JP2016006634A - 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器のユーザに適した情報の提供を可能とすること。【解決手段】情報処理システムは、複数の機器それぞれに搭載されているプログラムの利用を示す履歴情報を受信して記憶し、ユーザごとの属性情報と当該ユーザが利用可能な機器を示す情報と、機器ごとに当該機器の属性情報とを参照して、各履歴情報を、履歴情報に係る機器を利用可能なユーザの属性情報と当該機器の属性情報との共通性に基づいて複数のグループに分類し、前記グループごとに、プログラムごとの利用回数を当該グループに分類された履歴情報に基づいて集計し、第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記第1の機器に搭載されていない前記第1のプログラムを特定し、特定された前記第1のプログラムに関して記憶されている情報を出力する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
オフィスにおいて利用される画像形成装置等の機器と、インターネット等を介して機器に接続される1以上のコンピュータ(以下、単に「サーバ」という。)との連携によって実現されるクラウドサービスが提供されている。例えば、画像形成装置が、原稿から画像データをスキャンして、当該画像データをサーバに転送し、サーバが、当該画像データに関する画像処理や、当該画像データを所定のストレージに保存するといったサービスが提供されている。
上記のサーバには、複数の企業における機器の利用に関する履歴情報が蓄積される。斯かる履歴情報を利用して、機器のユーザに適した情報を提供できれば、ユーザにとって利益が有るばかりでなく、例えば、サービスの利用促進を期待することができる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、機器のユーザに適した情報の提供を可能とすることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、1以上の情報処理装置を含み、複数の機器にネットワークを介して接続される情報処理システムは、前記複数の機器それぞれに搭載されているプログラムの利用を示す履歴情報を、当該複数の機器それぞれから受信する受信部と、前記受信部によって前記複数の機器それぞれから受信されたそれぞれの履歴情報を記憶する履歴記憶部と、ユーザごとに当該ユーザの属性を示す属性情報と当該ユーザが利用可能な機器を示す機器情報とを記憶する第1の属性記憶部と、機器ごとに当該機器の属性情報を記憶する第2の属性記憶部とを参照して、前記履歴記憶部が記憶する各履歴情報を、履歴情報に係る機器を利用可能なユーザの属性情報と当該機器の属性情報との共通性に基づいて複数のグループに分類し、分類した前記グループごとに、プログラムごとの利用回数を当該グループに分類された履歴情報に基づいて集計する集計部と、前記複数の機器のうちのいずれかである第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記第1の機器に搭載されていない前記第1のプログラムを特定する特定部と、前記特定部によって特定された前記第1のプログラムに関して記憶されている情報を出力する出力部と、を有する。
機器のユーザに適した情報の提供を可能とすることができる。
本発明の実施の形態のクラウドサービスシステムと機器との関係を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるクラウドサービスシステムを構成する各コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクラウドサービスシステムの機能構成例を示す図である。 機器アプリの利用に関する記憶処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 ログ記憶部の構成例を示す図である。 利用回数に基づく機器アプリのランキングの生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 機器情報記憶部の構成例を示す図である。 顧客情報記憶部の構成例を示す図である。 顧客属性及び機器属性に基づくグループごとの機器アプリの利用回数のランキングの一例を示す図である。 機器アプリの導入を推奨するために実行される処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 導入状況記憶部の構成例を示す図である。 アプリ情報記憶部の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における推奨条件を説明するための図である。 推奨アプリ等を通知する電子メールの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態のクラウドサービスシステムと機器との関係を説明するための図である。図1において、クラウドサービスシステム1と、機器利用環境2a、2b、又は2cにおける各機器とは、インターネットに代表されるWAN(Wide Area Network)等のネットワークN1によって通信可能に接続されている。
機器利用環境2a、2b、又は2c(以下、それぞれを区別しない場合「機器利用環境2」という。)は、クラウドサービスシステム1によって提供されるサービスと連携可能な機器が利用される環境である。機器利用環境2の一例として、クラウドサービスシステム1が提供するサービスの顧客である企業等の組織におけるシステム環境等が挙げられる。例えば、機器利用環境2は、或る企業のオフィスでもよい。本実施の形態において、機器利用環境2a、2b、2cは、それぞれ、顧客a、顧客b、顧客cのシステム環境であるとする。
