JP2013168803A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クラウドサービスに係るデータをより適切に制御することを目的とする。
【解決手段】データを送信する送信装置、及びデータを記憶する記憶装置と通信可能であり、クラウドサービスを提供する情報処理装置が、送信装置から送信されたデータを受信し、受信したデータと同じ容量のデータを記憶装置に送信し、受信したデータに対してクラウドサービスの処理を行い、処理後のデータと共に処理後のデータで同じ容量のデータを更新する旨の指示を記憶装置に送信することによって課題を解決する。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、クラウドコンピューティングシステムのクラウドサービスサーバが提供するクラウドサービスとして画像処理を利用することが可能になってきている。
ユーザは、クラウドサービスを利用することで、複写機でスキャンした画像データについてネットワークを介して画像処理を行うことが可能になる。また、ユーザは、画像処理後の画像データをサーバ又は別のクラウドサービスであるファイル保存サービス(例えばEverNote:登録商標)を提供するサーバに送信すること等も可能になる。
このようにユーザは、複写機に搭載されていない高価な画像処理をクラウドサービスにより利用することができるようになる。
特開2010−56770号公報
しかしながら、ユーザが複写機で文書などの原稿をスキャンした画像データを特定の共有サーバに保存する前にクラウドサービスの画像処理を利用するため、保存が完了するまでに時間がかかることが想定される。時間がかかる例としては、複写機でスキャンした画像データをクラウドサービスサーバに転送する時間、複数のユーザがクラウドサービス上の同一の画像処理を利用した場合の待ち時間、画像処理に要する処理時間などが挙げられる。
故に、こうした時間の間に、所望の保存したい場所の空き容量が変化することや、画像処理によって画像データの容量が変化することで当該場所に送信できない等の問題が発生する。
従来、ファイルの転送において当該ファイルを保存する領域を予め予約しておくことで、送信してから保存先の容量がなくなって再度送信する事態を回避する技術が開示されている(特許文献1参照)。しかしながら、上記のように第三者が提供するファイル保存サービスである場合、共有フォルダである場合などの場合は、ファイルを保存する領域を予め予約しておくことが困難である。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、クラウドサービスに係るデータをより適切に制御することを目的とする。
そこで、本発明に係る情報処理装置は、データを送信する送信装置、及びデータを記憶する記憶装置と通信可能であり、クラウドサービスを提供する情報処理装置であって、前記送信装置から送信されたデータを受信し、受信したデータと同じ容量のデータを前記記憶装置に送信し、前記受信したデータに対して前記クラウドサービスの処理を行い、処理後のデータと共に前記処理後のデータで前記同じ容量のデータを更新する旨の指示を前記記憶装置に送信する制御を行う制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、方法、プログラム、システム、記憶媒体などとしてもよい。
本発明によれば、クラウドサービスに係るデータをより適切に制御することができる。
システムの構成の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェアの構成の一例を示す図である。 クラウドサービスサーバのハードウェアの構成の一例を示す図である。 画像形成装置のソフトウェアの構成の一例を示す図である。 クラウドサービスサーバのソフトウェアの構成の一例を示す図である。 クラウドストレージサーバのソフトウェアの構成の一例を示す図である。 シーケンスの一例を示す図である。 全体の処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 スキャンデータ管理テーブルの一例を示す図である。 クラウドサービスサーバのソフトウェアの構成の一例を示す図である。 シーケンスの一例を示す図である。 全体の処理に係るフローチャートの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている全ての構成が本発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。
<第1の実施形態>
本実施形態では、データ、ファイル等を所望の場所に送信する技術について説明する。図1は、本実施形態に係るシステムの構成の一例を示す図である。
LAN110には、画像形成装置101及び端末102が接続されている。LAN110は、インターネット120に接続されている。また、LAN110は、画像処理のクラウドサービスを提供しているクラウドサービスサーバ131、及びデータの記憶のクラウドサービスを提供しているクラウドストレージサーバ132ともインターネット120経由で接続されている。即ち、画像形成装置101、端末102、クラウドサービスサーバ131、及びクラウドストレージサーバ132は、LAN110、インターネット120等のネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
本実施形態では、端末102は、LAN110に接続されているが、この構成に限られるものではない。例えば、端末102について、クラウドサービスサーバ131及びクラウドストレージサーバ132に接続可能な構成を適宜採用できる。また、本実施形態では、画像形成装置101、クラウドサービスサーバ131、及びクラウドストレージサーバ132の各々が一台である場合を例に挙げて説明するが、複数台である場合に適用することもできる。
