JP2022046171A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングで再起動処理を行うことで、従来よりもユーザーの利便性が高い画像形成装置を提供する。【解決手段】 画像形成部と、制御部と、前記画像形成部および前記制御部に供給される電源を制御し、予め定められた省電力移行条件が満たされた場合に予め定められた省電力状態に移行させ、予め定められた再起動条件が満たされた場合に前記制御部を再起動させる電源制御部とを備え、前記制御部は、前記省電力移行条件が満たされた場合に、前記電源をオンにした後の前記制御部の稼働時間が予め定められた許容時間を超えているか否かを判定し、前記稼働時間が前記許容時間を超えている場合は、前記電源制御部に前記省電力状態へ移行させた後、前記制御部を再起動させる再起動処理を実行させ、一方、前記稼働時間が前記許容時間を超えていない場合は、前記電源制御部に前記省電力状態へ移行させる省電力移行処理を実行させることを特徴とする画像形成装置。【選択図】図3

Description

この発明は、画像形成装置に関し、より詳細には、省電力状態移行機能を有する画像形成装置に関する。
従来、省電力状態移行機能を備えた画像形成装置が知られている。このような画像形成装置においては、例えば、装置が一定時間使用されない場合に省電力状態に移行し、所定のタイミングで装置を起動することによって電力消費を抑える。
このような省電力状態移行機能を備えた画像形成装置においては、多くの場合、省電力状態でCPUのスリープのみを行うため、電源をOFFにする操作をしないかぎり、CPUは電源ON状態で維持される。
そのため、ユーザーが電源をOFFにする操作を行わないかぎりは、長期にわたって電源ON状態が維持されることになる。
ここで、長期に電源ON状態が維持されると、OSやメモリの配置などが初期化されないため、リソースワークやメモリの過度のフラグメント、電源ON後の経過時間のオーバーフローなどに起因する画像形成装置の不具合が発生する場合がある。
このような問題を解決すべく、従来、スリープモード中に装置再起動処理を行うことにより、長期的に安定状態を保つ情報機器の発明が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、稼働状態から省電力状態に遷移するときに、シャットダウン状態に遷移するか否かを画像処理時に用いる揮発性記憶装置に関する情報に応じて識別し、シャットダウン状態に遷移すると識別されたときに、シャットダウン状態に遷移した後に起動して省電力状態に遷移させる画像処理装置の発明も開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
また、システムのリソースを管理して画像処理を行う画像形成装置において、システムがリブートすべき状態がいずれのレベルに遷移しているかを判定し、判定されたレベルに応じたリブート処理を予約し、また、画像処理装置本体の周辺の明度レベルを検知し、検知された明度レベルと予約されたリブート処理のレベルとに応じて、リブート工程によるリブート処理の実行の可否を制御する画像形成装置の発明も開示されている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2006-229509号公報 特開2013-123159号公報 特開2014-43067号公報
しかしながら、再起動中は他の処理ができなくなるため、省電力状態に移行した際に自動的に再起動処理を行うと、ユーザーの利便性が低くなってしまうおそれがある。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、適切なタイミングで再起動処理を行うことで、従来よりもユーザーの利便性が高い画像形成装置を提供することにある。
(1)この発明は、画像形成部と、制御部と、前記画像形成部および前記制御部に供給される電源を制御し、予め定められた省電力移行条件が満たされた場合に予め定められた省電力状態に移行させ、予め定められた再起動条件が満たされた場合に前記制御部を再起動させる電源制御部とを備え、前記制御部は、前記省電力移行条件が満たされた場合に、前記電源をオンにした後の前記制御部の稼働時間が予め定められた許容時間を超えているか否かを判定し、前記稼働時間が前記許容時間を超えている場合は、前記電源制御部に前記省電力状態へ移行させた後、前記制御部を再起動させる再起動処理を実行させ、一方、前記稼働時間が前記許容時間を超えていない場合は、前記電源制御部に前記省電力状態へ移行させる省電力移行処理を実行させることを特徴とする画像形成装置が提供される。
この発明において、「画像形成装置」は、トナーによる像形成に電子写真方式を用いるプリンタなどの複写(コピー)機能を有する複写機や複合機、または複写以外の機能をも含むMFP(Multifunctional Peripheral:多機能周辺装置)など、画像を形成して出力する装置である。
この発明によれば、省電力状態への移行条件が満たされた場合であっても、画像形成装置の電源オン後の稼働時間が所定の許容時間を超えている場合にのみ、省電力状態移行後に制御部を再起動するため、従来よりもユーザーの利便性が高い画像形成装置が実現される。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(2)この発明による画像形成装置において、前記画像形成部の予め定められた時間ごとの稼働率を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御部は、前記稼働時間が前記許容時間を超えている場合は、前記稼働率が予め定められた基準値よりも低い場合に前記電源制御部に前記再起動処理を実行させるものであってもよい。
