JPH10104456A - 光ファイバ接続工具 - Google Patents
光ファイバ接続工具Info
- Publication number
- JPH10104456A JPH10104456A JP8254935A JP25493596A JPH10104456A JP H10104456 A JPH10104456 A JP H10104456A JP 8254935 A JP8254935 A JP 8254935A JP 25493596 A JP25493596 A JP 25493596A JP H10104456 A JPH10104456 A JP H10104456A
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- Japan
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- optical fiber
- holder
- fiber connector
- optical
- connector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバ接続器1のサイズが小さいため
に、光ファイバ3,3同士の接続等の作業を効率行うた
めの工具が従来から求められていた。 【解決手段】 支持機構11と、楔20と、楔20を支
持機構11に支持した光ファイバ接続器1に向けて押圧
する押圧機構30と、押圧機構30の作動を停止させて
楔20を定位置に維持する係止機構40と、切断工程お
よび被覆除去工程から一貫して光ファイバ3を支持した
ままの光ファイバホルダ80が着脱自在に設置されるホ
ルダ保持台50と、ホルダ保持台50を傾斜させる保持
台回動機構60と、光ファイバ3,3同士の突き合わせ
力を付与する押付力印加機構70とを具備する光ファイ
バ接続工具10を提供する。
に、光ファイバ3,3同士の接続等の作業を効率行うた
めの工具が従来から求められていた。 【解決手段】 支持機構11と、楔20と、楔20を支
持機構11に支持した光ファイバ接続器1に向けて押圧
する押圧機構30と、押圧機構30の作動を停止させて
楔20を定位置に維持する係止機構40と、切断工程お
よび被覆除去工程から一貫して光ファイバ3を支持した
ままの光ファイバホルダ80が着脱自在に設置されるホ
ルダ保持台50と、ホルダ保持台50を傾斜させる保持
台回動機構60と、光ファイバ3,3同士の突き合わせ
力を付与する押付力印加機構70とを具備する光ファイ
バ接続工具10を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ接続器
を利用した光ファイバの突き合わせ接続に用いて好適な
光ファイバ接続工具に関するものである。
を利用した光ファイバの突き合わせ接続に用いて好適な
光ファイバ接続工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバ接続器においては、突
き合わせた2本の光ファイバを同一のハウジング内に固
定する構造となっている。このような光ファイバ接続器
の位置決め調心構造としては、(1)精密細管(以下、
「マイクロキャピラリー」)内にその両端から光ファイ
バを挿入して突き合わせる構造、(2)V溝において光
ファイバどうしを突き合わせる構造、(3)3本の精密
ロッドあるいは3個の精密ボールの中心に光ファイバを
担持して位置決めする構造などがある。このような光フ
ァイバ接続器においては、一対の光ファイバは、調心、
突き合わされた状態で接着により、あるいは機械的な挟
持により固定されるようになっている。
き合わせた2本の光ファイバを同一のハウジング内に固
定する構造となっている。このような光ファイバ接続器
の位置決め調心構造としては、(1)精密細管(以下、
「マイクロキャピラリー」)内にその両端から光ファイ
バを挿入して突き合わせる構造、(2)V溝において光
ファイバどうしを突き合わせる構造、(3)3本の精密
ロッドあるいは3個の精密ボールの中心に光ファイバを
担持して位置決めする構造などがある。このような光フ
ァイバ接続器においては、一対の光ファイバは、調心、
突き合わされた状態で接着により、あるいは機械的な挟
持により固定されるようになっている。
【0003】ところで、前記のような光ファイバ接続器
の場合、光ファイバを単にハウジング内に固定する構造
であることに起因して以下のような問題が生じていた。
すなわち、突き合わせた光ファイバを固定しているハウ
ジングと光ファイバとの熱膨張率の差によって、温度変
化を受けた際に光ファイバの突き合わせ状態が変化して
しまう。これにより、光ファイバの接続損失が変動する
という問題があった。また、前記ハウジングにおいては
弾性体によって光ファイバを保持しているが、この弾性
体の経年劣化により光ファイバの保持力が低下して、光
ファイバの突き合わせ状態が変化して接続損失が変動す
るといった問題もあった。
の場合、光ファイバを単にハウジング内に固定する構造
であることに起因して以下のような問題が生じていた。
すなわち、突き合わせた光ファイバを固定しているハウ
ジングと光ファイバとの熱膨張率の差によって、温度変
化を受けた際に光ファイバの突き合わせ状態が変化して
しまう。これにより、光ファイバの接続損失が変動する
という問題があった。また、前記ハウジングにおいては
弾性体によって光ファイバを保持しているが、この弾性
体の経年劣化により光ファイバの保持力が低下して、光
ファイバの突き合わせ状態が変化して接続損失が変動す
るといった問題もあった。
【0004】さらに、接続損失の変動を抑えることがで
きる手段を設けた場合、構造が複雑になることが考えら
れ、前述の調心位置決め構造を用いた光ファイバの接続
に手間がかかることが懸念される。特に、光ファイバネ
ットワークにおける断線や光部品の故障等の支障が発生
した時の接続に使用する場合には、迅速に接続作業を完
了することが要求されるので、光ファイバを簡単かつ正
確に接続し得る光ファイバ接続器の開発が要望されてい
た。
きる手段を設けた場合、構造が複雑になることが考えら
れ、前述の調心位置決め構造を用いた光ファイバの接続
に手間がかかることが懸念される。特に、光ファイバネ
ットワークにおける断線や光部品の故障等の支障が発生
した時の接続に使用する場合には、迅速に接続作業を完
了することが要求されるので、光ファイバを簡単かつ正
確に接続し得る光ファイバ接続器の開発が要望されてい
た。
【0005】このような要望に応じて、出願人は、例え
ば特願平8−137206号に示すような光ファイバ接
続器を提案している。図10および図11に示す光ファ
イバ接続器1は、互いの長手方向を揃えて配置された二
つ割り構造の素子2,2と、素子2,2の間に挟持力を
付与して光ファイバ3(光ファイバ単心線)を挟持、固
定するための付勢手段4(コ字状バネ)とを備えて構成
されている。この場合、一方および他方の光ファイバ
3,3は、素子2,2の長手方向一端側および他端側に
おいて、突き合わせられかつ調心位置決めされた状態
で、それぞれ個別に挟持されている。
ば特願平8−137206号に示すような光ファイバ接
続器を提案している。図10および図11に示す光ファ
イバ接続器1は、互いの長手方向を揃えて配置された二
つ割り構造の素子2,2と、素子2,2の間に挟持力を
付与して光ファイバ3(光ファイバ単心線)を挟持、固
定するための付勢手段4(コ字状バネ)とを備えて構成
されている。この場合、一方および他方の光ファイバ
3,3は、素子2,2の長手方向一端側および他端側に
おいて、突き合わせられかつ調心位置決めされた状態
で、それぞれ個別に挟持されている。
【0006】素子2には、長手方向に延在してV溝、U
溝等の案内溝2a(図11にはV溝の例を示してい
る。)が形成されている。光ファイバ3は、案内溝2a
に案内されて素子2の長手方向中央部に形成された調心
溝2cに導かれ、そこで素子2,2の長手方向両端から
挿入した光ファイバ3どうしが精密に調心位置決めされ
るようになっている。
溝等の案内溝2a(図11にはV溝の例を示してい
る。)が形成されている。光ファイバ3は、案内溝2a
に案内されて素子2の長手方向中央部に形成された調心
溝2cに導かれ、そこで素子2,2の長手方向両端から
挿入した光ファイバ3どうしが精密に調心位置決めされ
るようになっている。
【0007】さらに、素子2および付勢手段4には、そ
れぞれ開口部2bおよび開口部4aが、位置を合わせて
光ファイバ接続器1の長手方向に沿って複数形成されて
いる。この構成により、光ファイバ接続器1の長手方向
に直交する方向(図10において矢印Xで示している)
から、楔5が開口部2b、4a内に差し込まれたときに
は、楔5は、付勢手段4の挟持力に抗して素子2,2ど
うしを互いに離間する方向に押し広げる。これにより、
光ファイバ接続器1の長手方向側方からの光ファイバ3
の挿入、光ファイバ接続器1の長手方向側方への光ファ
イバ3の引き抜き、あるいは光ファイバ3の交換等の作
業が容易に達成される。
れぞれ開口部2bおよび開口部4aが、位置を合わせて
光ファイバ接続器1の長手方向に沿って複数形成されて
いる。この構成により、光ファイバ接続器1の長手方向
に直交する方向(図10において矢印Xで示している)
から、楔5が開口部2b、4a内に差し込まれたときに
は、楔5は、付勢手段4の挟持力に抗して素子2,2ど
うしを互いに離間する方向に押し広げる。これにより、
光ファイバ接続器1の長手方向側方からの光ファイバ3
の挿入、光ファイバ接続器1の長手方向側方への光ファ
イバ3の引き抜き、あるいは光ファイバ3の交換等の作
