JP2007251858A - データ管理装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ボックス231のユーザ領域が容量フルの場合などに、格納を要求されたデータのURL情報を保存する場合において、当該URLに常にアクセス可能であるとは限らないことなどによる問題の解決を図るデータ管理装置等を提供する。
【解決手段】
残り容量チェック部221がボックス231の残り容量をユーザ領域ことにチェックしており、格納ファイル受付部210が、ボックス231の所有者ユーザの指定を含むデータ格納要求を受け付けた場合に、重要性判別部222がデータの重要性を判別し、重要性が高い場合、又は、ボックス231の残り容量が設定値以上である場合には当該データをボックス231に格納し、他の場合には、リンク情報生成部224がデータにアクセスするリンク先を示す情報を生成して、ボックス231に格納する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、データ管理装置及び画像処理装置に関する。
近年の画像処理装置には大容量のハードディスクドライブ(HDD)等の記憶手段が搭載されることも多く、当該画像処理装置に対して外部から送信されたデータを前記記憶手段に格納することも可能となっている。また、記憶手段の領域を各ユーザに割り当てておき、外部から、ユーザを指定して送信されたデータを当該ユーザに割り当てられた領域に格納することも可能となっている。
しかしながら、いかに大容量であっても各ユーザに割り当てられた領域は有限であり、割り照られた容量の領域が満杯(フル)の状態となれば、それ以上のデータを格納することはできない。そのような状況に対応する技術の一例として、特許文献1には、データの保存先URL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)情報を保存する技術が開示されている。容量フルの場合にURL情報を保存しておけば、割り当てられた容量に余裕ができた場合や、ユーザに割り当てられた領域以外の部分が利用可能な場合などに、保存されたURLにアクセスしてデータを取得することができるため、送信側から見れば、受信側の容量がフルの場合でも、見かけ上データ転送と同様の効果を得ることが可能となる。
特開2002−183091号公報
特開2005−258656号公報
しかしながら、URL情報を保存しておいたとしても、当該URLに常にアクセス可能であるとは限らないという問題点がある。例えば、URLにて指定された機器の電源が落ちていたり、ネットワークトラブルなどで保存されたURLにアクセスできない場合、特に送信されたデータの重要性が高く、緊急で必要な場合には業務に支障をきたすこともある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、業務に支障をきたす可能性を低減することができるデータ管理装置及び画像処理装置を提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係るデータ管理装置は、ユーザごとに記憶領域が割り当てられたデータ記憶手段と、前記データ記憶手段の残り容量をユーザ領域ことにチェックする容量チェック手段と、格納先ユーザ領域の指定を含むデータ格納要求を受け付ける格納要求受付手段と、格納を要求されたデータの前記データ記憶手段への格納を制御するデータ格納制御手段と、格納を要求されたデータの重要性を判別する重要性判別手段とを備え、前記データ格納制御手段は、格納を要求されたデータの重要性が高いと判別された場合、又は、指定されたユーザ領域の残り容量が設定値以上である場合には、当該データを指定されたユーザ領域に格納し、他の場合には、格納を要求されたデータにアクセスするリンク先を示す情報を生成して、前記ユーザ領域に格納することを特徴としている。
本発明の構成では、データ記憶手段にユーザごとに割り当てられたユーザ領域の残り容量が設定値を下回る場合にはリンク先を示す情報が生成される。このため、重要性が高いデータを格納する領域が確保されることになり、より確実に重要性の高いデータを格納することができる。
前記データ管理装置は、ユーザ領域ごとに前記残り容量の設定値の入力を受け付ける残り容量設定受付手段を備える構成とすることが好ましい。重要性の高いデータをより確実に格納するために必要な領域のサイズは、ユーザごとに異なる場合もあるからである。
前記データ管理装置は、前記重要性を示す情報の入力を受け付ける重要性情報受付手段を備える構成とすることができる。入力の受付は、格納が要求されるデータに付加されるヘッダ情報に含めて入力される重要性指定情報を受け付けるほか、受信側の操作部からの入力を受け付ける構成も可能である。重要性を示す情報は、直接重要性の大小を指定する方法に限らず、プリント等の処理予定時間の指定や、受信側のユーザの地位などの情報の入力を参照して重要性を判別することもできる。また、例えば文書に含まれる単語から判別するなど、データの内容から重要性を判別することもできる。
重要性が高いと判別されたデータを前記ユーザ領域に格納する場合、既に当該ユーザ領域に格納されているデータの少なくとも一部を消去する消去手段を備える構成とすることが好ましい。この構成では、重要性の高いデータのサイズが大きい場合でも、より確実にユーザ領域に格納することができる。消去するデータの基準は任意であり、例えば、古いものから消去したり、サイズの大きいファイルから消去、逆にサイズの小さいファイルから消去など、種々の方法が可能である。
