JP2007326623A - 扉の保護構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】保護部材を扉に確実に固定して、冷蔵庫の運搬時等における扉の損傷を防止する扉の保護構造を提供する。
【解決手段】冷蔵庫本体6と、この冷蔵庫本体6に互いに左右方向に隣接して取り付けられる第1の扉1および第2の扉2と、上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付けられると共に上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの前面の少なくとも一部を覆って保護する保護部材5とを有する。上記第1の扉1および上記第2の扉2が上記冷蔵庫本体6に対して閉じられた状態で、上記保護部材5の上記係止部52が上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの上記孔部13,23に係止して、上記保護部材5は、上記第1の扉1および上記第2の扉2からの離脱を、規制される。
【選択図】図6
【解決手段】冷蔵庫本体6と、この冷蔵庫本体6に互いに左右方向に隣接して取り付けられる第1の扉1および第2の扉2と、上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付けられると共に上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの前面の少なくとも一部を覆って保護する保護部材5とを有する。上記第1の扉1および上記第2の扉2が上記冷蔵庫本体6に対して閉じられた状態で、上記保護部材5の上記係止部52が上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの上記孔部13,23に係止して、上記保護部材5は、上記第1の扉1および上記第2の扉2からの離脱を、規制される。
【選択図】図6
Description
この発明は、例えば、(冷蔵庫または電子レンジ等の)電気製品や(タンスまたは棚等の)家具等の扉を有する箱体の扉の保護構造に関する。詳しくは、この扉の保護構造は、上記箱体の運搬時の上記扉の損傷を防止する。
従来の扉の保護構造は、冷蔵庫の扉の外面を、ほぼ一定の空間部をもって覆う包装容器において、この空間部に保護部材を備えていた(特開2003−72849号公報:特許文献1参照)。
この保護部材は、断面略三角形に組み立てられ、上記保護部材の一辺が上記扉の外面と当接し、上記保護部材の上記一辺に対向する頂点が、上記包装容器と当接することで、外部からの衝撃に対して上記扉を保護していた。
具体的に述べると、上記保護部材は、扉固定部を有し、上記扉は、前方に突出したドアハンドルを有し、上記保護部材の上記扉固定部を上記扉の上記ドアハンドルに上方から引っ掛けることで、上記保護部材を上記扉に取り付けていた。
しかしながら、上記従来の扉の保護構造では、上記保護部材は、上記ドアハンドルに上方から引っ掛けられて、上記扉に取り付けられていただけなので、上記保護部材に上向きの力がかかった場合、上記保護部材が上記ドアハンドルから容易に離脱する欠点があった。このため、例えば、冷蔵庫の運搬時に、上記保護部材が冷蔵庫から離脱して、上記冷蔵庫の扉が損傷するおそれがあった。
特開2003−72849号公報
そこで、この発明の課題は、保護部材を扉に確実に固定して、冷蔵庫の運搬時等における扉の損傷を防止する扉の保護構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の扉の保護構造は、
開口部を有する箱体と、
この箱体の開口部に互いに隣接して取り付けられる第1の扉および第2の扉と、
上記第1の扉および上記第2の扉に取り付けられると共に上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの前面の少なくとも一部を覆って保護する保護部材と
を備え、
上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれは、上記箱体に対して閉じられた状態で、互いに対向する側に、孔部を有し、
上記保護部材は、
上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの前面の前方に位置する本体部と、
この本体部の上記第1の扉および上記第2の扉側の一面に設けられると共に、上記第1の扉および上記第2の扉が上記箱体に対して閉じられた状態で上記第1の扉の上記孔部および上記第2の扉の上記孔部に係止する係止部と
を有することを特徴としている。
開口部を有する箱体と、
この箱体の開口部に互いに隣接して取り付けられる第1の扉および第2の扉と、
上記第1の扉および上記第2の扉に取り付けられると共に上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの前面の少なくとも一部を覆って保護する保護部材と
を備え、
上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれは、上記箱体に対して閉じられた状態で、互いに対向する側に、孔部を有し、
上記保護部材は、
上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの前面の前方に位置する本体部と、
