JP4325658B2 - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
各ユーザを識別するユーザ識別コードに対応して、ユーザが出張する出先の通信端末装置を特定し、データを送信するに必要な出先識別情報を記憶しておき、前記ユーザ識別コードが指定されると、対応する前記出先識別情報を取り出して当該出先の通信端末装置にデータを送信する通信端末装置が特許文献1に開示されている。
特開2001−53860号公報
上記特許文献1の技術では、予めユーザの予定を把握した上で出先の通信端末装置を事前設定する必要があり、急な出張時等、出先の情報を事前に入力できない場合などには対応できないといった課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、より適切なデータ受け取り処理を図ることができる画像処理装置及びプログラムを提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備えることを特徴としている。
前記画像処理装置は、自機、若しくはネットワークを介して接続された他の画像処理装置へのユーザのログインを検出するログイン検出手段を備え、前記処理方法変更判定手段は、ユーザがログインした画像処理装置が、予め決められた所定の画像処理装置以外の画像処理装置である場合に、前記処理方法を前記初期設定から変更すると判定するように構成される。
本発明の構成では、必要に応じてデータの処理方法を初期設定から変更することにより、より適切なデータ受け取り処理を図ることができる。
本発明の他の局面に係る画像処理装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備えることを特徴としている。
前記画像処理装置は、取得した画像データの属性情報を取得する属性情報取得手段を備え、前記処理方法変更判定手段は、前記属性情報に基づいて、処理方法を変更するか否かを判定する構成とされる
前記処理方法変更手段は、前記属性情報に対応して、より好ましい方法に変更する構成とすることができる。
前記処理方法変更手段は、前記一以上設定される画像データの処理方法の設定から、初期設定以外の一の設定を選択して処理方法を変更する構成とすることができる。
前記処理方法情報記憶手段に記憶される処理方法の設定は、一以上の項目を有し、前記処理方法変更手段は、前記一以上設定される画像データの処理方法の設定の一について、少なくとも一の項目を変更することで処理方法を変更する構成とすることもできる。変更された後の処理方法を、前記画像データの処理方法の設定として追加する設定追加手段を備える構成とすることもできる。
本発明のさらに他の局面に係る画像処理装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備えることを特徴としている。
前記画像処理装置は、ユーザがログインに用いたデバイスの種別を示す情報を取得するログインデバイス情報取得手段を備え、前記処理方法変更判定手段は、前記ログインに用いたデバイスが携帯機器である場合に、前記処理方法を前記初期設定から変更すると判定する構成とされる
前期処理方法変更手段は、前記ログインに用いたデバイスが携帯機器である場合に、前記画像データの処理方法をメール送信に変更する構成とすることもできる。
前記処理方法変更手段は、処理方法を変更した後、所定の条件を満たした場合に初期設定に再度変更する構成とすることができる。
前記処理方法変更手段は、ユーザがログアウトした時点で初期設定に再度変更する構成とすることができる。
前記処理方法変更手段は、処理方法を変更した後、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更する構成とすることもできる。
前記処理方法変更手段は、ユーザがログアウトした後、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更する構成とすることもできる。
前記画像データ取得手段は、ネットワークを介して外部装置から送信された画像データを取得する構成とすることができる。
前記ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法は、前記外部装置からユーザを指定して送信された画像データの処理方法である構成とすることができる。
前記画像処理装置は、スキャナを備え、前記画像データ取得手段は、前記スキャナにより原稿画像を読み取って生成した画像データを取得する構成とすることができる。
前記ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法は、前記スキャナにより生成した画像データの処理方法である構成とすることができる。
本発明のさらに他の局面に従うと画像処理装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備え、前記処理方法変更手段は、処理方法を変更した後、ユーザがログアウトした時点で初期設定に再度変更することを特徴とする。
本発明のさらに他の局面に従うと画像処理装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備え、前記処理方法変更手段は、処理方法を変更した後、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更することを特徴とする。
本発明のさらに他の局面に従うと画像処理装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備え、前記処理方法変更手段は、処理方法を変更した後、ユーザがログアウトした後に、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更することを特徴とする。
本発明のさらに他の局面に従うと画像処理装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備え、前記画像データ取得手段は、ネットワークを介して外部装置から送信された画像データを取得し、前記ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法は、前記外部装置からユーザを指定して送信された画像データの処理方法であることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、前記装置は、画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、前記プログラムは、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させることを特徴としている。
プログラムは、自機、若しくはネットワークを介して接続された他の画像処理装置へのユーザのログインを検出するログイン検出処理とを前記プロセッサに実行させ、前記処理方法変更判定処理は、ユーザがログインした画像処理装置が、予め決められた所定の画像処理装置以外の画像処理装置である場合に、前記処理方法を前記初期設定から変更すると判定する。
