JP2005110001A - 通信環境設定方法および通信環境設定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 クライアント端末側での通信先のアドレス設定を容易にできる通信環境設定方法および通信環境設定プログラムを提供すること。
【解決手段】プリントサーバ20をLAN1内に組み入れる場合、付属の通信環境設定プログラムをクライアント端末10側にインストールして実行させる。これにより、アドレス検索用パケットが生成され、LAN1内にブロードキャスト送信される。サーバ20側では、予め格納されたプログラムにより、自身のIPアドレスを含む応答パケットが生成され、この応答パケットがブロードキャスト送信される。そして、応答パケットを受信したクライアント端末10では、その中に含まれるIPアドレスに基づき通信環境が設定される。このように、クライアント端末10に通信環境設定プログラムをインストールして実行するだけでよく、プリントサーバ20との通信環境を自動的に容易に設定できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばLAN(Local Area Network)等に接続された端末間の通信環境設定方法および通信環境設定プログラムに関する。
近年、家庭においても、家族の幾人かがパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略す)を所有し、それぞれインターネットを利用するといったことが多くなっている。また、このような場合、互いのパソコン間での通信が行えるように、家庭内LANを構築することがある。こうなると、従来では1台のパソコンに接続されていたプリンタ等の周辺機器もLAN内に組み込まれるようになり、各パソコンで共有して使用することが行われる。
一方、そのようなプリンタを複数台のパソコンで共有するには、1台で専有する場合と異なってプリントサーバが必要になる。プリントサーバとしては、一般に市販されているものを購入して接続するだけでよいが、パソコンからデータを送信できるようにするためには、各パソコンにプリントサーバのアドレスを指定するなど、通信環境を正しく設定しなければならない。
コンピュータ・ネットワークには様々なプロトコルが存在するが、インターネットに接続するしないに関わらず、現在最も普及しているのがTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)というプロトコルである。従って、このTCP/IPを用いる限り、LANに接続された端末にはIPアドレスが付与される。そして、通信相手としてプリントサーバを指定するには、データ送信側のパソコンにプリントサーバのIPアドレスを設定しなければならない。
また、IPアドレスは、一度設定してしまえば、それでよい場合もあるが、LANがルータを介してインターネットに接続されており、ルータにDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能が備わっている場合には、システムを起動させる度に、パソコンやプリントサーバには以前と異なったIPアドレスが自動設定される可能性があるため(例えば、特許文献1)、その都度設定内容を確認し、必要に応じて設定し直す必要がある。
しかしながら、特に家庭においてLANを構築する場合には、知識の乏しい一般ユーザが付属のマニュアル等を参照しながらIPアドレスを指定し、通信環境を正しく設定する必要があるため、その作業に手間がかかってユーザの負担が大きいという問題がある。
特に、DHCP機能を備えたルータ等を使用している場合では、一旦設定が済んでも、いずれのパソコンあるいは周辺機器を先に起動するかによりIPアドレスが全く異なってしまうこともあり、このような場合には、その都度設定し直す必要があってさらに面倒である。
特に、DHCP機能を備えたルータ等を使用している場合では、一旦設定が済んでも、いずれのパソコンあるいは周辺機器を先に起動するかによりIPアドレスが全く異なってしまうこともあり、このような場合には、その都度設定し直す必要があってさらに面倒である。
本発明の目的は、クライアント端末側での通信先のアドレス設定を容易にできる通信環境設定方法および通信環境設定プログラムを提供することにある。
本発明の請求項1に係る通信環境設定方法は、コンピュータ・ネットワークに接続されているクライアント端末に対して、これと通信を行うサーバのアドレスを設定するための通信環境設定方法であって、前記クライアント端末では、アドレス検索用の検索パケットを生成する手順と、この検索パケットをブロードキャスト送信する手順と、サーバのアドレスが含まれた応答パケットを受信する手順と、前記アドレスを設定する手順とを備え、前記サーバでは、前記検索パケットを受信する手順と、前記応答パケットを生成する手段と、当該応答パケットをブロードキャスト送信する手順とを備えていることを特徴とする。
