JP2007316450A - 携帯用防犯ブザー - Google Patents

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Abstract

【課題】身動きがとりにくい状況でも簡易な操作で警報音を鳴らすことができる携帯用防犯ブザーを提供する。
【解決手段】携帯用防犯ブザー1は、スイッチ穴13aを有するブザー本体と、スイッチ穴13aに挿入され、引き抜かれることで警報音を発生する第1スイッチとなる引き抜きスイッチ2と、ブザー本体10に設けられ、警報音を発生する第2スイッチとなる押しボタンスイッチ3とを備える。押しボタンスイッチ3は、防水構造であるのが望ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯用防犯ブザーに関する。
一般に、携帯用の防犯ブザーは、所持者が危険な場面に会ったときに即座に警報を鳴らすことができるように、本体から部材を引っ張り、又は本体を部材から引き離すことで警報のスイッチを入れることができるように構成されている。
特に、典型的に利用されている構成としては、本体にスイッチピンを差し込んでおく構造にしておき、そのスイッチピンを本体から引っ張ることで、警報のスイッチを入れるものがある。このスイッチピンを引っ張ってスイッチを入れる携帯用防犯ブザーの中には、スイッチピンを引っ張っても本体から少し抜けるだけで本体にスイッチピンが結合したままのタイプと、スイッチピンが本体から完全に引き抜けるタイプとがある。
前者のタイプの携帯用防犯ブザーは、スイッチピンが本体から離れないので、誤ってスイッチピンを引いてしまった場合にすぐにスイッチピンを戻して警報を止めることができる。逆にいえば、実際に危険な状況に会った場合に簡単に警報を止められてしまうおそれがある。後者のタイプの携帯用防犯ブザーは、前者とは逆に、実際に危険な状況に会った場合に、警報を止められにくいというメリットがある。
このように、引き抜きタイプのスイッチを有する防犯ブザーは、警報を止められにくいというメリットがある一方で、引き抜き動作に比較的大きな動きを必要とする。そのため、混雑した電車の中など、身動きがとりにくい状況では、スイッチを入れにくいという問題がある。
また、従来の携帯用防犯ブザーの多くは、屋外で持ち歩くものであるにもかかわらず、防水性を考慮されていなかった。そのため、鞄に取り付けた携帯用防犯ブザーが雨に濡れると内部に水が浸入して電気回路を腐食させるおそれがあった。そして、防犯ブザーの警報音は非常に大きいことから、あまり頻繁に動作テストをすることもできず、必要なときに確実に動作する信頼性は重要である。
特許文献1に記載の防犯ブザー(アラーム)は、腕時計型のものであり、防水性について考慮されている。しかし、この防犯ブザーのスイッチの防水構造は詳しく記載されていないものの、図面から把握される限り複数部品を要する複雑なものである。また、ピンを引き抜くタイプのスイッチは備えていないので、容易にアラームを止められてしまうおそれもある。
特開平8−334574号公報
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、身動きがとりにくい状況でも簡易な操作で警報音を鳴らすことができる携帯用防犯ブザーを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、警報音を発生する携帯用防犯ブザーであって、スイッチ穴を有するブザー本体と、前記スイッチ穴に挿入され、引き抜かれることで前記警報音を発生する第1スイッチとなるスイッチピンと、前記ブザー本体に設けられ、前記警報音を発生する第2スイッチとなる押しボタンスイッチとを備えたことを特徴とする。
このような携帯用防犯ブザーによれば、満員電車の中など、容易に身動きがとれないような状況においても、押しボタンスイッチを押すという簡易な操作により第2スイッチを閉じ、警報音を鳴らして救助を求めることができる。また、利用者に危害を加える犯人が警報音に驚いている間に、スイッチピンを引き抜いて第1スイッチを閉じることで、容易には警報音を止められなくすることができる。
前記した携帯用防犯ブザーにおいては、前記押しボタンスイッチは、防水構造であることが望ましい。
このように構成することで、携帯用防犯ブザーを鞄に付けておくなどして濡れたとしても、携帯用防犯ブザーの内部に水が浸入することがなく、必要なときに確実に警報音を鳴らすことができる。
