JP2003162305A - 制御システム - Google Patents

制御システム

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JP2003162305A
JP2003162305A JP2001361348A JP2001361348A JP2003162305A JP 2003162305 A JP2003162305 A JP 2003162305A JP 2001361348 A JP2001361348 A JP 2001361348A JP 2001361348 A JP2001361348 A JP 2001361348A JP 2003162305 A JP2003162305 A JP 2003162305A
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display operation
control system
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JP2001361348A
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Yasushi Baba
泰 馬場
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報の伝送に要する処理を単純化し、各装置の
情報送出に要する時間を確保する一方、割込み処理を削
減する。 【解決手段】1台のコントローラ11と、このコントロー
ラ11と伝送ライン14を介して接続された、識別番号を持
つ2台のループ表示装置12,13とを有する制御システム
で、コントローラ11は、ループ表示装置12,13が表示す
べき情報を、その情報の送信元がコントローラ11である
ことを示す情報を付加して、すべてのループ表示装置を
対象として1回で同報送信して伝送し、各ループ表示装
置12,13は夫々、自装置で設定した結果を示す情報を、
その情報の送信元がループ表示装置12であることを示す
アドレスを付加して、その識別番号によって予め決定さ
れているタイミングでコントローラ11に送信して伝送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にプロセス制御
を行なうプログラマブルコントローラに好適な制御シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】プロセス制御をデジタルコントローラに
より行なうシステムでは、プロセスの状態を監視し、該
状態の内容によっては各プロセス量を操作するための表
示操作装置が必要となる。
【0003】大規模なシステムでは、それらを統一して
扱うためにワークステーションなどを使ったHMIと呼
ばれるオペレータインターフェイスをネットワーク経由
でコントローラと接続して使用する場合が多い。
【0004】しかしながら、小型のシステムでは、個別
の小規模な表示操作装置が必要になる場合が多い。ま
た、大規模なシステムでも、HMIを設置する制御室以
外に、実際に制御を行なう現場に小規模な表示操作装置
が必要となる場合もある。
【0005】こうした小規模な表示操作装置は、基本的
に1入力・1出力の組合わせだけに対応した小型のコン
トローラと一体に構成したものもあったが、近年のコン
トローラでは、少ない数ではあっても複数の入出力を一
括管理する場合の方が多く、複数の情報を扱う必要があ
る。
【0006】ここで、対象とする小規模な表示操作装置
は、アナログ入力とアナログ出力を1組にして、その状
態を示すフラグ情報を組合わせて扱うもので、ループ表
示装置と呼称している。なお、「表示装置」とは呼称し
ているものの、基本的には操作入力を行なう機能も有し
ている。
【0007】コントローラは、複数のループ表示装置に
対応させる必要があるものの、一般的にはこうしたルー
プ表示装置はオプションの扱いとなっており、その故障
状態が制御を停止させるような重大な故障であるとみな
されることはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く、1台の
コントローラが扱う複数の制御情報を表示し、その表示
に対する操作を受付けるために複数のループ表示装置を
使用する必要がある。この場合、全体の制御システムと
しては、コントローラと複数のループ表示装置とを伝送
ラインで接続し、必要な情報を適宜交換する構成とな
る。
【0009】しかしながら、伝送ラインに接続される台
数が増えれば、それだけ情報の交換に要する時間が増大
すると共に、情報を処理する時間だけではなく、伝送ラ
イン上に流れる情報によってコントローラとループ表示
装置の双方に割込みが発生する頻度が増大し、各装置の
制御を司るCPUの負荷が大きくなってしまうという不
具合がある。
【0010】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、情報の伝送に要す
る処理を単純化し、各装置の情報送出に要する時間を確
保する一方、割込み処理を削減することが可能な制御シ
ステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
1台のコントローラと、このコントローラと伝送ライン
を介して接続された、識別番号を持つ1台以上の表示操
作装置とを有する制御システムにおいて、上記コントロ
ーラは、表示操作装置が表示すべき情報を、その情報の
送信元がコントローラであることを示す情報を付加し
て、すべての表示操作装置に対して1回で同報送信して
伝送し、上記表示操作装置は、自装置で設定した結果を
示す情報を、その情報の送信元が表示操作装置であるこ
とを示す情報を付加して、その識別番号によって予め決
定されているタイミングで上記コントローラに送信して
伝送することを特徴とする。
【0012】このようなシステム構成とすれば、コント
ローラの送信処理を全表示操作装置を対象とした1回の
同報送信とすることで、双方の送信に要する処理を極力
単純化することができると共に、表示操作装置からの送
信もコントローラからの受信を基準としてその識別番号
に対応した予め決定されたタイミングでのみ行なわれる
ので、表示操作装置相互の送信タイミングが重複するな
ど割込み処理が発生することは基本的にあり得ず、シス
テム全体として情報の伝送に要する処理を単純化し、各
装置の情報送出に要する時間を確保する一方、割込み、
待受けに要する時間を不要にできる。
【0013】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記コントローラが同報送信する表示
すべき情報は、送信先の表示操作装置の接続状態に拘わ
らず、該表示操作装置の接続が最大数である場合に対応
した情報を含むことを特徴とする。
【0014】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、コントローラはその
時点で接続されている表示操作装置の登録等を行なうこ
