JP6036885B2 - 画像処理装置、プログラム、及び画像処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、プログラム、及び画像処理システムに関する。
近年、多くの企業において、多機能複合機などの画像入出力機器のネットワーク上への配置・接続が進んでいる。画像入出力機器は、業務の効率化を図る手段として大きな役割を担っている。特に、紙文書の電子化と配布を効率的に行う画像処理システムが重要になっている。画像処理システムを構成する大きな要素は、画像入力機器(例えば画像形成装置など)と画像処理サーバである。画像処理サーバには、あらかじめさまざまな業務・用途にあわせた複数の配信処理メニューが登録されている。利用者は、画像形成装置のオペレーションパネル(操作部)から、業務に適した処理メニューを選択してスキャンを行う。
例えば、特開2006−018640号公報には、配信処理や画像変換処理をプラグイン化し、ユーザや管理者がそれらプラグインを任意に組み合わせて入力、画像変換、出力のワークフローを作成し、作成されたワークフローを利用して画像データの配信処理を行う技術が開示されている。
しかし、前述した画像処理システムの場合、利用者がすでに電子化されているデータを配信したいと考えた場合、一度印刷して紙に出力し、あらためてスキャンを行う必要があった。一方、ワークフロー自体はスキャンデータのみを処理対象とするものではないため、配信処理のためだけに電子ファイルを一旦紙に出力するのは環境資源にもよくないし、効率的でもない。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、電子化されたデータを指定可能とすることで、スキャンデータと既に電子化されている電子データとに対して、ワークフローに従って配信処理を行うことができる画像処理装置、プログラム、及び画像処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、画像データに対して実行する1以上のデータ処理を含んで構成される1以上のワークフローから、選択画面を介してユーザにより選択されたワークフローを受け付けるフロー選択手段と、ネットワーク上に記憶されている電子データを指定する指定画面を介して前記ユーザにより入力された、前記選択されたワークフローに含まれるデータ配信処理を実行するときに前記画像データと共に配信する前記電子データの取得先の指定を受け付けるデータ指定手段と、前記選択されたワークフローの実行に際して、前記ユーザにより入力された前記画像データを取得する画像取得手段と、取得された当該画像データに関する属性情報に基づき、当該画像データと共に配信する前記電子データを制限する制限手段とを備える。
本発明によれば、電子化されたデータを指定可能とすることで、スキャンデータと既に電子化されている電子データとに対して、ワークフローに従って配信処理を行うことができる。
実施例1に係る画像処理システムの一例を示す図。 実施例1に係るMFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施例1に係る画像処理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施例1におけるMFPと画像処理サーバとの機能構成の一例を示すブロック図。 ワークフローの例を示す図。 UI制御部の機能構成の一例を示すブロック図。 ワークフロー選択画面の一例を示す図。 ワークフロー選択後の画面の一例を示す図。 電子データの選択画面の一例を示す図。 配信手段による制約情報の一例を示す図。 配信先による制約情報の一例を示す図。 利用者による制約情報の一例を示す図。 ユーザのアクセス権による制約情報の一例を示す図。 書誌情報による制約情報の一例を示す図。 管理者設定による制約情報の一例を示す図。 画像形成装置による制約情報の一例を示す図。 ワークフローによる制約情報の一例を示す図。 実施例1における画像配信処理(その1)を説明する図。 実施例1における画像配信処理(その2)を説明する図。 実施例1における画像配信処理の一例を示すフローチャート。 実施例2に係る画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図。 実施例3に係る画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図。 実施例4に係る画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図。 実施例5に係るMFPの機能構成の一例を示すブロック図。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる画像処理装置(又は画像処理サーバ)、プログラム、及び画像処理システムの実施例を詳細に説明する。
また、以下に示す実施例では、画像データを入力する画像入力装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を一つの筐体に搭載した複合機を例にあげて説明しているが、これに限定されるものではなく、画像データを入力可能であれば、スキャナ装置、ファクシミリ装置、コピー装置などいずれにも適用することができる。
[実施例1]
<システム構成とハードウェア構成>
図1は、実施例1に係る画像処理システムの一例を示す図である。図1に示すように、画像処理システムは、ネットワークを介してMFP(Multifunction Peripheral)10、MFP20、画像処理サーバ30、画像管理サーバ40、情報処理端末(例えば、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Data Assistance)など)50が接続されている。
MFP10、20は、スキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを一つの筐体に搭載したものである。MFP10、20は、スキャナ機能により紙媒体等をスキャン処理して画像データを生成し、生成された画像データを画像処理サーバ30に送信する。MFPの詳細については後述する。また、画像データは、文書の画像データを含む。
画像処理サーバ30は、各MFPでスキャンされた画像データを受信して、指定されたワークフローに従って種々の処理や配信処理を実行するワークステーション等のコンピュータである。ワークフローには、メール送信、FAX送信、フォルダ配信などがある。
