JP2005078607A - サーバ、クライアントおよびネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワークに接続された複数のコンピュータに対して、電源オフを適切に連動させる。
【解決手段】 ネットワークを構成するあるコンピュータに対して電源をオフにする操作をしたとき、そのコンピュータは、他のコンピュータに対して電源オフの要求を送信する(ステップ103)。この要求を受信した他のコンピュータは、電源をオフにできないときには、電源のオフを要求してきたコンピュータが、自分の通信相手であるかどうかを判断する。この判断の結果、電源のオフを要求してきたコンピュータが、自分の通信相手ではないときには、電源オンを続行し、自分の通信相手のときには、電源オフに反対を返信する(ステップ141)。電源のオフを要求したコンピュータは、電源オフに反対を受信したときには、電源オンの状態を続行し(ステップ143)、電源オフに反対を受信しなかったときには、電源をオフにする(ステップ106)。
【選択図】 図9
【解決手段】 ネットワークを構成するあるコンピュータに対して電源をオフにする操作をしたとき、そのコンピュータは、他のコンピュータに対して電源オフの要求を送信する(ステップ103)。この要求を受信した他のコンピュータは、電源をオフにできないときには、電源のオフを要求してきたコンピュータが、自分の通信相手であるかどうかを判断する。この判断の結果、電源のオフを要求してきたコンピュータが、自分の通信相手ではないときには、電源オンを続行し、自分の通信相手のときには、電源オフに反対を返信する(ステップ141)。電源のオフを要求したコンピュータは、電源オフに反対を受信したときには、電源オンの状態を続行し(ステップ143)、電源オフに反対を受信しなかったときには、電源をオフにする(ステップ106)。
【選択図】 図9
Description
この発明は、サーバ、クライアントおよびネットワークシステムに関する。
WOLと呼ばれる機能によれば、複数のコンピュータがネットワークを通じて接続されている場合、1台のコンピュータの電源をオンにすると、あらかじめ設定してある他のコンピュータの電源を連動してオンにすることができる。このWOL機能を利用すれば、サーバの電源がオフであってもクライアントから電源をオンにすることもでき、AT互換機などのパーソナルコンピュータの世界を中心に広く利用されている。
また、一部のAV機器においても、電源を連動させることができ、例えばVTRの電源をオンにすると、ディスプレイ装置の電源を連動してオンにすることができる。
なお、上記の技術に関連する資料として例えば以下の文献がある。
特開2003−69585号公報
上記のようにWOL機能は、パーソナルコンピュータの世界で広く利用されている。しかし、あるコンピュータの電源をオフにしたとき、他のコンピュータの電源も連動してオフにする機能は実現されていない。これは、パーソナルコンピュータなどでは、外部から電源オフの要求が来たときに、電源オフが可能かどうかの判断が複雑になり、ユーザの意図しない電源オフの起きる可能性があるからである。
この発明は、このような問題点を解決しようとするものである。
この発明においては、
複数のコンピュータによりネットワークを構成し、
上記複数のコンピュータのうちの第1のコンピュータに対して電源をオフにする操作をしたとき、上記第1のコンピュータは、上記複数のコンピュータのうちの他のコンピュータに対して電源をオフにする要求を送信し、
上記第1のコンピュータは、上記要求の送信後、電源をオフとし、
上記要求を受信した残りのコンピュータは、電源をオフにできるかどうかの第1の判断をし、
この第1の判断の結果、電源をオフにできるときには、電源をオフにし、
上記第1の判断の結果、電源をオフにできないときには、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手であるかどうかの第2の判断をし、
この第2の判断の結果、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手ではないときには、電源オンの状態を続行し、
上記第2の判断の結果、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手のときには、上記電源のオフを要求してきたコンピュータに、電源オフに反対するレスポンスを送信し、
上記電源のオフを要求したコンピュータは、
上記電源オフに反対するレスポンスを受信したときには、電源オンの状態を続行し、