本発明の他の局面に係るプログラムは、プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、前記装置は、画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、前記プログラムは、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させることを特徴としている。
プログラムは、取得した画像データの属性情報を取得する属性情報取得処理とを前記プロセッサに実行させ、前記処理方法変更判定処理は、前記属性情報に基づいて、処理方法を変更するか否かを判定する。
本発明のさらに他の局面に係るプログラムは、プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、前記装置は、画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、前記プログラムは、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させることを特徴としている。
プログラムは、ユーザがログインに用いたデバイスの種別を示す情報を取得するログインデバイス情報取得処理とを前記プロセッサに実行させ、前記処理方法変更判定処理は、前記ログインに用いたデバイスが携帯機器である場合に、前記処理方法を前記初期設定から変更すると判定する。
本発明のさらに他の局面に係るプログラムは、プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、前記装置は、画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、前記プログラムは、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させ、前記処理方法変更処理は、処理方法を変更した後、ユーザがログアウトした時点で初期設定に再度変更することを特徴とする。
本発明のさらに他の局面に係るプログラムは、プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、前記装置は、画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、前記プログラムは、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させ、前記処理方法変更処理は、処理方法を変更した後、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更することを特徴とする。
本発明のさらに他の局面に係るプログラムは、プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、前記装置は、画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、前記プログラムは、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させ、前記処理方法変更処理は、処理方法を変更した後、ユーザがログアウトした後に、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更することを特徴とする。
本発明のさらに他の局面に係るプログラムは、プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、前記装置は、画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、前記プログラムは、画像データを取得する画像データ取得処理と、ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させ、前記画像データ取得処理は、ネットワークを介して外部装置から送信された画像データを取得し、前記ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法は、前記外部装置からユーザを指定して送信された画像データの処理方法であることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置等によると、必要に応じてデータの処理方法を初期設定から変更することにより、より適切なデータ受け取り処理を図ることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、本発明に係る画像処理装置の適用対象の一例としてMFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)を用いる場合を例として、図面を参照しながら説明する。なお、MFPとは、コピー、ネットワークプリンティング、スキャナ、FAX、またはドキュメントサーバなどの機能を集約した画像形成装置である。複合機などと呼ばれることもある。なお、本実施の形態ではMFPを用いた場合について説明するが、ネットワークを介して画像データを送信する機能を有した装置であれば、MFPでなくても構わない。
(実施の形態1)
(1)ネットワークシステムの構成
図1は、本発明の実施の形態のネットワークシステムの全体的な構成の一例を示す図である。本実施の形態のネットワークシステムは4台のMFPを含んでいる。MFP101及びMFP102は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)501に接続されている。MFP103及びMFP104はLAN502に接続されている。LAN501とLAN502との間は、インターネット、専用線などにより構成されるWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)505で接続されており、上記4台のMFPは相互に通信により画像データの送受信を行うことができる。
WAN505上ではVPN(仮想私設ネットワーク)を構築することもできる。なお、各々のLANへのMFPの接続台数は任意である。また、本実施の形態のネットワークシステムには、携帯電話機105からログインすることもできる。
(2)MFPの構成
次に、MFPの構成について説明する。なお、本実施の形態ではMFP101〜104は、一部機能を除き略同一の構成を有するものとする。以下、MFP101を例として説明する。図2は、MFP101のハードウェア構成の一例を示す図である。
MFP101は、操作部11、ディスプレイ部12、スキャナ部13、プリンタ部14、通信インタフェース16、ドキュメントフィーダ17、給紙装置18、CPU20、ROM21、RAM22、およびハードディスク23などによって構成される。
操作部11は、数字、文字、および記号などを入力するための複数のキー、押下されたキーを認識するセンサ、および認識したキーを示す信号をCPU20に送信する送信用回路などによって構成される。
ディスプレイ部12は、ユーザに対してメッセージを表示する画面、ユーザが設定内容や処理内容を入力するための画面、およびMFP101で実行された処理の結果を示す画面などを表示する。本実施の形態ではディスプレイ部12にタッチパネルが用いられており、これは操作部11に含まれる。即ちタッチパネルは、ユーザが指で触れたタッチパネル上の位置を検知し、検知結果を示す信号をCPU20に送信する機能を備えている。
スキャナ部13は、原稿に光を照射して反射光を検出することにより、原稿に描かれている画像を所定の読み取り解像度で読み取って、デジタルの画像データ(ここでは、RGBまたはブラックの濃度を表す濃度データ)を生成する。