また、画像処理サーバ30は、入力された画像データに基づいてワークフローを実行するサーバであり、ユーザによって構築されたワークフローに従って文書の蓄積又は配信処理を実行する。即ち、画像を処理するという観点において、画像処理サーバ30も画像処理装置として機能する。画像処理サーバ30の詳細については後述する。なお、画像処理サーバ30は、MFP10、20に組み込まれてもよい。
画像管理サーバ40は、画像処理サーバ30から配信された画像データを蓄積、管理するサーバである。また、画像管理サーバ40は、蓄積した画像データに対して画像タイプを登録したり、検索を行ったりすることもできる。
情報処理端末50は、管理者によりデータ配信に関する管理ツールが起動され、入力、画像変換、出力の各プラグインが順に選択されることでワークフローを作成する。なお、ネットワークを介して接続されるMFPやサーバや情報処理端末の数は、それぞれ任意の数でもよい。
実施例1に係るMFP10と画像処理サーバ30とのハードウェア構成について説明する。図2は、実施例1に係るMFP10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、MFP10は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、外部記憶装置I/F部14、ネットワークI/F部16、操作部17、表示部18、エンジン部19を含む。
制御部11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部11が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部14は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)とMFP10とのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部14を介してMFP10にインストールされ、インストールされた所定のプログラムはMFP10により実行可能となる。
ネットワークI/F部16は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器とMFP10とのインタフェースである。
操作部17や表示部18は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、MFP10が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
エンジン部19は、実際に画像形成に係る処理を行うプロッタ、スキャナ等の機構部分である。
図3は、実施例1に係る画像処理サーバ30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、画像処理サーバ30は、制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、外部記憶装置I/F部34、ネットワークI/F部36を含む。
制御部31は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部31は、主記憶部32に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部32は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部31が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部34は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)と画像処理サーバ30とのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部34を介して画像処理サーバ30にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは画像処理サーバ30により実行可能となる。
ネットワークI/F部36は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像処理サーバ30とのインタフェースである。また、図3に示す例では、画像処理サーバ30には、キーボードなどの入力部と表示部とを図示していないが、これらを有する構成としてもよい。
<機能構成>
図4は、実施例1におけるMFP10と画像処理サーバ30との機能構成の一例を示すブロック図である。まず、MFP10の機能構成について説明する。なお、図4に示す例では、MFP10と画像処理サーバ30とを別構成にしたが、画像処理サーバ30はMFP10に組み込まれてもよい。
図4に示すように、MFP10は、UI表示部101、UI制御部102、画像生成部103、記憶部104、リモート通信部105を含む。その他一般的なMFPが有するプリンタ機能やコピー機能やFAX機能等については図示していない。
UI表示部101は、MFP10の表示部18に相当し、例えば、オペレーションパネルなどである。UI制御部102は、各画面情報に基づき、UI表示部101に対し、画面に表示する表示内容を指示する。
また、UI制御部102は、ユーザからのワークフローの選択を受け付ける。ワークフローとは、入力処理、画像変換処理、出力処理のプラグインを任意に組み合わせた処理フローのことをいう。入力処理のプラグインには、スキャン入力やFAX受信などがある。また、画像変換処理には、PDF変換やJPEG変換などがある。また、出力処理には、メール(SMTP)送信、フォルダ配信などがある。
図5は、ワークフローの例を示す図である。図5に示すワークフロー1は、OMR(Optical Mark Recognition)処理を行うワークフローを示す。また、ワークフロー2は、画像変換を行って、SMTP送信するワークフローを示す。また、ワークフロー3は、OCR処理を行って、フォルダ配信するワークフローを示す。ワークフロー4は、フォルダ配信を行って、さらにSMTP送信を行うワークフローを示す。
図6は、UI制御部102の機能構成の一例を示すブロック図である。UI制御部102は、フロー選択部121、電子データ選択部122、書誌情報入力部123を含む。フロー選択部121は、1又は複数のワークフローを選択可能なワークフロー選択画面の表示を指示し、ユーザの指示によりワークフローの選択を受け付ける。図7は、ワークフロー選択画面の一例を示す図である。図7に示すように、ワークフロー選択画面では、ユーザによりワークフローが選択できるようになっている。
図6に戻り、電子データ指定部122は、ワークフローに従って配信する電子データを指定可能な電子データ指定画面の表示を指示する。また、電子データ指定部122は、ユーザの指示により電子データの指定を受け付ける。なお、電子データ指定部122は、電子データのファイルパスやファイル名などをユーザが選択したり、ユーザが直接入力したりできるような電子データ指定画面を表示指示する。
図8は、ワークフロー選択後の画面の一例を示す図である。図8に示す例では、選択されたワークフローに、フォルダ配信とSMTP配信の2つの配信処理が含まれる。図8に示すa1のボタンを押下することで、ユーザは電子データを選択できるようになる。
図9は、電子データの選択画面の一例を示す図である。図9に示すb1には、選択されたファイルが表示され、b2には、選択可能なファイルやフォルダが表示される。図9に示すb2にあるファイル又はフォルダボタンをユーザが押下することで、b1に選択されたファイル又はフォルダが表示されるようになる。
図6に戻り、書誌情報入力部123は、図示しない書誌情報入力画面の表示を指示し、書誌情報の入力を受け付ける。書誌情報とは、例えば、画像変換処理の場合は、画像形式や画像サイズなどであり、メール配信の場合は、配信先のメールアドレスなどである。書誌情報としてのユーザIDは、システムにログインしたユーザのユーザ情報から取得する。
図4に戻り、画像生成部103は、スキャン機能により紙原稿を読み込んで画像データを生成する。記憶部104は、連携している画像処理サーバ30の情報などが記憶されている。
リモート通信部105は、機器情報や画像データなどの送受信を行う。リモート通信部105は、画像データのワークフロー処理要求、電子データの指定などがユーザから指示された場合、画像データと当該要求と電子データを識別するための電子データ識別情報を画像処理サーバ30に送信する。なお、配信処理を行うための書誌情報や電子データ識別情報などを配信設定情報と呼ぶことにする。
次に、画像処理サーバ30の機能構成について説明する。画像処理サーバ30は、リモート通信部201、記憶部202、ジョブ実行・管理部203、電子データ取得部204、ワークフロー実行部205、データ処理部206を含む。
リモート通信部201は、機器情報や画像データなどの送受信を行う。また、リモート通信部201は、MFP10から画像データや配信設定情報を受信したり、ワークフローの配信先に対し、画像処理した画像データを送信したりする。
リモート通信部201は、MFP10からワークフローの処理要求(ジョブ要求)を受信した場合は、ワークフローの識別情報や、配信設定情報などをジョブ実行・管理部203に出力する。
記憶部202は、入力処理、画像変換処理、又は出力処理の各プラグインを格納し、また、各プラグインが組み合わされたワークフローを1又は複数格納する。また、記憶部202は、MFP10から受信した配信設定情報や画像データをまとめたジョブを記憶する。また、記憶部202は、MFP10のUI表示部11で表示する内容が記載された画面情報(図7〜9)を記憶する。また、記憶部202は、ネットワーク上の電子ファイル名に関連付けた電子ファイルを識別するための電子ファイル識別情報を記憶する。電子ファイル識別情報は、電子ファイルの記憶先を示すファイルパス、ファイル名やファイルIDのいずれか、又は任意の組み合わせとする。
ジョブ実行・管理部203は、MFP10から受信した配信設定情報や画像データ、電子データ識別情報などをジョブとして記憶部202に記憶し、ワークフロー実行部205にジョブの処理を依頼する。なお、配信設定情報に電子データ識別情報が含まれている場合は、電子データ識別情報が示す電子データを電子データ取得部204から取得し、ワークフロー実行部205に出力する。
電子データ取得部204は、ジョブ実行・管理部203から取得した配信設定情報に含まれる電子データ識別情報から電子データを取得する。ここでは、電子データ識別情報は、電子データの記憶先を示すファイルパス(位置情報)とする。
また、電子データ取得部204は、取得した電子データをジョブに対応付けて記憶部202に記憶してもよい。また、電子データ取得部204は、記憶部202に記憶された電子データ識別情報を取得し、電子データ識別情報が示す記憶先から電子データを取得してもよい。
ワークフロー実行部205は、ジョブ実行・管理部203からジョブの処理要求を受けた場合、ワークフローに含まれる各処理の実行を制御する。また、データ処理部206は、ワークフロー実行部205から処理実行の指示を受けると、この指示に従って画像データ及び電子データに対して配信処理を行う。
つまり、データ処理部206は、ワークフローに含まれる各処理をフロー順に実行し、配信先へ画像データ及び電子データを配信する。図4に示す例では、データ処理部206には、データ処理部1〜4を含み、これらはそれぞれ画像変換処理やSMTP送信、フォルダ配信などを示す。
SMTPサーバ60は、メール送信プロトコルであるSMTPに準拠した電子メールを送信するためのサーバである。Webサーバ70は、HTML文書や画像などの情報を蓄積しておき、Webブラウザなどのクライアントソフトウェアの要求に応じて、インターネットなどのネットワークを通じて、これらの情報を送信する役割を果たす。ファイルサーバ80は、インターネット上で共有するファイルを蓄積して管理するサーバである。
以上の機能を有することにより、実施例1における画像処理システムは、MFP10によりスキャンされた画像データと、指定された電子データとに対して配信処理を行うことができる。
また、電子データ指定部122において、ユーザに選択させる電子データに制限を加えることもできる。電子データの選択を制限するための情報を制約情報と呼ぶ。以下、図10〜17に示す制約情報を用いて、選択可能な電子データの制限について説明する。
(配信手段による制約情報)
図10は、配信手段による制約情報の一例を示す図である。図10に示す制約情報は、ワークフローに含まれる配信手段に対して、配信可能な電子データの条件が規定されている。図10に示す例では、SMTP配信は、ファイルサイズが3MB(メガバイト)未満、かつ、データ形式がzip形式でないことが条件となっている。また、共有フォルダ配信とFTP配信は、どのようなデータでも配信可能となっている。これにより、実行するワークフローに含まれる配信手段によって、選択可能な電子データを制限することができる。
また、制約情報には、
・ ワイルドカード(*や?)