上記電源オフに反対するレスポンスを受信しなかったときには、電源をオフにする
ようにしたネットワークシステム
とするものである。
複数のコンピュータによりネットワークを構成し、
上記複数のコンピュータのうちの第1のコンピュータに対して電源をオフにする操作をしたとき、上記第1のコンピュータは、上記複数のコンピュータのうちの他のコンピュータに対して電源をオフにする要求を送信し、
上記第1のコンピュータは、上記要求の送信後、電源をオフとし、
上記要求を受信した残りのコンピュータは、電源をオフにできるかどうかの第1の判断をし、
この第1の判断の結果、電源をオフにできるときには、電源をオフにし、
上記第1の判断の結果、電源をオフにできないときには、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手であるかどうかの第2の判断をし、
この第2の判断の結果、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手ではないときには、電源オンの状態を続行し、
上記第2の判断の結果、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手のときには、上記電源のオフを要求してきたコンピュータに、電源オフに反対するレスポンスを送信し、
上記電源のオフを要求したコンピュータは、
上記電源オフに反対するレスポンスを受信したときには、電源オンの状態を続行し、
上記電源オフに反対するレスポンスを受信しなかったときには、電源をオフにする
ようにしたネットワークシステム
とするものである。
この発明によれば、ネットワーク上のあるコンピュータの電源をオフにすると、他のコンピュータの電源も連動してオフにすることができる。そして、そのとき、ジョブを終了しているコンピュータだけ電源をオフにして、ジョブを実行中のコンピュータの電源をオフにすることがないので、ユーザの意図しない電源オフを防ぐことができる。
図1は、この発明を適用できるネットワークシステムの一例を示す。この例においては、3台のサーバA〜Cと、8台のクライアント1〜8とが同一セグメントのネットワークを構成している場合である。
また、機器A〜C、1〜8は、そのセグメント内でTCP/IP方式によりマルチキャストあるいはブロードキャストで通信ができるが、以下の説明においては、マルチキャストで通信を行う場合である。なお、機器A〜C、1〜8はマルチキャストを受信するために特定のポートを開いているものとする。
図2は、サーバA〜Cおよびクライアント1〜8の一例を示す。これら機器A〜C、1〜8は一般のサーバおよびクライアントと同様に構成されている。すなわち、機器A〜C、1〜8のそれぞれは、所定のプログラムを実行するCPU11、BIOSなどの書き込まれたROM12、ワークエリア用のRAM13、および各種のプログラムやデータなどを保存しているHDD14を有する。
さらに、機器A〜C、1〜8のそれぞれは、マウスやキーボードなどの入力インターフェイス15、ディスプレイコントローラ16、ネットワークインターフェイス17、および電源ユニット18を有し、ディスプレイコントローラ16にはディスプレイ20が接続されている。
そして、機器A〜C、1〜8は、電源スイッチを操作して電源をオンにすると、あるいはWOL機能により電源がオンになると、OSやアプリケーションなどの必要なプログラムが、HDD14からRAM13にロードされてそれぞれの動作状態となり、サーバあるいはクライアントとして使用可能になるものである。
そして、これら機器A〜C、1〜8は、ネットワークインターフェイス17を通じて互いに接続され、図1に示すネットワークを構成している。
この発明においては、あるクライアントあるいはサーバの電源をオフにしたとき、例えば図3に示すようなシーケンスで他の機器の電源をオフにするものである。すなわち、今、図4に示すように、クライアント1、2がサーバAを使用していてサーバAと通信中であり、同様にクライアント4がサーバBと通信中で、クライアント6がサーバCと通信中であるとする。また、他のクライアント3、5、7、8は、ジョブを終了しているが電源はオンであるとする。
このような状態にあるとき、クライアント4のジョブが終了したので、図3に符号*1として示すように、ユーザがクライアント4に対して、その電源をオフにする操作したとする。すると、図3および図5に符号*2として示すように、クライアント4は、他機A〜C、1〜3、5〜8に、「自分の電源をオフにします」の通知および「この通知を受信した他のクライアントは電源をオフにして下さい」の要求をマルチキャストにより送信する。
