理するとともに、機器ID毎に異なったコンテンツを配信する機能を持つ。
図2は電子機器1のハードウェア構成例を示す図であり、MFPの例である。図2において、電子機器1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種の機能を実現可能な本体110と、ユーザの操作を受け付ける操作部120とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体110と操作部120は、専用の通信路130を介して相互に通信可能に接続されている。通信路130は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。なお、本体110は、操作部120で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体110は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
本体110は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、HDD(Hard Disk Drive)114と、通信I/F(Interface)115と、接続I/F116と、エンジン部117とを備え、これらがシステムバス118を介して相互に接続されている。
CPU111は、本体110の動作を統括的に制御する。CPU111は、RAM113をワークエリア(作業領域)としてROM112またはHDD114等に格納されたプログラムを実行することで、本体110全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種機能を実現する。通信I/F115は、ネットワーク2と接続するためのインタフェースである。接続I/F116は、通信路130を介して操作部120と通信するためのインタフェースである。エンジン部117は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部等を備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(Auto Document Feeder:自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
操作部120は、CPU121と、ROM122と、RAM123と、フラッシュメモリ124と、通信I/F125と、接続I/F126と、操作パネル127と、外部接続I/F128とを備え、これらがシステムバス129を介して相互に接続されている。CPU121は、操作部120の動作を統括的に制御する。CPU121は、RAM123をワークエリアとしてROM122またはフラッシュメモリ124等に格納されたプログラムを実行することで、操作部120全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの各種機能を実現する。通信I/F125は、ネットワーク2と接続するためのインタフェースである。接続I/F126は、通信路130を介して本体110と通信するためのインタフェースである。操作パネル127は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば、受け付けた操作に応じた情報、電子機器1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報等)を表示する。ここでは、操作パネル127は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)を想定しているが、これに限られるものではない。例えば、タッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro-Luminescence)表示装置で構成されてもよい。更に、これに加え、またはこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。外部接続I/F128は、ICカードリーダ等の機器と接続するためのインタフェースである。
図3は電子機器1のソフトウェア階層例を示す図であり、MFPの例である。図3において、本体110は、アプリ層1101と、サービス層1102と、OS層1103とを有する。アプリ層1101、サービス層1102およびOS層1103の実体は、図2に示したROM112やHDD114等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU111が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層1101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えば、アプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層1102のソフトウェアは、アプリ層1101とOS層1103との間に介在し、アプリに対し、本体110が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層1102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が挙げられる。なお、サービス層1102によるインタフェースの機能は、本体110のアプリ層1101だけではなく、操作部120のアプリ層1201に対しても提供される。すなわち、操作部120のアプリ層1201のアプリも、サービス層1102のインタフェース機能を介して、本体110のハードウェア資源(例えば、エンジン部117)を利用した機能を実現することができる。
