JP2003143344A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体

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JP2003143344A
JP2003143344A JP2001341429A JP2001341429A JP2003143344A JP 2003143344 A JP2003143344 A JP 2003143344A JP 2001341429 A JP2001341429 A JP 2001341429A JP 2001341429 A JP2001341429 A JP 2001341429A JP 2003143344 A JP2003143344 A JP 2003143344A
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image
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Akio Ito
秋生 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HD等の電源起動時にアクセス可能となるま
で時間のかかるメモリに画像形成装置本体の制御プログ
ラムが格納される画像形成装置の起動時間を大幅に短縮
すること。 【解決手段】 コントローラ12が、電源起動時にRO
M DIMM51に格納されるコントローラの起動時に
用いる第1の制御プログラムによりコントローラ12の
初期起動を行い、この初期起動後にEEPROM65に
記憶されるリーダ及びプリンタの設定情報をリーダ,プ
リンタに通知し、初期起動後にHD307に格納される
第2の制御プログラムによりコントローラ12のフル起
動を行い、フル起動後にリーダ,プリンタとの詳細情報
の通信を開始し、また、リーダ,プリンタは、予め電源
起動時に各部内部のメモリに格納されるプログラム及び
所定の設定情報により各部の起動及び設定を行ってお
き、コントローラ12より通知される設定情報に応じて
再設定を行う構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、HD,CD
−ROM等のメモリに装置の制御プログラムを格納した
画像形成装置及び画像形成装置の制御方法およびプログ
ラムおよび記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ,デジタル複写機等
の画像形成装置においては、EEPROM,FLASH
ROM等のアクセススピードの比較的速いメモリに装
置の制御プログラムを格納し、そのプログラムに応じて
装置の制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成装置といっても、単にプリントするだけでなく、複写
機能、ファクシミリ機能といった、機能の複合化、拡
大、使い勝手の向上等が図られている。
【0004】そのため、プログラム容量が飛躍的に増加
しており、従来から使用しているEEPROM,FLA
SH ROMは、高価であるため、メモリ容量あたりの
コストの低い、HDが採用されつつある。
【0005】しかしながら、HDは容量あたりのコスト
が低いという特徴を持った反面、その構造上、磁気ディ
スクを回転させるためなどに時間がかかるため、電源立
ち上げから、外部とのデータ転送を開始できるまで、従
来のEEPROM等のメモリに比べて時間が必要であ
り、その待ち時間は、従来のEEPROM等のメモリを
使用した装置に慣れているユーザにとっては非常に長く
感じてしまうという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、コントローラが、電
源起動時にROM等に格納されるコントローラの起動時
に用いる第1の制御プログラムにより前記コントローラ
の初期起動を行い、この初期起動後にEEPROM等に
記憶される画像読み取り部及び画像形成部の設定情報を
前記画像読み取り部及び画像形成部に通知し、前記初期
起動後にHD等に格納される第2の制御プログラムによ
り前記コントローラのフル起動を行い、フル起動後に前
記画像読み取り部及び画像形成部とのコマンド等の詳細
情報の通信を開始し、また、画像読み取り部及び画像形
成部が、予め電源起動時に各部内部のメモリに格納され
るプログラム及び所定の設定情報により各部の起動及び
設定を行っておき、前記コントローラより通知される設
定情報に応じて再設定を行うことにより、あらかじめ起
動準備のできる画像読み取り部及び画像形成部は所定の
データで起動しておき、コントローラの起動後に正しい
データに再設定することで、HD等の電源起動時にアク
セス可能となるまで時間のかかるメモリに画像形成装置
本体の制御プログラムが格納される画像形成装置であっ
ても画像形成装置全体としての起動時間の短縮を図るこ
とができる画像形成装置および画像形成装置の制御方法
およびプログラムおよび記憶媒体を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、原稿から画像データを読み取る画像読み取り部(図
2に示すリーダ10)と、画像データに応じて画像形成
を行う画像形成部(図2に示すプリンタ11)と、前記
画像読み取り部と画像形成部に接続されて画像データの
制御を行うコントローラ(図4に示すコントローラ1
2)とを有する画像形成装置において、前記コントロー
ラは、起動時に用いる第1の制御プログラムを格納する
第1の記憶手段(図4に示すROM DIMM51)
と、画像形成装置全体の制御に用いる第2の制御プログ
ラムを格納する前記第1の記憶手段よりも電源起動時に
アクセス可能となるまで時間のかかる第2の記憶手段
(図4に示すHD307)と、電源起動時に前記第1の
記憶手段に格納される第1の制御プログラムによりコン
トローラの初期起動を行い、この初期起動後に前記第2
の記憶手段に格納される第2の制御プログラムによりコ
ントローラのフル起動を行う制御手段(図4に示すCP
U53)とを有することを特徴とする。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記コントロ
ーラは、前記画像読み取り部および画像形成部の設定情
報を記憶する第3の記憶手段(図4に示すEEPROM
65)を有し、前記制御手段は、初期起動後に前記第3
の記憶手段に記憶される前記画像読み取り部及び画像形
成部の設定情報を前記画像読み取り部及び画像形成部に
通知し、フル起動後に前記画像読み取り部及び画像形成
部との詳細情報の通信を開始するように制御するもので
あり、前記画像読み取り部は、電源起動時に画像読み取
り部内部のメモリ(図3に示すROM26)に格納され
るプログラム及び所定の設定情報により画像読み取り部
の起動及び設定を行う起動手段(図3に示すCPU2
4)と、前記コントローラより通知される設定情報に応
じて画像読み取り部の再設定を行う再設定手段(図3に
示すCPU24)とを有するものであり、前記画像形成
部は、電源起動時に画像形成部内部のメモリ(図5に示
すROM72)に格納されるプログラム及び所定の設定
情報により画像形成部の起動及び設定を行う起動手段
(図5に示すCPU70)と、前記コントローラより通
知される設定情報に応じて画像形成部の再設定を行う再
設定手段(図5に示すCPU70)とを有することを特
徴とする。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記コントロ
