JPH08183228A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成方法及び装置

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JPH08183228A
JPH08183228A JP6328321A JP32832194A JPH08183228A JP H08183228 A JPH08183228 A JP H08183228A JP 6328321 A JP6328321 A JP 6328321A JP 32832194 A JP32832194 A JP 32832194A JP H08183228 A JPH08183228 A JP H08183228A
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Japan
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image forming
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restarting
unit
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JP6328321A
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Inventor
Yoko Nishikawa
陽子 西川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成装置において不具合が発生した場合
に、外部へその旨を通知するとともに、自動的に再起動
を行うことを可能とする。 【構成】外部の機器より受信したデータに基づいて画像
を形成する画像形成装置において異常の発生が検出され
た場合、外部の機器との双方向通信を可能とする通信手
段を介して、該異常の発生を外部の機器に通知する。ま
た、この異常の状態を示すデータは不揮発性の記憶媒体
に記憶されるので、再起動処理後でも参照することがで
きる。また、異常の状態は、外部の機器に前記通信手段
を介して送信され、使用者に通知される。そして、異常
の発生後の経過時間を計測し、所定の時間の経過が計測
されたときは、当該装置の再起動が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部からの出力情報を
解析して可視画像を形成する画像形成方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置では、装置内部で不
具合が発生し、当該画像形成装置を再起動しなければ回
避できないような状態になった場合、ユーザが当該装置
の操作パネルやスイッチを操作したり、ホストコンピュ
ータからコマンドを送ったりして再起動していた。ま
た、再起動が行われると、装置内の設定値やメモリが初
期化されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ユーザがホストコンピュータから出力するデ
ータを送信した後に席を離れていた場合、画像形成装置
は不具合が発生したままの状態で放置されることにな
り、装置を複数人で共有している場合、他の人が出力を
行えなくなり、迷惑をかけることがあった。また、デー
タ待機中に節電する機能があっても、不具合が発生した
ままの状態では節電するモードに移行できず、むだな電
力を消費することがあった。更に、不具合に気がついた
場合でも、画像形成装置を再起動すると内部の状態が初
期化されてしまうので、不具合が発生した状況を知るこ
とができす、原因を調査するのが困難だったり、出力デ
ータを送信し直したりする必要があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、画像形成装置において不具合が発生した場
合に、外部へその旨を通知するとともに、自動的に再起
動を行うことを可能とする画像形成方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0005】また、本発明の他の目的は、画像形成装置
において不具合が発生した場合に、その不具合の状況を
示す情報を格納することを可能とし、不具合状況の把握
を容易とする画像形成方法及び装置を提供することにあ
る。
【0006】更に、本発明の他の目的は、画像形成装置
において不具合が発生した場合に、自動的に再起動する
とともに、処理中のデータについて自動的に再処理を行
うことを可能とし、操作性を向上した画像形成方法及び
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像形成装置は以下の構成を備えている。
即ち、外部の機器と双方向で通信する通信手段と、当該
画像形成装置における異常の発生を検出する検出手段
と、前記検出手段によって異常が検出された場合、該異
常の発生を前記通信手段を介して前記外部の機器に通知
する通知手段と、前記異常の状態を示すデータ記憶する
不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段によって記憶した
データを前記外部の機器に前記通信手段を介して送信す
る送信手段とを備える。
【0008】また、好ましくは、前記異常の発生後の経
過時間を計測する計測手段と、前記計測手段により所定
の時間の経過が計測されたとき当該装置の再起動を実行
する再起動手段とを更に備える。所定時間の経過後に自
動的に再起動が実行されるので、異常状態が発生して停
止したまま放置されることを防止できる。
【0009】また、好ましくは、前記外部の機器より受
信した受信データを保持する保持手段を更に備え、前記
再起動手段は、前記計測手段により所定の時間の経過が
