JP5044271B2 - クーラーボックスの運搬用部材の取り付け構造 - Google Patents

クーラーボックスの運搬用部材の取り付け構造 Download PDF

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Description

本発明は、クーラーボックスの運搬用部材の取り付け構造、特に、クーラーボックス本体に運搬用部材を取り付ける際の取り付け構造に関する。
魚釣り等に使用されるクーラーボックスは、上部に開口を有し内部に水や魚などを収納可能なクーラーボックス本体と、クーラーボックス本体に開閉自在に装着された蓋部材とを備えている。このようなクーラーボックスでは、内部に水や魚などを収納する際には、蓋部材を開き、クーラーボックス本体の開口から水や魚等を内部に収納する。内部に水や魚などを収納した後、蓋部材を閉じる。
ここで、このようなクーラーボックスには、運搬用のハンドルを取り付けられたものが存在する(特許文献1参照)。
特開平10−262535号公報
特許文献1に記載のクーラーボックスでは、クーラーボックス本体にハンドルが固定されており、取り外すことができなかった。このために、蓋部材の開閉作業等の際にハンドルによって作業が行いにくくなる場合がある。このような課題を解決するために、ハンドルの取り外しができるようにしたものが考えられる。例えば、クーラーボックスの壁面に凹部を形成するとともに、この凹部に挿入可能な突起をハンドルに形成し、突起を凹部に挿脱することでハンドルの着脱ができるようにすることが考えられる。しかし、この場合には、ハンドルに形成された突起を凹部に挿入しているために、凹部から突起が抜け出る可能性がある。
本発明の課題は、ハンドルをクーラーボックスに着脱可能にするとともにハンドルをクーラーボックスに取り付けた後に、ハンドルがクーラーボックス本体から外れるのを防止することにある。
請求項1に係るハンドルの取り付け構造は、クーラーボックス本体にハンドルを取り付け可能なハンドル取り付け構造であって、取り付け板と、突出部と、ハンドル抜け防止部材とを備えている。取り付け板は、クーラーボックス本体の壁面から所定の間隔に設けられ、孔を有する。突出部は、ハンドルの先端に設けられ、孔に挿入可能である。抜け防止部材は、取り付け板の下端に係止可能な第1係止部と、壁面と取り付け板との間に配置された状態において突出部に係止することでハンドルの移動を規制する板状部と、壁面と取り付け板との間に挿入された板状部が取り付け板側に近接するように板状部を取り付け板側に付勢する付勢部とを有する。
このハンドルの取り付け構造は、ハンドルに設けられた突出部を取り付け板の孔に挿入する。そして、第1係止部を取り付け板の下端に係止させ、板状部と突出部とを互いに係止させる。
ここでは、板状部と突出部とを互いに係止させることでハンドルの移動が規制される。このために、ハンドルが孔から抜け出るのを防止でき、ハンドルがクーラーボックス本体から外れるのを防止できる。
ここで、クーラーボックス本体の壁面と取り付け板との間に抜け防止部材を挿入する際に、ハンドルの突出部と板状部とが係止しない可能性があるが、付勢部によって板状部が取り付け板側に近接するように板状部を取り付け板側に付勢されているためにハンドルの突出部と板状部とが係止しやすくなる。
請求項2に係るハンドルの取り付け構造は、請求項1に記載のハンドルの取り付け構造であって、付勢部は、クーラーボックス本体の壁面と取り付け板との間にハンドル抜け防止部材を配置した状態において壁面側に突出している。
ここでは、付勢部が壁面に接触することで壁面との間に所定の距離を隔てて板状部が配置される。
請求項3に係るハンドルの取り付け構造は、請求項1または2に記載のハンドルの取り付け構造であって、第1係止部はクーラーボックス本体の壁面と取り付け板との間にハンドル抜け防止部材を配置した状態で壁面の逆側に突出するように設けられている。
請求項4に係るハンドルの取り付け構造は、請求項1から3のいずれかに記載のハンドルの取り付け構造であって、板状部は、第1係止部を取り付け板の下端に係止させた場合に、付勢部をクーラーボックス本体の壁面側に付勢する。付勢部はクーラーボックス本体に係止可能である。
ここでは、板状部によって付勢部がクーラーボックス本体に付勢されるために、クーラーボックス本体と付勢部とが係止しやすくなる。このために、クーラーボックス本体からハンドル抜け防止部材が抜け落ちにくくなる。