ーラの前記制御手段は、フル起動後に前記画像読み取り
部及び画像形成部との詳細情報の通信を開始するように
制御することを特徴とする。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記画像読取
り部の設定情報は、読取り速度,読取り解像度,読取り
階調,読取り周期,画像転送速度,白黒/カラーを設定
するための情報を含むものであり、前記画像形成部の設
定情報は、画像形成速度,画像形成解像度,画像形成階
調,白黒/カラーを設定するための情報を含むことを特
徴とする。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記第1の記
憶手段は、EEPROM,FLASH ROMを含むも
のであり、前記第2の記憶手段は、HD,CD−ROM
を含むことを特徴とする。
【0012】本発明に係る第6の発明は、原稿から画像
データを読み取る画像読み取り部と、画像データに応じ
て画像形成を行う画像形成部と、前記画像読み取り部と
画像形成部に接続されて画像データの制御を行うコント
ローラとを有し、前記コントローラは、起動時に用いる
第1の制御プログラムを格納する第1のメモリと、画像
形成装置全体の制御に用いる第2の制御プログラムを格
納する前記第1のメモリよりも電源起動時にアクセス可
能となるまで時間のかかる第2のメモリとを有する画像
形成装置の制御方法において、電源起動時に前記コント
ローラの第1のメモリに格納される前記コントローラの
起動時に用いる第1の制御プログラムにより前記コント
ローラの初期起動を行う第1の起動工程(図9のステッ
プS301)と、該初期起動後に前記第1のメモリより
も電源起動時にアクセス可能となるまで時間のかかる前
記コントローラの第2のメモリに格納される第2の制御
プログラムにより前記コントローラのフル起動を行う第
2の起動工程(図9のステップS307〜S310)と
を有することを特徴とする。
【0013】本発明に係る第7の発明は、電源起動時に
画像読み取り部内部のメモリに格納されるプログラム及
び所定の設定情報により画像読み取り部の起動及び設定
を行う画像読み取り部起動工程(図7のステップS10
1,S102)と、電源起動時に画像形成部内部のメモ
リに格納されるプログラム及び所定の設定情報により画
像形成部の起動及び設定を行う画像形成部起動工程(図
8のステップS201,S202)と、前記第1の起動
工程による前記コントローラの初期起動後に前記コント
ローラ内の第3のメモリに記憶される前記画像読み取り
部及び画像形成部の設定情報を前記画像読み取り部及び
画像形成部に通知する通知工程(図9のステップS30
4,S305)と、前記コントローラより通知される設
定情報に応じて画像読み取り部の再設定を行う画像読み
取り部再設定工程(図7のステップS105〜S10
7)と、前記コントローラより通知される設定情報に応
じて画像形成部の再設定を行う画像形成部再設定工程
(図8のステップS205〜S207)とを有すること
を特徴とする。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記第2の起
動工程による前記コントローラのフル起動後に前記コン
トローラと前記画像読み取り部及び画像形成部との詳細
情報の通信を開始する通信工程(図9のステップS31
1,S312)を設けたことを特徴とする。
【0015】本発明に係る第9の発明は、前記画像読取
り部の設定情報は、読取り速度,読取り解像度,読取り
階調,読取り周期,画像転送速度,白黒/カラーを設定
するための情報を含むものであり、前記画像形成部の設
定情報は、画像形成速度,画像形成解像度,画像形成階
調,白黒/カラーを設定するための情報を含むことを特
徴とする。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記コント
ローラ内の第1のメモリは、EEPROM,FLASH
ROMを含むものであり、前記コントローラ内の第2
のメモリは、HD,CD−ROMを含むことを特徴とす
る。
【0017】本発明に係る第11の発明は、請求項6〜
10のいずれかに記載された画像形成装置の制御方法を
実現するプログラムであることを特徴とする。
【0018】本発明に係る第12の発明は、請求項6〜
10のいずれかに記載された画像形成装置の制御方法を
実現するプログラムをコンピュータが読み取り可能に記
憶媒体に記憶したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態を示す画像形
成装置を適用可能な画像処理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0021】図において、100はインターネット通信
網である。200はウェブサーバで、インターネット1
00上に接続され、インターネットユーザに特定のサー
ビスを提供する。300は電子マネーサーバで、金融機
関と消費者クライアントの間の決済処理などを行う。4
00はサービスプロバイダで、個人ユーザの端末とイン
ターネット100との接続処理を行う。500はファイ
アウォールで、これにより図示したLANネットワーク
310内部と外部通信網(インターネット100)とを
接続し、セキュリティ管理などを行う。
【0022】600は機器管理サーバで、LANネット
ワーク310により接続された各機器700〜1000
を管理する。700はファイルサーバで、広告データの
管理などを行い、必要に応じて画像形成装置800や、
その他のプリンタ900に広告データを出力する。80
0はデジタル複写機などの画像形成装置であり、主に画
像の入出力機能を有する。
【0023】画像形成装置800において、140は操
作部で、ユーザが各種の操作を行う。10はリーダ(イ
メージスキャナ)で、操作部140やパーソナルコンピ
ュータ/ワークステーション(PC/WS)1000か
らの指示にしたがって画像を読み取る。11はプリンタ
で、PC/WS1000やファイルサーバ700からの
データを用紙に印刷する。
【0024】139はデバイスコントローラ(コントロ
ーラ部)で、操作部140やPC/WS1000からの
指示に基づいてリーダ10、プリンタ11、メモリ30
7、もしくはPC/WS1000の間での画像データの
入出力の制御を行う。例えば、リーダ10が取り込んだ
画像データをメモリ307に必要に応じて蓄積したり、
PC/WS1000に出力したり、あるいはプリンタ1
1で印刷するなどの制御を行う。
【0025】900はプリンタで、PC/WS1000
やファイルサーバ700からの画像データを記録媒体上
にプリントすることができる。パーソナルコンピュータ
/ワークステーション(PC/WS)1000は、端末
装置として接続されており、インターネット100を介
してウェブサーバ200から提供された情報を閲覧した
り、画像データを画像形成装置800やプリンタ900
に出力したりすることができる。
【0026】なお、上記構成はインターネット100に
ファイアウォール500を介してLANネットワーク3
10が接続されている構成となっているが、サービスプ
ロバイダ400を介してファイアウォールが接続される
構成でもかまわない。
【0027】次に画像形成装置800の構成を説明す
る。
【0028】図2は、図1に示した画像形成装置800
の全体構成を示す断面図であり、図1と同一のものには
同一の符号を付してある。
【0029】図に示すように、画像形成装置800は、
リーダ10,プリンタ11,コントローラ12,操作部