前記消去手段は、前記ユーザ領域においてデータが格納された領域のサイズが前記設定値を下回るようにデータを消去する構成とすれば、次に重要性の高いデータを受け付けた場合でも、より確実に格納することができる。もっとも、この際に、例えば消去をユーザに通知し、消去の可否をユーザに問い合わせたり、通知によりユーザによる手動消去を促すような構成も可能である。
前記データ格納制御手段は、データの重要性が高い場合でも、リンク先が所定の条件を満たす場合には、データを前記ユーザ領域に格納せずにリンク先を示す情報を生成してユーザ領域に格納する構成とすることができる。例えばリンク先の環境が極めて安定しており、ネットワークトラブルなどの可能性が極めて低い場合などには、重要性が高いデータについてリンク先情報を生成するようにしても、問題が少ない場合もあるからである。
前記データ管理装置は、さらに、前記リンク先を示す情報が生成された場合に、その旨を、格納を要求したユーザに通知するリンク先情報生成通知手段を備える構成とすれば、業務に支障をきたすような事態の発生を未然に防止することができる可能性が高くなる。
前記データ管理装置は、さらに、前記リンク先を示す情報が生成された場合に、生成された情報を、指定されたユーザ領域に対応するユーザに通知するリンク先情報通知手段を備える構成とすれば、受信側のユーザが、より確実にデータを取得することが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、上記本発明に係るデータ管理装置のいずれかがインストールされたことを特徴としている。画像処理装置の具体例として、画像形成装置や複合型の画像形成装置(MFP)、スキャナ、FAX装置等が考えられるが、これらに限定されるわけではない。
本発明に係るデータ管理装置等によると、重要性の高いデータにアクセスできないことにより、業務に支障をきたす可能性が低減されるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、本発明に係るデータ管理装置の適用対象である機器の一例としてのMFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)を用いる場合を例として、図面を参照しながら説明する。
(1)ファイル転送システムの構成
図1は、ファイル転送システムの全体構成の一例を示す図である。ファイル転送システムは、本実施の形態のMFP100及びパーソナルコンピュータ(PC)31が、LAN等のネットワーク500を介して接続されて構成される。MFP、PCの接続台数は任意である。なお、MFPとは、画像処理装置の一例であって、コピー、ネットワークプリンティング、スキャナ、FAX、またはドキュメントサーバなどの機能を集約した画像形成装置である。複合機などと呼ばれることもある。
ネットワーク500の通信規約または通信規格として、例えばTCP/IP、FTP、有線LANの規格であるIEEE802.3、無線LANの規格であるIEEE802.11などが適用される。ネットワーク500はLANに限らず、インターネット等の広域ネットワークを用いることもできる。
MFP100には本実施の形態のデータ管理装置がインストールされており、PC31から転送されるデータファイルを後述するパーソナルボックスに格納することができる。なおPC31等の代わりに、ワークステーション、携帯情報端末などを用いることもできる。
(2)MFPの構成
図2は、MFP100の外観の一例を示す図である。また、図3は、MFP100のハードウェア構成の一例を示す図である。MFP100は、操作部11、ディスプレイ部12、スキャナ部13、プリンタ部14、通信インタフェース16、ドキュメントフィーダ17、給紙装置18、トレイ19(図2参照)、CPU20、ROM21、RAM22、およびハードディスク23などによって構成される。
操作部11は、数字、文字、および記号などを入力するための複数のキー、押下されたキーを認識するセンサ、および認識したキーを示す信号をCPU20に送信する送信用回路などによって構成される。
ディスプレイ部12は、ユーザに対してメッセージを表示する画面、ユーザが設定内容や処理内容を入力するための画面、およびMFP100で実行された処理の結果を示す画面などを表示する。本実施の形態では、ディスプレイ部12にタッチパネルが用いられている。タッチパネルは、ユーザが指で触れたタッチパネル上の位置を検知し、検知結果を示す信号をCPU20に送信する機能を備えており、これは操作部11に含まれる。
スキャナ部13は、原稿に描かれている画像を所定の読み取り解像度で光電的に読み取って、デジタルの画像データ(ここでは、RGBまたはブラックの濃度を表す濃度データ)を生成する。このようにして得られた画像データは、プリンタ部14において印刷のために用いられるほか、TIFF、PDF、JPEGなどの形式のファイルに変換されてハードディスク23に記憶される。FAXデータに変換されてFAX送信に供されることもある。ドキュメントフィーダ17は、MFP100の本体の上部に設けられており(図2参照)、1枚または複数枚の原稿をスキャナ部13に順次送るために用いられる。
