JPH09326808A - サイクリック自動通信による電子配線システム - Google Patents
サイクリック自動通信による電子配線システムInfo
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- JPH09326808A JPH09326808A JP8145648A JP14564896A JPH09326808A JP H09326808 A JPH09326808 A JP H09326808A JP 8145648 A JP8145648 A JP 8145648A JP 14564896 A JP14564896 A JP 14564896A JP H09326808 A JPH09326808 A JP H09326808A
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Abstract
タと、マイクロプロセッサを有しない分散配置された複
数の制御対象機器との間を配線する、構成簡易で、開発
及び保守が容易で、低コストで、かつ、高速データ通信
可能な「自動通信による電子配線システム」を提供す
る。 【解決手段】コントロールセンタ側に、共有メモリを持
つIC化された中央装置を設け、各制御対象機器側に、
入出力ポートと送受信回路とを持つIC化された端末装
置を接続し、中央装置と各端末装置との間をデジタル通
信回線でマルチドロップ方式で接続して構成し、上記共
有メモリを介してフルデュープレックス方式でコマンド
パケットおよびレスポンスパケットのデータ交換を、プ
ログラムによるプロトコルなしに高速に行う。
Description
サを持つコントロールセンタ(又はコントローラ)と、
このコントロールセンタによって制御されるマイクロプ
ロセッサを持たない複数の制御対象機器とで構成される
制御システムにおいて、マイクロプロセッサと各制御対
象機器との間のデータの伝送を担う部分をマイクロプロ
セッサを使用しないステートマシーン(順序論理回路)
によりメモリにサイクリックに読み書き動作を行なう電
子配線化した「サイクリック自動通信による電子配線シ
ステム」に関する。尚、電子配線化とは、従来の分散化
されたマイクロプロセッサ間の通信における「プログラ
ムされたプロトコルによる通信」に相対する新しい概念
であり、「メモリをあたかも電線材のように使用してプ
ロトコル無しでデータを授受する通信システム」を構築
することを意味する。
ア等を使用する工場における自動生産ラインや検査ライ
ン、物流、病院内のナースコール等、ホームオートメー
ション、セキュリティ、一つの大型装置(例えば、印刷
機器、工作機械、半導体製造装置、ロボット等)内の信
号制御等の広範な分野において、コンピュータ制御シス
テム又はオートメーションシステムが広く使用されてい
る。
ータを授受する方法は2通りある。第1の方法は、コン
トロールセンタと分散配置された各制御対象機器との間
のデータの授受を担う部分は、大別して、図16に示す
ように、センタマイクロプロセッサのI/Oポート60
に各制御対象機器を電線61で接続して直接データを入
出力する方法である。
タのマイクロプロセッサのI/Oポート60を使用せず
に、各制御対象機器にそれぞれ補助のマイクロプロセッ
サ62を設け、これらの補助のマイクロプロセッサ62
とセンタのマイクロプロセッサとの間を通信回線63で
接続し、データ通信を介してセンタのマイクロプロセッ
サと各制御対象との間のデータの授受を行う方法であ
る。
データ交換であるが、これについて、補助のマイクロプ
ロセッサ62から検出信号をセンタのマイクロプロセッ
サへ送り、これに応じてセンタのマイクロプロセッサか
ら補助のマイクロプロセッサ62に対して動作指令を送
るという典型的なオートメーションの形態について、図
18のシーケンスダイヤグラムを用いて説明する。
ロプロセッサに対して検出信号が送られたとする。セン
タのマイクロプロセッサ側の状況によるある時間の後、
時刻t1で、センタのマイクロプロセッサから補助のマ
イクロプロセッサに対して通信開始の呼び掛け(EN
Q:Enquiry:要求)が行われる。補助のマイク
ロプロセッサは時刻t2で”ENQ”を受領し、プロト
コルの解析を行った後、時刻t3で応答(ACK:Ac
knowledge:了解)を返答する。
で”ACK”を受取ると時刻t5で、データ要求コマン
ドを発行する。補助のマイクロプロセッサは、時刻t6
でデータ要求コマンドを受けると、時刻t7でデータ
(DATA)を送信する。
でデータを受取り、プロトコル解析を行うと共にデータ
を認識し、時刻t9で受け取ったデータ1回分の受領通
知(ACK)を発行する。補助のマイクロプロセッサ
は、時刻t10で上記”ACK”を受取ると転送が正常
に行われたことを確認し、時刻t11で制御対象機器を
動作させる。
であるとすると、補助のマイクロプロセッサが制御対象
機器から検出信号を受けてから、回転物体が停止するま
での上記停止装置の反応時間は時刻t0〜t11であ
る。この時間は、従来の通信装置RS−232を使用し