140等から構成される。
【0030】まず、リーダ10の構成および動作につい
て説明する。
【0031】101は原稿台ガラスで、原稿自動送り装
置142から給送された原稿が順次、所定位置に載置さ
れるようになっている。この原稿台ガラス101に載置
された原稿は、例えばハロゲンランプから構成される原
稿照明ランプ102により露光される。103,10
4,105は走査ミラーで、光学走査ユニットAに収容
され、往復動しながら、原稿からの反射光をCCDユニ
ット106に導く。
【0032】CCDユニット106は、原稿からの反射
光をCCDに結像させる結像レンズ107と、例えばC
CDから構成される撮像素子108と、撮像素子108
を駆動するCCDドライバ109等から構成されてい
る。また、CCDユニット106は、スキャナコントロ
ーラ147により制御されており、撮像素子108から
の画像信号出力は、例えば8ビットのデジタルデータに
変換,シェーディング補正された後、コントローラ12
に入力され、各種の画像処理が行われる。
【0033】コントローラ12の詳細は後述するが、操
作部140,メモリ307が接続され、操作部からの指
示に応じて、リーダ10,プリンタ11をコントロール
し画像形成動作を行う。また、コントローラ12は、外
部I/Fとの通信も行うことができる。
【0034】次に、プリンタ11の構成および動作につ
いて説明する。
【0035】110は感光ドラムで、前露光ランプ11
2によって画像形成に備えて除電される。111はクリ
ーナで、感光ドラム110の表面をクリーニングする。
113は1次帯電器で、感光ドラム110を一様に帯電
させる。
【0036】117は露光手段としてのレーザユニット
である。このレーザユニット117は、例えば半導体レ
ーザ等で構成され、画像処理や装置全体の制御を行うコ
ントローラ12で処理された画像データに基づいて感光
ドラム110を露光し、静電潜像を形成する。
【0037】118は現像器で、黒色の現像剤(トナ
ー)が収容されている。119は転写前帯電器であり。
感光ドラム110上に現像されたトナー像を用紙に転写
する前に高圧を印加する。
【0038】また、120,122,124は給紙ユニ
ットで、各給紙ローラ121,123,125の駆動に
より、転写用紙が装置内に給送され、レジストローラ1
26の配置位置で一旦停止し、感光ドラム110に形成
された画像との書き出しタイミングがとられ再給送され
る。
【0039】127は転写帯電器で、感光ドラム110
に現像されたトナー像を、給送される転写用紙に転写す
る。128は分離帯電器で、転写動作の終了した転写用
紙を感光ドラム110より分離する。転写されずに感光
ドラム110上に残ったトナーはクリーナ111によっ
て回収される。
【0040】129は搬送ベルトで、転写プロセスの終
了した転写用紙を定着器130に搬送し、例えば熱によ
って定着される。131はフラッパで、定着プロセスの
終了した転写用紙の搬送パスを、ステイプルソータ13
2又は中間トレイ137の配置方向のいずれかに制御す
る。
【0041】ステイプルソータ132に排紙された用紙
は、各ビンに仕分けされ、コントローラ部139からの
指示によりステイプル部141がステイプルを行う。ま
た、ステイプルソータ132の代わりに、製本装置(グ
ルーバインダ)145が装着されている場合はコントロ
ーラ部139からの指示によりバインダ部143で予め
糊のついた背表紙と紙束を乗りづけし、スタッカー14
4に製本後の紙束を貯える。
【0042】133〜136は給送ローラで、一度定着
プロセスの終了した転写用紙を中間トレイ137に反転
(多重)または、非反転(両面)して給送する。138
は再給送ローラであり、中間トレイ137に載置された
転写用紙を再度、レジストローラ126の配置位置まで
搬送する。
【0043】図3は、図2に示したスキャナコントロー
ラ147の制御構成を示すブロック図である。
【0044】図において、24はCPUで、制御プログ
ラムを記憶した読み取り専用メモリ(ROM)26から
プログラムを順次読み取り実行して、スキャナユニット
全体の制御を行う。CPU24のアドレスバス,データ
バスはバスドライバ,アドレスデコーダからなる回路2
5を介して各負荷に接続されている。また、CPU24
は、後述する図4に示すコントローラ12のCPU53
と接続され、通信を行う。
【0045】27は入力データの記憶や作業用記憶領域
等として用いる主記憶装置としてのランダムアクセスメ
モリ(RAM)である。28はI/Oインターフェース
で、給紙系,搬送系,光学系の駆動を行うモータ類,ク
ラッチ類29,ランプ類30、また搬送される用紙を検
知するための紙検知センサ類31等の装置の各負荷に接
続される。
【0046】また、リーダ10のCPU24は、後述す
る図4に示すコントローラ12のCPU53と通信を行
い、機器制御を分担して行う。
【0047】CCD108,A/D変換部21,シェー
ディング補正部22,ビデオ信号制御部・タイミング生
成部23から構成される画像制御部32は、画像信号の
補正(シェーディング補正),制御(ビデオ信号制
御),転送(コントローラ12への転送)を行ってい
る。ビデオ信号制御部・タイミング生成部23は、各機
能のタイミングを制御し、コントローラ12への画像転
送を制御する。
【0048】図4は、図2に示したコントローラ12の
構成を示しすブロック図である。
【0049】図において、53はCPUを内蔵したコア
IC(以下、CPU)で、コントローラ12及び装置全
体を統括的に制御する。このCPU53は、各種外部I
/Fを持ち、画像の圧縮・伸長部等をも有する。
【0050】電源投入等により立ち上げが開始される
と、CPU53は、まず制御手順(制御プログラム)を
記憶した読み取り専用メモリROM DIMM51から
プログラムを順次読み取り実行する。なお、このROM
DIMM51は、フラッシュROM,EEPROM等
で構成されるものとする。また、CPU53には、PC
Iバス(PCI BUS)を介してI/Oコントローラ
60が接続されている。このI/Oコントローラ60
は、I/Oコントローラ60に接続された各負荷とCP
U53との間で実行されるプログラムをPCIバスから
各負荷に対応したI/Fに変更する。また、I/Oコン
トローラ60には、HD307,EEPROM65,操
作部140,RTC(リアルタイムクロック)59が直
接接続されている。さらに、I/Oコントローラ60に
は、データバス,アドレスバス(EXTバス)を介して
画像処理部55,Mask ROM56,SRAM5
7,LCDコントローラ(LCD Cont.)58が
接続されている。
【0051】HD307は、メモリ容量10GB程度の
ハードディスクであり、制御プログラムが格納された領
域と、画像の蓄積用として利用される領域に分けられて
いる。制御プログラムはROM DIMM51にも格納
されているが、こちらは容量が少なく、起動時にのみ使
用する。即ち、CPU53は、ROM DIMM51に
内蔵されたプログラムによって起動した後は、HD30
7に内蔵されたプログラムをPCI BUSを介してS
DRAM DIMM52に転送し、そのプログラムに応
じて、機器を制御する。
【0052】また、機器の制御プログラムを更新する場
合には、IEEE1284(54)を介してパーソナル
コンピュータ/ワークステーション(PC/WS)を接
続するか、10/100BASE−Tコネクタ62を介
して接続されたPC/WSからプログラムをHD307
にダウンロードする。
【0053】EEPROM65は、I/Oコントローラ