・ 正規表現
・ and条件"&&"、or条件"||"、条件評価の順序"()"
などが指定可能である。以下の制約情報も同じとする。
(配信先による制約情報)
図11は、配信先による制約情報の一例を示す図である。図11に示す制約情報は、配信設定情報に含まれる配信先のメールアドレスやファイルパスに対して、配信可能な電子データの条件が規定されている。図11に示す例では、メールアドレス「user@sample.com」は、ファイルサイズが3MB未満であることが条件となっている。また、ドメイン名が「group.sample.com」は、ファイルサイズが3MB未満、かつ、データがzip形式でないことが条件となっている。また、配信先には、ファイルパスを指定することも可能である。これにより、配信設定情報に含まれる配信先によって、選択可能な電子データを制限することができる。
(利用者による制約情報)
図12は、利用者による制約情報の一例を示す図である。図12に示す制約情報は、配信設定情報に含まれる利用者などに対して、配信可能な電子データの条件が規定されている。図12に示す例では、利用者「user1」は、ファイルサイズが3MB未満、かつ、データ形式がzip形式でないことが条件となっている。なお、ユーザ名を示す「user1」は、配信設定情報に含まれるMFP10へのログインユーザ名を用いればよい。
また、利用者の欄には、ユーザ名以外にも利用者の有すべき権限を指定することも可能である。例えば、アクセス権などを指定することができる。これにより、配信設定情報に含まれる利用者によって、選択可能な電子データを制限することができる。
(アクセス権による制約情報)
図13は、ユーザのアクセス権による制約情報の一例を示す図である。図13に示す制約情報は、電子データを取得するのに必要な権限があり、各ユーザが保有する権限が示されている。図13(A)は、ユーザが保有するアクセス権を示す。図13(B)は、電子データを取得するのに必要なアクセス権を示す。
図13に示す例では、ユーザ「User1」は、アクセス権A及びアクセス権Bがあり、この「User1」は、アクセス権Aに対応する「\\FileServer\1.tif」と、アクセス権Bに対応する「\\FileServer\2.tif」との電子データにアクセス可能である。これにより、ユーザにアクセス権限を与えて、電子データにアクセス可能な権限を有するユーザのみ、その電子データを選択可能とすることができる。
(書誌情報による制約情報)
図14は、書誌情報による制約情報の一例を示す図である。図14(A)は、画像データの書誌情報の一例を示す。図14(B)は、書誌情報に対応する電子データの一例を示す。図14に示す例では、書誌情報毎に、対応する電子データが対応づけられており、これを制約情報とする。例えば、文書名が「評価結果」の場合、電子データは「\\FileServer\1.tif」を選択可能とする。
また、電子データがWebページである場合(Http://〜)は、Webページをレンダリング表示した画像を画像データとして電子データにしてもよいし、HTMLのテキストそのものを電子データにしてもよい。予めどちらにするかユーザにより設定させておけばよい。
これにより、配信設定情報に含まれる書誌情報によって、選択可能な電子データを制限することができる。
(管理者設定による制約情報)
図15は、管理者設定による制約情報の一例を示す図である。図15に示す例では、管理者がワークフロー毎に使用する電子データを対応付けた情報を制約情報とする。例えば、「ワークフロー1」を実行する場合は、「\\FileServer\1.tif」の電子データが自動的にワークフロー1に従って配信処理されることになる。同様に、「ワークフロー2」を実行する場合は、「ftp://MyHomePage.local/Mypage.html」の電子データが自動的にワークフロー2に従って配信処理されることになる。これにより、ワークフローによって、必ず配信処理する電子データが決まっている場合は有効な手段となる。
(画像形成装置による制約情報)
図16は、画像形成装置による制約情報の一例を示す図である。図16に示す例では、予め画像形成装置毎に選択可能な電子データを設定しておき、これを制約情報とする。例えば、「MFP1」には、「\\FileServer\1.tif」、「\\FileServer\2.tif」、「\\FileServer\3.tif」が選択可能に対応付けられている。また、「Scanner1」には、「\\FileServer2\Sample.pdf」が選択可能に対応付けられている。なお、画像形成装置として、MFPだけに限らず、スキャナなども含む。これにより、画像データや配信設定情報を取得したMFPによって、選択可能な電子データを制限することができる。
(ワークフローによる制約情報)
図17は、ワークフローによる制約情報の一例を示す図である。図17に示す例では、ワークフロー毎に選択可能な電子データを設定しておき、これを制約情報とする。例えば、「ワークフロー2」には、「ftp://MyFtpServer.locl/1.tif」、「ftp://MyFtpServer.locl/2.tif」が選択可能に対応付けられている。また、「ワークフロー3」には、「http://MyHomePage.local/Mypage.html」、「http://CompanyPage.local/Mypage.html」、「http://World.local/Mypage.html」が選択可能に対応付けられている。これにより、ユーザにより選択されたワークフローによって、選択可能な電子データを制限することができる。
