JP2007334040A - 光ファイバ切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な切断機構で良好な切断面が得られるとともに容易に種々の切断長さを設定できる光ファイバ切断装置を提供する。
【解決手段】光ファイバ切断装置1は、切断装置本体10と、光ファイバ送り台20と、光ファイバ切断長設定手段30と、裸ファイバ部81を固定する1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bと、光ファイバ80の軸方向と直交する方向にスライドするスライダ50と、スライダ50に固定され、裸ファイバ部81の、1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bで固定された間の部分に初期傷を入れる刃60と、スライダ50に設けられるとともに、刃60に連動し、刃60が裸ファイバ部81に初期傷を入れた後に裸ファイバ部81に曲げを付与し裸ファイバ部81を切断する押し上げ部材73とを具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ファイバ切断装置、特に簡単な切断機構で良好な切断面が得られるとともに容易に種々の切断長さを設定できる光ファイバ切断装置に関するものである。
光ファイバを突き合わせて溶着接続等する場合、光ファイバの端面はその軸方向に直角で、かつ表面が平滑となるように切断(Cleave)されることが要求される。
従来より、このような光ファイバの切断を行う光ファイバ切断機として、例えば、図12に示すものが知られている(特許文献1参照)。図12は、従来の光ファイバ切断機を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。
図12に示す光ファイバ切断機101は、基体102上の一端側に設けられた、光ファイバ(図示せず)の被覆部を固定する被覆部クランプ台103と、基体102上の他端側に設けられた、光ファイバの裸ファイバ部を固定する裸ファイバ部クランプ台105と、基体102上であって、被覆部クランプ台103と裸ファイバ部クランプ台105との間に設置された、光ファイバを切断する刃107とを備えている。
被覆部クランプ台103の上面には、光ファイバの被覆部を嵌め込む案内溝103aが形成されている。そして、被覆部クランプ台103上には被覆部クランプ104が回動自在に取り付けられており、被覆部クランプ104を閉じることにより、案内溝103aに嵌め込まれた光ファイバの被覆部を押し付けて固定するようになっている。被覆部クランプ台103は、裸ファイバ部クランプ台105と協働してセットされた光ファイバに張力を付与するよう構成されている。即ち、被覆部クランプ台103は、切断時において、刃107と近接する方向(光ファイバ軸方向)にスライドでき、かつ弾性体(図示せず)により刃107から離れる方向に常時付勢されている。
また、裸ファイバ部クランプ台105上には、裸ファイバ部クランプ106が回動自在に取り付けられており、裸ファイバ部クランプ106を閉じることにより、光ファイバの被覆が除去された裸ファイバ部を固定するようになっている。
更に、刃107は、円盤状に形成されるとともに、光ファイバ軸方向に対して直交する方向にスライドするスライダ108上に固定されている。刃107は、被覆部クランプ台103及び裸ファイバ部クランプ106に固定された光ファイバに対して下方に位置し、光ファイバ軸方向に対して直交する方向にスライドして裸ファイバ部に初期傷をつけるようになっている。
また、被覆部クランプ台103上には、図12(A)に示すように、光ファイバの切断長設定用のスケール109が設けられている。
この光ファイバ切断機101による光ファイバの切断に際しては、先ず、被覆部クランプ104及び裸ファイバ部クランプ106を開放して、光ファイバの被覆部を案内溝103aに嵌め込むとともに、裸ファイバ部を裸ファイバ部クランプ台105上に載置する。次いで、被覆部クランプ104を閉じ、被覆部クランプ台103を刃107に近接する方向に押しやって所定の位置で止め、この状態で裸ファイバ部クランプ106を閉じる。このとき、被覆部クランプ台103は内蔵されている弾性体により刃107と離反する方向に復帰しようとするため光ファイバには一定の張力がかけられる。そして、刃107を光ファイバ軸方向と直交する方向にスライドさせると、裸ファイバ部に当たって光ファイバは傷つけられ、前記張力により切断に至るのである。
また、光ファイバの切断を行う光ファイバカッタの他の従来例として、例えば、図13に示すものが知られている(特許文献2参照)。図13は、従来の他の例の光ファイバカッタの正面図である。
図13に示す光ファイバカッタ201は、本体202と、本体202上に回動可能に取り付けられた蓋部203と、光ファイバの裸ファイバ部を保持する1対の上下クランプ204a,205a;204b,205bと、裸ファイバ部と直交する方向にスライドし、裸ファイバ部に初期傷をつける刃部207と、光ファイバの被覆部を保持するホルダ210と、裸ファイバ部に曲げを与える枕208とを備えている。
ここで、1対の上下クランプ204a,205a;204b,205bは、本体202の上部の一端側において、光ファイバ軸方向に沿って所定間隔離れて設置された下クランプ205a,205bと、蓋部203において下クランプ205a,205bに対向する位置に設けられた上クランプ204a,204bとで構成されている。1対の上下クランプ204a,205a;204b,205bのそれぞれは、金属台部にゴムを嵌め込むことにより構成されている。
また、刃部207は、円盤状に形成されて、裸ファイバ部と直交する方向にスライドするスライダ206に固定されている。刃部207は、上下クランプ204a,205aと上下クランプ204b,205bとの間に配置されている。
また、ホルダ210は、本体202上の他端側に形成されたホルダガイド209に装着されるようになっている。