計測されたとき或は再起動の指示がなされたとき、当該
装置の再起動を行うとともに、前記保持手段に保持され
た受信データを用いて、異常の発生により中断された処
理を再度実行する。再起動の実行時に中断された処理の
再起動が行われるので、再起動後に外部より再度データ
を送信する必要が無くなり、操作性が向上する。
【0010】また、好ましくは、前記再起動手段による
再起動後に異常が発生した場合、当該再起動直前の異常
の状態と再起動後の異常の状態とを比較する比較手段
と、前記比較手段により当該再起動前後の異常の状態が
同じであると判断された場合、前記再起動手段による再
起動を禁止する再起動禁止手段とを更に備える。再起動
後に同じ異常が発生した場合は、再起動による処置のみ
では対応できないので、再起動処理を禁止し、無用な処
理を防止するためである。
【0011】また、好ましくは、前記通信手段はネット
ワークを介して通信を行い、前記外部の機器より受信し
た受信データを保持する保持手段を更に備え、前記再起
動手段における再起動は、前記ネットワーク上の他の装
置に対して、前記保持手段に保持された受信データに基
づく処理を実行させる。ネットワーク上の他の装置に対
して受信データの処理を代行させることが可能となるか
らである。
【0012】また、好ましくは、前記通信手段はネット
ワークを介して通信を行い、前記外部の機器より受信し
た受信データを保持する保持手段と、前記再起動手段に
よる再起動後に異常が発生した場合、当該再起動直前の
異常の状態と再起動後の異常の状態とを比較する比較手
段と、前記比較手段により当該再起動前後の異常の状態
が同じであると判断された場合は、前記再起動手段によ
る再起動を禁止するとともに、前記ネットワーク上の他
の装置に対して前記保持手段に保持された受信データに
基づく処理を代行させる代行手段とを更に備える。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、外部の機器より受信した
データに基づいて画像を形成する画像形成装置において
異常の発生が検出された場合、外部の機器との双方向通
信を可能とする通信手段を介して、該異常の発生を外部
の機器に通知する。また、この異常の状態を示すデータ
は不揮発性の記憶媒体に記憶されるので、再起動処理後
でも参照することができる。また、異常の状態は、外部
の機器に前記通信手段を介して送信され、使用者に通知
される。
【0014】また、他の構成によれば、異常の発生後の
経過時間を計測し、所定の時間の経過が計測されたとき
は、当該装置の再起動が実行される。
【0015】また、他の構成によれば、外部の機器より
受信した受信データを保持しておき、再起動を行う際に
保持された受信データを用いて、異常の発生により中断
された処理を再度実行する。
【0016】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例を説明する。
【0017】<実施例1>まず、本実施例を適応するレ
ーザビームプリンタの構成について図1を参照して説明
する。
【0018】図1は実施例のレーザビームプリンタ(以
下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、このL
BPは不図示のデータ源から文字パターンの登録や提携
書式(フォームデータ9)などの登録が行える。
【0019】図において、100はLBP本体であり、
外部に接続されているホストコンピュータから供給され
る印刷情報(文字コード等)やフォーム情報或いはマク
ロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの情報
に従って対応する文字パターンやフォームパターンなど
を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。3
00は操作のためのスイッチ及びLED表示器などが配
されている操作パネル、101はLBP100全体の制
御及びホストコンピュータから供給される文字情報など
を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ
制御ユニット101は主に文字情報を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換してレーザドライバ102に出
力する。
【0020】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光1
04をオン・オフ切り換えする。このレーザ光104は
回転多面鏡105で左右方向に振らされて静電ドラム1
06上を走査露光する。これにより、静電ドラム106
上には文字パターンの静電潜像が形成されることにな
る。この潜像は静電ドラム106周囲に配設された現像
ユニット107により現像された後、記録紙に転写され
る。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート
記録紙はLBP100に装着した用紙カセット108に
収納され、給紙ローラ109及び搬送ローラ110と1
11とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム10
6に供給される。
【0021】図2は、本実施例に適用される印刷装置の
一例としてのレーザビームプリンタ(LBP)の制御構
成を示すブロック図である。なお、本実施例ではLBP
を用いて説明するが、これに限るものではなく、LED
プリンタ、インクジェットプリンタ、等であってもよ
い。更に、画像形成装置としては、CRT,LCD等の
表示装置であってもよい。
【0022】図2において、201はホストコンピュー
タであり、プリントデータ及び制御コードからなる出力
情報をLBPのプリンタ制御ユニット101に出力する