業が容易に達成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
ファイバ接続器1は、サイズが小さいために、付勢手段
4を押し広げる作業が大変であり、しかも、光ファイバ
3の挿入時においては、付勢手段4を押し広げつつ素子
2に光ファイバ3を挿入しなければならない。よって、
所望の接続損失で光ファイバ3どうしを光接続するに
は、手間がかかり、作業性に不満があった。また、楔5
の押込力が強すぎたり押込力が長時間作用すると、素子
2に微小なひずみを生じたり、付勢手段4の挟持力が不
安定になって光ファイバ接続器1における光ファイバ3
の接続精度に影響を与える可能性があるので、作業には
細心の注意を払う必要があった。このため、光ファイバ
接続器1での光ファイバ3の突き合わせ接続を、素子2
に側圧を過剰に作用させること無く簡便に行うための専
用の工具の開発が求められていた。
ファイバ接続器1は、サイズが小さいために、付勢手段
4を押し広げる作業が大変であり、しかも、光ファイバ
3の挿入時においては、付勢手段4を押し広げつつ素子
2に光ファイバ3を挿入しなければならない。よって、
所望の接続損失で光ファイバ3どうしを光接続するに
は、手間がかかり、作業性に不満があった。また、楔5
の押込力が強すぎたり押込力が長時間作用すると、素子
2に微小なひずみを生じたり、付勢手段4の挟持力が不
安定になって光ファイバ接続器1における光ファイバ3
の接続精度に影響を与える可能性があるので、作業には
細心の注意を払う必要があった。このため、光ファイバ
接続器1での光ファイバ3の突き合わせ接続を、素子2
に側圧を過剰に作用させること無く簡便に行うための専
用の工具の開発が求められていた。
【0009】光ファイバ3どうしの突き合わせ接続にお
いて所望の接続損失を確実に得るには、突き合わせた光
ファイバ3,3間に突き合わせ力を付与する必要があ
る。しかしながら、付勢手段4の押し広げ作業と並行し
て突き合わせ力の付与を行うことは大変であり、これら
の作業を簡便に行うための専用の工具の開発が求められ
ていた。また、調心溝2cには光ファイバ単心線3の先
端の被覆を除去して露出させた裸ファイバ3aを収納す
るが、調心溝2cの長さに対応して光ファイバ3の被覆
除去長を設定する必要があり、しかも、光ファイバ3を
所定の長さだけ光ファイバ接続器1に挿入するようにし
ないと光ファイバ3,3どうしを所望の位置(一般的に
調心溝2cの中央部)で突き合わせることができないた
め、接続作業を効率良く行うには、被覆除去長の設定や
光ファイバ3の挿入量の調整を簡便にする必要があり、
これらを可能にする専用の工具が求められていた。
いて所望の接続損失を確実に得るには、突き合わせた光
ファイバ3,3間に突き合わせ力を付与する必要があ
る。しかしながら、付勢手段4の押し広げ作業と並行し
て突き合わせ力の付与を行うことは大変であり、これら
の作業を簡便に行うための専用の工具の開発が求められ
ていた。また、調心溝2cには光ファイバ単心線3の先
端の被覆を除去して露出させた裸ファイバ3aを収納す
るが、調心溝2cの長さに対応して光ファイバ3の被覆
除去長を設定する必要があり、しかも、光ファイバ3を
所定の長さだけ光ファイバ接続器1に挿入するようにし
ないと光ファイバ3,3どうしを所望の位置(一般的に
調心溝2cの中央部)で突き合わせることができないた
め、接続作業を効率良く行うには、被覆除去長の設定や
光ファイバ3の挿入量の調整を簡便にする必要があり、
これらを可能にする専用の工具が求められていた。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、二つ割り構造の素子の間に光ファイバの対を突き合
わせ接続して挟持するタイプの光ファイバ接続器を利用
した光ファイバの突き合わせ接続を容易になし得る光フ
ァイバ接続工具を提供することを目的とする。
で、二つ割り構造の素子の間に光ファイバの対を突き合
わせ接続して挟持するタイプの光ファイバ接続器を利用
した光ファイバの突き合わせ接続を容易になし得る光フ
ァイバ接続工具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、互いの長手方向を揃えて配置されかつ付勢手段によ
り互いの接近方向に付勢されている二つ割り構造の素子
を有しかつ該素子の長手方向一端側および他端側におい
てそれぞれ個別に一方および他方の光ファイバを該素子
の間に挟持して前記光ファイバどうしを突き合わせ接続
可能に調心位置決めする光ファイバ接続器を利用して、
前記光ファイバを突き合わせ接続するに際して使用され
る光ファイバ接続工具であって、前記光ファイバ接続器
を支持する支持機構と、前記光ファイバ接続器の長手方
向に直交する方向から前記素子間に差し込まれたときに
は前記付勢手段の付勢力に抗して前記素子どうしを離間
させる方向に押し広げることにより前記光ファイバの挟
持を解除する分離部材と、該分離部材を光ファイバ接続
器に向けて押圧することにより前記分離部材を前記素子
間に差し込む押圧機構と、支持機構の近傍に設置されて
光ファイバをクランプ支持する光ファイバホルダが着脱
自在に設置されるホルダ保持台とを具備してなることを
特徴とする光ファイバ接続工具を前記課題の解決手段と
した。
は、互いの長手方向を揃えて配置されかつ付勢手段によ
り互いの接近方向に付勢されている二つ割り構造の素子
を有しかつ該素子の長手方向一端側および他端側におい
てそれぞれ個別に一方および他方の光ファイバを該素子
の間に挟持して前記光ファイバどうしを突き合わせ接続
可能に調心位置決めする光ファイバ接続器を利用して、
前記光ファイバを突き合わせ接続するに際して使用され
る光ファイバ接続工具であって、前記光ファイバ接続器
を支持する支持機構と、前記光ファイバ接続器の長手方
向に直交する方向から前記素子間に差し込まれたときに
は前記付勢手段の付勢力に抗して前記素子どうしを離間
させる方向に押し広げることにより前記光ファイバの挟
持を解除する分離部材と、該分離部材を光ファイバ接続
器に向けて押圧することにより前記分離部材を前記素子
間に差し込む押圧機構と、支持機構の近傍に設置されて
光ファイバをクランプ支持する光ファイバホルダが着脱
自在に設置されるホルダ保持台とを具備してなることを
特徴とする光ファイバ接続工具を前記課題の解決手段と
した。
【0012】本発明の光ファイバ接続工具の構成による
と、支持機構に支持した光ファイバ接続器に分離部材を
差し込むには、押圧機構を操作して分離部材を押圧して
分離部材を光ファイバ接続器に差し込む。光ファイバは
予め光ファイバホルダにクランプ支持しておき、光ファ
イバホルダをホルダ保持台にセットすることで所定位置
に光ファイバを設置する。そして、光ファイバ接続器の
長手方向両端から、分離部材によって押し広げた素子の
間に光ファイバを挿入し、素子内で突き合わせる。光フ
ァイバホルダは、光ファイバの被覆を除去する被覆除去
装置からホルダ保持台に移設することが好ましく、この
場合には被覆除去工程の完了後に被覆除去装置から取り
外した光ファイバホルダを、光ファイバをクランプした
ままホルダ保持台に移設する。
と、支持機構に支持した光ファイバ接続器に分離部材を
差し込むには、押圧機構を操作して分離部材を押圧して
分離部材を光ファイバ接続器に差し込む。光ファイバは
予め光ファイバホルダにクランプ支持しておき、光ファ
イバホルダをホルダ保持台にセットすることで所定位置
に光ファイバを設置する。そして、光ファイバ接続器の
長手方向両端から、分離部材によって押し広げた素子の
間に光ファイバを挿入し、素子内で突き合わせる。光フ
ァイバホルダは、光ファイバの被覆を除去する被覆除去
装置からホルダ保持台に移設することが好ましく、この
場合には被覆除去工程の完了後に被覆除去装置から取り
外した光ファイバホルダを、光ファイバをクランプした
ままホルダ保持台に移設する。
【0013】請求項2記載の発明では、ホルダ保持台
が、保持台回動機構により光ファイバ接続器の長手方向
に直交する軸線を中心として回動自在に支持されている
ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続工具を
前記課題の解決手段とした。
が、保持台回動機構により光ファイバ接続器の長手方向
に直交する軸線を中心として回動自在に支持されている
ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続工具を
前記課題の解決手段とした。
【0014】本発明の光ファイバ接続工具の構成による
と、ホルダ保持台に光ファイバホルダを載置した後、保
持台回動機構によってホルダ保持台を回動し、光ファイ
バを支持機構に支持した光ファイバ接続器に差し込む。
この時、光ファイバは、分離部材によって押し広げられ
た素子間に形成された隙間に対して傾斜して差し込まれ
ることになり、挿入作業が容易になる。
と、ホルダ保持台に光ファイバホルダを載置した後、保
持台回動機構によってホルダ保持台を回動し、光ファイ
バを支持機構に支持した光ファイバ接続器に差し込む。
この時、光ファイバは、分離部材によって押し広げられ
た素子間に形成された隙間に対して傾斜して差し込まれ
ることになり、挿入作業が容易になる。
【0015】請求項3記載の発明では、支持機構に支持
した光ファイバ接続器に向けて光ファイバホルダを押圧
して、光ファイバ接続器にて接続する光ファイバどうし
の突き合わせ力を付与する押付力印加機構がホルダ保持
台に設けられていることを特徴とする請求項1または2
記載の光ファイバ接続工具を前記課題の解決手段とし
た。
した光ファイバ接続器に向けて光ファイバホルダを押圧
して、光ファイバ接続器にて接続する光ファイバどうし