更に、枕208は、蓋部203に設置されており、刃部207に連動し、刃部207が裸ファイバ部に初期傷をつけた後に裸ファイバ部に曲げを付与し裸ファイバ部を切断するようになっている。
この光ファイバカッタ201による光ファイバの切断に際しては、先ず、光ファイバをホルダ210にセットし、各光ファイバの端部における被覆を除去して裸ファイバ部を露出しておく。次いで、蓋部203を開いて、ホルダガイド209にホルダ210を装着する。そして、蓋部203を閉じ、スライダ206をスライドさせて刃部207を裸ファイバ部に接触させ、裸ファイバ部に初期傷をつける。すると、枕208が裸ファイバ部に曲げを付与し、初期傷が進展して裸ファイバ部は破断に至るのである。
更に、光ファイバの切断を行う切断工具のもう一つ他の従来例として、例えば、図14に示すものが知られている(特許文献3参照)。図14は、従来のもう一つ他の例の光ファイバの切断装置を示し、(A)は側断面図、(B)は動作説明図である。
図14に示す光ファイバの切断工具301は、開閉自在な1対の第1フレーム302及び第2フレーム303間にばね部材304を介在させて開放させ、第1フレーム302の載置部305に光ファイバ320を載置し、第1及び第2フレーム302,303が閉じたときに、光ファイバ320の裸ファイバ部322を押え部306により押え保持した状態でカッタ307及びベンドアーム308により切断するようになっている。
ここで、載置部305は、第1フレーム302の自由端側に取り付けられたベンダホルダ310と、ベンダホルダ310上に一端側が取り付けられたベンダプレート311と、ベンダプレート311上に取り付けられたベンダゴム312と、ベンダプレート311及びベンダゴム312の他端側に取り付けられたファイバガイド313とを備えている。そして、ファイバガイド313には、光ファイバ320の被覆部321が収容される広幅溝314と、光ファイバ320の裸ファイバ部322が収容される狭幅溝315とが形成されている。
また、カッタ307は、第2フレーム303に、光ファイバ軸方向に対して直交する方向に揺動自在に取り付けられている。カッタ307は、第1及び第2フレーム302,303が閉じたときに、光ファイバ320の裸ファイバ部322を押え部306により押え保持した状態で裸ファイバ部322に初期傷をつける機能を有する。
更に、ベンドアーム308は、第2フレーム303に取り付けられている。ベンドアーム308は、カッタ307が裸ファイバ部322に初期傷をつけた後にファイバガイド313を押圧して載置部305を下方に撓ませ、裸ファイバ部322に曲げ力を付与するようになっている。ベンドアーム308により、裸ファイバ部322に曲げ力が付与されると、裸ファイバ部322は初期傷が進展して破断に至るのである。
また、光ファイバの切断を行う光ファイバカッタの別の従来例として、例えば、図15に示すものが知られている(特許文献4参照)。図15は、従来の別の例の光ファイバカッタを示し、(A)は基本構造図、(B)はアーム近傍の説明図、(C)は光ファイバ切断動作の説明図である。
図15に示す光ファイバカッタ401は、スプリングプレート402と、スプリングプレート402に回動可能に取り付けられたアーム403とを備えている。スプリングプレート402には、光ファイバ410の被覆部411及び裸ファイバ部412をガイドするガイド部404と、光ファイバ410の裸ファイバ部412の先端部分を固定するクランプ405が設けられている。そして、アーム403には、アーム403の長手方向に沿ってスライド可能なカッタボックス406が取り付けられ、このカッタボックスの先端には、光ファイバ410の裸ファイバ部412に傷をつける刃407が設けられている。カッタボックス406は、固定ねじ408によりアーム403の長手方向の所定位置に固定されるようになっている。また、アーム403の側面のカッタボックス406がスライドする範囲には、カッタボックス406の位置確認用の目盛409が5mm間隔で設けられている。そして、カッタボックス406の側面には位置確認用マーク406aが設けられており、この位置確認用マーク406aが指す目盛409の値を読むことにより光ファイバ410の切断長が確認できるようになっている。
この光ファイバカッタ401により光ファイバ410の切断を行う際には、先ず、目的とする切断長の位置にカッタボックス406を移動固定し、あらかじめ被覆を除去した光ファイバ410の被覆部411及び裸ファイバ部412をガイド部404に合わせてスプリングプレート402上にセットし、裸ファイバ部412の先端部分をクランプ405で押える。次いで、アーム403を押し下げて刃407を光ファイバ410の裸ファイバ部412に押し当てて傷をつけた後、刃407を解除し、スプリングプレート402を曲げることにより裸ファイバ部412を切断するのである。
特開平7−81970号公報 特開2003−165740号公報 実開昭63−135304号公報 実開昭63−21905号公報
しかしながら、これら図12に示した光ファイバ切断機101、図13に示した光ファイバカッタ201、図14に示した光ファイバの切断装置301及び図15に示した光ファイバカッタ401にあっては、以下の問題点があった。
即ち、図12に示した光ファイバ切断機101の場合、光ファイバの裸ファイバ部切断の際に、裸ファイバ部には一定の張力がかけられるようになっており、裸ファイバ部に刃107を押し当てると、裸ファイバ部が刃107から逃げてしまう虞がある。このため、裸ファイバ部に安定した傷をつけることが困難であり、切断面の傾きが発生したり、切断面の端部においてリップが発生したりしてしまうことがある。
また、図12に示した光ファイバ切断機101においては、被覆部クランプ台103上に光ファイバの切断長設定用のスケール109が設けられているが、スケール109の使用法が明記されていない。光ファイバの切断長とは、端部において被覆が除去された光ファイバにおいて、裸ファイバ部の長さをいうところ、光ファイバの切断に際し、被覆部クランプ104を閉じてから被覆部クランプ台103を刃107に近接する方向に移動させるようになっているため、切断長を決定するときに被覆部の先端が隠れているため、スケール109を用いて光ファイバの切断長を決定することができない。