た転送レート19200bpsの通信形態の場合には、
数十msec〜数百msecとなり、時間の経過が一定
でなく、停止位置を確保することが技術的にむずかしく
なる。
士のデータ交換の方法として共有メモリを使用する方法
がある。これは、共有メモリの周辺回路として調停作用
(アービトレーション)を行うアービタを設け、一つの
マイクロプロセッサが上記共有メモリに書き込んだデー
タを他のマイクロプロセッサが読み出したり、それぞれ
のマイクロプロセッサが共有メモリの同一アドレスに交
互にデータを書き込んだりすることができるようにした
ものである。
換は、複数のマイクロプロセッサ同士が近接している場
合には極めて有効な方法である。しかし、マイクロプロ
セッサ間の距離が大きな場合には、マイクロプロセッサ
間を接続するバス配線を単純に延長するだけでは、環境
ノイズに起因するバーストエラーにより各マイクロプロ
セッサ間の強調動作が損なわれるため、距離の制約があ
った。
報「自動通信機能付メモリシステム」において、共有メ
モリを使用する分散配置された複数のマイクロプロセッ
サからなる従来のシステムにおける各マイクロプロセッ
サ間の距離の制約を突破するために、”複数のマイクロ
プロセッサが互いに遠隔配置されている場合であって
も、各マイクロプロセッサ自身は通常のメモリアクセス
をしているだけであるのに、あたもマイクロプロセッサ
間が電線で接続されているかのような応答・動作をする
システム”を開示した。
来の第1の方法には下記の問題点があった。 (1)センタのマイクロプロセッサに、ノイズ対策、電
気的信号変換、接続用のコネクタの装備等を全部担わせ
なければならないため、センタのマイクロプロセッサの
小型化を図ることができない。 (2)センタのマイクロプロセッサと各制御対象機器と
を接続する電線の量が膨大となるため材料費や工事費が
高く全体的に高コストであると共に広いスペースを必要
とする。
の運用を停止しなければならない。 (4)センタのマイクロプロセッサの外形や形状並びに
負担可能な電力量等により、センタのマイクロプロセッ
サが扱うことができる信号に制約がある。
ストが行い難いため、システムの開発に時間がかかる。 (6)開発されたシステムのメンテナンスが難しいた
め、保守者もシステム全体について完全な知識技能を持
つ開発技術者と同等レベルの能力が要求される。
あった。 (1)センタのマイクロプロセッサの他に補助のマイク
ロプロセッサ用のプログラムも開発しなければならず、
時間と費用がかかる。 (2)各補助のマイクロプロセッサの動作状態を監視す
る必要があり、システム管理上の余計な重荷となる。
助のマイクロプロセッサとの通信は上記のような複雑な
プロトコルがあるため高速化できない。また、センタの
マイクロプロセッサと各補助のマイクロプロセッサとの
間の通信は同時に行うことはできないので、全体として
時間がかかる。更に、転送レートは、各マイクロプロセ
ッサのプロトコル処理能力以上に高速にすることはでき
ない。
テム制御プログラムの中に、通信制御のためのプログラ
ムを含むため、プログラムの作成量が膨大なものとな
る。 (5)システムの異常が発生した時、その原因がセンタ
のマイクロプロセッサにあるのか補助のマイクロプロセ
ッサ側にあるのかの判定が極めて複雑である。
り時に、センタのマイクロプロセッサと各補助のマイク
ロプロセッサとの同期を取ることが重要であるから、停
電時やシステム異常時に対する対応が極めて複雑であ
る。 (7)各補助のマイクロプロセッサもコンピュータとし
ての配慮をして製造しなければならないから、製造には
余分なコストと時間がかかる。
トが行い難いため、システムの開発に時間がかかる。 (9)開発されたシステムのメンテナンスが難しいた
め、保守者もシステム全体について完全な知識技能を持
つ開発技術者と同等レベルの能力が要求される。
ーション化に伴い、パーソナルコンピュータ等を主体と
するマイクロプロセッサを持つコントローラと、マイク
ロプロセッサを持たないセンサ類、スイッチ類、ラン
プ、アクチュエータ等の各種制御対象機器とで構成され
たコンピュータ制御システムが急激に増加する傾向にあ
り、このようなコンピュータ制御システムにおいて、開
発、製作、保守が簡易かつ経済的であり、しかも、運用
上の確実性、信頼性、高速性が高い配線方式又はデータ
交換方式が求められていた。
要望に鑑み、上記特開平3−260857号公報の発明
の延長としてなされたものであって、マイクロプロセッ
サを持つコントロールセンタと、マイクロプロセッサを
持たない複数の制御対象機器との間のデータ通信を簡
易、確実かつ高速に行うサイクリック自動通信による電
子配線システムを、(1)システム構成上の経済性や製
作の困難性を緩和し、(2)システムメンテナンスを容
易にし、(3)マイクロプロセッサの周辺装置同士間の
接続を標準化するようにすることを目的とし、このサイ
クリック自動通信による電子配線システムを簡易に構築
するための部品素子又は新機能デバイスに課題を有す
る。
に、本発明に係るサイクリック自動通信による電子配線