の突き合わせ力を付与する押付力印加機構がホルダ保持
台に設けられていることを特徴とする請求項1または2
記載の光ファイバ接続工具を前記課題の解決手段とし
た。
【0016】本発明の光ファイバ接続工具の構成による
と、ホルダ保持台に光ファイバホルダを設置し、該光フ
ァイバホルダにクランプ支持した光ファイバを支持機構
に支持した光ファイバ接続器の押し広げられた素子間に
差し込んだ後、押付力印加機構を操作して光ファイバホ
ルダを光ファイバ接続器方向に押圧して、光ファイバ接
続器内で突き合わせた光ファイバ間に突き合わせ力を付
与する。そして、この状態を維持したまま、分離部材を
光ファイバ接続器から引き抜き、付勢手段の付勢力によ
り素子間に光ファイバをクランプする。
と、ホルダ保持台に光ファイバホルダを設置し、該光フ
ァイバホルダにクランプ支持した光ファイバを支持機構
に支持した光ファイバ接続器の押し広げられた素子間に
差し込んだ後、押付力印加機構を操作して光ファイバホ
ルダを光ファイバ接続器方向に押圧して、光ファイバ接
続器内で突き合わせた光ファイバ間に突き合わせ力を付
与する。そして、この状態を維持したまま、分離部材を
光ファイバ接続器から引き抜き、付勢手段の付勢力によ
り素子間に光ファイバをクランプする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ファイバ接続工
具の実施の形態について、図面を参照して説明する。
具の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0018】図1ないし図9は、本発明の光ファイバ接
続工具10の一実施形態を示すものである。図におい
て、符号11は支持機構、20は楔(分離部材)、30
は押圧機構、40は係止機構、50はホルダ保持台、6
0は保持台回動機構、70は押付力印加機構、80は光
ファイバホルダ、90はレンズ台、100はベースであ
る。
続工具10の一実施形態を示すものである。図におい
て、符号11は支持機構、20は楔(分離部材)、30
は押圧機構、40は係止機構、50はホルダ保持台、6
0は保持台回動機構、70は押付力印加機構、80は光
ファイバホルダ、90はレンズ台、100はベースであ
る。
【0019】ベース100は概略十字状のプレートであ
り、光ファイバ接続工具10を構成する構成部品は全て
ベース100上に搭載されている。支持機構11は、光
ファイバ接続器1を光ファイバ接続工具10内において
定位置に支持するためのもので、図1および図2に示す
ように、ベース100の中央部に設けられ、支持台1
2、保持蓋13、位置決めブロック14を備えて構成さ
れている。
り、光ファイバ接続工具10を構成する構成部品は全て
ベース100上に搭載されている。支持機構11は、光
ファイバ接続器1を光ファイバ接続工具10内において
定位置に支持するためのもので、図1および図2に示す
ように、ベース100の中央部に設けられ、支持台1
2、保持蓋13、位置決めブロック14を備えて構成さ
れている。
【0020】支持台12は、光ファイバ接続器1を載置
するためのものである。保持蓋13は、ピン13aによ
り支持台12に回動自在に取り付けられ、支持台12に
光ファイバ接続器1が載置された際に、上から被せるよ
うにして光ファイバ接続器1上に載せて、光ファイバ接
続器1が支持台12上から飛び出すことを防止する。光
ファイバ接続器1は付勢手段(コ字状バネ)4の開口部
4aを横に向けて支持台12上に載置され、上から保持
蓋13が載せられることにより、支持台12に対して傾
斜することなく安定に押さえられる。また、保持蓋13
の中央部には窓13bが開口されており、この窓13b
は、保持蓋13を光ファイバ接続器1上に載せた際に、
付勢手段4の開口部4aの近傍に位置する。
するためのものである。保持蓋13は、ピン13aによ
り支持台12に回動自在に取り付けられ、支持台12に
光ファイバ接続器1が載置された際に、上から被せるよ
うにして光ファイバ接続器1上に載せて、光ファイバ接
続器1が支持台12上から飛び出すことを防止する。光
ファイバ接続器1は付勢手段(コ字状バネ)4の開口部
4aを横に向けて支持台12上に載置され、上から保持
蓋13が載せられることにより、支持台12に対して傾
斜することなく安定に押さえられる。また、保持蓋13
の中央部には窓13bが開口されており、この窓13b
は、保持蓋13を光ファイバ接続器1上に載せた際に、
付勢手段4の開口部4aの近傍に位置する。
【0021】位置決めブロック14は支持台12上に互
いに離間させて一対設置されており、光ファイバ接続器
1はこれら位置決めブロック14の間に配置するように
なっている。位置決めブロック14には光ファイバ3を
位置決めするためのV溝15が形成されており、このV
溝15によって位置決めした光ファイバ3は、支持台1
2上の光ファイバ接続器1の中心軸線上に位置される。
また、位置決めブロック14の近傍には、当接壁16が
立設されている。この当接壁16は、押圧機構30の移
動台31(後述)が支持台12に接近した時に、該移動
台31の最接近位置を設定するものである。
いに離間させて一対設置されており、光ファイバ接続器
1はこれら位置決めブロック14の間に配置するように
なっている。位置決めブロック14には光ファイバ3を
位置決めするためのV溝15が形成されており、このV
溝15によって位置決めした光ファイバ3は、支持台1
2上の光ファイバ接続器1の中心軸線上に位置される。
また、位置決めブロック14の近傍には、当接壁16が
立設されている。この当接壁16は、押圧機構30の移
動台31(後述)が支持台12に接近した時に、該移動
台31の最接近位置を設定するものである。
【0022】楔20は、例えば図10に示すような鋭利
な先端形状を有する複数の刃体21が一体的に形成され
てなるものである。そして、光ファイバ接続器1の長手
方向に直交する方向から開口部2bを通して素子2,2
間に差し込まれたときには付勢手段4の付勢力に抗して
素子2,2どうしを離間させる方向に押し広げるための
ものである。楔20には0.9ミリ程度の小孔20bが
開口されており、この小孔20bには押圧機構30の移
動台31(後述)から突設された径0.3ミリ程度の係
合ピン31aが挿入されている。
な先端形状を有する複数の刃体21が一体的に形成され
てなるものである。そして、光ファイバ接続器1の長手
方向に直交する方向から開口部2bを通して素子2,2
間に差し込まれたときには付勢手段4の付勢力に抗して
素子2,2どうしを離間させる方向に押し広げるための
ものである。楔20には0.9ミリ程度の小孔20bが
開口されており、この小孔20bには押圧機構30の移
動台31(後述)から突設された径0.3ミリ程度の係
合ピン31aが挿入されている。
【0023】押圧機構30は、図1および図2に示すよ
うに、支持機構11に隣設されており、移動台31、レ
バー32、昇降ブロック33、バネ34、ハンドル3
5、ケース後壁部36を備えて構成されている。移動台
31は、支持台12と該支持台12から離間して設けら
れたケース後壁部36との間を往復動可能になってい
る。これら支持台12とケース後壁部36との間には図
示していないガイド棒が架設され、移動台31はこのガ
イド棒にガイドされつつスムーズに移動する。移動台3
1は上部に取り付けられた抑え板31bとの間において
楔20をスライド自在に保持している。
うに、支持機構11に隣設されており、移動台31、レ
バー32、昇降ブロック33、バネ34、ハンドル3
5、ケース後壁部36を備えて構成されている。移動台
31は、支持台12と該支持台12から離間して設けら
れたケース後壁部36との間を往復動可能になってい
る。これら支持台12とケース後壁部36との間には図
示していないガイド棒が架設され、移動台31はこのガ
イド棒にガイドされつつスムーズに移動する。移動台3
1は上部に取り付けられた抑え板31bとの間において
楔20をスライド自在に保持している。
【0024】移動台31のケース後壁部36側の側部の
上部には傾斜面37が形成され、移動台31のケース後
壁部36側の側面31cの中央部には押込突部38が突
設されている。なお、移動台31は、支持台12との間
に介装されたバネ101によりケース後壁部36方向に
付勢されている。
上部には傾斜面37が形成され、移動台31のケース後
壁部36側の側面31cの中央部には押込突部38が突
設されている。なお、移動台31は、支持台12との間
に介装されたバネ101によりケース後壁部36方向に
付勢されている。
【0025】レバー32は押圧機構30の上部に配置さ
れ、一端がベース100に対して平行な軸39に取り付
けられ、この軸39を中心として上下に回動するように
なっている。また、レバー32は、昇降ブロック33に
よって常時上方に付勢されており、ケース後壁部36か
ら突設されたハンドル35とともに使用者が握って操作
される。
れ、一端がベース100に対して平行な軸39に取り付
けられ、この軸39を中心として上下に回動するように
なっている。また、レバー32は、昇降ブロック33に
よって常時上方に付勢されており、ケース後壁部36か
ら突設されたハンドル35とともに使用者が握って操作
される。
【0026】昇降ブロック33はケース後壁部36の側
部に沿って昇降自在に設けられ、ベース100との間に
配置したバネ34によって上方(図2上方)に付勢さ
れ、レバー32を上方に押圧している。したがって、レ
バー32をベース100側に押し込むことにより、昇降
ブロック33はバネ34の付勢力に抗して下方に押し込
まれる。
部に沿って昇降自在に設けられ、ベース100との間に
配置したバネ34によって上方(図2上方)に付勢さ