60に接続されたEEPROMで、この画像形成装置の
仕様、例えば読み取りスピード,プリントスピード,使
用言語などの情報が予め書き込まれている。
【0054】RTC59は、リアルタイムクロックであ
り、時間を示す。このRTC59は、不図示の電池によ
り常にバックアップされている。
【0055】操作部140は、I/Oコントローラ60
とシリアルの通信を行い、操作部のキーが押されたこと
などを検知する。操作部への表示データはLCDコント
ローラ58に外部バスを介して、書き込まれ、そのデー
タが操作部140に転送されるようになっている。
【0056】Mask ROM56は、フォントデータ
が格納されたマスクROMであり、操作部表示、用紙へ
の文字出力時等に使用される。SRAM57は、不図示
の電池によりバックアップされており、各種データが蓄
積される。
【0057】画像処理部55は、画像信号に対する画像
処理を行うものであり、リーダI/F63から入力され
た画像に対するリーダ系の画像処理と、プリンタI/F
64へ画像転送する前のプリンタ系の画像処理より構成
され、変倍縮小処理,濃度変換,2値化処理等を行う。
【0058】さらに、CPU53は、Ethernet
(登録商標) I/F(PHY Network I/
F)61を介して10/100BASE−Tコネクタ6
2を介してLANに接続されており、外部のPC/WS
などとデータの送受信が可能で、スキャナ画像をネット
ワークを介して送信したり、プリントを行うことができ
る。
【0059】IEEE1284(54)は、いわゆるセ
ントロニクスI/Fであり、PC/WSとパラレル接続
され、PC/WSとの間でデータの送受信が可能であ
る。
【0060】以下、画像の流れについて簡単に説明す
る。
【0061】リーダI/F63を介して、入力された画
像は画像処理部55で各種画像処理が行われCPU53
を介して、SDRAM DIMM52に入力される。一
旦、SDRAM DIMM52に蓄積された画像は、C
PU53により再度読み出され、CPU53を介して画
像処理部55において画像処理を行い、プリンタI/F
64を経て、プリンタ部へ出力され、用紙に画像形成さ
れる。
【0062】また、コピーを複数部作成する場合には、
入力された画像をHD307に蓄え、1部作成するたび
にHD307から読み出して画像形成を行う。詳しく説
明すると、SDRAM DIMM52に、一旦蓄積され
た画像は、CPU53により読み出され、CPU53内
部の画像圧縮部で圧縮され、SDRAM DIMM53
の別領域に書き込まれる。次に、圧縮された画像は、C
PU53、PCI BUS、I/Oコントローラ60を
介してHD307に蓄積される。
【0063】画像形成時には、HD307から読み出さ
れた圧縮画像は逆にI/Oコントローラ60,PCI
BUS,CPU53を介してSDRAM DIMM52
に書き込まれる。SDRAM DIMM52から読み出
された画像は、CPU53内部の画像伸長部で伸長さ
れ、再度SDRAM DIMM52の別領域に書き込ま
れる。伸長された画像は、先ほど説明したように、CP
Uを介して画像処理部55に転送され、プリンタ部(プ
リンタ11)へ転送される。
【0064】図5は、図2に示したプリンタコントロー
ラ146の制御構成を示すブロック図であり、図2と同
一のものには同一の符号を付してある。
【0065】図において、70は、プリンタ11の制御
を行うCPUであり、プリンタ11の制御手順(制御プ
ログラム)を記憶したROM72から順次プログラムを
読み取り実行する。CPU70のアドレスバス,データ
バスは、バスドライバ,アドレスデコーダからなる回路
71を介して各負荷に接続されている。また、CPU7
0は、コントローラ12のCPU53とプリンタI/F
を介して接続され、通信を行う。
【0066】73は入力データの記憶や作業用記憶領域
として用いる主記憶装置としてのランダムアクセスメモ
リ(RAM)である。また、RAM73の全部または一
部は電池等によりバックアップされており、本体の電源
がオフの状態でもメモリの内容が保持される。
【0067】74はI/Oインターフェースで、給紙
系,搬送系,光学系の駆動を行うモータ類76,クラッ
チ類77,ソレノイド類78、また搬送される用紙を検
知するための紙検知センサ類79、トナー残量を検知す
るためのトナー検知センサ80、画像形成の高圧制御を
行うための高圧制御81の各負荷に接続される。さら
に、I/Oインターフェース74は、レーザユニット1
17に接続され、レーザユニット117から発振された
レーザビームは感光ドラム110を照射し、露光すると
共に、非画像領域においてビーム検知センサ82(受光
センサ)によりレーザ光の発光状態,ビーム位置が検知
される。
【0068】このビーム検知センサ82による検知信号
は、ビデオ信号制御部・タイミング生成部75に入力さ
れ、タイミング同期信号が形成される。生成されたタイ
ミング同期信号はコントローラ12へ出力され、この信
号に応じてコントローラ12は、画像データをプリンタ
11へ転送する。コントローラ12から転送されてきた
画像データは、ビデオ信号制御部・タイミング生成部7
5を介してレーザユニット117へ入力され、画像形成
が行われることになる。
【0069】図6は、図2に示したリーダ10,コント
ローラ12,プリンタ11の間での画像データの流れを
示すブロック図であり、図3〜図5と同一のものには同
一の符号を付してある。
【0070】まず、リーダ10において、図3に示した
画像制御部32内のCCD108により電気信号に変換
された8ビットの画像信号は、A/D変換部(A/Dコ
ンバータ)21により、アナログデータがデジタルデー
タに変換される。次に、シェーディング補正部22によ
って、画素間のばらつきの補正が行われた後、コントロ
ーラ12の画像処理部55に入力される。画像処理部5
5は、スキャナ系の画像処理とプリンタ系の画像処理に
より構成されている。以下、画像処理部55の構成およ
び動作について説明する。
【0071】リーダ10の画像制御部32からの画像デ
ータは、縮小・拡大部90に入力される。縮小コピー時
には画像データの間引きが行われ、拡大コピー時には画
像データの補間が行われる。次に、エッジ強調部91で
は、例えば5×5(5ライン×5画素)のウインドウで
2次微分が行われ、これにより画像のエッジが強調され
る。LUT92は輝度濃度変換部であり、CCDにより
読み込まれた輝度信号を、プリンタに出力するための濃
度データにテーブルサーチによって変換する。また、濃
度の調整もこの変換テーブルによって行っている。
【0072】93は2値化処理部であり、入力された多
ビット(例えば8ビット)の画像データを2値化処理す
る。後段のメモリに蓄積する際の、画像サイズを少なく
しメモリ容量を抑えるためである。
【0073】2値化処理された画像データは、CPU5
3を介して画像メモリ(SDRAMDIMM)52に一
旦蓄積される。CPU53は、SDRAM DIMM5
2を制御し、リーダ10からの画像データを受け取り、
SDRAM DIMM52に格納するとともに、SDR
AM DIMM52に格納された画像を読み出し、必要
に応じてプリンタ系の画像処理が行われる。
【0074】拡大・縮小部94では、2値データの拡大
/縮小処理を行い、濃度変換部95では、2値データの
濃度変換を行う。これらの処理は、主にPC/WSから
のプリント処理用の画像処理として使用されている。そ
の後、図5に示したプリンタコントローラ146のビデ
オ信号制御部・タイミング生成部75を介してレーザユ