機器利用環境2aは、MFP20a1及びプロジェクタ20a2等の機器を含む。機器利用環境2bは、TV会議用機器20b1及びTV会議用機器20b2等の機器を含む。機器利用環境2cは、MFP20c1及び電子黒板20c2等の機器を含む。
MFP20a1及び20c1は、複合機(MFP(Multifunction Peripheral))である。スキャナ又はプリンタ等、他の画像形成装置が、MFP20a1又は20c1の代わりに利用されてもよい。プロジェクタ20a2は、プロジェクタ、すなわち、画像データを投影する機器である。TV会議用機器20b1及び20b2は、テレビ会議に利用される機器である。電子黒板20c2は、描画された内容を電子化することが可能なホワイトボードである。なお、図1に示される機器以外の機器に関して、本実施の形態が適用されてもよい。
各機器には、クラウドサービスと連携するためのアプリケーションプログラムがインストール(導入又は搭載)されている。例えば、MFP20a1は、アプリA及びアプリBを有する。プロジェクタ20a2は、アプリEを有する。TV会議用機器20b1及び20b2は、それぞれアプリGを有する。MFP20c1は、アプリA及びアプリCを有する。以下、これらのアプリケーションプログラムを区別しない場合、「機器アプリ」という。
各機器にインストール可能な機器アプリは、各機器利用環境2(すなわち、各顧客)と、クラウドサービスシステム1を運営する組織(以下、「サービス提供者」という。)との間で機器ごとに締結される契約に依存する。すなわち、各機器利用環境2は、サービス提供者との間で、機器ごとに、当該機器を介して利用したいサービスの利用契約を結ぶ。各機器利用環境2は、各機器に関して、利用契約されたサービスを利用するための機器アプリをダウンロードすることができる。なお、サービスの利用契約ごとに発行される識別情報を、「サービス識別子」という。図1では、各機器の下に、当該機器に対して発行されたサービス識別子の例が示されている。
クラウドサービスシステム1は、機器が連携可能な各種サービスをクラウドサービスとして提供する1以上のコンピュータ(情報処理装置)の集合である。例えば、MFP20a1又は20c1と連携したサービスの一例として、MFP20a1又は20c1においてスキャンされ、MFP20a1又は20c1より転送された画像データを、所定のストレージに保存したり、所定の配信先に配信したりするサービス(以下、「クラウドスキャンサービス」という。)が挙げられる。また、クラウドサービスシステム1に予めアップロードされた印刷データをMFP20a1又は20c1にダウンロードさせ、当該印刷データに基づく印刷ジョブを、当該MFP20a1又は20c1に実行させるサービス(以下、「クラウドプリントサービス」という。)が挙げられる。
なお、クラウドサービスシステム1によるサービスは、必ずしもクラウドサービスとして提供されなくてもよい。例えば、クラウドサービスシステム1は、一般的なサーバクライアントシステムにおけるサーバ側のシステムであってもよい。また、ネットワークN1は、LAN(Local Area Network)であってもよい。
図2は、本発明の実施の形態におけるクラウドサービスシステムを構成する各コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
図2に示されるように、各コンピュータは、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
各コンピュータでの処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って各コンピュータに係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
図3は、本発明の実施の形態におけるクラウドサービスシステムの機能構成例を示す図である。クラウドサービスシステム1の機能は、アプリケーション層120、共通サービス層130、及びデータベース層140等の三つの層に分類される。
アプリケーション層120は、クラウドサービスシステム1が提供するサービスを実現するアプリケーションプログラム(以下、「サーバアプリ」という。)を含む層である。図3において、アプリケーション層120は、ポータルアプリ120a、クラウドスキャンアプリ120b、及びクラウドプリントアプリ120c等を含む。ポータルアプリ120aは、クラウドサービスシステム1が提供するサービスのポータルサイトを提供するサーバアプリである。当該ポータルサイトでは、例えば、ユーザ情報の登録や、サーバアプリに対するユーザごとの設定情報の設定等を行うことができる。クラウドスキャンアプリ120bは、上述したクラウドスキャンサービスに関する処理を実行するサーバアプリである。クラウドプリントアプリ120cは、上述したクラウドプリントサービスに関する処理を実行するサーバアプリである。なお、サーバアプリは、機器アプリと連携することにより、機器に対してサービスを提供することができる。
共通サービス層130は、複数のサーバアプリに共通する機能、又は複数のサーバアプリから利用される基本機能等を含む層である。図3において、共通サービス層130は、認証部131、ログ受信部132、ログ集計部133、アプリ特定部134、アプリ推奨部135等を有する。