図2は、画像形成装置101のハードウェアの構成の一例を示す図である。CPU211を含む制御装置210は、画像形成装置101全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212に記憶されたプログラムを読み出して読取制御、送信制御などの各種の制御を行う。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD214は、画像データ、各種のプログラム、各種のテーブル等を記憶する。操作部I/F215は、操作部219と制御装置210とを接続する。操作部219としては、タッチパネル機能を有する液晶表示部、キーボードなどが設けられている。
プリンタI/F216は、プリンタ220と制御装置210とを接続する。プリンタ220で印刷すべき画像データは、プリンタI/F216を介して制御装置210から転送され、プリンタ220において記録媒体上に印刷される。スキャナI/F217は、スキャナ221と制御装置210とを接続する。スキャナ221は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをスキャナI/F217を介して制御装置210に入力する。
ネットワークI/F218は、制御装置210(画像形成装置101)をLAN110に接続する。ネットワークI/F218は、ネットワーク上の外部装置(クラウドサービスサーバ131、クラウドストレージサーバ132等)に画像データ、各種の情報等を送信し、ネットワーク上の外部装置から各種の情報を受信する。
図3は、クラウドサービスサーバ131のハードウェアの構成の一例を示す図である。CPU311を含む制御装置310は、クラウドサービスサーバ131全体の動作を制御する。CPU311は、ROM312に記憶されたプログラムを読み出して各種の制御処理を実行する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、画像データ、各種のプログラム、各種のテーブル等を記憶する。ROM312、RAM313、及びHDD314は、各種のデータを記憶する記憶部の一例である。
ネットワークI/F315は、制御装置310(クラウドサービスサーバ131)をネットワークに接続する。ネットワークI/F315は、ネットワーク上の外部装置(画像形成装置101、クラウドストレージサーバ132等)との間で各種の情報を送受信する。
なお、クラウドストレージサーバ132のハードウェアの構成、及び端末102のハードウェアの構成については、クラウドサービスサーバ131のハードウェアの構成と同様であるので、その説明を省略する。また、端末102、クラウドサービスサーバ131、及びクラウドストレージサーバ132は、情報処理装置(コンピュータ)の一例である。
図4は、画像形成装置101のソフトウェア(機能部)の構成の一例を示す図である。図4に示す各機能部、及び後述する画像形成装置101における処理は、画像形成装置101のCPU211がプログラムを実行することにより実現される。
画像形成装置101は、画面表示部400、通信部401、マイクロブログ通信管理部402、スキャンデータ管理部403、ジョブ処理部404、スキャンデータデータベース(スキャンデータDB)405、及び画像処理部406を有する。
画面表示部400は、制御装置210に対してスキャンに係る操作を実行するための画面を操作部219に表示する。また、画面表示部400は、ユーザによる操作部219の操作(ユーザ操作)をもとに、ジョブ処理部404に対してスキャンジョブを実行する旨の指示(ジョブ実行指示)を行う。
ジョブ処理部404は、画面表示部400からのジョブ実行指示により制御装置210にスキャン処理の実行を依頼し、依頼の結果としてスキャナ221が原稿上の画像を読み取って生成した画像データを受け取る。そして、ジョブ処理部404は、画像データをスキャンデータとしてスキャンデータDB405に格納する準備ができた旨の指示(格納指示)をスキャンデータ管理部403に通知する。
スキャンデータ管理部403は、スキャンデータDB405に対してジョブ処理部404で生成されたスキャンデータを格納する指示を行う処理、スキャンデータDB405に対して格納されているスキャンデータを取得する指示を行う処理などを実行する。
スキャンデータDB405は、スキャンデータ管理部403からの指示により、ジョブ処理部404で生成されたスキャンデータをHDD214に格納する処理、HDD214からスキャンデータを取得してスキャンデータ管理部403に送信する処理等を行う。また、スキャンデータ管理部403は、スキャンデータDB405がスキャンデータの格納を完了すると、ジョブ処理部404に完了した旨を通知し、ジョブ処理部404は、マイクロブログ通信管理部402に完了した旨を通知する。
マイクロブログ通信管理部402は、ジョブ処理部404からの通知をもとにスキャンデータが格納されたことを検知すると、スキャンデータが格納された旨をクラウドサービスサーバ131に知らせる情報を含むメッセージを作成する。また、マイクロブログ通信管理部402は、通信部401に対して、作成したメッセージをクラウドサービスサーバ131に送信するように指示する。ここでいうスキャンデータが格納された旨を知らせる情報とは、例えば「スキャンデータの準備ができました」という人が解釈可能な文言を示す情報である。また、マイクロブログ通信管理部402は、送信したメッセージの管理を行う。