そして、所定の期間が経過すると、図3および図6に符号*3として示すように、クライアント4はOSを終了して電源はオフになる(次回の電源オンの待機状態となる)。なお、この電源オフは、ユーザのクライアント4に対する操作*1に基づく処理であるから、上記のようにそのまま実行しても問題はない。
また、通知*2が送信されると、機器A〜C、1〜3、5〜8により受信されるが、クライアント1〜3、5〜8は、その通知*2のうちの電源オフの要求にしたがって、自分の電源を次のように制御する。すなわち、今の場合、クライアント3、5、7、8はジョブを実行していないので、図3および図6に符号*4として示すように、OSを終了して電源をオフにする。また、クライアント1、2および6は、サーバAおよびCと通信中なので、電源をオンのままとして通信を続行する。
つまり、クライアントは、通知*2の電源オフの要求を受信した場合、電源オフの要求が他のクライアントからであり、かつ、その要求を受信したクライアントが電源をオフにしても問題がなければ、そのまま電源をオフにする。しかし、電源オフの要求が他のクライアントからであっても、その要求を受信したクライアントが、通信中で電源をオフにできないときには、その電源オフの要求を無視する。
一方、クライアント4からの通知*2はサーバA〜Cにおいても受信されるが、その通知*2に対して、図3および図6に符号*5として示すように、サーバA〜Cは他機に、通知*2と同内容の「自分の電源をオフにします」の通知および「この通知を受信した他のクライアントは電源をオフにして下さい」の要求をマルチキャストにより送信する。そして、その送信後、サーバA〜Cは、図3に符号*6により示すように、所定の期間τのレスポンス待ちに入る。
なお、このとき、図6にも示すように、クライアント3、5、7、8は、クライアント4からの電源オフの要求にしたがって電源オフになっている。また、クライアント4も電源はオフである。
そして、サーバA〜Cから電源オフの要求*5が送信されると、これはクライアント1、2、6により受信されるが、クライアント1、2はサーバAと通信中なので、図3および図7に符号*7により示すように、クライアント1、2はサーバAに、通知*5の電源オフの要求に反対するレスポンスをユニキャストにより送信する。
また、残るクライアント6もサーバCと通信中なので、図3および図7に符号*7により示すように、クライアント6はサーバCに、通知*5の電源オフの要求に反対するレスポンスをユニキャストにより送信する。なお、サーバBは、どのクライアントも使用していないので、サーバBには、通知*5の電源オフの要求に反対する通知は送信されてこない。
すると、反対のレスポンス*7はレスポンス待ち期間τに入っているサーバA、Cによりそれぞれ受信される。この結果、サーバA、Cは、電源をオンのままとして通信を続行する。しかし、サーバBには、通知*5の電源オフの要求に反対する通知は送信されてこないので、図3および図8に符号*8として示すように、サーバBはOSを終了して電源をオフにする。
したがって、クライアント4の電源をオフにすると、図8に示すように、このときジョブを終了しているクライアント3、5、7、8およびサーバBの電源が連動してオフになったことになる。また、このとき、通信中のクライアント1、2、6およびサーバA、Cは、電源がオンの状態を続け、その通信を続行する。
こうして、上述のネットワークシステムにおいては、ネットワーク上のあるクライアントの電源をオフにすると、同一セグメント内のネットワーク上に存在する他のサーバやクライアントの電源を連動してオフにすることができる。そして、そのとき、ジョブを終了しているサーバおよびクライアントだけ電源をオフにすることができるので、ジョブを実行中のサーバやクライアントの電源をオフにすることがなく、ユーザの意図しない電源オフを防ぐことができる。
図9および図10は、上述した電源のオフを実現するルーチン100を示す。この電源オフルーチン100は、サーバA〜Cとクライアント1〜8とで共通であり、サーバA〜Cおよびクライアント1〜8のCPU11〜11によりそれぞれ実行されるものである。なお、図9および図10においては、ルーチン100は、この発明に関係する部分だけを抜粋して示している。また、ルーチン100における符号*1〜*8は、図3〜図8における符号*1〜*8に対応する。
