JP2008166958A - ドキュメント処理システム及びドキュメント処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保存している処理後のドキュメントデータに関する内容確認等や検索を容易に行うことができるドキュメント処理システム及びドキュメント処理装置を提供する。
【解決手段】複合機2で処理されたラスタ形式のドキュメントデータが、ネットワーク1を介して管理サーバ3に与えられ、その管理サーバ3にて、ドキュメントデータ中に含まれる文字データがテキストデータとして画像認識処理により抽出され、その抽出されたテキストデータの少なくとも一部が、ドキュメントデータが保存されるPDFファイルに、そのプロパティーデータ(タイトル、表題、コメント等)等として付与される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドキュメント処理システム及びドキュメント処理装置に関する。
従来技術として、複合機にて印刷した印刷内容等をサーバに保存してジョブ履歴を管理するものがある(特許文献1)。
特開2006−252299号公報
しかしながら、上述の従来技術では、印刷等を行った画像の内容を保存するのみであるため、保存している印刷内容等を確認するためには保存されている画像ファイルを開いて内容を確認する必要があり、保存データの内容の確認や検索が行いにくい。
そこで、本発明の解決すべき課題は、保存している処理後のドキュメントデータに関する内容確認等や検索を容易に行うことができるドキュメント処理システム及びドキュメント処理装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、ネットワークにより接続された複合機とデータ管理装置とを備え、前記複合機は、その複合機で処理した又は処理対象のラスタ形式のドキュメントデータを前記ネットワークを介して前記データ管理装置に送出し、前記データ管理装置は、受け取った前記ドキュメントデータを所定のファイル形式で保存するとともに、そのドキュメントデータに対して、そのドキュメントデータ中の文字データをテキストデータとして抽出する画像認識処理を施し、それによって得られた前記テキストデータの少なくとも一部を、前記ドキュメントデータを保存したファイルに付与する。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係るドキュメント処理システムにおいて、前記データ管理装置は、保存している前記ファイルに付与されている前記テキストデータのリストを作成する。
また、請求項3の発明では、請求項1又は請求項2の発明に係るドキュメント処理システムにおいて、前記データ管理装置は、保存している前記ファイルに付与されている前記テキストデータのうちから、与えられた条件に適合するものを抽出して出力する。
また、請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係るドキュメント処理システムにおいて、前記データ管理装置は、前記複合機から与えられた情報に基づき、各ユーザにより前記複合機で行われた処理に関する履歴データを作成する。
また、請求項5の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係るドキュメント処理システムにおいて、前記複合機は、処理対象のキュメントデータを、処理を実行する前に前記ネットワークを介して前記データ管理装置に送出し、前記データ管理装置は、前記ドキュメントデータから抽出した前記テキストデータに、予め登録されたチェック対象の文字列が含まれているか否かを判定し、前記チェック対象の文字列が含まれている場合には、前記複合機に対して前記ネットワークを介して所定の通知を行う。
また、請求項6の発明では、ドキュメントデータに対して処理の処理を行うドキュメント処理装置であって、前記ドキュメントデータに対して処理を行うドキュメント処理部と、前記ドキュメントデータを所定のファイル形式で保存するとともに、そのドキュメントデータに対して、そのドキュメントデータ中の文字データをテキストデータとして抽出する画像認識処理を施し、それによって得られた前記テキストデータの少なくとも一部を、前記ドキュメントデータを保存したファイルに付与するデータ管理部とを備える。