通信部401は、マイクロブログ通信管理部402からの指示により、クラウドサービスサーバ131及びクラウドストレージサーバ132に対してリクエストを送信する。また、通信部401は、クラウドサービスサーバ131及びクラウドストレージサーバ132からのレスポンス(リクエストに対する返信)を受信する。
画像処理部406は、入力された画像データに対して補正、加工、編集、解像度変換等を行う。これに加えて、画像処理部406は、入力された画像データの回転処理、及びJPEG、MMR等の圧縮伸張処理を行う。また、画像処理部406は、PDF、XPS、OOXMLなどの電子ファイルフォーマットの変換処理を行う。
図5は、クラウドサービスサーバ131のソフトウェア(機能部)の構成の一例を示す図である。図5に示す各機能部、及び後述するクラウドサービスサーバ131における処理は、クラウドサービスサーバ131のCPU311がプログラムを実行することにより実現される。クラウドサービスサーバ131は、Webアプリケーション501及びメッセージデータベース(メッセージDB)502を有する。
Webアプリケーション501は、CRM(Customer Relationship Management)サービスなどを提供するためのWebアプリケーションである。本実施形態では、Webアプリケーション501において、マイクロブログ機能が提供されているものとする。また、Webアプリケーション501は、通信部511、制御部512、メッセージ管理部513、及び画像処理部514を有する。
通信部511は、画像形成装置101及び端末102からのリクエストを受信し、制御部512にリクエストの内容を送信する。更に、通信部511は、制御部512からリクエストに対する処理結果を受け取り、リクエストに対するレスポンスデータを作成し、リクエストを送信した装置(画像形成装置101又は端末102)にレスポンスを送信する。
制御部512は、通信部511から送信されるリクエストの内容に従って、リクエストに含まれるメッセージ若しくはコメントを抽出し、メッセージ管理部513にメッセージ若しくはコメントの登録処理を依頼する。
メッセージ管理部513は、制御部512から送信されるメッセージ若しくはコメントを受信し、メッセージDB502に格納を指示する。また、メッセージ管理部513は、制御部512からの依頼により、メッセージDB502から登録されたメッセージ及びコメントを取得して制御部512に送信する。
画像処理部514は、画像の先鋭化、平滑化、傾き補正、OCRなどの画像処理、変換処理などを行う。ここでの処理に関しては、周知の技術を用いることで実現が可能である。なお、画像処理部514で行われる画像処理、変換処理等の処理をクラウドサービス処理と表記する。
図6は、クラウドストレージサーバ132のソフトウェア(機能部)の構成の一例を示す図である。図6に示す各機能部、及び後述するクラウドストレージサーバ132における処理は、クラウドストレージサーバ132のCPU311がプログラムを実行することにより実現される。クラウドストレージサーバ132は、ファイルサービス601及びファイルデータデータベース(ファイルデータDB)602を有する。
ファイルサービス601は、適宜のプロトコルによるファイルサービスを提供する。プロトコルとしては、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、IMAP(Internet Message Access Protocol)などを採用してよい。ファイルサービス601は、通信部611、制御部612、及びファイル管理部613を有する。
通信部611は、画像形成装置101(クラウドサービスサーバ131)及び端末102からのリクエストを受信し、制御部612にリクエストの内容を送信する。更に、通信部611は、制御部612からリクエストに対する処理結果を受け取り、リクエストに対するレスポンスデータを作成し、リクエストを送信した装置(画像形成装置101又は端末102)にレスポンスを送信する。
制御部612は、通信部611から送信されるリクエストの内容に従って、送信されたファイル(画像データ)の格納、削除、移動、管理されているファイルのリストの取得等の処理をファイル管理部613に依頼する。ファイル管理部613は、制御部612からの処理の依頼に応じて、ファイルデータDB602にアクセスし、送信されたファイルの格納、削除、移動、管理されているファイルのリストの取得等を実行して制御部612に処理結果を送信する。
図7は、画像形成装置101、クラウドサービスサーバ131、及びクラウドストレージサーバ132における一連の動作を表すシーケンスの一例を示す図である。SQ701では、画像形成装置101は、ユーザ操作によるスキャンを実行する旨の指示(スキャン指示)に応答して、スキャン処理を実行する。スキャン処理では、画像形成装置101は、原稿上の画像をスキャナ221がスキャンし、スキャンした結果として得られる画像データを取得する。
SQ702では、画像形成装置101は、取得した画像データを画像形成装置101のスキャンデータDB405を介してスキャンデータとして保管する。SQ703では、画像形成装置101は、クラウドサービスサーバ131に対してスキャンした画像データ等を送信する。なお、ここでは、ユーザ操作で指定された画像処理の種類を示す情報および画像データを格納する領域を示す情報(格納先情報)等を含むヘッダ情報が送信される。
SQ704では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から送信された画像データ等を受信し、受信した画像データ(受信した画像データと同じ容量のデータの一例)をクラウドストレージサーバ132に送信する。なお、クラウドストレージサーバ132は、ヘッダ情報に含まれる格納先情報に従って、受信した画像データをユーザ操作で指定された領域に保存する。画像データについては、当該画像データを特定可能な情報(識別子、ファイル名など)が付されている。