ニット117に送られ。用紙に画像形成される。
【0075】また、SDRAM DIMM52に蓄積さ
れた画像は、CPU53内の画像データ圧縮部によっ
て、圧縮処理が行われる。圧縮された画像は、I/Oコ
ントローラ60を介してHD307に蓄積される。HD
307は、10GB程度の容量をもち、数千ページの画
像データを蓄積することが可能である。HD307に蓄
積された画像をプリントする場合には、CPU53内の
画像データ伸長部によって、もとのデータに復元され、
プリント11へ出力される。
【0076】また、画像メモリ(SDRAM DIMM
52)に一旦格納された画像データは、Etherne
t(登録商標) I/F61を介してLAN310へ出
力される。このLAN310を介してPC/WS100
0、他のプリンタ900、ネットワークと接続され、デ
ータの送受信が行われる。
【0077】なお、これら各処理はSDRAM DIM
M52に対して高速でアクセスすることができる。スキ
ャナからの画像入力、プリンタ部への画像出力、画像の
圧縮、伸長、HD307との画像転送、外部ネットワー
クへの画像転送が重なった場合でも、SDRAM DI
MM52に対して時分割処理され、並列動作が可能であ
る。
【0078】以下、図7〜図9のフローチャートを参照
して、画像形成装置本体の起動シーケンスについて説明
する。
【0079】リーダ10,プリンタ11,コントローラ
12の各ユニットは、それぞれCPU及び制御プログラ
ムを備えており、各ユニットは、コントローラ12を介
して通信を行うものであり、装置全体はコントローラ1
2によって統括制御されている。以下、各ユニットの起
動時のシーケンスについて順次説明する。
【0080】まず、図7のフローチャートを参照して、
リーダ10の起動シーケンスにつてい説明する。
【0081】図7は、本発明の画像形成装置の第1の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、リーダ
10の起動シーケンスに対応する。なお、このフローチ
ャートの処理はCPU24により実行される。また、S
101〜S107は各ステップを示す。
【0082】まず、ステップS101において、リーダ
10のCPU24は、電源起動時、ロム(ROM26)
に格納されたプログラムに応じて起動する。次に、ステ
ップS102において、プログラム内で指定されたデフ
ォルト機体情報(リーダ10の設定に関する情報であ
り、本体ナンバ,言語の種類(日本語、英語、フランス
語など、操作部に表示する言語等の種類),使用する用
紙の種類(ABサイズ系,インチ系等(国によってこの
使っている用紙のサイズ系が異なるため)),リーダ1
0の読み取りスピード,読取り解像度,読取り階調,読
取り周期,画像転送クロックのスピード,白黒/カラー
等)で起動し、リーダ周期,処理枚数等に関する設定を
行う。
【0083】その後、ステップS103において、コン
トローラ12に対して起動信号をアクティブにし、リー
ダ10が起動したことを通知して、ステップS104に
おいて、コントローラ12の起動を確認するまで待機す
る。リーダ10はコントローラ12の起動を確認する
と、ステップS105において、コントローラ12から
機体情報(リーダ10の設定に関する情報であり、本体
ナンバ,言語の種類,使用する用紙の種類,リーダ10
の読み取りスピード,読取り解像度,読取り階調,読取
り周期,画像転送クロックのスピード,白黒/カラー
等)を入手する。そして、ステップS106において、
入手した機体情報に従って、リーダ周期,処理枚数等に
関する設定が異なる場合には、設定を行い直す(入手し
た機体情報に応じて起動する)。コントローラ12のフ
ル起動を確認後、ステップS107において、コントロ
ーラ12と詳細情報(詳細情報の例としては、実際のコ
ピー動作,スキャン動作を行う際のシーケンス中のリー
ダ10とコントローラ12間のコマンドのやり取り等)
の通信を行う。なお、コントローラ12から通知された
データの設定が行えないときには、その旨をコントロー
ラ12に通知し、設定データを変更するように要求し、
最適な設定が行えるまで繰り返す。
【0084】次に、図8のフローチャートを参照して、
プリンタ11の起動シーケンスにつてい説明する。
【0085】図8は、本発明の画像形成装置の第2の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、プリン
タ11の起動シーケンスに対応する。なお、このフロー
チャートの処理はCPU70により実行される。また、
S201〜S207は各ステップを示す。
【0086】まず、ステップS201において、プリン
タ11のCPU70は、電源起動時、ロム(ROM7
2)に格納されたプログラムに応じて起動する。次に、
ステップS202において、プログラム内で指定された
デフォルトの機体情報(プリンタ11の設定に関する情
報であり、本体ナンバ,言語の種類(日本語、英語、フ
ランス語など、操作部に表示する言語等の種類),使用
する用紙の種類(ABサイズ系,インチ系等(国によっ
てこの使っている用紙のサイズ系が異なるため)),プ
リントスピード,白黒/カラー通知,プリント解像度,
プリント階調等)で起動し、プリント枚数の指定など各
種設定を行う。
【0087】その後、ステップS203において、コン
トローラ12に対してプリンタ起動信号をアクティブに
し、起動を通知して、ステップS204において、コン
トローラ12が起動を確認するまで待機し、コントロー
ラ12が起動していることを確認した後、ステップS2
05において、コントローラ12から正しい機体情報
(プリンタ11の設定に関する情報であり、本体ナン
バ,言語の種類,使用する用紙の種類,プリントスピー
ド,白黒/カラー通知,プリント解像度,プリント階調
等)を入手する。そして、ステップS206において、
入手した機体情報に応じて、各種設定を行いなおす(入
手した機体情報に応じて起動する)。その後、ステップ
S207において、コントローラ12との詳細情報(詳
細情報の例としては、実際のコピー動作,プリント動作
を行う際のシーケンス中のプリンタ11とコントローラ
12間のコマンドやり取り等)の通信に移行する。な
お、コントローラ12から通知されたデータの設定が行
えないときには、その旨をコントローラ12に通知し、
設定データを変更するように要求し、最適な設定が行え
るまで繰り返す。
【0088】次に、図9のフローチャートを参照して、
コントローラ12の起動シーケンスにつてい説明する。
【0089】図9は、本発明の画像形成装置の第3の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、コント
ローラ12の起動シーケンスに対応する。なお、このフ
ローチャートの処理はCPU53により実行される。ま
た、S301〜S312は各ステップを示す。
【0090】まず、ステップS301において、コント
ローラ12のCPU53は、電源起動時、フラッシュR
OM等で構成されたロム(ROM DIMM51)に格
納されたプログラムで起動し、PCIバスの設定,I/
Oコントローラ等の初期設定を行い、リーダ10,プリ
ンタ11へコントローラ12の起動を通知する。
【0091】次に、ステップS302において、PCI
バス,I/Oコントローラ60を介してEEPROM6
5にアクセスし、EEPROM65に格納されたデータ
を読み出す。
【0092】そして、ステップS303において、リー
ダ10の起動を確認した後、ステップS304におい