ものである。なお、ホストコンピュータ201とプリン
タ制御ユニット101は、双方向で通信可能なインター
フェースで接続されている。203は受信バッファであ
り、ホストコンピュータ201よりの受信データを格納
する。204はCPUであり、当該装置の全体の制御を
行う。205はROMであり、LBPを制御する制御プ
ログラムが格納されている。CPU204はROM20
5に格納された制御プログラムを実行することで各種の
制御を実現する。206はRAMであり、印刷処理等、
CPU204が各種の制御を実行するにあたっての作業
領域を提供する。
【0023】207はページバッファメモリであり、受
信したデータをビットマップに展開するための内部デー
タをページ毎に記憶する。208はビットマップメモリ
であり、1ページ分の出力画像を格納する。209は操
作パネルであり、ユーザが各種の設定を行ったり、メッ
セージを表示したりする。210はハードディスク等の
記憶装置、211はビットマップメモリの内容を紙等の
記録媒体上に出力するプリンタエンジンである。212
は印刷された出力用紙である。
【0024】次に本実施例の処理の流れを図3に示すフ
ローチャートに従って説明する。まず、ホストコンピュ
ータ201からの出力データを受信し(ステップS20
1)、受信バッファ203に蓄積する。次に受信バッフ
ァ203からデータを逐次取り出し、これらのデータを
解析し、ページバッファメモリ207に内部データをペ
ージ毎に記憶する。更に、印刷可能な形(ビットマップ
データ)としてビットマップメモリ208に展開してい
く(ステップS202)。
【0025】以上の処理が、エラーもなく、正常に終了
した場合は、ステップS203、ステップS204を経
て出力処理を行い(ステップS205)、用紙に可視画
像を形成する(ステップS206)。
【0026】一方、データ処理の途中でハードウェアの
故障ではなく、メモリ不足等のソフトウェア上でのエラ
ーが発生した場合は、ステップS203からステップS
207へ進む。この種のエラーとして、例えば大量のフ
ォントをダウンロードしてしまい、印刷データの処理に
必要なメモリが圧迫されてしまった場合を考える。
【0027】まず、エラーが発生した場合、プログラム
では通常、各種ルーチンからエラー処理用のルーチン
(データ処理を中止したり、パネルにメッセージを表示
したりする)に制御をうつす。ここで、エラーが発生し
た時の各種状態を、ハードディスク等の記録装置210
に保存する(ステップS207)。なお、接続されてい
る他の機器の記憶装置があればそこに保存するようにし
てもよい。ここで、各種状態とは、例えばエラーの種類
やエラーコード、受信バッファやキャッシュメモリのサ
イズ、解像度等の印刷環境の設定値、メモリや記憶装置
の使用状況、ホストのID、ユーザのID、またエラー
処理ルーチンをコールした関数の名前などである。その
後、操作パネルにエラーコードやメッセージを表示する
(ステップS208)。更に、ホストコンピュータ20
1にもエラー情報を送信する。なお、エラーコードやメ
ッセージに加え、ステップ207で保存した各種状態の
情報も送信する(ステップS209)。図4は、これら
の情報が操作パネル或はホストコンピュータのディスプ
レイに表示された例である。
【0028】次に、エラー発生時からの経過時間の測定
を開始する(ステップS210)。一定の間隔でユーザ
がパネルやコマンドで再起動の操作を行ったかどうかを
監視し(ステップS211)、再起動の操作を行った場
合は再起動を行うルーチンに制御を移し、再起動を行う
(ステップS214)。再起動の操作が行われない場合
は引き続き経過時間を測定し、あらかじめ定められた制
限時間を越えても手動による再起動の操作が無い場合に
は、ステップS212よりステップS213へ進む。ス
テップS213では、自動で再起動するということを、
ホストコンピュータ201に図5に示すように日時と共
に通知し(ステップS213)、再起動を行うルーチン
に制御を移して、自動的に再起動が行われる(ステップ
S214)。
【0029】以上説明したように、実施例1の印刷装置
によれば、エラー発生後に何の処置が施さなくとも、所
定の時間が経過した後に自動的に再起動が実行されるの
で、無意味にエラー状態が継続することを防止する。
【0030】また、エラーの状態を示す情報が記憶され
るので、再起動が実行された後でも不具合の発生状態を
容易に把握することが可能となる。
【0031】<実施例2>本実施例2では実施例1に加
え、エラーが発生した時のデータを再起動後に自動的に
再処理するものである。実施例2においても実施例1
(図1及び図2)と同様のレーザビームプリンタへの適
用を説明することとし、その構成は実施例1と同様であ
るのでここでは説明を省略する。以下に、実施例2の制
御を図6に示すフローチャートに従って説明する。
【0032】まず、ホストコンピュータ201からの出
力データを受信し(ステップS401)、受信バッファ
203に蓄積する。次に受信バッファ203よりデータ
を逐次取り出し、ハードディスクなどの記憶装置210
に保存する(ステップS402)。接続されている他の
機器の記憶装置があればそこに保存するようにしてもよ
い。ここで保存したデータは、再起動後に受信したデー
タについて再処理を行うときに利用される。
【0033】上述のデータの保存とともに、次に受信バ
ッファ203からデータを逐次取り出し、これらのデー
タを解析し、ページバッファメモリ207に内部データ
をページ毎に記憶する。更に、印刷可能な形(ビットマ
ップデータ)としてビットマップメモリ208に展開し
ていく(ステップS403)。エラーもなく、正常に処
理が終了した場合はステップS404、ステップS40
5を経てステップS406へ進み、出力処理を行い、用
紙に可視画像を形成する(ステップS407)。そし
て、ステップS402で保存したデータを消去する(ス