また、図13に示した光ファイバカッタ201の場合、刃部207がスライダ206に固定されている一方で、枕208は蓋部203に設置されており、光ファイバの切断機構が複雑になってしまう問題がある。また、図13に示した光ファイバカッタ201においては、ホルダ210による光ファイバの固定位置が一定であり、裸ファイバ部を特定長さにしか切断することができないという問題がある。
更に、図14に示した光ファイバの切断装置301の場合、光ファイバ320が被覆部321側において固定されておらず、カッタ307による裸ファイバ部322への傷の入り方が不安定となり、切断面の傾きが発生したり、切断面の端部においてリップが発生したりしてしまうことがある。また、カッタ307の特定箇所のみが裸ファイバ部322に当たるので、カッタ307の寿命が短いという問題がある。更に、ベンドアーム308によって載置部305を繰り返して下方へ撓ませると、ベンダゴム312の繰り返し曲げ動作により、ベンダゴム312が「へ」の字状に塑性変形し、カッタ307が裸ファイバ部322に対して直角に当たらなくなる可能性がある。これにより、裸ファイバ部322への傷の入り方が不安定となり、切断面の傾きが発生したり、切断面の端部においてリップが発生したりしてしまうことがある。更に、光ファイバ320の固定位置が一定であるので、裸ファイバ部322を特定長さにしか切断することができないという問題がある。
また、図15に示した光ファイバカッタ401の場合、光ファイバ410が被覆部411側において固定されておらず(ガイド404においては光ファイバ410はガイドされているだけ)、刃407による裸ファイバ部412への傷の入り方が不安定となり、切断面の傾きが発生したり、切断面の端部においてリップが発生したりしてしまうことがある。また、刃407の特定箇所のみが裸ファイバ部412に当たるので、刃407の寿命が短いという問題がある。更に、スプリングプレート402を長期的に繰り返して曲げると、スプリングプレート402が「へ」の字状に塑性変形し、刃407が裸ファイバ部412に対して直角に当たらなくなる可能性がある。これにより、裸ファイバ部412への傷の入り方が不安定となり、切断面の傾きが発生したり、切断面の端部においてリップが発生したりしてしまうことがある。
また、図15に示した光ファイバカッタ401の場合、位置確認用マーク406aが指す目盛409の値を読むことにより光ファイバ410の切断長が確認でき、切断長を設定できるようにはなっている。しかし、切断長の設定を変える際には、固定ねじ408を一旦緩めてカッタボックス406をアーム403の新たな長手方向位置に移動させ、そこで固定ねじ408を締結してカッタボックス406をアーム403に対して固定する必要がある。この一連の操作は面倒であり、切断長の設定を容易に変えることができないという問題がある。
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な切断機構で良好な切断面が得られるとともに容易に種々の切断長さを設定できる光ファイバ切断装置を提供することにある。
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係る光ファイバ切断装置は、前後方向に延びる光ファイバ送り台スライド案内部を有する切断装置本体と、前記光ファイバ送り台スライド案内部に前方位置と後方位置との間をスライド可能に装着され、光ファイバの被覆部が載置される光ファイバ送り台と、前記切断装置本体に設けられた光ファイバ切断長設定用の目盛と、前記光ファイバ送り台に設けられ、前記光ファイバ送り台が後方位置にあるときに前記光ファイバ切断長設定用の目盛に対応する位置となる複数の位置表示部を有する位置表示手段とからなる光ファイバ切断長設定手段と、前記光ファイバ送り台が前方位置にあるときに前記光ファイバの裸ファイバ部を固定する1対の上下クランプと、前記1対の上下クランプ間において前記光ファイバの軸方向と直交する方向にスライドするスライダと、該スライダに固定され、前記裸ファイバ部の、前記1対の上下クランプで固定された間の部分に初期傷を入れる刃と、前記スライダに設けられるとともに、前記刃に連動し、前記刃が前記裸ファイバ部に初期傷を入れた後に前記裸ファイバ部に曲げを付与し前記裸ファイバ部を切断する押し上げ部材とを具備することを特徴としている。
また、本発明のうち請求項2に係る光ファイバ切断装置は、請求項1記載の光ファイバ切断装置において、前記光ファイバ送り台に設けられた位置表示手段は、前記光ファイバ送り台が前方位置に位置したときに、前記1対の上下クランプのうちの一方の上下クランプの下クランプの下側に潜り込むことができるように前端が低くされた段差を有することを特徴としている。
更に、本発明のうち請求項3に係る光ファイバ切断装置は、請求項1又は2記載の光ファイバ切断装置において、前記光ファイバ送り台の前端側の底面に突起を設け、前記切断装置本体の前記光ファイバ送り台スライド案内部の前方部に、前記光ファイバ送り台が前方位置に移動したときに前記突起を受容する前方凹部を設けたことを特徴としている。
加えて、本発明のうち請求項4に係る光ファイバ切断装置は、請求項3記載の光ファイバ切断装置において、前記切断装置本体の前記光ファイバ送り台スライド案内部の後方部に、前記光ファイバ送り台が後方位置に移動したときに前記突起を受容する後方凹部を設けたことを特徴としている。
本発明のうち請求項1に係る光ファイバ切断装置によれば、光ファイバの裸ファイバ部を1対の上下クランプで固定し、1対の上下クランプ間において光ファイバの軸方向と直交する方向にスライドするスライダに固定された刃により、裸ファイバ部の、1対の上下クランプで固定された間の部分に初期傷を入れ、刃が裸ファイバ部に初期傷を入れた後にスライダに設けられた押し上げ部材が裸ファイバ部に曲げを付与して裸ファイバ部を切断するようになっているので、裸ファイバ部の切断面に傾きが発生したり、切断面の端部においてリップが発生したりすることはなく、良好な切断面を得ることができる。そして、刃及び押し上げ部材が、光ファイバの軸方向と直交する方向にスライドするスライダに一体的に設けられているので、切断機構が簡単であるとともに、刃の特定箇所のみが裸ファイバ部に当たることはなく、刃の摩耗を少なくして寿命の長いものとすることができる。