て、EEPROM65に格納された機体情報(リーダ1
0の設定に関する情報であり、本体ナンバ,言語の種
類,使用する用紙の種類,リーダ10の読み取りスピー
ド,読取り解像度,読取り階調,読取り周期,画像転送
クロックのスピード,白黒/カラー等)をリーダ10に
通知する。同様に、プリンタ11に対しても、ステップ
S305において、プリンタ11の起動を確認後、ステ
ップS306において、EEPROM65に格納された
機体情報(プリンタ11の設定に関する情報であり、本
体ナンバ,言語の種類,使用する用紙の種類,プリント
スピード,白黒/カラー通知,プリント解像度,プリン
ト階調等)をプリンタ11に通知する。
【0093】次に、ステップS307において、HD3
07のレディ信号がアクティブになり、HD307が起
動したことを確認するまで待機し、HD307が起動し
たことを確認すると、ステップS308において、HD
307に格納されたプログラムをI/Oコントローラ6
0,PCIバス,CPU53を介してSDRAM DI
MM52に転送する。そして、ステップS309におい
て、プログラムの転送が終了するまで待機し、転送終了
を確認すると、ステップS310において、SDRAM
DIMM52に転送されたプログラムを起動し、リー
ダ10,プリンタ11へコントローラ12のフル起動を
通知する。
【0094】次に、ステップS311において、リーダ
10に対して詳細情報の通信を開始する。また、同様
に、ステップS312において、プリンタ11に対して
詳細情報の通信を開始する。詳細情報の例としては、実
際のコピー動作,プリント動作,スキャン動作を行う際
のシーケンス中のリーダ10,プリンタ11とコントロ
ーラ12間のコマンドのやり取り等、一連のコピー動作
で言うと、ユーザにより操作部から指示された内容,コ
ピー開始コマンドをコントローラ12がリーダ10とプ
リンタ11に転送する。準備完了するとリーダ10、プ
リンタ11がコントローラ12にその旨を返し、コント
ローラ12はコピー開始コマンド,画像の転送開始コマ
ンド,終了した場合には終了コマンドをリーダ10,プ
リンタ11に転送する。また、何かの不具合時にはエラ
ーコマンドを転送する等である。この詳細情報のやり取
りを行うプログラムは図4に示したHD307に格納さ
れており、起動時にHD307からSDRAM DIM
M52に転送し、そのデータにCPU53がアクセスし
てプログラムを実行する。
【0095】なお、画像形成装置の機能を司るコントロ
ーラ12が、ROM DIMM51内のプログラムによ
り起動したあとで、HD307のプログラムで起動する
構成としているのは、起動時のプログラムをROM D
IMM51に格納しているためで、このプログラムによ
り、HD307へのアクセスが開始される。また、HD
307のプログラムのインストール等のプログラムもR
OM DIMM51内に格納されている。
【0096】しかし、装置の制御プログラム等全てのプ
ログラムをROM DIMM51に格納しないのは、R
OM DIMMのメモリ単価がHDに比べて高いこと
と、近年プログラム容量が増大していることによる。
【0097】しかしながら、HDは、SRAM,フラッ
シュROM,EEPROM等のメモリと比較して、その
構造上の制約から起動に時間が多くかかる。だいたいH
Dの起動時間は平均で4秒程度、条件によっては20秒
程度かかる場合もある。
【0098】また、画像形成装置全体としては、電源入
力からコピー可能,プリント可能となるまでの時間は極
力短くしたい。そのため、コントローラ12の起動を待
たずに、リーダ10,プリンタ11は起動時に、起動で
きる部分は起動準備を行った方がよい。そして、コント
ローラ12の起動後、リーダ10,プリンタ11に機体
情報を通知し(初期起動後とフル起動後とで段階的に通
知し)、そのデータにより、リーダ10,プリンタ11
は、再設定を行う。
【0099】上述したように、コントローラ12からリ
ーダ10,プリンタ11に通知するデータとしては、本
体ナンバ,言語の種類,使用する用紙の種類,リーダ部
の読み取りスピード,解像度,階調,周期,画像転送ク
ロックのスピード,白黒/カラー等,プリントスピー
ド,白黒/カラー通知,解像度,階調等がある。
【0100】このような、データのやりとりの意味は、
これまで画像形成装置の一部であったリーダ10,コン
トローラ12,プリンタ11が、それぞれ独自に発達し
ていった場合に、そのユニットの組み合わせをした場合
にも、装置全体として、統率をとることが可能になると
いうことである。
【0101】例えば、1分間に10枚,30枚,60枚
読み取れる3種類のリーダと、1分間に30枚の画像入
力と画像出力ができるコントローラとがあり、さらに、
1分間に20枚,30枚,40枚の画像形成ができるプ
リンタがあるときに、その全ての組み合わせが可能にな
るということである。
【0102】もっとも、コントローラは画像入力,出力
が30枚であるから、60枚のリーダを使用したとして
も、30枚のスピードに設定して使用することになる。
しかし、60枚の画像入力処理できるコントローラユニ
ットが用意できたときには、その部分を交換できれば、
装置として容易に60枚の画像入力処理が可能な装置に
なるということでもある。
【0103】以下、図10を参照して、本発明の画像形
成装置の起動時の操作画面について説明する。
【0104】図10は、本発明の画像形成装置の起動時
の操作画面の一例を示す模式図である。
【0105】図10(a)は、コントローラ12のRO
M DIMM51に格納されたプログラム起動時の操作
画面を示すものである。
【0106】表示データは、各言語別にデータを蓄積し
ており、EEPROM65に格納された仕向け言語に合
わせて、表示するデータを選択する。ROM DIMM
51の容量を小さくするべく、必要最小限のデータを表
示するようにして、データ量を少なくしている。
【0107】その後、HDが起動し、制御プログラムを
SDRAM DIMM52に転送し、転送されたプログ
ラムに従って、本体を制御する。HDプログラム起動後
の操作部表示を図10(b)に示す。
【0108】しかしながら、格納されたデータの内容が
読み取れない場合や、通知すべきデータがすべて読み取
れない場合はデータ内容の改ざんや、信号が正しく接続
されていない場合が考えられ、操作部にエラー表示を行
い、コピー,プリント処理を受け付けないようにする。
【0109】エラーの表示内容としては、エラーコード
及びサービスマンに連絡することを促すメッセージを表
示する。
【0110】なお、上記実施形態では、コントローラを
フル起動するための制御プログラムをHDに格納する場
合について説明したが、CD−ROMであっても、光磁
気ディスクであっても、その他の安価なメモリ資源であ
ればどのようなメモリであっても本発明を適用可能であ
る。
【0111】以上説明したように、画像を読み取るリー
ダ10と、画像データに応じて画像形成を行うプリンタ
11と、リーダ10とプリンタ11に接続され画像デー
タの制御を行うコントローラ12とを有する画像形成装
置において、コントローラ12は、リーダ10,プリン
タ11の設定に関するメモリであるEEPROM65を
備えるものであり、電源起動時、リーダ10はROM2
6の所定のデータにより起動され、プリンタ11はRO
M72の所定のデータにより起動され、コントローラ1
2の起動後、コントローラにはEEPROM65の内容
をリーダ10とプリンタ11に通知し、通知された内容
に応じて、リーダ10とプリンタ11はデータの再設定
を行うことにより、フラッシュROM,EEPROM,