なお、制約情報は、MFP10の記憶部104や画像処理サーバ30の記憶部202に記憶されたり、または、別の記憶部に記憶されたりしてもよい。電子データ指定部122は、制約情報を参照することで、電子データ選択画面に表示する電子データを制限する。
なお、電子データ指定部122は、図10〜図12に示す制約情報の場合は、条件を満たす電子データのみを電子データ選択画面に表示するようにし、図13〜図17に示す制約情報の場合は、各パラメータに対応する電子データのみを電子データ選択画面に表示するようにする。
ここで、実施例1における画像配信処理の概念を説明する。図18は、実施例1における画像配信処理(その1)を説明する図である。図18に示すように、MFP10は、スキャンした画像データを、配信設定情報とともに画像処理サーバ30に送信する。画像処理サーバ30は、配信設定情報に含まれる電子データ識別情報に基づいて、例えば、ファイルサーバ90から電子データを取得する。電子データ識別情報が例えばファイルパスである場合は、ファイルパスを辿ることで、画像処理サーバ30は、電子データを取得することができる。
次に、画像処理サーバ30は、配信設定情報に含まれるワークフローに従って、画像データ(形式A)と電子データ(形式B)とに対して配信処理を行う。図18に示す例は、ワークフローに画像変換が含まれておらず、画像データと電子データとがそれぞれ異なるデータ形式で配信される例である。
図18に示す配信処理は、例えば、スキャンした画像データがJPEG形式の会議の議事録などであり、電子データが会議に使われたExcelの表や、パワーポイントである場合、画像処理サーバ30において、会議の資料を補足資料として議事録に添付し、配信処理を行うことができる。
図19は、実施例1における画像配信処置(その2)を説明する図である。ここでは、ワークフローに画像変換処理が含まれることを想定する。図19に示すように、MFP10は、スキャンした画像データを、配信設定情報とともに画像処理サーバ30に送信する。画像処理サーバ30は、配信設定情報に含まれる電子データ識別情報に基づいて、例えばファイルサーバ90から電子データを取得する。電子データ識別情報が例えばファイルIDである場合は、画像処理サーバ30は、ファイルIDを基にネットワーク上の文書を検索して、電子データを取得することができる。
次に、画像処理サーバ30は、ワークフローに含まれる画像変換処理を画像データ(形式A)と電子データ(形式B)とに行い、同じデータ形式Cに変換する。画像処理サーバ30は、同じデータ形式に変換された画像データと電子データとに対し、配信処理を行う。
図19に示す処理は例えば、スキャンした画像データがJPEG形式の納品書などであり、電子データがWordのカバーレターである場合、画像処理サーバ30において、画像データと電子データとをそれぞれPDFに変換し、さらに、PDFのカバーレターを最初に付加して配信処理を行うことができる。
また、選択されたワークフローに画像変換処理が含まれる場合は、電子データについても同じ画像変換を行うか否かをユーザに選択させてもよい。このとき、電子データを画像変換した場合は、スキャンした画像データのどこに挿入すればよいかを指定できるようにするとよい。例えば、UI制御部102は、電子データ選択画面において電子データの選択後、画像変換を行うか否かの選択画面を表示部18に表示指示し、画像変換を行う場合はどこに挿入するかの入力画面を表示部18に表示指示してもよい。
<動作>
次に、実施例1における画像処理システムの動作について説明する。図20は、実施例1における画像配信処理の一例を示すフローチャートである。ステップS11において、フロー選択部121は、ワークフロー選択画面を表示部18に表示するよう指示し、ユーザからのワークフローの選択を受け付ける。
ステップS12において、電子データ指定部122は、電子データ指定画面を表示部18に表示するよう指示し、ユーザからの電子データの選択及び/又は入力を受け付ける。
ステップS13において、画像生成部103は、紙原稿をスキャンし(読み込み)、画像データを生成する。
ステップS14において、リモート通信部105は、スキャンした画像データ、及びワークフローに係る設定情報や電子データ識別情報を含む配信設定情報を、画像処理サーバ30に送信する。
ステップS15において、リモート通信部201は、MFP10から画像データ、及び配信設定情報を受信する。
ステップS16において、電子データ取得部204は、配信設定情報に含まれる電子データ識別情報から電子データを取得する。ここでは、電子データ識別情報は、電子データの記憶先を示すファイルパスであるとする。電子データ取得部204は、ファイルパスを辿ることで電子データを取得できる。
ステップS17において、ワークフロー実行部205は、画像データと電子データとに対し、ワークフローに従って配信処理の実行を制御する。なお、ステップS11とステップS12の順序は問わないが、先に電子ファイルを指定する場合は、図12、図13、図16に示す制約情報のいずれかを用いて電子ファイルの選択を制限するとよい。
以上、実施例1によれば、スキャンした画像データと、ユーザにより指定された電子データとの両方に対して、ワークフローに従って配信処理を行うことができる。また、実施例1によれば、選択可能な電子データを制限するための制約情報を用いて、電子データ選択画面に表示される電子データを絞り込むことができる。