れ、レバー32を上方に押圧している。したがって、レ
バー32をベース100側に押し込むことにより、昇降
ブロック33はバネ34の付勢力に抗して下方に押し込
まれる。
【0027】昇降ブロック33の移動台31側の側部に
はコロ33aが取り付けられている。コロ33aは、通
常時(昇降ブロック33が上方に位置する)には移動台
31の傾斜面37の上部に当接しているが、レバー32
が操作されて昇降ブロック33が下方に押し込まれる
と、移動台31との当接位置を移動台31の側面31c
に移動し、その過程において移動台31を支持台12方
向に押し出す。昇降ブロック33がさらに下降すると、
移動台31の押込突部38にコロ33aが乗り上げ、移
動台31の押し出し量は最大になる。
はコロ33aが取り付けられている。コロ33aは、通
常時(昇降ブロック33が上方に位置する)には移動台
31の傾斜面37の上部に当接しているが、レバー32
が操作されて昇降ブロック33が下方に押し込まれる
と、移動台31との当接位置を移動台31の側面31c
に移動し、その過程において移動台31を支持台12方
向に押し出す。昇降ブロック33がさらに下降すると、
移動台31の押込突部38にコロ33aが乗り上げ、移
動台31の押し出し量は最大になる。
【0028】昇降ブロック33の中央部には上下方向に
細長い上下孔33bが開口され、この上下孔33bには
係止機構40の係止棒41(後述)が遊挿されている。
昇降ブロック33の上部には、レバー32と当接される
コロ33cが取り付けられ、昇降ブロック33のケース
後壁部36に臨む側部にもケース後壁部36と当接され
るコロ33dが取り付けられている。したがって、昇降
ブロック33は、レバー32を操作することにより、係
止棒41とケース後壁部36とにガイドされつつスムー
ズに昇降する。
細長い上下孔33bが開口され、この上下孔33bには
係止機構40の係止棒41(後述)が遊挿されている。
昇降ブロック33の上部には、レバー32と当接される
コロ33cが取り付けられ、昇降ブロック33のケース
後壁部36に臨む側部にもケース後壁部36と当接され
るコロ33dが取り付けられている。したがって、昇降
ブロック33は、レバー32を操作することにより、係
止棒41とケース後壁部36とにガイドされつつスムー
ズに昇降する。
【0029】係止機構40は、図3に示すように、係止
棒41、バネ42を備えて構成されている。係止棒41
は、つまみ41aと、昇降ブロック33の上下移動の際
に上下孔33b内に干渉することなく収納される軸41
bと、該軸41bよりも拡径して形成され、かつ、上下
孔33bの上端部を拡張した係止孔33eに収容され得
る大きさとされた拡径部41cとが順に連接されてなる
ものである。バネ42は、つまみ41aとケース側壁部
36aとの間に介装されたもので、つまみ41aをケー
ス側壁部36aに対して外方に付勢している。
棒41、バネ42を備えて構成されている。係止棒41
は、つまみ41aと、昇降ブロック33の上下移動の際
に上下孔33b内に干渉することなく収納される軸41
bと、該軸41bよりも拡径して形成され、かつ、上下
孔33bの上端部を拡張した係止孔33eに収容され得
る大きさとされた拡径部41cとが順に連接されてなる
ものである。バネ42は、つまみ41aとケース側壁部
36aとの間に介装されたもので、つまみ41aをケー
ス側壁部36aに対して外方に付勢している。
【0030】図1および図4(a)に示すように、ホル
ダ保持台50は、支持機構11の両側に配置され、それ
ぞれ、外観長方形板状の光ファイバホルダ80が着脱自
在に載置される構造になっている。
ダ保持台50は、支持機構11の両側に配置され、それ
ぞれ、外観長方形板状の光ファイバホルダ80が着脱自
在に載置される構造になっている。
【0031】一方のホルダ保持台50は、ベース100
上に分離可能に載置された保持台本体51と、該保持台
本体51にガイドされつつ支持台12に対して接近離間
する方向に移動するガイド台52とを備えて構成されて
いる。ガイド台52は、支持台12上に配置した光ファ
イバ接続器1の中心軸線の延長線にほぼ沿って細長い形
状であり、平坦な上面53を有している。ガイド台52
の支持台12から離間した端部には突壁54が突設さ
れ、上面53上には該ガイド台52の長手方向に延在す
るガイド体55が設けられている。ガイド体55はガイ
ド台52の上面53と平行な平坦な上面を有しており、
ガイド台52とガイド体55の上に設置した光ファイバ
ホルダ80は支持台12に対して接近離間する方向にス
ライド移動自在に支持される。ガイド台52の下部には
引戻用部材57が固定されている。引戻用部材57は保
持台本体51内に設置されたベアリング収納部56上に
載せられており、ガイド台52と引戻用部材57とは一
体的に支持台12に対して接近離間する方向に移動す
る。
上に分離可能に載置された保持台本体51と、該保持台
本体51にガイドされつつ支持台12に対して接近離間
する方向に移動するガイド台52とを備えて構成されて
いる。ガイド台52は、支持台12上に配置した光ファ
イバ接続器1の中心軸線の延長線にほぼ沿って細長い形
状であり、平坦な上面53を有している。ガイド台52
の支持台12から離間した端部には突壁54が突設さ
れ、上面53上には該ガイド台52の長手方向に延在す
るガイド体55が設けられている。ガイド体55はガイ
ド台52の上面53と平行な平坦な上面を有しており、
ガイド台52とガイド体55の上に設置した光ファイバ
ホルダ80は支持台12に対して接近離間する方向にス
ライド移動自在に支持される。ガイド台52の下部には
引戻用部材57が固定されている。引戻用部材57は保
持台本体51内に設置されたベアリング収納部56上に
載せられており、ガイド台52と引戻用部材57とは一
体的に支持台12に対して接近離間する方向に移動す
る。
【0032】図5(a)に示すように、他方のホルダ保
持台50aは、保持台本体51と、この保持台本体51
に対して固定のガイド台52とを備えて構成されてい
る。このホルダ保持台50aも、ベース100に対して
分離可能になっている。また、ガイド台52上にはガイ
ド体55が設けられ、これらガイド台52とガイド体5
5の上に設置した光ファイバホルダ80を支持台12に
対して接近離間する方向にスライド移動自在に支持す
る。
持台50aは、保持台本体51と、この保持台本体51
に対して固定のガイド台52とを備えて構成されてい
る。このホルダ保持台50aも、ベース100に対して
分離可能になっている。また、ガイド台52上にはガイ
ド体55が設けられ、これらガイド台52とガイド体5
5の上に設置した光ファイバホルダ80を支持台12に
対して接近離間する方向にスライド移動自在に支持す
る。
【0033】図1および図5(a)、(b)において、
保持台回動機構60は、回動軸61と、アーム62とを
備えて構成されている。回動軸61は、支持機構11の
両側で、光ファイバ接続器1の長手方向に垂直な向きで
配置されている。アーム62は、L字状であって、一端
が回動軸61に取り付けられ、他端がホルダ保持台5
0、50aの内部に配置され、回動軸61を中心として
回動することにより、ホルダ保持台50、50aをベー
ス100に対して傾斜する方向に回動させる。なお、ア
ーム62は、ホルダ保持台50、50aに対応して、寸
法を変更している。
保持台回動機構60は、回動軸61と、アーム62とを
備えて構成されている。回動軸61は、支持機構11の
両側で、光ファイバ接続器1の長手方向に垂直な向きで
配置されている。アーム62は、L字状であって、一端
が回動軸61に取り付けられ、他端がホルダ保持台5
0、50aの内部に配置され、回動軸61を中心として
回動することにより、ホルダ保持台50、50aをベー
ス100に対して傾斜する方向に回動させる。なお、ア
ーム62は、ホルダ保持台50、50aに対応して、寸
法を変更している。
【0034】図4(a)に示すように、押付力印加機構
70は、一方のホルダ保持台50にのみ設けられてお
り、印加レバー71、偏心カム72、バネ73を備えて
構成されている。偏心カム72は保持台本体51に回転
自在に支持され、ベアリング収納部56と引戻用部材5
7との間の隙間74に設置されており、印加レバー71
を手動操作することにより回転される。バネ73は、保
持台本体51に反力をとって、ガイド台52を常時支持
台12方向に押圧している。したがって、偏心カム72
には常時引戻用部材57が当接されており、印加レバー
71を操作して偏心カム72を回転させることにより、
ガイド台52が支持台12に対して接近離間するように
なっている。
70は、一方のホルダ保持台50にのみ設けられてお
り、印加レバー71、偏心カム72、バネ73を備えて
構成されている。偏心カム72は保持台本体51に回転
自在に支持され、ベアリング収納部56と引戻用部材5
7との間の隙間74に設置されており、印加レバー71
を手動操作することにより回転される。バネ73は、保
持台本体51に反力をとって、ガイド台52を常時支持
台12方向に押圧している。したがって、偏心カム72
には常時引戻用部材57が当接されており、印加レバー
71を操作して偏心カム72を回転させることにより、
ガイド台52が支持台12に対して接近離間するように
なっている。
【0035】図1において、光ファイバホルダ80は、
台部81、蓋82を備えて構成されている。台部81は
細長長方形板状であり、上面を長手方向に貫通する位置
決め溝83が形成されている。台部81の下部には脚部
84が突設されている。脚部84は、台部81の幅方向
(長手方向に直交する方向)両側に形成された突条であ
り、光ファイバホルダ80をガイド台52上に載置した
際にガイド体55の両側に配置されて光ファイバホルダ
80をホルダ保持台50に対して位置決めするととも
に、ガイド台52上での安定なスライド移動を可能にし
ている。蓋82は、図示しない軸を以て回動することに
より開閉され、閉じた状態では、位置決め溝83に配置
した光ファイバ3を位置決め溝83の最深部方向に押し
付けて台部81との間にクランプする。
台部81、蓋82を備えて構成されている。台部81は
細長長方形板状であり、上面を長手方向に貫通する位置
決め溝83が形成されている。台部81の下部には脚部
84が突設されている。脚部84は、台部81の幅方向
(長手方向に直交する方向)両側に形成された突条であ
り、光ファイバホルダ80をガイド台52上に載置した
際にガイド体55の両側に配置されて光ファイバホルダ
80をホルダ保持台50に対して位置決めするととも
に、ガイド台52上での安定なスライド移動を可能にし
ている。蓋82は、図示しない軸を以て回動することに
より開閉され、閉じた状態では、位置決め溝83に配置
した光ファイバ3を位置決め溝83の最深部方向に押し
付けて台部81との間にクランプする。
【0036】レンズ台90は、ベース100に立設され
たポール91、該ポール91の上部に取り付けられたレ
ンズホルダ92、ライトホルダ93を備えて構成されて
いる。ポール91は支持機構11の押圧機構30と対向
する側部に立設されている。レンズホルダ92は、ポー
ル91の上端部にて該ポール91を中心として水平に旋
回可能に設けられている。レンズホルダ91の先端には
レンズ94が水平に支持され、図6に示すように、レン
ズホルダ92の旋回によるレンズ94の中央部の移動軌
跡が、支持台12に支持した光ファイバ接続器1の長手
方向両端部の直上を通るようになっている。図1に示す
ように、ライトホルダ93はレンズホルダ92より下方
でポール91に取り付けられ、ポール91を中心として
水平方向に旋回可能になっている。ライトホルダ93に
支持したライト95の発光方向は、支持台12による光
ファイバ接続器1の支持位置と同じ高さで、レンズ94
の中心軸線と交差するようになっている。
たポール91、該ポール91の上部に取り付けられたレ
ンズホルダ92、ライトホルダ93を備えて構成されて
いる。ポール91は支持機構11の押圧機構30と対向
する側部に立設されている。レンズホルダ92は、ポー
ル91の上端部にて該ポール91を中心として水平に旋
回可能に設けられている。レンズホルダ91の先端には
レンズ94が水平に支持され、図6に示すように、レン
ズホルダ92の旋回によるレンズ94の中央部の移動軌
跡が、支持台12に支持した光ファイバ接続器1の長手
方向両端部の直上を通るようになっている。図1に示す
ように、ライトホルダ93はレンズホルダ92より下方
でポール91に取り付けられ、ポール91を中心として
水平方向に旋回可能になっている。ライトホルダ93に
支持したライト95の発光方向は、支持台12による光
ファイバ接続器1の支持位置と同じ高さで、レンズ94
の中心軸線と交差するようになっている。
【0037】〔第1接続例〕さて、次に、上記構成を有
する光ファイバ接続工具10を使用した場合の光ファイ
バ接続器1を利用した光ファイバ3を突き合わせ接続す
る方法について説明する。ここでは、光ファイバ接続器
1を利用して新規に2本の光ファイバ3,3を光接続す
る場合について説明する。
する光ファイバ接続工具10を使用した場合の光ファイ
バ接続器1を利用した光ファイバ3を突き合わせ接続す
る方法について説明する。ここでは、光ファイバ接続器
1を利用して新規に2本の光ファイバ3,3を光接続す
る場合について説明する。
【0038】突き合わせ接続に際しては、光ファイバ接
続工具10を水平に定置し、光ファイバ接続器1を支持
台12上に載置する。このとき、光ファイバ接続器1
は、保持蓋13、位置決めブロック14,14間に所望
の向きで確実に保持されることになる。
続工具10を水平に定置し、光ファイバ接続器1を支持
台12上に載置する。このとき、光ファイバ接続器1
は、保持蓋13、位置決めブロック14,14間に所望
の向きで確実に保持されることになる。
【0039】次に、楔20を所定位置に移動させる。こ
こでは、まず、長手方向両側方から2本の光ファイバ
3,3を新規に挿入するので、楔20は、図7(a)に
示す標準位置とする。
こでは、まず、長手方向両側方から2本の光ファイバ
3,3を新規に挿入するので、楔20は、図7(a)に
示す標準位置とする。
【0040】そして、レバー32を図2中下方に押し込
む。すると、レバー32および昇降ブロック33は、バ
ネ34の付勢力に抗して図示下方に移動することにな
る。これにより、コロ33aが回転しながら押込突部3
8に乗り上げ、移動台31を付勢手段101の付勢力に
抗して図2左方に押すことになり、図8の状態になる。
移動台31が押されると、楔20が、光ファイバ接続器
1の長手方向に直交する方向から開口部2bを通して素
子2,2間に差し込まれ、付勢手段4の付勢力に抗して
素子2,2どうしを離間させる方向に押し広げることに
なる。なお、保持蓋13の窓13bおよびレンズ94を
利用すれば、楔20と開口部2bとの相対位置を簡便に
確認することができる。
む。すると、レバー32および昇降ブロック33は、バ
ネ34の付勢力に抗して図示下方に移動することにな
る。これにより、コロ33aが回転しながら押込突部3
8に乗り上げ、移動台31を付勢手段101の付勢力に
抗して図2左方に押すことになり、図8の状態になる。
移動台31が押されると、楔20が、光ファイバ接続器
1の長手方向に直交する方向から開口部2bを通して素
子2,2間に差し込まれ、付勢手段4の付勢力に抗して
素子2,2どうしを離間させる方向に押し広げることに
なる。なお、保持蓋13の窓13bおよびレンズ94を
利用すれば、楔20と開口部2bとの相対位置を簡便に
確認することができる。
【0041】この場合、図7(a)に示すように、当
初、楔20と移動台31との間にはd 1=0.5ミリ程度
のクリアランスが介在されているが、楔20の刃体21
が光ファイバ接続器1の素子2,2に接触して圧入が開
始されると、図7(b)に示すように、移動台31が楔
20に対してスライドしつつ前進を継続する結果クリア
ランスが解消され、最終的に移動台31の進行方向前面
が楔20に当接して楔20を押圧して素子2,2間に圧
入する。さらに、この場合、レバー32が所定位置にま
で押し込まれると、図3中2点鎖線で示すように、バネ
42の付勢力により、係止棒41の拡径部41cが、下
降した昇降ブロック33の係止孔33e内に引き込まれ
る。すなわち、拡径部41cが係止孔33eに係合する
ことにより、レバー32および昇降ブロック33の上下
方向への移動が阻止される。
初、楔20と移動台31との間にはd 1=0.5ミリ程度
のクリアランスが介在されているが、楔20の刃体21
が光ファイバ接続器1の素子2,2に接触して圧入が開
始されると、図7(b)に示すように、移動台31が楔
20に対してスライドしつつ前進を継続する結果クリア
ランスが解消され、最終的に移動台31の進行方向前面
が楔20に当接して楔20を押圧して素子2,2間に圧
入する。さらに、この場合、レバー32が所定位置にま
で押し込まれると、図3中2点鎖線で示すように、バネ
42の付勢力により、係止棒41の拡径部41cが、下
降した昇降ブロック33の係止孔33e内に引き込まれ
る。すなわち、拡径部41cが係止孔33eに係合する
ことにより、レバー32および昇降ブロック33の上下
方向への移動が阻止される。
【0042】ただし、この時、拡径部41cはレバー3
2を最も深く押し込んだ場合より昇降ブロック33が僅
かに上昇した時に係止孔33eと係合して昇降ブロック
33の上昇を阻止するようになっているため、昇降ブロ
ック33の上昇に伴ってレバー32も僅かに上昇する。
その結果、コロ33aが押込突部38から降りて移動台
31の押込突部38以外の側面31cに当接されるの
で、付勢手段101の作用で移動台31が押込突部38
の突出寸法に概略相当する距離だけ僅かに後退し、図9
に示す状態になる。楔20は移動台31に対して移動台
31の移動方向でスライド移動可能になっているので、
図7(c)および図9に示すように、移動台31が移動
しても、楔20は素子2,2間のクランプ力による引き
抜き抵抗の作用で素子2,2間に差し込まれたままの状
態で変位せず、移動台31の移動によって係合ピン31
aが小孔20bの中央部まで移動し、楔20と移動台3
1との間に再びクリアランスが形成される。
2を最も深く押し込んだ場合より昇降ブロック33が僅
かに上昇した時に係止孔33eと係合して昇降ブロック
33の上昇を阻止するようになっているため、昇降ブロ
ック33の上昇に伴ってレバー32も僅かに上昇する。
その結果、コロ33aが押込突部38から降りて移動台
31の押込突部38以外の側面31cに当接されるの
で、付勢手段101の作用で移動台31が押込突部38
の突出寸法に概略相当する距離だけ僅かに後退し、図9
に示す状態になる。楔20は移動台31に対して移動台
31の移動方向でスライド移動可能になっているので、
図7(c)および図9に示すように、移動台31が移動
しても、楔20は素子2,2間のクランプ力による引き
抜き抵抗の作用で素子2,2間に差し込まれたままの状
態で変位せず、移動台31の移動によって係合ピン31
aが小孔20bの中央部まで移動し、楔20と移動台3
1との間に再びクリアランスが形成される。
【0043】一方、両ホルダ保持台50のガイド台52
には、光ファイバ3をクランプ支持した光ファイバホル
ダ80を載置する。光ファイバホルダ80は、光ファイ
バ3の切断工程および被覆除去工程から一貫して光ファ
イバ3をクランプ支持したままガイド台52上に移設す
るだけで、光ファイバ3に所望の突出長(光ファイバホ
ルダ80からの突出長)や被覆除去長が得られている。
この時、ガイド台52は、印可レバー71の操作によっ
て支持台12から離間させておく。
には、光ファイバ3をクランプ支持した光ファイバホル
ダ80を載置する。光ファイバホルダ80は、光ファイ
バ3の切断工程および被覆除去工程から一貫して光ファ
イバ3をクランプ支持したままガイド台52上に移設す
るだけで、光ファイバ3に所望の突出長(光ファイバホ
ルダ80からの突出長)や被覆除去長が得られている。
この時、ガイド台52は、印可レバー71の操作によっ
て支持台12から離間させておく。
【0044】そして、図5(b)に示すように、ホルダ
保持台50,50aをベース100から持ち上げるよう
にして回動し、光ファイバホルダ80をガイド台52上
で滑らせて、光ファイバ接続器1の長手方向端部から光
ファイバ3を素子2,2間に挿入する。これにより、光
ファイバ3が素子2,2に対して傾斜され、しかも、光
ファイバ接続器1の長手方向側面に形成したテーパ状の
導入口2dの内面により垂直に近い角度で突き当てられ
るので、光ファイバ3を素子2,2間に真横から挿入す
る場合に比べて、作業が容易になる。光ファイバ接続器
1に両側から挿入した光ファイバ3,3は光ファイバ接
続器1の中央部で突き合わせ、突き合わせが終わった
ら、ホルダ保持台50,50aをベース100上に戻
す。
保持台50,50aをベース100から持ち上げるよう
にして回動し、光ファイバホルダ80をガイド台52上
で滑らせて、光ファイバ接続器1の長手方向端部から光
ファイバ3を素子2,2間に挿入する。これにより、光
ファイバ3が素子2,2に対して傾斜され、しかも、光
ファイバ接続器1の長手方向側面に形成したテーパ状の
導入口2dの内面により垂直に近い角度で突き当てられ
るので、光ファイバ3を素子2,2間に真横から挿入す
る場合に比べて、作業が容易になる。光ファイバ接続器
1に両側から挿入した光ファイバ3,3は光ファイバ接
続器1の中央部で突き合わせ、突き合わせが終わった
ら、ホルダ保持台50,50aをベース100上に戻
す。
【0045】この時、光ファイバ接続器1と光ファイバ
ホルダ80との間の光ファイバ3,3は位置決めブロッ
ク14のV溝15内に収納され、光ファイバ接続器1の
中心軸線上に保持される。光ファイバ3の挿入作業は、
レンズ94を導入口2dの直上に位置させて、光ファイ
バ3を目視しながら行う。
ホルダ80との間の光ファイバ3,3は位置決めブロッ
ク14のV溝15内に収納され、光ファイバ接続器1の
中心軸線上に保持される。光ファイバ3の挿入作業は、
レンズ94を導入口2dの直上に位置させて、光ファイ
バ3を目視しながら行う。
【0046】次に、印可レバー71を手動操作してガイ
ド台52を光ファイバ接続器1に向けて接近させると、
突き合わせ状態の光ファイバ3,3間にバネ73の付勢
力で突き合わせ力が与えられる。突き合わせ力は印可レ
バー71を元の位置に戻さない限り継続して与えられ、
この状態を維持したまま、図1および図3中2点鎖線位
置のつまみ41aをバネ42の付勢力に抗して図示左側
に押すと、拡径部41cが係止孔33e内から押し出さ
れ、拡径部41cの係止孔33eに対する係合が解除さ
れ、レバー32および昇降ブロック33がバネ34の付
勢力により上方へと押し上げられ、これにより、図9か
ら図2の状態へと移行する。すなわち、図7(d)に示
すように、バネ101によって移動台31が光ファイバ
接続器1から離間した位置に引き戻され、楔20が係合
ピン31aに引っ掛けられるようにして移動台31とと
もに後退(図2および図9中右側への移動)を開始する
ことにより光ファイバ接続器1から引き抜かれ、光ファ
イバ3,3どうしは、調心かつ突き合わされた状態で付
勢手段4によりクランプされる。
ド台52を光ファイバ接続器1に向けて接近させると、
突き合わせ状態の光ファイバ3,3間にバネ73の付勢
力で突き合わせ力が与えられる。突き合わせ力は印可レ
バー71を元の位置に戻さない限り継続して与えられ、
この状態を維持したまま、図1および図3中2点鎖線位
置のつまみ41aをバネ42の付勢力に抗して図示左側
に押すと、拡径部41cが係止孔33e内から押し出さ
れ、拡径部41cの係止孔33eに対する係合が解除さ
れ、レバー32および昇降ブロック33がバネ34の付
勢力により上方へと押し上げられ、これにより、図9か
ら図2の状態へと移行する。すなわち、図7(d)に示
すように、バネ101によって移動台31が光ファイバ
接続器1から離間した位置に引き戻され、楔20が係合
ピン31aに引っ掛けられるようにして移動台31とと
もに後退(図2および図9中右側への移動)を開始する
ことにより光ファイバ接続器1から引き抜かれ、光ファ
イバ3,3どうしは、調心かつ突き合わされた状態で付
勢手段4によりクランプされる。
【0047】以上により、光ファイバ接続工具10を使
用した場合の光ファイバ接続器1を利用した光ファイバ
3の突き合わせ接続を完了する。接続作業の完了した光
ファイバ接続器1を光ファイバ接続工具10から取り出
すには、保持蓋13を反転開放した上、両光ファイバホ
ルダ80をホルダ保持台50から取り出すか、蓋82を
開放して両光ファイバ3,3を光ファイバホルダ80か
ら取り出す。以下、光ファイバ3をクランプ支持した光
ファイバホルダ80を新たにホルダ保持台50に載置
し、同様の手順で本工具10を操作することにより、次
の接続作業も簡便に進めることができる。
用した場合の光ファイバ接続器1を利用した光ファイバ
3の突き合わせ接続を完了する。接続作業の完了した光
ファイバ接続器1を光ファイバ接続工具10から取り出
すには、保持蓋13を反転開放した上、両光ファイバホ
ルダ80をホルダ保持台50から取り出すか、蓋82を
開放して両光ファイバ3,3を光ファイバホルダ80か
ら取り出す。以下、光ファイバ3をクランプ支持した光
ファイバホルダ80を新たにホルダ保持台50に載置
し、同様の手順で本工具10を操作することにより、次
の接続作業も簡便に進めることができる。
【0048】以上説明したように、光ファイバ接続工具
10を使用した場合の光ファイバ接続器1を利用した光
ファイバ3を突き合わせ接続においては、以下の有利な
効果がある。 支持機構11により、光ファイバ接続工具10内にお
いて、光ファイバ接続器1を確実に支持することができ
る。 押圧機構30により、楔20を光ファイバ接続器1の
素子2,2間に容易かつ確実に差し込んで、付勢手段4
の挟持力に抗して素子2,2を容易に押し広げることが
できる。 係止機構40により、楔20を差し込んで素子2,2
を押し広げた状態を容易に維持することができる。 楔20の差し込み時に、レバー32を一旦所定深さま
で押し込んでから該レバー32の押込力を解除するだけ
で、楔20の差し込み動作を完了した移動台31を自動
的に後退せしめるので、側圧がかからない状態で素子
2,2間の開放状態を維持することができる。これによ
り、素子2に微小なひずみを生じさせたり付勢手段4を
弱めるといった心配が無くなり、光ファイバ3どうしの
突き合わせ接続の精度が向上し、所望の接続損失を確実
に得ることができる。 ホルダ保持台50により、光ファイバ3をクランプ支
持したまま切断工程および被覆除去工程を終えた光ファ
イバホルダ80を設置するだけで、所望の突出長および
被覆除去長が得られる。 保持回動機構60により、光ファイバ接続器1への光
ファイバ3の挿入作業が容易になる。 押付力印可機構70により、光ファイバ3,3どうし
の突き合わせ力を容易に高めることができ、しかも、突
き合わせ力を過不足無く与えることができるので、所望
の接続損失を確実に得ることができる。 レンズ台90により、光ファイバ接続器1への光ファ
イバ3の挿入作業が容易になる。
10を使用した場合の光ファイバ接続器1を利用した光
ファイバ3を突き合わせ接続においては、以下の有利な
効果がある。 支持機構11により、光ファイバ接続工具10内にお
いて、光ファイバ接続器1を確実に支持することができ
る。 押圧機構30により、楔20を光ファイバ接続器1の
素子2,2間に容易かつ確実に差し込んで、付勢手段4
の挟持力に抗して素子2,2を容易に押し広げることが
できる。 係止機構40により、楔20を差し込んで素子2,2
を押し広げた状態を容易に維持することができる。 楔20の差し込み時に、レバー32を一旦所定深さま
で押し込んでから該レバー32の押込力を解除するだけ
で、楔20の差し込み動作を完了した移動台31を自動
的に後退せしめるので、側圧がかからない状態で素子
2,2間の開放状態を維持することができる。これによ
り、素子2に微小なひずみを生じさせたり付勢手段4を
弱めるといった心配が無くなり、光ファイバ3どうしの
突き合わせ接続の精度が向上し、所望の接続損失を確実
に得ることができる。 ホルダ保持台50により、光ファイバ3をクランプ支
持したまま切断工程および被覆除去工程を終えた光ファ
イバホルダ80を設置するだけで、所望の突出長および
被覆除去長が得られる。 保持回動機構60により、光ファイバ接続器1への光
ファイバ3の挿入作業が容易になる。 押付力印可機構70により、光ファイバ3,3どうし
の突き合わせ力を容易に高めることができ、しかも、突
き合わせ力を過不足無く与えることができるので、所望
の接続損失を確実に得ることができる。 レンズ台90により、光ファイバ接続器1への光ファ
イバ3の挿入作業が容易になる。
【0049】光ファイバ接続工具10は、既に2本の光
ファイバ3,3が接続されている光ファイバ接続器1を
支持台12上に載置して押圧機構30を操作すれば、光
ファイバ3,3の接続状態の解除にも簡便に利用するこ
とができる。この使用方法では、両光ファイバ3,3を
位置決めブロック14のV溝15内に収納することで、
光ファイバ接続器1が浮き上がったり、光ファイバ3,
3に無駄な湾曲が生じるといった不都合が防止される。
ファイバ3,3が接続されている光ファイバ接続器1を
支持台12上に載置して押圧機構30を操作すれば、光
ファイバ3,3の接続状態の解除にも簡便に利用するこ
とができる。この使用方法では、両光ファイバ3,3を
位置決めブロック14のV溝15内に収納することで、
光ファイバ接続器1が浮き上がったり、光ファイバ3,
3に無駄な湾曲が生じるといった不都合が防止される。
【0050】なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定
されるものではなく、以下のような変形を行っても、も
ちろん本発明の主旨を逸脱することはない。 a)本発明の光ファイバ接続工具10を光ファイバ接続
器1に対して適用することに代えて、開口の数、全体形
状、大きさ等において設計変更のなされた光ファイバ接
続器に対して適用すること。その場合には、光ファイバ
接続工具10は、光ファイバ接続器に合わせて、適宜設
計変更されることはもちろんである。 b)図示形状の光ファイバホルダ80に代えて、別形状
の光ファイバホルダを使用すること。この場合、光ファ
イバのクランプ支持用の蓋の数や、位置決め溝形状等の
変更が含まれる。また、光ファイバホルダの形状に合わ
せて、ホルダ保持台50も設計変更されることは勿論で
ある。 c)図示形状の楔20に代えて、同様の機能を有する他
の任意形状の楔20を使用すること。 d)押圧機構30に代えて、同様の機能を有する他の任
意の押圧機構を使用すること。 e)係止機構40に代えて、同様の機能を有する他の任
意の係止機構を使用すること。 f)ホルダ保持台50に代えて、同様の機能を有する他
の任意のホルダ保持台を使用すること。 g)保持台回動機構60に代えて、同様の機能を有する
他の任意の保持台回動機構を使用すること。 h)押付力印可機構70に代えて、同様の機能を有する
他の任意の押付力印可機構を使用すること。 i)押付力印可機構70を両ホルダ保持台80に設置す
ること。 j)係合ピン31aに代えて、同様の機能を有する任意
形状の係合部材を使用すること。 k)素子2に差し込んだ楔20の引き戻しを、係合ピン
31aに代えて別途設置した楔引き戻し機構で行うよう
にすること。 l)光ファイバ接続器1が多心用であること。この場
合、光ファイバホルダも多心の光ファイバに対応して適
宜設計変更することは言うまでも無い。 m)ホルダ保持台50を、支持機構11の片側にのみ設
置すること。この場合、支持機構11の反対側には、別
構造の光ファイバ支持手段が設置される。
されるものではなく、以下のような変形を行っても、も
ちろん本発明の主旨を逸脱することはない。 a)本発明の光ファイバ接続工具10を光ファイバ接続
器1に対して適用することに代えて、開口の数、全体形
状、大きさ等において設計変更のなされた光ファイバ接
続器に対して適用すること。その場合には、光ファイバ
接続工具10は、光ファイバ接続器に合わせて、適宜設
計変更されることはもちろんである。 b)図示形状の光ファイバホルダ80に代えて、別形状
の光ファイバホルダを使用すること。この場合、光ファ
イバのクランプ支持用の蓋の数や、位置決め溝形状等の
変更が含まれる。また、光ファイバホルダの形状に合わ
せて、ホルダ保持台50も設計変更されることは勿論で
ある。 c)図示形状の楔20に代えて、同様の機能を有する他
の任意形状の楔20を使用すること。 d)押圧機構30に代えて、同様の機能を有する他の任
意の押圧機構を使用すること。 e)係止機構40に代えて、同様の機能を有する他の任
意の係止機構を使用すること。 f)ホルダ保持台50に代えて、同様の機能を有する他
の任意のホルダ保持台を使用すること。 g)保持台回動機構60に代えて、同様の機能を有する
他の任意の保持台回動機構を使用すること。 h)押付力印可機構70に代えて、同様の機能を有する
他の任意の押付力印可機構を使用すること。 i)押付力印可機構70を両ホルダ保持台80に設置す
ること。 j)係合ピン31aに代えて、同様の機能を有する任意
形状の係合部材を使用すること。 k)素子2に差し込んだ楔20の引き戻しを、係合ピン
31aに代えて別途設置した楔引き戻し機構で行うよう
にすること。 l)光ファイバ接続器1が多心用であること。この場
合、光ファイバホルダも多心の光ファイバに対応して適
宜設計変更することは言うまでも無い。 m)ホルダ保持台50を、支持機構11の片側にのみ設
置すること。この場合、支持機構11の反対側には、別
構造の光ファイバ支持手段が設置される。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の光ファイバ接続工具によ
れば、光ファイバをクランプ支持する光ファイバホルダ
が着脱自在に設置されるホルダ保持台を具備し、光ファ
イバホルダにクランプ支持した光ファイバどうしを支持
機構に支持した光ファイバ接続器にて接続するようにし
たので、光ファイバの被覆除去工程後に被覆除去装置か
ら取り外した光ファイバホルダを、光ファイバをクラン
プしたままホルダ保持台に移設するだけで、支持機構に
支持した光ファイバ接続器に対する光ファイバの位置決
めや、光ファイバ接続器への挿入量および被覆除去長の
調整が簡便になされ、光ファイバ同士の接続作業性が向
上するといった優れた効果を奏する。
れば、光ファイバをクランプ支持する光ファイバホルダ
が着脱自在に設置されるホルダ保持台を具備し、光ファ
イバホルダにクランプ支持した光ファイバどうしを支持
機構に支持した光ファイバ接続器にて接続するようにし
たので、光ファイバの被覆除去工程後に被覆除去装置か
ら取り外した光ファイバホルダを、光ファイバをクラン
プしたままホルダ保持台に移設するだけで、支持機構に
支持した光ファイバ接続器に対する光ファイバの位置決
めや、光ファイバ接続器への挿入量および被覆除去長の
調整が簡便になされ、光ファイバ同士の接続作業性が向
上するといった優れた効果を奏する。
【0052】請求項2記載の光ファイバ接続工具によれ
ば、保持台回動機構を設けたことにより、ホルダ保持台
に光ファイバホルダを載置した後、保持台回動機構によ
って光ファイバ接続器の長手方向に直交する軸線を中心
としてホルダ保持台を回動し、この状態で支持機構に支
持した光ファイバ接続器に光ファイバを差し込むように
したので、分離部材によって押し広げられた素子間の隙
間に対して光ファイバが傾斜して差し込まれて素子への
挿入作業の要求精度が緩和され、挿入作業の作業性が向
上するといった優れた効果を奏する。
ば、保持台回動機構を設けたことにより、ホルダ保持台
に光ファイバホルダを載置した後、保持台回動機構によ
って光ファイバ接続器の長手方向に直交する軸線を中心
としてホルダ保持台を回動し、この状態で支持機構に支
持した光ファイバ接続器に光ファイバを差し込むように
したので、分離部材によって押し広げられた素子間の隙
間に対して光ファイバが傾斜して差し込まれて素子への
挿入作業の要求精度が緩和され、挿入作業の作業性が向
上するといった優れた効果を奏する。
【0053】請求項3記載の光ファイバ接続工具によれ
ば、押付力印加機構をホルダ保持台に設けたことによ
り、素子の押し広げと突き合わせ力の付与とを同時に並
行して行うことができ、接続の作業性が向上する。ま
た、突き合わせた両光ファイバに突き合わせ力を継続し
て付与し続けることができるので、突き合わせ力を付与
した状態を維持したまま分離部材を光ファイバ接続器か
ら引き抜いて素子間に光ファイバをクランプすることが
可能になり、接続した光ファイバ間に所望の接続損失を
確実に得ることができるといった優れた効果を奏する。
ば、押付力印加機構をホルダ保持台に設けたことによ
り、素子の押し広げと突き合わせ力の付与とを同時に並
行して行うことができ、接続の作業性が向上する。ま
た、突き合わせた両光ファイバに突き合わせ力を継続し
て付与し続けることができるので、突き合わせ力を付与
した状態を維持したまま分離部材を光ファイバ接続器か
ら引き抜いて素子間に光ファイバをクランプすることが
可能になり、接続した光ファイバ間に所望の接続損失を
確実に得ることができるといった優れた効果を奏する。
【図1】 本発明の光ファイバ接続工具の一実施形態を
示す全体斜視図である。
示す全体斜視図である。
【図2】 図1に示す光ファイバ接続工具を示すA−A
線矢視断面図であって、特に、押圧機構の作動状況の初
期状態を示すものである。
線矢視断面図であって、特に、押圧機構の作動状況の初
期状態を示すものである。
【図3】 図1に示す光ファイバ接続工具における係止
機構を示すB−B線矢視断面図である。
機構を示すB−B線矢視断面図である。
【図4】 図1に示す光ファイバ接続工具におけるホル
ダ保持台を示す図であって、(a)は初期状態を示す断
面図、(b)は光ファイバホルダの移動時(光ファイバ
挿入時)を示す断面図である。
ダ保持台を示す図であって、(a)は初期状態を示す断
面図、(b)は光ファイバホルダの移動時(光ファイバ
挿入時)を示す断面図である。
【図5】 図1に示す光ファイバ接続工具における保持
台回動機構を示す図であって、(a)は初期状態を示す
断面図、(b)は回動時(光ファイバ挿入時)を示す断
面図である。
台回動機構を示す図であって、(a)は初期状態を示す
断面図、(b)は回動時(光ファイバ挿入時)を示す断
面図である。
【図6】 図1に示す光ファイバ接続工具のレンズ台9
0を示す平面図である。
0を示す平面図である。
【図7】 楔の作動状況を示す概念図であって、(a)
は初期状態、(b)はレバーの押込時、(c)はレバー
の押込力の解除時、(d)はレバーの上昇時を示す。
は初期状態、(b)はレバーの押込時、(c)はレバー
の押込力の解除時、(d)はレバーの上昇時を示す。
【図8】 図1に示す光ファイバ接続工具を示すA−A
線矢視断面図であって、特に、押圧機構の作動状況を示
すものであり、レバーを所定深さまで押し込んだ状態を
示す。
線矢視断面図であって、特に、押圧機構の作動状況を示
すものであり、レバーを所定深さまで押し込んだ状態を
示す。
【図9】 図1に示す光ファイバ接続工具を示すA−A
線矢視断面図であって、特に、押圧機構の作動状況を示
すものであり、レバーを所定深さまで押し込んだ後、押
圧力を解除した状態を示すものである。
線矢視断面図であって、特に、押圧機構の作動状況を示
すものであり、レバーを所定深さまで押し込んだ後、押
圧力を解除した状態を示すものである。
【図10】 光ファイバ接続器を示す斜視図である。
【図11】 光ファイバ接続器を示す分解斜視図であ
る。
る。
1…光ファイバ接続器、2…素子、3…光ファイバ、4
…付勢手段(コ字状バネ)、10…光ファイバ接続工
具、11…支持機構、20…分離部材(楔)、30…押
圧機構、50…ホルダ保持台、60…保持台回動機構、
70…押付力印可機構、80…光ファイバホルダ。
…付勢手段(コ字状バネ)、10…光ファイバ接続工
具、11…支持機構、20…分離部材(楔)、30…押
圧機構、50…ホルダ保持台、60…保持台回動機構、
70…押付力印可機構、80…光ファイバホルダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 利行 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 玉木 康博 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 互いの長手方向を揃えて配置されかつ付
勢手段(4)により互いの接近方向に付勢されている二
つ割り構造の素子(2)を有しかつ該素子の長手方向一
端側および他端側においてそれぞれ個別に一方および他
方の光ファイバ(3,3)を該素子の間に挟持して前記
光ファイバどうしを突き合わせ接続可能に調心位置決め
する光ファイバ接続器(1)を利用して、前記光ファイ
バを突き合わせ接続するに際して使用される光ファイバ
接続工具(10)であって、 前記光ファイバ接続器を支持する支持機構(11)と、 前記光ファイバ接続器の長手方向に直交する方向から前
記素子間に差し込まれたときには前記付勢手段の付勢力
に抗して前記素子どうしを離間させる方向に押し広げる
ことにより前記光ファイバの挟持を解除する分離部材
(20)と、 該分離部材を光ファイバ接続器に向けて押圧することに
より前記分離部材を前記素子間に差し込む押圧機構(3
0)と、 支持機構の近傍に設置されて光ファイバをクランプ支持
する光ファイバホルダ(80)が着脱自在に設置される
ホルダ保持台(50)とを具備してなることを特徴とす
る光ファイバ接続工具。 - 【請求項2】 ホルダ保持台が、保持台回動機構(6
0)により光ファイバ接続器の長手方向に直交する軸線
を中心として光ファイバ保持台を回動自在に支持されて
いることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続工
具。 - 【請求項3】 支持機構に支持した光ファイバ接続器に
向けて光ファイバホルダを押圧して、光ファイバ接続器
にて接続する光ファイバどうしの突き合わせ力を付与す
る押付力印加機構(70)がホルダ保持台に設けられて
いることを特徴とする請求項1または2記載の光ファイ
バ接続工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8254935A JPH10104456A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 光ファイバ接続工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8254935A JPH10104456A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 光ファイバ接続工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104456A true JPH10104456A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17271909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8254935A Pending JPH10104456A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 光ファイバ接続工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10104456A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000056175A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-25 | Fujikura Ltd | 光コネクタ接続工具 |
EP1596230A1 (en) * | 2003-02-17 | 2005-11-16 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber connecting tool |
JP2007279418A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Fujikura Ltd | 光コネクタ用工具、工具付き光コネクタ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02199407A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ組込台 |
JPH08184725A (ja) * | 1994-12-29 | 1996-07-16 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 光ファイバ接続器用作業台 |
JPH0996735A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Fujikura Ltd | 光ファイバ接続工具 |
JPH0996736A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Fujikura Ltd | 光ファイバ接続器の開閉装置 |
JPH1010351A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-16 | Fujikura Ltd | 光ファイバ接続工具 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP8254935A patent/JPH10104456A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02199407A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ組込台 |
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JPH0996735A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Fujikura Ltd | 光ファイバ接続工具 |
JPH0996736A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Fujikura Ltd | 光ファイバ接続器の開閉装置 |
JPH1010351A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-16 | Fujikura Ltd | 光ファイバ接続工具 |
Cited By (4)
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JP2000056175A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-25 | Fujikura Ltd | 光コネクタ接続工具 |
EP1596230A1 (en) * | 2003-02-17 | 2005-11-16 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber connecting tool |
EP1596230A4 (en) * | 2003-02-17 | 2011-08-24 | Sumitomo Electric Industries | TOOL FOR CONNECTING OPTICAL FIBERS |
JP2007279418A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Fujikura Ltd | 光コネクタ用工具、工具付き光コネクタ |
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