このようにすれば、省電力状態への移行条件が満たされた場合であっても、デジタル複合機1の電源オン後の稼働時間が所定の許容時間を超えており、かつ、ジョブが来る可能性が低い時間帯に場合にのみ、省電力状態移行後に制御部を再起動するため、従来よりもユーザーの利便性が高い画像形成装置が実現できる。
(3)この発明による画像形成装置において、ユーザーからの操作を受け付ける操作部をさらに備え、前記制御部は、前前記操作部が受け付けた予め定められた省電力移行操作によって、前記省電力移行条件が満たされた場合は、前記電源制御部に省電力移行処理を実行させるものであってもよい。
このようにすれば、省電力状態への移行条件が満たされた場合であっても、それが所定の省電力移行キーの操作によるものである場合は、制御部を再起動せずに通常どおり省電力状態に移行するため、従来よりもユーザーの利便性が高い画像形成装置を実現できる。
(4)この発明による画像形成装置において、前記制御部は、前記省電力移行条件が満たされた場合に、前記電源をオンにした後の前記制御部の稼働時間が前記許容時間よりも大きい予め定められた最大許容時間を超えているか否かを判定し、前記稼働時間が前記最大許容時間を超えている場合は、前記電源制御部に前記再起動処理を実行させるものであってもよい。
このようにすれば、省電力状態への移行条件が満たされた場合において、電源オン後の稼働時間が最大許容時間を超えている場合は、省電力状態移行後に制御部を再起動するため、従来よりもユーザーの利便性が高い画像形成装置を実現できる。
(5)この発明による画像形成装置において、前記制御部は、前記電源制御部に省電力移行処理を実行させる前の予め定められた時間内に前記画像形成部に画像を形成させるべき指令を受け付けた場合は、前記電源制御部に前記省電力移行処理の実行をキャンセルさせるものであってもよい。
このようにすれば、省電力状態への移行条件が満たされた場合において、電源オン後の稼働時間が許容時間を超えている場合であっても、再起動の直前に所定のジョブを受け付けた場合は、再起動を行わないため、従来よりもユーザーの利便性が高い画像形成装置を実現できる。
この発明のデジタル複合機の外観を示す斜視図である。 図1に示すデジタル複合機の概略構成を示すブロック図である。 この発明のデジタル複合機の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。 図1に示すデジタル複合機の各部の起動状態による動作の有無を示す説明図である。 図1に示すデジタル複合機の通常の省電力状態移行時および省電力状態移行後電源をOFFにする場合の電力消費量の時間経過を示す説明図である。 この発明の実施形態2に係るデジタル複合機の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施形態3に係るデジタル複合機の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施形態4に係るデジタル複合機の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施形態5に係るデジタル複合機の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
〔実施形態1〕
<デジタル複合機1の構成>
以下、図1および図2に基づき、この発明の実施形態1に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機1の概要について説明する。
図1は、この発明のデジタル複合機の外観を示す斜視図である。
図2は、図1に示すデジタル複合機の概略構成を示すブロック図である。
デジタル複合機1は、複写機能やスキャナ機能、ファクシミリ機能を有し、原稿から読み取った画像データをデジタル処理して出力する装置である。
図2に示すように、デジタル複合機1は、制御部10、画像読取部11、画像形成部12、記憶部13、画像処理部14、通信部15、搬送部16、タッチパネル17、電源18および電源制御部19を備える。
以下、デジタル複合機1の各構成要素を説明する。
制御部10は、デジタル複合機1を統合的に制御するものであって、CPU、RAM、ROM、各種のインターフェース回路等からなる。
制御部10は、デジタル複合機1全体の動作をコントロールするために、各センサの検知、モーター、クラッチ、タッチパネル17等、あらゆる負荷の監視・制御を行う。
画像読取部11は、原稿セット台に置かれた原稿または用紙トレイから搬送されてきた原稿を検知して読み取り、画像データを生成する部分である。
画像形成部12は、画像処理部14によって生成された画像データを記録媒体上に印刷出力する部分であり、LSU121を備える。
LSU121は、画像読取部11によって取得されたデジタル信号からなる画像情報に対応するレーザー光を帯電状態にある感光体ドラムの表面に照射して、静電潜像を形成する装置である。
記憶部13は、デジタル複合機1の各種機能を実現するために必要な情報や、制御プログラムなどを記憶する素子や記憶媒体である。例えば、RAMやROM等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュ記憶部、SSD等の記憶媒体が用いられる。
なお、データを保持する領域がハードディスクドライブで、プログラムを保持する領域がフラッシュ記憶部で構成するといったように、プログラムとデータが異なる装置に保持されてもよい。
画像処理部14は、画像読取部11によって読み取られた原稿の画像を適正な電気信号に変換して画像データを生成する部分である。
通信部15は、ネットワーク等を介して、コンピュータや携帯情報端末、外部の情報処理装置やファクシミリ装置等との通信をおこない、メールやFAXなどの種々の情報をこれら外部の通信装置と送受信する部分である。
搬送部16は、手差トレイ、給紙カセットおよび原稿セット台に格納された記録媒体を画像形成部12まで搬送する部分である。