認証部131は、機器アプリを介してサーバアプリを利用する機器のユーザの認証等を行う。ログ受信部132は、機器アプリの利用又は実行に関するログデータを、機器アプリから受信する。ログ受信部132は、受信したログデータをログ記憶部141に記憶する。ログ集計部133は、ログデータを、当該ログデータに係るユーザの属性及び当該ログデータに係る機器の属性に基づいて複数のグループに分類し、分類されたグループごとに、機器アプリの利用回数を集計する。アプリ特定部134は、機器ごとに、ログ集計部133によって分類されるグループのうち当該機器が属するグループに関する集計結果に基づいて選択される機器アプリであって、当該機器が有していない機器アプリを特定する。アプリ推奨部135は、アプリ特定部134によって特定された機器アプリの導入(搭載)を促進する情報を出力する。当該情報は、例えば、当該機器に送信されてもよい。
なお、共通サービス層130の各部の機能は、プラットフォームAPI150を介してアプリケーション層120に公開されている。換言すれば、アプリケーション層120は、プラットフォームAPI150によって公開されている範囲において、共通サービス層130の機能を利用可能である。
データベース層140は、アプリケーション層120又は共通サービス層130において実行される処理に必要な情報等を記憶するデータベース(記憶部)を含む層である。図3において、データベース層140は、ログ記憶部141、ユーザ情報記憶部142、機器情報記憶部143、アプリ情報記憶部144、導入状況記憶部145、及び顧客情報記憶部146等を含む。
ログ記憶部141は、ログデータを記憶する。ユーザ情報記憶部142は、クラウドサービスシステム1が提供するサービスのユーザに関する情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部142は、認証部131がユーザの認証に利用する情報を記憶する。機器情報記憶部143は、クラウドサービスシステム1が提供するサービスと連携する機器に関する属性情報を記憶する。アプリ情報記憶部144は、各機器アプリに関する情報を記憶する。導入状況記憶部145は、各機器に対する機器アプリの導入状況(搭載状況)を示す情報を記憶する。顧客情報記憶部146は、機器利用環境2ごと(すなわち、顧客ごと)の属性情報を記憶する。
なお、例えば、顧客情報記憶部146は、クラウドサービスシステム1とは異なるコンピュータシステムに属していてもよい。例えば、顧客情報記憶部146は、機器を販売する企業における顧客管理システムに属していてもよい。
なお、図3に示される各ソフトウェア及び各記憶部の分類形態は、一例であり、本実施の形態を実施するために、クラウドサービスシステム1の各機能が、図3に示されるような階層で分類されていることは必須ではない。すなわち、各機器の機器アプリが、アプリケーション層120等と連携可能であれば、クラウドサービスシステム1における機能の階層構造等は、特定のものに限定されない。
以下、クラウドサービスシステム1において実行される処理手順について説明する。図4は、機器アプリの利用に関する記憶処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。図4において、認証部131による機器のユーザの認証は既に実行済みであるとする。
或る機器において、或る機器アプリに関するジョブが実行されると、当該機器アプリは、当該機器アプリの利用履歴を示すログデータを生成して、当該ログデータを、クラウドサービスシステム1のログ受信部132宛に送信する(S101)。ログデータには、例えば、当該機器の機器識別子、当該機器に対して発行されたサービス識別子、及び当該機器アプリのアプリ名等が含まれる。機器識別子は、機器の機体ごとの識別情報である。アプリ名は、機器アプリの製品ごと又は種別ごと(以下、「種別」で統一する。)の識別子である。したがって、同じ種別に属する機器アプリの各個体(各実体)は、同じアプリ名を有する。機器アプリの種別は、例えば、機器アプリの機能の同一性に基づいて区別される。機器アプリの種別に、バージョンの概念が含まれてもよいし、含まれなくてもよい。サービス識別子、機器識別子、及びアプリ名等は、例えば、予め機器の補助記憶装置等に記憶されている。
なお、機器アプリによるジョブとは、厳密には、機器アプリとサーバアプリとの連携によって実行されるジョブである。本実施の形態では、機器アプリとサーバアプリとの連携に関する処理手順は、便宜上、省略される。
ログ受信部132は、ログデータを受信すると、当該ログデータをログ記憶部141に記憶する(S102)。
図5は、ログ記憶部の構成例を示す図である。図5において、ログ記憶部141の各レコードは、サービス識別子、機器識別子、アプリ名、及び利用回数等の項目を含む。
利用回数は、サービス識別子、機器識別子、及びアプリ名が共通するログデータの累積値である。すなわち、ステップS102では、受信されたログデータと、サービス識別子、機器識別子、及びアプリ名が共通するレコードがログ記憶部141に記憶されていれば、当該レコードの利用回数に1が加算される。該当するレコードがログ記憶部141に記憶されていなければ、受信されたログデータのサービス識別子、機器識別子、及びアプリ名を有し、利用回数が1であるレコードが、新たにログ記憶部141に追加される。
但し、ステップS102では、ログデータがそのままログ記憶部141に記憶されてもよい。この場合、ログ記憶部141は、利用回数の項目を有さなくてもよい。利用回数は、例えば、後述される図6の開始時に集計されてもよい。
なお、機器アプリからのログデータは、機器とクラウドサービスシステム1との間を仲介するコンピュータ等によって中継されてもよい。すなわち、機器アプリからのログデータは、ログ受信部132に対して直接的に送信されなくてもよい。
続いて、ログ記憶部141に記憶されたレコードに基づいて、クラウドサービスシステム1が、任意のタイミングで実行する処理について説明する。
