JP2000000047A - クーラーボックス - Google Patents

クーラーボックス

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JP2000000047A
JP2000000047A JP16967398A JP16967398A JP2000000047A JP 2000000047 A JP2000000047 A JP 2000000047A JP 16967398 A JP16967398 A JP 16967398A JP 16967398 A JP16967398 A JP 16967398A JP 2000000047 A JP2000000047 A JP 2000000047A
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JP
Japan
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cooler box
handle
container
grip
drawn
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Application number
JP16967398A
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English (en)
Inventor
Masaya Sasaki
雅也 佐々木
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 把持し易いハンドルを有し運搬が容易なクー
ラーボックスを提供する。 【解決手段】 このクーラーボックスのハンドル5は、
略コの字状の部材であって、容体部1の右側面1d及び
左側面1b方向に水平に延伸した延伸部31と、延伸部
31の両側にそれぞれ連続して90度折れ曲がって形成
された一対の脚部32と、一対の脚部32の端部にそれ
ぞれ設けられた取付部33と有している。そして、延伸
部31の中央付近には他の部分に比べて太く形成された
把持部40が形成されている。なお、これら延伸部31
〜取付部33は軽量化のために約0.3〜0.6重量%
の発泡材が混入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚等を収納し保冷
するクーラーボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクーラーボックスは、箱形の容体
部と、容体部上部に蝶番等によって開閉可能に設けられ
た板状の蓋部と、容体部の底面に設けられた脚部と、容
体部の側面に回動可能に連結された略コの字型のハンド
ル部とを有している。この容体部及び蓋部は内部にポリ
ウレタン等の断熱材が充填されている。
【0003】このクーラーボックスは、氷や保冷剤と共
に魚等を容体部内に入れて使用される。この際、本体部
及び蓋部が有する断熱効果により、内部の温度を低く保
つことができ、内部に収納した魚等が保冷される。運搬
時には、ハンドル部を把持してクーラーボックス全体を
を持ち上げて運搬する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、クーラーボッ
クスは濡れた手でハンドル部を把持ながら運搬される場
合が多い。例えば、クーラーボックス内部に氷とともに
収納したものに触れた後にそのままハンドル部を把持し
たり、魚釣り等に用いて濡れた手でそのままハンドル部
を把持する場合である。このように濡れた手でハンドル
を把持する場合、ハンドルを握った手が滑りやすくクー
ラーボックスを運搬しにくい場合がある。
【0005】本発明の課題は、把持し易いハンドルを有
し運搬が容易なクーラーボックスを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係るクーラーボ
ックスは、箱型の容体部と、容体部の上部に開閉可能に
設けられた板状の蓋部と、容体部の両側面に両端がそれ
ぞれ軸着され回動可能な略コ字状のハンドル部とを備え
ている。そして、ハンドル部は長手方向中央付近に設け
られ他の部分に比べて太く形成されている把持部を有し
ている。
【0007】この場合には、ユーザは他の部分に比べて
太く形成されている把持部を把持してクーラーボックス
を運搬する。このユーザが直接把持する箇所が太く形成
されているので把持し易く運搬しやすい。また、ハンド
ル部の強度も向上する。発明2にかかるクーラーボック
スは、発明1のクーラーボックスであって、ハンドル部
は把持部に長手方向にわたって形成された溝部をさらに
有している。
【0008】この場合には、他の部分に比べて太く厚肉
に形成された把持部に形成された溝部が製造時に生じる
「ひけ」を防止するので、把持部の形成が容易になる。
発明3にかかるクーラーボックスは、発明1または2の
クーラーボックスであって、ハンドル部は把持部に形成
された滑止部をさらに有している。この場合には、把持
部に設けられた滑止部が、濡れた手で把持部を把持した
際に手が滑るのを抑える。また、意匠性も向上する。
【0009】発明4にかかるクーラーボックスは、発明
1〜3のいずれかのクーラーボックスであって、ハンド
ル部は合成樹脂と0.3〜0.6重量%の発泡材との混
合材から形成されている。この場合には、ハンドル部を
合成樹脂にハンドル部全体の重量の0.3〜0.6重量
%の発泡材を混合させた混合剤から形成しているので、
合成樹脂のみから製造したハンドル部に比べて軽量化が
可能であり、クーラーボックスの運搬が容易になる。
【0010】発明5にかかるクーラーボックスは、発明
4のクーラーボックスであって、発泡材はポリウレタン
樹脂である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。図1に示すように、クーラーボックスは、
箱形の容体部1と、蝶番(図示せず)によって開閉可能
なように容体部1の上部設けられている蓋部2と、蓋部
2を容体部1に密閉し固定するフック3と、容体部1に
設けられた脚部4と、に開動可能に接続されているハン
ドル5とを有している。
【0012】容体部1は、図2に示すように、内部に空
間12を有し上方に開口した箱状部材である。この空間
12内に魚等を保存するものであり断熱効果を必要とす
るので、表面壁11となるポリプロピレン製の部材の間
に発泡ポリウレタン製断熱材13を内包する構造であ
る。この容体部1の上端部周縁には外方に向かって折り
返された折返部14が形成されており、容体部1の左側
面1b及び右側面1dの中央付近の折返部14上には係
止孔15が形成されている。この係止孔15は該円形で