また、前記した携帯用防犯ブザーにおいては、前記第1スイッチと、前記第2スイッチとは、警報音を発生する回路に並列に接続されてなるのが望ましい。このような構成により、押しボタンスイッチを押すのと、スイッチピンを引き抜くのとのいずれかの操作で警報音を鳴らすことができる。別の言い方をすれば、スイッチピンを一度抜けば、押しボタンの操作にかかわらず警報音を鳴らし続けることができる。スイッチピンの引き抜きに加え、押しボタンスイッチも押せば、押しボタンスイッチを再度押し、スイッチピンも差し込まなければ警報音を止めることができない。
前記した携帯用防犯ブザーにおいては、前記押しボタンスイッチは、例えば、次のように構成される。すなわち、棒状部および当該棒状部に設けられた鍔部を有するゴム状のボタン部材と、前記ブザー本体内部に設けられた回路基板上のプッシュスイッチ素子とを備え、前記ブザー本体の外装のケースに形成された貫通孔から前記ボタン部材の棒状部を外部に臨ませるとともに、前記プッシュスイッチ素子を前記棒状部の基端に配置し、前記鍔部を前記貫通孔の縁部に押圧させてなるのが望ましい。
このようなゴム状のボタン部材により、ケースとボタンとの間の防水性を確保するとともに、内部の回路基板上のスイッチを、ボタン部材で直接押す構造とすることで、極めて簡易な構成で、防水性能を確保した押しボタンスイッチを構成することができる。すなわち、鍔部がケースに押圧されることで、防水がなされ、かつ、ボタン部材がゴム状の材質でできているので、鍔部が弾性変形し、回路基板上のプッシュスイッチ素子を押すストロークを得ることができる。
前記した携帯用防犯ブザーにおいては、前記ケースの外表面の輪郭の延長面より、前記棒状部の先端が引っ込んでいるのが望ましい。このように、ケースの外表面の延長面より棒状部の先端が引っ込んでいる(低い)ことで、携帯時に何かにぶつかっても、誤って第2スイッチが入る可能性が低くなる。
前記した携帯用防犯ブザーにおいては、前記ケースの外表面は、前記貫通孔の周囲が漏斗状に形成され、前記貫通孔と漏斗状の面の境より、前記棒状部の先端が突出しているのが望ましい。このように、漏斗状の面と貫通孔の境、つまり漏斗状の面の下端より棒状部の先端が突出していることで、指で棒状部に触れたときには、棒状部を押し込む操作をすることができる。
本発明によれば、スイッチピンを引き抜く第1スイッチにより、容易に警報音を止められることがないばかりでなく、容易に身動きがとれないような状況においても、第2スイッチにより容易に警報音を鳴らすことが可能となる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、第1実施形態に係る携帯用防犯ブザーの全体斜視図であり、図2(a)は、第1実施形態に係る携帯用防犯ブザーの分解斜視図であり、図2(b)は、下ケースの内面側から見た分解斜視図である。
図1に示すように、携帯用防犯ブザー1は、ブザー本体10とスイッチピン20とを備えて構成されている。スイッチピン20は、第1スイッチとしての引き抜きスイッチ2の構成部材である。スイッチピン20は、通常時はスイッチ穴13aに挿入されており、ブザー本体10は、スイッチピン20がスイッチ穴13aから引き抜かれることで、警報音のスイッチが入るように構成されている。また、ブザー本体10の上側(以下、説明の便宜上、図1の上下で「上」および「下」を用いる。)の表面には、第2スイッチとしての押しボタンスイッチ3が配置されている。
ブザー本体10には、ブザー本体10を鞄などから吊り下げるためにチェン91が取り付けられ、チェン91の端部にはリング状の金具などに係脱可能なフック92が結合されている。また、ブザー本体10をランドセルのベルトなど、ある程度太い部材に取り付けるため、端部同士で互いに結合可能なバンド93が下側に設けられている。バンド93の両端部には、面ファスナ93a,93bが縫製などにより設けられている。
バンド93の長さは、好ましくは、10〜15cm、より好ましくは11〜12.5cm程度である。このような長さとすることで、ランドセルのベルトに取り付けやすいとともに、首などに取り付けることが不可能となる。また、面ファスナ93a,93bを用いていることで、鞄などから簡単に取り外して、他の鞄へ取り付けることが可能であるとともに、様々な太さの部分に取り付けることが可能である。