となく表示すべき情報を一括送信するため、コントロー
ラの送信処理に要する負荷を軽減できる一方、表示操作
装置の側でも伝送ラインを介して自装置の接続状態をそ
の都度コントローラに接続する処理を省略できるため、
必要時にのみ伝送ラインを介して接続しての表示操作が
可能となる。
【0015】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記表示操作装置は、自装置で設定操
作が行なわれた場合にのみ、上記コントローラに対して
設定の結果の情報を送信することを特徴とする。
【0016】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の作用に加えて、不要な表示操作装置からコ
ントローラへの送信処理を簡略化して、表示操作装置と
コントローラ双方の負荷を大場に軽減できる。
【0017】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記表示操作装置は、上記コントロー
ラより表示すべき情報を受信した時点から、自装置の識
別情報に対応した待ち時間が経過したタイミングで設定
の結果の情報を送信することを特徴とする。
【0018】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、簡単な待ち時間の計
時処理によりコントローラへの送信タイミングを制御で
き、且つコントローラの送信周期や表示操作装置の総数
または最大数、双方が取扱う情報量当に対応して待ち時
間を可変設定することにより、容易にその時点でのシス
テムの構成状態に柔軟に対応できる。
【0019】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、表示操作装置の接続の有無をコントロ
ーラに登録し、コントローラは登録された表示操作装置
に必要な表示すべき情報のみを送信することを特徴とす
る。
【0020】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、登録した表示操作装
置のみを対象としてコントローラと各表示操作装置の双
方で情報を伝送するため、伝送される情報量を削減で
き、コントローラは各表示操作装置に最大限の時間を割
当てることができる。
【0021】請求項6記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、表示操作装置の接続の有無をコントロ
ーラに登録し、コントローラは登録された表示操作装置
に必要な表示すべき情報と、登録されている表示操作装
置の識別番号を示す情報とを送信することを特徴とす
る。
【0022】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項5記載の発明の作用に加えて、表示操作装置の側で
登録されている表示操作装置の識別番号を示す情報を得
ることができるため、登録されていない表示操作装置の
接続に際して表示操作装置の側でもそれを判断して即時
接続を取りやめることができる。
【0023】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の発明において、表示操作装置の接続の有無をコントロ
ーラに登録し、コントローラは、登録された台数分の表
示操作装置に必要な表示すべき情報と、登録されている
表示操作装置の識別番号を示す情報とを送信し、これを
受信した表示操作装置は、登録されている表示操作装置
の総台数と自装置の識別番号とに基づいて設定の結果を
示す情報の送信タイミングを決定することを特徴とす
る。
【0024】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項6記載の発明の作用に加えて、表示操作装置は本来
必要なタイミングまで待って即時コントローラへの送信
を実行でき、コントローラの側でも各表示操作装置への
情報の送信周期を短縮できる。
【0025】請求項8記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記コントローラが送信する表示すべ
き情報は、各表示操作装置に対応したデータブロック毎
にデータの正当性を示すチェックコードを付加すること
を特徴とする。
【0026】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、各表示装置にとって
自装置に必要な部分を受信し終わったら、それ以降及び
それ以前の情報は無視できることになるため、処理を簡
略化できるだけでなく、受信バッファの小型化やリソー
スの削減に寄与できると共に、自装置に必要な情報を受
信してから表示するまでに要する時間も短縮できること
になる。
【0027】請求項9記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記表示操作装置が上記コントローラ
に対して送信する情報は、設定結果及び自装置の識別番
号を含んで同一形式で構成することを特徴とする。
【0028】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、コントローラでの処
理を単純化できると共に、表示操作装置がコントローラ
から転送されてきた情報を受信した際にも固定した形式
の情報を処理するため、処理を単純化できる。
【0029】請求項10記載の発明は、上記請求項9記
載の発明において、上記コントローラは、表示操作装置
から初期状態の設定結果を示す情報が送られてきた際
に、表示すべき情報に代えて該表示操作装置が初期状態
で必要とする固定情報を送信することを特徴とする。
【0030】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項9記載の発明の作用に加えて、初期状態の表示操作
装置の立上げ動作をコントローラが円滑にサポートでき
る。
【0031】請求項11記載の発明は、上記請求項10
記載の発明において、上記表示操作装置は、初期状態の
設定結果を示す情報として、自装置が操作されていない
ことを示す情報を使用することを特徴とする。
【0032】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項10記載の発明の作用に加えて、装置が操作されて
いないのに情報を送ってきた表示操作装置に対し、固定
情報を送信するという特定の処理を容易に実行し、速や
かにその表示操作装置の立上げ動作を実行させることが
できる。
【0033】請求項12記載の発明は、上記請求項10
記載の発明において、上記固定情報は、表示の形式及び
精度を示す情報を含むことを特徴とする。
【0034】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項10記載の発明の作用に加えて、そのコントローラ
に接続されている各表示操作装置を同一の動作環境で初
期設定することができる。