タッチパネル17は、液晶パネル等から構成された表示パネルと、表示パネルに重ねて配置され、指がタッチされた位置を検出する静電容量方式等のタッチパネルとから構成され、表示部171および操作部172を備える。
表示部171は、各種情報の表示を行い、タッチパネル機能によりユーザーからの指令を受け付ける部分である。
表示部171は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
制御部10は、表示部171を通じて、デジタル複合機1の動作および状態の表示を行う。
操作部172は、デジタル複合機1を操作するためのインターフェースであり、ユーザーからの指令を受け付ける部分である。
電源18は、デジタル複合機1の各部に電力を供給する。
電源18としては、例えば、AT電源、ATX電源、SFX電源などが用いられる。
電源制御部19は、制御部10からの指令に基づき、電源18のON・OFFを制御する部分である。
電源制御部19は、予め定められた省電力状態移行条件に基づき、デジタル複合機1を省電力状態に移行させる。
また、電源制御部19は、予め定められた再起動条件に基づき、制御部10のCPUの電源を切った後、再起動する処理を行う。
<デジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理>
次に、図3~図5に基づき、デジタル複合機1における省電力状態移行時の再起動処理について説明する。
図3は、この発明のデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示す説明図である。
図3のステップS1において、制御部10は、予め定められた省電力状態への移行条件が満たされたか否かを判定する(ステップS1)。
省電力状態への移行条件としては、例えば、操作部172の操作がない状態が予め定められた所定時間経過した場合などがあげられる。
予め定められた省電力状態への移行条件が満たされた場合(ステップS1の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS2の判定を行う(ステップS2)。
一方、予め定められた省電力状態への移行条件が満たされていない場合(ステップS1の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS1の判定に処理を戻す(ステップS1)。
次に、ステップS2において、制御部10は、デジタル複合機1の電源18のON後のOS稼働時間が予め定められた許容時間(例えば、10日など)を超えているか否かを判定する(ステップS2)。
デジタル複合機1の電源18のON後のOS稼働時間が所定の許容時間を超えている場合(ステップS2の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS3において、電源制御部19を制御して、省電力モードに移行後、制御部10の電源をOFFさせて再起動させる(ステップS3)。
一方、デジタル複合機1の電源18のON後のOS稼働時間が所定の許容時間を超えていない場合(ステップS2の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS4において、電源制御部19を制御して、通常どおり省電力状態に移行させる(ステップS4)。
図4は、図1に示すデジタル複合機1の各部の起動状態による動作の有無を示す説明図である。
図4において、通常起動時、通常の省電力状態移行時および省電力状態への移行後電源OFFのそれぞれの場合について、タッチパネル17、タッチパネル17・制御部10・電源制御部19以外の各部、制御部10および電源制御部19のそれぞれに供給される電源がONかOFFかが示されている。
通常起動時においては、タッチパネル17、タッチパネル17・制御部10・電源制御部19以外の各部、制御部10および電源制御部19の電源がすべてONになっている。
また、通常の省電力状態移行時においては、タッチパネル17およびタッチパネル17・制御部10・電源制御部19以外の各部の電源がOFFになるが、制御部10および電源制御部19の電源はONのままである。
一方、省電力状態への移行後電源をOFFにする場合は、電源制御部19の電源をONにする以外は、すべての電源をOFFにする。
図5は、図1に示すデジタル複合機1の通常の省電力状態移行時(A)および省電力状態移行後電源をOFFにする場合(B)の電力消費量の時間経過を示す説明図である。
図5(A)に示すように、通常の省電力状態への移行時は、通常モードから省電力モードへと移行するが、省電力モードの電源消費量は、通常モードの電源消費量よりも低くなるもののゼロではない。
一方、図5(B)に示すように、省電力状態への移行後電源OFFの場合は、通常モードから電源OFF状態になり、その後、省電力モードへと移行する。
電源OFF状態では、電源制御部19以外の電源消費量はゼロになる。
このように、省電力状態への移行条件が満たされた場合であっても、デジタル複合機1の電源ON後のOS稼働時間が所定の許容時間を超えている場合にのみ、省電力状態移行後に制御部10を再起動するため、従来よりもユーザーの利便性が高いデジタル複合機1を実現することができる。
〔実施形態2〕
<この発明の実施形態2のデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理>
次に、図6に基づき、この発明の実施形態2のデジタル複合機1における省電力状態移行時の再起動処理について説明する。
実施形態2のデジタル複合機1の構成は、実施形態1のデジタル複合機1の構成(図2)と同様であるため、説明を省略する。
図6は、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図6のステップS11,S12,S15およびS16の処理は、それぞれ図3(実施形態1)のステップS1,S2,S6およびS7の処理に対応するため、説明を省略する。