請求項5に係るハンドルの取り付け構造は、請求項1から4のいずれかに記載のハンドルの取り付け構造であって、突出部は環状に形成された溝を有している。板状部は溝に嵌合する嵌合部を有している。
ここでは、嵌合部が突出部の溝に嵌合することによってハンドルの突出部が取り付け板から抜け出しにくくなる。
請求項6に係るハンドルの取り付け構造は、請求項1から5のいずれかに記載のハンドルの取り付け構造であって、板状部はクーラーボックス本体の壁面に突出するように略への字状に屈曲している。
ここでは、板状部が略への字状に屈曲しているために、先端をクーラーボックスの壁面に接触させながら抜け防止部材を移動させると、板状部の一部がクーラーボックスの壁面から離れた場所を移動させられる。このために、板状部の一部がクーラーボックスの突出部に係止しやすくなる。
本発明では、ハンドルをクーラーボックスに着脱可能にするとともにハンドルをクーラーボックスに取り付けた際に、ハンドルがクーラーボックス本体から外れるのを防止することができる。
1.構成
本発明の一実施形態に係るハンドル50(図2参照)やベルト40(図7参照)などの運搬用部材の取り付け構造によってハンドル50及びベルト40のいずれか一方が取り付け可能なクーラーボックス1について説明する。図1に示すように、クーラーボックス1は、本体部2と、蓋部3と、フック4とを有している。このクーラーボックス1に運搬用部材の取り付け構造によってハンドル50又はベルト40のいずれか一方が取り付け可能である。この運搬用部材の取り付け構造は後に詳述する。
本体部2は、上部に開口を有する略直方体の部材であって、内部に魚等を収納可能な空間を有している。また、本体部2は、魚等を保存するものであり断熱効果を必要とするので、表面壁となるポリプロピレン製の部材の間に発砲ポリウレタン製断熱材を内包する構造である。さらに本体部2は、略長方形状の底(図示せず)と、底の端部からそれぞれ底に略直交する方向に延びるように形成された側面2a、2b、2c、2dを有している。
蓋部3は、本体部2の開口を塞ぐための部材であって、蝶番(図示せず)によって開閉可能なように本体部2の上部に設けられている。また、蓋部3は、開口とほぼ同じ形状の板状部材である。
フック4は、蓋部3を本体部2に密閉し固定する部材であって、本体部2及び蓋部3の双方に設けられている。また、フック4は、ポリプロピレンによって形成されている。フック4は別個形成された後に本体部2及び蓋部3にはめ込み接着されて固定されている。
このように構成されたクーラーボックス1では、魚等の保冷使用とする物を氷等の低温物と共に内部に収納して使用される。クーラーボックス1の内部において冷気は底部付近にたまりやすい。ここで、本体部2の前側面2a及び背側面2cの底部付近が厚くなっており、断熱材が十分に配置されているので、底部付近の断熱を十分に高めることができ保冷効果が向上する。また、冷媒として氷を使用した場合、氷が溶けることにより生じる水は本体部内部の底面付近に溜まる。この溜まった水の温度上昇も効果的に抑えられるので、保冷効果が十分に向上する。さらに、全体として軽量構造とすることができる。
さらにまた、本体部2は、クーラーボックス1の外部方向に向かって厚みが増すようになっているので、内部の容量を減少させることもない。さらに、持ち運び時に障害物にぶつかって破損しやすい側面2a、2b、2c、2d及び底部を保護することも可能である。
2.運搬用部材の取り付け構造
運搬用部材の取り付け構造は、クーラーボックス1にハンドル50またはベルト40のいずれか一方を取り付けるための構造であって、取り付け部材20と、係止部材30と、ハンドル50と、抜け防止部材60とを備えている。
取り付け部材20は、図1に示すように、クーラーボックス1の本体部2の右側面2d及び左側面2bに配置された部材であって、取り付け板部21(取り付け板)と、接続部22とを有している。以下、左側面2bに設けられた取り付け構造について説明するが、右側面2dにも同様の取り付け構造が設けられている。
取り付け板部21は、クーラーボックス1の左側面2b(壁面)に所定の間隔を隔てて設けられた部材であって、長方形状の部材である。また、取り付け板部21は、略中央に円形の取り付け用孔21aを有している。