【0035】請求項13記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、上記コントローラは、表示操作装置
からの情報を受信した時点でその表示操作装置が接続さ
れていることを判断することを特徴とする。
【0036】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、接続されたと判断し
ていない表示操作装置には表示すべき情報を送信しない
ことにより、コントローラでの処理をより短縮して、送
信する情報の内容も簡略化できる。
【0037】請求項14記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、上記コントローラは、表示操作装置
から伝送ラインとの切断の設定結果を示す情報が送られ
てきた際に、当該表示操作装置が接続されていないこと
を判断することを特徴とする。
【0038】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、表示操作装置の接続
状態の有無を迅速且つ正確に判断し、認識しておくこと
が可能となる。
【0039】請求項15記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、上記コントローラは、その時点で
接続されている表示操作装置を常時登録しておき、登録
している表示操作装置から伝送ラインとの切断の設定結
果を示す情報が送られてきた際にのみ、当該表示操作装
置の接続が断たれることを判断し、その登録を削除する
ことを特徴とする。
【0040】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項14記載の発明の作用に加えて、表示操作装置から
の接続が断たれたと判断する際にその対象をすでに登録
している表示操作装置に限定することで、表示操作装置
の接続状態の有無をより正確且つ確実に判断し、認識し
ておくことが可能となる。
【0041】請求項16記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、上記表示操作装置は、伝送ライン
との切断の設定結果を示す情報として、自装置が操作さ
れていないことを示す情報を使用することを特徴とす
る。
【0042】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項14記載の発明の作用に加えて、装置が操作されて
いないのに情報を送ってきた表示操作装置に対し、その
接続が断たれたものと判断することで、特に複雑なデー
タ構造の応答テキストデータを使用せずに、接続されて
いる表示操作装置を認識しておくことができる。
【0043】請求項17記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、上記コントローラは、表示操作装置
に情報を送信する周期と、制御を実行する周期とを同期
させることを特徴とする。
【0044】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、コントローラが各表
示操作装置を制御するのに必要な処理を単純化し、常に
最新の表示すべき情報のみを送信させることができる。
【0045】請求項18記載の発明は、上記請求項1記
載の発明において、上記コントローラは、表示操作装置
に表示すべき情報を送信する周期と、制御を実行する周
期とを同期させると共に、制御を実行する周期中で各表
示操作装置間の同期をとるための情報を表示操作装置に
同報送信し、上記表示操作装置は、上記同期をとるため
の情報を受信した際に、表示すべき情報を受信した際と
同一のタイミングで設定結果を示す情報を送信すること
を特徴とする。
【0046】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、コントローラの制御
周期が長い場合であっても、その間に表示すべき情報を
受信した際と同等の処理が表示操作装置とコントローラ
との間で行なわれれば、上記制御周期が長すぎることに
よって表示操作装置側での送信のタイミングが遅れると
いった事態を回避できる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の一形態について説明する。
【0048】図1は、システム全体の構成を例示するも
ので、ここでは1台のコントローラ11と、1台以上、
例えば2台のループ表示装置12,13とが、伝送ライ
ン14を介して接続されているものとする。
【0049】コントローラ11は、入出力部21、制御
データメモリ22、制御プログラム23、送信プログラ
ム24、及び受信プログラム25で構成される。
【0050】入出力部21は、プロセスからの入力情報
を変換して制御データメモリ22に格納する。
【0051】制御プログラム23は、図2にそのプログ
ラムリストを例示するように、制御データメモリ22に
格納した入力情報に基づいて制御演算を実行し、演算結
果である出力情報を制御データメモリ22に格納する、
という動作を一定周期で繰返し実行させる。この制御デ
ータメモリ22に格納した出力情報はまた、上記入出力
部21が読出してプロセスへ出力する。
【0052】送信プログラム24は、図3にそのプログ
ラムリストを例示する如く、制御データメモリ22に格
納した内容でループ表示装置12,13にて表示すべき
データを抽出、編集して、1つの送信テキストデータに
まとめ、伝送ライン14を介してループ表示装置12,
13に一括して同報送信する、という動作を一定周期で
繰返し実行させる。
【0053】受信プログラム25は、図4にそのプログ
ラムリストを例示する如く、伝送ライン14を介してル
ープ表示装置12及び13の少なくとも一方から送られ
てきた操作要求情報の有効性をチェックした上で、送っ
てきたループ表示装置12,13に対応するものとして
制御データメモリ22に格納させる。
【0054】一方、ループ表示装置12,13は共に、
表示操作部31、表示データメモリ32、表示操作プロ
グラム33、受信プログラム34、及び送信プログラム
35で構成される。
【0055】表示操作部31は、コントローラ11から送
られてきたテキストデータをディスプレイにて表示し、
その表示に対する設定操作をキーボードやマウス等のポ
インティングデバイスを用いて受付ける。
【0056】表示データメモリ32は、コントローラ1
1から送られてきたテキストデータや表示操作部31で
の設定操作に係る操作要求値を格納する。
【0057】表示操作プログラム33は、図5にそのプ
ログラムリストを例示する如く、表示操作部31での設
定操作に係る状態を読出し、その操作要求値を表示デー
タメモリ32に格納させた上で表示操作部31にて表示
出力させる。
【0058】受信プログラム34は、図6にそのプログ
ラムリストを例示する如く、コントローラ11から送ら
れてきたテキストデータがあればこれを受信し、表示デ
ータメモリ32に格納させる。
【0059】送信プログラム35は、図7にそのプログ