この本体部の上記第1の扉および上記第2の扉側の一面に設けられると共に、上記第1の扉および上記第2の扉が上記箱体に対して閉じられた状態で上記第1の扉の上記孔部および上記第2の扉の上記孔部に係止する係止部と
を有することを特徴としている。
この発明の扉の保護構造によれば、上記保護部材は、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの前面の前方に位置する本体部と、この本体部の上記第1の扉および上記第2の扉側の一面に設けられると共に、上記第1の扉および上記第2の扉が上記箱体に対して閉じられた状態で上記第1の扉の上記孔部および上記第2の扉の上記孔部に係止する係止部とを有するので、上記第1の扉および上記第2の扉が上記箱体に対して閉じられた状態で、上記保護部材の上記係止部が上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの上記孔部に係止して、上記保護部材は、上記第1の扉および上記第2の扉からの離脱を、規制される。
したがって、簡単な構成にて、上記保護部材を上記第1の扉および上記第2の扉に確実に固定することができる。例えば、上記箱体の運搬時に、上記保護部材に下向きの力がかかっても、上記保護部材が上記箱体から離脱することを防ぐことができて、上記第1の扉および上記第2の扉の損傷を防止することができる。
また、上記保護部材の上記係止部が上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの上記孔部に係止するので、上記保護部材は、上記第1の扉および上記第2の扉の前方へ外れることがない。このように、上記保護部材を、仮止めテープにて、上記箱体に固定する必要がなくて、仮止めテープは、不要になる。
また、一実施形態の扉の保護構造では、上記第1の扉および上記第2の扉は、互いに対向する側が開閉するように上記箱体に取り付けられた観音開き構造である。
この実施形態の扉の保護構造によれば、上記第1の扉および上記第2の扉は、互いに対向する側が開閉するように上記箱体に取り付けられた観音開き構造であるので、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの上記孔部は、開閉する側に位置する。したがって、上記保護部材は、上記第1の扉および上記第2の扉の開閉する側に取り付けられて、上記保護部材は、上記箱体の運搬時に、上記第1の扉および上記第2の扉が不意に開くことを防止する。
また、一実施形態の扉の保護構造では、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれは、扉本体と、この扉本体の前面でこの扉本体の開閉する側に設けられて上記扉本体とともに上記孔部を形成する取手部とを有する。
この実施形態の扉の保護構造によれば、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれは、扉本体と、この扉本体の前面でこの扉本体の開閉する側に設けられて上記扉本体とともに上記孔部を形成する取手部とを有するので、上記孔部を、指の係りとして使用することができる。
また、一実施形態の扉の保護構造では、上記扉本体の前面で上記扉本体の開閉する側に、凹部が設けられ、上記取手部は、上記凹部に配置され、
上記保護部材の上記係止部は、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの上記凹部の形状に一致して重なるように、形成されている。
上記保護部材の上記係止部は、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの上記凹部の形状に一致して重なるように、形成されている。
この実施形態の扉の保護構造によれば、上記扉本体の前面で上記扉本体の開閉する側に、凹部が設けられ、上記取手部は、上記凹部に配置され、上記保護部材の上記係止部は、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの上記凹部の形状に一致して重なるように、形成されているので、上記保護部材を上記扉本体に密着して取り付けることができて、上記保護部材を上記第1の扉および上記第2の扉に安定して取り付けることができる。
この発明の扉の保護構造によれば、上記保護部材は、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの前面の前方に位置する本体部と、この本体部の上記第1の扉および上記第2の扉側の一面に設けられると共に、上記第1の扉および上記第2の扉が上記箱体に対して閉じられた状態で上記第1の扉の上記孔部および上記第2の扉の上記孔部に係止する係止部とを有するので、簡単な構成にて、上記保護部材を上記扉に確実に固定することができて、例えば、冷蔵庫の運搬時等における冷蔵庫の扉の損傷を防止できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の扉の保護構造の一実施形態である正面図を示している。図2は、図1の右半分の扉を省いた右側面図である。図1と図2に示すように、この扉の保護構造は、開口部を有する(箱体としての)冷蔵庫本体6と、この冷蔵庫本体6の開口部に取り付けられる第1の扉1、第2の扉2、第3の扉3および第4の扉4と、上記第1〜上記第4の扉1〜4に取り付けられる二つの保護部材5,5とを備える。