請求項1に記載の発明によれば、複合機で処理されたラスタ形式のドキュメントデータがネットワークを介してデータ管理装置に与えられ、そのデータ管理装置にて、ドキュメントデータ中に含まれる文字データがテキストデータとして画像認識処理により抽出され、その抽出されたテキストデータの少なくとも一部が、ドキュメントデータが保存されるファイルに付与されるようになっている。それ故、そのドキュメントデータの保存ファイルに付与されたテキストデータを利用することにより、保存している処理後のドキュメントデータに関する内容確認等や検索を容易に行うことができる。
また、高い演算処理能力が要求される文字データ抽出のための画像認識処理、及び大容量の記憶容量が要求される処理後のドキュメントデータの保存等を複合機の外部に設置されたデータ管理装置にて行う構成であるため、このデータ管理装置をサーバ等を用いてシステムを構成することにより、複合機の設備負担等を軽減しつつ、簡易な設備でシステムを構成できる。
請求項2に記載の発明によれば、データ管理装置によって、保存しているファイルに付与されているテキストデータのリストが作成されるため、そのリストを利用することにより、保存されているドキュメントデータの内容確認や検索等がより容易になる。
請求項3に記載の発明によれば、データ管理装置によって、保存しているファイルに付与されているテキストデータのうちから、与えられた条件に適合するものが抽出されて出力されるため、保存されているドキュメントデータのうちから所望のドキュメントデータを見つけ出す場合や、ドキュメントデータの分類を行う場合等に便利である。
請求項4に記載の発明によれば、データ管理装置によって、複合機から与えられた情報に基づいて、各ユーザにより複合機で行われた処理に関する履歴データが作成されため、各ユーザの処理履歴を容易に把握できる。
請求項5に記載の発明によれば、複合機にて処理が実行される前にドキュメントデータがネットワークを介してデータ管理装置に送られ、データ管理装置にて、ドキュメントデータに対する画像認識処理により抽出された文字データに予め登録されたチェック対象の文字列が含まれているか否かが判定され、チェック対象の文字列が含まれている場合には、所定の通知が複合機に対して行われる。それ故、複合機にて処理を実行する前に、ドキュメントデータの内容について処理との関連で問題がないか等を自動的に監視することができる。例えば、チェック対象の文字列として機密情報に関連する文字列等を予め登録しておくことにより、ドキュメントデータに登録文字列が含まれている場合には、複合機に処理を保留させたり、ユーザにその旨を通知したり、そのドキュメントデータに関するユーザの処理権限についての確認を求めたりすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、処理されたラスタ形式のドキュメントデータに対して、そのドキュメントデータ中に含まれる文字データがテキストデータとして画像認識処理により抽出され、その抽出されたテキストデータの少なくとも一部が、ドキュメントデータが保存されるファイルに付与されるようになっている。それ故、そのドキュメントデータの保存ファイルに付与されたテキストデータを利用することにより、保存している処理後のドキュメントデータに関する内容確認等や検索を容易に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るドキュメント処理システムのブロック図である。このドキュメント処理システムは、図1に示すように、ネットワーク1を介して接続されたファクシミリ複合機(以下、単に「複合機」という)2と、データ管理装置としての管理サーバ3とを備えて構成されている。ネットワーク1は、LAN(Local Area Network)等によって構成されており、パーソナルコンピュータ等によって構成される複数の端末装置4が接続されている。また、このネットワーク1には、ゲートウェイ等を介して外部の広域ネットワーク(例えば、インターネット)が接続されている。なお、本発明に係るドキュメント処理装置には複合機2が相当している。
複合機2は、図1に示すように、制御部11と、該制御部11にバス12を介して接続されたプリンタ13、スキャナ14、表示部15、操作部16、記憶部17、モデム18、NCU(Network Control Unit)19及びネットワーク通信部20を備えている。このような複合機2の機能には、プリンタ機能、ファクシミリ機能(インターネットファクシミリ機能を含む)、コピー機能、及びスキャナ機能等が含まれている。スキャナ機能としては、スキャンしたドキュメントデータを所定の保存先(例えば、ネットワーク1内の所定の共有フォルダ等)に保存する機能(いわゆるスキャン・トゥ・フォルダ又はスキャン・トゥ・FTP(File Transfer Protocol)等)が含まれている。