[実施例2]
次に、実施例2に係る画像処理システムについて説明する。実施例2では、指定された電子データをMFP10側で取得し、取得した電子データとスキャンした画像データと配信設定情報とを画像処理サーバ400に送信する。
図21は、実施例2に係る画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。図21に示す機能において図4に示す機能と同様のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。
MFP300は、UI表示部101、UI制御部102、画像生成部103、記憶部104、記憶部301、電子データ取得部302、リモート通信部303を含む。記憶部301は、任意の電子データを記憶する。例えば、スキャンした画像データや、コピーした画像データ、FAX受信したデータを電子データとして記憶する。
電子データ取得部302は、基本的な機能は電子データ取得部204と同じであるが、実施例2ではMFP10に備えられる。電子データ識別情報により電子データの記憶先がファイルサーバ85を示す場合は、電子データ取得部302は、リモート通信部303を介して、電子データ識別情報に基づく電子データを取得する。また、電子データの識別情報により電子データの記憶先が記憶部301を示す場合は、電子データ取得部302は、記憶部301から電子データを取得する。
リモート通信部303は、スキャンした画像データ、取得した電子データ、配信設定情報を画像処理サーバ400に送信する。
画像処理サーバ400は、リモート通信部401、ジョブ実行・管理部402、記憶部403、ワークフロー実行部205、データ処理部206を含む。記憶部401は、ジョブ実行・管理部203によりまとめられた画像データ、電子データ及び配信設定情報を記憶する。
リモート通信部401は、MFP300から画像データ、電子データ、配信設定情報を受信する。受信した各情報は、ジョブ実行・管理部402に出力される。
ジョブ実行・管理部402は、リモート通信部401から取得した各情報をまとめて1つのジョブとして記憶部403に記憶する。記憶部403は、画像データ、電子データ、及び配信設定情報を記憶する。以降の処理は、実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
以上、実施例2によれば、MFP300側で電子データを取得し、画像処理サーバ400に電子データを送信することができる。
[実施例3]
次に、実施例3に係る画像処理システムについて説明する。実施例3では、電子データ選択画面において電子データを選択するのではなく、電子データ識別情報をバーコードやQRコード(登録商標)などに変換して画像データに付加しておく。このバーコードなどが付加された画像データに対して、画像処理サーバ600がOCR処理やOMR処理を行うことで、電子データ識別情報を自動的に機器側で取得する。
図22は、実施例3に係る画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。図22に示す機能において図4に示す機能と同様のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。
MFP500は、UI表示部101、UI制御部501、画像生成部103、記憶部104、リモート通信部105を含む。UI制御部501は、電子データ指定部122を不要とする。
リモート通信部105は、バーコードなどを含む画像データと配信設定情報とを画像処理サーバ600に送信する。
画像処理サーバ400は、リモート通信部201、ジョブ実行・管理部203、記憶部202、ワークフロー実行部601、データ処理部602、電子データ取得部204を含む。
ワークフロー実行部601は、まず、画像データに対して、OCR処理、又はOMR処理を行うよう制御する。OCR処理は、画像認識処理を行って、電子データ識別情報を取得する。また、OMR処理は、マーク認識処理を行って、電子データ識別情報を取得する。取得された電子データ識別情報は、電子データ取得部204に出力される。電子ファイル取得部204が電子データ識別情報に基づいて電子データを取得した後の処理は実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
以上、実施例3によれば、電子データを表示画面から選択しなくても、電子データ識別情報をバーコードなどで画像に付加することにより、自動で電子データを取得することができる。
[実施例4]
次に、実施例4に係る画像処理システムについて説明する。実施例4では、画像形成装置として、UI表示部101などの機能がないスキャナ機700を用いるため、ユーザは任意の電子データを選択することはできない。よって、画像処理サーバ800により自動で選択するか、もしくは事前に管理者により電子データが設定されている必要がある。
図23は、実施例4に係る画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。図23に示す機能において図4に示す機能と同様のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。