本発明の請求項2に斯かる通信環境設定プログラムは、コンピュータ・ネットワークに接続されているクライアント端末に対して、これと通信を行うサーバのアドレスを設定するための通信環境設定プログラムであって、前記クライアント端末を、アドレス検索用の検索パケットを生成する検索パケット生成手段と、この検索パケットをブロードキャスト送信するブロードキャスト送信手段と、サーバのアドレスが含まれた応答パケットを受信する応答パケット受信手段と、前記アドレスを設定するアドレス設定手段として機能させ、前記サーバを、前記検索パケットを受信する検索パケット受信手段と、前記応答パケットを生成する応答パケット生成手段と、当該応答パケットをブロードキャスト送信するブロードキャスト送信手段として機能させることを特徴とする。
請求項1,2の発明によれば、例えばサーバを新たに購入してLAN内に組み入れようとする場合には、サーバに付属の通信環境設定プログラム(CD−ROM等に格納されたソフトウェア)をクライアント端末側にインストールし、これを実行させる。この通信環境設定プログラムにより、クライアント端末では、アドレス検索用パケットが生成され、この検索パケットがLANに接続された端末(含むサーバ)にブロードキャスト送信される。
一方のサーバでは、自身に予め格納されたプログラムにより、前記検索用パケットが受信され、工場出荷時点で設定されるかまたはルータ等のDHCP機能により付されたアドレスを含む応答パケットが生成され、この応答パケットがブロードキャスト送信される。
そして、応答パケットを受信したクライアント端末では、その中に含まれるアドレスに基づき通信環境が設定される。
一方のサーバでは、自身に予め格納されたプログラムにより、前記検索用パケットが受信され、工場出荷時点で設定されるかまたはルータ等のDHCP機能により付されたアドレスを含む応答パケットが生成され、この応答パケットがブロードキャスト送信される。
そして、応答パケットを受信したクライアント端末では、その中に含まれるアドレスに基づき通信環境が設定される。
このように、クライアント端末に通信環境設定プログラムをインストールして実行するだけで、サーバとの通信環境が自動的に設定されるため、知識の乏しい一般ユーザでも設定作業が容易に行われるようになる。
しかも、DHCP機能により、システムを起動する度に異なるアドレスが付される場合でも、クライアント端末において、電源投入に連動して前記通信環境設定プログラムを自動的に実行するようにしておけば、その都度手動で設定し直す必要がなく、DHCP機能が弊害なく有効に利用されるようになる。
しかも、DHCP機能により、システムを起動する度に異なるアドレスが付される場合でも、クライアント端末において、電源投入に連動して前記通信環境設定プログラムを自動的に実行するようにしておけば、その都度手動で設定し直す必要がなく、DHCP機能が弊害なく有効に利用されるようになる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る通信環境設定方法および通信環境設定プログラムが適用されるLAN(コンピュータ・ネットワーク)1を示す模式図である。
LAN1は、家庭内に構築されるような比較的小規模のネットワークであって、複数(本実施形態では3台)のパソコンからなるクライアント端末10と、プリントサーバ(サーバ)20を介して接続されたプリンタ30と、各クライアント端末10およびプリントサーバ20が接続されたルータ40とを含んで構成されており、このルータ40を介してインターネット2に接続されている。
図1は、本実施形態に係る通信環境設定方法および通信環境設定プログラムが適用されるLAN(コンピュータ・ネットワーク)1を示す模式図である。
LAN1は、家庭内に構築されるような比較的小規模のネットワークであって、複数(本実施形態では3台)のパソコンからなるクライアント端末10と、プリントサーバ(サーバ)20を介して接続されたプリンタ30と、各クライアント端末10およびプリントサーバ20が接続されたルータ40とを含んで構成されており、このルータ40を介してインターネット2に接続されている。
本実施形態では、例えばネットワークを構築した当初は、プリンタ30が1台のクライアント端末10にダイレクトに接続されていたものを、LAN1においては、3台のクライアント端末10でプリンタ30を共有するために、このプリンタ30をプリントサーバ20を介してルータ40に接続し、プリントサーバ20にて、各クライアント端末10から送信されて来るデータを制御し、印刷できるようにした。そして、本発明は、プリントサーバ20をユーザが購入し、ネットワーク内に組み入れた際に、各クライアント端末10とプリントサーバ20との通信を行えるように、クライアント端末10側の通信環境を自動設定するために用いられる。