システムは、データの送受信を、プログラムによる通信
制御に基づかないで、回路の駆動で制御するステートマ
シーンと、前記データを蓄積するメモリとを備えた中央
装置と、該中央装置とデジタル通信回線を介して接続し
た端末アドレス設定機能を有する複数の端末装置とから
なり、前記中央装置のメモリ内のデータビット群の構成
と、前記端末装置のI/Oポートのデータビット群の構
成とを同一形態にしたことである。
記複数の端末装置毎にメモリ領域を分割して設定したこ
と;前記メモリは、送信用メモリと受信用メモリとで別
個に独自に駆動できるようにしたこと;前記端末装置毎
に分割されたメモリ領域内のデータビット群は、送受信
単位毎のフィールドに設定し、該設定されたフィールド
単位で送受信するようにしたこと;前記送受信単位毎の
フィールドは、スタートパターン、送信先アドレス、送
信元アドレス、転送データ、検定コードの要素を含んで
形成したこと;前記メモリは、デュアルポートRAM或
はデュアルポートRAM同等の機能を果たすメモリであ
ること;前記中央装置は、ICチップで形成したことで
あり;前記ステートマシーンは、前記デジタル通信を介
してデータを送受信する送受信回路と、該送受信回路で
送受信したデータを制御するシーケンサと、送受信した
データの前記メモリへの書き込み読み出しを制御する調
停回路とから構成されているサイクリック自動通信によ
る電子配線システムである。
散配置された複数の端末装置のI/Oポートそのものと
して見立て、このメモリにアクセスすることにより制御
対象端末装置に関する全ての情報を把握することができ
ると共に、このメモリに指令データを書き込むことだけ
で、各制御対象端末装置に対して高速かつ確実に制御指
令を伝達することができる。
の授受は、例えばフルデュープレックス方式で、周期的
かつ自動的に行われるから、プロトコルのプログラム処
理時間が無くなり、中央装置のメモリと各端末装置との
間のデータ授受に要する時間は殆どゼロに近いオーダー
となる。従って、例えば、コントロールセンタが制御対
象端末装置の状態を把握し、その状態に対応する指令を
発し、制御対象端末装置がこの指令に対応する動作を行
う一連の制御ループに要する反応時間は著しく短縮され
る。
タル通信回線の信号の遅延や、途中のノイズ等に対する
配慮は最小限でよい。
れ、一本のデジタル通信回線に、例えばマルチドロップ
方式で接続されているから、配線が簡素であり、従来の
ように配線の煩雑さに悩まされることがない。しかも、
フルデュープレックス方式ではデジタル通信回線は4芯
ケーブルでよいから省スペースかつ低コストで設置する
ことができる。なお、ハーフデュープレックス方式にす
れば、デジタル通信回線は2芯でよい。
含まないから、従来の補助のマイクロプロセッサに伴う
ハードウェア及びソフトウェアに関する上記従来の問題
点は一切解消する。
信による電子配線システムについての種々の実施形態に
ついて図を参照にして以下の順、 [1]第1の実施形態のサイクリック自動通信による電
子配線システム、 1.中央装置1 2.端末装置2 3.デジタル通信回線3 4.全体動作 5.第1の実施例 6.第2の実施例 [2]第2の実施形態のサイクリック自動通信による電
子配線システム、 [3]第3の実施形態のサイクリック自動通信による電
子配線システム、 で説明する。
通信による電子配線システム、 第1の実施形態のサイクリック自動通信による電子配線
システムは、図1に示すように、メモリとステートマシ
ーンを備えた中央装置1に接続したユーザーインターフ
ェースPCからなるコントロールセンタCCと、このコ
ントロールセンタCCにより制御される分散配置されか
つマイクロプロセッサを持たない複数の端末装置である
N個の制御対象機器T1 〜TN とからなるコンピュータ
制御システムに適用された電子配線システムであり、コ
ントロールセンタCCに設置されたIC化された中央装
置1と、制御対象機器T1 〜TN と1対1で接続されて
いるN個のIC化された端末装置2と、一本の共通なデ
ジタル通信回線3とからなる。以下、制御対象機器の数
Nを運転数という。
通信回線3にマルチドロップ方式で接続されている。マ
ルチドロップ方式の接続は周知のように、差動伝送ドラ
イバ/レシーバと、パルストランスとにより行われる。
を有し、アドレスバス5、データバス6、リードライト
コントロールライン7を介してユーザーインターフェー
スPC(パーソナルコンピュータ等)と接続されてい
る。これにより、ユーザーインターフェースPCから中
央装置1のメモリ4に自由にアクセスすることができる
ようになっている。
3から、後述するステートマシーンである自動通信回路
を介してメモリ4にフルデュープレックス方式で、自動
的、周期的にアクセスすることができるようになってい
る。
は、ユーザーインターフェースPC側からと、デジタル
通信回線3を介してN個の端末装置2側からとの両方か
らアクセスすることができる。
つが、それぞれ、アドレス1〜Nが付与されており、こ
のアドレスにより識別される。端末装置2は、マイクロ
プロセッサを持たず、対応する制御対象機器T1 〜TN