図6は、利用回数に基づく機器アプリのランキングの生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS201〜S204は、ログ記憶部141に記憶されたレコードごとのループ処理(A)である。
ステップS201において、ログ集計部133は、ログ記憶部141から一つのレコードを読み込む。以下、読み込まれたレコードを、「対象レコード」という。続いて、ログ集計部133は、対象レコードの機器識別子に係る機器の属性情報(以下、「機器情報」という。)を、機器情報記憶部143から取得する(S202)。
図7は、機器情報記憶部の構成例を示す図である。図7において、機器情報記憶部143は、機器ごとに、機器種別名、モデル名、及び機器識別子等を記憶する。
機器種別名は、用途及び機能等に基づいて機器を分類した場合の、各機器の種別の名前である。本実施の形態では、機器種別名は、「MFP」、「プロジェクタ」、「TV会議用機器」、又は「電子黒板」のいずれかである。モデル名は、当該機器のモデル又は機種の名前である。機器識別子は、当該機器の機器識別子である。
ステップS202では、対象レコードの機器識別子を含むレコードが機器情報記憶部143から検索され、当該レコードの機器種別名及びモデル名が取得される。
続いて、ログ集計部133は、対象レコードの機器識別子に係る機器を利用する顧客の属性情報を、顧客情報記憶部146から取得する(S203)。
図8は、顧客情報記憶部の構成例を示す図である。図8において、顧客情報記憶部146は、顧客ごと(機器利用環境2ごと)に、顧客名、業種名、規模、導入機器、サービス識別子等を記憶する。
顧客名は、顧客ごとの識別情報である。業種名は、顧客の事業又は営業等の種類の名前である。規模は、顧客の規模である。規模は、「S」、「M」、「L」に分類される。「S」は小規模、「M」は中規模、「L」は大規模を示す。なお、規模は、例えば、従業員数によって分類される。但し、他の観点(売上げ等)に基づく規模が記憶されてもよい。導入機器は、顧客の機器利用環境2において導入されている各機器の機器識別子である。サービス識別子は、顧客の機器利用環境2に導入されている各機器に対して発行されているサービス識別子である。
ステップS203では、顧客情報記憶部146のレコードの中で、対象レコードの機器識別子を導入機器に含むレコードの、業種名及び規模が取得される。又は、顧客情報記憶部146のレコードの中で、対象レコードのサービス識別子を含むレコードの、業種名及び規模が取得されてもよい。機器識別子及びサービス識別子のいずれをキーとしても、同じ情報が取得される。
続いて、ログ集計部133は、ステップS203において取得された業種名及び規模、並びにステップS202において取得された機器種別名及びモデル名に基づいて、対象レコードを分類する(S204)。例えば、対象レコードに関する業種名、規模、機器種別名、及びモデル名に対応するグループが未だ生成されていない場合、当該グループが生成され、当該グループに対象レコードが追加される。対象レコードに関する業種名、規模、機器種別名、及びモデル名に対応するグループが既に生成されている場合、対象レコードが当該グループに追加される。
ステップS201〜S204が、ログ記憶部141の各レコードに関して実行されることで、各レコードは、業種名、規模、及び機器種別名の共通性に基づいて、複数のグループに分類される。
続いて、ログ集計部133は、分類後のグループごとに、アプリ名ごとの利用回数の集計を行う(S205)。続いて、ログ集計部133は、グループごとに、利用回数の集計結果に基づいて、アプリ名(機器アプリ)のランキング付け(順位付け)を行う(S206)。例えば、グループごとに、利用回数の集計結果の降順に、アプリ名(機器アプリ)がソートされる。その結果、図9に示されるような処理結果が得られる。
図9は、顧客属性及び機器属性に基づくグループごとの機器アプリの利用回数のランキングの一例を示す図である。
図9には、業種名:製造、規模:S、機器種別名:MFP、モデル名:モデルAのグループに関して、利用回数に基づくアプリ名(機器アプリ)のランキングが示されている。当該グループにおいては、アプリ名が「B」である機器アプリが1番利用されており、アプリ名が「A」である機器アプリが2番目に利用されていることが分かる。なお、便宜上、他のグループについては、記載が省略されている。図9に示される情報(以下、「機器アプリランキングテーブル」という。)は、例えば、メモリ装置103又は補助記憶装置102に記憶される。
続いて、機器アプリランキングテーブルに基づいて、機器アプリの導入を顧客に推奨するためにクラウドサービスシステム1が実行する処理について説明する。
図10は、機器アプリの導入を推奨するために実行される処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図10における各ステップは、ログ記憶部141に記憶されたレコードの機器識別子ごとのループ処理(B)である。機器識別子ごととは、或る機能識別子に関してログ記憶部141に複数のレコードが記憶されていたとしても、当該機器識別子に関して、図10における各ステップが1回だけ行われることをいう。なお、処理対象とされている機器識別子を、以下「対象機器識別子」という。また、「対象機器識別子」に係る機器を、以下「対象機器」という。
ステップS301において、アプリ特定部134は、導入状況記憶部145を参照して、対象機器に導入(インストール)されている機器アプリを特定する。
図11は、導入状況記憶部の構成例を示す図である。図11において、導入状況記憶部145は、機器識別子に対応付けて、当該機器識別子に係る機器に導入されている機器アプリのアプリ名を記憶する。複数の機器アプリが導入されている機器については、複数のレコードが記憶されている。ステップS301では、対象機器識別子に対応付けられている全てのアプリ名が取得される。