なお、LAN1は、TCP/IPを利用して通信を行うが、必ずしもインターネット2には接続されていなくともよく、接続されていない場合には、ルータ40の代わりにハブが用いられることになる。また、LAN1に接続された端末のうち、プリンタ30およびルータ40は、基本的には、一般的なものと何ら変わらない機能を有するため、ここでの詳細な説明を省略する。
クライアント端末10も基本的には、汎用のパーソナルコンピュータであり、図2に示すように、OS(operating system)上に展開される種々のユーティリティプログラム(アプリケーションソフト)を実行する演算処理部11、LAN1を介して入出力されたデータを制御する通信制御部12、磁気ディスク、ROM、RAM等からなる記憶部13、表示装置14、キーボード15、マウス16、磁気ディスクドライブ17、および光ディスクドライブ18等を備え、固定かまたはルータ40によって動的に付されるIPアドレス、固有のMAC(Media Access Control)アドレスが付与されている。
また、図2では、光ディスクドライブ18に記憶媒体としてのCD−ROM19が挿入され、このCD−ROM19内に格納されているユーティリティプログラム(通信環境設定プログラム)が記憶部13にインストールされ、そして、記憶部13から呼び出されて演算処理部11で実行さている状態が図示されている。つまり、図2では、LAN1にプリントサーバ20を接続した直後に、プリントサーバ20に付属のCD−ROM19を用いて、ユーザによる通信環境設定を行っている様子が示されているのである。
このユーティリティプログラムは、クライアント端末10を検索パケット生成手段51、ブロードキャスト送信手段52、応答パケット受信手段53、およびIPアドレス設定手段54として機能させるものであり、所定のポート番号で受信した応答パケットを処理する。
検索パケット生成手段51は、ユーティリティプログラムを起動させた際に、図4に示すIPアドレス検索用の検索パケットを生成し、ブロードキャスト送信手段52に渡す手順を実行する。
図4において、検索パケットでは、MACヘッダとして、送信側(クライアント端末10側)のMACアドレス、および受信側のMACアドレス(ここでは、ブロードキャスト送信用のMACアドレス)が担持されている。IPヘッダとして、送信側のIPアドレス、および受信側のIPアドレス(ここでは、ブロードキャスト送信用のIPアドレス)が担持されている。UDP(User Datagram Protocol)ヘッダとして、検索パケットをプリントサーバ20側のプログラムで処理させるポート番号(応答パケットをユーティリティプログラムで処理させるための前記ポート番号と同じ)が担持されている。
また、検索パケットのデータ構造としては、通信相手の端末名称(ここでは、プリントサーバ20の名称)、IPアドレス要求コマンド、データ長、要求内容(通信相手のIPアドレスのことであるが、この段階では不明であるため「0」が担持される)、および終了コマンド(0(ゼロ)xFF)である。
ブロードキャスト送信手段52は、ルータ40を介してLAN1に接続された全ての端末、つまり他のクライアント端末10、およびプリントサーバ20に前記検索パケットをブロードキャスト送信する手順を実行する。
応答パケット受信手段53は、LAN1に接続された端末(ここでは、プリントサーバ20)から所定のポート番号の応答パケット(後述)を受信し、これをIPアドレス設定手段54に渡す手順を実行する。
IPアドレス設定手段54は、クライアント端末10に標準的に設けられているルートコマンドを利用し、前記応答パケットに担持されたIPアドレスを通信相手のアドレスとして設定する手順を実行する。
一方、プリントサーバ20は、図3に示すように、サーバ本来の機能を司るプリント部21、LAN1を介して入出力されたデータを制御する通信制御部22、通信環境の設定を支援する環境設定支援部23、およびROM等からなる記憶部24を備え、この記憶部には、環境設定用のプログラムである検索パケット受信手段61、応答パケット生成手段62、ブロードキャスト送信手段63が格納されている。
そして、図3では、これらの手段61〜63が環境設定支援部23に呼び出され、実行されている様子が示されている。
そして、図3では、これらの手段61〜63が環境設定支援部23に呼び出され、実行されている様子が示されている。
検索パケット受信手段61は、LAN1内にブロードキャスト送信された所定のポート番号の検索パケットを受信し、応答パケット生成手段62に渡す手順を実行する。
応答パケット生成手段62は、検索パケットの要求コマンドに従い、プリントサーバ20自身のIPアドレスを含む応答パケットを生成し、この応答パケットをブロードキャスト送信手段63に渡す手順を実行する。