制御部11は、この複合機2の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。プリンタ13は、例えば電子写真方式のプリンタ装置であり、スキャナ14によって読み取られたドキュメントデータ、ファクシミリ受信したドキュメントデータ、及びネットワーク1を介して端末装置5から与えられたドキュメントデータ等を記録紙等に印刷する。スキャナ14は、原稿の読み取りを行うものであり、ファクシミリ送信時の原稿の読み取りや、コピー機能及びスキャナ機能使用時の原稿の読み取り等に用いられる。
表示部15は、液晶表示装置等によって構成され、この複合機2の操作情報等の表示に用いられる。操作部16は、複数の操作ボタンやタッチパネル等によって構成され、この複合機2の操作に用いられる。
記憶部17は、ROM、RAM等の記憶装置を備えて構成されている。ROMには、制御部11が実行する制御プログラム等が記憶されている。RAMには、外部処理装置から送信されたドキュメントデータ、ファクシミリ機能使用時にNCU19を介して送受信されたファクシミリの送受信画像データ、コピー機能やスキャナ機能使用時に読み取られたドキュメントデータ、及び複合機2の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。
モデム18は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム18は、NCU19と直接接続されている。NCU19は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)22との回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム18を公衆電話回線網22と接続する。なお、ISDN用インターフェースを備えることによって、デジタル回線網(ISDN)に接続するようにしてもよい。
ネットワーク通信部20は、ネットワーク1を介したデータ通信を担っている。より詳細には、ネットワーク通信部20には、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、SMB(Server Message Block)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等を取り扱うための機能が備えられている。ネットワーク通信部20の具体的な機能としては、電子メールの送受、電子メールに画像データを添付して送受するインターネットファクシミリの送受、及び、LAN又はインターネットを介したデータの送受等が含まれている。
また、管理サーバ3には、制御部31、表示部32、操作部33、ネットワーク通信部34及び記憶部35等が備えられている。
制御部31は、管理サーバ3の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。表示部32は、液晶表示装置等によって構成され、管理サーバ3の操作情報や処理結果等の表示に用いられる。操作部33は、複数の操作ボタン等で構成され、管理サーバ3の操作に用いられる。ネットワーク通信部34には、複合機2のネットワーク通信部20と略同様な通信機能が備えられ、この管理サーバ3と複合機2等の他のネットワーク機器との間で種々のデータ通信が行われるようになっている。記憶部35は、半導体メモリ、ハードディスク装置等を備えて構成されている。記憶部35の記憶内容としては、管理サーバ3で実行される各種の処理ソフトウェア、処理プログラムによる処理結果、管理サーバ3の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。
このような構成の管理サーバ3には、複合機2で行われたドキュメント処理の履歴を管理するための常駐ソフトウェアがインストールされている。また、この管理サーバ3には、図2に示すように、処理後のドキュメントデータを保存するため共有フォルダFUが登録されたユーザごとに設けられている。その各共有フォルダFUには、複合機2で行われる処理の種類ごとにフォルダFUa〜FUeが1つずつ設けられ、ユーザ及び処理の種類に応じてドキュメントデータの保存フォルダが決定されるようになっている。
図2に示す構成では、ユーザ毎に設けられる各共有フォルダFUには、プリント処理に対応したフォルダFUa、スキャン処理に対応したフォルダFUb、コピー処理に対応したフォルダFUc、ファクシミリ送信処理に対応したフォルダFUd、及びファクシミリ受信処理に対応したフォルダFUeが設けられている。その各フォルダFUa〜FUeには、処理後のドキュメントデータが含まれたファイルDfが含まれている。ファイルDFのファイル名には、例えばその処理が行われた日時を示す日付情報(2006年9月9日11時12分34秒等)が付与される。