続いて、アプリ特定部134は、機器アプリランキングテーブル(図9)において、対象機器が属するグループの上位N番目までの機器アプリを特定する(S302)。対象機器が属するグループとは、対象機器を利用する顧客の業種名及び規模と、対象機器の機器種別名及びモデル名とに基づいて特定されるグループをいう。対象機器を利用する顧客の業種名及び規模は、顧客情報記憶部146において対象機器識別子を含むレコードに基づいて特定可能である。対象機器の機器種別名及びモデル名は、機器情報記憶部143において、対象機器識別子を含むレコードに基づいて特定可能である。なお、上位N番目までのNの値は、適宜選択可能とされてもよい。
続いて、ステップS303〜S308までに関して、上位N番目までの機器アプリごとのループ処理(C)が実行される。ループ処理(C)内において、上位N番目までの機器アプリのうち、処理対象とされている機器アプリを「アプリX」という。
ステップS303において、アプリ特定部134は、アプリXが対象機器に未導入であるか否かを判定する。すなわち、アプリXのアプリ名が、ステップS301において特定されたアプリ名に含まれているか否かが判定される。
アプリXが対象機器に導入されている場合、すなわち、アプリXのアプリ名が、ステップS301において特定されたアプリ名に含まれている場合(S303でNo)、ループ処理(C)に関して次の機器アプリが処理対象とされる。アプリXが対象機器に対して未導入である場合、すなわち、アプリXのアプリ名が、ステップS301において特定されたアプリ名に含まれていない場合(S303でYes)、アプリ特定部134は、ステップS304〜S308までに関して、対象機器に導入されている機器アプリごとのループ処理(D)を実行する。対象機器に導入されている機器アプリごととは、ステップS301において特定されたアプリ名ごとである。以下、対象機器に導入されている機器アプリのうち、ループ処理(D)において処理対象とされる機器アプリを、「アプリY」という。
ステップS304において、アプリ特定部134は、アプリXの機能カテゴリとアプリYの機能カテゴリとは同じであるか否かを判定する。当該判定は、アプリ情報記憶部144を参照して行われる。
図12は、アプリ情報記憶部の構成例を示す図である。図12において、アプリ情報記憶部144は、機器アプリごとに、アプリ名、機器種別名、機能カテゴリ、機能詳細、及びコスト等を記憶する。
アプリ名は、当該機器アプリのアプリ名である。機器種別名は、当該機器アプリのインストール先となりうる機器の機器種別名である。機能カテゴリは、各機器アプリをその機能の概要によって分類した場合の個々の区分のうち、当該機器アプリが属する区分である。機能カテゴリは、機能の種別として表現されてもよい。機能カテゴリが同じである機器アプリ同士は、機能の一部又は全部が共通する。機能詳細は、当該機器アプリが有する機能の詳細情報である。例えば、機能詳細は、機能カテゴリが同じである機器アプリ間において、機能の相違点を把握可能とするための情報である。例えば、アプリB及びアプリCのそれぞれの機能カテゴリは「クラウドスキャン」であるが、機能詳細において、接続先となるストレージの種類が相互に異なる。具体的には、アプリBの方が、アプリCよりもより多くの接続先に対応可能である。
コストは、当該機器アプリの利用によって発生するコストである。本実施の形態では、費用及び環境に対する負荷の観点に関するコストが記憶される。費用に関するコストとしては、例えば、当該機器アプリの利用に対する課金額である。環境に対する負荷に関するコストとしては、当該機器アプリを利用することによるCO2排出量である。消費電力等、当該機器アプリのCO2排出量を算出するために用いられるパラメータが、環境に対する負荷とされてもよい。
ステップS304では、アプリXのアプリ名に対してアプリ情報記憶部144に記憶されている機能カテゴリと、アプリYのアプリ名に対してアプリ情報記憶部144に記憶されている機能カテゴリとが比較される。アプリXの機能カテゴリとアプリYの機能カテゴリとが異なる場合(S304でNo)、ループ処理(D)に関して次の機器アプリが処理対象とされる。
アプリXの機能カテゴリとアプリYの機能カテゴリとが同じである場合(S304でYes)、アプリ特定部134は、アプリXに関してアプリ情報記憶部144に記憶されている機能詳細と、アプリYに関してアプリ情報記憶部144に記憶されている機能詳細とを比較する(S305)。続いて、アプリ特定部134は、アプリXに関してアプリ情報記憶部144に記憶されているコストと、アプリYに関してアプリ情報記憶部144に記憶されているコストとを比較する(S306)。
続いて、アプリ特定部134は、ステップS305及びS306における比較結果に基づいて、アプリXが、推奨条件を満たすか否かを判定する(S307)。推奨条件とは、機器アプリに関して、顧客(ユーザ)に対して利用が推奨されるために満たされるべき条件をいう。
図13は、本発明の実施の形態における推奨条件を説明するための図である。図13に示される表には、機能詳細比較結果とコスト比較結果との組み合わせに応じて推奨レベルが示されている。ここで、推奨レベル1は、推奨の度合いが最も高いことを示す。推奨レベル2は、推奨の度合いが2番目に高いことを示す。推奨レベル0は、推奨されないことを示す。すなわち、推奨レベルが1又は2である状況は、推奨条件を満たす。推奨レベルが0である状況は、推奨条件を満たさない。