接続部22は、取り付け板部21とクーラーボックス1の左側面2bとを接続するための部材であって、取り付け板部21及びクーラーボックス1の左側面2bに略直交するように設けられている。
ハンドル50は、クーラーボックス1を運搬する際に用いるものであって、図2に示すように、持ち手部51と、突出部52と、ハンドル接続部53とを備えている。持ち手部51は、クーラーボックス1の運搬時に把持する部分であって、本体部2の長手方向に沿って延びる棒状の部分である。突出部52は、取り付け板部21の取り付け用孔21aに挿入される部分であって、ハンドル接続部53に設けられた部分である。また、突出部52は、ハンドル接続部53の下側先端からクーラーボックス1の左側面2bに向かって突出しており、取り付け板部21の取り付け用孔21aよりも小さな径の断面円形状の部分である。さらに、突出部52は、第1突出部分521と、第2突出部分522と、係止溝523とを有している。第1突出部分521は、取り付け板部21に接触する部分である。第2突出部分522は、第1突出部分521からさらにクーラーボックス1の左側面2bに向かって突出している。係止溝523は、第2突出部分522の周囲に形成されている。ハンドル接続部53は、突出部52と持ち手部51とを接続する部分であって、上端が持ち手部51に接続された棒状の部分531と、棒状の部分531の下側に設けられ突出部52が接続された円板状の部分532とを有している。
抜け防止部材60は、取り付け用孔21aに挿入されたハンドル50が取り付け用孔21aから抜け出るのを防止するためのものであって、ハンドル50の取り付け時に取り付け板部21とクーラーボックス1の左側面2bとの間に挿入される部材である。また、抜け防止部材60は、図3及び図4に示すように、第1係止部61と、板状部62と、付勢部63と、突起64と、指掛け65とを有している。第1係止部61は、取り付け板部21の下端に係止可能な部分であって、図2に示すようにクーラーボックス1の左側面に2bの逆側に突出している。また、第1係止部61は、板状部62の下端に接続された部分であって、フック状に形成された部分である。板状部62は、一端が第1係止部61に接続された部分であって、一部が係止溝523に嵌合可能な切り欠き62aを有している。この切り欠き62aは、上端から略中央に向かって徐々に細くなるように形成されており、先端に係止溝532の径とほぼ同じ径の円弧状の切り欠き部分62bが接続されている。なお、最も切り欠きの細い部分62cでは係止溝523の直径よりも小さい幅になっており、係止溝523が最も切り欠きの細い部分62cを通過する際には切り欠き62aの近傍が弾性変形させられる。このために、円弧状の切り欠き部分62bに係止溝523が嵌合した状態から抜け防止部材60が下側に抜け落ちにくくなっている。また、板状部62は、長手方向の略中央部分で屈曲しており(図2参照)、弾性変形可能な部分である。このために、第1係止部61を取り付け板部21の下端に取り付けた状態で付勢部63は板状部62によってクーラーボックス1の左側面2b側に付勢される。付勢部63は、板状部62が取り付け板部21側を通過させるための部分であって、クーラーボックス1の左側面2b側に突出している。また、付勢部63は、図2に示すように、クーラーボックス1の左側2b面に接触可能な接触部631と、クーラーボックス1の上端に係止可能な上端係止部632と、上側端面に指を係止させるための複数の溝を有する滑り止め部633とを有している。ここで、接触部631をクーラーボックス1の左側面2bに接触させた状態では、板状部62とクーラーボックス1の左側面2bとの間に所定の隙間が形成されている。突起64は、板状部62の下端部に設けられており、抜け防止部材60を取り付ける際に取り付け板部21の下端と第1係止部61とが互いに係止するように第1係止部61を位置させるためのものである。また、突起64は、第1係止部61が取り付け板21に係止した状態でクーラーボックス1の左壁面2bに向かって突出しており、抜け防止部材60の幅方向略中央に形成されている。指掛け65は、第1係止部61から下方に延びるように設けられた部分であって、指が係止可能な孔65aが設けられた板状の部分である。なお、この部分にはクーラーボックス1内の水などに空気を挿入する空気ポンプを取り付けることもできる。