テップS408)。
【0034】一方、ステップS404で、エラーが発生
した場合は、ステップS409へ進む。ここでは、実施
例1と同様に、大量のフォントをダウンロードしてしま
い、印刷データの処理に必要なメモリが圧迫されてしま
った場合を考える。この場合は空きメモリを増やせば正
常に印刷できる可能性がある。即ち、再起動し、一時的
な登録データを消去すれば、空きメモリが増え、印刷の
続行が可能となる可能性がある。
【0035】ステップS416で再起動する以前には正
常に印刷処理を行っていたとすると、ステップS417
では直前のエラーが存在しない。即ち、1回目のエラー
発生後の再起動処理ではその直前のエラーは存在しない
ので、処理はステップS403に戻り、記憶装置210
等に保存しておいたデータを元に再びデータの解析を行
う。この再処理の結果、エラーもなく、正常に処理が終
了した場合は、ステップS404、ステップS405を
経てステップS406へ進み、出力処理を行い、用紙に
可視画像を形成する(ステップS407)。そしてステ
ップ402で記憶装置210等に保存したデータを消去
する(ステップS408)。
【0036】一方、ステップS404で、再びエラーが
発生した場合、上述のステップS409〜ステップS4
16の処理が繰り返され、ステップS417に進む。ス
テップS417において、再起動後の再処理で発生した
エラーと、1回目に発生したエラーの状況が同じである
場合には、再起動とデータの再処理だけは解決できない
エラーと判断し、データとエラー状況の記録は消去せず
に保存しておき、ホストコンピュータ201にこれらの
情報を送信する。図7はこれらの情報をホストコンピュ
ータのディスプレイに表示した例である。なお、前回の
エラー状況と同じであるか否かは、ステップS409に
おいて記憶装置210に保存されたエラーの情報を参照
して行われる。
【0037】一方、1回目とはエラー状況が異なる場合
は、もう一度処理をしなおせば正常に印刷できる可能性
があるので、ステップ403に戻り、上記の処理を繰り
返す。また、ステップS413で、手動で再起動の操作
を行った場合でも上記のように再処理を行う。
【0038】以上説明したように、本実施例2によれ
ば、再起動時に処理中の受信データについて再度処理を
行うことが可能となる。また、再起動した後に同じ状況
でエラーが発生した場合は、再起動のみではエラーを解
決できないと判断し、その旨をホストコンピュータに通
知するので、適確な状況通知が可能となる。
【0039】<実施例3>本実施例3は、実施例2に更
に加えて、ネットワーク上で他のプリンタが接続されて
いる場合は再処理を他のプリンタで行わせるものであ
る。本実施例3においても実施例1と同様にレーザビー
ムプリンタへの適用を例に挙げて説明する。従って、そ
の構成は実施例1と同様であり、ここでは説明を省略す
る。但し、プリンタとホストコンピュータの通信はネッ
トワークを介して行われる。
【0040】以下、実施例3の動作を、図8に示すフロ
ーチャートに従って説明する。ステップS601〜ステ
ップS610までの処理は、実施例2のステップS40
1〜ステップS416と同様である。
【0041】データの再処理時においてエラーが発生し
た場合、ステップS611で直前のエラー状況と同じだ
った場合でも、例えば空きメモリが多ければ正常に印刷
できる場合もあるので、ネットワーク上に他のプリンタ
が接続されているのであれば(ステップS612)、記
憶装置210に保存したデータを他のプリンタへ転送し
て処理を行うようネットワークを介して指示を出す。他
のプリンタが接続されていなかった場合はステップS6
14に進み、実施例2と同様の処理を実行する。
【0042】なお、実施例3では他のプリンタで再処理
を行うようにしたが、空きメモリを増やせば正常に処理
できるデータの場合であれば、ホストコンピュータのメ
モリを使用して再処理を行う様に構成してもよい。
【0043】また、上記の実施例で、自動再起動する、
しないの設定をできるようにしてもよい。また、エラー
の発生から自動再起動までの時間は任意の値を設定でき
るようにしてもよい。更に、再起動によって回避できる
可能性のあるエラーが複数ある場合には、エラーの内容
によって、個別に自動再起動する、しないを設定できる
ようにしてもよい。
【0044】上記の実施例2及び実施例3で説明したよ
うな、自動再処理をする、しないの設定をできるように
構成してもよい。また、エラーの内容によって、自動再
処理をする、しないを設定できるようにしてもよい。
【0045】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、ユーザがエラーの発生に気づかずにそのままの状態
で時間が経過した場合でも、自動的に再起動するので長
時間エラーの状態で放置されるのを防止することができ
る。また、再起動する際にエラー発生時の各種状態を記
録することによってエラーの原因調査が容易になる。さ
らに、再起動後、自動的にデータ処理の再処理を試みた
り、ネットワーク上の他のプリンタで再処理を試みるこ
とで、ユーザがデータの再送をする手間が省け、操作性
が著しく向上する。
【0046】尚、本実施例の画像形成装置として、レー
ザビームプリンタを例にして説明したが、これに限定さ
れるものでなく、以下で説明するインクジェットプリン
タ等にも適応可能である。 <装置本体の概略説明>図9は、本発明が適用できるイ
ンクジェット記録装置IJRAの概観図である。
【0047】同図において、リードスクリュー5005
は、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝
達ギア5011,5009を介して回転する。キャリッ
ジHCは、リードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するピン(不図示)を有し、リードスクリ