ラムリストを例示する如く、表示データメモリ32に格
納されている操作要求値を、自装置が送信すべきタイミ
ングで伝送ライン14を介して上記コントローラ11へ
送信させる。
【0060】なお、上記図1では、1台のコントローラ
11に対して2台のループ表示装置12,13を伝送ラ
イン14を介して接続するものとしているが、ループ表
示装置の台数はこれに限るものではなく、同一の伝送ラ
イン14上にさらに多数のループ表示装置を接続するも
のとしてもよい。
【0061】コントローラ11と、上記ループ表示装置
12,13は、それぞれ独立して非同期に動作してお
り、その間で共有できるのは上述したようなテキストデ
ータのみであるものとする。
【0062】この図1に示す構成では、特にコントロー
ラ11から送信されるテキストデータの終了時点が、す
べてのループ表示装置にとって共通の時刻、同期信号と
してタイミング制御に使用されるものとする。
【0063】次に、上記伝送ライン14上を伝送される
テキストデータのフォーマット構成について説明する。
【0064】図8は、コントローラ11が直接ループ表
示装置12,13に送信する表示テキストデータの構成
例を示すものであり、ヘッダに続いて、コントローラ1
1を意味するグローバルアドレスが配され、その後にル
ープ表示装置(1)12用の表示データとループ表示装
置(2)13用の表示データとがそれぞれ配された後、
データの正当性を示すチェックコードが付加されて、1
つのデータブロックが構成される。
【0065】これを受信するループ表示装置12,13
では、コントローラ11からの表示テキストデータが自
装置に必要なデータであるか否かを判断する前に、その
データの正当性をチェックコードの内容により確認す
る。
【0066】通常、データの正当性を確認するためのチ
ェック情報としてはCRC(Cyclic Redun
dancy Check:冗長度符号チェック方式)な
どが使用されるが、このCRCは、データの最後に1つ
だけ付加されるものである。
【0067】したがって、仮にこのシステムでcrcを
使用するものとした場合には、ループ表示装置では、コ
ントローラ11からのテキストデータを最後まで受信し
なければその正当性が判断できないことになる。これ
は、単に正当性の確認に時間がかかるというだけではな
く、使用しなくてもいいデータを最後まで受信し続けな
ければならない、ということを意味し、本発明のシステ
ムには不適となる。
【0068】その点で、上述した如くデータブロック毎
にチェックコードを付加することにより、ループ表示装
置はそれぞれ、自装置に必要な部分を受信し終わった
ら、それ以降及びそれ以前の情報は無視できることにな
る。
【0069】そのため、各ループ表示装置では、処理を
簡略化できるだけでなく、受信バッファの小型化やリソ
ースの削減に寄与できると共に、自装置に必要な情報を
受信してから表示するまでに要する時間も短縮できるこ
とになる。
【0070】また、図9は、ループ表示装置12,13
がコントローラ11に対して送信する応答テキストデー
タの構成例を示すものであり、ヘッダに続いて、送信元
であるループ表示装置の識別番号からなる送信元アドレ
スが配され、その後に操作要求データが配された後、デ
ータの正当性を示すチェックコードが付加されて、1つ
のデータブロックが構成される。
【0071】このように、ループ表示装置12とループ
表示装置13とに拘わらず、ループ表示装置がコントロ
ーラ11に送信するデータ構成を、自装置での設定の結
果に基づいた操作要求のデータと自装置の識別番号を含
んで同一形式で構成することとした。
【0072】この場合、ループ表示装置からの操作要求
はのデータは、表示操作部31で操作可能なすべての操
作を同時に行なうようなことは当然ながら殆どない。例
えば、セットポイントの変更と操作出力の変更はいずれ
もループ表示装置が有する基本操作機能であるが、ほと
んど独立した機能であり、別々に操作するのが通常であ
る。しかし、同時に操作する可能性も残っている。
【0073】操作があった部分だけを送信するテキスト
データの構成では、同時に複数の操作をした場合に対応
しきれないので、すべての操作を前提としてテキストデ
ータを構成するものとして同一の形式に統一するものと
する。
【0074】これにより、コントローラ11が受信する
テキストデータの種類を1種類に統合するものとして、
コントローラ11での処理を単純化できると共に、ルー
プ表示装置が他のループ表示装置からコントローラ11
を介して転送されてきたテキストデータを受信した際に
も、固定した形式、長さのテキストデータを処理するこ
とができるため、このデータが必要ないものとして捨て
るものとしても、その処理を単純化できる。
【0075】なお、コントローラ11がループ表示装置
から特に動作開始当初の初期状態の設定結果を示す応答
テキストデータを受信した際には、初回の1回のみに限
って、ループ表示装置12が表示すべき表示テキストデ
ータに代えて、該ループ表示装置が初期状態で必要とす
る固定データ、例えば数字表示のための工業単位指定、
レンジ、小数点位置、メータの形式等、制御の対象によ
って種々変更設定されるプログラマブルなデータを送信
するものとする。
【0076】上述した初期状態で必要とする固定データ
をループ表示装置からの初期状態の設定結果を示す応答
テキストデータの受信に対応してコントローラ11が表
示テキストデータに代えて当該ループ表示装置に送信す
ることで、ループ表示装置の初期状態の立上げ動作をコ
ントローラ11が円滑にサポートできることとなる。
【0077】また、上記ループ表示装置が送信する、初
期状態の設定結果を示す応答テキストデータとしては、
例えば自装置が操作されていないことを示す情報を使用
するものとしてもよい。
【0078】この場合、上述した如くループ表示装置1
2が送信する応答テキストデータは常に同一の形式に統
一するものとし、且つループ表示装置12では通常何ら
かの操作があった場合にのみ、その操作に対応した応答
テキストデータを作成してコントローラ11へ送信する
ものとする。
【0079】したがってコントローラ11では、操作さ
れていないのにループ表示装置から応答テキストデータ
を送信してきたということから、そのループ表示装置が
初期状態にあることを容易に認識し、立上げに必要な固
定情報を表示テキストデータに代えてそのループ表示装
置12に送信できるので、速やかにそのループ表示装置
の立上げ動作を実行させることができる。
【0080】さらに、上記初期状態でコントローラ11
が表示データに代えてループ表示装置に送信する固定デ
ータとしては、上述した如く表示の形式及び精度を示す
データを含むこととする。
【0081】表示の形式を示すデータとしては、例えば
工業単位表示と%表示の別を指定するデータ、表示レン
ジのデータ、メータ形式として下から伸びるバーグラフ
と上から伸びるバーグラフの別を指定するデータ、該当
部分だけを示すポイント形式を指定するデータ、等があ
る。
【0082】また、精度を示すデータとしては、数字表