OS層1103のソフトウェアは、本体110が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層1102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層1103が解釈可能なコマンドに変換してOS層1103に渡す。そして、OS層1103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部120は、アプリ層1201と、サービス層1202と、OS層1203とを有する。操作部120が備えるアプリ層1201、サービス層1202およびOS層1203も、階層構造については本体110側と同様である。ただし、アプリ層1201のアプリにより提供される機能や、サービス層1202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体110側とは異なる。アプリ層1201のアプリは、操作部120が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体110が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、図示の構成例では、機能の独立性を保つために、本体110側のOS層1103のソフトウェアと操作部120側のOS層1203のソフトウェアは互いに異なる。つまり、本体110と操作部120は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体110側のOS層1103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部120側のOS層1203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
本体110と操作部120は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体110と操作部120の間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部120が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体110へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体110が操作部120へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部120が本体110へコマンド通信を行うことにより、本体110の機能を使用することができる。また、本体110から操作部120に通知するイベントには、本体110における動作の実行状況、本体110側で設定された内容などが挙げられる。また、操作部120に対する電力供給は、本体110から通信路130を経由して行われているので、操作部120の電源制御を、本体110の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
図4は電子機器1のソフトウェア構成例を示す図である。図4において、電子機器1は、基本機能部11と、機器利用情報管理部12と、ネットワーク処理部13と、配信情報取得部14と、サイネージ表示制御部15と、表示部16とを有する。基本機能部11は、本来的に電子機器1が持っている機能を果たす部分である。例えば、MFP、プリンタ、プロジェクタとして動作する部分である。機器利用情報管理部12は、電子機器1の利用状況により変動する情報を収集し、コンテンツセンタ3へ通知処理を行う部分である。ネットワーク処理部13は、機器利用情報管理部12からの通知要求を受けてネットワーク2経由でコンテンツセンタ3へ通知する処理と、コンテンツセンタ3からのコンテンツをネットワーク2経由で受信して配信情報取得部14へ転送する部分である。配信情報取得部14は、ネットワーク処理部13からコンテンツを受信し、サイネージ表示制御部15へ転送する部分である。サイネージ表示制御部15は、コンテンツセンタ3から受信したコンテンツの表示処理を行う部分である。表示部16は、MFPやプリンタであればパネル表示部に相当し、プロジェクタであればスクリーンへの投影部に相当する。
図5はコンテンツセンタ3のハードウェア構成例を示す図である。図5において、コンテンツセンタ3は、バス307を介して相互に接続されたCPU301、RAM302、ROM303、HDD304、接続I/F305、通信I/F306を備えている。CPU301は、RAM302をワークエリアとしてROM303またはHDD304等に格納されたプログラムを実行することで、コンテンツセンタ3の動作を統括的に制御する。接続I/F305は、コンテンツセンタ3に接続される機器とのインタフェースである。通信I/F306は、ネットワーク2(図1)を介して他の情報処理装置と通信を行うためのインタフェースである。
図6はコンテンツセンタ3のソフトウェア構成例を示す図である。図6において、コンテンツセンタ3は、データ保持領域として、機器情報保管部30と、契約情報保管部31と、保守情報保管部32と、保守スケジュール保管部33と、コンテンツ保管部34とを有する。また、コンテンツセンタ3は、ネットワーク処理部35と、機器利用情報収集部36と、点検日変更要否判断部37と、コンテンツ生成部38と、コンテンツ配信処理部39とを有する。