ュー5005の回転に伴って矢印a,b方向に往復移動
される。このキャリッジHCには、インクジェットカー
トリッジIJCが搭載されている。5002は紙押え板
であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテン5
000に対して押圧する。5007,5008はフォト
カプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存
在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等を
行うためのホームポジション検知手段である。5016
は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材502
2を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引
する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレ
ードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能
にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支持
されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。又、5012は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り
換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0048】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。 <制御構成の説明>次に、上述した装置の記録制御を実
行するための制御構成について、図10に示すブロック
図を参照して説明する。制御回路を示す同図において、
1700は記録信号を入力するインターフェース、17
01はMPU、1702はMPU1701が実行する制
御プログラムを格納するプログラムROM、1703は
各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録デ
ータ等)を保存しておくダイナミック型のROMであ
る。1704は記録ヘッド1708に対する記録データ
の供給制御を行うゲートアレイであり、インターフェー
ス1700、MPU1701、RAM1703間のデー
タ転送制御も行う。1710は記録ヘッド1708を搬
送するためのキャリアモータ、1709は記録紙搬送の
ための搬送モータである。1705はヘッドを駆動する
ヘッドドライバ、1706、1707はそれぞれ搬送モ
ータ1709、キャリアモータ1710を駆動するため
のモータドライバである。
【0049】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ1
704とMPU1701との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ1
706、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ
1705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、印字が行われる。
【0050】以上のようなインクジェットプリンタの制
御構成において、上述した本発明の構成要素を組み込む
ことが可能であり、本発明はレーザビームプリンタに限
らず、上記インクジェットプリンタ等にも適用できるこ
とは明らかである。
【0051】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像形成装置において不具合が発生した場合に、外部へそ
の旨を通知するとともに、自動的に再起動を行うことが
可能となり、エラー発生状態のままで放置されることが
防止される。
【0053】また、本発明によれば、画像形成装置にお
いて不具合が発生した場合に、その不具合の状況を示す
情報を格納することが可能となり、不具合状況の把握が
容易となる。
【0054】更に、本発明によれば、画像形成装置にお
いて不具合が発生した場合に、自動的に再起動するとと
もに、処理中のデータについて自動的に再処理を行うこ
とが可能となり、操作性が向上する。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のレーザビームプリンタの内部構造を示
す断面図である。
【図2】本実施例に適用されるレーザビームプリンタの
制御構成を示すブロック図である。
【図3】実施例1による処理の流れを表すフローチャー
トである。
【図4】実施例1におけるホストコンピュータへの表示
状態を示す図である。
【図5】実施例1におけるホストコンピュータへの表示
状態を示す図である。
【図6】実施例2による処理の流れを表すフローチャー
トである。
【図7】実施例2におけるホストコンピュータへの表示
状態を表す図である。
【図8】実施例3による処理の流れを表すフローチャー
トである。
【図9】本発明が適用できるインクジェット記録装置I
JRAの概観図である。
【図10】図9のインクジェット記録装置の記録制御を
実行するための制御構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
101 プリンタ制御ユニット 201 ホストコンピュータ 203 受信バッファ 204 装置を制御するCPU 205 装置を制御するプログラムが格納されたROM 206 RAM 207 ページバッファメモリ 208 ビットマップメモリ 209 操作パネル 210 記録装置 211 プリンタエンジン 212 出力用紙