ここでは、実施形態1に記載のない図6のステップS13およびS14の処理について説明する。
ステップS12において、デジタル複合機1の電源18のON後のOS稼働時間が所定の許容時間を超えている場合(ステップS12の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS13において、記憶部13に記憶された過去のジョブ履歴をチェックする(ステップS13)。
続いて、ステップS14において、制御部10は、当該ジョブ履歴に基づき、ジョブが来る可能性が低い時間帯か否かを判定する(ステップS14)。
例えば、過去のジョブ履歴を参照して、12:00~13:00など、予め定められた時間帯に受け付けたジョブの数が所定の数(例えば、5つ)よりも少ない場合、その時間帯は、ジョブが来る可能性が低い時間帯であると判定する。
ジョブが来る可能性が低い時間帯であると判定した場合(ステップS14の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS15において、電源制御部19を制御して、省電力モードに移行後、制御部10の電源をOFFさせて再起動させる(ステップS15)。
一方、ジョブが来る可能性が低い時間帯でないと判定した場合(ステップS14の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS16において、電源制御部19を制御して、通常どおり省電力状態に移行させる(ステップS16)。
このように、省電力状態への移行条件が満たされた場合であっても、デジタル複合機1の電源ON後のOS稼働時間が所定の許容時間を超えており、かつ、ジョブが来る可能性が低い時間帯に場合にのみ、省電力状態移行後に制御部10を再起動するため、従来よりもユーザーの利便性が高いデジタル複合機1を実現することができる。
〔実施形態3〕
<この発明の実施形態3のデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理>
次に、図7に基づき、この発明の実施形態3のデジタル複合機1における省電力状態移行時の再起動処理について説明する。
実施形態3のデジタル複合機1の構成は、実施形態1のデジタル複合機1の構成(図2)と同様であるため、説明を省略する。
図7は、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図7のステップS21およびS23~S25の処理は、それぞれ図3(実施形態1)のステップS1~S4の処理に対応するため、説明を省略する。
ここでは、実施形態1に記載のない図7のステップS22の処理について説明する。
ステップS21において、予め定められた省電力状態への移行条件が満たされた場合(ステップS21の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS22において、当該移行条件が予め定められた省電力移行キーの操作によるものか否かを判定する(ステップS22)。
当該移行条件が予め定められた省電力移行キーの操作によるものでない場合(ステップS22の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS23において、デジタル複合機1の電源18のON後のOS稼働時間が所定の許容時間を超えているか否かを判定する(ステップS23)。
一方、当該移行条件が予め定められた省電力移行キーの操作によるものである場合(ステップS22の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS25において、電源制御部19を制御して、通常どおり省電力状態に移行させる(ステップS25)。
このように、省電力状態への移行条件が満たされた場合であっても、それが所定の省電力移行キーの操作によるものである場合は、制御部10を再起動せずに通常どおり省電力状態に移行するため、従来よりもユーザーの利便性が高いデジタル複合機1を実現することができる。
〔実施形態4〕
<この発明の実施形態4のデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理>
次に、図8に基づき、この発明の実施形態4のデジタル複合機1における省電力状態移行時の再起動処理について説明する。
実施形態4のデジタル複合機1の構成は、実施形態1のデジタル複合機1の構成(図2)と同様であるため、説明を省略する。
図8は、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図8のステップS31およびS33~S35の処理は、それぞれ図3(実施形態1)のステップS1~S4の処理に対応するため、説明を省略する。
ここでは、実施形態1に記載のない図8のステップS32の処理について説明する。
ステップS31において、予め定められた省電力状態への移行条件が満たされた場合(ステップS31の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS32において、電源ON後のOS稼働時間が予め定められた最大許容時間(例えば、30日など)を超えているか否かを判定する(ステップS32)。
電源ON後のOS稼働時間が最大許容時間を超えている場合(ステップS32の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS34において、電源制御部19を制御して、省電力モードに移行後、制御部10の電源をOFFさせて再起動させる(ステップS34)。