係止部材30は、取り付け板部21と互いに係止することで、クーラーボックス1にベルト40を取り付けるための部材である。この係止部材30は、図5及び図6示すように、ベルト取り付け部31と、基板部32と、支点部33と、第2係止部34と、第3係止部35と、第1板バネ部36と、第2板バネ部37と、を有している。ベルト取り付け部31は、ベルト40を取り付け可能な部分であって、板状の部分である。基板部32は、ベルト取り付け部31と第2係止部34とを接続する部分であって、長方形の板状の部分である。支点部33は、ベルト取り付け部31の近傍に配置されており、基板部32に設けられた部分である。また、支点部33は、略半円柱状の部分33aと、略半円柱状の部分33aとベルト取り付け部31とを滑らかにつなぐ坂状の部分33bとを有している。第2係止部34は、取り付け板部21の下端に係止可能な部分であって、取り付け板部21の下端を覆うことが出来るようにフック状の部分である。第3係止部35は、取り付け板部21の上端に係止可能な部分であって、基板部32に対して略直交する方向(左側面2bが配置された方向の逆方向)に突出するように形成されている。第1板バネ部36は、第2係止部34と第3係止部35との間に配置され、基板部32からクーラーボックス1の左側面2b側に突出するように屈曲した部分である。第2板バネ部37は、第3係止部35から下方に延びるように形成されており、第3係止部35が第2係止部34よりもクーラーボックス1の左側面2b側に位置している場合にクーラーボックス1の左側面2bから離れる方向に第3係止部35を付勢する部分である。なお、第1板バネ部36及び第2板バネ部37によって付勢機構が構成されている。
3.動作
クーラーボックス1に水や魚等を収納する際の動作について説明する。
蓋部3を開き本体部2の開口が露出する状態にする。そして、開口から水や魚等を本体部2の内部に設けられた空間に収納し、蓋部3を回動させて、蓋部3によって開口を塞ぐ。
次に、クーラーボックス1にベルト40を取り付ける場合及ベルト40が取り付けられたクーラーボックス1からベルト40を取り外す場合の動作について説明する。
クーラーボックス1にベルト40を取り付ける際には、先ず係止部材30のベルト取り付け部31にベルト40を取り付ける。そして、係止部材30を上側からクーラーボックス1の左側面2bと取り付け板部21との間に挿入する。このとき、支点部33をクーラーボックス1の左側面2bに接触させ、係止部材30を押し下げると、第3係止部35が取り付け板21の上部に接触し係止部材30の移動が止まる。そして、第3係止部35を押圧することで第3係止部35と取り付け板21との係止を解除し、係止部材30を押し下げ第3係止部35を孔21a内に挿入させる。このとき、第1板バネ部36によって第1係止部34が取り付け板部21側に付勢されている。このような状態から、係止部材30を上側に引き上げると、第3係止部35は、円形の孔21aの上側縁に押圧され、第3係止部35の上端に形成されているテーパによってクーラーボックス1の左側面2b側に移動させられる。さらに、係止部材30を上側に引き上げると、図7に示すように、第2係止部34が取り付け板部21の下端に係止し、同時に第1板バネ部36及び第2板バネ部37に付勢されて第3係止部35が取り付け板部21に係止する。
取り付け板部21に係止部材30が取り付けられた状態から係止部材30を取り外す際には、第3係止部35をクーラーボックス1の左側面2b側に押圧し、第3係止部35と取り付け板21との間の係止を解除する。または、円形の孔21aを通して第2板バネ部37を押圧する。第2板バネ部37を押圧すると、第3係止部35がクーラーボックス1の左側面2b側に移動し、取り付け板部21の上端での係止が解除される。なお、第2係止部34の係止が解除される位置まで第2係止部34をクーラーボックス1の左側面2b側に押圧し、第3係止部35が孔21aに入るまで押し下げることもできる。そして、第3係止部35と取り付け板部21との係止を解除した後に、支点部33を中心として回動させることで、第2係止部34の取り付け板部21との係止が解除され、係止部材30を上側に引き抜くことで、ベルト40を取り外す。