また、このような共有フォルダFUの作成は、例えば次のようにして行われる。すなわち、複合機2に新たなユーザが登録されると、そのユーザ情報がCSV(Comma Separated Values)等のデータ形式で複合機2から管理サーバ3に与えられ、そのユーザ情報に基づいて新たなユーザのための共有フォルダFUが管理サーバ3により作成される。
複合機2は、プリント、スキャン、コピー、ファクシミリ送信又はファクシミリ受信を行うと、いわゆるSMB送信(又はFTP送信)により、その処理したラスタ形式のドキュメントデータを、その処理を要求した(又はその処理に対応する)ユーザに対応する管理サーバ3内の共有フォルダFU内におけるその処理に対応したフォルダFUa〜FUeにネットワーク1を介して保存する。
このとき、ドキュメントデータは、TIFF(Tagged Image File Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)又はPDF(Portable Document Format)形式で複合機2から管理サーバ3に与えられる。
また、複合機2による処理に関連するユーザの識別については、例えば、端末装置4から与えられたジョブ(プリント、PCファクシミリ送信)については、ジョブに伴って端末装置4から与えられる端末装置4のホスト名又はIPアドレス等に基づいて対応するユーザが識別される。また、複合機2にて直接受け付けた処理(コピー、スキャン、ファクシミリ送信)の場合には、ユーザにログイン操作等を要求し、操作部15等を介してユーザ情報を入力させるようにすればよい。ファクシミリ受信の場合は、ファクシミリの宛先情報等に基づいて対応するユーザが判別可能である場合には、複合機2による判別が行われる。
管理サーバ3は、各共有フォルダFUの状態を監視しており、各共有フォルダFU内のフォルダFUa〜FUeのいずれかにドキュメントデータが保存されると、そのドキュメントデータを必要に応じて所定のファイル形式(本実施形態では、PDF形式)に変換して同一のフォルダFUa〜FUe内に保存する。また、管理サーバ3は、その保存処理とともに、そのドキュメントデータに含まれる文字データを画像認識処理(文字認識処理)によりテキストデータとして抽出し、その抽出したテキストデータの少なくとも一部をそのドキュメントデータの保存ファイルDFに付与する。なお、本実施形態では、管理サーバ3によりファイルDFが保存されると、複合機2により保存されたもとのファイルは削除されるようなっているが、変形例としてもとのファイルをそのまま残すようにしてもよい。
画像認識により抽出したテキストデータをドキュメントデータの保存ファイルに如何に付与するかについては、例えば次のような具体例が挙げられる。例えば、図3に例示するように、抽出したテキストデータに基づいて、ファイルのプロパティーデータに含まれるタイトル、表題、コメントを自動生成して付与させる構成(なお、作成者欄には対応する共有フォルダのユーザ情報(対応する共有フォルダ名等)が用いられ、カテゴリには処理の種別情報(対応するフォルダ名等)が付与される)、あるいは、抽出したテキストデータを透明テキストしてPDFファイルDFに付与させる構成等が採用される。
図4は、このドキュメント処理システムにより処理後のドキュメントデータが保存される際の処理動作を示すフローチャートである。図4に示すように、ステップS1で複合機2によるドキュメント処理(プリント、スキャン、コピー、ファクシミリ送信又はファクシミリ受信)が行われると、ステップS2に進む。
ステップS2では、複合機2により、上記の如く、処理後のラスタ形式のドキュメントデータが、その処理を要求した(又はその処理に対応する)ユーザに対応する管理サーバ3内の共有フォルダFU内におけるその処理に対応したフォルダFUa〜FUeにネットワーク1を介して保存される。
続くステップS3では、管理サーバ3により、上記の如く、共有フォルダFU内のフォルダFUa〜FUeに保存されたドキュメントデータが、必要に応じて所定のファイル形式(本実施形態では、PDF形式)に変換されて保存されるとともに、そのドキュメントデータに対する画像認識処理が施されてドキュメントデータ中の文字データがテキストデータとして抽出され、その抽出されたテキストデータの少なくとも一部がそのドキュメントデータの保存ファイルDFに付与される。