SQ705では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から送信された画像データに対して画像処理を行う。SQ706では、クラウドサービスサーバ131は、画像処理を行った画像処理後の画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。なお、画像処理後の画像データのヘッダ情報には、S704で送信された画像データを特定可能な情報が含まれている。
SQ707では、クラウドストレージサーバ132は、画像データを特定可能な情報をもとに、SQ704で保存した画像データに対して、SQ706で送信された画像データで上書き保存を行う。
SQ708では、画像形成装置101は、クラウドサービスサーバ131に対してスキャンした2枚目の画像データ等を送信する。SQ709では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から送信された2枚目の画像データ等を受信し、受信した画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。SQ710では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から送信された2枚目の画像データに対して画像処理を行う。
SQ711では、クラウドサービスサーバ131は、2枚目の画像データについて画像処理を行った画像処理後の画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。SQ712では、クラウドストレージサーバ132は、SQ709で保存した2枚目の画像データに対して、SQ711で送信された画像データで上書き保存を行う。
スキャンされる枚数に応じて、3枚目以降については同様に、SQ708からSQ712までの処理が繰り返し行われる。
本実施形態では、SQ707において、画像データを上書き保存することを説明してきたが、上書き保存ではなく、SQ704で保存した画像データを消去することも可能である。即ち、クラウドストレージサーバ132については、後から受信した画像データで先に受信した画像データを更新する構成を適宜採用できる。
なお、画像データを消去する場合には、SQ707の上書き保存に該当するところで、画像データの消去を行うこととなる。より具体的には、クラウドストレージサーバ132は、SQ706で送信された画像処理後の画像データの受信(クラウドサービスサーバ131による転送)が終了した後で、SQ704で保存した画像データの消去を行う。
図8は、画像形成装置101の画像の読み取り動作から、クラウドストレージサーバ132に画像処理後の画像データが格納されるまでの全体の処理に係るフローチャートの一例を示す図である。
S801では、画像形成装置101は、ユーザ操作によるスキャンを実行する旨の指示(スキャン指示)を検知する。ここでは、原稿を読み取るための設定値、読み取った画像データ(電子データ)の名称(文書名)、ユーザ操作で指定された画像処理の種類を示す情報、格納先情報などを入力可能にする。原稿を読み取るための設定値としては、解像度、カラーモード、両面読み取りなどの情報が入力される。
S802では、スキャン指示を検知した画面表示部400は、ジョブ処理部404にジョブ実行指示を通知する。ジョブ処理部404は、ジョブ実行指示により、制御装置210にスキャン処理の実行を依頼する。
制御装置210は、スキャン処理の実行の依頼により、スキャナI/F217を介してスキャナ221にスキャン処理を実行させる。スキャナ221は、制御装置210からの依頼によって、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御装置210に画像データを送信する。画像データを受信した制御装置210は、ジョブ処理部404に対してスキャン処理の実行の結果として受信した画像データを送信する。
S803では、画像データを受信したジョブ処理部404は、画像データをスキャンデータとして格納する旨の指示をスキャンデータ管理部403に通知する。ジョブ処理部404からの通知を受信したスキャンデータ管理部403は、画像データをスキャンデータとしてスキャンデータDB405を介して格納し、ジョブ処理部404にスキャンデータの格納が完了した旨を通知する。
また、スキャンデータ管理部403は、スキャンデータの格納と同時に、スキャンデータ管理テーブル(例えば図9に示すテーブル)にスキャンデータの情報を格納する。スキャン文書ID901には、スキャンデータ管理テーブルで重複しないIDが生成されて格納される。スキャン文書名902には、S801で入力された文書名(文字列)が格納される。また、メッセージID903には、マイクロブログ機能において用いられるメッセージIDが格納される。ここでは、スキャンデータのデータフォーマットは、画像形成装置101の内部フォーマットであり、印刷を前提とした圧縮方法により形成されるデーターマットである。
続いて、S804では、画像形成装置101の通信部401は、クラウドサービスサーバ131に画像データを送信する。
S805では、クラウドサービスサーバ131の通信部511は、S804で画像形成装置101から送信された画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。続いて、S806では、クラウドサービスサーバ131の画像処理部514は、画像処理を行う。ここでの画像処理とは、色補正、先鋭化、OCRなど、周知の画像処理技術を用いることで実現できる。続いて、S807では、クラウドサービスサーバ131の通信部511は、画像処理が行われた処理後の画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。
S808では、クラウドストレージサーバ132のファイル管理部613は、S805で送信された画像処理前の画像データをS807で送信された画像処理後の画像データで上書き保存を行う。
S809では、画像形成装置101のジョブ処理部404は、次ページ以降の画像データがあるか否かを判断し、次ページ以降があると判断した場合、S804に処理を戻し、次ページ以降がないと判断した場合、処理を終了する。
なお、S808では、画像処理前の画像データをS807で送信された画像処理後の画像データで上書きする構成を説明した。このほか、S807で送信された画像処理後の画像データの受信が終わった後で、S808において、S805で送信された画像処理前の画像データの消去を行う構成を採用することも可能である。
このように、本実施形態では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から画像データを受け取ると、画像処理などを行わずにクラウドストレージサーバ132に当該画像データ(なお、当該画像データの複製であってもよい。)を送信する。
この構成によれば、クラウドサービスサーバ131において行われる画像処理などのクラウドサービス処理にかかる時間(処理時間)、及びクラウドサービス処理を行うための待ち時間がかからずにクラウドストレージサーバ132で容量を確保することができる。また、上述の時間だけ早くユーザに送信が行えたことを知らせることができ、またユーザは、プレビューも行うことができるようになる。
本実施形態の拡張として、クラウドサービスサーバ131が図10に示すような機能部を含む構成を採用してもよい。例えば、クラウドサービスサーバ131は、クラウドサービス処理の処理時間が非常に短いと判定したとき、先に画像処理などのクラウドサービス処理を行い、処理後の画像をクラウドストレージサーバ132に送信する構成としてもよい。
より具体的には、クラウドサービスサーバ131は、クラウドサービス処理に要する時間(処理時間、待ち時間、及びこれらの総合の時間の何れであってもよい。)を判定する判定部1001を有する。判定部1001は、予測した時間が予め設定された一定の時間内であるか否かに応じて、画像データを記憶する領域を確保するための実データ(本実施形態では、処理前の画像データ)をクラウドストレージサーバ132に送信するかの制御を行う。
例えば、判定部1001は、画像形成装置101から受信した画像データに対する画像処理の時間が、所定の時間を上回るか否かを判定する。画像処理の時間については、例えば、画像形成装置101から受信した画像データの画素数(データサイズ)に基づいて算出することができる。また、例えば、画像データの枚数(ページ数)、画像データに対して行う画像処理の種類に基づいて算出することができる。
上述の構成によれば、判定部1001が非常に短い時間で処理されると判定した場合、わざわざ処理前の画像データをクラウドストレージサーバ132に送信するという手間を省くことができるようになる。
また、例えば、クラウドサービスサーバ131は、クラウドサービス処理によるデータ量の増加分(先鋭化の処理などによるデータ量の増加分など。)を画像データと共に、クラウドストレージサーバ132に送信する構成としてもよい。
より具体的には、クラウドサービスサーバ131は、クラウドサービス処理によるデータ量の増加分を推定する推定部1002、及び推定した増加分の推定量データ(増加分を示す増加分データの一例)を画像データに付加するデータ付加部1003を有する。
推定部1002は、画像形成装置101から受信した画像データのデータ量と画像処理部514で処理される画像処理とに応じて、受信した画像データがどのように変換されるかを推定(受信した画像データのデータ量がどのように変更されるかを予測)する。例えば、クラウドサービスサーバ131のHDD314には、画像処理の種類ごとに、おおよそどれくらいデータ量(データサイズ)が変化するかを示す情報(増加容量情報の一例)が記憶されている。推定部1002は、この情報を用いて対応する画像処理が行われることにより増加するデータ量を推定する。
データ付加部1003は、推定された結果に基づいてデータ量が増えると判断した場合、推定量データを画像データ(ヘッダ情報、ページの末端など)に付加する。ここで、推定量データとしては、解読できない文字の羅列などを採用する。制御部512は、増加したデータ量となるように推定量データを生成する。なお、推定量データについては、クラウドストレージサーバ132上で、ユーザ操作によって開けないようにしておくことが望ましい。
上述の構成によれば、クラウドサービス処理によるデータ量の増加分を加味して予めクラウドストレージサーバ132に容量を確保することができる。
なお、制御部512については、判定部1001、推定部1002、及びデータ付加部1003の全てを有する構成としてもよいし、判定部1001のみを有する構成としてもよいし、推定部1002及びデータ付加部1003のみを有する構成としてもよい。
このように、本実施形態によれば、まず先に所望の保存場所へ画像データを転送し、容量を確保しておくことができる。仮にクラウドサービス処理に要する時間が長い場合、その間に所望の保存場所の容量が変化しても、保存場所の容量を確保しているので、再度の画像データの送信を求められることがない。