得られた画像データは、プリンタ部14において印刷のために用いられるほか、TIFF、PDF、JPEGなどの形式のファイルに変換されてハードディスク23に記憶される。FAXデータに変換されてFAX送信に供されることもある。本実施の形態では、スキャナ部13で原稿を読み取って得た画像データの処理方法を、予め設定しておくこともできる。ドキュメントフィーダ17は、例えばMFP101の本体上部に設けられており、1枚または複数枚の原稿をスキャナ部13に順次送るために用いられる。
プリンタ部14は、スキャナ部13にて読み取られた画像、LAN等のネットワークを介して接続された他のMFP等の外部装置から送信されてきたデータの画像、またはFAX受信したFAXデータの画像を、用紙またはフイルムなどの記録シートに印刷する。
給紙装置18は、例えばMFP101本体下部に設けられており、記録シートをプリンタ部14に供給するために用いられる。プリンタ部14によって画像が印刷された記録シートは、例えば排紙トレイ(不図示)上に排出される。
通信インタフェース16は、他のMFPや、パーソナルコンピュータ、携帯電話機105等の外部装置とLAN、WAN等のネットワークを介して通信を行ったり、電話回線を通じてFAX送受信を行ったりするためのインタフェースである。通信インタフェース16として、例えばNIC(ネットワーク・インタフェース・カード)、TA(ターミナル・アダプタ)などを用いることができる。
ROM21には、画像の読取(スキャン)、原稿の複写(コピー)、FAXデータの送受信、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバ(ボックス機能)などのMFP101の基本機能を実現するためのプログラム、データが記憶されている。そのほか、本実施の形態の機能を実現するプログラムおよびデータが記憶されている。
なお、これらのプログラムまたはデータの一部または全部を、ハードディスク23にインストールしておいてもよい。この場合は、ハードディスク23にインストールされているプログラムまたはデータは、必要に応じてRAM22にロードされる。
本実施の形態で説明する機能は、必ずしもCPU20だけでなく専用ハードウェアを利用したり、一部はオペレーティングシステム(OS)等の汎用プログラムの機能を利用して実現することもできる。
本実施の形態のハードディスク23には、ファイル格納領域であるボックスが割り当てられる。ボックスは、いわゆるフォルダに相当するものである。図3は、ボックスについて説明するための図である。本実施の形態ではハードディスク23に、ユーザごとのボックス231A、231B、231C・・が割り当てられる。ユーザごとのボックスの他に、全ユーザがアクセスすることができるパブリックボックスを設けることもできる。各々のボックスには、例えば他のMFPからの送信ジョブにより送信されてきた画像データファイルを格納することが可能である。
(3)仮想サブネットワークの構成
本実施の形態のMFP101〜104は、同一のグループに属するMFPとして、MFPによる仮想サブネットワークを構成している。以下、仮想サブネットワークの詳細について説明する。仮想サブネットワークとは、同一グループに属する複数のMFP間で予め所定の情報を交換しておき、各々のMFPに格納されているデータを、同一グループに属する他のMFPから容易にアクセス可能とするものである。
仮想サブネットワークは、単一のLAN内で構成することもできるし、本実施の形態のように複数のLANを接続し、異なるLANに接続されたMFP間で構成することもできる。仮想サブネットワークにおいては、各々のユーザに対応してホームMFPが定義される。本実施の形態では、そのユーザの登録ユーザ情報が記憶されたMFPを「ホームMFP」という。たとえば、ユーザ「デービッド」の登録ユーザ情報がMFP101に記憶されていれば、ユーザ「デービッド」のホームMFPはMFP101である。
ここで、MFP102、103、104が図1のLAN501、502にそれぞれ接続され、既に仮想サブネットワークが構成されている状態において、MFP101をLAN501に新たに接続する場合を想定する。MFP101には、MFP101、及び同一グループに属する他のMFPを識別するための端末情報と、前記した登録ユーザ情報とが予め設定される。
MFP101に端末情報と登録ユーザ情報とが設定されると、他の同一グループのMFPの端末情報に基づいて、MFP101により、MFP101の端末情報と登録ユーザ情報とが他のMFP102、103,104に送信される。一方、他のMFP102〜104は、登録ユーザ情報をMFP101に送信する。この情報交換により、端末情報と登録ユーザ情報とが、同一グループのMFP間で共有される。
なお、本実施の形態では、複数のネットワーク(LAN501及び502)をまたいで同一グループのMFPが存在するため、MFP101には、予め同一グループのMFPのIPアドレスが登録されているものとする。同一のLAN内で仮想サブネットワークを構築する場合には、ブロードキャスト・パケットを利用して、同一グループの他のMFPから端末情報を取得する構成とすることもできる。端末情報、登録ユーザ情報の交換により、MFP101〜104において仮想サブネットワークが構築される。
以下、仮想サブネットワークが構築される際の具体的な処理内容について、MFP101を例として説明する。図4は、新たに接続されるMFP101及び他のMFPの処理内容について説明するためのフローチャートである。
MFP101で、まず端末情報が登録される(S101)。本実施の形態の端末情報は、MFP101を識別するための情報、MFP101が属するグループのグループ名、及び同一グループに属する他のMFPの情報を含む。端末情報は、各MFPに割り当てられたネットワーク上における位置情報が好ましく、例えばIPアドレスを用いることができる。図5は、本実施の形態の端末情報の一例を示す図である。
次に、MFP101に、MFP101をホームMFPとして使用するユーザの登録ユーザ情報が入力される(S102)。複数のユーザがMFP101をホームMFPとする場合には、複数のユーザそれぞれの登録ユーザ情報が入力される。
登録ユーザ情報は、ユーザを識別するためのユーザ識別子を含む。ユーザ識別子は、文字または記号からなるユーザID、ユーザ名など、ユーザごとにユニークな情報であればよく、本実施の形態ではユーザ識別子としてユーザ名を用いている。登録ユーザ情報は、ユーザ識別子の他にユーザごとの個人情報を含んでいる。ユーザ個人情報は、そのユーザに関連する情報であり、例えば付随情報、アドレス帳、パネル設定情報、認証情報および履歴情報を含む。
これらのユーザ個人情報は、仮想サブネットワークが構成された際、各々のユーザが、MFP単体だけでなく仮想サブネットワークにログインする形態でログインした場合に、他のMFPをホームMFPと同様に操作することを可能とし、操作性を向上させるために利用される。
上記端末情報と登録ユーザ情報とは、ユーザによる操作部11の操作により入力される。具体的には、ディスプレイ部12に、端末情報の入力画面と登録ユーザ情報の入力画面とを表示し、ユーザがそれらの画面に従って操作部11を操作して端末情報及び登録ユーザ情報を入力する。なお、端末情報の登録は通常は管理者が行うのに対して、登録ユーザ情報の入力は通常はユーザが行う。