プリンタ部14は、スキャナ部13にて読み取られた画像、PC31等の外部装置から送信されてきたデータの画像、またはFAX受信したFAXデータの画像を、用紙またはフイルムなどの記録シートに印刷する。給紙装置18は、MFP100本体の下部に設けられており、印刷対象の画像に適した記録シートをプリンタ部14に供給するために用いられる。プリンタ部14によって画像が印刷された記録シートはトレイ19(図2参照)に排出される。
通信インタフェース16は、PC31等の外部装置とネットワークを介して通信を行ったり、電話回線を通じてFAX送受信等を行うための装置である。通信インタフェース16として、NIC(ネットワーク・インタフェース・カード)、モデム、TA(ターミナル・アダプタ)などが用いられる。
ハードディスク23には、図4に示すように、データをファイルとして保存しておくための記憶領域であるパーソナルボックス231がユーザごとに割り当てられている。パーソナルボックス231は、PCまたはワークステーションなどにおける「ディレクトリ」または「フォルダ」に相当する。以下、このパーソナルボックス231を単に「ボックス231」と記載する。ボックス231には、他のボックス231と識別するためのボックス名が対応付けられている。本実施の形態では、ボックス名として、そのボックスの利用者であるユーザのユーザ名が用いられている。ユーザは、ファイルを、例えばPC31等の外部装置からファイル転送して、ボックス231に保存させることができる。
図3に戻って、ROM21には、画像の読取(スキャン)、原稿の複写(コピー)、FAXデータの送受信、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバ(ボックス機能)などのMFP100の基本機能を実現するためのプログラム、データが記憶されている。そのほか、本発明の実施の形態で説明する機能を実現するプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムまたはデータの一部または全部を、ハードディスク23にインストールしておいてもよい。この場合は、ハードディスク23にインストールされているプログラムまたはデータは、必要に応じてRAM22にロードされる。なお、本実施の形態で説明する機能は、必ずしもCPU20だけでなく専用ハードウェアを利用したり、一部はオペレーティングシステム(OS)等の汎用プログラムの機能を利用して実現することもできる。また、ROM21やRAM22として、不揮発性の半導体メモリを用いることもできる。
(3)データ管理装置の構成
図5は、MFP100にインストールされるデータ管理装置の機能的構成の一例について説明するためのブロック図である。データ管理装置がインストールされたMFP100には、格納ファイル受付部210、データ格納制御部220、リンク情報通知部230、容量情報格納部232が備えられる。容量情報格納部232は、例えばハードディスク23内に設けることができる。
格納ファイル受付部210は、通信インタフェース部16を介して外部から受信したデータの中で、ボックス231への格納を要求しているデータを受け付ける。データ格納の要求は、PC31等の外部装置からデータとともにMFP100に送信される。格納ファイル受付部210では通信インタフェース部16を介して受信したデータから、ボックス231への格納を要求されたファイルのデータやヘッダ情報などを取得する。
格納を要求されたファイルのデータは、ヘッダ情報とともにデータ格納制御部220に送られる。データ格納制御部220は、残り容量チェック部221、重要性判別部222、データ格納部223、リンク情報生成部224を含んでいる。これらの機能は、一部上記OS等の汎用プログラムの機能を利用して実現される。
残り容量チェック部221は、ボックス231内にユーザごとに割り当てられた領域の残り容量をユーザごとにチェックしている。残り容量に関する情報は、容量情報格納部232に格納されている。図6は、容量情報格納部232に格納されている容量情報管理テーブルの内容の一例を示す図である。図6に示されるように、ボックス231への各ユーザへの割当容量、実際にデータが格納されている領域の容量、残り容量、及び閾値容量が管理されている。閾値容量とは、残り容量が閾値容量より小さい場合に、重要性が高いデータ以外はボックス231に格納せず、リンク情報を生成する閾値の容量である。
重要性判別部222は、ボックス231への格納を要求されたデータの重要性を判別する。重要性を示す情報は、前記ヘッダ情報に含めることも可能であるし、予め設定された規則に沿って判別することもできる。ユーザからの操作部11を介する入力を受け付けて判別することもできる。データ格納部223は、残り容量チェック部221で管理されている残り容量、及び重要性判別部222の判別結果に沿って、データをボックス231に格納するか、リンク情報生成部224でリンク情報を生成して、リンク情報をボックス231に格納するかの制御を行う。
リンク情報生成部224で生成されるリンク情報とは、格納を要求されたデータの所在を示すURL情報である。本実施の形態では、リンク情報が生成された場合には、リンク情報通知部230が、リンク情報が生成された旨をデータ格納を要求したユーザにメール等で通知するとともに、生成されたリンク情報を、データ格納先ボックスを所有するユーザに通知する。通知の方法はメールに限定されず、インスタントメッセージソフトなどを利用してもよい。