機器情報保管部30は、複数(多数)の電子機器1について、機器ID毎の最新の機器情報が保管される部分である。機器情報の詳細については後述する。契約情報保管部31は、機器ID毎の契約情報が保管される部分である。契約情報の詳細については後述する。保守情報保管部32は、機器ID毎の保守情報が保管される部分である。保守情報の詳細については後述する。保守スケジュール保管部33は、点検実施者のスケジュールが保管される部分である。保守スケジュールの詳細については後述する。コンテンツ保管部34は、配信対象のコンテンツが保管される部分である。コンテンツの詳細については後述する。
ネットワーク処理部35は、ネットワーク2からの機器利用情報の通知を受けて機器利用情報収集部36に送る処理と、コンテンツ配信処理部39からの要求により対象となるコンテンツを対象となる機器IDの電子機器1へ送信する処理を行う部分である。機器利用情報収集部36は、電子機器1から受信した機器利用情報の通知に基づき、その通知を反映させた機器情報を機器情報保管部30に保管する部分である。点検日変更要否判断部37は、機器情報保管部30の機器利用情報と、契約情報保管部31に保管された契約情報と、保守情報保管部32の対象機器の点検日の日程を元に、日程変更の要否を判断し、変更すべきと判断した場合にはコンテンツ配信処理部39に配信を要求する部分である。コンテンツ生成部38は、点検日の変更を行うべきであると判断された場合に、機器ID毎に電子機器へ点検日の変更を勧めるコンテンツを生成し、コンテンツ保管部34にコンテンツを保管する部分である。コンテンツ配信処理部39は、配信要求を受け取ることによりコンテンツ保管部34における対象となるコンテンツの配信処理を行う部分である。
図7は機器情報、契約情報および各種通知のデータ構造例を示す図である。機器情報保管部30に保管される機器情報には、機器固定情報と機器利用情報(変動情報)とが含まれる。機器固定情報には、機器IDに対応付けられた、設置場所、利用言語、サイネージ表示能力等が含まれる。機器固定情報は機器設置時にコンテンツセンタ3に設定され、あるいは定期通知に変動情報とともに通知される。機器利用情報には、機器IDに対応付けられた、利用コピー枚数、利用色、利用用紙サイズ等が含まれる。電子機器1から送られるカウンタ通知やトナー情報通知等は、機器利用情報に反映される。カウンタ通知やトナー情報通知等はそのままの形で機器利用情報の一部として保管してもよい。機器利用情報は、保守契約を行っている電子機器1ではコンテンツセンタ3に定期的に通知され、管理情報として月毎等に自動的にコンテンツセンタ3で更新されていく。通常は、管理情報は用紙補給や課金等に利用されている。
契約情報保管部31に保管される契約情報には、機器IDに対応付けられた、保守契約、消耗品自動発注オプション、利用状況レポートオプション、カウンタ自動検針等の契約未済が含まれる。これらは、機器設置時にセンタオペレータにより契約情報保管部31に登録される。
図8は保守情報、保守スケジュールおよびコンテンツのデータ構造例を示す図である。保守情報保管部32に保管される保守情報には、機器ID、点検日、担当者等が含まれている。保守スケジュール保管部33に保管される保守スケジュールには、点検実施者、スケジュール(カレンダー情報と対応可否等)が含まれている。コンテンツ保管部34に保管されるコンテンツには、機器IDとコンテンツデータが含まれる。コンテンツデータは、データ本体でもよいし、データ本体を指すURI等のリファレンスでもよい。また、コンテンツデータには、表示条件を含めてもよい。例えば、電子機器1においてログインしているユーザが「管理者」の場合にだけコンテンツを表示する等の指定を行うことができる。点検日の変更を行う権限のないユーザに点検日の変更を勧めても意味がないとともに、無用な情報となってしまうからである。更に、コンテンツには、配信の未済を記録して重複した配信を防止してもよいし、配信後に消去または別領域への移行を行ってもよい。
<動作>
図9は上記の実施形態の処理例を示すシーケンス図である。図9において、コンテンツセンタ3の機器利用情報収集部36は、ネットワーク処理部35を介し、定期的に電子機器1に対してポーリングを行い(ステップS11)、電子機器1の機器利用情報管理部12はカウンタ通知やトナー通知等を応答する(ステップS12)。なお、ポーリングではなく、電子機器1からコンテンツセンタ3に対して自発的にカウンタ通知やトナー通知等を行うようにしてもよい。電子機器1は、例えば、印刷したトータル枚数をカウントする各種トータルカウンタ、定着ユニット等のPMパーツの状態、機器で発生したエラーの発生日時/エラー番号/回数を記録したSC履歴、紙詰まりの発生箇所と回数を記録した発生原因別ジャム回数等を通知する。
カウンタ通知やトナー通知等を受信したコンテンツセンタ3の機器利用情報収集部36は、機器情報保管部30の機器情報にカウンタ通知やトナー通知等の内容を反映させて保管する(ステップS13)。
その後、コンテンツセンタ3の点検日変更要否判断部37は、契約情報保管部31に保管された契約情報により、利用状況レポートオプション契約がされている電子機器を抽出し、該電子機器より通知された機器情報から、点検の緊急性を示す点検レベルを求め、点検日を変更することが必要かどうかを判断する(ステップS14)。図10は点検レベルの例を示す図であり、カウンタ、PMパーツ、SC履歴、発生原因別ジャム回数等に応じ、レベル#1〜#3に分けている。なお、使用頻度は、
使用頻度=(最後の点検日〜確認日までの印刷枚数)/(最後の点検日〜確認日までの日数)
である。