示における小数点以下の桁数を指定するデータ等があ
る。
【0083】このように、表示の形式を示すデータと精
度を示すデータとを固定データに確実に含めて、初期状
態のループ表示装置へ送信することにより、コントロー
ラ11に接続されているすべてのループ表示装置を同一
の動作環境で初期設定することができる。
【0084】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。図10は、コントローラ11とループ表示装置1
2,13のデータ送信タイミングを示すものである。図
10(1)に示すコントローラ11の送信タイミングで
は、すべてのループ表示装置で表示されるべきデータを
含んでいるので、相対的に送信時間が長くなる。
【0085】一方、ループ表示装置12,13が送信す
る応答テキストデータの量は、主として自装置での操作
に関する要求のデータのみであり、特に長いものとはな
らない。
【0086】上記図1でも説明した如く、コントローラ
11が送信したデータはすべてのループ表示装置で受信
されることとなるもので、このコントローラ11からの
送信データの最後に位置するチェックコードを受信し終
えた時点t1が、各ループ表示装置相互で共通に認識で
きる同期のためのタイミングとなる。
【0087】したがって、上記タイミングt1から自装
置に割当てられた識別番号に対応した待ち時間が経過し
た時点で、各ループ表示装置はコントローラ11に対す
るデータの送信を開始するものとする。
【0088】コントローラ11が送信する表示テキスト
データは、すべてのループ表示装置12,13に対応し
た内容を含んでいることにより、1回の送信だけで処理
を終えることが可能であり、複数の相手に対して個別に
テキストデータを送出するよりもコントローラ11の処
理を単純化して、その負担を軽減できることになる。
【0089】特に、送信処理にDMA(Direct
Memory Access)を使用するような場合に
は、制御プログラム23でのプログラム処理としてはD
MAを開始する処理を1回行なえばすべてのループ表示
装置12,13に対する送信処理を完了することにな
る。また、DMAではなく、このコントローラ11で使
用するCPUが個々のキャラクタを管理する場合でも、
キャラクタを送出するだけの処理で済む。
【0090】加えて、すべてのループ表示装置12,1
3に対して送信するだけで応答を待たなくてもよいた
め、待ち時間処理がなく、そのための計時処理を行なう
タイマが不要となるので、コントローラ11の構成を簡
略化し、コストダウンにも寄与できることとなる。
【0091】ループ表示装置12,13で受信するテキ
ストデータは、コントローラ11からの表示テキストデ
ータか、他のループ表示装置からコントローラ11を介
して転送されてきたテキストデータの2種類しかない。
【0092】ここで、テキストデータには、送信元を示
す情報としてアドレスが付加されているため、受信した
テキストデータを区別できる。特に、その送信元のアド
レスがテキストデータの先頭部、具体的には上記図8、
図9で示したようにデータブロックのヘッダの次位置に
あれば、受信に際してすぐにそのテキストデータが必要
であるか否かを判断できる。
【0093】例えば、コントローラ11からのグローバ
ルアドレスを配したテキストデータは正常に受信処理
し、他のループ表示装置の送信元アドレスを配したテキ
ストデータであればすべて読み捨てる、という処理を個
々のループ表示装置12,13で設定しておくことも可
能であり、これは受信したテキストデータの一部だけを
確認してそれ以降は読み捨てるという処理が可能となる
ことを意味している。これにより、ループ表示装置1
2,13の各受信プログラム34の構成を単純化でき
る。
【0094】一方、コントローラ11の受信プログラム
25では、受信するのはすべてループ表示装置12,1
3での操作であることを前提に処理することが可能とな
るので、受信プログラム25の構成も単純化できる。
【0095】個々のループ表示装置は、コントローラ1
1から表示すべき情報を受信し終えた時点t1を基準と
して、自装置の識別情報に対応した待ち時間が経過した
タイミングで応答テキストデータを送信する。
【0096】例えば、コントローラ11が1[秒]周期
で送信する場合、8台のループ表示装置が伝送ライン1
4に接続されており、それら識別番号1〜8に対応して
上記タイミングt1から「100[ミリ秒]×識別番号
値」で表わされる時間だけ待ち時間を計時してから送信
を開始するものとすれば、各ループ表示装置の送信する
応答テキストデータが伝送ライン14で衝突することは
なくなる。
【0097】このとき、コントローラ11の送信周期、
ループ表示装置の実際に接続されている総数または最大
数、コントローラ11が送信する表示テキストデータの
実時間長、及び各ループ表示装置が送信する応答テキス
トデータの実時間長を考慮して、伝送ライン14上でデ
ータが衝突しないように決定する必要があるものの、容
易にその時点でのシステムの構成状態に柔軟に対応でき
る。
【0098】なお、上述した如く、ループ表示装置1
2,13での送信は、その識別番号によって決定された
タイミングで開始するため、原則的には識別番号が異な
るループ表示装置のテキストデータが時間的に重複して
送信されることはない。
【0099】しかしながら、万一、同一の識別番号のル
ープ表示装置が伝送ライン14上に複数存在した時、そ
れらが同時に操作された場合には、送信タイミングが重
複することとなるので、伝送ライン14上でテキストデ
ータが衝突して伝送異常が発生し、コントローラ11に
は正常に伝送されなくなる。これにより、上記同一の制
御に対する同時操作が抑制されることになり、フェイル
セーフ機能が確保できることになる。
【0100】これとは逆に、同一の識別番号のループ表
示装置が伝送ライン14上に複数存在した時でも、それ
らが同時に操作されない場合には、同一の内容が表示さ
れるだけであり、なんら問題なく使用することができ、
独立した操作も可能となる。
【0101】また、上述した如く、コントローラ11が
同報送信する表示すべき情報は、実際の送信先のループ
表示装置の伝送ライン14への接続状態に拘わらず、常
にループ表示装置12に接続して管理が可能なループ表
示装置の最大数である場合に対応した情報を含むことと
する。
【0102】これにより、コントローラ11はその時点
で実際に伝送ライン14に接続されているループ表示装
置の登録等を行なわず、それらを考慮せずに表示すべき
情報を一括送信する。
【0103】そのため、コントローラ11の送信処理に
要する負荷を軽減できる一方、ループ表示装置の側で
も、伝送ライン14を介して自装置の接続状態をその都
度コントローラ11に伝送して登録するなどの処理を省
略できるため、必要時にのみ伝送ラインを介して接続
し、また必要がなくなれば適宜伝送ライン14との接続
を切断するなど、端末であるループ表示装置側の処理も
軽減できる。
【0104】(変形例1)また、上記ループ表示装置1
2,13は、自装置で表示操作部31にて何らかの設定
