JP4606194B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器が収納されるボディーの前面にドアをヒンジ止めした電気機器収納用箱に関するものである。
樹脂製の電気機器収納用箱は一般に、電気機器が収納されるボディーの前面にドアをヒンジ止めした構造となっている。この場合、ボディーとドアにそれぞれヒンジ部を一体形成しておき、ボディーの外側で両部分を重ねてヒンジピンにより軸支させているのが普通であるが、ヒンジ部が外部に突出して外観が悪いという問題があった。
そこで特許文献1に示されるように、ボディーの外周に突設されたヒンジ部をドアで覆い、正面から見たときにヒンジ部が見えないようにした構造のものもある。しかしこの特許文献1に示されるヒンジ部においてもヒンジピンが外部に露出し外観が悪いうえ、ヒンジピンの抜け止めのための別部材が必要となり、部品点数が増加してコストアップに繋がるという問題があった。
特開平9―204869号公報(図6、図11)
本発明は上記した従来の問題点を解決し、ヒンジピンを含むヒンジ部が外部に露出することがなく、ヒンジピンの抜け止めのための別部材も不要なヒンジ止め式の電気機器収納用箱を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、ボディー内壁とその外周に張出形成されたボディー端面との間にボディーの前面側に開口する溝部を設け、この溝部にドア側から突設された第2ヒンジ部に対応する第1ヒンジ部を形成して溝部内部でヒンジピンを挿入するとともに、この溝部の側壁または底面にヒンジピンの抜け止め用突起を形成したことを特徴とするものである。
なお、ボディー及びドアを樹脂製とし、ヒンジピンの抜け止め用突起を溝部と一体成形した構造とすることが好ましい。
本発明の電気機器収納用箱は、ボディーの前面側の端面とボディー内壁との間に設けた溝の内部にヒンジ部及びヒンジピンを収納したので、ヒンジ部が外部から見えず外観がよい。また溝部の側壁または底面にヒンジピンの抜け止め用突起を一体に成形したので、抜け止めのための別部材が不要であってコストダウンとなるうえ、溝部がヒンジピンを挿入するときのガイドとなるので、ヒンジ部の組み立て性が向上する利点がある。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態を示す斜視図、図2は要部の拡大分解斜視図、図3は要部の分解斜視図、図4はドアを開いた状態の分解斜視図である。
これらの図において、1は内部に電気機器である配線用遮断器2が収納される箱状のボディーであり、3はその前面を覆うドアである。これらのボディー1とドア3はともに樹脂成形品とすることが好ましい。
ボディー1の前面は、ボディー内壁4の外周に全周にわたりボディー端面5を張出し、ボディー内壁4とボディー端面5との間に溝部6を形成した構造となっている。この実施形態では、ボディー内壁4の端面はボディー端面5よりもドア3側に突出した位置にある。図2に示すように、ボディー1側からこの溝部6に向かって略円筒状の第1ヒンジ部7が突設されている。第1ヒンジ部7はボディー1と一体成形されたもので、この実施形態では両側に補強用のリブが設けられている。この第1ヒンジ部7には、溝部6内に置かれたヒンジピン9をスライドさせて通せる位置に、中心孔10が形成されている。
またドア3の端部の裏面には、第2ヒンジ部8が突設されている。この第2ヒンジ部8はボディー1の第1ヒンジ部7に対応するもので、第1ヒンジ部7の中心孔10と一致する中心孔11を備えており、溝部6の内部でヒンジピン9をスライドさせて挿入することにより、ドア3をボディー1に開閉自在に枢着できる構造となっている。
また、溝部6の側壁または底面にはヒンジピン9の抜け止め用突起12が形成されている。この実施形態では、図5、図6に示すように、抜け止め用突起12は溝部6の側壁に一体成形されている。抜け止め用突起12はヒンジピン9が挿入される側に斜面13を設け、反対面は垂直面14として、一度挿入されたヒンジピン9が脱落しにくい構造となっている。
このように構成された本発明の電気機器収納用箱は、第1のヒンジ部7、第2のヒンジ部8及びヒンジピン9をボディー1の前面側に開口する溝部6に収納したので、ドア3を閉じた状態ではこれらが外部から見えず、またヒンジピン9は内部に封入されるので、美観がよくなる。また溝部6に沿ってヒンジピン9を単にスライドさせるだけで確実にヒンジ部7、8の中心孔10、11に挿入できるので、組み立て性が向上する。さらにヒンジピン9の抜け止め用突起12を溝部6に一体に形成したので、抜け止めのための別部材が不要となる。
なお、図7に示されるようにボディー1の下部のコンセントカバー当接部15を凹形状にし、その外周を凸部16で覆う構造としておけば、屋外の設置した場合にも上部から流れ落ちる水がコンセントカバー当接部15から内部に浸入することを防ぐことができ、パッキンなしで防水性を確保することができる。この構造とすればパッキン等の別部材が必要なくなり、安価となるうえに組み立て性も向上する。
また、この実施形態では図8に示すようにドア3の表面に配線用遮断器2の状態を見るための小窓20が設けられているが、その断面は図10のようになっており、上部及び側面部に排水溝21が形成されている。小窓20の下部は図8、図9に示されるような円弧形状となっており、排水溝21に流入した水を下部に集めるようになっている。小窓20の表面は図9、図10に示されるような表面板22で覆われており、上記した円弧形状の最下部に対応する位置に排水孔23が形成されている。
このような構造としたので、小型の排水孔23を1個形成するだけでよく外観に優れるうえ、パッキンなしで防水性を確保することができ、組み立ても容易である。なお小窓20は開閉式としても、パッキンを設けたものとしてもよい。
本発明の実施形態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の要部を示す拡大分解斜視図である。 本発明の実施形態の要部を示す分解斜視図である。 ドアを開いた状態の分解斜視図である。 ピンジピンの挿入途中の状態を示す断面図である。 ピンジピンの挿入完了状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 小窓の斜視図である。 表面板を取付けた小窓の形状を示す斜視図である。 小窓部分の断面図である。
符号の説明
1 ボディー
2 配線用遮断器
3 ドア
4 ボディー内壁
5 ボディー端面
6 溝部
7 第1ヒンジ部
8 第2ヒンジ部
9 ヒンジピン
10 中心孔
11 中心孔
12 抜け止め用突起
13 斜面
14 垂直面
15 コンセントカバー当接部
16 凸部
17 コンセントカバー
20 小窓
21 排水溝
22 表面板
23 排水孔

Claims (2)

  1. ボディー内壁とその外周に張出形成されたボディー端面との間にボディーの前面側に開口する溝部を設け、この溝部にドア側から突設された第2ヒンジ部に対応する第1ヒンジ部を形成して溝部内部でヒンジピンを挿入するとともに、この溝部の側壁または底面にヒンジピンの抜け止め用突起を形成したことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. ボディー及びドアを樹脂製とし、ヒンジピンの抜け止め用突起を溝部と一体成形したことを特徴とする請求項1に記載の電気機器収納用箱。
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