また、今までは、送信中に所望の保存場所の容量が少なくなった場合、送信するデータがスキャンしたデータである場合、保存場所の容量を確保した上で再度スキャンして送信する必要があった。しかしながら、本実施形態によれば、改めて保存場所の容量の確保やデータの再送信などがなくなり、所望の保存場所に直ぐにデータが送信されるので、ユーザは一定の安心感を得ることができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、画像形成装置101から画像データをクラウドサービスサーバ131に転送するまでの間にクラウドストレージサーバ132の容量が減少し、クラウドサービスサーバ131が画像データを転送できない事態が生じ得る。
そこで、本実施形態では、クラウドサービスサーバ131が画像データを受け取り終える前に、クラウドストレージサーバ132の容量を確保する構成について説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を用いてその説明を適宜省略する。また、本実施形態では、第1の実施形態と相違する構成について主に説明する。
図11は、画像形成装置101、クラウドサービスサーバ131、及びクラウドストレージサーバ132における一連の動作を表すシーケンスの一例を示す図である。SQ1101では、画像形成装置101は、ユーザ操作によるスキャンを実行する旨の指示(スキャン指示)に応答して、スキャン処理を実行する。スキャン処理では、画像形成装置101は、原稿上の画像をスキャナ221がスキャンし、スキャンの結果として得られる画像データを取得する。
SQ1102では、画像形成装置101は、取得した画像データを画像形成装置101のスキャンデータDB405を介してスキャンデータとして保管する。SQ1103では、画像形成装置101は、クラウドサービスサーバ131に対してスキャンした画像データ等を送信する。ここで、本実施形態では、画像形成装置101は、スキャンした画像データ等の送信前に、当該画像データの容量を示す画像容量情報(送信予定のデータの容量を示す容量情報の一例)を送信する。
SQ1104では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から送信された画像容量情報をもとに疑似画像データ(疑似データの一例)を生成してクラウドストレージサーバ132に送信する。
ここで、疑似画像データとしては、解読できない文字の羅列などを採用できる。クラウドサービスサーバ131は、画像容量情報のデータ量となるように疑似画像データを生成する。疑似画像データについては、クラウドストレージサーバ132上で、ユーザ操作によって開けないようにしておくことが望ましい。なお、クラウドストレージサーバ132は、受信した疑似画像データをユーザ操作で指定された領域に保存する。
SQ1105では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から送信された画像データに対して画像処理を行う。SQ1106では、クラウドサービスサーバ131は、画像処理を行った画像処理後の画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。
SQ1107では、クラウドストレージサーバ132は、画像データを特定可能な情報をもとに、SQ1104で保存した画像データに対して、SQ1106で送信された画像データで上書き保存を行う。SQ1108では、画像形成装置101は、クラウドサービスサーバ131に対してスキャンした2枚目の画像データ等を送信する。ここで、本実施形態では、画像形成装置101は、スキャンした2枚目の画像データ等の送信前に当該画像データの画像容量情報を送信する。
SQ1109では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から送信された2枚目についての画像容量情報をもとに疑似画像データを生成してクラウドストレージサーバ132に送信する。SQ1110では、クラウドサービスサーバ131は、画像形成装置101から送信された2枚目の画像データに対して画像処理を行う。SQ1111では、クラウドサービスサーバ131は、2枚目の画像データについて画像処理を行った画像処理後の画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。
SQ1112では、クラウドストレージサーバ132は、SQ1109で保存した2枚目の疑似画像データに対して、SQ1111で送信された画像データで上書き保存を行う。なお、スキャンされる枚数に応じて、3枚目以降については同様に、SQ1108からSQ1112までが繰り返し行われる。
なお、SQ1104、SQ1109において生成される疑似画像データについては、SQ1105、SQ1110で行われる画像処理の種類(増加するデータ量の予測)に基づいて予め生成してもよい。この構成によれば、少しでも正確な容量をクラウドストレージサーバ132に確保することができる。
図12は、画像形成装置101の画像の読み取り動作から、クラウドストレージサーバ132に画像処理後の画像データが格納されるまでの全体の処理に係るフローチャートの一例を示す図である。
S1201では、画像形成装置101は、ユーザ操作によるスキャンを実行する旨の指示(スキャン指示)を検知する。ここでは、原稿を読み取るための設定値、読み取った画像データ(電子データ)の名称(文書名)、ユーザ操作で指定された画像処理の種類を示す情報、格納先情報などを入力可能にする。原稿を読み取るための設定値としては、解像度、カラーモード、両面読み取りなどの情報が入力される。
S1202では、スキャン指示を検知した画面表示部400は、ジョブ処理部404にジョブ実行指示を通知する。ジョブ処理部404は、ジョブ実行指示により、制御装置210にスキャン処理の実行を依頼する。