なお、図6に示した閾値容量は、操作部11を介して各ユーザが指定することができる。このような閾値容量を設定しているのは、重要性の高いデータがボックス231に格納できないという事態の発生を防止するためのものであるところ、取り扱うデータのサイズはユーザごとに異なるのが現実であり、本実施の形態では、ユーザごとに閾値容量を設定することが可能な構成としている。
図7は、ユーザが閾値容量を設定する際にディスプレイ部12に表示される画面の一例を示す図である。ユーザは閾値容量入力ボックス121に閾値容量の設定値を入力して、登録ボタン122をオンすることにより、閾値容量を設定することができる。設定された閾値容量は、図6に示したテーブルに格納される。閾値容量の初期値として、例えばボックス231の領域割当の際に割当容量の10%程度(割合は任意である)を設定しておくようにしてもよい。キャンセルボタン123をオンすると、特に設定値が変更されずに、初期画面等に戻る。
図8は、ボックス231へのデータ格納処理の内容の一例について説明するためのフローチャートである。データ格納処理において、データの格納要求を受信した場合(S101:YES)、まず、ヘッダ情報等からデータの重要性を判別する(S102)。重要性が高い場合(S103:YES)、格納後の容量が割当容量を上回ることがないか、即ち、ボックス231内のデータを消去せずとも格納することが可能か否かを判別し(S104)、消去の必要がある場合には(S104:YES)、ボックス231内のデータを一部消去して(S105)、受信したファイルのデータを、当該ユーザに割り当てられたボックス231に格納する(S106)。
なお、ステップS105において消去するデータ(ファイル)の選択基準は任意であり、例えば、古いものから消去したり、サイズの大きいファイルから消去、逆にサイズの小さいファイルから消去など、種々の方法が可能である。また、消去に際しては、ボックス231においてデータが格納された領域のサイズが、閾値容量を下回るようにデータを消去する構成とすれば、次に重要性の高いデータを受け付けた場合でも、より確実に格納することができる。
重要性が高くはない場合でも(S103:NO)、当該ファイルをボックス231に格納した後の残り容量が設定された閾値容量を上回る場合(S107:YES)、同様にデータをボックス231に格納する(S106)。
重要性が高くない場合であって(S103:NO)、格納後のボックス231の残り容量が閾値容量以下となる場合(S107:NO)、リンク情報を生成し(S108)、生成されたリンク情報をボックス231に格納する(S109)。そして、リンク情報が生成された旨を、データの格納を要求したユーザに通知する(S110)。なお、送信元のユーザと異なる他のユーザのボックスにデータを格納する旨を要求した場合(このような要求である旨は、ヘッダ情報から識別することができる。)、さらに格納先ボックスの所有者ユーザに生成されたリンク情報を通知する(S111)。
ここで、より具体的には、送信元のユーザと、格納を要求されたボックスの所有者ユーザが同一であるか否かを判定する。ここで、両者が同一の場合には、リンク情報が生成された旨を通知することにより、実データがボックスに格納されていないことによる問題を未然に防止するべきことを通知することになる。一方、別ユーザのボックスへの格納を要求した場合には、通知にリンク情報が含まれることで、迅速なデータのやり取りを実現することが可能となり、実用的な効果は極めて大きいものとなる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の内容が上記実施の形態において説明された具体例によって限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例も考えられる。
(1)上記実施の形態では、データの重要性が高い場合にはリンク情報を生成しない構成としたが、データの重要性が高い場合でも、リンク先が所定の条件を満たす場合には、データを前記ユーザ領域に格納せずにリンク先を示す情報を生成してユーザ領域に格納する構成とすることもできる。例えばリンク先の環境が極めて安定しており、ネットワークトラブルなどの可能性が極めて低い場合などには、重要性が高いデータについてリンク先情報を生成するようにしても、問題が少ない場合もあるからである。例えばリンク先のURLが所定の条件を満たすか否かを判定する構成とし、所定の条件を満たす場合には、リンク先を生成するようにすればよい。もっとも、重要性を示す情報の内容の一例として、このようなリンク先情報の生成を許可しない旨を指定することができるような構成とすることもできる。
(2)ボックス231の容量がフルに近い場合や、重要性の高いデータをボックス231に格納したことにより、残り容量が閾値容量を下回ったような場合、ユーザに通知して、ボックス内データの消去を促すような構成とすることもできる。
(3)上記実施の形態では、画像処理装置の一例としてMFPを用いた場合について説明したが、画像処理装置の具体例としてはMFPの他、画像形成装置、画像読み取り装置、FAX装置など、記憶手段を備えたものであれば、種々の装置に適用することが可能である。
