JP2007331839A - 保冷箱の開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋の開操作を行い易くすることができる保冷箱の開閉装置を提供する。
【解決手段】保冷箱の開閉装置1aは、箱本体2と、箱本体2の開口を開閉する蓋3とを備える保冷箱に設けられる開閉装置であって、箱側掛止部4と、操作部5と、蓋側掛止部6と付勢部材とを備える。箱側掛止部4は、箱本体2側に設けられる。操作部5は、蓋3の上面側に面して配置される上面操作部58と、蓋3の側面側に面して配置される側面操作部59とを有し、上面操作部58の上方向への移動と側面操作部59の内側方向への移動とが連動するように、蓋3側に設けられる。蓋側掛止部6は、蓋3側に設けられ、箱側掛止部4と係合する係合位置方向に付勢されており、上面操作部58が上方向へ引き上げられ又は側面操作部59が内側方向へ押圧されることにより係合位置から解除位置へ移動する。付勢部材は、蓋側掛止部を箱側掛止部と係合する係合位置方向に付勢する。
【選択図】図6

Description

本発明は、保冷箱の開閉装置に関する。
従来、保冷箱に設けられる開閉装置は、蓋側に回動自在に設けられる蓋側掛止部と、箱本体の側面に設けられる箱側掛止部とを備えており、蓋側掛止部が箱本体の側面に近接して箱側掛止部に係合することによって蓋が箱本体を閉じた状態で固定される。そして、蓋を開く場合は、蓋側掛止部を係合位置から箱本体の外側へ向けて回動することにより箱側掛止部との係合を解除する(特許文献1参照)。
特開平9−268833号公報
しかし、保冷箱は、釣舟や車両等、設置空間が制限される場所に置かれることがあり、保冷箱の周囲に十分な空間がない場合がある。この場合、上記の開閉装置のように、蓋側掛止部を箱本体の外側に向けて回動させることにより解除位置に移動させる構成では、蓋側掛止部を回動させることが困難となり、蓋を開くことができないことも生じ得る。
本発明の課題は、蓋の開操作を行い易くすることができる保冷箱の開閉装置を提供することにある。
第1発明に係る保冷箱の開閉装置は、箱本体と、箱本体の開口を開閉する蓋とを備える保冷箱に設けられる開閉装置であって、箱側掛止部と、操作部と、蓋側掛止部と、付勢部材とを備える。箱側掛止部は、箱本体側に設けられる。操作部は、蓋の上面側に面して配置される上面操作部と、蓋の側面側に面して配置される側面操作部とを有し、上面操作部の上方向への移動と側面操作部の内側方向への移動とが連動するように蓋側に設けられる。蓋側掛止部は、蓋側に設けられ、箱側掛止部と係合する係合位置方向に付勢されており、上面操作部が上方向へ引き上げられ又は側面操作部が内側方向へ押圧されることにより係合位置から解除位置へ移動する。付勢部材は、蓋側掛止部を箱側掛止部と係合する係合位置方向に付勢する。
この保冷箱の開閉装置では、上面操作部の上方向への移動と側面操作部の内側方向への移動とが連動するため、蓋の開操作の際に、上面操作部による操作と側面操作部による操作との2通りの操作を選択することができる。例えば、保冷箱の側方の空間が狭くて側面操作部の操作が困難な場合には、上面操作部を上方向に引き上げることによって、蓋の開操作を行うことができる。これにより、この保冷箱の開閉装置では、蓋の開操作を行い易くすることができる。
第2発明に係る保冷箱の開閉装置は、箱本体の開口を開閉する蓋に組み込まれて、箱本体に設けられた箱側掛止部に係脱する蓋側掛止部と、蓋側掛止部を箱側掛止部と係合する係合位置方向へ付勢している付勢部材と、蓋側掛止部を係合位置より解除位置へ切り換える操作部とを有した開閉装置において、操作部は、蓋の上面側に面して配置される上面操作部と、前記蓋の側面側に面して配置される側面操作部とを有し、上面操作部の上方向への移動と側面操作部の内側方向への移動とが連動するように蓋側に設けられ、蓋側掛止部は、蓋に設けられて箱側掛止部を下開口より挿入可能な空間部に配置され、付勢部材により空間部を形成している外側立壁部の内面方向へ付勢され、上面操作部を上方向に引き上げる又は側面操作部を蓋の外側から内側方向へ押圧することにより付勢部材の付勢力に抗し回動されて係合位置より解除位置へ切り換えられることを特徴とする。
この保冷箱の開閉装置では、上面操作部の上方向への移動と側面操作部の内側方向への移動とが連動するため、蓋の開操作の際に、上面操作部による操作と側面操作部による操作との2通りの操作を選択することができる。例えば、保冷箱の側方の空間が狭くて側面操作部の操作が困難な場合には、上面操作部を上方向に引き上げることによって、蓋の開操作を行うことができる。これにより、この保冷箱の開閉装置では、蓋の開操作を行い易くすることができる。
第3発明に係る保冷箱の開閉装置は、第1発明または第2発明の保冷箱の開閉装置であって、操作部は、上面操作部と側面操作部との間に設けられた回転軸を中心に揺動可能に設けられる。
この保冷箱の開閉装置では、上面操作部を引き上げると、操作部が回転軸を中心に回動し、側面操作部が内側方向に移動する。また、側面操作部を内側方向に押圧すると、操作部が回転軸を中心に回動し、上面操作部が上方へ移動する。このように、この保冷箱の開閉装置では、簡易な構造で上面操作部と側面操作部とを連動させることができる。
第4発明に係る保冷箱の開閉装置は、第1発明から第3発明の保冷箱の開閉装置であって、操作部と蓋側掛止部とは別体であり、操作部の動きを蓋側掛止部に伝達する伝達部をさらに備える。
この保冷箱の開閉装置では、操作部と蓋側掛止部とは別体であり、操作部の動きが伝達部によって蓋側掛止部に伝達される。このため、操作部と蓋側掛止部の動作の自由度を向上させることができる。例えば、操作部と蓋側掛止部とが別体であれば、操作部の移動量を蓋側掛止部の移動量と比べて大きくすることも容易であり、操作部を少し操作しただけで誤って蓋が開いてしまうことを防止することができる。また、蓋側掛止部を操作部の動きに連動して操作部と同方向に移動させることに限らず、操作部と異なる方向に移動させることも可能である。
第5発明に係る保冷箱の開閉装置は、第1発明から第3発明の保冷箱の開閉装置であって、蓋側掛止部は、操作部と横並びに一体に形成されている。