制御装置210は、スキャン処理の実行の依頼により、スキャナI/F217を介してスキャナ221にスキャン処理を実行させる。スキャナ221は、制御装置210からの依頼によって、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御装置210に画像データを送信する。画像データを受信した制御装置210は、ジョブ処理部404に対してスキャン処理の実行結果として受信した画像データを送信する。
S1203では、画像データを受信したジョブ処理部404は、画像データをスキャンデータとして格納する旨の指示をスキャンデータ管理部403に通知する。ジョブ処理部404からの通知を受信したスキャンデータ管理部403は、画像データをスキャンデータとしてスキャンデータDB405を介して格納し、ジョブ処理部404にスキャンデータの格納が完了した旨を通知する。
また、スキャンデータ管理部403は、スキャンデータの格納と同時に、スキャンデータ管理テーブル(例えば図9に示すテーブル)にスキャンデータの情報を格納する。スキャン文書ID901には、スキャンデータ管理テーブルで重複しないIDが生成されて格納される。スキャン文書名902には、S1201で入力された文書名(文字列)が格納される。また、メッセージID903には、マイクロブログ機能において用いられるメッセージIDが格納される。ここでは、スキャンデータのデータフォーマットは、画像形成装置101の内部フォーマットであり、印刷を前提とした圧縮方法により形成されるデーターマットである。更に、スキャンデータ管理部403は、画像データの画像容量情報を生成する。
続いて、S1204では、画像形成装置101の通信部401は、画像データの画像容量情報をクラウドサービスサーバ131に送信する。そして、画像形成装置101の通信部401は、画像データをクラウドサービスサーバ131に送信する。
S1205では、クラウドサービスサーバ131は、受信した画像データの画像容量情報をもとに疑似画像データを生成し、生成した疑似画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。続いて、S1206では、クラウドサービスサーバ131の画像処理部514は、S1004で画像形成装置101から送信された画像データに画像処理を行う。ここでの画像処理とは、色補正、先鋭化、OCRなど、周知の画像処理技術を用いることで実現できる。続いて、S1207では、クラウドサービスサーバ131の通信部511は、画像処理を行った処理後の画像データをクラウドストレージサーバ132に送信する。
S1208では、クラウドストレージサーバ132は、S1205で送信された疑似画像データをS1207で送信された画像処理後の画像データで上書き保存を行う。S1209では、画像形成装置101のジョブ処理部404は、次ページ以降の画像データがあるか否かを判断し、次ページ以降があると判断した場合、S1204に処理を戻し、次ページ以降がないと判断した場合、処理を終了する。
ここで、SQ1101におけるスキャン指示をトリガーにして、クラウドサービスサーバ131が疑似画像データを生成し、当該疑似画像データをクラウドストレージサーバ132に送信してもよい。この構成によれば、クラウドストレージサーバ132における正確な容量の確保はできないまでも、少しでも早くクラウドストレージサーバ132で原稿よりも多めの容量を確保することができる。
また、SQ1101におけるスキャン指示をトリガーにして生成される疑似画像データについては、規定の枚数分(例えば10枚分)の画像データの合計でもよい。このように構成することで、クラウドサービスサーバ131が画像データを1つずつクラウドストレージサーバ132に送信する手間が省ける。
上述の構成によれば、クラウドサービス処理の処理時間および待ち時間だけでなく、画像形成装置101からクラウドサービスサーバ131に画像データが転送される時間によらず、クラウドストレージサーバ132の容量を確保することができる。
このように、本実施形態によれば、画像形成装置101から画像データを受信している間にクラウドストレージサーバ132の容量が減少した場合でも、クラウドサービスサーバ131が画像データを転送することができる。
<その他の実施形態>
上述した実施形態の構成については、適宜組み合わせて採用することができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
上述した実施形態の構成によれば、クラウドサービスに係るデータをより適切に制御することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
101 画像形成装置、131 クラウドサービスサーバ、132 クラウドストレージサーバ

Claims (12)

  1. データを送信する送信装置、及びデータを記憶する記憶装置と通信可能であり、クラウドサービスを提供する情報処理装置であって、
    前記送信装置から送信されたデータを受信し、受信したデータと同じ容量のデータを前記記憶装置に送信し、前記受信したデータに対して前記クラウドサービスの処理を行い、処理後のデータと共に前記処理後のデータで前記同じ容量のデータを更新する旨の指示を前記記憶装置に送信する制御を行う制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記クラウドサービスの処理に要する時間を算出し、算出した時間が一定の時間内であると判断した場合、前記同じ容量のデータを前記記憶装置に送信することなく、前記処理後のデータを前記記憶装置に送信する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 複数のクラウドサービスを提供し、クラウドサービスの処理を行うことにより増加するデータの容量を示す増加容量情報をクラウドサービスごとに記憶する記憶部を更に有し、