スキャナ機700は、画像生成部103、記憶部104、リモート通信部701を含む。リモート通信部701は、画像データを画像処理サーバ800に送信する。
画像処理サーバ400は、リモート通信部201、ジョブ実行・管理部203、記憶部801、ワークフロー実行部802、データ処理部602、電子データ取得部204を含む。
記憶部801は、画面情報を不要とする。スキャナ機700がUI機能を有していないからである。また、記憶部801は、例えば図14や図15、図16の制約情報を記憶してもよい。
ワークフロー実行部802は、まず、画像データに対して、OCR処理、又はOMR処理を行うよう制御する。OCR処理は、画像認識処理を行って、電子データ識別情報を取得する。また、OMR処理は、マーク認識処理を行って、電子データ識別情報を取得する。これにより、電子データ識別情報を付加した画像データが含まれていれば、配信処理対象の電子データを取得することができる。
また、ワークフロー実行部802は、OCR処理やOMR処理をしても電子データ識別情報を取得できないときは、記憶部801に記憶されている制約情報に基づいて電子データを取得する。取得された電子データ識別情報は、電子データ取得部204に出力される。電子ファイル取得部204が電子データを取得した後の処理は実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
以上、実施例4によれば、UI表示部などの機能がないスキャナ専用機700を用いる場合でも、画像データ及び電子データに対して配信処理を行うことができる。
[実施例5]
次に、実施例5における画像形成装置について説明する。実施例5では、前述した画像処理サーバ30がMFP900に組み込まれている。図24は、実施例5に係るMFP900の機能構成の一例を示すブロック図である。図24に示すように、実施例5における画像処理サーバが組み込まれたMFPの各機能は、基本的には図4に示すMFP10の機能及び画像処理サーバ30の機能と同様である。これにより、実施例5に係るMFP900によれば、MFP単体で、各実施例に示した処理を行なうことができる。
なお、各実行例の電子データ取得部は、記憶先から電子データが削除され、電子データが取得できない場合がある。この場合、電子データ取得部から取得できない旨をMFPに送信し、MFP側でエラー表示するようにしてもよい。
また、電子データが削除された理由として、アーカイブファイルにバックアップされた可能性がある。この場合、電子データ取得部は、バックアップファイルから電子データを探すために、電子データのファイルIDなどが必要になる。よって、電子データ識別情報は、ファイルパス及びファイルIDとし、電子データ取得部は、ファイルパスの位置に電子データがない場合は、バックアップファイルからファイルIDを用いて検索するようにしてもよい。
また、電子ファイルの記憶先としては、電子ファイル取得部がアクセス可能なデータベースやメモリなどであるとし、前述した例に限られないことは言うまでもない。
なお、各実施例の画像処理サーバは、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置などの装置を備えており、ワークステーションや通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
各実施例の画像処理サーバや実施例5のMFPで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、各実施例の画像処理サーバや実施例5のMFPで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、各実施例の画像処理サーバや実施例5のMFPで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、各実施例の画像処理サーバや実施例5のMFPで実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
各実施例の画像処理サーバや実施例5のMFPで実行されるプログラムは、前述した各手段を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段が主記憶装置上にロードされ、上記各手段が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
10、20、300、500、900 MFP
30、400、600、800 画像処理サーバ
40 画像管理サーバ
50 情報処理端末
60 SMTPサーバ
70 Webサーバ
80 ファイルサーバ
101 UI表示部
102、501 UI制御部
103 画像生成部
104 記憶部
105、701 リモート通信部
121 フロー選択部
122 電子データ指定部
123 書誌情報入力部
201、401 リモート通信部
202、403、801 記憶部
203、402 ジョブ実行・管理部
204、302 電子データ取得部
205、601、802 ワークフロー実行部
206、602 データ処理部
特開2006−018640号公報

Claims (14)

  1. 画像データに対して実行する1以上のデータ処理を含んで構成される1以上のワークフローから、選択画面を介してユーザにより選択されたワークフローを受け付けるフロー選択手段と、