また、切断装置本体の光ファイバ送り台スライド案内部に前方位置と後方位置との間をスライド可能に装着され、光ファイバの被覆部が載置される光ファイバ送り台を備えるとともに、切断装置本体に設けられた光ファイバ切断長設定用の目盛と、光ファイバ送り台に設けられ、光ファイバ送り台が後方位置にあるときに前記光ファイバ切断長設定用の目盛に対応する位置となる複数の位置表示部を有する位置表示手段とからなる光ファイバ切断長設定手段を備えているので、光ファイバ送り台が後方位置にあるときに所望の光ファイバ切断長設定用の目盛に対応する位置にある位置表示部に光ファイバの被覆部の先端面を位置させることで、所望の切断長さを設定できる。このため、種々の切断長さを容易に設定することができる。切断長さを変更するときも、容易に行うことができる。
また、本発明のうち請求項2に係る光ファイバ切断装置によれば、請求項1記載の光ファイバ切断装置において、前記光ファイバ送り台に設けられた位置表示手段は、前記光ファイバ送り台が前方位置に位置したときに、前記1対の上下クランプのうちの一方の上下クランプの下クランプの下側に潜り込むことができるように前端が低くされた段差を有するので、光ファイバ送り台が前方位置に位置して裸ファイバ部の切断の際に、位置表示手段の前端と下クランプとの衝突を回避することができる。このため、光ファイバ送り台が後方位置にあるときに、位置表示手段の前端の位置にある位置表示部に光ファイバの被覆部の先端面を位置させることで、前端の位置にある位置表示部に対応した目盛の切断長さを設定できる。例えば、前端の位置にある位置表示部を、切断長4mmに設定された光ファイバ切断長設定用の目盛に対応させれば、最短の切断長4mmの裸ファイバ部を得ることができる。
更に、本発明のうち請求項3に係る光ファイバ切断装置によれば、請求項1又は2記載の光ファイバ切断装置において、前記光ファイバ送り台の前端側の底面に突起を設けたので、光ファイバ送り台を前進させるときに光ファイバ送り台が光ファイバ送り台スライド案内部の底面に対して斜めに傾き、光ファイバの裸ファイバ部の先端を下クランプに対して斜めに浮かせて前記先端と下クランプとの衝突を回避することができる。そして、前記切断装置本体の前記光ファイバ送り台スライド案内部の前方部に、前記光ファイバ送り台が前方位置に移動したときに前記突起を受容する前方凹部を設けたので、光ファイバ送り台が最も前進した前方位置において突起が前方凹部に入り込んで、光ファイバ送り台が光ファイバ送り台スライド案内部の底面に対して水平になるとともに、光ファイバの裸ファイバ部の先端は下クランプに対して水平となる。そして、光ファイバ送り台の前進位置を感得することができる。
また、本発明のうち請求項4に係る光ファイバ切断装置によれば、請求項3記載の光ファイバ切断装置において、前記切断装置本体の前記光ファイバ送り台スライド案内部の後方部に、前記光ファイバ送り台が後方位置に移動したときに前記突起を受容する後方凹部を設けたので、光ファイバ送り台が最も後退した後方位置において突起が後方凹部に入り込んで、光ファイバ送り台が光ファイバ送り台スライド案内部の底面に対して水平になる。光ファイバ送り台に設けられた位置表示手段の表示を正確に機能させることができる。
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る光ファイバ切断装置の斜視図である。但し、図1においては、光ファイバ切断が終了し、上下クランプが開いた状態を示している。図2は、光ファイバ切断前において、光ファイバ送り台が後方位置に位置した状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。図3は、図2の状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は左側面図、(B)は右側面図である。図4は、図2の状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は図2の4A−4A線に沿う断面図、(B)は(A)における矢印4Bで示す部分の拡大図である。図5は、光ファイバ切断前において、光ファイバ送り台が後方位置から前進した状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は図2の4A−4A線に対応した断面図、(B)は(A)における矢印5Bで示す部分の拡大図である。図6は、光ファイバ切断前において、光ファイバ送り台が前方位置に位置した状態の光ファイバ切断装置の平面図である。図7は、図6における矢印7で示す部分の拡大図である。図8は、図6の状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は図6の8A−8A線に沿う断面図、(B)は(A)における矢印8Bで示す部分の拡大図である。図9は、スライダ及び刃による光ファイバの切断動作を示し、(A)はスライダが光ファイバ切断前の状態にあるときの模式図、(B)はスライダが光ファイバ切断後の状態にあるときの模式図である。図10は、光ファイバ切断が終了し、上下クランプが閉じた状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は平面図、(B)は右側面図である。図11は、光ファイバ切断処理が完了した光ファイバの説明図である。
先ず、図11に示すように完成品の光ファイバ80は、端部において被覆が除去され芯線がむき出しになった裸ファイバ部81と、芯線を被覆で覆った被覆部82とを備えている。そして、光ファイバ80の切断長とは、図11に示すように、裸ファイバ部81の長さLをいう。