その後、MFP101での初期設定が完了したか否かが判定され(S103)、初期設定が完了していない場合にはステップS101へと戻る。初期設定が完了している場合には(S103:YES)、MFP101以外の他のMFPにグループ名を送信する(S104)。
MFP102等、他のMFPの側では、MFP101から送信されたグループ名を受信すると(S201:YES)、自機に設定されたグループ名と同一であるか否かを判定する(S202)。
同一グループである場合には(S202:YES)、自機に設定された登録ユーザ情報をMFP101に送信する(S203)。なお、この時点でグループ名の設定が変更されている場合など、同一グループでない場合には(S202:NO)、MFP101に対して自機の端末情報等を送信しない。
MFP101の側では、同一グループの他のMFP(MFP102〜MFP104)から送信された情報を受信し(S105)、ユーザデータを生成・登録する(S106)。そして、初期設定においてMFP101に登録された登録ユーザ情報を、同一グループの他のMFPに送信する(S107)。
他のMFP(MFP102〜MFP104)の側では、MFP101から送信された登録ユーザ情報を受信すると(S204:YES)、MFP101の端末情報を追加して登録する(S205)。図5に示したような端末情報は、他のMFPでも保持しており、これにMFP101のIPアドレスが追加されることとなる。そして、他のMFPの側でもユーザデータを生成し、それまでに登録されていたユーザデータに追加する(S206)。なお、端末情報の追加登録は、ステップS201でグループ名を受信し、同一グループと判定されたタイミング(S202:YES)で行ってもよい。
MFP101及び他のMFPでそれぞれ生成されるユーザデータは、本実施の形態では、MFP101〜MFP104の端末情報およびユーザ識別情報、ユーザ個人情報をまとめたものであり、各MFPの端末情報とユーザ識別子とを含む。各々のMFPにおいて生成されたユーザデータはハードディスクに格納される。以上の処理により、MFP101〜MFP104において同一のユーザデータが記憶されることになる。
なお、本実施の形態ではMFP101で実行される初期設定処理で、端末情報の登録と、登録ユーザ情報の入力とをするようにしたが、MFP101が既に仮想サブネットワークに接続されており、ユーザを追加する場合にもこの初期設定処理と同様の処理が実行される。その場合には、ステップS101の端末情報の登録処理は不要である。
また、初期設定処理は、各々のMFPで電源が投入されたときに実行するようにしてもよいし、所定の時間間隔で実行するようにしてもよい。このようにすることで、例えば他のMFP102〜MFP104で新たにユーザが登録された場合、MFP101で新たに登録されたユーザの登録ユーザ情報を取得して、最新のユーザデータに更新することができる。この場合には、図4に示したMFP101側の処理のステップS101〜S103の初期設定処理に替えて、他のMFP102〜MFP104など、同一グループのMFPに対して登録ユーザ情報の送信を要求する。
この送信要求に応じて、同一グループの他のMFPでは、図4に示した処理が実行され、MFP101から受信した送信要求に応じて、自身のハードディスクに記憶されている登録ユーザ情報を送信する。これにより、他のMFP102〜MFP104に記憶された登録ユーザ情報が更新されたとしても、更新後の登録ユーザ情報からユーザデータが生成され、MFP101のハードディスク23に記憶される。
図6は、登録ユーザ情報について説明するための図である。図6(a)はMFP101に登録される登録ユーザ情報の一例を示す図である。図6(b)はMFP102に登録される登録ユーザ情報の一例を示す図である。図6(c)はMFP103に登録される登録ユーザ情報の一例を示す図である。図6(d)はMFP104に登録される登録ユーザ情報の一例を示す図である。
本実施の形態の登録ユーザ情報は、番号とユーザ識別子とユーザ個人情報とを含む。ユーザ個人情報は、付随情報と、アドレス帳と、パネル設定情報と、認証情報と、履歴情報とを含む。付随情報は各々のユーザに固有の情報であり、例えば、ユーザが所属する部署名、そのユーザに割り当てられた電子メールアドレス、そのユーザの顔を撮影して得られる顔画像データ、及びユーザごとの受け取り方法情報などを含む。
ここで、ユーザごとの受け取り方法情報について詳細に説明する。図7は、ユーザ「デービッド」の受け取り方法情報の内容の一例を示す図である。受け取り方法とは、例えばユーザ「デービッド」を指定して画像データが送信された場合、あるいはユーザ「デービッド」がMFPにログインし、スキャナ部13で原稿画像を読み取って画像データを生成した場合のデータ処理の方法である。画像データには、文書データ、テキストデータなども含まれる。受け取り方法設定として、一以上の方法を設定することができ、その中のいずれか一つの設定が初期設定とされる。なお、この受け取り方法の情報は前記した付随情報に含めることができる。同図の例では、4種類の受け取り方法が設定されており、その中のNo1が初期設定として指定されている。この初期設定はユーザが任意に変更することが可能である。
受け取り方法情報は、ユーザ、番号、初期設定の他、受け取り方法種別、受け取り先デバイス、優先順位、受け取り先指定、及び受け取り方法詳細設定を含んでいる。受け取り方法種別は、ボックスへの格納、プリント、Eメールなどが設定される。種別がボックスの場合には、画像データは受け取り先指定で指定されたボックスに格納される。種別がプリントの場合には、受け取り先デバイスで指定されたデバイスで自動的にプリント処理が実行される。種別がEメールの場合には、画像データはEメールに添付され、受け取り先指定で設定されたメールアドレスに送信される。
同一の受け取り先デバイスが複数設定されている場合には、それぞれに優先順位が設定される。この優先順位設定は、後述する受け取り方法変更処理で参照される。受け取り方法詳細設定として、画像データのファイル形式、解像度、プリントの場合の用紙サイズ、カラー・モノクロの別などが設定される。これらの設定は、例えば操作部11を介してユーザが入力する。
図6に戻り、ユーザ個人情報についての説明を続ける。アドレス帳は、そのユーザにより登録され、送信可能な相手先情報をまとめた情報であり、たとえば、送信先のユーザのユーザ識別子、電子メールアドレス、ファクシミリ番号等を含む。
パネル設定情報は、そのユーザが独自にカスタマイズ設定した画面情報である。認証情報は、仮想サブネットワークへのログイン時のユーザの認証に用いられる情報であり、ここでは、パスワードを用いている。もっとも、仮想サブネットワークへのログインの場合には、顔画像データを認証情報に用いることも可能である。また、認証情報として、指紋、声紋、虹彩、静脈パターンなどを用いることもできる。
履歴情報は、ユーザがMFP101〜104に処理の実行を指示した場合に、MFP101〜MFP104に生成されるデータであって、その指示の内容を含む。指示の内容は、たとえば、電子メール送信処理の指示であれば、電子メール送信である旨と、送信先、送信内容を含む。
仮想サブネットワークが形成されると、ユーザデータに基づいてMFP101〜MFP104のいずれかをホームMFPとするユーザを特定することができる、従って、ホームMFP以外のMFPでユーザがログインした場合、ログインしたMFPがホームMFPであるか否かを判定することができる。また、ホームMFP以外のMFPをユーザが操作する場合においても、ユーザデータを参照することにより、受け取り方法の設定を取得することができる。