SRAM等に比べ、電源を入力してから読み出し,書き
込み等のアクセスが可能になるまでの準備に時間のかか
るHD,CD−ROM等のメモリに、装置の制御プログ
ラムを格納する画像形成装置であっても、あらかじめ起
動準備のできるリーダ,プリンタを所定のデータで起動
しておき、HD等を制御しているコントローラの起動後
に正しいデータで再設定することで、画像形成装置全体
としての起動時間の短縮を図ることが可能となる。
【0112】なお、プリンタ11は、レーザビーム方式
であっても、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例
えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、インクジェ
ット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリント
方式であっても本発明は適用可能である。
【0113】さらに、本発明は、画像形成装置のみに適
用されるものではなく、複数の機器から構成される装置
を、コントローラが統括制御するような電子機器全てに
適用可能である。
【0114】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0115】図11は、本発明に係る画像形成装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0116】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0117】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。また、
図に示した記憶媒体は、一つの記録媒体である場合もあ
るし、複数の記録媒体である場合もある。
【0118】本実施形態における図7,図8,図9に示
す機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0119】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0120】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0121】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0122】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0123】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0124】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0125】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜12の発明によれば、電源起動時にコントローラの第
1のメモリに格納されるコントローラの起動時に用いる
第1の制御プログラムにより前記コントローラの初期起
動を行い、該初期起動後に前記第1のメモリよりも電源
起動時にアクセス可能となるまで時間のかかる前記コン
トローラの第2のメモリに格納される第2の制御プログ
ラムにより前記コントローラのフル起動を行うので、読
み取り可能となるまでに時間のかかる第2のメモリに記
憶されたプログラムを読み取って実行する前に、まず第
1のメモリに記憶される制御プログラムにより初期起動
をして、操作部への初期表示等の初期動作を行うまでの
時間の短縮を図ることが可能となる。
【0127】また、コントローラは、前記コントローラ
が初期起動後に前記コントローラ内の第3のメモリに記
憶される前記画像読み取り部及び画像形成部の設定情報
を前記画像読み取り部及び画像形成部に通知し、フル起
動後に前記画像読み取り部及び画像形成部との詳細情報
の通信を開始し、また、画像読み取り部及び画像形成部
は、電源起動時に各部内部のメモリに格納されるプログ
ラム及び所定の設定情報により画像読み取り部の起動及
び設定を行っておき、前記コントローラより通知される
設定情報に応じて再設定を行うので、あらかじめ起動準
備のできる画像読み取り部及び画像形成部は所定のデー
タで起動しておき、コントローラの起動後に正しいデー
タに再設定することで、画像形成装置全体としての起動
時間の短縮を図ることが可能となる。
【0128】従って、HD等の電源起動時にアクセス可
能となるまで時間のかかるメモリに画像形成装置本体の
制御プログラムが格納される画像形成装置の起動時間を
大幅に短縮することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像形成装置を適用
可能な画像処理システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示した画像形成装置の全体構成を示す断
面図である。
【図3】図2に示したスキャナコントローラの制御構成
を示すブロック図である。
【図4】図2に示したコントローラの構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図2に示したプリンタコントローラの制御構成
を示すブロック図である。
【図6】図2に示したスキャナ,コントローラ,プリン
タの間での画像データの流れを示すブロック図である。
【図7】本発明の画像形成装置の第1の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の画像形成装置の第2の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の画像形成装置の第3の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の画像形成装置の起動時の操作画面の
一例を示す模式図である。
【図11】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【符号の説明】
12 コントローラ 10 リーダ 11 プリンタ 23 CPU 26 ROM 27 RAM 51 ROM DIMM 52 SDRAM DIMM 53 CPU 70 CPU 72 ROM 73 RAM 139 コントローラ部 140 操作部 307 メモリ(HD) 800 画像形成装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA09 AB05 AC08 BC02 BC12 BC14 BC15 2H027 EE07 EE08 EE10 EF01 FD08 ZA07 5C062 AA05 AB11 AB17 AB22 AB41 AB42 AB44 AB49 AC08 AE03 AE15 AF06 BA00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像データを読み取る画像読み
    取り部と、画像データに応じて画像形成を行う画像形成
    部と、前記画像読み取り部と画像形成部に接続されて画
    像データの制御を行うコントローラとを有する画像形成
    装置において、 前記コントローラは、起動時に用いる第1の制御プログ
    ラムを格納する第1の記憶手段と、画像形成装置全体の
    制御に用いる第2の制御プログラムを格納する前記第1
    の記憶手段よりも電源起動時にアクセス可能となるまで
    時間のかかる第2の記憶手段と、電源起動時に前記第1