この保冷箱の開閉装置では、蓋側掛止部が操作部と横並びに一体に形成されているため、部品点数を削減することができる。
第6発明に係る保冷箱の開閉装置は、第1発明から第5発明のいずれかの保冷箱の開閉装置であって、操作部は、蓋の上面と側面とに亘って設けられた凹部に取り付けられ、上面操作部から側面操作部までに亘る部分が外部に露出する。
この保冷箱の開閉装置では、操作部のうち、上面操作部から側面操作部までに亘る部分が外部に露出しているため、使用者が触れることができる部分が大きい。このため、操作部の操作を行い易くすることができる。
第7発明に係る保冷箱の開閉装置は、第6発明の保冷箱の開閉装置であって、操作部の外面は、蓋の上面および側面と面一となっている。
この保冷箱の開閉装置では、操作部の外面が蓋の上面および側面と面一となっているため、保冷箱の美観を向上させることができる。
第8発明に係る保冷箱の開閉装置は、第1発明から第5発明のいずれかの保冷箱の開閉装置であって、蓋の上面と側面とに亘って設けられた凹部に取り付けられ、凹部との間で操作部が収納される空間部を形成するカバー部材をさらに備える。カバー部材の上面と側面とには開口が設けられている。そして、操作部は、上面操作部がカバー部材の上面の開口から外部に露出し、側面操作部がカバー部材の側面の開口から外部に露出するように、空間部に収納される。
この保冷箱の開閉装置では、カバーの上面と側面とに設けられた開口から上面操作部と側面操作部とが外部に露出する。このため、操作部のうち外部に露出する部分の面積が小さくなる。これにより、保冷箱の美観を向上させることができる。
第9発明に係る保冷箱の開閉装置は、第1発明から第8発明のいずれかの保冷箱の開閉装置であって、付勢部材は、圧縮コイルバネである。
この保冷箱の開閉装置では、付勢部材として圧縮コイルバネが用いられる。このため、ねじりコイルバネが用いられる場合と比べて、蓋側掛止部から伝わる力に対して効率よく反力を生じさせることができる。
第10発明に係る保冷箱の開閉装置は、第9発明の保冷箱の開閉装置であって、蓋側掛止部の下端には、箱側掛止部と係合する爪部が設けられている。また、蓋側掛止部の上端には、圧縮コイルバネが取り付けられるバネ取付部が設けられている。
この保冷箱の開閉装置では、バネ取付部が箱側掛止部の上端に設けられている。このため、バネ取付部への圧縮コイルバネの取付を容易に行うことができる。
第11発明に係る保冷箱の開閉装置は、第1発明から第8発明のいずれかの保冷箱の開閉装置であって、付勢部材は、蓋側掛止部の箱側掛止部と反対側に設けられた円錐バネである。
この保冷箱の開閉装置では、付勢部材が円錐バネであるため、圧縮された状態において軸方向長さを短くすることができる。このため、蓋側掛止部の箱側掛止部と反対側の空間が狭い場合でも、付勢部材を容易に配置することができる。
本発明に係る保冷箱の開閉装置では、上面操作部の上方向への移動と側面操作部の内側方向への移動とが連動するため、蓋の開操作の際に、上面操作部による操作と側面操作部による操作との2通りの操作を選択することができる。例えば、保冷箱の側方の空間が狭くて側面操作部の操作が困難な場合には、上面操作部を上方向に引き上げることによって、蓋の開操作を行うことができる。これにより、この保冷箱の開閉装置では、蓋の開操作を行い易くすることができる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態にかかる開閉装置1aが採用された保冷箱100の外観概略図を図1に示す。保冷箱100は、箱本体2と、箱本体2の開口を開閉する蓋3とを備えており、開閉装置1aは、蓋3および箱本体2に組み込まれ、蓋3の開閉を行うための装置である。この保冷箱100では、2つの開閉装置1aが設けられており、全閉状態と全開状態と片開き状態との3種類の態様で蓋の開閉を行うことができる。全閉状態は、2つの開閉装置1aが共に閉状態であり、蓋3が箱本体2を閉じた状態である。全開状態は、2つの開閉装置1aが共に開放状態であり、蓋3が箱本体2から完全に離脱した状態である。片開き状態は、一方の開閉装置1aが開放状態であり且つ他方の開閉装置1aが閉状態であり、蓋3の一側端が箱本体2に対して回動可能に固定され蓋3の他側端が箱本体2から離れた状態である。
〔保冷箱100の構成〕
保冷箱100は、魚釣り等に用いられるものであり、上述したように、箱本体2と、箱本体2の開口を開閉する蓋3とを備えている。
箱本体2は、上面が開口した樹脂製の箱状の部材であり、上面視において概ね長方形の外形を有している。箱本体2は、上面視における長方形の長辺を構成する一対の箱側長側壁23,24と、長方形の短辺を構成する一対の箱側短側壁21,22と、底壁25とを有しており、これらの側壁21−24および底壁25の内部には断熱材ILが充填されている(図3参照)。箱側長側壁23の上端面には、左右に延びて上端面の外縁側を欠如した第1箱側凹部26が設けられている。箱側長側壁24も同様の構造である。
蓋3は、箱本体2の上面の開口を開閉する部材である。蓋3は、上面視において概ね長方形の外形を有する樹脂製の部材であり、内部には断熱材ILが充填されている(図3参照)。蓋3の側壁のうち、箱側長側壁23と面一となる蓋側長側壁31には、内側方向に凹んだ第1蓋側凹部33が設けられている。また、第1蓋側凹部33の側面の長手方向中間部分には、内側方向にさらに凹んだ第2蓋側凹部35が形成されている。第1蓋側凹部33および第2蓋側凹部35は、蓋3の上面、側面、下面に亘って設けられている。第1蓋側凹部33は第1箱側凹部26と対応して設けられている。蓋側長側壁31の反対側の蓋側長側壁32も同様の構造である。
なお、蓋3の下面3bには、箱本体2の開口縁部28に対向する略枠状の形状を有するゴム製のシール材36が装着されている(図3参照)。シール材36は、蓋3が箱本体2を閉じ、且つ、開閉装置1aによってロックされた状態で、箱本体2の開口縁部28に圧接されて空気漏れを防ぐ。
なお、蓋3は、箱側長側壁23,24および蓋側長側壁31,32の長手方向に平行な軸を中心に回転することにより開閉される。以下、「軸方向」と呼ぶ場合は、箱側長側壁23,24および蓋側長側壁31,32の長手方向に平行な方向を意味するものとする。