図1に示す光ファイバ切断装置1は、切断長(裸ファイバ部81の長さ)Lを任意に変えて光ファイバ80の裸ファイバ部81の切断を行うことができるもので、切断装置本体10と、光ファイバ送り台20と、光ファイバ切断長設定手段30と、1対の上下クランプ41a,42a;41b,42b(図2参照)と、スライダ50と、刃60と、押し上げロッド70に連結された押し上げ部材73(図9参照)とを備えている。
ここで、切断装置本体10は、前後方向(図2(A)における左右方向、図2(A)において「右側」を前側、「左側」を後側とする。)に延びる第1本体部11と、第1本体部11の前端に設けられ、第1本体部11に対して右側(図2(A)における「上側」)に突出する第2本体部12とを備えている。第1本体部11には、前後方向に延びる光ファイバ送り台スライド溝13(光ファイバ送り台スライド案内部)が形成されている。また、第2本体部12の前後方向略中央部には、図2(A)及び図7に示すように、左右方向に延びるスライダ収容溝15が形成されている。そして、第2本体部12のスライダ収容溝15に対して後側には、左右方向に延びる下クランプ収容溝14aが形成され、スライダ収容溝15に対して前側に別個の下クランプ収容溝14bが形成されている。そして、第2本体部12の下面には、左右方向に延びる凹部16が形成され、第2本体部12のスライダ収容溝15の下面には、凹部16に貫通するとともに左右方向に延びる押し上げ部材スライド用貫通孔18が形成されている。
また、光ファイバ送り台20は、略矩形状に形成され、光ファイバ送り台スライド溝13内に前方位置(図6乃至図8参照)と後方位置(図2及び図4参照)との間を図1における矢印A1及びA2で示す方向にスライド可能に装着されている。光ファイバ送り台20の上面には、図7に最も良く示すように、光ファイバ80の被覆部82が載置される複数(本実施形態では2本)の光ファイバ載置溝21が前後方向に延びるように設けられている。光ファイバ載置溝21は、被覆径の異なる種々の光ファイバ80を載置できるように複数設けられている。切断装置本体10の上面には、光ファイバ送り台スライド溝13に装着された光ファイバ送り台20の逸脱を防止する略長方形状の板部材31が複数の取り付けねじ34により取り付けられている。板部材31の光ファイバ送り台スライド溝13側の縁部は、前後方向に直線状に延びる側面を有し、この縁部が光ファイバ送り台20の上面の一部分の上方を覆うことにより、光ファイバ送り台20の逸脱が防止されるようになっている。光ファイバ送り台20の光ファイバ送り台スライド溝13への装着に際しては、板部材31を取り外した状態で、光ファイバ送り台20を光ファイバ送り台スライド溝13に入れ、その後、板部材31を切断装置本体10に取り付けることにより行う。
また、光ファイバ切断長設定手段30は、光ファイバ切断長設定用の目盛32と、複数の位置表示部33a,33b,33cを有する位置標示手段33とにより構成されている。目盛32は、図2(A)に示すように、板部材31の光ファイバ送り台スライド溝13側の縁部上面に記されており、複数の切断長に対応する数字及び目盛線が前記縁部上面に記されている。本実施形態にあっては、板部材31の前後方向略中央部において、前側から後側に向けて切断長4mmに対応する数字「4」及び目盛線、切断長6mmに対応する数字「6」及び目盛線、及び切断長8mmに対応する数字8及び目盛線が順次記されている。また、複数の位置表示部33a,33b,33cは、図2(A)に示すように、光ファイバ送り台20が後方位置にあるときに光ファイバ切断長設定用の目盛32に対応する位置となるように光ファイバ送り台20の前側に設けられている。本実施形態にあっては、複数の位置表示部33a,33b,33cのうち最も前側にある位置表示部33aは、切断長4mmに対応する数字「4」及び目盛線に対応する位置に設けられ、位置表示部33bは、切断長6mmに対応する数字「6」及び目盛線に対応する位置に設けられ、最も後側にある位置表示部手33cは、切断長8mmに対応する数字8及び目盛線に対応する位置に設けられている。そして、最も前側にある位置表示部33aは、図4(B)に示すように、光ファイバ送り台20の前端面の下方位置から前方に突出する前端下部22の前端面で構成され、真ん中の位置表示部33bは光ファイバ送り台20の前端面の上方位置から前方に突出する前端上部24の前端面で構成され、最も後側の位置表示部33cは、図7に示すように、光ファイバ送り台20の上面に形成された左右方向に延びる溝で構成されている。最も前側にある位置表示部33aがある前端下部22は真ん中の位置表示部33bがある前端上部24よりも前方に突出し、前端下部22の上面は、光ファイバ送り台20の上面に対して低く設定され、位置表示手段33は前端が低くされた段差を有するようになっている。位置標示手段33の前端、即ち前端下部22は、図8(B)に示すように、光ファイバ送り台20が前方位置に位置したときに、1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bのうちの後側の上下クランプ41a,42aの下クランプ42aの下側に設けられた凹部17に潜り込むようになっている。
また、光ファイバ送り台20の前端側の底面には、図4(B)、図5(B)及び図8(B)に示すように、突起23が設けられている。その一方、第1本体部11の光ファイバ送り台スライド溝13の前方部には、図8(B)に示すように、光ファイバ送り台20が前方位置に移動したときに突起23を受容する前方凹部19aが設けられている。また、第1本体部11の光ファイバ送り台スライド溝13の後方部には、図4(B)に示すように、光ファイバ送り台20が後方位置に移動したときに突起23を受容する後方凹部19bが設けられている。