操作が行なわれた場合にのみ、上記コントローラ11に
対して設定の結果を示す応答テキストデータを送信する
ものとしてもよい。
【0105】これにより、操作がない状態での通常時の
送信処理が必要なくなる。ループ表示装置がプロセス制
御の現場に近い位置で操作されることが多いことから、
実際に装置の前にオペレータがいる時間は少ないものと
想像される。
【0106】そのような環境下では、コントローラ11
からの表示テキストデータを表示しているだけの時間
と、オペレータが表示操作部31で操作を行なっている
時間とを比較すると、後者がほとんどないか、あっても
極端に短いであろうことは容易に考えられる。
【0107】したがって、ループ表示装置からの応答テ
キストデータを受信するコントローラ11も受信頻度は
少ないであろうから、その割込み処理を実行する必要も
少なく、負荷を軽減できる。
【0108】この点ですべてのループ表示装置において
も、コントローラ11を経由して自装置以外のループ表
示装置からのテキストデータを受信することが少なくな
るため、同様に負荷を軽減できる。
【0109】(変形例2−1)さらに、上述した説明と
は別に、ループ表示装置が実際に伝送ライン14に接続
しているか否かをコントローラ11に登録し、コントロ
ーラ11は登録された台数分のループ表示装置に必要な
表示テキストデータのみを送信するものとしてもよい。
【0110】このように、登録したループ表示装置に必
要な表示テキストデータだけをコントローラ11が送信
することで、伝送ライン14上を伝送するデータの総量
が少なくなり、コントローラ11の送信周期とループ表
示装置からの応答のための待ち時間の決定についての自
由度が上がる。
【0111】例えば、コントローラ11の送信周期を短
縮することで、コントローラ11からの表示テキストデ
ータを受信する各ループ表示装置では、必要とするデー
タの所在をより迅速に把握して使用できるようになる。
【0112】また、各ループ表示装置の待ち時間を短縮
することで、伝送ライン14に接続することの可能なル
ープ表示装置の最大数をより大きく設定できる。
【0113】(変形例2−2)上記変形例2−1に加え
て、ループ表示装置が実際に伝送ライン14に接続して
いるか否かをコントローラ11に登録し、コントローラ
11は登録された台数分のループ表示装置に対しての
み、必要な表示テキストデータだけでなく、その時点で
登録されているループ表示装置の識別番号を示すデータ
を併せて送信するものとしてもよい。
【0114】すなわち、ループ表示装置の側でその時点
で伝送ライン14に接続されている他のループ表示装置
の状態を確認できるので、登録されていない、つまりは
接続されていない筈のループ表示装置を誤って伝送ライ
ン14に接続しまった場合でも、その誤って接続したル
ープ表示装置で自装置の接続が誤りであることをコント
ローラ11からのデータにより即時判断して、接続を取
消すことができる。
【0115】(変形例2−3)さらに上記変形例2−2
に加えて、、ループ表示装置を接続するかどうかをコン
トローラ11に登録し、コントローラ11は、登録され
た台数分のループ表示装置に対してのみ、必要な表示テ
キストデータだけでなく、その時点で登録されているル
ープ表示装置の識別番号を示すテキストデータを送信
し、これを受信したループ表示装置は、登録されている
ループ表示装置の総台数と自装置の識別番号とに基づい
て、コントローラ11への応答テキストデータの送信タ
イミングを決定するものとしてもよい。
【0116】こうすることで、ループ表示装置が応答テ
キストデータを送信するためのタイミングとして待ち時
間を決定する際に、その時点でコントローラ11に接続
されているすべてのループ表示装置の台数と各識別番号
とを認識できていれば、自装置の識別番号から自装置が
全ループ表示装置のうちの何番目に送信できるのかによ
り相対的な順位を認識することができ、待ち時間を決定
することができる。
【0117】そのため、伝送ライン14に接続されてい
る各ループ表示装置は本来必要なタイミングまで待って
即時コントローラ11への送信を実行でき、待ち時間を
最小限にすることができる上、コントローラ11の側で
も各ループ表示装置への表示テキストデータの送信周期
を短縮できる。
【0118】(変形例3)また上記コントローラ11
は、伝送ライン14を介してループ表示装置からの応答
テキストデータを受信した時点で、そのループ表示装置
が伝送ライン14に接続されていることを判断するもの
としてもよい。
【0119】この場合、コントローラ11が伝送ライン
14に接続されているループ表示装置の状態を検索して
登録を行なうのではなく、ループ表示装置からのデータ
を受信した時点でその接続を認識するようになる。
【0120】そのためコントローラ11は、伝送ライン
14への接続を認識していないループ表示装置12に対
しては、表示テキストデータを送信する必要がなく、結
果としてそのループ表示装置に対するテキストデータの
編集の中止や表示テキストデータの送信対象からの削除
などの処理を省略でき、伝送ライン14に接続している
と認識しているループ表示装置に対してのみ考慮して表
示テキストデータを再生すればよいので、非常に処理を
簡易化することができる。
【0121】コントローラ11が送信する表示テキスト
データは、その時点で伝送ライン14に接続されている
すべてのループ表示装置で受信され、その内容が表示操
作部31で表示されることとなるので、たとえコントロ
ーラ11の側で登録されていないループ表示装置であっ
ても、伝送ライン14を介して接続されていれば、コン
トローラ11からの表示テキストデータを受信して表示
操作部31で表示することができる。
【0122】したがって、この表示データに対応して応
答テキストデータを作成し、自装置がデータを送信すべ
きタイミングを算出した上でその送信タイミングに従
い、コントローラ11に対して作成した応答テキストデ
ータを送信することにより、自装置が伝送ライン14に
接続されていることをあらたにコントローラ11の側に
認識させ、自装置の存在をコントローラ11に登録する
ことができるようになる。
【0123】コントローラ11では、ループ表示装置か
らの応答テキストデータを受信できれば、当該ループ表
示装置が伝送ライン14に接続されていると確認できた
ことになるので、それ以降は当該ループ表示装置が伝送
ライン14に接続されているものとして登録しておく。
【0124】すなわち、ループ表示装置を伝送ライン1
4を介してコントローラ11に勝手に接続したとして
も、その当初には自装置は登録されていないので、表示
操作部31で表示すべきデータがない状態である可能性
はあるものの、一旦何らかの形で応答テキストデータに
相当するテキストデータをコントローラ11に対して送
信すれば、その後は自動的に登録されて、通常どおりの
表示動作を行なうことが可能となる。
【0125】この伝送ライン14への接続を認識させる
ためのコントローラ11への応答テキストデータの送信
は、ループ表示装置の電源投入直後の1回目の応答テキ