〔開閉装置1aの構成〕
以下、2つの開閉装置1aのうち一方の開閉装置1aについて説明するが、他方の開閉装置1aも同様の構造である。開閉装置1aは、図1から図4に示すように、箱側掛止部4、操作部5、蓋側掛止部6、カバー部材7などを備えている。箱側掛止部4は箱本体2側に組み込まれ、操作部5、蓋側掛止部6、カバー部材7は蓋3側に組み込まれる。なお、図2は、図1におけるA−A断面の概略図を示している。
〈箱側掛止部4〉
図2に示すように、箱側掛止部4は、第1箱側凹部26に軸方向に距離を隔てて設けられており、片側で2箇所、両側で合計4箇所に設けられている。箱側掛止部4は、図2および図3に示すように、軸部材41と、軸部材41を水平に支持するブラケット42とを有している。軸部材41とブラケット42とは共に金属製である。軸部材41は、第1箱側凹部26の長手方向に平行であり、図3に示すように、第1箱側凹部26の底面26aおよび側面26bから離れて設けられている。ブラケット42は、軸部材41の両端を支持しており、第1箱側凹部26の側面26bにネジ等の固定手段によって固定されている。
〈操作部5〉
操作部5は、保冷箱100の使用者等に操作され、後述する蓋側掛止部6を箱側掛止部4と係合する係合位置から解除位置へ切り換えるための部材である。操作部5は、図1に示すように、軸方向に離れて配置されたカバー部材7の間であって、蓋3の角部に設けられた第2蓋側凹部35に設けられている。操作部5は、図4に示すように、概ね逆L字型の断面形状を有しており、上壁部51および側壁部52を有する。上壁部51の外面は、蓋3の上面3aと面一となっており、上面視において長方形の外形を有している。側壁部52の外面は、蓋3の側面と面一となっており、側面視において長方形の外形を有している。このため、操作部5の上壁部51と側壁部52との外面は、蓋3の角部と面一となっており、外部に露出している(図1参照)。
図2および図4に示すように、操作部5の内面には、複数の上部リブ53と、複数の下部リブ54とが設けられている。複数の上部リブ53は、操作部5の内面の上部に軸方向に並んで設けられており、金属製の第1支持シャフト55が通される貫通孔が設けられている。操作部5は、この第1支持シャフト55を介してカバー部材7に所定角度だけ回動可能に支持されている。また、第1支持シャフト55にはコイル型の付勢部材56が取り付けられており、操作部5は、付勢部材56によって付勢されている。操作部5が操作されていない通常状態では、操作部5の上壁部51と側壁部52との外面が蓋3の角部と面一となるように、操作部5の姿勢が保持されている。複数の下部リブ54は、上部リブ53の下方に設けられている。複数の下部リブ54は、軸方向に並んで配置されており、金属製の伝達シャフト57が通される貫通孔が設けられている。操作部5の動作はこの伝達シャフト57を介して蓋側掛止部6に伝達される。
操作部5の上壁部51の内側端部は、蓋3の上面3a側に面して配置されており、また、上壁部51の内側端部と第2蓋側凹部35の側面35aとの間には、複数本の指を挿入可能な程度の隙間が設けられている。これにより、操作部5の上壁部51の内側端部は、蓋3の上方から操作部5を操作する際に指が掛けられる上面操作部58となっている。この上面操作部58は上述した付勢部材56によって下方へ付勢されている。
また、操作部5の側壁部52の外面下部は、蓋3の側面側に面して配置されており、蓋3の側方から操作部5を操作する際に指で押圧される側面操作部59となっている。この側面操作部59は上述した付勢部材56によって外側方向に付勢されている。なお、図2に示すように、側壁部52の下端部52aは、第1箱側凹部26の底面26aに近接しており、僅かな隙間を隔てて配置されている。
操作部5は、第1支持シャフト55によって支持されており、この第1支持シャフト55は、図4に示すように、上面操作部58と側面操作部59との間に設けられている。このため、操作部5は、上面操作部58と側面操作部59との間に設けられた回転軸を中心に揺動可能であり、上面操作部58が移動すると、操作部5全体が回動し、側面操作部59も移動する(図6参照)。従って、上面操作部58が上方向へ移動すると、これに連動して、側面操作部59が内側方向へ移動する。なお、この操作部5は、上面操作部58から側面操作部59までに亘る部分が外部に露出しており、上壁部51と側壁部52との外面全体での操作も可能である。
〈蓋側掛止部6〉
蓋側掛止部6は、箱側掛止部4に係脱する部分であり、図2に示すように、操作部5の軸方向両側方にそれぞれ設けられている。蓋側掛止部6は、操作部5とは別体の部品であり、樹脂から成形されている。蓋側掛止部6は、図3に示すように、カバー部材7に取り付けられた状態で、カバー部材7によって形成された空間部に配置され、箱側掛止部4に対向する位置に配置される。蓋側掛止部6は、本体部61と、本体部61の先端(下端)に設けられた爪部62とを有している。
本体部61の上部には、軸方向に貫通する上部貫通孔63が設けられており、この上部貫通孔63には、操作部5を支持する第1支持シャフト55とは別体の第2支持シャフト64が通される。蓋側掛止部6は、この第2支持シャフト64を介してカバー部材7に回動可能に支持される。第2支持シャフト64には、コイル型の付勢部材65が取り付けられており、蓋側掛止部6を箱側掛止部4と係合する係合位置方向(外側方向)へ付勢する。また、上部貫通孔63の下部には軸方向に貫通する下部貫通孔66が設けられている。下部貫通孔66には、操作部5の下部リブ54に通される伝達シャフト57が通され、この伝達シャフト57を介して操作部5の動きが蓋側掛止部6に伝達される。
爪部62は、本体部61の外側面から外側方向に突出したフック状の形状を有する。爪部62は、外側方向に付勢されることにより、箱側掛止部4と係合する。上面操作部58が上方向に引き上げられ又は側面操作部59が蓋3の外側から内側方向へ押圧されると、この操作部5の動作と共に蓋側掛止部6が付勢部材56,65の付勢力に抗して内側方向に回動する(図6参照)。これにより、爪部62が内側方向に移動し、係合位置から解除位置へ切り換えられる。
〈カバー部材7〉