また、第2本体部12の後側の下クランプ収容溝14aには、図2(A)及び図7に示すように、金属台部44aに取り付けられた後側の下クランプ42aが収容されている。下クランプ42aは、ゴム製のシート部材で構成され、左右方向の設置位置は、図7に示すように光ファイバ送り台スライド溝13の延長線上であって光ファイバ送り台20に載置された光ファイバ80の裸ファイバ部81が載置される位置である。そして、下クランプ収容溝14aの金属台部44aの左右外側には、1対のマグネット部材45aが収容されている。一方、第2本体部12の前側の下クランプ収容溝14bには、図2(A)及び図7に示すように、金属台部44bに取り付けられた前側の下クランプ42bが収容されている。下クランプ42bは、ゴム製のシート部材で構成され、左右方向の設置位置は、図7に示すように光ファイバ送り台スライド溝13の延長線上であって光ファイバ送り台20に載置された光ファイバ80の裸ファイバ部81が載置される位置である。そして、下クランプ収容溝14bの金属台部44bの左右外側には、1対のマグネット部材45bが収容されている。
また、切断装置本体10の第2本体部12の右端には、前後方向に所定距離離して配置された1対の回動アーム40a,40bが回動可能に軸支されている。これら回動アーム40a,40bの先端は、軸部40cにより連結されている。そして、後側の回動アーム40aには、金属台部43aに取り付けられた上クランプ41aが設置されている。この上クランプ41aは、回動アーム40aを図1における矢印C向きに回動させて上下クランプ41a,42aを閉じたときに下クランプ42a上に重なる位置となるように、回動アーム40aに設置されている。上クランプ41aは、ゴム製のシート部材で構成されている。一方、前側の回動アーム40bにも、金属台部43bに取り付けられた上クランプ41bが設置されている。この上クランプ41bは、回動アーム40bを図1における矢印C向きに回動させて上下クランプ41b,42bを閉じたときに下クランプ42b上に重なる位置となるように、回動アーム40bに設置されている。上クランプ41bは、ゴム製のシート部材で構成されている。光ファイバ送り台20が前方位置にあり、下クランプ42a及び下クランプ42b上に光ファイバ80の裸ファイバ部81が載置されている状態で、1対の回動アーム40a,40bを図1における矢印C向きに回動させて1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bを閉じると、下クランプ42a及び下クランプ42b上に載置されている光ファイバ80の裸ファイバ部81が1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bにより挟まれて固定される。そして、1対の回動アーム40a,40bがマグネット部材45a,45a;45b,45bにより固定される。
次に、スライダ50は、略逆U字形部材で構成され、第2本体部12のスライダ収容溝15にその脚部が収容されて図1における矢印B1及びB2で示す左右方向、即ち光ファイバ80の軸方向(前後方向)と直交する方向にスライドするようになっている。スライダ50には、図9に示すように、上下方向に貫通するロッド用貫通孔51と、ロッド用貫通孔51の上側において連続して設けられロッド用貫通孔51よりも径の大きいばね用凹部52とが形成されている。なお、スライダ50の前後方向の幅は1対の回動アーム40a,40b間の間隔よりも狭い。
また、刃60は、図1及び図9に示すように、スライダ50に固定され、スライダ50が矢印B1で示す左方向にスライドするときに、裸ファイバ部81の、1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bで固定された間の部分に初期傷を入れるようになっている。
更に、スライダ50のロッド用貫通孔51には、押し上げロッド70が上下方向に移動可能に収容されている。押し上げロッド70の下端には押し上げ部材73が連結され、押し上げロッド70の上端側の周囲にはばね用凹部52内に配置された圧縮ばね71が設けられ、押し上げロッド70の上端にはばね押えねじ72が取り付けられている。押し上げ部材73は、第2本体部12の押し上げ部材スライド用貫通孔18内においてスライド可能に設けられ、圧縮ばね71により常時上方に付勢されている。押し上げ部材73の下方部には、押し上げ部材73から前後方向に突出するピン部材74が設けられている。この押し上げ部材73は、図9(A)に示すように、刃60が裸ファイバ部81に初期傷を入れる前においては、ピン部材74が第2本体部12の凹部16の上面16aに当接することにより上方への移動が規制されているが、図9(B)に示すように、刃60が裸ファイバ部81に初期傷を入れた後においては、ピン部材74が第2本体部12の凹部16の上面16aに形成された溝75に入り込んで上方へ移動する。これにより、裸ファイバ部81に下方側から曲げを付与し裸ファイバ部81を切断するようになっている。即ち、押し上げ部材73は、スライダ50に設けられるとともに、刃60に連動し、刃60が裸ファイバ部81に初期傷を入れた後に裸ファイバ部81に曲げを付与し裸ファイバ部81を切断するものである。
次に、図1乃至図10を参照して光ファイバ80の裸ファイバ81の切断方法を説明する。
先ず、図2乃至図4に示すように、1対の回動アーム40a,40bを開くとともに、スライダ50を第2本体部12の右方向端部側に寄せ、光ファイバ送り台20を後方位置に位置させる。この状態では、複数の位置表示部33a,33b,33cのうち最も前側にある位置表示部33aは、目盛32の切断長4mmに対応する数字「4」及び目盛線に対応する位置に位置し、位置表示部33bは、目盛32の切断長6mmに対応する数字「6」及び目盛線に対応する位置に位置し、最も後側にある位置表示部手33cは、切断長8mmに対応する数字「8」及び目盛線に対応する位置に位置している。また、この状態では、図4(B)に示すように、光ファイバ送り台20の底面に設けられた突起23は光ファイバ送り台スライド溝13の後方凹部19bに受容されている。