    の記憶手段に格納される第1の制御プログラムによりコ
    ントローラの初期起動を行い、この初期起動後に前記第
    2の記憶手段に格納される第2の制御プログラムにより
    コントローラのフル起動を行う制御手段とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは、前記画像読み取り
    部および画像形成部の設定情報を記憶する第3の記憶手
    段を有し、前記制御手段は、初期起動後に前記第3の記
    憶手段に記憶される前記画像読み取り部及び画像形成部
    の設定情報を前記画像読み取り部及び画像形成部に通知
    し、フル起動後に前記画像読み取り部及び画像形成部と
    の詳細情報の通信を開始するように制御するものであ
    り、 前記画像読み取り部は、電源起動時に画像読み取り部内
    部のメモリに格納されるプログラム及び所定の設定情報
    により画像読み取り部の起動及び設定を行う起動手段
    と、前記コントローラより通知される設定情報に応じて
    画像読み取り部の再設定を行う再設定手段とを有するも
    のであり、 前記画像形成部は、電源起動時に画像形成部内部のメモ
    リに格納されるプログラム及び所定の設定情報により画
    像形成部の起動及び設定を行う起動手段と、前記コント
    ローラより通知される設定情報に応じて画像形成部の再
    設定を行う再設定手段とを有することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記コントローラの前記制御手段は、フ
    ル起動後に前記画像読み取り部及び画像形成部との詳細
    情報の通信を開始するように制御することを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読取り部の設定情報は、読取り
    速度,読取り解像度,読取り階調,読取り周期,画像転
    送速度,白黒/カラーを設定するための情報を含むもの
    であり、 前記画像形成部の設定情報は、画像形成速度,画像形成
    解像度,画像形成階調,白黒/カラーを設定するための
    情報を含むことを特徴とする請求項2又は3記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記憶手段は、EEPROM,
    FLASH ROMを含むものであり、 前記第2の記憶手段は、HD,CD−ROMを含むこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 原稿から画像データを読み取る画像読み
    取り部と、画像データに応じて画像形成を行う画像形成
    部と、前記画像読み取り部と画像形成部に接続されて画
    像データの制御を行うコントローラとを有し、前記コン
    トローラは、起動時に用いる第1の制御プログラムを格
    納する第1のメモリと、画像形成装置全体の制御に用い
    る第2の制御プログラムを格納する前記第1のメモリよ
    りも電源起動時にアクセス可能となるまで時間のかかる
    第2のメモリとを有する画像形成装置の制御方法におい
    て、 電源起動時に前記コントローラの第1のメモリに格納さ
    れる前記コントローラの起動時に用いる第1の制御プロ
    グラムにより前記コントローラの初期起動を行う第1の
    起動工程と、 該初期起動後に前記第1のメモリよりも電源起動時にア
    クセス可能となるまで時間のかかる前記コントローラの
    第2のメモリに格納される第2の制御プログラムにより
    前記コントローラのフル起動を行う第2の起動工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 電源起動時に画像読み取り部内部のメモ
    リに格納されるプログラム及び所定の設定情報により画
    像読み取り部の起動及び設定を行う画像読み取り部起動
    工程と、 電源起動時に画像形成部内部のメモリに格納されるプロ
    グラム及び所定の設定情報により画像形成部の起動及び
    設定を行う画像形成部起動工程と、 前記第1の起動工程による前記コントローラの初期起動
    後に前記コントローラ内の第3のメモリに記憶される前
    記画像読み取り部及び画像形成部の設定情報を前記画像
    読み取り部及び画像形成部に通知する通知工程と、 前記コントローラより通知される設定情報に応じて画像
    読み取り部の再設定を行う画像読み取り部再設定工程
    と、 前記コントローラより通知される設定情報に応じて画像
    形成部の再設定を行う画像形成部再設定工程と、を有す
    ることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置の制御
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の起動工程による前記コントロ
    ーラのフル起動後に前記コントローラと前記画像読み取
    り部及び画像形成部との詳細情報の通信を開始する通信
    工程を設けたことを特徴とする請求項7記載の画像形成
    装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記画像読取り部の設定情報は、読取り
    速度,読取り解像度,読取り階調,読取り周期,画像転
    送速度,白黒/カラーを設定するための情報を含むもの
    であり、 前記画像形成部の設定情報は、画像形成速度,画像形成
    解像度,画像形成階調,白黒/カラーを設定するための
    情報を含むことを特徴とする請求項7又は8記載の画像
    形成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記コントローラ内の第1のメモリ
    は、EEPROM,FLASH ROMを含むものであ
    り、 前記コントローラ内の第2のメモリは、HD,CD−R
    OMを含むことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに
    記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれかに記載され
    た画像形成装置の制御方法を実現することを特徴とする
    プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項6〜10のいずれかに記載され
    た画像形成装置の制御方法を実行するためのプログラム
    をコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233637A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Canon Inc 多機能処理装置及びその制御方法
JP2007249480A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Canon Inc データ処理装置、ロード処理方法、記憶媒体、プログラム
JP2011019148A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像形成装置

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