上記第1の扉1および上記第2の扉2は、上記冷蔵庫本体6の上段に取り付けられ、上記第1の扉1は、左側に配置され、上記第2の扉2は、右側に配置されている。上記第1の扉1および上記第2の扉2は、互いに対向する側が開閉するように上記冷蔵庫本体6に取り付けられた観音開き構造である。
上記第1の扉1および上記第2の扉2は、冷蔵室の扉である。上記第1の扉1および上記第2の扉2は、上記冷蔵庫本体6に対して閉じられた状態で、上下方向に延びる隙間7を有する。
上記第3の扉3および上記第4の扉4は、上記冷蔵庫本体6の下段に取り付けられ、上記第3の扉3は、左側に配置され、上記第4の扉4は、右側に配置されている。上記第3の扉3および上記第4の扉4は、互いに対向する側が開閉するように上記冷蔵庫本体6に取り付けられた観音開き構造である。
上記第3の扉3は、冷凍室または野菜室の一方の扉である。上記第4の扉4は、冷凍室または野菜室の他方の扉である。上記第3の扉3および上記第4の扉4は、上記冷蔵庫本体6に対して閉じられた状態で、上下方向に延びる隙間8を有する。
一方の上記保護部材5は、上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付けられると共に上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの前面の少なくとも一部を覆って保護する。
他方の上記保護部材5は、上記第3の扉3および上記第4の扉4に取り付けられると共に上記第3の扉3および上記第4の扉4のそれぞれの前面の少なくとも一部を覆って保護する。
ここで、上記第1〜上記第4の扉1〜4の前面とは、上記第1〜上記第4の扉1〜4が開く方向をいう。
そして、上記保護部材5が取り付けられた冷蔵庫は、(図示しない)包装容器に覆われて、運搬される。このとき、上記保護部材5は、外部からの衝撃に対して、上記第1〜上記第4の扉1〜4の前面の一部を保護する。
図3と図4に示すように、上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれは、上記冷蔵庫本体6に対して閉じられた状態で、互いに対向する側に、孔部13,23を有する。上記第1の扉1および上記第2の扉2は、互いに対向する側が矢印方向に開く。
具体的に述べると、上記第1の扉1は、扉本体11と、この扉本体11の前面でこの扉本体11の開閉する側に設けられる取手部12とを有する。上記取手部12は、上下方向に延在し、上記扉本体11とともに上記孔部13を形成する。上記扉本体11の前面で上記扉本体11の開閉する側に、凹部11aが設けられ、上記取手部12は、上記凹部11aに配置されている。
上記第2の扉2は、扉本体21と、この扉本体21の前面でこの扉本体21の開閉する側に設けられる取手部22とを有する。上記取手部22は、上下方向に延在し、上記扉本体21とともに上記孔部23を形成する。上記扉本体21の前面で上記扉本体21の開閉する側に、凹部21aが設けられ、上記取手部22は、上記凹部21aに配置されている。
同様に、上記第3の扉3および上記第4の扉4のそれぞれは、上記冷蔵庫本体6に対して閉じられた状態で、互いに対向する側に、孔部33を有する。
具体的に述べると、上記第3の扉3は、扉本体31と、この扉本体31の前面でこの扉本体31の開閉する側に設けられる取手部32とを有する。上記取手部32は、上下方向に延在し、上記扉本体31とともに上記孔部33を形成する。上記扉本体31の前面で上記扉本体31の開閉する側に、凹部31aが設けられ、上記取手部32は、上記凹部31aに配置されている。
上記第4の扉4は、扉本体41と、この扉本体41の前面でこの扉本体41の開閉する側に設けられる取手部42とを有する。上記取手部42は、上下方向に延在し、上記扉本体41とともに上記孔部を形成する。上記扉本体41の前面で上記扉本体41の開閉する側に、凹部41aが設けられ、上記取手部42は、上記凹部41aに配置されている。
上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付けられる上記保護部材5について説明すると、図1、図5および図6に示すように、上記保護部材5は、上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの前面の前方に位置する本体部51と、この本体部51の上記第1の扉1および上記第2の扉2側の一面に設けられる係止部52とを有する。
上記本体部51および上記係止部52は、上下方向に延在した平板状に形成されている。上記本体部51の左右方向中央部と、上記係止部52の左右方向中央部とは、上下方向に延在した連結部53を介して、連結されている。
上記係止部52は、上記第1の扉1および上記第2の扉2が上記冷蔵庫本体6に対して閉じられた状態で上記第1の扉1の上記孔部13および上記第2の扉2の上記孔部23に挿入されて係止する。
上記保護部材5は、例えば、弾性を有する発泡スチロール等の合成樹脂の一体成型からなり、上記本体部51、上記係止部52および上記連結部53は、一体に形成される。
上記保護部材5の上記係止部52は、上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの上記凹部11a,21aの形状に一致して重なるように、形成されている。つまり、上記係止部52は、横断面、算盤玉状に、形成されている。