図4において、応答パケットでは、MACヘッダとして、送信側(プリントサーバ20側)のMACアドレス、および受信側のMACアドレス(ここでは、ブロードキャスト送信用のMACアドレス)が担持されている。IPヘッダとして、送信側のIPアドレス(工場出荷時に予め付されている)、および受信側のIPアドレス(ここでも、ブロードキャスト送信用のIPアドレス)が担持されている。UDP(User Datagram Protocol)ヘッダとして、応答パケットをクライアント端末10側のユーティリティプログラムで処理させるポート番号(検索パケットをプリントサーバ20側のプログラムで処理させるためのポート番号と同じ)が担持されている。
応答パケットのデータ構造としては、検索パケットの要求コマンドに応じたプリントサーバ20のIPアドレス、要求されたデータ(検索パケットの要求内容に対応するもので、ここではやはり「0」が担持される)、および終了コマンド(0(ゼロ)xFF)である。
ブロードキャスト送信手段63も、ルータ40を介してLAN1に接続された全ての端末、つまり全クライアント端末10に前記応答パケットをブロードキャスト送信する手順を実行する。
以下には、図5のフローチャートをも参照して、新たなプリントサーバ20をLAN1に接続した際の、クライアント端末10側における通信環境の設定について説明する。
ステップ(以下、ステップを「S」と略す)1:先ず、LAN1へのプリントサーバ20の接続が完了した後、CD−ROM19をクライアント端末10に挿入し、ユーティリティプログラムをインストールし、起動させる。
S2、S3:一方のプリントサーバ20側では、電源をオンにしておき、検索パケット受信手段61が検索パケットの受信を監視する。
ステップ(以下、ステップを「S」と略す)1:先ず、LAN1へのプリントサーバ20の接続が完了した後、CD−ROM19をクライアント端末10に挿入し、ユーティリティプログラムをインストールし、起動させる。
S2、S3:一方のプリントサーバ20側では、電源をオンにしておき、検索パケット受信手段61が検索パケットの受信を監視する。
S4〜S6:そして、クライアント端末10側では、検索パケット生成手段51が検索パケットを生成し、この検索パケットをブロードキャスト送信手段52がLAN1内にブロードキャスト送信する。この後、応答パケット受信手段53により、応答パケットの受信を監視する。
S7、S8:プリントサーバ20側のS3において、検索パケット受信手段61がクライアント端末10からブロードキャスト送信された検索パケットを受信すると、応答パケット生成手段62が自身のIPアドレスを含んだ応答パケットを生成する。この後、この応答パケットをブロードキャスト送信手段63がLAN1内にブロードキャスト送信する。
S9、S10:クライアント端末10の応答パケット受信手段53がプリントサーバ20からの応答パケットを受信し、応答パケットがプリントサーバ20のMACアドレスからの応答であると判断すると、IPアドレス設定手段54は、応答パケット内のIPアドレスをプリントサーバ20のアドレスとして認識し、このIPアドレスをルートコマンドを使用して通信先として設定する。
このような本実施形態によれば、以下の効果がある。
すなわち、通信環境設定プログラムにより、クライアント端末10では、アドレス検索用パケットが生成され、この検索パケットがLAN1内にブロードキャスト送信される。プリントサーバ20では、自身に予め格納されたプログラムにより、検索用パケットが受信され、工場出荷時点で設定されるかまたはルータ40等のDHCP機能により付されたIPアドレスを含む応答パケットが生成され、この応答パケットがブロードキャスト送信される。そして、応答パケットを受信したクライアント端末10では、その中に含まれるIPアドレスに基づき通信環境が設定される。従って、プリントサーバ20を新たに購入してLAN1内に組み入れようとする場合には、付属のCD−ROM19内のユーティリティプログラムをクライアント端末10側にインストールし、これを実行させるだけでよく、こうすることで、プリントサーバ20との通信環境を自動的に設定でき、知識の乏しい一般ユーザでも設定作業を容易にできる。
すなわち、通信環境設定プログラムにより、クライアント端末10では、アドレス検索用パケットが生成され、この検索パケットがLAN1内にブロードキャスト送信される。プリントサーバ20では、自身に予め格納されたプログラムにより、検索用パケットが受信され、工場出荷時点で設定されるかまたはルータ40等のDHCP機能により付されたIPアドレスを含む応答パケットが生成され、この応答パケットがブロードキャスト送信される。そして、応答パケットを受信したクライアント端末10では、その中に含まれるIPアドレスに基づき通信環境が設定される。従って、プリントサーバ20を新たに購入してLAN1内に組み入れようとする場合には、付属のCD−ROM19内のユーティリティプログラムをクライアント端末10側にインストールし、これを実行させるだけでよく、こうすることで、プリントサーバ20との通信環境を自動的に設定でき、知識の乏しい一般ユーザでも設定作業を容易にできる。