と接続されたmビットの入力ポート21及びnビットの
出力ポート22とを有すると共に、送受信機能と、シー
ケンサ機能と、アドレス照合機能とを有している。
末装置2は、中央装置1から自己アドレスiに対するデ
ータビット群からなるコマンドパケットを受信すると、
このコマンドに含まれているデータを出力ポート22か
ら制御対象機器Ti へ出力し、また、制御対象機器Ti
から入力ポート21に入力した入力データを、自己アド
レスiの送信順番の時、デジタル通信回線3を通じて中
央装置1へ出力する。
システムでは、ユーザーインターフェースPCと各制御
対象T1 〜TN との間のデータの授受は中央装置1内の
メモリ4を介して行われる。このようなデータの授受の
模様を原理的に図2に示す。
ット群からなる出力データ記憶領域(以下Do エリアと
いう)と入力データ記憶領域(以下Di エリアという)
と、図示していないエラー領域とを有している。
=16)のメモリレジスタからなり、第i番目のメモリ
レジスタの各ビットポジションは、制御対象機器Ti に
接続された端末装置2の出力ポート22の各ビットポジ
ションと1対1で対応している。
ではn=16)のメモリレジスタからなり、第i番目の
メモリレジスタの各ビットポジションは、制御対象機器
Tiと接続された端末装置2の入力ポート21の各ビッ
トポジションと1対1で対応している。
ないが、各端末装置2に対応するエラーメモリアドレス
を有しており、各端末装置2からの受信情報にエラーが
検出された時、それを知らせるために対応したエラーメ
モリアドレスに所定のコードが書き込まれるようになっ
ている。
ジタル通信回線3の線数は往復各N本で示しているが、
本実施形態ではフルデュープレックス方式を採用し、デ
ジタル通信回線3は4本の電線からなる。その内の二本
は中央装置1から端末装置2への送信に、もう二本は各
端末装置2から中央装置1への送信に使用される。
クス方式の通信を示す。中央装置1からデジタル通信回
線3に対して一定の周期で、自動的に、かつ、繰り返し
て図4に示すような、必要最小限のビット長に構成され
たフォーマットの1フィールドからなるコマンドパケッ
トが送出される。
トを受信したらその直後に、図5に示すような、必要最
小限のビット長に構成されたフォーマットの1フィール
ドからなるレスポンスパケットを送信する。
ット及びレスポンスパケットの1フィールドは、いずれ
も、スタートパターンと、送信先アドレスと、送信元ア
ドレスと、転送データと、検定コード(CRCコード)
とから構成されている。
からなるコマンドパケット内のデータは、端末装置2i
の出力ポート22から制御対象機器Ti へ出力すべきデ
ータ(ポート出力という)である(図2参照)。また、
送信元アドレスがiであるレスポンスパケット内のデー
タは、制御対象機器Ti から端末装置2i の入力ポート
21に入力されたデータ(ポート入力という)である
(図2参照)。
においては、メモリ4と各端末装置2の入力ポート21
及び出力ポート22との各対応するビット同士は、周期
的かつ自動的に、搬送速度で相互に一致する値となる。
即ち、中央装置のメモリ内のデータビット群の構成と、
端末装置のI/Oポートのデータビット群の構成とは同
一形態となる。従って、ユーザーインターフェースPC
と各制御対象Ti とは、両者の間を、周期的かつ自動的
に結合され、あたかも電線材で直接接続したかのような
見掛け上の作用効果を生む。これ即ち「サイクリック自
動通信による電子配線システム」と呼称する所以であ
る。
て、1.中央装置1、2.端末装置2、3.デジタル通
信回線、4.全体動作、5.第1の実施例、6.第2の
実施例の順序で図面を用いて説明し、その後に第2の実
施形態、第3の実施形態の順で説明する。
トマシーンとから構成されており、ステートマシーンは
アドレスバス5と、データバス6と、リードライトコン
トロールライン7と、アービタ(調停回路)8と、運用
数レジスタ9と、一致検出回路10と、アドレスカウン
タ11と、送信シーケンサ回路12と、送信回路13
と、受信回路14と、受信シーケンサ回路15と、シス
テムクロック16とを有している。
イトコントロールライン7との各一端(図2で左端)
は、ユーザーインターフェースPCのマイクロプロセッ
サに接続されており、それらの各他端は、アービタ8及
び運用数レジスタ9と接続されている。
PCと上記アドレスバス5、データバス6、リードライ
トコントロールライン7により接続されている他に、メ
モリ4のアドレス線、データ線、WR線、RD線に接続
されており、また、アドレスカウンタ11、送信シーケ
ンサ回路12、送信回路13、受信回路14、受信シー
ケンサ回路15、システムクロック16と接続されてお
り、下記の機能を有する。
アドレスバス5を介して供給されたアドレス信号に対応
するメモリ4内のアドレスに対して、リードライトコン
トロールライン7からの読出し信号又は書込み信号に応
じてデータバス6を介してアクセスし、データを読出し
てユーザーインターフェースPCへ出力し、あるいは、