    前記制御手段は、
    前記複数のクラウドサービスのうちからユーザ操作により指定されたクラウドサービスを示す情報を前記送信装置から受信し、
    前記指定されたクラウドサービスに対応する前記記憶部の増加容量情報をもとに、前記指定されたクラウドサービスの処理を行うことによりデータの容量が増加するか否かを判断し、
    増加すると判断した場合、前記増加容量情報と同じ容量の増加分データを生成し、生成した増加分データを前記同じ容量のデータと共に前記記憶装置に送信する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記増加分データを前記同じ容量のデータのヘッダ情報に付加して前記記憶装置に送信することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記増加分データを前記同じ容量のデータの末端に付加して前記記憶装置に送信することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  6. データを送信する送信装置、及びデータを記憶する記憶装置と通信可能であり、クラウドサービスを提供する情報処理装置であって、
    前記送信装置から送信予定のデータの容量を示す容量情報を受信し、受信した容量情報と同じ容量の疑似データを生成して前記記憶装置に送信し、前記送信装置から前記データを受信し、前記受信したデータに対して前記クラウドサービスの処理を行い、処理後のデータと共に前記処理後のデータで前記疑似データを更新する旨の指示を前記記憶装置に送信する制御を行う制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記クラウドサービスの処理に要する時間を算出し、算出した時間が一定の時間内であると判断した場合、前記疑似データを生成することなく、前記処理後のデータを前記記憶装置に送信する制御を行うことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 複数のクラウドサービスを提供し、クラウドサービスの処理を行うことにより増加するデータの容量を示す増加容量情報をクラウドサービスごとに記憶する記憶部を更に有し、
    前記制御手段は、
    前記複数のクラウドサービスのうちからユーザ操作により指定されたクラウドサービスを示す情報を前記送信装置から受信し、
    前記指定されたクラウドサービスに対応する前記記憶部の増加容量情報をもとに、前記指定されたクラウドサービスの処理を行うことによりデータの容量が増加するか否かを判断し、
    増加すると判断した場合、前記増加容量情報と同じ容量の増加分データを生成し、生成した増加分データを前記疑似データと共に前記記憶装置に送信する制御を行うことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. データを送信する送信装置、及びデータを記憶する記憶装置と通信可能であり、クラウドサービスを提供する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記送信装置から送信されたデータを受信し、受信したデータと同じ容量のデータを前記記憶装置に送信する工程と、
    前記受信したデータに対して前記クラウドサービスの処理を行う工程と、
    処理後のデータと共に前記処理後のデータで前記同じ容量のデータを更新する旨の指示を前記記憶装置に送信する工程と、を有することを特徴とする情報処理方法。
  10. データを送信する送信装置、及びデータを記憶する記憶装置と通信可能であり、クラウドサービスを提供する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記送信装置から送信予定のデータの容量を示す容量情報を受信し、受信した容量情報と同じ容量の疑似データを生成して前記記憶装置に送信する工程と、
    前記送信装置から前記データを受信する工程と、
    前記受信したデータに対して前記クラウドサービスの処理を行う工程と、
    処理後のデータと共に前記処理後のデータで前記疑似データを更新する旨の指示を前記記憶装置に送信する工程と、を有することを特徴とする情報処理方法。
  11. データを送信する送信装置、及びデータを記憶する記憶装置と通信可能であり、クラウドサービスを提供するコンピュータを、
    前記送信装置から送信されたデータを受信し、受信したデータと同じ容量のデータを前記記憶装置に送信し、前記受信したデータに対して前記クラウドサービスの処理を行い、処理後のデータと共に前記処理後のデータで前記同じ容量のデータを更新する旨の指示を前記記憶装置に送信する制御を行う制御手段として機能させるプログラム。
  12. データを送信する送信装置、及びデータを記憶する記憶装置と通信可能であり、クラウドサービスを提供するコンピュータを、
    前記送信装置から送信予定のデータの容量を示す容量情報を受信し、受信した容量情報と同じ容量の疑似データを生成して前記記憶装置に送信し、前記送信装置から前記データを受信し、前記受信したデータに対して前記クラウドサービスの処理を行い、処理後のデータと共に前記処理後のデータで前記疑似データを更新する旨の指示を前記記憶装置に送信する制御を行う制御手段として機能させるプログラム。
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