そして、端部の被覆を予め除去した光ファイバ80を、図2(A)に示すように、裸ファイバ部81を前側に向けて被覆部82を光ファイバ送り台20の光ファイバ載置溝21に載置する。このとき、図2(A)に示すように、光ファイバ切断長設定用の目盛32に対応する位置にある位置標示手段33の位置表示部33a,33b,33cのうち所望の切断長に対応する位置にある位置表示部に、光ファイバ80の被覆部82の先端面を位置させる。図2(A)の場合(図7に最もよく示されている。)、2本の光ファイバ80の被覆部82の先端面を位置表示部33cに位置させて、切断長を8mmに設定している。これにより、所望の切断長さを設定できる。切断長設定の際に、光ファイバ80の被覆部82の先端面を光ファイバ送り台20に設けられた所望の切断長に対応する位置にある位置表示手段33の位置表示部に位置合わせするだけでよいので、種々の切断長さを容易に設定することができる。また、切断長さを変更するときも、容易に行うことができる。
なお、光ファイバ送り台20が後方位置に移動したときには、光ファイバ送り台20の底面に設けられた突起23は後方凹部19bに受容されており、光ファイバ送り台20が光ファイバ送り台スライド溝13の底面に対して水平になっている。このため、光ファイバ送り台20に設けられた位置表示手段33の表示を正確に機能させることができる。
光ファイバ80の裸ファイバ部81の切断長の設定が終わったら、光ファイバ送り台20上の光ファイバ80の被覆部82を手で押えながら、光ファイバ送り台20を図5に示すように前進(図1に示す矢印A1方向に)させる。この際に、光ファイバ送り台20の前端側の底面に設けた突起23は、図5(B)に示すように、後方凹部19bから脱出し、光ファイバ送り台スライド溝13の底面上をスライドし、光ファイバ送り台20の前端側が若干上昇するように、光ファイバ送り台20が光ファイバ送り台スライド溝13の底面に対して傾く。これにより、光ファイバ80の裸ファイバ部81の先端を下クランプ42aに対して斜めに浮かせるので、裸ファイバ部81の先端と下クランプ42aとの衝突を回避することができる。
そして、光ファイバ送り台20上の光ファイバ80の被覆部82を手で押えながら、光ファイバ送り台20を更に前進させて、図6乃至図8に示すように、光ファイバ送り台20を前方位置に位置させる。すると、光ファイバ送り台20の前端側の底面に設けた突起23は、前方凹部19aに入り込んで、光ファイバ送り台20が光ファイバ送り台スライド溝13の底面に対して水平になるとともに、光ファイバ80の裸ファイバ部81の先端は下クランプ42aに対して水平となる。このとき、光ファイバ送り台20の前進位置を感得することができる。そして、裸ファイバ部81は下クランプ42a,42b上に載置される。
なお、光ファイバ送り台20が前方位置に位置したときには、位置表示手段33の前端、即ち最も前側の位置表示部33aがある前端下部22は、図8(B)に示すように、1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bのうちの後側の上下クランプ41a,42aの下クランプ42aの下側に設けられた凹部17に潜り込む。このため、位置表示手段33の前端と下クランプ42aとの衝突を回避することができる。これにより、光ファイバ送り台20が後方位置にあるときに、位置表示手段33の前端の位置にある位置表示部33aに光ファイバ80の被覆部82の先端面を位置させることで、前端の位置にある位置表示部33aに対応した目盛32の切断長さ(4mm)を設定できる。
そして、裸ファイバ部81が下クランプ42a,42b上に載置されているときに、1対の回動アーム40a,40bを図1における矢印C向きに回動させて1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bを閉じる。すると、下クランプ42a,42b上に載置されている光ファイバ80の裸ファイバ部81が1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bにより挟まれて固定される。そして、1対の回動アーム40a,40bがマグネット部材45a,45a;45b,45bにより固定される。
次いで、第2本体部12の右方向端部側に寄せられたスライダ50を、図9(A)に示すように、矢印B1で示す左方向(光ファイバ80の軸方向に直交する方向)にスライドさせる。すると、スライダ50に固定された刃60が、裸ファイバ部81の、1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bで固定された間の部分に初期傷を入れ、刃60が裸ファイバ部81に初期傷を入れた後に、図9(B)に示すように、ピン部材74が第2本体部12の凹部16の上面16aに形成された溝75に入り込んで上方へ移動する。これにより、押し上げ部材73が裸ファイバ部81に下方側から曲げを付与し裸ファイバ部81を切断する。この結果、図11に示すような所望の切断長Lの裸ファイバ部81を有する光ファイバ80が得られる。
この光ファイバ80の裸ファイバ部81の切断に際しては、裸ファイバ部81を、1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bで固定し、その間の裸ファイバ部81に初期傷を入れ、押し上げ部材73により裸ファイバ部81に曲げを付与するようになっているので、裸ファイバ部81の切断面に傾きが発生したり、切断面の端部においてリップが発生したりすることはなく、良好な切断面を得ることができる。
そして、刃60及び押し上げ部材73が、光ファイバの軸方向と直交する方向にスライドするスライダ50に一体的に設けられているので、切断機構が簡単であるとともに、刃60の特定箇所のみが裸ファイバ部81に当たることはねく、刃60の摩耗を少なくして寿命の長いものとすることができる。
光ファイバ80の裸ファイバ部81の切断が終了した状態の光ファイバ切断装置1は、図10に示されている。
そして、裸ファイバ部81の切断を終了した後に、1対の回動アーム40a,40bを矢印Cと反対向きに回動させて図1に示すように1対の上下クランプ41a,42a;41b,42bを開く。これにより、光ファイバ80の裸ファイバ部81の固定状態を解除できるので、光ファイバ80を取り出すことができる。