ユーザーインターフェースPCから入力したデータをメ
モリ4に書き込む。
れるメモリ読み取り信号に応じて、アドレスカウンタ1
1から供給されるアドレス信号に対応するメモリ4内の
アドレスからデータを読出し、これを送信回路13へ出
力する。
れるメモリ書き込み信号「正常」に応じて、受信回路1
4から供給されるアドレス信号に対応するメモリ4内の
アドレスに、受信回路14から受けたデータを書き込
む。
書き込み信号「異常」を受けた時、受信回路14から供
給されるアドレス信号に対応するメモリ4内のアドレス
に、エラーコードを書き込む。
ェースPCにより運用数Nを設定され、この設定された
数値Nを一致検出回路10へ出力する。
1から出力されるアドレスと運用数レジスタ9から出力
された運用数Nとを比較し、両者が一致した時アドレス
カウンタ11へカウンタクリア信号を出力する。即ち、
運用数レジスタ9と一致検出回路10とは、アドレスカ
ウンタ11のカウントを1〜Nで繰り返させる機能を有
する。
回路12と、送信回路13と、受信回路14と、受信シ
ーケンサ回路15とは上記自動通信回路を形成するもの
である。
〜Nのカウントを繰り返し、このカウント値を上記アー
ビタ8及び一致検出回路10と、送信回路13とへ出力
する。
ら各端末装置2へのコマンドパケットの送信のタイミン
グを制御するため下記の機能を有する。
マンドパケットの送信が完了したことを示す送信完了信
号を受信すると、アドレスカウンタ11へカウンタ更新
信号を出力し、カウンタを更新させる。これに応じて、
アドレスカウンタ11からアービタ8と一致検出回路1
0と送信回路13に対して新しいアドレスが提供される
ことになる。
を出力することにより、デジタル通信回線3に対する1
フィールドのコマンドパケットの送信を開始させる。
カウンタ更新信号を発行すると同時に、アービタ8に対
してメモリ読み取り信号を出力する。これにより、アー
ビタ8は、メモリ4の更新されたアドレスからデータを
読み出し、送信回路13へ出力することになる。
すると、アドレスカウンタ11から入力したアドレス
と、アービタ8から入力したデータと、CRCコード等
とに基づき図4に示すフォーマットの1フィールドのコ
マンドパケットを作成し、これをデジタル通信回線3へ
出力する。
ドのコマンドパケットの送信を終了すると、送信シーケ
ンサ回路12に対して送信完了信号を出力すると同時
に、受信シーケンサ回路15及び受信回路14に対して
受信開始信号を送り、かつ、受信回路14に対して送信
先アドレスを提供する。
ットされ、送信回路13から供給されるアドレスの1つ
前のアドレスを持つ端末装置2から返送されてくる1フ
ィールドのレスポンスパケットを受信する。
て、CRCコードによるビット誤りの有無の検定と、送
信元アドレスの一致検定とを行い、正常であれば、受信
アドレスと受信データとをアービタ8へ出力する用意を
した後、受信シーケンサ回路15に対して受信完了信号
を送る。
のレスポンス信号パケットの受信がなかった場合や、上
記CRCチェックにより異常が検出された場合には、受
信シーケンサ回路15に対する上記受信完了信号の出力
は行わない。
有する。 (1)送信回路13からの受信開始信号が入力すると、
受信回路14からの上記受信完了信号を待つ。受信回路
14から受信完了信号を受けると、アービタ8に対して
メモリ書き込み信号「正常」を送る。これにより、受信
回路14からアービタ8へアドレスとデータとが出力さ
れ、アービタ8によりメモリ4のそのアドレスにそのデ
ータが書き込まれることになる。
けた後、次の受信開始信号までの間に受信回路14から
の受信完了信号を受けなかった場合は、アービタ8に対
してメモリ書き込み信号「異常」を送出する。この信号
に応じて、アービタ8は、メモリ4のエラーメモリアド
レスに所定のコードを書き込む。
モリ書き込み信号「正常」又は「異常」を発行した後、
次の受信シーケンスの起動に備える。
部のクロック源からクロック信号を入力し、中央装置1
の各部へタイミング信号を供給する。
出力ポート22と、受信回路23と、送信回路24と、
アドレス照合回路25と、シーケンサ回路26と、シス
テムクロック27とを有している。
設定装置が設けられており、これによりユーザが端末装
置2の自己アドレスを設定するようになっている。設定
された自己アドレスは、送信回路24とアドレス照合回
路25とに供給される。
ート入力データを入力し、これを送信回路24へ転送す
る。出力ポート22は、受信回路23から受信データを
入力し、これをポート出力データとして制御対象機器T
へ出力する。
けると受信を開始し、中央装置1の送信回路13からデ
ジタル通信回線3を介して1フィールドのコマンドパケ
ットを受信すると、CRCコードの検定を行い、エラー
が無ければシーケンサ回路26に対して受信成立信号を
出力すると共に、出力ポート22へポート出力データを
出力する。
ケットの中から送信先アドレスを抽出して、これをアド
レス照合回路25へ出力する。
信号を受けると起動し、上記自己アドレスと入力ポート
21から入力したポート入力データ等により1フィール