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の機器と双方向で通信する通信手段
    と、 当該画像形成装置における異常の発生を検出する検出手
    段と、 前記検出手段によって異常が検出された場合、該異常の
    発生を前記通信手段を介して前記外部の機器に通知する
    通知手段と、 前記異常の状態を示すデータ記憶する不揮発性の記憶手
    段と、 前記記憶手段によって記憶したデータを前記外部の機器
    に前記通信手段を介して送信する送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記異常の発生後の経過時間を計測する
    計測手段と、 前記計測手段により所定の時間の経過が計測されたとき
    当該装置の再起動を実行する再起動手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記外部の機器より受信した受信データ
    を保持する保持手段を更に備え、 前記再起動手段は、前記計測手段により所定の時間の経
    過が計測されたとき或は再起動の指示がなされたとき、
    当該装置の再起動を行うとともに、前記保持手段に保持
    された受信データを用いて、異常の発生により中断され
    た処理を再度実行することを特徴とする請求項2に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記再起動手段による再起動後に異常が
    発生した場合、当該再起動直前の異常の状態と再起動後
    の異常の状態とを比較する比較手段と、 前記比較手段により当該再起動前後の異常の状態が同じ
    であると判断された場合、前記再起動手段による再起動
    を禁止する再起動禁止手段とを更に備えることを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 自動的に再起動を行うか否かを設定する
    設定手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段によって検出された異常の
    内容に基づいて前記再起動手段による再起動を実行する
    か否かを判定する判定手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記計測手段における所定の時間を設定
    する時間設定手段を更に備えることを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記通信手段はネットワークを介して通
    信を行い、 前記外部の機器より受信した受信データを保持する保持
    手段を更に備え、 前記再起動手段における再起動は、前記ネットワーク上
    の他の装置に対して、前記保持手段に保持された受信デ
    ータに基づく処理を実行させることを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記通信手段はネットワークを介して通
    信を行い、 前記外部の機器より受信した受信データを保持する保持
    手段と、 前記再起動手段による再起動後に異常が発生した場合、
    当該再起動直前の異常の状態と再起動後の異常の状態と
    を比較する比較手段と、 前記比較手段により当該再起動前後の異常の状態が同じ
    であると判断された場合は、前記再起動手段による再起
    動を禁止するとともに、前記ネットワーク上の他の装置
    に対して前記保持手段に保持された受信データに基づく
    処理を代行させる代行手段とを更に備えることを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記代行手段における他の装置による
    代行を実行するか否かを設定する設定手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記代行手段における代行を実行させ
    る装置を指定する指定手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 外部より受信したデータに基づいて画
    像を形成する装置における画像形成方法であって、 外部の機器と双方向で通信する通信工程と、 当該装置における異常の発生を検出する検出工程と、 前記検出工程によって異常が検出された場合、該異常の
    発生を前記通信工程を介して前記外部の機器に通知する
    通知工程と、 前記異常の状態を示すデータ記憶する不揮発性の記憶工
    程と、 前記記憶工程によって記憶したデータを前記外部の機器
    に前記通信工程を介して送信する送信工程とを備えるこ
    とを特徴とする画像形成方法。
  13. 【請求項13】 前記異常の発生後の経過時間を計測す
    る計測工程と、 前記計測工程により所定の時間の経過が計測されたとき
    当該装置の再起動を実行する再起動工程とを更に備える
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
  14. 【請求項14】 前記外部の機器より受信した受信デー
    タを保持する保持工程を更に備え、 前記再起動工程は、前記計測工程により所定の時間の経
    過が計測されたとき或は再起動の指示がなされたとき、
    当該装置の再起動を行うとともに、前記保持工程に保持
    された受信データを用いて、異常の発生により中断され
    た処理を再度実行することを特徴とする請求項13に記
    載の画像形成方法。
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