図8は、本実施の形態のユーザデータの一例を示す図である。ユーザデータは、番号とユーザ識別子とホームMFPの装置識別情報、及びユーザごとのユーザ個人情報を含む。なお、仮想サブネットワークを構築する場合、ホームMFPがわかれば、ユーザ個人情報は、必要に応じてホームMFPから取得することも可能であるので、ユーザ個人情報については、必ずしも各MFPで共有する必要はない。
(4)受け取り方法変更の処理内容
以下、上記のように仮想サブネットワークが構築された状態において、ユーザ「デービッド」が指定された画像データが送信された場合、あるいは、ユーザ「デービッド」がスキャナ部13を利用して画像データを生成した場合の受け取り方法変更について説明する。
図9は、本実施の形態の受け取り方法変更の一例について説明するためのフローチャートである。なお、以下、フローチャートにて説明する処理は、本実施の形態では、例えばMFP101においては、CPU20上でROM21に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。以下のような処理は、他のMFPでも同様に実行することができる。
図9の例は、MFP101において、MFP101をホームMFPとするユーザのログインが検出された場合の処理である(S301:YES)。ホームMFPがMFP101であるユーザのログインは、MFP101でログインした場合に限らず、他のMFPでログインした場合や携帯電話機105からログインした場合にもMFP101で検出される。MFP102をホームMFPとするユーザのログインは、他のMFPでログインした場合でも、MFP102で検出される。
ユーザログインが検出された場合(S301:YES)、ホームMFPでログイン情報を取得する(S302)。このログイン情報は、ログインしたデバイスを示すものである。そして、受け取り方法変更条件判定処理を行う(S303)。
図10は、受け取り方法変更条件判定処理の内容の一例について説明するためのフローチャートである。この例では、ログインしたデバイスが、当該ユーザのホームMFPであるか否か、及びログインしたデバイスが携帯電話機105等の携帯機器であるか否かを判定している。
ログインしたMFPがホームMFPである場合には(S401:YES)、受け取り方法を変更する必要がないものと判定する。即ち、受け取り方法変更条件が発生しないものとして(S402)、図9のフローチャートに戻る。
一方、ログインしたMFPがホームMFPで無く、携帯電話機105等の携帯機器である場合には(S401:NO、S403:YES)、受け取り方法を変更する必要が生じるものと判定する。即ち、携帯機器対応の受け取り方法変更条件が発生するものとして(S404)、図9のフローチャートに戻る。
携帯機器でない場合には(S403:NO)、本実施の形態では、ホームMFP以外の他のMFPでログインされたものと判定する。この場合も受け取り方法を変更する必要が生じるものと判定する。即ち、他のMFPでのログイン対応の受け取り方法変更条件が発生するものとして(S405)、図9のフローチャートに戻る。
図9に戻り、受け取り方法変更条件が発生していない場合(S304:NO)、以後の処理をスキップする。受け取り方法変更条件が発生している場合には(S304:YES)、受け取り方法変更処理を行う(S305)。
図11は、受け取り方法変更処理の内容の一例について説明するための図である。受け取り方法変更処理では、まず、図7に一例を示した受け取り方法情報を参照する(S501)。そして、まず、ログインデバイスが携帯機器であるか否かを判定する(S502)。携帯機器である場合(S502:YES)、図12のフローチャートに移行し、受け取り方法にメールアドレスの設定があるか否かを判定する(S601)。図7の例では、受け取り方法のNo4としてメールアドレスが設定されている。
メールアドレスが設定されている場合には(S601:YES)、受け取り方法をメール送信に変更する(S602)。そして、図11のステップS510へと移行し、受け取り方法の変更を他のMFPに通知する。ここで、後述する確認画面を表示して、受け取り方法をメールに変更するか否かをユーザが決定する構成としてもよい。
メールアドレスが設定されていない場合には(S601:NO)、図9のステップS308へと移行し、受け取り方法を初期設定に戻す。この場合には、初期設定に戻すのでなく、例えばホームMFPに割り当てられたユーザのボックスに格納するようにしてもよい。
図11に戻り、ログインデバイスが携帯機器で無い場合(S502:NO)、受け取り方法情報に、ログインデバイスの設定があるか否かを判定する(S503)。ここでは、図7の受け取り先デバイスとして、ログインデバイスが設定されているか否かを参照して判定する。
ログインデバイスの設定がある場合には(S503:YES)、当該ログインデバイスが設定された受け取り方法を選択する(S504)。この場合に、図7の優先順位が参照され、より優先順位の高い受け取り方法が選択される。
ログインデバイスの設定がない場合には(S503:NO)、ログインデバイスの情報を取得し(S505)、受け取り方法を修正(カストマイズ)する(S506)。ログインデバイスの情報として、例えば当該ログインデバイスの機能に関する情報を取得する。
なお、受け取り方法の選択処理(S504)、又は受け取り方法の修正処理(S506)が行われた場合は、実際に受け取り方法を変更するか否かの確認画面が表示される(S507)。図13は、受け取り方法の選択処理(S504)が行われた場合に、ディスプレイ部12に表示される確認画面の一例を示す図である。同図の例は、初期設定が受け取り方法No1であった場合に、ユーザ「デービッド」がMFP102でログインした場合の確認画面の例である。図中、網かけ表示となっている設定が、選択されている受け取り方法である(図14、図15の例でも同様)。
同図の例では、ログインデバイスが受け取り方法情報に設定されているため、当該受け取り方法が選択された旨が表示される。ユーザが変更ボタン121を押下した場合には(S508:YES)、受け取り方法を変更し(S509)、他のMFPに変更を通知する(S510)。
図13の例でキャンセルボタン122が押下された場合には(S508:NO)、図9のステップS308に戻り、受け取り方法を初期設定に戻す。
図14は、受け取り方法の修正(カストマイズ)処理(S506)が行われた場合に、ディスプレイ部12に表示される確認画面の一例を示す図である。同図の例は、初期設定が受け取り方法No1であった場合に、ユーザ「デービッド」がMFP103でログインした場合の確認画面の例である。
同図の例では、ログインデバイスであるMFP103が受け取り方法情報の受け取り先デバイスに設定されていないため、カストマイズ処理により新規な受け取り方法が生成される。新規生成の雛形として、本実施の形態では、初期設定であるNo1の受け取り方法が利用される。このように雛形を選択することで、よりユーザの意図するところに近い受け取り方法が作成されることになる。ここで、ログインデバイスであるMFP103の機能情報が参照される。MFP103はMFP101と略同一の機能を有するとすれば、詳細設定は、初期設定であるNo1の受け取り方法と同じもの(PDF、600dpi等)を設定することが可能である。なお、MFP103にユーザ「デービッド」のボックスが割り当てられていない場合、例えば受け取り先としてパブリックボックスを指定することができる。ユーザが任意に受け取り先ボックスの指定を変更することも可能である。