しかも、ルータ40のDHCP機能により、クライアント端末10あるいはプリントサーバ20の電源を投入する度に異なるアドレスが付される場合でも、クライアント端末10において、電源投入に連動して前記ユーティリティプログラムを自動的に実行するよう設定しておけば、その都度手動でIPアドレスを設定し直す必要がなく、DHCP機能を弊害なく有効に利用できるというメリットもある。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、本発明に係るサーバとして、プリントサーバ20について記載したが、これに限定されるものではなく、プロジェクタサーバ、FAXサーバ、ルータ、各種のサーバ機能を有したパソコン等であってもよい。
例えば、前記実施形態では、本発明に係るサーバとして、プリントサーバ20について記載したが、これに限定されるものではなく、プロジェクタサーバ、FAXサーバ、ルータ、各種のサーバ機能を有したパソコン等であってもよい。
前記実施形態では、LAN1で使用するプロトコルとしてTCP/IPであったために、取得するアドレスがIPアドレスであったが、本発明に係るアドレスとしては、コンピュータ・ネットワークで使用するプロトコルに応じて決められればよく、IPアドレスに限定されない。
その他、本発明を実施するための最良のネットワーク構成、パケットのデータ構成、通信環境の方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、方法、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した方法、数量、構成などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの方法、数量、構成などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
従って、上記に開示した方法、数量、構成などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの方法、数量、構成などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明は、家庭内に構築されたLANの他、オフィス内のLANなど、比較的小規模のコンピュータ・ネットワークに好適に用いることができる。
1…LAN(コンピュータ・ネットワーク)、10…クライアント端末、20…プリントサーバ(サーバ)、51…検索パケット生成手段、52…ブロードキャスト送信手段、53…応答パケット受信手段、54…IPアドレス設定手段(アドレス設定手段)、61…検索パケット受信手段、62…応答パケット生成手段、63…ブロードキャスト送信手段。
Claims (2)
- コンピュータ・ネットワーク(1)に接続されているクライアント端末(10)に対して、これと通信を行うサーバ(20)のアドレスを設定するための通信環境設定方法であって、
前記クライアント端末(10)では、
アドレス検索用の検索パケットを生成する手順と、
この検索パケットをブロードキャスト送信する手順と、
サーバ(20)のアドレスが含まれた応答パケットを受信する手順と、
前記アドレスを設定する手順とを備え、
前記サーバ(20)では、
前記検索パケットを受信する手順と、
前記応答パケットを生成する手順と、
当該応答パケットをブロードキャスト送信する手順とを備えている
ことを特徴とする通信環境設定方法。 - コンピュータ・ネットワーク(1)に接続されているクライアント端末(10)に対して、これと通信を行うサーバ(20)のアドレスを設定するための通信環境設定プログラムであって、
前記クライアント端末(10)を、
アドレス検索用の検索パケットを生成する検索パケット生成手段(51)と、
この検索パケットをブロードキャスト送信するブロードキャスト送信手段(52)と、 サーバ(20)のアドレスが含まれた応答パケットを受信する応答パケット受信手段(53)と、
前記アドレスを設定するアドレス設定手段(54)として機能させ、
前記サーバ(20)を、
前記検索パケットを受信する検索パケット受信手段(61)と、
前記応答パケットを生成する応答パケット生成手段(62)と、
当該応答パケットをブロードキャスト送信するブロードキャスト送信手段(63)として機能させる
ことを特徴とする通信環境設定プログラム。
Priority Applications (2)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |