JP2009020289A - 光ファイバ挿入治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性に優れ、かつ精度の高い接続を実現できる光ファイバ挿入治具を提供する。
【解決手段】光ファイバ同士の接続作業に利用される光ファイバ挿入治具であって、光ファイバ2を保持する光ファイバホルダ3と、光ファイバホルダ3および光コネクタを支持する支持台4とを有する光ファイバ挿入治具1。支持台4は、光ファイバホルダ3を光コネクタに接近および離間する方向にスライド移動させるガイド部21と、光コネクタを支持する接続器支持部22とを備えている。支持台4は、光ファイバ2先端を加工する光ファイバ先端加工機の光ファイバホルダ移動台に設置可能とされている。支持台4を光ファイバホルダ移動台上に置いた状態で、ガイド部21内で光ファイバホルダ3をスライド移動させることによって、光ファイバ2の先端加工、または先端加工のための位置決めが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ接続器を用いて光ファイバ同士の接続作業を行うための光ファイバ挿入治具に関する。
従来、光コネクタなどの光ファイバ接続器を用いて、現場で光ファイバ同士の接続作業を行うための光ファイバ挿入治具が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図14は、光ファイバ挿入治具の一例を示すもので、この光ファイバ挿入治具100は、光ファイバ2を保持する光ファイバホルダ90と、光ファイバホルダ90をスライド移動可能に支持する光ファイバホルダ移動台94とを備えている。光ファイバホルダ90は、光ファイバ2を蓋体92でベース部91に押さえ込んで把持固定するようになっている。
光ファイバ挿入治具100を用いて、光コネクタ50(光ファイバ接続器)内の光ファイバ58に光ファイバ2を接続するには、光コネクタ50を光ファイバホルダ移動台94の接続器支持部95に支持させた状態で、光ファイバホルダ90を、光ファイバホルダ移動台94上で光コネクタ50に向かってスライド移動させる。
これによって、光ファイバ2の先端部の裸ファイバ2aを、光コネクタ50に挿入し、光ファイバ58と突き合わせ接続させる。
上記接続作業を行うには、これに先だって光ファイバ2の先端加工、すなわち先端部に所定長さの裸ファイバ2aを露出させることが必要となる。この先端加工の手順の一例を説明する。
図15(a)に示すように、光ファイバ2を光ファイバホルダ90に保持させる。
次いで、図15(b)に示すように、光ファイバホルダ90を保持部93に保持させ、この保持部93を、被覆除去機70の光ファイバホルダ移動台72に載せ、突出部74に当接させて位置決めする。
光ファイバ2の先端部の被覆2bを被覆用カッタ71で保持し、保持部93を光ファイバホルダ移動台72上で離間方向(図15(b)の右方向)にスライド移動させることによって、この先端部の被覆2bを除去し、裸ファイバ2aを露出させる。
次いで、図15(c)に示すように、保持部93を、被覆除去機70の光ファイバホルダ移動台72から、光ファイバ切断機80の光ファイバホルダ移動台82に移し替え、突出部84に当接させて位置決めし、光ファイバ2の裸ファイバ2aを、押し当て部86で切断用カッタ85に押し当てて切断する。
これによって、光コネクタ50での接続に適した長さの裸ファイバ2aを先端部に有する光ファイバ2が得られる。
この光ファイバ2を、上述の接続作業に供するには、光ファイバホルダ90を保持部93から取り出し、光ファイバ挿入治具100に移し替えることが必要となる。
特開2002−23006号公報
光ファイバ挿入治具100では、光ファイバ2の先端加工に続いて光コネクタ50での接続を行う際に光ファイバホルダ90の移し替えが必要となるため、作業に手間がかかる点で改善が要望されていた。
また、突き合わせ接続の精度を高めるには、光ファイバ2を光ファイバ58に適切な突き当て力で突き当てることが必要となる。このため、接続作業においては、光ファイバ2の位置を正確に定める必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、作業性に優れ、かつ精度の高い接続を実現できる光ファイバ挿入治具を提供することを目的とする。
本発明の請求項1にかかる光ファイバ挿入治具は、光ファイバ同士の突き合わせ接続部を2つの素子に挟み込んでクランプ固定する光ファイバ接続器を用いた光ファイバ同士の接続作業に利用される光ファイバ挿入治具であって、前記光ファイバのうち一方を保持する光ファイバホルダと、この光ファイバホルダおよび前記光ファイバ接続器を支持する支持台とを有し、前記支持台が、前記光ファイバホルダを前記光ファイバ接続器に対し接近および離間する方向にスライド移動させるガイド部と、前記光ファイバ接続器を支持する接続器支持部とを備え、前記ガイド部が、前記光ファイバホルダのスライド移動によって、前記光ファイバを光ファイバ接続器から離れた離間位置から、前記突き合わせ接続が可能な接近位置に案内することができ、この支持台は、前記光ファイバ先端を加工する光ファイバ先端加工機の光ファイバホルダ移動台に設置可能とされ、前記支持台を前記光ファイバホルダ移動台上に置いた状態で、前記ガイド部内で前記光ファイバホルダをスライド移動させることによって、前記光ファイバの先端加工、または先端加工のための位置決めが可能となることを特徴とする。
本発明の請求項2にかかる光ファイバ挿入治具は、請求項1において、前記光ファイバ先端加工機が、被覆除去機または光ファイバ切断機であり、前記被覆除去機が、前記光ファイバの被覆を除去する被覆用カッタと、前記光ファイバホルダを前記被覆用カッタに対し接近および離間する方向にスライド移動可能に支持する前記光ファイバホルダ移動台とを備えており、前記光ファイバ切断機が、前記光ファイバを切断する切断部と、前記光ファイバホルダを前記切断部に対し接近および離間する方向にスライド移動可能に支持する前記光ファイバホルダ移動台とを備えていることを特徴とする。
本発明の請求項3にかかる光ファイバ挿入治具は、請求項1または2において、前記ガイド部が、前記接近位置において前記光ファイバホルダが当接し位置決めされる当接壁を有することを特徴とする。
本発明の請求項4にかかる光ファイバ挿入治具は、請求項1〜3のうちいずれか1項において、前記ガイド部が、前記光ファイバ接続器に対し接近および離間する方向に延出する側壁に沿ってスライド移動可能であり、前記側壁に、前記接近位置における前記光ファイバホルダの位置を表示する位置表示突起が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4にかかる光ファイバ挿入治具は、請求項1〜4のうちいずれか1項において、前記ガイド部に、前記接近位置にある光ファイバホルダが、前記ガイド部から外れる方向に移動するのを阻止する押さえ板部が形成されていることを特徴とする。
本発明の光ファイバ挿入治具は、光ファイバを保持する光ファイバホルダと、光ファイバホルダを支持する支持台とを備え、この支持台が、光ファイバ先端加工機の光ファイバホルダ移動台に設置可能に構成されているので、光ファイバホルダを支持台のガイド部内に入れたままの状態で、光ファイバの先端加工および光ファイバ接続器での突き合わせ接続が可能となる。
従って、先端加工から突き合わせ接続に至る過程で光ファイバホルダの移し替えが必要な光ファイバ挿入治具に比べ、操作が容易となる。
また、先端加工から突き合わせ接続までの各操作を、いずれも光ファイバホルダのガイド部内でのスライド移動によって実現できるため、各操作における光ファイバホルダの位置決めを正確に行うことができる。
従って、各操作において精度の高い作業が可能となり、光ファイバの突き合わせ接続において、適切な突き当て力が得られ、損失の少ない接続が実現できる。
図1〜図3は、本発明の光ファイバ挿入治具の一例を示すものである。図1は、光ファイバ挿入治具1を示す斜視図であって、光ファイバホルダ3を支持台4から取り外した状態を示す。図2は、光ファイバホルダ3を示す斜視図である。図3は、光ファイバホルダ3を支持台4に装着した状態を示す斜視図である。
以下の説明において、図1における光ファイバ2の先端方向を前方といい、その反対方向を後方ということがある。
図1および図2に示すように、光ファイバ挿入治具1は、光ファイバ2を保持する光ファイバホルダ3と、光ファイバホルダ3を支持する支持台4とを備えている。
光ファイバホルダ3は、板状のベース部11と、板状の蓋体12とを有し、ベース部11上の光ファイバ2を、蓋体12によってベース部11に押さえ込んで把持固定するようになっている。
ベース部11は、合成樹脂、金属などで構成され、図示例では略長方形の板状とされている。
ベース部11の上面には、光ファイバ2を保持する位置決め溝13が、ベース部11の長手方向に沿って直線状に形成されている。図示例の位置決め溝13は、断面略V字状とされているが、その断面形状は図示例に限定されない。
蓋体12は、一側部に設けられたヒンジ14を介して回動自在にベース部11に連結されている。蓋体12の他側部の前部には、略矩形の切欠15が形成されており、この部分のベース部11の上面が露出している。
図1および図3に示すように、支持台4は、光ファイバホルダ3をスライド移動可能に支持するガイド部21と、ガイド部21の前部に設けられて光コネクタ50を支持する接続器支持部22とを有する。
ガイド部21は、略矩形の平板状の基板23と、基板23の側縁から立設された側壁24、24と、基板23の前端縁から立設された前端壁25(当接壁)と、基板23の後端縁から立設された後端壁26と、一方の側壁24の前部に形成された押さえ板部27とを備えている。
側壁24、24は、互いに平行に形成され、その間隔は、光ファイバホルダ3の幅より若干大きくされている。
側壁24、24の内面には、位置表示突起28が形成されている。位置表示突起28は、ガイド部21内における光ファイバホルダ3の位置確認のためのもので、前方突起28aと、その後方にわずかに間隔をおいて形成された後方突起28bとからなる。
前方突起28aおよび後方突起28bは、側壁24の内面から、これに対向する側壁24に向かって突出しており、側壁24の下縁から上縁にかけて、基板23にほぼ垂直に形成されている。
前方突起28aは、光ファイバホルダ3がガイド部21内で前方位置P1(図3参照)にあるときに、光ファイバホルダ3の後端部に当接または近接する位置に形成するのが好ましい。前方突起28aは、前方位置P1にある光ファイバホルダ3に係止して後方移動を阻止できるように形成するのが好ましい。
後方突起28bは、光ファイバホルダ3がガイド部21内で後方位置P2(図4参照)にあるときに、光ファイバホルダ3の前端部に当接または近接する位置に形成するのが好ましい。
前端壁25および後端壁26には、それぞれ光ファイバ2が挿通する挿通凹部25a、26aが形成されている。
側壁24および端壁25、26によって囲まれた空間は、光ファイバホルダ3が光コネクタ50に対し接近および離間する方向にスライド移動する移動空間29となっている。
前方位置P1(図3参照)は、光ファイバホルダ3が前端壁25に当接する位置であり、光ファイバホルダ3が光コネクタ50にもっとも接近する位置(接近位置)である。後方位置P2(図4参照)は、光ファイバホルダ3が光コネクタ50からもっとも離間する位置(離間位置)である。
押さえ板部27は、光ファイバホルダ3がガイド部21から外れる方向、すなわち上方に移動するのを阻止するものであって、一方の側壁24の前部の上縁から他方側に向けて、基板23にほぼ平行に延出している。
押さえ板部27は、光ファイバホルダ3がガイド部21内で前方位置P1にあるときに、少なくとも一部が、光ファイバホルダ3の蓋体12の切欠15に位置するように形成されている。このため、押さえ板部27は、切欠15によって露出した部分のベース部11上に位置し、ベース部11の上方移動を阻止する。
接続器支持部22は、光コネクタ50を支持するものであり、基板17と、基板17の上面から立設された一対の保持板18、18とからなる。
基板17は、ガイド部21の基板23の前部に、基板23と同じ面内に、基板23に一体に形成されている。
保持板18、18は、これらの間の嵌合部19に光コネクタ50のストップリング54の後部が嵌合するように形成されている。
図4〜図7を参照して、光コネクタ50(光ファイバ接続器)について説明する。
図4は、支持台4の接続器支持部22に装着される光コネクタ50を示す斜視図、図5は、光コネクタ50の分解斜視図、図6はクランプ部付きフェルール57の要部の分解図、図7はクランプ部付きフェルール57の断面図である。
図4および図5に示すように、光コネクタ50は、SC2型(SC:Single fiber Coupling)の光コネクタであり、先端面が接合端面51aとされたフェルール51と、フェルール51の後端側に配置されたクランプ部52と、フェルール51を収納するスリーブ状のプラグフレーム53と、プラグフレーム53の後端に取付けられクランプ部52を収容するストップリング54と、ストップリング54内に内装されたスプリング55とを備えている。