ユーザが変更ボタン121を押下した場合には(S508:YES)、受け取り方法を変更し(S509)、他のMFPに変更を通知する(S510)。キャンセルボタン122が押下された場合には(S508:NO)、図9のステップS308に戻り、受け取り方法を初期設定に戻す。なお、図14の例では、追加ボタン123が表示されており、フローチャートでの図示は省略しているが、この追加ボタン123が押下された場合、No5の受け取り方法として、図7に示した受け取り方法情報に新たな設定が追加登録される。
図15は、受け取り方法の修正(カストマイズ)処理(S506)が行われた場合に、ディスプレイ部12に表示される確認画面の他の一例を示す図である。同図の例は、初期設定が受け取り方法No1であった場合に、ユーザ「デービッド」がMFP104でログインした場合の確認画面の例である。
この例では、ログインデバイスであるMFP104の機能情報を参照した結果、詳細設定を、初期設定であるNo1の受け取り方法と異なるものに修正している(PDF、200dpi、モノクロ等)。なお、上記は、初期設定としてNo1の受け取り方法が設定されている場合について説明したが、例えば初期設定がNo2であった場合には、受け取り方法修正(カストマイズ)処理の雛形としてNo2の受け取り方法が用いられる。従って、新規に作成される受け取り方法の種別はプリントとなる。
以上に説明したような受け取り方法変更処理を終了した後は、図9のフローチャートに戻る。本実施の形態では、ユーザがログアウトした後(S306:YES)、所定時間の経過後に(S307:YES)、受け取り方法を初期設定に戻すようにしている(S308)。なお、初期設定に戻すのはユーザログアウトの際としても良いし、受け取り方法の変更後、所定時間の経過後としてもよい。
(実施の形態2)
上記第1の実施の形態では、ユーザがログインを行ったログインデバイスに基づいて受け取り方法の変更を行ったが、受け取り方法の変更は、例えば画像データの属性に応じて行うこともできる。例えば機密性を有する画像データを受信した場合に、自動的にプリントされてしまうのは好ましくない場合もあるからである。
図16は、本実施の形態の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。本実施の形態では、MFPがデータ受信を開始すると(S701:YES)、受信データの種別情報を取得する(S702)。そして受信データの属性に基づき、受け取り方法変更条件判定処理を行う(S703)。
図17は、本実施の形態の受け取り方法変更条件判定処理の一例について説明するためのフローチャートである。本実施の形態では、受信データが機密性を有するものか否かを判定する(S801)。そして、機密性を有する場合には(S801:YES)、受け取り方法変更条件が発生したものとし(S802)、機密性を有しない場合には(S801:NO)、受け取り方法変更条件が発生しないものとする(S803)。
図16へと戻り、受け取り方法変更条件が発生している場合には(S704:YES)、受け取り方法を変更する(S705)。この場合、例えば、当該画像データを取得したユーザの受け取り方法の初期設定として、受信データの属性に対して好ましくない設定がなされている場合に、当該項目を修正するような方法で受け取り方法の変更を行うことができる。
例えば、初期設定として、プリントやFAX、パブリックボックスへの保存が設定されている場合、受信データが機密性を有する場合には、ユーザに割り当てられたボックス(他者のアクセス不可)への保存や、メールによるデータ送信に変更することができる。
受け取り方法の変更の後、対象データの受信が完了したら(S706:YES)、受け取り方法を初期設定に戻す(S707)。なお、受け取り方法変更条件が発生していない場合には(S704:NO)、そのままデータを受信し、初期設定に従って処理を行う(S708)。
なお、本実施の形態の受け取り方法変更条件は、上記した機密性の有無に限らず、例えば至急文書の設定がされているか否か、ページ数の多い文書であるか否かなどに基づいて判定することもできる。この場合、例えば初期設定としてボックス保存が設定されている場合、至急文書の場合にはメール送信に変更することができる。また、初期設定としてプリントが設定されている場合、所定枚数よりもページ数が多い場合には、ボックス保存や、両面印刷、2in1印刷などに受け取り方法を変更することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の内容が上記実施の形態において説明された具体例によって限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例も考えられる。
(1)上記実施の形態では記載を省略したが、例えば他のMFPから画像データを受信した場合と、スキャナ部13で画像データを生成した場合とで、受け取り方法の初期値を切り替えるような構成も可能である。また、図7の受け取り方法情報に、予めスキャナ部13を利用した場合の受け取り方法を示すフラグをセットしておくような構成も可能である。
(2)上記実施の形態では、ユーザが携帯電話機105等の携帯機器からログインした場合に、メールアドレスが設定されている場合には受け取り方法をメール送信に切り替える場合を説明したが、図7の受け取り方法情報に、予め携帯機器からログインした場合の受け取り方法を示すフラグをセットしておくような構成も可能である。
本発明は、例えばMFP等の画像処理装置に適用することができる。
本発明の実施の形態のネットワークシステムの全体的な構成の一例を示す図である。 MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 ボックスについて説明するための図である。 新たに接続されるMFP101及び他のMFPの処理内容について説明するためのフローチャートである。 端末情報の一例を示す図である。 登録ユーザ情報について説明するための図である。 ユーザ「デービッド」の受け取り方法情報の内容の一例を示す図である。 ユーザデータの一例を示す図である。 第1の実施の形態の受け取り方法変更の一例について説明するためのフローチャートである。 受け取り方法変更条件判定処理の内容の一例について説明するためのフローチャートである。 受け取り方法変更処理の内容の一例について説明するための図である。 ログインデバイスが携帯機器である場合の処理の一例について説明するためのフローチャートである。 受け取り方法の選択処理(S504)が行われた場合に、ディスプレイ部12に表示される確認画面の一例を示す図である。 受け取り方法の修正(カストマイズ)処理(S506)が行われた場合に、ディスプレイ部12に表示される確認画面の一例を示す図である。 受け取り方法の修正(カストマイズ)処理(S506)が行われた場合に、ディスプレイ部12に表示される確認画面の他の一例を示す図である。 第2の実施の形態の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態の受け取り方法変更条件判定処理の一例について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