ドのレスポンスパケットを作成し、これをデジタル通信
回線3へ送出する。
完了すると、シーケンサ回路26に対して送信完了信号
を送る。
定機器により設定された自己アドレスと受信回路23か
ら入力したアドレスとを比較することにより受信したコ
マンドパケットが自己宛であるか否かを調べ、両者アド
レスが一致した時、自己宛のコマンドパケットであるこ
とを示す一致信号をシーケンサ回路26へ出力する。
る。 (1)アドレス照合回路25から一致信号を受け、か
つ、受信回路23から受信成立信号を受けた時、即ち、
受信コマンドが自己宛であった時、出力ポート22へ出
力更新信号を出力する。その結果、出力ポート22から
受信データがポート出力データとして制御対象機器へ出
力されることになる。
信回路24に対して、上記入力取り込み/送信開始信号
を送る。その結果、送信回路24は、上記のように、入
力ポート21からポート入力データを入力し、これによ
りレスポンスパケットを作成してデジタル通信回線3へ
送出することになる。
けた時点で、アドレス照合回路25から一致信号を受け
なかった時は、自己宛の通信ではないと判断し、受信は
全く無かったものとして扱い、受信回路23に対して受
信リスタート信号を出力して、次の受信に備える。
4から送信完了信号を受けると、1回分の動作を終了
し、上記(1)、(2)、(3)の動作を繰り返す。
全回路に対してクロック信号を提供する。
ルチドロップ方式で接続するには、図8に示すように、
ドライバ3aと、レシーバ3bと、パルストランス3
c、3dとからなる回路TRXによる。
装置2間は電気的に絶縁されている。従って、各端末装
置は単独で電源のオン/オフが可能である。 4.全体動作 上記構成からなる「サイクリック自動通信による電子配
線システム」は下記のように動作する。
ンタ11は送信シーケンサ回路12からのカウンタ更新
信号によりカウントを更新し送信先端末装置2のアドレ
スi(i=1〜N)を出力する。この時、送信シーケン
サ回路12は、アービタ8へメモリ読み取り信号を、送
信回路13へ送信開始信号を出力する。
信号により、メモリ4のDo エリアの第iメモリレジス
タの内容を読出し、送信回路13へ送る。
により送信動作を開始し、アドレスカウンタ11からの
送信先アドレスiとアービタ8から供給された上記デー
タとにより、1フィールドのコマンドパケットを作成
し、デジタル通信回線3へ送出する。
マンドパケットの送信を完了したら、送信シーケンサ回
路12に対して送信完了信号を送ると共に、受信回路1
4と受信シーケンサ回路15に対して受信開始信号を送
る。
マンドパケットを送信したと同じ周期において、アドレ
ス(i−1)の端末装置2では、前の周期において中央
装置1から送信された自己宛のコマンドパケットを受領
すると共に、ポート入力データと送信元アドレス(i−
1)とにより、1フィールドのレスポンスパケットを作
成し、デジタル通信回線3へ送出する。
レス(i−1)の端末装置2からの上記レスポンスを受
信し、チェックの結果正常ならば、受信シーケンサ回路
15へ受信完了信号を送り、異常ならば受信完了信号を
送らない。
5は、受信完了信号を受けるとアービタ8へメモリ書き
込み「正常」信号を送り、受信完了信号を受け取らない
時はアービタ8へメモリ書き込み「異常」信号を送る。
書き込み「正常」信号を受けた時は、メモリ4のDi エ
リアの第(i−1)メモリレジスタに受信データを書き
込む。また、メモリ書き込み「異常」信号を受けた時
は、メモリ4のエラー領域の対応メモリ位置に所定のコ
ードを書き込む。
期の間に、中央装置1と端末装置2とで行われている。
各端末装置2は自己宛のコマンドパケットを受け取った
時以外は動作しない。次の周期においては、中央装置1
のアドレスカウンタ11のカウントは1増加される。そ
して、上記(1)〜(9)がi=Nになるまで繰り返さ
れる。i=Nになると、次の送信先アドレスは再び1と
なる。
電子配線システムを上記のようにフルデュープレックス
方式で動作させた場合の全体動作に要する時間は下記の
ように極めて小さなものとなる。即ち、プログラムを駆
動させるマイクロプロセッサを介さないで回路の駆動制
御により通信制御をするため、マイクロプロセッサの処
理能力に依存しないで処理スピードを上げ、伝送レート
を上げることができる。
であるとすれば、例えば51ビットからなる1フィール
ドのコマンドパケット及びレスポンスパケットの送信所
要時間は、 (1/12Mbps)×51ビット=4.25μse
c. となる。従って、例えば、4個の端末装置2の全体の動
作所要時間は、 4.25μsec.×4フィールド=17μsec. となる。
実用動作速度は1msec程度であることから、上記1
7μsec.の動作速度は、伝送時間が殆どゼロである
といっても過言ではないような極めて速いものである。
説明した第1の実施形態のサイクリック自動通信による
電子配線システムを産業用ロボットシステムに適用した
ものである。このロボットシステムは、駆動モータ31
により回転駆動される回転テーブ32の上に載置された