    ネットワーク上に記憶されている電子データを指定する指定画面を介して前記ユーザにより入力された、前記選択されたワークフローに含まれるデータ配信処理を実行するときに前記画像データと共に配信する前記電子データの取得先の指定を受け付けるデータ指定手段と、
    前記選択されたワークフローの実行に際して、前記ユーザにより入力された前記画像データを取得する画像取得手段と、
    取得された当該画像データに関する属性情報に基づき、当該画像データと共に配信する前記電子データを制限する制限手段と
    を備える画像処理装置。
  2. 前記選択されたワークフローに含まれる画像処理を前記画像データに対して実行し、前記電子データと共に配信する配信手段
    を備える請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記属性情報は、前記画像データに対する書誌情報である、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記属性情報は、前記画像データに対して実行するワークフローの識別情報である、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記制限手段は、前記画像データに関する属性情報及び前記データ配信処理における制約条件に基づき、当該画像データと共に配信する前記電子データを制限する、請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記データ指定手段は、所定の記憶手段において記憶される前記電子データの一覧から、画像データと共に配信する電子データの指定を受け付け、
    前記制限手段は、前記データ指定手段において、当該画像データと共に配信する前記電子データとして指定可能な前記電子データを制限する、請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. コンピュータを、
    画像データに対して実行する1以上のデータ処理を含んで構成される1以上のワークフローから、選択画面を介してユーザにより選択されたワークフローを受け付けるフロー選択手段、
    ネットワーク上に記憶されている電子データを指定する指定画面を介して前記ユーザにより入力された、前記選択されたワークフローに含まれるデータ配信処理を実行するときに前記画像データと共に配信する前記電子データの取得先の指定を受け付けるデータ指定手段、
    前記選択されたワークフローの実行に際して、前記ユーザにより入力された前記画像データを取得する画像取得手段、
    取得された当該画像データに関する属性情報に基づき、当該画像データと共に配信する前記電子データを制限する制限手段
    として機能させるためのプログラム。
  8. 前記コンピュータを、
    前記選択されたワークフローに含まれる画像処理を前記画像データに対して実行し、前記電子データと共に配信する配信手段
    として機能させるための請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記属性情報は、前記画像データに対する書誌情報である、請求項7又は8に記載のプログラム。
  10. 前記属性情報は、前記画像データに対して実行するワークフローの識別情報である、請求項7又は8に記載のプログラム。
  11. 前記制限手段は、前記画像データに関する属性情報及び前記データ配信処理における制約条件に基づき、当該画像データと共に配信する前記電子データを制限する、請求項乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 前記データ指定手段は、所定の記憶手段において記憶される前記電子データの一覧から、画像データと共に配信する電子データの指定を受け付け、
    前記制限手段は、前記データ指定手段において、当該画像データと共に配信する前記電子データとして指定可能な前記電子データを制限する、請求項乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 画像データを取得する画像形成装置と、ワークフローの実行を制御する画像処理装置とがネットワークを介して接続し、取得した画像データに対してユーザにより選択されたワークフローを実行する画像処理システムであって、
    前記画像データに対して実行する1以上のデータ処理を含んで構成される1以上のワークフローから、選択画面を介して前記ユーザにより選択されたワークフローを受け付けるフロー選択手段と、
    ネットワーク上に記憶されている電子データを指定する指定画面を介して前記ユーザにより入力された、前記選択されたワークフローに含まれるデータ配信処理を実行するときに前記画像データと共に配信する前記電子データの取得先の指定を受け付けるデータ指定手段と、
    前記選択されたワークフローの実行に際して、前記ユーザにより入力された前記画像データを取得する画像取得手段と、
    取得された当該画像データに関する属性情報に基づき、当該画像データと共に配信する前記電子データを制限する制限手段と
    を備える画像処理システム。
  14. 前記選択されたワークフローに含まれる画像処理を前記画像データに対して実行し、前記電子データと共に配信する配信手段
    を備える請求項13に記載の画像処理システム。
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