折返部14を貫通している。そして、係止孔15の底部
側の背面側の一部は他の部分より大径に形成されて切り
欠かれた切欠部15aとなっている。
【0013】蓋部2も容体部1と同様に内部に発泡ポリ
ウレタン等の断熱材を内包する板状部材であり、容体部
1の開口を密閉可能になっている。また、図2に示すよ
うに、蓋部2の左側面及び右側面の中央付近には、それ
ぞれ側方に突出した被係合部2aが形成されている。ハ
ンドル5は、図3に示すように、略コの字状の部材であ
って、容体部1の右側面1d及び左側面1b方向に水平
に延伸した延伸部31と、延伸部31の両側にそれぞれ
連続して90度折れ曲がって形成された一対の脚部32
と、一対の脚部32の端部にそれぞれ設けられた取付部
33と有している。これら延伸部31〜取付部33はポ
リプロピレン等の合成樹脂にポリウレタン等の発泡材を
混合した混合材からなるものである。軽量化のために混
合材に対して約0.3〜0.6重量%の発泡材が混入さ
れている。発泡材の割合が大きくなると十分な硬度を得
ることができず、逆に発泡材の割合が小さいと十分な軽
量化が図れない。
【0014】延伸部31は中央付近はやや膨らんで形成
された棒状のものである。そして、この中央付近のやや
膨らんだ部分が把持部40となっている。把持部40の
幅方向には滑り止め用の複数の縦溝(滑止部)40aが
設けられている。また、把持部40の長手方向には横溝
40bが設けられている。脚部32は、延伸部31と一
体で形成された部材であって、延伸部31から容体部1
に向かって90度折れ曲がって伸びている。
【0015】また、取付部33は、図4及び図5に示す
ように、脚部32の端部に連続して形成された略円盤状
の部分であって、中心付近に二段にわたって円盤状に突
出した係止突起35と、係止突起35の周囲に形成され
た係合部36とを有している。係止突起35の突出した
先端頭部の一部は他の部分より外周方向に舌状に突出し
た舌状部35aとなっている。
【0016】このハンドル5は、以下のようにして容体
部1に前側面1aから背面1cにかけて回動可能に取り
付けられている。即ち、図6に示すように、切欠部15
aに舌状部35aが合致するように(図2及び図4参
照)、容体部1の折返部14に形成されている係止孔1
5に係止突起35を挿入する。係止孔15は折返部14
に設けられており、係止突起35の舌状部35aが係止
孔15の縁部に係止され、ハンドル5の取付部33は係
止孔15に回動可能に係止されることになる。また、蓋
部2を閉じた状態でハンドル5を所定の位置へ回動する
と、蓋部2の被係合部2aにハンドル5の取付部33の
係合部36が係合して、蓋体2を容体部1にロックでき
るようになっている。
【0017】このように構成されたクーラーボックスで
は、ユーザはハンドル部5の把持部40を把持してクー
ラーボックスを運搬する。この把持部40はハンドル部
5の他の部分に比べて太く形成されているので把持し易
く運搬しやすい。また、ユーザが直接把持して最も力の
かかる把持部40が太く厚肉に形成されているので、強
度も向上する。また、把持部40に形成された横溝40
bが製造時に生じる「ひけ」を防止するので製造が容易
になる。さらに、把持部40に設けられた縦溝(滑止
部)40aが、濡れた手で把持部40を把持した際に手
が滑るのを防止するので、よりクーラーボックスの運搬
が容易になる。さらにまた、意匠性も向上する。
【0018】なお、ハンドル5はポリプロピレンに0.
3〜0.6重量%のポリウレタンを混合させた混合剤か
ら形成しているので、クーラーボックス全体の軽量化が
可能である。 [他の実施形態] (a)滑止部として、例えば、複数の小突起を把持部全
体に形成してもよい。
【0019】また、ゴム部材を把持部に張付または巻回
してもよい。 (b)把持部上に溝部を複数設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明にかかるクーラーボックスによれ
ば、ハンドル部に把持部が設けられているのでハンドル
を把持しやすく運搬が容易になる。また、強度も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したクーラーボック
スの全体図。
【図2】図1のクーラーボックスの側面図。
【図3】図1のクーラーボックスのハンドルを示した
図。
【図4】図3のハンドルの脚部を示す拡大図。
【図5】図3のハンドルの取付部を示す拡大図。
【図6】ハンドルと容体部との連結状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 容体部 2 蓋部 5 ハンドル 14 折返部 15 係止孔 15a 切欠部 31 延伸部 32 脚部 33 取付部 35 係止突起 36 係合部 40 把持部 40a 縦溝 40b 横溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱型の容体部と、 前記容体部の上部に開閉可能に設けられた板状の蓋部
    と、 前記容体部の両側面に両端がそれぞれ軸着され回動可能
    な略コ字状のハンドル部とを備え、 前記ハンドル部は長手方向中央付近に設けられ他の部分
    に比べて太く形成されている把持部を有しているクーラ
    ーボックス。
  2. 【請求項2】前記ハンドル部は前記把持部に長手方向に
    わたって形成された溝部をさらに有している、請求項1
    に記載のクーラーボックス。
  3. 【請求項3】前記ハンドル部は前記把持部に形成された
    滑止部をさらに有している、請求項1または2に記載の
    クーラーボックス。
  4. 【請求項4】前記ハンドル部は合成樹脂と0.3〜0.
    6%の発泡材との混合材から形成されている、請求項1
    〜請求項3のいずれかに記載のクーラーボックス。
  5. 【請求項5】前記発泡材は、ポリウレタン樹脂である、
    請求項4に記載のクーラーボックス。
JP16967398A 1998-06-17 1998-06-17 クーラーボックス Pending JP2000000047A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008265836A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Shimano Inc クーラーボックスの運搬用部材の取り付け構造
JP2012176806A (ja) * 2012-05-15 2012-09-13 Shimano Inc クーラーボックスの運搬用部材の取り付け構造

Cited By (3)

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