図13には、機能詳細比較結果が機能UP又は現状維持であり、コスト比較結果がコストUPである場合、推奨レベルが2であることが示されている。また、機能詳細比較結果が機能UP又は現状維持であり、コスト比較結果がコストDOWNである場合、推奨レベルが1であることが示されている。また、機能詳細比較結果が機能DOWNであり、コスト比較結果がコストUPである場合、推奨レベルが0であることが示されている。また、機能詳細比較結果が機能DOWNであり、コスト比較結果がコストDOWNである場合、推奨レベルが2であることが示されている。
なお、機能比較結果に関して、機能UPとは、アプリXの機能詳細に含まれる機能が、アプリYの機能詳細に含まれる機能より多い状況をいう。アプリXの機能詳細が、アプリYの機能詳細を包含することが、機能UPの条件とされてもよい。この場合、アプリXが、アプリYの機能及びアプリYが有さない機能を有することが、機能UPの条件となる。現状維持は、アプリXの機能詳細とアプリYの機能詳細とが同じである状況をいう。コスト比較結果に関して、コストUPは、アプリXのコストの方が、アプリYのコストより高い状況をいう。コストDOUNは、アプリXのコストの方が、アプリYのコストより低い状況をいう。
なお、図13に示される表が示す情報は、例えば、補助記憶装置102に記憶されていてもよいし、プログラムのロジックとして、アプリ特定部134に組み込まれていてもよい。
アプリXが推奨条件を満たさない場合(S307でNo)、次の機器アプリに関して、ループ処理(D)が実行される。アプリXが推奨条件を満たす場合(S307でYes)、アプリ特定部134は、アプリXを、対象機器に対する推奨アプリとして記憶し、アプリYをアプリXによって置き換えられるアプリとして記憶する(S308)。例えば、対象機器の機器識別子に対応付けられて、アプリXのアプリ名が推奨対象として、アプリYのアプリ名が置換対象として補助記憶装置102に記憶される。続いて、次の機器アプリに関して、ループ処理(D)が実行される。
対象機器に関して、ループ処理(D)及び(C)が完了すると、アプリ推奨部135は、対象機器に関する推奨アプリの有無を判定する(S309)。例えば、対象機器の機器識別子に対応付けられて、推奨アプリのアプリ名が記憶されているか否かが判定される。対象機器に関する推奨アプリが有る場合(S309でYes)、アプリ推奨部135は、推奨アプリを示す情報、推奨アプリによって置換される機器アプリを示す情報、及び推奨アプリの導入による効果を示す情報等を出力する(S310)。これらの情報の出力形態は、所定のものに限定されない。例えば、対象機器に対して、これらの情報が送信されてもよい。又は、対象機器が属する機器利用環境2の管理者宛に、これらの情報が電子メールで送信されてもよい。なお、推奨アプリを示す情報、推奨アプリによって置換される機器アプリを示す情報は、例えば、それぞれのアプリ名である。推奨アプリの導入による効果を示す情報は、例えば、図13に示される表において、機能詳細比較結果及びコスト比較結果であってもよい。例えば、推奨レベルが1である場合、機能が増加し、コストが低下することを示す情報が、効果を示す情報であってもよい。
例えば、図14は、推奨アプリ等を通知する電子メールの一例を示す図である。図14では、機器識別子が「MF11AA」である機器に導入されている、アプリ名が「B」である機器アプリについて、アプリ名が「C」である機器アプリによる置き換えを推奨することが示されている。また、置き換えの効果として、月額利用料金が低下することが示されている。但し、置き換えの結果、機能低下が発生することも示されている。ユーザは、このような情報を参照して、機器アプリの置き換えを検討することができる。
続いて、ループ処理(B)が完了すると、図10の処理は終了する。
図10に関する処理について、具体例を当てはめて説明する。機器識別子が「MF22BB」であるMFP20c1が、対象機器である場合、MFP20c1に導入されている機器アプリは、アプリA及びアプリCである(図1及び図11参照)。MFP20c1を利用する顧客cの業種名及び規模は、「製造」、「S」であり(図8参照)、MFP20c1(MF22BB)の機器種別名及びモデル名は、「MFP」、「モデルA」である(図7参照)。したがって、対象機器は、「製造」、「S」、「MPF」、「モデルA」のグループに属する。
当該グループに関して、例えば、上位2番目までの機器アプリは、アプリB及びアプリAである(図9参照)。このうち、MFP20c1に導入されていない機器アプリは、アプリBであり、アプリBの機能カテゴリは、アプリCの機能カテゴリと一致する。したがって、アプリBとアプリCとについて、アプリ情報記憶部144(図12)を参照して、機能詳細及びコストが比較される。図12によれば、アプリBの方が機能詳細に含まれる機能が多く、アプリBの方がコストが高い。したがって、アプリBの推奨レベルは、2であり(図13参照)、アプリBは、MFP20c1に関して、推奨アプリとなる。そこで、アプリBがアプリCに置き換わる推奨アプリであること、及びアプリBに置き換えることで、コストは増加するが、機能が増えることを示す情報が、例えば、MFP20c1に送信される。
なお、推奨アプリに関する情報を受けたユーザが、推奨アプリを導入するか否かは、例えば、顧客の判断に委ねられてよい。例えば、コストが増加しても機能の増加を望むか否かは、顧客ごとに異なるからである。
上述したように、本実施の形態によれば、各顧客の属性情報及び各顧客が利用する機器の属性情報に基づいて、各機器から収集されるログデータが複数のグループに分類され、グループごとに機器アプリのランキングが導出される。当該ランキングに基づいて、顧客が利用する機器への導入を推奨する機器アプリが特定され、当該機器アプリに関する情報が、顧客に対して提供される。したがって、機器のユーザ(顧客)に適した情報を提供することができる。
また、導入が推奨される機器アプリを導入した場合の効果を示す情報も出力される。したがって、顧客(ユーザ)は、機器アプリの導入の是非を判断するために有用な情報を得ることができる。