カバー部材7は、樹脂製の部材であり、図1に示すように蓋3の第1蓋側凹部33に装着され、図3に示すように蓋側掛止部6が収納される空間部を形成する。この空間部は、操作部5の両側方に設けられており、蓋3が箱本体2を閉じた状態では、箱側掛止部4が設けられている第1箱側凹部26の上方に位置している。
カバー部材7は、略逆L形の断面形状の外壁部71と、外壁部71よりも内側に配置される内壁部72とを有している。
外壁部71は、蓋3、箱本体2、操作部5の対応部外面と略面一となる形状である。具体的には、外壁部71の上面は蓋3の上面3aおよび操作部5の上壁部51の外面と面一となり、外壁部71の側面は、蓋3の側面、箱本体2の側面、操作部59の側壁部52の外面と面一となる。
内壁部72は、蓋側掛止部6の内側および下方を覆うように設けられる。内壁部72の下面は、上方に嵌入する案内凹部73を有しており、この案内凹部73によって囲まれる空間は上方ほど狭くなるように形成されている。案内凹部73の側面には切り欠き74が設けられており、蓋側掛止部6の爪部62が切り欠き74を通して突出可能に設けられている。また、案内凹部73は箱側掛止部4の上方に位置しており、蓋3が閉じられる際には、箱側掛止部4は案内凹部73によって爪部62まで案内される。
なお、カバー部材7は、蓋3の第1蓋側凹部33に装着された状態で蓋3の下面3bから下方に突き出した状態となる。この蓋3の下面3bから下方に突き出した部分は、第1箱側凹部26にほぼ収まる大きさである。
〔開閉動作〕
次に、蓋を開閉する際の開閉装置1aの動作を図3、図5、図6に基づいて説明する。
まず、図3に示すように、全開状態または片開き状態において開放されている開閉装置1aでは、蓋側掛止部6が付勢部材56,65の付勢力により係合位置に保持されている。この係合位置では、蓋側掛止部6の爪部62は、カバー部材7の内壁部72の切り欠き74から突出し、切り欠き74に対向する案内凹部73の側面に当接規制されている。
この状態から蓋3を箱本体2の上に重ねて開閉装置1aを閉状態にする際、図5に示すように、箱側掛止部4の軸部材41に蓋側掛止部6の爪部62の円弧状の下面が当接し、蓋側掛止部6がこの当接による応力により内側へ一旦逃げ、爪部62が軸部材41の背面側を下方へ通過する。このとき、箱側掛止部4の軸部材41は、案内凹部73によって案内される。通過後は、蓋側掛止部6が付勢部材56,65の付勢力により外側方向(係合位置方向)に回動されて、爪部62が軸部材41と係合する(図6(a)参照)。
図6(a)は、閉状態での操作部5および蓋側掛止部6を示している。この状態ではシール材36が箱本体2の開口縁部28に圧接している。また、第1箱側凹部26はカバー部材7および操作部5によって覆われた状態となる。なお、図6(a)および図6(b)では、理解の容易のために、操作部5と蓋側掛止部6とを一図面に示しており、また、箱側掛止部4は軸部材41のみを示している。
図6(b)は、蓋3を箱本体2より外して全開状態とする場合、または、片開き状態とする際の過程を示している。この場合、2通りの開き方が選択可能である。1つは、側面操作部59を操作して開く方法であり、もう1つは上面操作部58を操作して開く方法である。
側面操作部59を操作する場合、指で側面操作部59を内側方向に押圧する。これにより、操作部5が回動し、側面操作部59が付勢部材56,65の付勢力に抗して内側方向へ移動する。そして、この側面操作部59の動きが伝達シャフト57によって蓋側掛止部6に伝達され、蓋側掛止部6が側面操作部59と同方向へすなわち内側方向へ回動する。これにより、軸部材41に対する爪部62の係合が解除される。この状態で、操作部5を上へ持ち上げると、操作部5と共に蓋3が上方に移動し、全開状態または片開き状態となる。
また、上面操作部58を操作する場合は、指を上面操作部58と第2蓋側凹部35の縁部35aとの間の隙間に挿入し、上面操作部58に指を掛けて引き上げる。これにより、操作部5が回動し、上面操作部58が付勢部材56,65の付勢力に抗して上方へ移動する。そして、この上面操作部58の動きが伝達シャフト57を介して蓋側掛止部6に伝達され、蓋側掛止部6が内側方向へ回動する。これにより、軸部材41に対する爪部62の係合が解除される。そして、この状態で、操作部5を上へ持ち上げると、操作部5と共に蓋3が上方に移動し、全開状態または片開き状態となる。
なお、片開き状態における閉状態の開閉装置1aでは、図7に示すように、箱側掛止部4の軸部材41と、蓋側掛止部6の爪部62とが互いに係合した状態で回動ヒンジとなり、これにより、蓋3が回動する。
〔特徴〕
(1)
この保冷箱100の開閉装置1aでは、側面操作部59と上面操作部58とを有する操作部5が揺動可能に設けられている。このため、側面操作部59を内側方向へ押圧する操作と、上面操作部58を上方に引き上げる操作とのいずれの操作が行われても、操作部5が回動して、蓋側掛止部6が係合位置から解除位置へと移動する。このため、保冷箱100の蓋3を開く際に、2通りの開き方が可能である。すなわち、保冷箱100の側方から指で側面操作部59を押圧することにより、開閉装置1aを開状態にすることができる。これにより、保冷箱100の側方の空間が狭い場合でも、蓋3の開操作が可能である。また、保冷箱100の側方の空間がさらに狭くて指を差し込むことができない場合であっても、上面操作部58を上方向に引き上げることによって、蓋3の開操作を行うことができる。このように、この保冷箱100の開閉装置1aでは、蓋3の開操作が行い易くなっている。
(2)
この保冷箱100の開閉装置1aでは、操作部5と蓋側掛止部6が別体の部品であるため、操作部5と蓋側掛止部6の動作の自由度を向上させることができる。このため、設計の際に、操作部5と蓋側掛止部6との移動量を容易に調整することができる。
(3)
この保冷箱100の開閉装置1aでは、操作部5の上壁部51および側壁部52の全体が外部に露出している。このため、手で触れて操作することのできる部分が大きくなっており、操作が容易である。また、上壁部51および側壁部52は、通常状態では、蓋3の角部と面一となっているため、保冷箱100の美観が向上している。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る開閉装置1bが採用された保冷箱101の外観概略図を図8に示す。なお、図8は蓋3が箱本体2から外された全開状態を示している。
蓋3の蓋側長側壁31,32には、蓋3の下面3b側が切り欠かれて内側方向に凹んだ第1蓋側凹部37(図10(b)参照)と、第1蓋側凹部37よりもさらに内側方向に凹んだ第2蓋側凹部38とが設けられている。また、第1箱側凹部26の軸方向中間部分には、第1箱側凹部26の底面よりさらに下方に凹んだ第2箱側凹部27が設けられている。なお、保冷箱101の他の構造については上記の第1実施形態の保冷箱100と同様であるので説明を省略する。
〔開閉装置1bの構成〕
開閉装置1bは、図8から図10に示すように、箱側掛止部4、操作部8、蓋側掛止部9、カバー部材10などを備えている。箱側掛止部4は箱本体2側に組み込まれ、操作部8、蓋側掛止部9、カバー部材10は蓋3側に組み込まれる。
箱側掛止部4は、第1実施形態と同様の構成であるので説明を省略する。
〈操作部8〉
操作部8は、保冷箱101の使用者等に操作され、後述する蓋側掛止部9を箱側掛止部4と係合する係合位置より解除位置へ切り換える部分である。操作部8は、全体がカバー部材10の内側に形成される空間部(図10参照)にほぼ収まる大きさであり、図9に示すように、カバー部材10に対しブラケット81、支持シャフト82を介し所定角度だけ回動可能に支持されている。操作部8は、コイル型の付勢部材83を介し外側方向へ付勢されている。操作部8は、側面操作部84と上面操作部85と連結部86とを有している。
側面操作部84は、図8および図10(a)に示すように、カバー部材10の側部開口11において蓋3の側面側に面して配置される。側面操作部84の外面には、手の先(複数本の指)が入る指掛け用の凹部84aが形成されている。
上面操作部85は、カバー部材10の上部開口12および第2蓋側凹部38において蓋3の上面3a側に面して配置される。上面操作部85は、カバー部材10の上部開口12および第2蓋側凹部38によって形成される概ね長方形の開口を通して外部に露出している。また、上面操作部85と第2蓋側凹部38の縁部38aとの間には、複数本の指を挿入可能な程度の隙間が形成されている。
連結部86は、図9および図10に示すように、側面操作部84と上面操作部85とを連結している部分である。連結部86の外側側面には、軸方向に沿って並んだリブ87が設けられている。これらのリブ87には、操作部8を支持する金属製の支持シャフト82が通される貫通孔88が設けられている。操作部8は、この支持シャフト82を介してカバー部材10に支持されることにより、支持シャフト82を中心に揺動可能とされ、上面操作部85と側面操作部84との動作が連動する。具体的には、図10(a)の左側に示すように、上面操作部85が上方向へ引き上げられると、操作部8全体が上面操作部85と側面操作部84との間の回転軸(支持シャフト82)を中心に回動し、側面操作部84が内側方向へ移動する。また、側面操作部84が内側方向へ押圧されると、これに連動して、上面操作部85が上方向へ移動する。
〈蓋側掛止部9〉
蓋側掛止部9は、箱側掛止部4に係脱する部分であり、図9に示すように、操作部8の軸方向両側方にそれぞれ設けられている。蓋側掛止部9は、操作部8、特に側面操作部84と横並びに一体的に形成されており、蓋側掛止部9と操作部8とは一体成形された樹脂成形部品である。このため、蓋側掛止部9は、操作部8の移動と共に移動する。蓋側掛止部9は、図10(b)に示すように、カバー部材10に取り付けられた状態で後述する空間部に配置され、箱側掛止部4に対向する位置に配置される。蓋側掛止部9は、略L字型の断面形状をなし、本体部91と爪部92とを有している。
本体部91は、図9に示すように、操作部8と繋がっており、軸方向に貫通する貫通孔93がその上部に設けられている。この貫通孔93は、操作部8のリブ87に設けられた貫通孔88と軸方向に並んで設けられており、支持シャフト82が通される。また、蓋側掛止部9の上端部の軸方向中間部分には、貫通孔93に交差して凹部94が設けられており、この凹部94に付勢部材83が配置される。付勢部材83は支持シャフト82に取り付けられ、蓋側掛止部9を箱側掛止部4と係合する係合位置方向へ付勢する。
爪部92は、本体部91の下部に設けられており、本体部91の外側側面から外側方向に突出したフック状の形状を有する。
蓋側掛止部9は、付勢部材83によりカバー部材10の側壁部13(外側立壁部)の内面方向すなわち外側方向へ付勢されている。蓋側掛止部9は、上面操作部85を上方向に引き上げる又は側面操作部84を蓋3の外側から内側方向へ押圧することにより、付勢部材83の付勢力に抗して回動し、係合位置より解除位置へ切り換えられる。
〈カバー部材10〉
カバー部材10は、縦断面が略逆L形の樹脂製の部材であり、蓋3の第1蓋側凹部37に装着されることにより、その内側に操作部8や蓋側掛止部9が収納される空間部を形成する。この空間部は、蓋3が箱本体2を閉じた状態では、箱側掛止部4が設けられている第1箱側凹部26の上方に位置しており、蓋3を閉じる際に箱側掛止部4を下開口より挿入可能である。なお、図10(b)に示すように、空間部は、蓋3が箱本体2を閉じた状態では、第1蓋側凹部37と第1箱側凹部26とカバー部材10とに囲まれた状態となる。カバー部材10の外面は、蓋3および箱本体2の対応部外面と略面一となる形状である。具体的には、カバー部材10の上壁部14の上面は蓋3の上面3aと面一となり、カバー部材10の側壁部13の外面は蓋3および箱本体2の側面と面一となる。また、カバー部材10は、蓋3の第1蓋側凹部37に装着された状態で蓋3の下面3bから下方に突き出した状態となる。この蓋3の下面3bから下方に突き出した部分は、第1箱側凹部26にほぼ収まる大きさである。
図9に示すように、カバー部材10の側壁部13の軸方向中間部分には側部開口11が設けられている。側部開口11は、カバー部材10の下端が上方に凹むことにより形成されており、側面操作部84の一部(上半分)と合致する形状となっている。図10(a)に示すように、この側部開口11から側面操作部84が外部に露出しており、側面操作部84の外面は、カバー部材10の外面と概ね面一となっている。また、カバー部材10の上壁部14の軸方向中間部分には上部開口12が設けられている。上部開口12は、カバー部材10の側端が外側方向に凹むことにより形成されており、上面操作部85の一部(外側半分)と合致する形状となっている。この上部開口12から上面操作部85が外部に露出しており、上面操作部85の外面は、カバー部材10の外面と概ね面一となっている。
なお、カバー部材10の内面(背面)には、カバー部材10を補強する共にブラケット81が取り付けられる複数のリブ(図示せず)や、支持シャフト82を支持する複数のリブ(図示せず)が設けられている。
〔開閉動作〕
次に、蓋を開閉する際の開閉装置1bの動作を図10および図11に基づいて説明する。
まず、図11(a)に示すように、全開状態または片開き状態で開放されている開閉装置1bでは、蓋側掛止部9が付勢部材83の付勢力により係合位置に保持されている。この係合位置では、蓋側掛止部9の爪部92がカバー部材10の側壁部13のうち、側部開口11の両側部分(図9参照)の内面に当接規制されている。
この状態から蓋3を箱本体2の上に重ねて閉状態にする際、図11(b)に示すように、蓋側掛止部9が箱側掛止部4の軸部材41に爪部92の円弧状の下面が当接し、この当接による応力により内側へ一旦逃げ、爪部92が軸部材41の背面側に接しながら下側へ通過する。通過後は、蓋側掛止部9が付勢部材83の付勢力により外側方向(係合位置方向)に回動されて、爪部92が軸部材41と係合する。
図10(a)及び(b)の右図は閉状態での操作部8および蓋側掛止部9を示している。この状態では、側面操作部84と第2箱側凹部27との間の隙間は狭くなっており、側面操作部84と第2箱側凹部27との間には指を挿入不能となっている。また、側面操作部84はカバー部材10の側壁部13の外面と概ね面一になっている。
図10(a)及び(b)の左図は、蓋3を箱本体2より外して全開状態とする場合、又は、蓋3を片開き状態とする際の過程を示している。この場合、2通りの開き方が選択可能である。1つは、側面操作部84を操作して開く方法であり、もう1つは上面操作部85を操作して開く方法である。
側面操作部84を操作する場合、指を側面操作部84の凹部84aに差し込み、側面操作部84を内側方向に押圧する。これにより、側面操作部84が付勢部材83の付勢力に抗して内側方向へ回動され、これと連動して、蓋側掛止部9が同方向へ回動される。これにより、軸部材41に対する爪部92の係合が解除される。そして、この状態で、側面操作部84を上へ持ち上げると、側面操作部84と共に蓋3が上方に移動し、全開状態または片開き状態となる。
また、上面操作部85を操作する場合は、指を上面操作部85と第2蓋側凹部38の縁部38aとの間の隙間に挿入し、上面操作部85に指を掛けて引き上げる。これにより、上面操作部85が付勢部材83の付勢力に抗して上方向へ回動され、これと連動して、蓋側掛止部9が内側方向へ回動する。これにより、軸部材41に対する爪部92の係合が解除される。そして、この状態で、上面操作部85を上へ持ち上げると、上面操作部85と共に蓋3が上方に移動し、全開状態または片開き状態となる。
〔特徴〕
この開閉装置1bでも、第1実施形態に係る開閉装置1aと同様に、上面操作部85を上方に引き上げる操作と、側面操作部84を内側方向に押圧する操作との2通りの操作により蓋3の開操作を行うことができる。蓋3の開操作が行い易くなっている。
また、この開閉装置1bでは、上面操作部85はカバー部材10の上部開口12から外部に露出しており、側面操作部84はカバー部材10の側部開口11から外部に露出しており、連結部86などの他の部分がカバー部材10によって隠されている。また、上面操作部85は蓋3の上面3aと面一であり、側面操作部84は蓋3の側面と面一である。このため、保冷箱101の外観上、隙間や凹凸が表れることが少なくなっており、保冷箱101の美観が向上している。
<他の実施形態>
(A)
上記の実施形態では、蓋側掛止部6,9は、外側方向に付勢されることにより係合位置に保持されており、内側方向に移動することにより箱側掛止部4との係合が解除される。しかし、蓋側掛止部6,9の付勢方向は上記の方向に限られるものではなく、逆に、図12に示す開閉装置1cのように、蓋側掛止部15が内側方向に付勢されることにより係合位置に保持されてもよい。
この開閉装置1cでは、蓋側掛止部15は、上部に伝達突起16、下部に爪部17、そして伝達突起16と爪部17との間に支持シャフト18が通される貫通孔19が設けられている。伝達突起16は、蓋側掛止部15から軸方向に突出して設けられた棒状の部分であり、操作部5の側壁部52の内面に接触している。爪部17は内側方向に突出して設けられており、付勢部材(図示せず)によって内側方向に付勢されることによって箱側掛止部4に係合する。蓋側掛止部15は、支持シャフト18を中心に回動可能に設けられている。
また、操作部5には、蓋側掛止部15と操作部5とを強制的に連動させる強制連動部67が設けられている。強制連動部67は、蓋側掛止部15の伝達突起16の内側側面に係止している。
操作部5の詳細および他の構成は上記の第1実施形態の開閉装置1aと同様である。
この開閉装置1cでは、図12(b)に示すように、側面操作部59が押圧され、又は、上面操作部58が引き上げられることにより、操作部5が回動すると、操作部5の内面によって伝達突起16が内側方向に押されて移動する。伝達突起16が内側方向に移動すると、蓋側掛止部15が支持シャフト18を中心に回動し、爪部17が付勢部材の付勢力に抗して外側方向に移動して箱側掛止部4との係合が解除される。
このような開閉装置1cによっても、上記の開閉装置1a,1bと同様に、蓋3の開操作を行い易くすることができる。
また、強制連動部67が伝達突起16に係止していることにより、操作部5と蓋側掛止部15とが必ず連動するようにされている。すなわち、図12(b)に示す状態から操作部5の側壁部52が外側方向に回動した場合、伝達突起16は外側方向に付勢されているために側壁部52の移動に伴って外側方向に移動するはずであるが、強制連動部67によっても外側方向に押圧されて移動する。このため、蓋側掛止部15を操作部5の操作に確実に連動させて移動させることができる。これにより、操作部5が蓋3の表面と面一な状態に戻っているのに蓋側掛止部15が係合状態に戻っていないというような誤作動状態の発生を防止することができる。
(B)
上記の他の実施形態(A)では、強制連動部材67によって誤作動状態の発生が防止されているが、操作部5と伝達突起16とが互いに押圧し合う方向に付勢されることにより、誤作動状態の発生が防止されてもよい。
例えば、図13に示す開閉装置1dでは、操作部5は付勢部材69によって内側方向に付勢されている。より具体的には、操作部5の側壁部52が内側方向に付勢されており、上壁部51は上方向に付勢されている。また、蓋側掛止部15の爪部17は付勢部材68によって内側方向に付勢されることによって箱側掛止部4に係合する。この場合、伝達突起16は外側方向、すなわち、操作部5の側壁部52の内面に押圧される方向に付勢されている。このため、操作部5の側壁部52と伝達突起16とは互いに押圧し合う方向に付勢されている。
このような開閉装置1dでは、操作部5の側壁部52と伝達突起16とが互いに押圧し合う方向に付勢されることにより、側壁部52と伝達突起16とが離れることが防止される。これにより、操作部5と蓋側掛止部15とを確実に連動させることができ、誤作動状態の発生を防止することができる。
なお、付勢部材69による操作部5への付勢力を付勢部材68の蓋側掛止部15への付勢力よりも弱くすることによって、開閉装置1dが誤って開状態となってしまうことを防止することができる。
(C)
上記の実施形態におけるカバー部材7,10の蓋3に占める部分の範囲は上記のものに限られるものではなく、より大きく、又は、より小さくすることができる。例えば、図14に示すように、第1実施形態のカバー部材7より大きいカバー部材20が設けられ、第2蓋側凹部35がカバー部材20に設けられてもよい。これにより、上面操作部58の操作の際に指が差し込まれる隙間が上面操作部58とカバー部材20との間に形成される。
(D)
上記の実施形態では、操作部5,8や蓋側掛止部6,9などは、カバー部材7,10に取り付けられているが、操作部5,8や蓋側掛止部6,9は開閉操作の際に蓋3と共に移動するように設けられればよく、蓋3に直接取り付けられてもよい。
また、第2実施形態において、カバー部材10が設けられず、蓋3に側部開口11や上部開口12が設けられてもよい。
(E)
上記の実施形態では、上面操作部58,85と側面操作部59,84とが一体となって操作部5,8を構成しており、操作部5,8が第1支持シャフト55や支持シャフト82を中心に回動することによって、上面操作部58,85と側面操作部59,84とが連動する構成となっている。しかし、上面操作部と側面操作部とが連動する構成であれば、上面操作部と側面操作部とが別体に形成されてもよい。
(F)
上記の実施形態に係る開閉装置1a〜1dでは、付勢部材として、ねじりコイルバネが用いられているが、図15に示す開閉装置1eように、圧縮コイルバネ43が用いられてもよい。
この開閉装置1eでは、蓋側掛止部44は、上端部に伝達シャフト45aが通される貫通孔46a、下端に爪部47、そして貫通孔46aと爪部47との間に支持シャフト45bが通される貫通孔46bが設けられている。蓋側掛止部44は、支持シャフト45bを中心に回動可能に設けられている。貫通孔46aに通された伝達シャフト45aは、操作部40に設けられた縦長の貫通孔(図示せず)に通されており、操作部40の動きを蓋側掛止部44に伝達する。爪部47は内側方向に突出して設けられており、付勢部材としての圧縮コイルバネ43によって内側方向に付勢されている。これにより、爪部47は箱側掛止部4に係合する。また、蓋側掛止部44の上端には、圧縮コイルバネ43が取り付けられるバネ取付部48が設けられている。バネ取付部48は、内側方向に突出する突起であり、図16に示すように、内部ケーシング50の内壁部50aに設けられた凹部50bと対向している。なお、図16は、蓋側掛止部44、および、蓋側掛止部44を収容する内部ケーシング50の上面図である。凹部50bは、内部ケーシング50の内壁部50aの上端に設けられており、圧縮コイルバネ43を上方から挿入可能となっている。
操作部40は、内部ケーシング50に支持シャフト45cを介して回動可能に支持されている。操作部40も蓋側掛止部44と同様に圧縮コイルバネ75によって付勢されている。この圧縮コイルバネ75は、操作部40を外側方向へ付勢している。なお、内部ケーシング50および蓋側掛止部44の上方はカバー部材10によって閉じられており、カバー部材10の上面と側面とにそれぞれ設けられた開口(図示せず)を通して操作部40の側面操作部40aと上面操作部40bとが外部に露出するようにされている。
この開閉装置1eでは、図15(b)に示すように、操作部40の側面操作部40aが押圧され、又は、上面操作部40bが引き上げられることにより、操作部40が回動すると、伝達シャフト45aを介して操作部40の動きが蓋側掛止部44に伝達される。蓋側掛止部44が、操作部40の動きに連動して支持シャフト45bを中心に回動すると、爪部47が圧縮コイルバネ43の付勢力に抗して外側方向に移動して箱側掛止部4との係合が解除される。
このような開閉装置1eによっても、上記の開閉装置1a〜1dと同様に、蓋3の開操作を行い易くすることができる。また、ねじりコイルバネが用いられる場合と比べて、蓋側掛止部44から伝わる力に対して効率よく反力を生じさせることができる。さらに、バネ取付部48が蓋側掛止部44の上端部に設けられ、凹部50bが内部ケーシング50の内壁部50aの上端に設けられているため、圧縮コイルバネ43を凹部50bおよびバネ取付部48の上方から容易に取り付けることができる。
また、図17に示すように、上記の第2実施形態に係る開閉装置1bにおいて、圧縮コイルバネ89が付勢部材として設けられてもよい。
(G)
上記の他の実施形態(F)では、軸方向に同じ外径を有する圧縮コイルバネ43が用いられているが、図18に示すように、軸方向先端側ほど外径が小さくなり先細りの形状を有する円錐バネ49が用いられてもよい。ここでは、円錐バネ49は、蓋側掛止部9の箱側掛止部4と反対側、すなわち、蓋側掛止部9の内側に設けられている。
この場合、円錐バネ49は、上記のような円筒形の圧縮コイルバネ43と比べて圧縮時に軸方向長さを短くすることができるため、蓋側掛止部9の箱側掛止部4と反対側の狭い空間であっても、容易に配置することができる。
(H)
上記の他の実施形態(F)では、付勢部材として圧縮コイルバネ43が設けられているが、圧縮コイルバネに代えて引張コイルバネが設けられてもよい。
本発明は、蓋の開操作を行い易くすることができる効果を有し、保冷箱の開閉装置として有用である。
第1実施形態に係る開閉装置を適用した保冷箱の概略外観図。 図1におけるA−A断面の概略図。 第1実施形態に係る開閉装置の蓋側掛止部近傍の側面断面図 第1実施形態に係る開閉装置の操作部近傍の側面断面図。 開閉装置を閉状態にするときの開閉装置の動作を示す図。 開閉装置を開状態にするときの開閉装置の動作を示す図。 回動ヒンジとして機能する開閉装置の状態を示す図。 第2実施形態に係る開閉装置を適用した保冷箱の概略外観図。 第2実施形態に係る開閉装置の操作部およびカバー部材を示す図。 開閉装置を開状態にするときの開閉装置の動作を示す図。 開閉装置を閉状態にするときの開閉装置の動作を示す図。 他の実施形態に係る開閉装置を示す図。 他の実施形態に係る開閉装置を示す図。 他の実施形態に係る開閉装置を示す図。 他の実施形態に係る開閉装置を示す図。 他の実施形態に係る開閉装置を示す図。 他の実施形態に係る開閉装置を示す図。 他の実施形態に係る開閉装置を示す図。
符号の説明
1a−1d 開閉装置
2 箱本体
3 蓋
4 箱側掛止部
5,8,40 操作部
6,9,15,44 蓋側掛止部
7,10,20 カバー部材
13 側壁部(外側立壁部)
16 伝達突起(伝達部)
35,38 第2蓋側凹部(凹部)
57,45a 伝達シャフト(伝達部)
58,85,40b 上面操作部
59,84,40a 側面操作部
55,56,65,83,68,69,43,49,89 付勢部材
100,101 保冷箱

Claims (11)

  1. 箱本体と、前記箱本体の開口を開閉する蓋とを備える保冷箱に設けられる開閉装置であって、
    前記箱本体側に設けられる箱側掛止部と、
    前記蓋の上面側に面して配置される上面操作部と、前記蓋の側面側に面して配置される側面操作部とを有し、前記上面操作部の上方向への移動と前記側面操作部の内側方向への移動とが連動するように前記蓋側に設けられる操作部と、
    前記蓋側に設けられ、前記箱側掛止部と係合する係合位置方向に付勢されており、前記上面操作部が上方向へ引き上げられ又は前記側面操作部が内側方向へ押圧されることにより前記係合位置から解除位置へ移動する蓋側掛止部と、
    前記蓋側掛止部を前記箱側掛止部と係合する係合位置方向に付勢する付勢部材と、
    を備える保冷箱の開閉装置。
  2. 箱本体の開口を開閉する蓋に組み込まれて、前記箱本体に設けられた箱側掛止部に係脱する蓋側掛止部と、前記蓋側掛止部を前記箱側掛止部と係合する係合位置方向へ付勢している付勢部材と、前記蓋側掛止部を前記係合位置より解除位置へ切り換える操作部とを有した開閉装置において、
    前記操作部は、前記蓋の上面側に面して配置される上面操作部と、前記蓋の側面側に面して配置される側面操作部とを有し、前記上面操作部の上方向への移動と前記側面操作部の内側方向への移動とが連動するように前記蓋側に設けられ、
    前記蓋側掛止部は、前記蓋に設けられて前記箱側掛止部を下開口より挿入可能な空間部に配置され、前記付勢部材により前記空間部を形成している外側立壁部の内面方向へ付勢され、前記上面操作部を上方向に引き上げる又は前記側面操作部を前記蓋の外側から内側方向へ押圧することにより前記付勢部材の付勢力に抗し回動されて前記係合位置より解除位置へ切り換えられることを特徴とする保冷箱の開閉装置。
  3. 前記操作部は、前記上面操作部と前記側面操作部との間に設けられた回転軸を中心に揺動可能に設けられる、
    請求項1または2に記載の保冷箱の開閉装置。
  4. 前記操作部と前記蓋側掛止部とは別体であり、
    前記操作部の動きを前記蓋側掛止部に伝達する伝達部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれかに記載の保冷箱の開閉装置。
  5. 前記蓋側掛止部は、前記操作部と横並びに一体に形成されている、
    請求項1から3のいずれかに記載の保冷箱の開閉装置。
  6. 前記操作部は、前記蓋の上面と側面とに亘って設けられた凹部に取り付けられ、前記上面操作部から前記側面操作部までに亘る部分が外部に露出する、
    請求項1から5のいずれかに記載の保冷箱の開閉装置。
  7. 前記操作部の外面は、前記蓋の上面および側面と面一となっている、
    請求項6に記載の保冷箱の開閉装置。
  8. 前記蓋の上面と側面とに亘って設けられた凹部に取り付けられ、前記凹部との間で前記操作部が収納される空間部を形成するカバー部材をさらに備え、
    前記カバー部材の上面と側面とには開口が設けられており、
    前記操作部は、前記上面操作部が前記カバー部材の上面の開口から外部に露出し、前記側面操作部が前記カバー部材の側面の開口から外部に露出するように、前記空間部に収納される、
    請求項1から5のいずれかに記載の保冷箱の開閉装置。
  9. 前記付勢部材は、圧縮コイルバネである、
    請求項1から8のいずれかに記載の保冷箱の開閉装置。
  10. 前記蓋側掛止部の下端には、前記箱側掛止部と係合する爪部が設けられており、
    前記蓋側掛止部の上端には、前記圧縮コイルバネが取り付けられるバネ取付部が設けられている、
    請求項9に記載の保冷箱の開閉装置。
  11. 前記付勢部材は、前記蓋側掛止部の前記箱側掛止部と反対側に設けられた円錐バネである、
    請求項1から8のいずれかに記載の保冷箱の開閉装置。
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