このように、複合機2で処理されたラスタ形式のドキュメントデータがネットワーク1を介して管理サーバ3に与えられ、その管理サーバ3にて、ドキュメントデータ中に含まれる文字データがテキストデータとして画像認識処理により抽出され、その抽出されたテキストデータの少なくとも一部が、ドキュメントデータが保存されるファイルDFに付与されるようになっているため、そのドキュメントデータの保存ファイルDFに付与されたテキストデータを利用することにより、保存している処理後のドキュメントデータに関する内容確認等や検索を容易に行うことができるようになっている。
また、高い演算処理能力が要求される文字データ抽出のための画像認識処理、及び大容量の記憶容量が要求される処理後のドキュメントデータの保存等を複合機2の外部に設置された管理サーバ3にて行う構成であり、複合機2の設備負担等を軽減しつつ、簡易な設備でシステムを構成できるようになっている。
また、本実施形態では、管理サーバ3にはさらに次のような機能が備えられている。
その第1の機能として、ユーザ又はフォルダを指定して文書出力要求を入力すると、そのユーザに関連するフォルダ内又は指定されたフォルダ内に保存されたファイルDFに付与されたテキストデータがリスト化されて出力(表示等)されるようになっている。この文書出力要求は、管理サーバ3の操作部33を直接操作することにより、あるいは、ネットワーク1を介して端末装置4又は複合機2から入力することができる。
このような文書出力機能により得られるリストを利用することにより、保存されているドキュメントデータの内容確認や検索等がより容易になる。
また、第2の機能として、タイトル、表題、作成者、カテゴリ、コメント、作成日時等に関する検索条件を与えて検索要求を入力すると、その検索条件に適合するファイルDF又はそのファイルDFに付与されたテキストデータが保存された全ファイルDFの中から検索されてリスト化されて出力(表示等)されるようになっている。この検索要求についても、操作部33等を介してサーバ3に直接入力してもよく、端末装置4等を介して入力してもよい。
このような検索機能は、保存されているドキュメントデータのうちから所望のドキュメントデータを見つけ出す場合や、ドキュメントデータの分類を行う場合等に便利である。
また、第3の機能として、各ユーザの処理履歴管理機能が備えられている。この処理履歴管理機能では、全ユーザ又は各ユーザごとに処理履歴管理用の管理ファイルが所定のデータ形式(例えば、CSV形式)で作成され、各ユーザの処理履歴が管理される。その処理履歴のとりまとめ(集計等)は、事前の設定により、例えば1日毎、1週間毎又は1月毎等に行われる。その管理ファイルは、所定の保存フォルダに保存されており、管理ファイルをネットワーク1を介して読み出したり、管理ファイルの内容を表示させたりできるようになっている。処理履歴の内容としては、処理の種別、ページ数、処理日時、宛名情報等が含まれる。
このような処理履歴管理機能により作成された管理ファイルを利用することにより、各ユーザの処理履歴を容易に把握できる。
また、第4の機能として、機密データチェック機能が備えられている。この機密データチェック機能が使用される場合には、複合機2から管理サーバ3へのドキュメントデータの送出は、処理の実行後ではなく処理の実行前に行われる必要がある。より詳細には、複合機2は、処理要求(例えば、プリント、コピー、スキャン又はファクシシミリ送信)を受け付けると、その処理対象のキュメントデータを、処理を実行する前にネットワーク1を介して管理サーバ3内のユーザ及び処理種別により特定されるフォルダFUa〜FUeに保存し、処理を実行することなく待機する。そして、複合機2は、管理サーバ3からそのドキュメントデータが機密データに該当しない旨の通知を受けた場合には、処理を実行する一方、そのドキュメントデータが機密データに該当する旨の通知を受けた場合には、ユーザに対して機密管理用のパスワードの入力を要求し、適切なパスワードの入力があった場合にのみ処理を実行し、それ意外の場合(適切なパスワードの入力がない場合等)には処理を実行することなく中止する。
この場合の機密管理用のパスワードの入力は、ユーザが複合機2に対して直接操作を行っている場合には、操作部16を介して行われ、ユーザのジョブがネットワーク1を介して与えられている場合には、そのジョブ要求元の端末装置4を介して行われる。なお、ここでは、ドキュメントデータが機密データである場合に、ユーザに機密管理用のパスワードの入力をユーザに求めるようにしたが、その変形例として、パスワードの入力を求めずに、機密データである旨を表示し、処理の継続の要否の確認をユーザに求めるようにしてもよい。