なお、本実施の形態において、機器アプリのランキングを導出するグループの分類に用いられる顧客の属性情報は、業種名及び規模であるが、顧客の属性情報として他の情報が利用されてもよい。例えば、機器を利用する部署別に、機器アプリのランキングが導出されてもよい。また、顧客の住所別(地域別)に、機器アプリのランキングが導出されてもよい。この場合、図8に示される顧客情報記憶部146に対して、部署又は住所(地域名)を示す列が追加されればよい。部署別に機器アプリのランキングが導出されることにより、部署別に、利用されている機器アプリを把握することができる。住所(地域名)別に機器アプリのランキングが導出されることにより、地域別に、利用されている機器アプリを把握することができる。その他、顧客の属性情報となりうる情報であれば、他の情報に基づいて、グループが分類されてもよい。機器の属性情報に関しても同様である。
また、機器において利用されるアプリケーションプログラム以外のプログラムに関して、本実施の形態が適用されてもよい。
なお、本実施の形態において、クラウドサービスシステム1は、情報処理システム又は情報処理装置の一例である。ログデータは、履歴情報の一例である。ログ受信部132は、受信部の一例である。ログ記憶部141は、履歴記憶部の一例である。顧客情報記憶部146は、第1の属性記憶部の一例である。機器情報記憶部143は、第2の属性記憶部の一例である。ログ集計部133は、集計部の一例である。アプリ特定部134は、特定部の一例である。アプリ推奨部135は、出力部の一例である。導入状況記憶部145は、搭載状況記憶部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 クラウドサービスシステム
2a、2b、2c 機器利用環境
20a1、20c1 MFP
20b1、20b2 TV会議用機器
20a2 プロジェクタ
20c2 電子黒板
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
120 アプリケーション層
120a ポータルアプリ
120b クラウドスキャンアプリ
120c クラウドプリントアプリ
130 共通サービス層
131 認証部
132 ログ受信部
133 ログ集計部
134 アプリ特定部
135 アプリ推奨部
140 データベース層
141 ログ記憶部
142 ユーザ情報記憶部
143 機器情報記憶部
144 アプリ情報記憶部
145 導入状況記憶部
146 顧客情報記憶部
150 プラットフォームAPI
B バス
特開2010−034998号公報 特開2008−210383号公報 特開2004−265399号公報

Claims (12)

  1. 1以上の情報処理装置を含み、複数の機器にネットワークを介して接続される情報処理システムであって、
    前記複数の機器それぞれに搭載されているプログラムの利用を示す履歴情報を、当該複数の機器それぞれから受信する受信部と、
    前記受信部によって前記複数の機器それぞれから受信されたそれぞれの履歴情報を記憶する履歴記憶部と、
    ユーザごとに当該ユーザの属性を示す属性情報と当該ユーザが利用可能な機器を示す機器情報とを記憶する第1の属性記憶部と、機器ごとに当該機器の属性情報を記憶する第2の属性記憶部とを参照して、前記履歴記憶部が記憶する各履歴情報を、履歴情報に係る機器を利用可能なユーザの属性情報と当該機器の属性情報との共通性に基づいて複数のグループに分類し、分類した前記グループごとに、プログラムごとの利用回数を当該グループに分類された履歴情報に基づいて集計する集計部と、
    前記複数の機器のうちのいずれかである第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記第1の機器に搭載されていない前記第1のプログラムを特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記第1のプログラムに関して記憶されている情報を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記特定部は、前記複数の機器のうちのいずれかである第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、機器におけるプログラムの搭載状況を記憶する搭載状況記憶部に、前記第1の機器に搭載されていることが記憶されていない前記第1のプログラムを特定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記特定部は、前記第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記搭載状況記憶部に、前記第1のプログラムと機能の一部が共通する第2のプログラムが前記第1の機器に搭載されていることが記憶されている前記第1のプログラムを、各プログラムの機能を示す情報に基づいて特定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記出力部は、各プログラムの機能を示す情報に基づく、前記第1のプログラムと前記第2のプログラムとの機能の比較結果を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  5. 前記出力部は、各プログラムのコストを示す情報に基づく、前記第1のプログラムと前記第2のプログラムとのコストの比較結果を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の情報処理システム。