本発明は、例えばMFPなどの画像処理装置にインストールされるデータ管理装置に適用することができる。
ファイル転送システムの全体構成の一例を示す図である。 MFP100の外観の一例を示す図である。 MFP100のハードウェア構成の一例を示す図である。 パーソナルボックス231について説明するための図である。 データ管理装置の機能的構成の一例について説明するためのブロック図である。 容量情報管理テーブルの内容の一例を示す図である。 ユーザが閾値容量を設定する際にディスプレイ部12に表示される画面の一例を示す図である。 ボックス231へのデータ格納処理の内容の一例について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
11 操作部
12 ディスプレイ部
13 スキャナ部
14 プリンタ部
16 通信インタフェース
17 ドキュメントフィーダ
18 給紙装置
19 トレイ
20 CPU
21 RAM
22 ROM
23 ハードディスクドライブ
31 パーソナルコンピュータ(PC)
100 MFP
210 格納ファイル受付部
220 データ格納制御部
221 残り容量チェック部
222 重要性判別部
223 データ格納部
224 リンク情報生成部
230 リンク情報通知部
232 容量情報格納部
500 ネットワーク(LAN)

Claims (9)

  1. ユーザごとに記憶領域が割り当てられたデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段の残り容量をユーザ領域ことにチェックする容量チェック手段と、
    格納先ユーザ領域の指定を含むデータ格納要求を受け付ける格納要求受付手段と、
    格納を要求されたデータの前記データ記憶手段への格納を制御するデータ格納制御手段と、
    格納を要求されたデータの重要性を判別する重要性判別手段とを備え、
    前記データ格納制御手段は、
    格納を要求されたデータの重要性が高いと判別された場合、又は、指定されたユーザ領域の残り容量が設定値以上である場合には、当該データを指定されたユーザ領域に格納し、他の場合には、格納を要求されたデータにアクセスするリンク先を示す情報を生成して、前記ユーザ領域に格納する
    ことを特徴とするデータ管理装置。
  2. 前記データ管理装置は、
    ユーザ領域ごとに前記残り容量の設定値の入力を受け付ける残り容量設定受付手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
  3. 前記データ管理装置は、
    前記重要性を示す情報の入力を受け付ける重要性情報受付手段を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ管理装置。
  4. 重要性が高いと判別されたデータを前記ユーザ領域に格納する場合、既に当該ユーザ領域に格納されているデータの少なくとも一部を消去する消去手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のデータ管理装置。
  5. 前記消去手段は、
    前記ユーザ領域においてデータが格納された領域のサイズが前記設定値を下回るようにデータを消去する
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ管理装置。
  6. 前記データ格納制御手段は、
    データの重要性が高い場合でも、リンク先が所定の条件を満たす場合には、データを前記ユーザ領域に格納せずにリンク先を示す情報を生成してユーザ領域に格納する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のデータ管理装置。
  7. 前記データ管理装置は、さらに、
    前記リンク先を示す情報が生成された場合に、その旨を、格納を要求したユーザに通知するリンク先情報生成通知手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のデータ管理装置。
  8. 前記データ管理装置は、さらに、
    前記リンク先を示す情報が生成された場合に、生成された情報を、指定されたユーザ領域に対応するユーザに通知するリンク先情報通知手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のデータ管理装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のデータ管理装置がインストールされた
    ことを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009214333A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Ricoh Co Ltd 印刷装置、印刷ジョブ管理方法、印刷ジョブ管理プログラム
JP2014091216A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及び画像形成方法

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