すなわち、ユーザが例えばクライアント4の電源のオフの操作をすると(操作*1)、クライアント4において、そのCPU11の処理がルーチン100のステップ101からスタートし、次にステップ102において、通信方式がマルチキャストかどうかを判断する。今の場合、通信方式はマルチキャストなので、処理はステップ102からステップ103に進み、このステップ103において、「自分の電源をオフにします」および「この通知を受信した他のクライアントは電源をオフにして下さい」(通知*2)をマルチキャストにより他機A〜C、1〜3、5〜8に送信する。
続いて、処理はステップ104に進み、このステップ104において、自分がクライアントであるかどうかを判断し、今の場合、自分はクライアント4なので、処理はステップ104からステップ105に進み、このステップ105において、自分の電源をオフにすることが可能かどうかを判断する。
そして、今の場合、クライアント4はサーバとの間で通信中ではなく、電源のオフが可能なので、処理はステップ105からステップ106に進み、このステップ106において、OSを終了して電源をオフにする(処理*3)。
一方、ステップ103により送信された通知*2は、他機A〜C、1〜3、5〜8により受信されるが、受信した機器においては、通知*2を受信すると、CPU11の処理がルーチン100のステップ111からスタートし、次にステップ112において、自分がクライアントであるかどうかを判断する。
そして、この判断の結果、自分がクライアントの場合には、すなわち、クライアント1〜3、5〜8においては、処理はステップ112からステップ113に進み、このステップ113において、自分の電源をオフにすることが可能かどうかを判断する。
そして、今の場合、クライアント3、5、7、8はサーバとの間で通信中ではなく、電源のオフが可能なので、クライアント3、5、7、8においては、処理はステップ113からステップ1114に進み、このステップ114において、OSを終了して電源をオフにする(処理*4)。
また、ステップ113において、クライアント1、2および6は、サーバAおよびCとの間で通信中であり、電源をオフにすることができないので、クライアント1、2、6においては、処理はステップ113からステップ121に進む。そして、このステップ121において、処理がステップ111からスタートした理由となった通知*2の送信元が、現在の自分の通信相手であるかどうかを判断する。
すると、今の場合、通知*2はクライアント4から送信されたものであり、クライアント4は、クライアント1、2、6にとって現在の自分の通信相手ではないので、処理はステップ121からステップ123に進み、電源をオフにすることなく、ルーチン100を終了する。したがって、ルーチン100が実行されても、通信中のクライアント1、2、6の電源はオンのままとなり、サーバA、Cが正常であれば、それまでの通信を続行できることになる。
一方、ステップ112における判断の結果、自分がサーバの場合には、すなわち、サーバA〜Cにおいては、処理はステップ112からステップ131に進み、このステップ131において、自分がすでに電源オフの要求*5を送信したかどうかを判断する。そして、電源オフの要求を送信していないときには、処理はステップ131からステップ102を通じてステップ103に進む。
したがって、ステップ103において、サーバA〜Cは、上述のように、「自分の電源をオフにします」および「この通知を受信した他のクライアントは電源をオフにして下さい」(今の場合、通知*5)をマルチキャストにより他機A〜C、1、2、6に送信する。
すると、この通知*5の送信が他機A〜C、1、2、6において受信されるので、これらの機器A〜C、1、2、6においては、上述のようにCPU11の処理がステップ111からスタートし、処理はステップ112に進む。
この結果、クライアント1、2、6においては、処理はステップ112からステップ113に進み、今の場合、これらクライアント1、2、は電源をオフにすることができないので、処理はさらにステップ121に進む。そして、ステップ121において、クライアント1、2、6は、受信した通知*5が現在の自分の通信相手から送信されてきたものなので、処理はステップ121からステップ122に進み、このステップ122において、クライアント1、2および6はサーバAおよびCに、電源オフ反対のレスポンス*7をユニキャストにより送信し、その後、ステップ123によりルーチン100を終了する。
したがって、今回、ステップ111により受信した電源オフの要求*5は、クライアント1、2、6は無視することになり、実行中の通信を続行できることになる。