11 操作部
12 ディスプレイ部
13 スキャナ部
14 プリンタ部
16 通信インタフェース
17 ドキュメントフィーダ
18 給紙装置
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 ハードディスク
101、102、103、104 MFP
105 携帯電話機

Claims (27)

  1. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、
    前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段と
    自機、若しくはネットワークを介して接続された他の画像処理装置へのユーザのログインを検出するログイン検出手段とを備え、
    前記処理方法変更判定手段は、
    ユーザがログインした画像処理装置が、予め決められた所定の画像処理装置以外の画像処理装置である場合に、前記処理方法を前記初期設定から変更すると判定する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、
    前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段と、
    取得した画像データの属性情報を取得する属性情報取得手段を備え、
    前記処理方法変更判定手段は、
    前記属性情報に基づいて、処理方法を変更するか否かを判定する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記処理方法変更手段は、
    前記属性情報に対応して、より好ましい方法に変更する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記処理方法変更手段は、
    前記一以上設定される画像データの処理方法の設定から、初期設定以外の一の設定を選択して処理方法を変更する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記処理方法情報記憶手段に記憶される処理方法の設定は、一以上の項目を有し、
    前記処理方法変更手段は、
    前記一以上設定される画像データの処理方法の設定の一について、少なくとも一の項目を変更することで処理方法を変更する
    ことを特徴とする請求項1からのいずかに記載の画像処理装置。
  6. 変更された後の処理方法を、前記画像データの処理方法の設定として追加する設定追加手段を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、
    前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段と、
    ユーザがログインに用いたデバイスの種別を示す情報を取得するログインデバイス情報取得手段を備え、
    前記処理方法変更判定手段は、
    前記ログインに用いたデバイスが携帯機器である場合に、前記処理方法を前記初期設定から変更すると判定する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 前期処理方法変更手段は、
    前記ログインに用いたデバイスが携帯機器である場合に、前記画像データの処理方法をメール送信に変更する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記処理方法変更手段は、
    処理方法を変更した後、所定の条件を満たした場合に初期設定に再度変更する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記処理方法変更手段は、
    ユーザがログアウトした時点で初期設定に再度変更する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  11. 前記処理方法変更手段は、
    処理方法を変更した後、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  12. 前記処理方法変更手段は、
    ユーザがログアウトした後、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  13. 前記画像データ取得手段は、
    ネットワークを介して外部装置から送信された画像データを取得する
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の画像処理装置。
  14. 前記ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法は、
    前記外部装置からユーザを指定して送信された画像データの処理方法である
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記画像処理装置は、スキャナを備え、
    前記画像データ取得手段は、
    前記スキャナにより原稿画像を読み取って生成した画像データを取得する
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の画像処理装置。
  16. 前記ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法は、
    前記スキャナにより生成した画像データの処理方法である
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
  17. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、
    前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備え、
    前記処理方法変更手段は、
    処理方法を変更した後、ユーザがログアウトした時点で初期設定に再度変更する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  18. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、
    前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備え、
    前記処理方法変更手段は、
    処理方法を変更した後、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  19. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、
    前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備え、
    前記処理方法変更手段は、
    処理方法を変更した後、ユーザがログアウトした後に、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  20. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    取得した画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段と、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定手段と、