符号54a、54bは、介挿部材ユニット60の介挿部材61を差し込む差込口を示す。符号56は、光ファイバ2の接続が完了した後にストップリング54の後端に装着されるブーツである。
図6および図7に示すように、フェルール51には、中心軸方向に沿って光ファイバ挿入孔51dが形成され、光ファイバ挿入孔51dには光ファイバ58が内挿固定されている。光ファイバ58は例えば光ファイバ裸線である。以下、光ファイバ58をフェルール側光ファイバ58ということがある。
クランプ部52は、フェルール51のフランジ部51bから延びるベース側素子52aと蓋側素子52bとを、断面C型のスリーブ状のバネ52cに収容した構造になっている。
ベース側素子52aと蓋側素子52bは、クランプ部52を構成する2つ割りの素子の一方および他方を構成する。
クランプ部52は、ベース側素子52aと蓋側素子52bとの間でバネ52cの弾性力により光ファイバ5をクランプする構造になっている。蓋側素子52bは、第1蓋部52dと、その後端側に配置された第2蓋部52eとからなる。
光ファイバ58は、フェルール51後端から突出し、クランプ部52の素子52a、52b間に挿入され、ベース側素子52aに形成された調心溝52fにより精密に位置決めされている。
ベース側素子52aと、蓋側素子52bの第2蓋部52eには、光ファイバ2を調心溝52fに導くガイド溝52g、52hが形成されている。
次に、光コネクタ50に用いられる介挿部材ユニット60について説明する。
図8に示すように、介挿部材ユニット60は、光コネクタ50の素子52a、52b間を押し広げて、光ファイバ2を挿入するためのものである。
介挿部材ユニット60は、光コネクタ50を保持するコネクタホルダ部62と、光コネクタ50のクランプ部52の素子52a、52b間に介挿される介挿部材61と、介挿部材61を進退させるリング状の介挿部材駆動部63とを備えている。
図9および図10に示すように、介挿部材61は、介挿部材駆動部63の操作によって、光コネクタ50に接近および離間する方向に移動でき、これによって先端部61aをクランプ部52の素子52a、52b間に挿入および引き抜きできる。
次に、光ファイバ2先端を加工する光ファイバ先端加工機について説明する。
図11は、光ファイバ先端加工機の一例である被覆除去機(ストリッパ)を示す側面図である。
この被覆除去機70は、光ファイバ2の被覆2bを除去するものであって、被覆2bを切断する被覆用カッタ71と、光ファイバホルダ移動台72とを備えている。
光ファイバホルダ移動台72は、設置台本体73と、設置台本体73の前端に設けられて、支持台4前端が当接する突出部74を備え、光ファイバホルダ90を保持した保持部93を、被覆用カッタ71に対し接近および離間する方向にスライド移動可能となるように支持できる(図15(b)を参照)。
この被覆除去機70と、光ファイバ挿入治具1を用いて、光ファイバ2の先端部の被覆2bを除去する方法を説明する。
光ファイバ2を保持した光ファイバホルダ3をガイド部21内に入れた光ファイバ挿入治具1を、被覆除去機70の光ファイバホルダ移動台72に載せ、支持台4の前端を突出部74に当接させて位置決めする。光ファイバホルダ3は、前端壁25に当接する位置(前方位置P1)にセットする。
光ファイバ挿入治具1の前端から前方に延出した光ファイバ2の先端部の被覆2bを被覆用カッタ71で保持し、光ファイバホルダ3を後方にスライド移動させる。すなわち、光ファイバホルダ3をガイド部21内で前方位置P1から後方位置P2に向けて移動させる。これによって、この先端部の被覆2bを除去し、裸ファイバ2aを露出させることができる。
図12は、光ファイバ先端加工機の他の例である光ファイバ切断機を示す側面図である。
光ファイバ切断機80は、裸ファイバ2aを切断する切断部81と、光ファイバホルダ移動台82とを備えている。
切断部81は、例えば円板状の切断用カッタ85と、光ファイバ2を切断用カッタ85に押し当てる押し当て部86とを有する。
光ファイバホルダ移動台82は、設置台本体83と、設置台本体83の前端に設けられて、支持台4前端が当接する突出部84を備え、光ファイバホルダ90を保持した保持部93を、切断部81に対し接近および離間する方向にスライド移動可能となるように支持できる(図15(c)を参照)。
光ファイバ切断機80を用いて、裸ファイバ2aを切断し、光コネクタ50への接続に適した長さにする方法を説明する。
光ファイバ挿入治具1を光ファイバ切断機80の光ファイバホルダ移動台82に載せ、支持台4の前端を突出部84に当接させて位置決めする。光ファイバホルダ3は前方位置P1にセットするのが好ましい。
光ファイバ2の裸ファイバ2aを、押し当て部86によって切断用カッタ85に押し当てることによって切断する。これによって、光コネクタ50での接続に適した長さの裸ファイバ2aを先端部に露出させた光ファイバ2が得られる。
次に、光コネクタ50に内蔵されたフェルール側光ファイバ58に、光ファイバ2を接続する方法について説明する。
図13(a)に示すように、光コネクタ50のストップリング54の後部を、接続器支持部22の嵌合部19に嵌合させ、光コネクタ50を位置決めする。この状態では、光ファイバ2の先端は光コネクタ50から後方に離間している。
図9に示すように、光コネクタ50は、介挿部材ユニット60の介挿部材61の先端部61aがクランプ部52の素子52a、52b間に挿入され、素子52a、52b間が押し広げられた状態となっている。
図13(b)に示すように、ガイド部21内で光ファイバホルダ3を前進させると、光ファイバ2の先端の裸ファイバ2aはストップリング54内に入り、クランプ部52の素子52a、52b間に挿入される。
光ファイバホルダ3が前端壁25に当接する位置(前方位置P1)に至ると、裸ファイバ2aは、調心溝52fに挿入され、フェルール側光ファイバ58と突き合わせ接続される(図6および図7参照)。この際、光ファイバ2には適度なたわみが生じ、裸ファイバ2aは適切な突き合わせ力で光ファイバ58に突き合わされる。
図7に示す符号59は、光ファイバ2(裸ファイバ2a)の先端と光ファイバ58の接続点である。
図10に示すように、光ファイバ2の先端(裸光ファイバ2a)とフェルール側光ファイバ58との突き合わせ状態を保ちながら、素子52a、52bの間から介挿部材61の先端部61aを引き抜くと、素子52a、52bは、バネ52cの弾性によって閉じられる。
これによって、素子52a、52b間において、フェルール側光ファイバ58と光ファイバ2とがクランプ固定され、光ファイバ2先端の裸光ファイバ2aとフェルール側光ファイバ58との突き合わせ状態が維持される。また、光ファイバ2の被覆2bはガイド溝52g、52h内にクランプ固定される。
光ファイバ挿入治具1では、光ファイバ2を保持する光ファイバホルダ3と、光ファイバホルダ3を支持する支持台4とを備えており、この支持台4が、被覆除去機70および光ファイバ切断機80の光ファイバホルダ移動台72、82に設置可能に構成されているので、光ファイバホルダ3を支持台4のガイド部21内に入れたままの状態で、光ファイバの先端加工(被覆除去、長さ調整)および光コネクタ50での突き合わせ接続が可能となる。
従って、被覆除去から突き合わせ接続に至る過程で光ファイバホルダの移し替えが必要な光ファイバ挿入治具に比べ、操作が容易となる。
また、被覆除去から突き合わせ接続までの各操作を、いずれも光ファイバホルダ3のガイド部21内でのスライド移動によって実現できるため、各操作における光ファイバホルダ3の位置決めを正確に行うことができる。
従って、各操作において精度の高い作業が可能となり、光ファイバの突き合わせ接続において、適切な突き当て力が得られ、損失の少ない接続が実現できる。
本発明の光ファイバ挿入治具の一例を示す斜視図であって、光ファイバホルダを支持台から取り外した状態を示す。 図1に示す光ファイバ挿入治具の光ファイバホルダを示す斜視図である。 図1に示す光ファイバ挿入治具を示す斜視図であって、光ファイバホルダを支持台に装着した状態を示す。 図1に示す光ファイバ挿入治具の支持台4接続器支持部に装着される光コネクタを示す斜視図である。 光コネクタの分解斜視図である。 図5に示す光コネクタのクランプ部付きフェルールの要部の分解図である。 図5に示す光コネクタのクランプ部付きフェルールの縦断面図である。 図5に示す光コネクタに用いられる介挿部材ユニットを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図5に示す光コネクタのクランプ部付きフェルールの横断面図である。 図5に示す光コネクタのクランプ部付きフェルールの横断面図である。 図1に示す光ファイバ挿入治具を用いて光ファイバの被覆を除去する操作を説明する説明図である。 図1に示す光ファイバ挿入治具を用いて光ファイバを切断する操作を説明する説明図である。 図1に示す光ファイバ挿入治具を用いて光ファイバを突き合わせ接続する操作を説明する説明図である。 従来の光ファイバ挿入治具を用いて光ファイバを突き合わせ接続する操作を説明する説明図である。 従来の光ファイバの被覆除去および切断の操作を説明する図であり、(a)は光ファイバホルダによる光ファイバの保持操作、(b)は光ファイバの被覆除去操作、(c)は光ファイバの切断操作を説明する説明図である。
符号の説明
1・・・光ファイバ挿入治具、2・・・光ファイバ、2a・・・裸ファイバ、2b・・・被覆、3・・・光ファイバホルダ、4・・・支持台、21・・・ガイド部、24・・・側壁、25・・・前端壁(当接壁)、27・・・押さえ板部、28・・・位置表示突起、50・・・光コネクタ(光ファイバ接続器)、52a、52b・・・素子、58・・・フェルール側光ファイバ、70・・・被覆除去機(光ファイバ先端加工機)、71・・・被覆用カッタ、72、82・・・光ファイバホルダ移動台、80・・・光ファイバ切断機(光ファイバ先端加工機)、81・・・切断部、P1・・・前方位置(接近位置)、P2・・・後方位置(離間位置)。

Claims (5)

  1. 光ファイバ(2、58)同士の突き合わせ接続部を2つの素子(52a、52b)に挟み込んでクランプ固定する光ファイバ接続器(50)を用いた光ファイバ同士の接続作業に利用される光ファイバ挿入治具であって、
    前記光ファイバのうち一方(2)を保持する光ファイバホルダ(3)と、この光ファイバホルダおよび前記光ファイバ接続器を支持する支持台(4)とを有し、
    前記支持台が、前記光ファイバホルダを前記光ファイバ接続器に対し接近および離間する方向にスライド移動させるガイド部(21)と、前記光ファイバ接続器を支持する接続器支持部(22)とを備え、
    前記ガイド部が、前記光ファイバホルダのスライド移動によって、前記光ファイバ(2)を光ファイバ接続器から離れた離間位置(P2)から、前記突き合わせ接続が可能な接近位置(P1)に案内することができ、
    この支持台は、前記光ファイバ(2)先端を加工する光ファイバ先端加工機(70、80)の光ファイバホルダ移動台(72、82)に設置可能とされ、
    前記支持台を前記光ファイバホルダ移動台上に置いた状態で、前記ガイド部内で前記光ファイバホルダをスライド移動させることによって、前記光ファイバ(2)の先端加工、または先端加工のための位置決めが可能となることを特徴とする光ファイバ挿入治具(1)。
  2. 前記光ファイバ先端加工機は、被覆除去機または光ファイバ切断機であり、
    前記被覆除去機が、前記光ファイバ(2)の被覆(2b)を除去する被覆用カッタ(71)と、前記光ファイバホルダを前記被覆用カッタに対し接近および離間する方向にスライド移動可能に支持する前記光ファイバホルダ移動台(72)とを備えており、
    前記光ファイバ切断機が、前記光ファイバ(2a)を切断する切断部(81)と、前記光ファイバホルダを前記切断部に対し接近および離間する方向にスライド移動可能に支持する前記光ファイバホルダ移動台(82)とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ挿入治具。
  3. 前記ガイド部は、前記接近位置において前記光ファイバホルダが当接し位置決めされる当接壁(25)を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ挿入治具。
  4. 前記ガイド部は、前記光ファイバ接続器に対し接近および離間する方向に延出する側壁(24)に沿ってスライド移動可能であり、
    前記側壁に、前記接近位置における前記光ファイバホルダの位置を表示する位置表示突起(28)が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の光ファイバ挿入治具。
  5. 前記ガイド部には、前記接近位置にある光ファイバホルダが、前記ガイド部から外れる方向に移動するのを阻止する押さえ板部(27)が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の光ファイバ挿入治具。
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