上記連結部53は、上記第1の扉1の上記取手部12と上記第2の扉2の上記取手部22との間の上記隙間7に、挟持される。
なお、上記第3の扉3および上記第4の扉4に取り付けられる上記保護部材5は、上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付けられる上記保護部材5と同様の構成であるので、説明を省略する。
次に、上記保護部材5を上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付ける方法を説明する。
図7に示すように、上記第1の扉1および上記第2の扉2を開けた状態で、上記保護部材5の上記本体部51を、上記取手部12の前方に位置して、上記保護部材5の上記係止部52の左半分の部分(つまり、上記係止部52の左右方向の一端部)を、上記第1の扉1の上記孔部13に挿入する。
その後、上記第1の扉1および上記第2の扉2を閉じながら、上記保護部材5の上記係止部52の右半分の部分(つまり、上記係止部52の左右方向の他端部)を、上記第2の扉2の上記孔部23に挿入していき、図6に示すように、上記第1の扉1および上記第2の扉2を閉じた状態で、上記保護部材5を上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付ける。
なお、説明を省略するが、上記保護部材5を、上記第3の扉3および上記第4の扉4に取り付ける場合も、同様に行うことができる。
上記構成の扉の保護構造によれば、上記保護部材5は、上記本体部51と、この本体部51に設けられた上記係止部52とを有するので、上記第1の扉1および上記第2の扉2が閉じられた状態で、上記保護部材5の上記係止部52が上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの上記孔部13,23に係止して、上記保護部材5は、上記第1の扉1および上記第2の扉2からの離脱を、規制される。
また、上記第3の扉3および上記第4の扉4が閉じられた状態で、上記保護部材5の上記係止部52が上記第3の扉3および上記第4の扉4のそれぞれの上記孔部33に係止して、上記保護部材5は、上記第3の扉3および上記第4の扉4からの離脱を、規制される。なお、以下、上記保護部材5を上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付けた場合の作用効果を説明する一方、上記保護部材5を上記第3の扉3および上記第4の扉4に取り付けた場合の作用効果は、同様であるので、この説明を省略する。
したがって、簡単な構成にて、上記保護部材5を、上記第1の扉1および上記第2の扉2に、確実に固定することができる。例えば、上記冷蔵庫本体6の運搬時に、上記保護部材5に下向きの力がかかっても、上記保護部材5が上記冷蔵庫本体6から離脱することを防ぐことができて、上記第1の扉1および上記第2の扉2の損傷を防止することができる。
また、上記保護部材5の上記係止部52が上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの上記孔部13,23に係止するので、上記保護部材5は、上記第1の扉1および上記第2の扉2の前方へ外れることがない。このように、上記保護部材5を、仮止めテープにて、上記冷蔵庫本体6に固定する必要がなくて、仮止めテープは、不要になる。
また、上記第1の扉1および上記第2の扉2は、互いに対向する側が開閉するように上記冷蔵庫本体6に取り付けられた観音開き構造であるので、上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの上記孔部13,23は、開閉する側に位置する。したがって、上記保護部材5は、上記第1の扉1および上記第2の扉2の開閉する側に取り付けられて、上記保護部材5は、上記冷蔵庫本体6の運搬時に、上記第1の扉1および上記第2の扉2が不意に開くことを防止する。
また、上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれは、上記扉本体11,21と、この扉本体11,21の前面でこの扉本体11,21の開閉する側に設けられて上記扉本体11,21とともに上記孔部13,23を形成する上記取手部12,22とを有するので、上記孔部13,23を、指の係りとして使用することができる。
また、上記扉本体11,21の前面で上記扉本体11,21の開閉する側に、上記凹部11a,21aが設けられ、上記取手部12,22は、上記凹部11a,21aに配置され、上記保護部材5の上記係止部52は、上記第1の扉1および上記第2の扉2のそれぞれの上記凹部11a,21aの形状に一致して重なるように、形成されているので、上記保護部材5を上記扉本体11,21に密着して取り付けることができて、上記保護部材5を上記第1の扉1および上記第2の扉2に安定して取り付けることができる。
また、上記保護部材5は、一体成型からなるので、上記保護部材5を上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付ける前に、上記保護部材5を組み立てる必要がなくて、上記保護部材5をそのまま上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付けることができて、作業性が向上する。