その後、スライダ50を、図1に示す矢印B2方向に移動して元の位置に戻し、また、光ファイバ送り台20を矢印A2方向に後退させて元の後方位置に位置させると、初期の状態に戻るのである。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、目盛32は、複数の切断長に対応する数字及び目盛線が記されていればよく、切断長4mmに対応する数字「4」及び目盛線、切断長6mmに対応する数字「6」及び目盛線、及び切断長8mmに対応する数字8及び目盛線に限られない。そして、複数の位置表示部は、光ファイバ送り台20が後方位置にあるときに光ファイバ切断長設定用の目盛32に対応する位置となるように光ファイバ送り台20に設けられていればよく、3つの位置表示部33a,33b,33cに限られない。
また、光ファイバ送り台スライド案内部は、光ファイバ送り台スライド溝13の他に、切断装置本体10に設けたレール等の案内部であってもよい。更に、光ファイバ80を前方位置に移動させる際に光ファイバ80が送り台20上で位置ずれすることを防止するために、被覆部82を保持する開閉可能なクランプを送り台20に設けてもよい。
本発明に係る光ファイバ切断装置の斜視図である。但し、図1においては、光ファイバ切断が終了し、上下クランプが開いた状態を示している。 光ファイバ切断前において、光ファイバ送り台が後方位置に位置した状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 図2の状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は左側面図、(B)は右側面図である。 図2の状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は図2の4A−4A線に沿う断面図、(B)は(A)における矢印4Bで示す部分の拡大図である。 光ファイバ切断前において、光ファイバ送り台が後方位置から前進した状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は図2の4A−4A線に対応した断面図、(B)は(A)における矢印5Bで示す部分の拡大図である。 光ファイバ切断前において、光ファイバ送り台が前方位置に位置した状態の光ファイバ切断装置の平面図である。 図6における矢印7で示す部分の拡大図である。 図6の状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は図6の8A−8A線に沿う断面図、(B)は(A)における矢印8Bで示す部分の拡大図である。 スライダ及び刃による光ファイバの切断動作を示し、(A)はスライダが光ファイバ切断前の状態にあるときの模式図、(B)はスライダが光ファイバ切断後の状態にあるときの模式図である。 光ファイバ切断が終了し、上下クランプが閉じた状態の光ファイバ切断装置を示し、(A)は平面図、(B)は右側面図である。 光ファイバ切断処理が完了した光ファイバの説明図である。 従来の光ファイバ切断機を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 従来の他の例の光ファイバカッタの正面図である。 従来のもう一つ他の例の光ファイバの切断装置を示し、(A)は側断面図、(B)は動作説明図である。 従来の別の例の光ファイバカッタを示し、(A)は基本構造図、(B)はアーム近傍の説明図、(C)は光ファイバ切断動作の説明図である。
符号の説明
10 切断装置本体
13 光ファイバ送り台スライド溝
20 光ファイバ送り台
30 光ファイバ切断長設定手段
32 光ファイバ切断長設定用の目盛
33 位置表示手段
33a 位置表示部
33b 位置表示部
33c 位置表示部
41a,41b 上クランプ
42a,42b 下クランプ
50 スライダ
60 刃
73 押し上げ部材
80 光ファイバ
81 裸ファイバ部
82 被覆部

Claims (4)

  1. 前後方向に延びる光ファイバ送り台スライド案内部を有する切断装置本体と、
    前記光ファイバ送り台スライド案内部に前方位置と後方位置との間をスライド可能に装着され、光ファイバの被覆部が載置される光ファイバ送り台と、
    前記切断装置本体に設けられた光ファイバ切断長設定用の目盛と、前記光ファイバ送り台に設けられ、前記光ファイバ送り台が後方位置にあるときに前記光ファイバ切断長設定用の目盛に対応する位置となる複数の位置表示部を有する位置表示手段とからなる光ファイバ切断長設定手段と、
    前記光ファイバ送り台が前方位置にあるときに前記光ファイバの裸ファイバ部を固定する1対の上下クランプと、
    前記1対の上下クランプ間において前記光ファイバの軸方向と直交する方向にスライドするスライダと、
    該スライダに固定され、前記裸ファイバ部の、前記1対の上下クランプで固定された間の部分に初期傷を入れる刃と、
    前記スライダに設けられるとともに、前記刃に連動し、前記刃が前記裸ファイバ部に初期傷を入れた後に前記裸ファイバ部に曲げを付与し前記裸ファイバ部を切断する押し上げ部材とを具備することを特徴とする光ファイバ切断装置。
  2. 前記光ファイバ送り台に設けられた位置表示手段は、前記光ファイバ送り台が前方位置に位置したときに、前記1対の上下クランプのうちの一方の上下クランプの下クランプの下側に潜り込むことができるように前端が低くされた段差を有することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ切断装置。
  3. 前記光ファイバ送り台の前端側の底面に突起を設け、前記切断装置本体の前記光ファイバ送り台スライド案内部の前方部に、前記光ファイバ送り台が前方位置に移動したときに前記突起を受容する前方凹部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ切断装置。
  4. 前記切断装置本体の前記光ファイバ送り台スライド案内部の後方部に、前記光ファイバ送り台が後方位置に移動したときに前記突起を受容する後方凹部を設けたことを特徴とする請求項3記載の光ファイバ切断装置。
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