図9に戻り、コンテンツセンタ3の点検日変更要否判断部37は、例えば、点検レベルが#2以上であることにより、点検日を早めることが必要であると判断した場合、コンテンツ生成部38にコンテンツの生成を要求する(ステップS15)。これを受け、コンテンツ生成部38はコンテンツを生成し、コンテンツ保管部34に保管する(ステップS16)。
図11〜図13は配信情報としてのコンテンツの例を示している。図11は、点検日の変更を勧める内容のコンテンツである。図12は、図11の「点検日変更」ボタンが選択された場合に表示する、変更先の日程を選択させるサービスマン(点検実施者)のスケジュールのコンテンツである。「○」は変更が可能であること(空きあり)を示し、「×」は変更できないこと(空きなし)を示し、「△」はキャンセル待ちであることを示している。各日程は選択が行えるユーザインタフェースとなっている。図13は、図12のスケジュールから変更可能な日程が選択され、変更が行われたことを示すコンテンツである。キャンセル待ちの日程が選択された場合は、キャンセル待ちするかどうかを確認する画面を出し、キャンセル待ちを受け付け、変更可、不可が決定した場合は、それを画面に通知する。
このようなコンテンツと埋め込まれたインタフェースにより、サービスマンのスケジュールを考慮した上でユーザの都合に合わせて点検日を簡単に変更することができる。また、キャンセル待ちを受付可能とすることで、日程変更が行える可能性を高めることができる。
なお、上記の例では、点検レベルが#2以上のときには点検日の変更を促す通知を出すものとしたが、その他に、点検レベルが#1のときには、次回の定期点検日の情報を通知するだけとしてもよい。また、点検日の変更を促す通知を出し、変更されなかった場合には、レベル#2とレベル#3では通知頻度を変え、レベル#3では頻繁にコンテンツが表示されるようにしてもよい。通知頻度が高くなることにより、ユーザに対して日程変更の必要性が高いことを暗黙に伝えることができ、日程変更を促進させることができる。
図9に戻り、コンテンツセンタ3の点検日変更要否判断部37は、コンテンツが生成された後、コンテンツ配信処理部39に該当するコンテンツの配信を要求する(ステップS17)。
これを受け、コンテンツセンタ3のコンテンツ配信処理部39は、コンテンツ保管部34から該当するコンテンツを抽出し、機器IDの示す電子機器1に対してコンテンツデータを送信する(ステップS18)。コンテンツ配信処理部39は、要求とともに点検レベルについても情報を取得し、その点検レベルに応じてコンテンツを変更してもよい。
コンテンツデータを受信した電子機器1は、配信情報取得部14およびサイネージ表示制御部15を経て、表示部16(図4)にコンテンツを表示する(ステップS19)。なお、電子機器1においてユーザの操作が行われていたり、表示を行うのが困難な処理が行われている場合には、待機状態になるまでコンテンツの表示は遅延される。また、コンテンツに表示条件(例えば、管理者ユーザにのみ表示等)が指定されている場合は、その制限に従ってコンテンツの表示を行う。なお、電子機器1からコンテンツセンタ3に対してリアルタイムにログインユーザの情報を通知し、所定の権限のユーザであることが確認された場合に、該当するコンテンツを生成して配信するようにしてもよい。
また、点検日を早める場合について説明したが、電子機器の利用状況が予定よりも軽い場合には、点検日を遅らすことを勧め、予定よりも遅い日に点検日を変更するようにしてもよい。
更に、定期的な点検を行う保守契約を結んでいない電子機器に対し、契約情報と利用状況(点検が必要なほどに利用がされていることを示す情報等)を配信情報として生成して配信するようにしてもよい。点検依頼を行うインタフェース画面を含ませてもよい。生成および配信のタイミングとしては、点検の必要性がある点検レベルに達した場合等が考えられるが、保守契約を結んでいない場合は点検がされないまま放置される可能性が高いことから、保守契約を結んでいる場合よりも早い時期に、高い頻度で配信することが望ましい。これにより、臨時の点検を申し込ませる機会を与えることができ、保守契約に加入することを促進させることもできる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、保守作業の日程を容易に変更することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
<実施形態の用語と請求項の用語の対応>
機器利用情報収集部36は、「機器利用情報収集手段」の一例である。点検日変更要否判断部37は、「点検日変更要否判断手段」の一例である。コンテンツ生成部38は、「配信情報生成手段」の一例である。コンテンツ配信処理部39は、「配信手段」の一例である。配信情報取得部14は、「配信情報取得手段」の一例である。サイネージ表示制御部15は、「表示制御手段」の一例である。
図11の画面例に含まれるメッセージは、「点検日の変更を勧めるメッセージ」の一例である。保守スケジュール保管部33に保持されるデータは、「スケジュール情報」の一例である。「点検レベル(図10)が#2以上」は、「点検レベルが所定値以上」の一例である。「例えば、電子機器1においてログインしているユーザが「管理者」の場合にだけコンテンツを表示する等の指定を行うことができる。」とする「表示条件」は、「配信情報を表示するユーザの条件」の一例である。
1、1A〜1C 電子機器
11 基本機能部
12 機器利用情報管理部
13 ネットワーク処理部
14 配信情報取得部
15 サイネージ表示制御部
16 表示部
2 ネットワーク
3 コンテンツセンタ
30 機器情報保管部
31 契約情報保管部
32 保守情報保管部
33 保守スケジュール保管部
34 コンテンツ保管部
35 ネットワーク処理部
36 機器利用情報収集部
37 点検日変更要否判断部
38 コンテンツ生成部
39 コンテンツ配信処理部
特開2006−203309号公報

Claims (10)

  1. 電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムであって、
    前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の点検日の変更の要否を判断する点検日変更要否判断手段と、
    点検日の変更を行うべきであると判断された場合に、前記電子機器へ点検日の変更を勧める配信情報を生成する配信情報生成手段と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と、
    前記配信情報を取得する配信情報取得手段と、
    前記配信情報を前記電子機器の表示部に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記配信情報生成手段は、点検日の変更を勧めるメッセージと、点検実施者の空きあり・空きなし・キャンセル待ちのスケジュール情報と、変更先の日程の選択および決定を行うインタフェースとを含む配信情報を生成する
    ことを特徴とする情報配信システム。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記点検日変更要否判断手段は、前記機器利用情報から点検の緊急性を示す点検レベルを求め、該点検レベルが所定値以上である場合に点検日を早める必要があると判断する
    ことを特徴とする情報配信システム。
  4. 請求項3に記載の情報配信システムにおいて、
    前記配信手段は、前記点検レベルに応じ、前記電子機器へ配信情報を配信する頻度を変更する
    ことを特徴とする情報配信システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記配信情報生成手段は、生成する配信情報に、前記電子機器において配信情報を表示するユーザの条件を含める
    ことを特徴とする情報配信システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、
    前記配信情報生成手段は、点検日の有無によらず、前記電子機器の契約情報と利用状況を示す配信情報を生成する
    ことを特徴とする情報配信システム。
  7. 電子機器とネットワークを介して接続された情報配信装置であって、
    前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段と、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の点検日の変更の要否を判断する点検日変更要否判断手段と、
    点検日の変更を行うべきであると判断された場合に、前記電子機器へ点検日の変更を勧める配信情報を生成する配信情報生成手段と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段と
    を備えたことを特徴とする情報配信装置。
  8. 情報配信装置とネットワークを介して接続された電子機器であって、
    前記情報配信装置が前記電子機器の機器利用情報を収集し、該機器利用情報に基づいて前記電子機器の点検日の変更の要否を判断し、点検日の変更を行うべきであると判断された場合に生成した、前記電子機器へ点検日の変更を勧める配信情報を取得する配信情報取得手段と、
    前記配信情報を前記電子機器の表示部に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  9. 電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムにおける前記電子機器と前記情報配信装置が実行する方法であって、
    前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集工程と、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の点検日の変更の要否を判断する点検日変更要否判断工程と、
    点検日の変更を行うべきであると判断された場合に、前記電子機器へ点検日の変更を勧める配信情報を生成する配信情報生成工程と、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信工程と、
    前記配信情報を取得する配信情報取得工程と、
    前記配信情報を前記電子機器の表示部に表示する表示制御工程と
    を備えたことを特徴とする情報配信方法。
  10. 電子機器と情報配信装置とがネットワークを介して接続されたシステムにおける前記電子機器と前記情報配信装置を構成するコンピュータを、
    前記電子機器の機器利用情報を収集する機器利用情報収集手段、
    前記機器利用情報に基づいて前記電子機器の点検日の変更の要否を判断する点検日変更要否判断手段、
    点検日の変更を行うべきであると判断された場合に、前記電子機器へ点検日の変更を勧める配信情報を生成する配信情報生成手段、
    前記配信情報を前記電子機器へ配信する配信手段、
    前記配信情報を取得する配信情報取得手段、
    前記配信情報を前記電子機器の表示部に表示する表示制御手段
    として機能させる情報配信プログラム。
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