一方、管理サーバ3は、フォルダFUa〜FUeに保存されたドキュメントデータから抽出したテキストデータに、予め登録された機密チェック対象の文字列が含まれているか否かを判定し、機密チェック対象の文字列が含まれている場合には、複合機2に対してネットワーク1を介して機密データである旨の通知を行い、機密チェック対象の文字列が含まれている場合には、複合機2に対してネットワーク1を介して機密データに該当しない旨の通知を行うようになっている。
このような機密データチェック機能により、複合機2より処理が実行される前に、ドキュメントデータが機密データか否かが自動的にチェックされるため、機密データの漏洩等を効果的に防止することができる。
なお、上述の実施形態では、複合機2にて行われた処理の履歴管理(処理後のドキュメントデータの保存、ドキュメントデータからの画像認識処理による文字データの抽出など)を管理サーバ3に行わせるようにしているが、そのような処理の履歴管理を複合機2に行わせるようにしてもよい。この場合、管理サーバ3は設けなくてもよい。
また、上述の実施形態では、データ管理装置として管理サーバ3を用いてシステムを構成したが、データ管理装置としてパーソナルコンピュータなどを用いてシステムを構成してもよい。
本発明の一実施形態に係るドキュメント処理システムの構成を示すブロック図である。 管理サーバに設けられるドキュメントデータ保存用の共有フォルダの構成を示す図である。 保存ファイルのプロパティーデータの構成例を示す図である。 図1のドキュメント処理システムにより処理後のドキュメントデータが保存される際の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク
2 ファクシミリ複合機
3 管理サーバ
4 端末装置

Claims (6)

  1. ネットワークにより接続された複合機とデータ管理装置とを備え、
    前記複合機は、その複合機で処理した又は処理対象のラスタ形式のドキュメントデータを前記ネットワークを介して前記データ管理装置に送出し、
    前記データ管理装置は、受け取った前記ドキュメントデータを所定のファイル形式で保存するとともに、そのドキュメントデータに対して、そのドキュメントデータ中の文字データをテキストデータとして抽出する画像認識処理を施し、それによって得られた前記テキストデータの少なくとも一部を、前記ドキュメントデータを保存したファイルに付与することを特徴とするドキュメント処理システム。
  2. 請求項1に記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記データ管理装置は、保存している前記ファイルに付与されている前記テキストデータのリストを作成することを特徴とするドキュメント処理システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記データ管理装置は、保存している前記ファイルに付与されている前記テキストデータのうちから、与えられた条件に適合するものを抽出して出力することを特徴とするドキュメント処理システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記データ管理装置は、前記複合機から与えられた情報に基づき、各ユーザにより前記複合機で行われた処理に関する履歴データを作成することを特徴とするドキュメント処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記複合機は、処理対象のキュメントデータを、処理を実行する前に前記ネットワークを介して前記データ管理装置に送出し、
    前記データ管理装置は、前記ドキュメントデータから抽出した前記テキストデータに、予め登録されたチェック対象の文字列が含まれているか否かを判定し、前記チェック対象の文字列が含まれている場合には、前記複合機に対して前記ネットワークを介して所定の通知を行うことを特徴とするドキュメント処理システム。
  6. ドキュメントデータに対して処理の処理を行うドキュメント処理装置であって、
    前記ドキュメントデータに対して処理を行うドキュメント処理部と、
    前記ドキュメントデータを所定のファイル形式で保存するとともに、そのドキュメントデータに対して、そのドキュメントデータ中の文字データをテキストデータとして抽出する画像認識処理を施し、それによって得られた前記テキストデータの少なくとも一部を、前記ドキュメントデータを保存したファイルに付与するデータ管理部と、を備えることを特徴とするドキュメント処理装置。
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