各種の形状の物体33を、ロボット34、35により把
持して他の場所へ移動するものである。
されている。また、4個の端末装置2がデジタル通信回
線3を介して、中央装置1に接続されている。2個の端
末装置2はそれぞれロボット34、35と接続されてい
る。また、1個の端末装置2は回転テーブル32の停止
装置36と接続されている。
動的に時分割で中央装置1からデジタル通信回線3へ送
出される自己宛のコマンドパケットを受信し、このコマ
ンドパケットに含まれているデータを出力ポート22か
らそれぞれに対応する制御対象機器31、34、35へ
出力し、また、制御対象機器34、35、36の状態を
示す検出データを入力ポートに入力し、このデータに基
づき1フィールドのレスポンスパケットを作成してそれ
をデジタル通信回線3を介して中央装置1へ送信すると
いう動作を繰り返している。
所に設けられた貫通孔37と、この貫通孔37の上方及
び下方にそれぞれ向き合って固定された光源38及び光
センサ39と、光源38に電源を供給すると共に光セン
サ39の検出信号を増幅する光センサアンプ40と、駆
動モータ31内のブレーキとからなる。
と、回転テーブル32が回転中、貫通孔37が光源38
の下に来た時、光センサ39は光を検出し、光検出信号
が増幅器40を介して端末装置2の入力ポートに入力す
る。すると、端末装置2は上記動作を行い、その送信回
路24から光検出信号をデータとして含む1フィールド
のレスポンスパケットをデジタル通信回線3を介して中
央装置1へ送る。
リアの第4メモリレジスタにこの光検出データが書き込
まれる。コントローラCCのユーザーインターフェース
PCは制御プログラムにより常に上記メモリ4のDi エ
リアの第4メモリレジスタを監視しているから、上記光
検出データが書き込まれたことを判定し、回転テーブル
32を停止することを指示するデータをメモリ4のDo
エリアの第4メモリレジスタに書き込む。
の第4メモリレジスタの内容に基づきコマンドパケット
を作成し、これをデジタル通信回線3を介して端末装置
2へ送る。端末装置2では、停止コマンドが出力ポート
から駆動モータ31のブレーキへ伝達され、その結果、
駆動モータ31は回転テーブル32の回転を停止する。
場合、4個の端末装置2のコマンドパケット及びレスポ
ンスパケットがデジタル通信回線3を往来する時間17
μsecの間に、コントローラCCは各制御対象機器3
4、35、36の状態を掌握することができるから、回
転テーブル32を停止させるために必要な2回の通信走
査時間は34μsecであり、極めて小さい反応時間で
回転テーブルを停止することができる。
記説明した第1の実施形態のサイクリック自動通信によ
る電子配線システムを利用したものであり、配送センタ
等においてベルトコンベアに載って流れる品物の数を数
えるシステムである。
ーンベルトコンベア40と、トラックと人の影絵で示す
複数箇所の荷物積み卸し場所41と、これらの各荷物積
み卸し場所41からメーンベルトコンベア40までの間
に互いに平行に設けられた複数のブランチベルトコンベ
ア42とを有しており、品物43がメーンベルトコンベ
ア40及び複数のブランチベルトコンベア42に載せら
れて流れている。
ンチベルトコンベア42の各々には、図11に示すよう
に、品物43の通過を検出するための光源44と光セン
サ45が設置されており、品物43の通過を検知するよ
うになっている。光センサ45の出力はデジタルカウン
タ46に接続されており、ここで通過した品物43の数
を数えるようになっている。
の出力端子は、それぞれ1対1で対応する複数の端末装
置2の入力ポートと接続されている。各端末装置2は、
デジタル通信回線3を介して中央装置1と接続されてい
る。中央装置1はユーザーインターフェースPCと接続
されている。このようなシステム構成により、ユーザー
インターフェースPCによりリアルタイムに品物43の
配送状況を把握するようになっている。
同様であり極めて高速に品物43の計数管理を行うこと
ができる。
通信による電子配線システム 第2の実施形態のサイクリック自動通信による電子配線
システムについて図12及び図13を参照にして説明す
る。
よる電子配線システムは、図12に示すように、メモリ
としてDP−RAM(デュアルポートRAM)4aを使
用した電子配線システムの中央装置1aを示す。なお、
図12において第1の実施形態の図6と同一の符号は同
一のものを示す。
スPCと中央装置1aとを接続するアドレスバス5、デ
ータバス6、リードライトコントロールライン7は、メ
モリ4aに直接接続されている。従って、ユーザーイン
ターフェースPCからメモリ4aに直接アクセスするこ
とができるから、ステートマシーンであるアービタ8a
の負担を軽減することができる。
信による電子配線システムは、中央装置1とN個の端末
装置2との間の通信をハーフデュープレックス方式とし
たものである。尚、上記説明した第1の実施形態と同様
にフルデュープレックス方式でもよいことは勿論のこと
である。
る端末装置2の動作は、フルデュープレックス方式と同
じであるが、中央装置1は、図13に示すように、送信