ストデータの送信タイミングや、操作者による最初の操
作時などのタイミングを使用できる。
【0126】(変形例4−1)上記コントローラ11
は、ループ表示装置から伝送ライン14との切断の設定
結果を示す応答テキストデータが送られてきた時点で、
当該ループ表示装置12が接続されていないことを判断
するものとしてもよい。
【0127】このように、ループ表示装置の接続の解除
を通知する手段として、ループ表示装置自身がそのこと
を応答テキストデータを用いてコントローラ11へ直接
送信する。
【0128】その送信タイミングとしては、例えばルー
プ表示装置での電源スイッチのオフ操作をトリガとし
て、実際に動作プログラムで電源を遮断する前に送信プ
ログラム処理により送信する方法や、操作者がループ表
示装置を伝送ライン14から切り離してしまう前に切り
離しを意味する操作を実行することで、送信プログラム
処理により送信する方法などが考えられる。
【0129】これらいずれの方法によっても、個々のル
ープ表示装置の接続状態の有無をコントローラ11側で
迅速且つ正確に判断し、認識しておくことが可能とな
る。
【0130】(変形例4−2)上記変形例4−1に加え
て、上記コントローラ11は、その時点で接続されてい
るループ表示装置を常時登録しておき、登録しているル
ープ表示装置から伝送ライン14との切断の設定を示す
応答テキストデータが送られてきた際にのみ、当該ルー
プ表示装置の接続が断たれることを判断し、その登録を
削除するものとしてもよい。
【0131】このように、ループ表示装置12からの接
続が断たれたと判断する際にその対象をすでに登録して
いるループ表示装置に限定することで、ループ表示装置
の接続状態の有無をより正確に判断して認識しておくこ
とが可能となる。
【0132】(変形例4−3)上記変形例4−1に加え
て、上記ループ表示装置は、伝送ライン14との切断の
設定を示す応答テキストデータとして、自装置が操作さ
れていないことを示すデータを使用するものとしてもよ
い。
【0133】この場合、コントローラ11は装置が操作
されていないのに情報を送ってきたループ表示装置に対
し、その接続が断たれたものと判断することで、特に複
雑なデータ構造の応答テキストデータを使用せずに、切
断されたループ表示装置を判断して、必要なループ表示
装置のみの接続を認識しておくことができる。
【0134】(変形例5)上記コントローラ11は、ル
ープ表示装置に情報を送信する周期を、制御を実行する
周期と同期させるものとしてもよい。
【0135】この場合、コントローラ11は、ループ表
示装置で表示させるための表示テキストデータを作成す
るのが、制御実行周期と同期するようになる。そのた
め、コントローラ11は制御周期毎に1回分の表示テキ
ストデータを作成すればよいこととなり、コントローラ
11の本来実行するべき制御動作に付随する、表示操作
装置への表示テキストデータの送信に要する処理を単純
化し、コントローラ11の負荷を軽減できると共に、制
御の周期が表示テキストデータの周期と同期するため
に、常に最新の表示すべき情報のみを表示テキストデー
タとして送信させることができる。
【0136】(変形例6)上記コントローラ11は、ル
ープ表示装置に表示すべき情報を送信する周期と、制御
を実行する周期とを同期させると共に、制御を実行する
周期中で各ループ表示装置間の同期をとるためのテキス
トデータをループ表示装置に同報送信し、上記ループ表
示装置は、上記同期をとるためのテキストデータを受信
した際に、表示テキストデータを受信した際と同一のタ
イミングで応答テキストデータを送信するものとしても
よい。
【0137】すなわち、コントローラ11の制御周期
は、例えば制御対象の時定数が長い場合には数秒単位で
制御演算を実行しなければならないなるなど、非常に長
い場合があり、操作者の感覚からすると、長すぎるもの
として感じられる場合も多々ある。
【0138】コントローラ11の送信周期が該制御周期
に同期して長いものとなると、各ループ表示装置での応
答テキストデータの周期もそのコントローラ11の送信
周期に反映されることとなる。
【0139】コントローラ11の制御周期が長くなる場
合、実際の制御動作がその周期で行なわれること自体は
なんら問題とならないが、ループ表示装置の操作者から
みると、その間隔が長くなることで、その間は表示の更
新がなされないこととなり、非常な不安を感じざるを得
ないことになる。
【0140】例えば、コントローラ11での制御周期が
長すぎれば、その間に伝送異常が発生することがあって
も、それに気付くのが遅れてしまう。表示テキストデー
タの計算がコントローラ11側で行なわれるとすれば、
その結果の表示更新も遅れることになる。
【0141】長すぎる制御周期に対して、その間にも表
示テキストデータを送信した場合と同等の処理を各ルー
プ表示装置とコントローラ11との間で行なうことがで
きれば、コントローラ11での制御周期が長すぎること
による影響を回避することができる。このために、コン
トローラ11が制御周期以外でテキストデータを送信す
ればよいが、このときに実際にループ表示装置で表示す
るためのデータは必要でないときもある。
【0142】したがって、上述した如くコントローラ1
1が制御周期中で各ループ表示装置間の同期をとるため
のテキストデータをループ表示装置に同報送信するよう
にすれば、コントローラ11の制御周期が長い場合であ
っても、その間に表示テキストデータを受信した際と同
等の処理が各ループ表示装置とコントローラ11との間
で行なわれることとなり、コントローラ11の制御周期
が長すぎることによってループ表示装置12側での送信
のタイミングが遅れるといった事態を回避できる。
【0143】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0144】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0145】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、コントロ
ーラの送信処理を全表示操作装置を対象とした1回の同
報送信とすることで、双方の送信に要する処理を極力単
純化することができると共に、表示操作装置からの送信
もコントローラからの受信を基準としてその識別番号に
対応した予め決定されたタイミングでのみ行なわれるの
で、表示操作装置相互の送信タイミングが重複するなど
割込み処理が発生することは基本的にあり得ず、システ
ム全体として情報の伝送に要する処理を単純化し、各装
置の情報送出に要する時間を確保する一方、割込み、待
受けに要する時間を不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るシステム全体の構
成を示すブロック図。
【図2】図1のコントローラの制御プログラムの具体的
な内容を例示する図。
【図3】図1のコントローラの送信プログラムの具体的
な内容を例示する図。
【図4】図1のコントローラの受信プログラムの具体的