  6. 1以上の情報処理装置を含み、複数の機器にネットワークを介して接続される情報処理システムが、
    前記複数の機器それぞれに搭載されているプログラムの利用を示す履歴情報を、当該複数の機器それぞれから受信する受信手順と、
    前記受信手順において前記複数の機器それぞれから受信されたそれぞれの履歴情報を履歴記憶部に記憶する記憶手順と、
    ユーザごとに当該ユーザの属性を示す属性情報と当該ユーザが利用可能な機器を示す機器情報とを記憶する第1の属性記憶部と、機器ごとに当該機器の属性情報を記憶する第2の属性記憶部とを参照して、前記履歴記憶部が記憶する各履歴情報を、履歴情報に係る機器を利用可能なユーザの属性情報と当該機器の属性情報との共通性に基づいて複数のグループに分類し、分類した前記グループごとに、プログラムごとの利用回数を当該グループに分類された履歴情報に基づいて集計する集計手順と、
    前記複数の機器のうちのいずれかである第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記第1の機器に搭載されていない前記第1のプログラムを特定する特定手順と、
    前記特定手順において特定された前記第1のプログラムに関して記憶されている情報を出力する出力手順と、
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
  7. 前記特定手順は、前記複数の機器のうちのいずれかである第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、機器におけるプログラムの搭載状況を記憶する搭載状況記憶部に、前記第1の機器に搭載されていることが記憶されていない前記第1のプログラムを特定する、
    ことを特徴とする請求項6記載の情報処理方法。
  8. 前記特定手順は、前記第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記搭載状況記憶部に、前記第1のプログラムと機能の一部が共通する第2のプログラムが前記第1の機器に搭載されていることが記憶されている前記第1のプログラムを、各プログラムの機能を示す情報に基づいて特定する、
    ことを特徴とする請求項7記載の情報処理方法。
  9. 前記出力手順は、各プログラムの機能を示す情報に基づく、前記第1のプログラムと前記第2のプログラムとの機能の比較結果を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項8記載の情報処理方法。
  10. 前記出力手順は、各プログラムのコストを示す情報に基づく、前記第1のプログラムと前記第2のプログラムとのコストの比較結果を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項8又は9記載の情報処理方法。
  11. 複数の機器にネットワークを介して接続される情報処理装置であって、
    前記複数の機器それぞれに搭載されているプログラムの利用を示す履歴情報を、当該複数の機器それぞれから受信する受信部と、
    前記受信部によって前記複数の機器それぞれから受信されたそれぞれの履歴情報を記憶する履歴記憶部と、
    ユーザごとに当該ユーザの属性を示す属性情報と当該ユーザが利用可能な機器を示す機器情報とを記憶する第1の属性記憶部と、機器ごとに当該機器の属性情報を記憶する第2の属性記憶部とを参照して、前記履歴記憶部が記憶する各履歴情報を、履歴情報に係る機器を利用可能なユーザの属性情報と当該機器の属性情報との共通性に基づいて複数のグループに分類し、分類した前記グループごとに、プログラムごとの利用回数を当該グループに分類された履歴情報に基づいて集計する集計部と、
    前記複数の機器のうちのいずれかである第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記第1の機器に搭載されていない前記第1のプログラムを特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記第1のプログラムに関して記憶されている情報を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  12. 複数の機器にネットワークを介して接続される情報処理装置に、
    前記複数の機器それぞれに搭載されているプログラムの利用を示す履歴情報を、当該複数の機器それぞれから受信する受信手順と、
    前記受信手順において前記複数の機器それぞれから受信されたそれぞれの履歴情報を履歴記憶部に記憶する記憶手順と、
    ユーザごとに当該ユーザの属性を示す属性情報と当該ユーザが利用可能な機器を示す機器情報とを記憶する第1の属性記憶部と、機器ごとに当該機器の属性情報を記憶する第2の属性記憶部とを参照して、前記履歴記憶部が記憶する各履歴情報を、履歴情報に係る機器を利用可能なユーザの属性情報と当該機器の属性情報との共通性に基づいて複数のグループに分類し、分類した前記グループごとに、プログラムごとの利用回数を当該グループに分類された履歴情報に基づいて集計する集計手順と、
    前記複数の機器のうちのいずれかである第1の機器が属するグループに関して集計された利用回数に基づいて選択される第1のプログラムであって、前記第1の機器に搭載されていない前記第1のプログラムを特定する特定手順と、
    前記特定手順において特定された前記第1のプログラムに関して記憶されている情報を出力する出力手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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