また、上記保護部材5は、発泡スチロールからなるので、上記保護部材5は、軽量であり、上記保護部材5を容易に持ち運ぶことができる。また、上記保護部材5の製造や加工が、容易になる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記保護部材5の上記係止部52を、上記保護部材5の上記本体部51の上下方向の全長にわたって設ける必要はなく、上記本体部51の上下方向の長さの半分程度であってもよい。また、上記係止部52を複数に分割して設けてもよい。
また、上記保護部材5の上記本体部51の左右方向の幅寸法は、少なくとも上記取手部12,22を覆う程度の大きさであればよい。また、上記保護部材5の上記本体部51は、平板状以外に、ブロック形状等であってもよい。
また、上記第1の扉1および上記第2の扉2と上記取手部12,22とによって形成された貫通状の上記孔部13,23の代わりに、上記扉本体11,21の互いに対向する側面に、凹状の孔部を設けてもよい。
また、上記保護部材5を、左右方向に隣接する上記第1の扉1および上記第2の扉2に取り付ける以外に、上下方向に隣接する上記第1の扉1および上記第3の扉3に取り付けてもよい。このとき、上記第1の扉1および上記第3の扉3の互いに対向する側に、上記保護部材5の上記係止部52が係止する孔部を設ける。
また、上記第1の扉1および上記第2の扉2と、上記第3の扉3および上記第4の扉4とは、観音開き構造に限らず、互いに同じ側が開く構造であってもよく、または、引き出し構造であってもよい。
この発明の扉の保護構造を、冷蔵庫以外に、例えば、(電子レンジ等の)電気製品や(タンスまたは棚等の)家具等の扉を有する箱体に、用いてもよい。
1 第1の扉
11 扉本体
11a 凹部
12 取手部
13 孔部
2 第2の扉
21 扉本体
21a 凹部
22 取手部
23 孔部
3 第1の扉
31 扉本体
31a 凹部
32 取手部
33 孔部
4 第1の扉
41 扉本体
41a 凹部
42 取手部
5 保護部材
51 本体部
52 係止部
53 連結部
6 冷蔵庫本体(箱体)
7,8 隙間
11 扉本体
11a 凹部
12 取手部
13 孔部
2 第2の扉
21 扉本体
21a 凹部
22 取手部
23 孔部
3 第1の扉
31 扉本体
31a 凹部
32 取手部
33 孔部
4 第1の扉
41 扉本体
41a 凹部
42 取手部
5 保護部材
51 本体部
52 係止部
53 連結部
6 冷蔵庫本体(箱体)
7,8 隙間
Claims (4)
- 開口部を有する箱体と、
この箱体の開口部に互いに隣接して取り付けられる第1の扉および第2の扉と、
上記第1の扉および上記第2の扉に取り付けられると共に上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの前面の少なくとも一部を覆って保護する保護部材と
を備え、
上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれは、上記箱体に対して閉じられた状態で、互いに対向する側に、孔部を有し、
上記保護部材は、
上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの前面の前方に位置する本体部と、
この本体部の上記第1の扉および上記第2の扉側の一面に設けられると共に、上記第1の扉および上記第2の扉が上記箱体に対して閉じられた状態で上記第1の扉の上記孔部および上記第2の扉の上記孔部に係止する係止部と
を有することを特徴とする扉の保護構造。 - 請求項1に記載の扉の保護構造において、
上記第1の扉および上記第2の扉は、互いに対向する側が開閉するように上記箱体に取り付けられた観音開き構造であることを特徴とする扉の保護構造。 - 請求項2に記載の扉の保護構造において、
上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれは、扉本体と、この扉本体の前面でこの扉本体の開閉する側に設けられて上記扉本体とともに上記孔部を形成する取手部とを有することを特徴とする扉の保護構造。 - 請求項3に記載の扉の保護構造において、
上記扉本体の前面で上記扉本体の開閉する側に、凹部が設けられ、上記取手部は、上記凹部に配置され、
上記保護部材の上記係止部は、上記第1の扉および上記第2の扉のそれぞれの上記凹部の形状に一致して重なるように、形成されていることを特徴とする扉の保護構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006160531A JP2007326623A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 扉の保護構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=38927375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006160531A Pending JP2007326623A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 扉の保護構造 |
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2006
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