な内容を例示する図。
【図5】図1のループ表示装置の表示操作プログラムの
具体的な内容を例示する図。
【図6】図1のループ表示装置の受信プログラムの具体
的な内容を例示する図。
【図7】図1のループ表示装置の送信プログラムの具体
的な内容を例示する図。
【図8】同実施の形態に係る表示データテキストの構成
を例示する図。
【図9】同実施の形態に係る応答テキストの構成を例示
する図。
【図10】同実施の形態に係る転送ライン上で送信され
る各テキストの送信状態を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
11…コントローラ 12…(第1の)ループ表示装置 13…(第2の)ループ表示装置 14…伝送ライン 21…入出力部 22…制御データメモリ 23…制御プログラム 24…送信プログラム 25…受信プログラム 31…表示操作部 32…表示データメモリ 33…表示操作プログラム 34…受信プログラム 35…送信プログラム

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1台のコントローラと、このコントローラ
    と伝送ラインを介して接続された、識別番号を持つ1台
    以上の表示操作装置とを有する制御システムにおいて、 上記コントローラは、表示操作装置が表示すべき情報
    を、その情報の送信元がコントローラであることを示す
    情報を付加して、すべての表示操作装置に対して1回で
    同報送信して伝送し、 上記表示操作装置は、自装置で設定した結果を示す情報
    を、その情報の送信元が表示操作装置であることを示す
    情報を付加して、その識別番号によって予め決定されて
    いるタイミングで上記コントローラに送信して伝送する
    ことを特徴とする制御システム。
  2. 【請求項2】上記コントローラが同報送信する表示すべ
    き情報は、送信先の表示操作装置の接続状態に拘わら
    ず、該表示操作装置の接続が最大数である場合に対応し
    た情報を含むことを特徴とする請求項1記載の制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】上記表示操作装置は、自装置で設定操作が
    行なわれた場合にのみ、上記コントローラに対して設定
    の結果の情報を送信することを特徴とする請求項1記載
    の制御システム。
  4. 【請求項4】上記表示操作装置は、上記コントローラよ
    り表示すべき情報を受信した時点から、自装置の識別情
    報に対応した待ち時間が経過したタイミングで設定の結
    果の情報を送信することを特徴とする請求項1記載の制
    御システム。
  5. 【請求項5】表示操作装置の接続の有無をコントローラ
    に登録し、コントローラは登録された表示操作装置に必
    要な表示すべき情報のみを送信することを特徴とする請
    求項1記載の制御システム。
  6. 【請求項6】表示操作装置の接続の有無をコントローラ
    に登録し、コントローラは登録された表示操作装置に必
    要な表示すべき情報と、登録されている表示操作装置の
    識別番号を示す情報とを送信することを特徴とする請求
    項5記載の制御システム。
  7. 【請求項7】表示操作装置の接続の有無をコントローラ
    に登録し、 コントローラは、登録された台数分の表示操作装置に必
    要な表示すべき情報と、登録されている表示操作装置の
    識別番号を示す情報とを送信し、 これを受信した表示操作装置は、登録されている表示操
    作装置の総台数と自装置の識別番号とに基づいて設定の
    結果を示す情報の送信タイミングを決定することを特徴
    とする請求項6記載の制御システム。
  8. 【請求項8】上記コントローラが送信する表示すべき情
    報は、各表示操作装置に対応したデータブロック毎にデ
    ータの正当性を示すチェックコードを付加することを特
    徴とする請求項1記載の制御システム。
  9. 【請求項9】上記表示操作装置が上記コントローラに対
    して送信する情報は、設定結果及び自装置の識別番号を
    含んで同一形式で構成することを特徴とする請求項1記
    載の制御システム。
  10. 【請求項10】上記コントローラは、表示操作装置から
    初期状態の設定結果を示す情報が送られてきた際に、表
    示すべき情報に代えて該表示操作装置が初期状態で必要
    とする固定情報を送信することを特徴とする請求項9記
    載の制御システム。
  11. 【請求項11】上記表示操作装置は、初期状態の設定結
    果を示す情報として、自装置が操作されていないことを
    示す情報を使用することを特徴とする請求項10記載の
    制御システム。
  12. 【請求項12】上記固定情報は、表示の形式及び精度を
    示す情報を含むことを特徴とする請求項10記載の制御
    システム。
  13. 【請求項13】上記コントローラは、表示操作装置から
    の情報を受信した時点でその表示操作装置が接続されて
    いることを判断することを特徴とする請求項1記載の制
    御システム。
  14. 【請求項14】上記コントローラは、表示操作装置から
    伝送ラインとの切断の設定結果を示す情報が送られてき
    た際に、当該表示操作装置が接続されていないことを判
    断することを特徴とする請求項1記載の制御システム。
  15. 【請求項15】上記コントローラは、その時点で接続さ
    れている表示操作装置を常時登録しておき、登録してい
    る表示操作装置から伝送ラインとの切断の設定結果を示
    す情報が送られてきた際にのみ、当該表示操作装置の接
    続が断たれることを判断し、その登録を削除することを
    特徴とする請求項14記載の制御システム。
  16. 【請求項16】上記表示操作装置は、伝送ラインとの切
    断の設定結果を示す情報として、自装置が操作されてい
    ないことを示す情報を使用することを特徴とする請求項
    14記載の制御システム。
  17. 【請求項17】上記コントローラは、表示操作装置に情
    報を送信する周期と、制御を実行する周期とを同期させ
    ることを特徴とする請求項1記載の制御システム。
  18. 【請求項18】上記コントローラは、表示操作装置に表
    示すべき情報を送信する周期と、制御を実行する周期と
    を同期させると共に、制御を実行する周期中で各表示操
    作装置間の同期をとるための情報を表示操作装置に同報
    送信し、 上記表示操作装置は、上記同期をとるための情報を受信
    した際に、表示すべき情報を受信した際と同一のタイミ
    ングで設定結果を示す情報を送信することを特徴とする
    請求項1記載の制御システム。
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