ハンドル50を取り付ける際には、取り付け板部21の取り付け用孔21aに突出部52を挿入し、抜け防止部材60を下側から取り付け板部21とクーラーボックス1の左側面2bとの間に挿入する。具体的には、接触部631をクーラーボックス1の左側面2bに接触させた状態で上側に移動させると、板状部が略「へ」の字状(「V」字状)に形成されているために切り欠き62aのクーラーボックス1の左側面2bからの距離と、係止溝523のクーラーボックス1の左側面2bからの距離とがほぼ等しくなる。このように接触部631をクーラーボックス1の左壁面2bに接触させながら上側に抜け防止部材60を移動させると、係止溝523は、切り欠き62aに挿入されていき、最も切り欠きの細い部分62cを通過した後、円弧状の切り欠き部分62bと互いに係止される。このとき、クーラーボックス1本体の上端に上端係止部632が係止される。このようにして抜け防止部材60を取り付ける(図2参照)。
ハンドル50を取り外す際には、付勢部63の上面に設けられた滑り止め部633に指を係止させ、クーラーボックス1の左壁面2bから離れる方向に付勢部63を移動させる。このとき、同時に抜け防止部材60を下側に押し出す。その後、指掛け65に指を係止し、抜け防止部材60を下側に引き抜く。そして、突出部52を取り付け用孔21aから引き抜くことで、ハンドル50を取り外す。
ここでは、ハンドル50をクーラーボックス1に取り付ける際に、抜け防止部材60によってハンドル50が取り付け用孔21aから抜け出るのを防止できる。また、付勢部63及び板状部が略「へ」の字状に屈曲していることによって切り欠き62aが係止溝523にはまり込みやすくなる。さらにハンドル50に替えてベルト40を取り付けることもできる。
4.他の実施形態
上記実施形態では、付勢部63の上端係止部632がクーラーボックス1に係止可能であるが、本発明はこれに限らずに、付勢部63によって板状部62がクーラーボックス1の右側面2d及び左側面2b側への移動を規制できれば良い。
クーラーボックス本体を示す図。 抜け防止部材の全体正面図。 ハンドルを孔に取り付けている状態の部分側面図。 ハンドルを孔に挿入している状態の正面図。 係止部材の全体正面図。 係止部材の全体側面図。 係止部材を取り付け板に取り付けた状態を示す側面図
1 クーラーボックス
2b 左側面(壁面)
21 取り付け板部(取り付け板)
21a 取り付け用孔
30 係止部材
31 ベルト取り付け部
33 支点部
34 第2係止部
35 第3係止部
36 第1板バネ部(板バネ部)
37 第2板バネ部
40 ベルト
50 ハンドル
52 突出部
60 抜け防止部材
61 第1係止部
62 板状部
63 付勢部
523 係止溝(溝)

Claims (6)

  1. クーラーボックス本体にハンドルを取り付け可能なハンドル取り付け構造であって、
    前記クーラーボックス本体の壁面から所定の間隔に設けられ、孔を有する取り付け板と、
    前記ハンドルに設けられ、前記孔に挿入可能な突出部と、
    前記取り付け板の下端に係止可能な第1係止部と、前記壁面と前記取り付け板との間に配置された状態において前記突出部に係止することで前記ハンドルの移動を規制する板状部と、前記壁面と前記取り付け板との間に挿入された前記板状部が前記取り付け板側に近接するように前記板状部を前記取り付け板側に付勢する付勢部と、を有するハンドル抜け防止部材と、
    を備えたハンドル取り付け機構。
  2. 前記付勢部は、前記クーラーボックス本体の壁面と前記取り付け板との間に前記ハンドル抜け防止部材を配置した状態において前記壁面側に突出している、
    請求項1に記載のハンドル取り付け構造。
  3. 前記第1係止部は前記クーラーボックス本体の壁面と前記取り付け板との間に前記ハンドル抜け防止部材を配置した状態で前記壁面の逆側に突出するように設けられている、
    請求項1又は2に記載のハンドル取り付け機構。
  4. 前記板状部は、前記第1係止部を前記取り付け板の下端に係止させた場合に、前記付勢部を前記クーラーボックス本体の壁面側に付勢し、
    前記付勢部は前記クーラーボックス本体に係止可能である、
    請求項1から3のいずれかに記載のハンドル取り付け構造。
  5. 前記突出部は環状に形成された溝を有し、
    前記板状部は前記溝に嵌合する嵌合部を有する、
    請求項1から4のいずれかに記載のハンドル取り付け構造。
  6. 前記板状部は前記クーラーボックス本体の壁面に突出するように略への字状に屈曲している、請求項1から5のいずれかに記載のハンドル取り付け構造。
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