一方、電源ON後のOS稼働時間が最大許容時間を超えていない場合(ステップS32の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS33において、当該移行条件が予め定められた省電力移行キーの操作によるものか否かを判定する(ステップS33)。
このように、省電力状態への移行条件が満たされた場合において、電源ON後のOS稼働時間が最大許容時間を超えている場合は、省電力状態移行後に制御部10を再起動するため、従来よりもユーザーの利便性が高いデジタル複合機1を実現することができる。
〔実施形態5〕
<この発明の実施形態5のデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理>
次に、図9に基づき、この発明の実施形態5のデジタル複合機1における省電力状態移行時の再起動処理について説明する。
実施形態5のデジタル複合機1の構成は、実施形態1のデジタル複合機1の構成(図2)と同様であるため、説明を省略する。
図9は、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の省電力状態移行時の再起動処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図9のステップS41~S43およびS45の処理は、それぞれ図3(実施形態1)のステップS1~S4の処理に対応するため、説明を省略する。
ここでは、実施形態1に記載のない図9のステップS43の処理について説明する。
ステップS42において、デジタル複合機1の電源18のON後のOS稼働時間が所定の許容時間を超えている場合(ステップS42の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS43において、再起動前の予め定められた時間内にジョブを受け付けたか否かを判定する(ステップS43)。
再起動前の予め定められた時間内にジョブを受け付けなかった場合(ステップS43の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS44において、電源制御部19を制御して、省電力モードに移行後、制御部10の電源をOFFさせて再起動させる(ステップS44)。
再起動前の予め定められた時間内にジョブを受け付けた場合(ステップS43の判定がYesの場合)、制御部10は、処理を終了させる。
このように、省電力状態への移行条件が満たされた場合において、電源ON後のOS稼働時間が許容時間を超えている場合であっても、再起動の直前に所定のジョブを受け付けた場合は、再起動を行わないため、従来よりもユーザーの利便性が高いデジタル複合機1を実現することができる。
この発明の好ましい態様は、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含む。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:デジタル複合機、 10:制御部、 11:画像読取部、 12:画像形成部、 13:記憶部、 14:画像処理部、 15:通信部、 16:搬送部、 17:タッチパネル、 18:電源、 19:電源制御部、 121:LSU、 171:表示部、 172:操作部

Claims (5)

  1. 画像形成部と、
    制御部と、
    前記画像形成部および前記制御部に供給される電源を制御し、予め定められた省電力移行条件が満たされた場合に予め定められた省電力状態に移行させ、予め定められた再起動条件が満たされた場合に前記制御部を再起動させる電源制御部とを備え、
    前記制御部は、前記省電力移行条件が満たされた場合に、前記電源をオンにした後の前記制御部の稼働時間が予め定められた許容時間を超えているか否かを判定し、
    前記稼働時間が前記許容時間を超えている場合は、前記電源制御部に前記省電力状態へ移行させた後、前記制御部を再起動させる再起動処理を実行させ、一方、前記稼働時間が前記許容時間を超えていない場合は、前記電源制御部に前記省電力状態へ移行させる省電力移行処理を実行させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部の予め定められた時間ごとの稼働率を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記稼働時間が前記許容時間を超えている場合は、前記稼働率が予め定められた基準値よりも低い場合に前記電源制御部に前記再起動処理を実行させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. ユーザーからの操作を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前前記操作部が受け付けた予め定められた省電力移行操作によって、前記省電力移行条件が満たされた場合は、前記電源制御部に省電力移行処理を実行させる、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記省電力移行条件が満たされた場合に、前記電源をオンにした後の前記制御部の稼働時間が前記許容時間よりも大きい予め定められた最大許容時間を超えているか否かを判定し、
    前記稼働時間が前記最大許容時間を超えている場合は、前記電源制御部に前記再起動処理を実行させる、請求項1~3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記電源制御部に省電力移行処理を実行させる前の予め定められた時間内に前記画像形成部に画像を形成させるべき指令を受け付けた場合は、前記電源制御部に前記省電力移行処理の実行をキャンセルさせる、請求項1~4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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