時間中は受信をしない。従って、ハーフデュープレック
ス方式での通信所要時間はフルデュープレックス方式の
場合の2倍となるが、送信と受信とに共通の通信線を使
用することができるので、デジタル通信回線3は2本の
電線に省配線化される。
通信による電子配線システム 第3の実施形態のサイクリック自動通信による電子配線
システムについて図14及び図15を参照にして説明す
る。このシステムは、端末装置2が複数の入力ポート及
び出力ポートを持っている場合である。
の出力ポート及び複数の入力ポートを有する場合には、
出力ポート選択回路51と入力ポート選択回路52とを
設けると共に、コマンドパケット及びレスポンスパケッ
トの各フォーマットのデータ欄に図15に示すようなポ
ート選択ビット53を設ける。
2a、22b、22cと3個の入力ポート21a、21
b、21cを持っている場合は、コマンドのフォーマッ
ト及びレスポンスのフォーマットのそれぞれのデータ欄
に、図14に示すように、2ビットのポート選択ビット
53を設ける。
ート選択ビット53で指定される補助アドレスを設定
し、これにより各出力ポート22a、22b、22c又
は各入力ポート21a、21b、21cに対応するアド
レス指定を行うことができるように構成する。
リック自動通信による電子配線システムは、中央装置の
メモリ内のデータビット群の構成と、端末装置のI/O
ポートのデータビット群の構成とを同一形態にしたこと
により、端末装置のデータがメモリを介して直接に取り
扱えることができるようになる。
コンピュータ管理システムにおいて、端末装置にマイク
ロコンピュータを使用しないシステム構成が容易である
から、広範囲な知識や経験を必要としないでシステムを
構築することができ、システム開発、システムメンテナ
ンス、トラブル対応等が一般の人でも容易に可能とな
り、システムの開発期間の短縮化、システムのコストの
低減化が図れ、省配線化の結果、部品数、電線数等が減
るため、配線工事、保守等が容易となり配線コストを低
減させると云う効果がある。
配線システムの一つの実施形態を適用したコンピュータ
制御システムを示す説明図である。
リの使用についての原理的説明図である。
ープレックス方式通信の説明図である。
パケットのフォーマットを示す説明図である。
スパケットのフォーマットを示す説明図である。
る。
る。
ク図である。
説明図である。
す説明図である。
る。
子配線システムのもう一つの実施形態を示すブロック図
である。
子配線システムのもう一つの実施形態を示す説明図であ
る。
子配線システムの更にもう一つの実施形態を示す説明図
である。
子配線システムの更にもう一つの実施形態を示す説明図
である。
す説明図である。
示す説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】データの送受信を、プログラムによる通信
制御に基づかないで、回路の駆動で制御するステートマ
シーンと、前記データを蓄積するメモリとを備えた中央
装置と、該中央装置とデジタル通信回線を介して接続し
た端末アドレス設定機能を有する複数の端末装置とから
なり、前記中央装置のメモリ内のデータビット群の構成
と、前記端末装置のI/Oポートのデータビット群の構
成とを同一形態にしたことを特徴とするサイクリック自
動通信による電子配線システム。 - 【請求項2】前記メモリ内のデータビット群は、前記複
数の端末装置毎にメモリ領域を分割して設定したことを
特徴とする請求項1に記載のサイクリック自動通信によ
る電子配線システム。 - 【請求項3】前記メモリは、送信用メモリと受信用メモ
リとで別個に独自に駆動できるようにした請求項1又は
2に記載のサイクリック自動通信による電子配線システ
ム。 - 【請求項4】前記端末装置毎に分割されたメモリ領域内
のデータビット群は、送受信単位毎のフィールドに設定
し、該設定されたフィールド単位で送受信するようにし
た請求項2又は3に記載のサイクリック自動通信による
電子配線システム。 - 【請求項5】前記送受信単位毎のフィールドの内容は、
スタートパターン、送信先アドレス、送信元アドレス、
転送データ、検定コードの要素を含んで形成した請求項
4に記載のサイクリック自動通信による電子配線システ
ム。 - 【請求項6】前記メモリは、デュアルポートRAM或は
デュアルポートRAM同等の機能を果たすメモリである
ことを特徴とする請求項4に記載のサイクリック自動通
信による電子配線システム。 - 【請求項7】前記中央装置は、ICチップで形成した請
求項1に記載のサイクリック自動通信による電子配線シ
ステム。 - 【請求項8】前記ステートマシーンは、少なくとも前記
デジタル通信を介してデータを送受信する送受信回路
と、該送受信回路で送受信したデータを制御するシーケ
ンサと、送受信したデータの前記メモリへの書き込み読
み出しを制御する調停回路とから構成されている請求項
1に記載のサイクリック自動通信による電子配線システ
ム。
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