    前記処理方法変更判定手段により前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更手段とを備え、
    前記画像データ取得手段は、
    ネットワークを介して外部装置から送信された画像データを取得し、
    前記ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法は、
    前記外部装置からユーザを指定して送信された画像データの処理方法である
    ことを特徴とする画像処理装置。
  21. プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、
    前記装置は、
    画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、
    前記プログラムは、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、
    前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理と
    自機、若しくはネットワークを介して接続された他の画像処理装置へのユーザのログインを検出するログイン検出処理とを前記プロセッサに実行させ
    前記処理方法変更判定処理は、
    ユーザがログインした画像処理装置が、予め決められた所定の画像処理装置以外の画像処理装置である場合に、前記処理方法を前記初期設定から変更すると判定する
    ことを特徴とするプログラム。
  22. プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、
    前記装置は、
    画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、
    前記プログラムは、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、
    前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理と、
    取得した画像データの属性情報を取得する属性情報取得処理とを前記プロセッサに実行させ、
    前記処理方法変更判定処理は、
    前記属性情報に基づいて、処理方法を変更するか否かを判定する
    ことを特徴とするプログラム。
  23. プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、
    前記装置は、
    画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、
    前記プログラムは、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、
    前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理と、
    ユーザがログインに用いたデバイスの種別を示す情報を取得するログインデバイス情報取得処理とを前記プロセッサに実行させ、
    前記処理方法変更判定処理は、
    前記ログインに用いたデバイスが携帯機器である場合に、前記処理方法を前記初期設定から変更すると判定する
    ことを特徴とするプログラム。
  24. プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、
    前記装置は、
    画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、
    前記プログラムは、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、
    前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させ、
    前記処理方法変更処理は、
    処理方法を変更した後、ユーザがログアウトした時点で初期設定に再度変更する
    ことを特徴とするプログラム。
  25. プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、
    前記装置は、
    画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、
    前記プログラムは、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、
    前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させ、
    前記処理方法変更処理は、
    処理方法を変更した後、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更する
    ことを特徴とするプログラム。
  26. プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、
    前記装置は、
    画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、
    前記プログラムは、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、
    前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させ、
    前記処理方法変更処理は、
    処理方法を変更した後、ユーザがログアウトした後に、所定の時間の経過後に初期設定に再度変更する
    ことを特徴とするプログラム。
  27. プロセッサを備える装置にインストールされ、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、
    前記装置は、
    画像データの処理方法として、ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法の設定と、当該処理方法の中の一の初期設定とを記憶する処理方法情報記憶手段を備え、
    前記プログラムは、
    画像データを取得する画像データ取得処理と、
    ユーザからの処理方法変更指示によらず、前記画像データの処理方法を、前記画像データを取得したユーザの初期設定から変更するか否かを判定する処理方法変更判定処理と、
    前記処理方法変更判定処理において前記初期設定から変更すると判定された場合に、画像データの処理方法を変更する処理方法変更処理とを前記プロセッサに実行させ、
    前記画像データ取得処理は、
    ネットワークを介して外部装置から送信された画像データを取得し、
    前記ユーザごとに一以上設定される画像データの処理方法は、
    前記外部装置からユーザを指定して送信された画像データの処理方法である
    ことを特徴とするプログラム。
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