また、ステップ112において、自分がサーバA〜Cの場合には、すなわち、サーバA〜Cにおいては、処理はステップ112からステップ131に進むが、今の場合、すでに通知*5として電源オフの要求を送信しているので、処理はステップ131からステップ104に進む。
そして、ステップ104において、サーバA〜Cは自分がサーバなので、処理をステップ104からステップ141に進め、このステップ141において、電源オフ反対のレスポンス*7を受信するための待ち期間τに入る(*6)。そして、レスポンス待ち期間τを経過すると、処理はステップ142に進み、期間τにおける電源オフ反対のレスポンス*7の有無を判断する。
すると、サーバBにおいては、待ち期間τにレスポンス*7を受信していないので、サーバBの処理はステップ142からステップ106に進み、OSを終了して電源をオフにする(処理*8)。また、サーバA、Cにおいては、待ち期間τにレスポンス*7を受信しているので、サーバA、Cの処理はステップ142からステップ143に進み、電源をオフにすることなく、ルーチン100を終了する。
したがって、ルーチン100が実行されると、通信中ではないサーバBの電源はオフになるが、通信中のクライアントサーバA、Cの電源はオフにならず、それまでの通信を続行できることになる。
なお、ユーザが例えばクライアント4の電源をオフにする操作をした場合、クライアント4における処理は、ステップ101→ステップ102→ステップ103→ステップ104→ステップ105に進むが、通信中などで電源をオフにすることができないときには、処理はステップ105からステップ143に進み、ユーザの電源オフの操作は無視される。
また、サーバA〜Cおよびクライアント1〜8の通信方式がマルチキャストではない場合には、ステップ102が実行されたとき、処理はステップ102からステップ151に進み、このステップ151において、電源オフの要求を送信する相手機器のリストを作成する。次に、ステップ152において、ステップ151により作成したリストに含まれる相手機器に、ステップ103と同様の通知*2あるいは*5をユニキャストにより送信し、その後、ステップ104に進む。
以上のようにして、ルーチン100によれば、ネットワーク上のあるクライアントの電源をオフにすると、同一セグメント内のネットワーク上に存在する他のサーバやクライアントの電源を連動してオフにすることができる。そして、そのとき、ジョブを終了しているサーバおよびクライアントだけ電源をオフにすることができるので、ジョブを実行中のサーバやクライアントの電源をオフにすることがなく、ユーザの意図しない電源オフを防ぐことができる。
また、サーバおよびクライアントのどちらから電源オフを要求しても、上記のように適切に電源をオフにすることができる。さらに、上述においては、電源のオフの要求をマルチキャストにより送信したが、各機器が電源のオフを要求する機器のリストを保持すれば、ユニキャストにより電源オフを要求することもできる。この場合には、同一セグメントの条件がなくなるので、セグメントを越えた通信、例えば、家庭内と家庭外との機器の制御も可能になる。
なお、上述においては、通信プロトコルがTCP/IPの場合であるが、電源オフの要求が送信できれるものであれば、他のプロトコルとすることもできる。また、上述においては、クライアント・サーバ形式のネットワークシステムの場合であるが、ピア・ツー・ピア形式のネットワークシステムの場合でも、通信中は、一方がサーバで、他方がクライアントとして機能しているので、同様に電源オフを連動させることができる。すなわち、ネットワークを構成している機器において、電源のオフの要求を他の機器に送信できるものであれば、この発明を適用することができる。
〔略語の一覧〕
AT :IBM Personal Computer/Advanced Technologies
AV :Audio and Visual
BIOS:Basic Input/Output System
CPU :Central Processing Unit
HDD :Hard Disk Drive
IBM :International Business machine (R)
LAN :Local Area Network
OS :Operating System
RAM :Random Access Memory
ROM :Read Only Memory
TCP/IP :Transmission Control Protocol/Internet Protocol
VTR :Video Tape Recorder
WOL :Wakeup On Lan
AT :IBM Personal Computer/Advanced Technologies
AV :Audio and Visual
BIOS:Basic Input/Output System
CPU :Central Processing Unit
HDD :Hard Disk Drive
IBM :International Business machine (R)
LAN :Local Area Network
OS :Operating System
RAM :Random Access Memory
ROM :Read Only Memory
TCP/IP :Transmission Control Protocol/Internet Protocol
VTR :Video Tape Recorder
WOL :Wakeup On Lan
A〜C…サーバ、1〜8…クライアント、100…電源オフルーチン
Claims (5)
- 複数のコンピュータによりネットワークを構成し、
上記複数のコンピュータのうちの第1のコンピュータに対して電源をオフにする操作をしたとき、上記第1のコンピュータは、上記複数のコンピュータのうちの他のコンピュータに対して電源をオフにする要求を送信し、
上記第1のコンピュータは、上記要求の送信後、電源をオフとし、
上記要求を受信した残りのコンピュータは、電源をオフにできるかどうかの第1の判断をし、
この第1の判断の結果、電源をオフにできるときには、電源をオフにし、
上記第1の判断の結果、電源をオフにできないときには、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手であるかどうかの第2の判断をし、
この第2の判断の結果、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手ではないときには、電源オンの状態を続行し、
上記第2の判断の結果、上記電源のオフを要求してきたコンピュータが、現在の自分の通信相手のときには、上記電源のオフを要求してきたコンピュータに、電源オフに反対するレスポンスを送信し、
上記電源のオフを要求したコンピュータは、
上記電源オフに反対するレスポンスを受信したときには、電源オンの状態を続行し、
上記電源オフに反対するレスポンスを受信しなかったときには、電源をオフにする
ようにしたネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
上記電源オフの要求はマルチキャストまたはブロードキャストで送信し、
上記電源オフに反対するレスポンスはユニキャストで送信する
ようにしたネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
第1のコンピュータは、上記他のコンピュータに対して電源をオフにする要求を送信するとき、
その送信相手となるコンピュータのリストを作成し、
このリストに含まれるコンピュータに対して、上記電源をオフにする要求をユニキャストで送信する
ようにしたネットワークシステム。 - ネットワークを構成する複数のコンピュータのうちのサーバであって、
電源をオフにする操作のされたクライアントが送信した要求であって、上記複数のコンピュータに対して電源をオフにする第1の要求を受信したとき、この電源をオフする第1の要求を無視するとともに、他のコンピュータに対して電源をオフにする第2の要求を送信し、
この電源をオフにする第2の要求の送信後に、クライアントから送信されるレスポンスであって、電源をオフにする第2の要求に反対するレスポンスの有無をチェックし、
このチェックの結果、上記電源をオフにする第2の要求に反対するレスポンスを受信しなかったときには、電源をオフにし、
上記チェックの結果、上記電源をオフにする第2の要求に反対するレスポンスを受信したときには、電源オンの状態を続行する
ようにしたサーバ。 - ネットワークを構成する複数のコンピュータのうちのクライアントであって、
電源をオフにする操作のされた別のクライアントが、上記複数のコンピュータに対して電源をオフにする要求を送信したとき、
上記クライアントは、電源をオフにできるかどうか判断し、
この判断の結果、電源をオフにできるときには、電源をオフにし、
上記判断の結果、電源をオフにできないときには、サーバが送信した電源をオフにする要求に対して、電源オフの要求に反対するレスポンスを送信するとともに、電源オンの状態を続行する
ようにしたクライアント。
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