スイッチピン20は、ブザー本体10のスイッチ穴13aに挿入されるピン部21と、ピン部21の一端に設けられた円柱状のヘッド22とを備えて構成されている。
ピン部21には、リング状の第1シール部材51が外嵌されている。第1シール部材51は、スイッチピン20をスイッチ穴13aに挿入したときに、ヘッド22とブザー本体10のスイッチ穴13aの周りの部分(縁部13e、図3(b)参照)とで挟持される。これにより、スイッチ穴13aからブザー本体10の内部に水が浸入するのが防止されている。
第1シール部材51の内径は、好ましくはピン部21の外径と同じか、若干小さいのがよい。このようにすることで、スイッチピン20をブザー本体10から引き抜いたときに、第1シール部材51がピン部21から脱落せず、再度スイッチピン20をスイッチ穴13aに挿入したときの防水性能を確保することができる。また、第1シール部材51は、ゴム状のものであるのがよい。
ヘッド22には貫通した穴22aが形成されており、穴22aにリング95を介してストラップ94が取り付けられている。ストラップ94は、携帯用防犯ブザー1の使用者が危険に遭遇したときに素早くスイッチピン20をブザー本体10から引き抜くために掴む部分として機能する。
ブザー本体10は、その外装のケースCが第1ケースとしての上ケース11と第2ケースとしての下ケース12とから構成されている。上ケース11には、スピーカ33(図2参照)から大きな警報音を外部へ放出することができるようにするとともに、外部からスピーカ33へ直接水が掛からないように保護するキャップ14が取り付けられている。ケースCは、全体として卵形であり、長径の方向の先端に前記したスイッチ穴13aが配置されている。
図2(a)に示すように、ケースCの中には、警報装置30が収容されている。警報装置30は、警報音を発するための信号を出力する回路を備えた回路基板31と、装置の電源となる電池32と、回路基板31に電線34を介して接続され、回路からの信号が入力されて警報音を発するスピーカ33と、第1スイッチを構成するスイッチ部材13と、第2スイッチを構成するプッシュスイッチ素子45とを備えてなる。なお、図2(a)は、図1の携帯用防犯ブザー1を上下反対にして分解した状態を示している。
回路基板31上(図2(a)においては、回路基板31の裏側にある)には、半田付けなどにより第1スイッチを構成するスイッチ部材13が固定されている。前記したスイッチ穴13aは、このスイッチ部材13に形成された穴である。また、同じく回路基板31上(図2(a)においては、回路基板31の裏側にある)には、第2スイッチを構成するプッシュスイッチ素子45が固定されている。
スイッチ部材13は、一方からスイッチピン20が挿入可能なようにスイッチ穴13aが開口した筒状の部材である。スイッチ部材13は、上ケース11と下ケース12に挟まれる形で配置されている。すなわち、スイッチ部材13は、上ケース11と下ケース12の境界に配置されている。そして、スイッチ穴13aは、上ケース11と下ケース12の間から外部へ露出している。
回路基板31には、回路基板31をネジ98で上ケース11に固定するための2つの小孔31aが形成されている。
上ケース11には、小孔31aの位置に対応して、ボス11aが2つ形成されている。ネジ98を小孔31aに通してボス11aにねじ込むことで、回路基板31は上ケース11に固定されている。なお、回路基板31を上ケース11に固定するためのネジ98は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
スイッチ部材13の形状に対応して、上ケース11の縁には半円形の凹部11cが形成され、下ケース12の縁には半円形の凹部12cが形成されている。そして、スイッチ部材13とこれらの凹部11c,12cとの間からケースCの内部に水が浸入しないように、スイッチ部材13と凹部11c,12cとの間にリング状の第2シール部材52が配置されている。また、上ケース11と下ケース12との間からケースCの内部に水が浸入しないように、上ケース11と下ケース12との間にリング状の第3シール部材53が配置されている。前記したように、スイッチ部材13は、上ケース11と下ケース12の境界に配置されていることから、第3シール部材53は、単なる一本のリングではなく、リングの一部に第2シール部材52が介在する形状となっている。すなわち、第2シール部材52と第3シール部材53は、一体に形成されたシール部材55となっている。第2シール部材52および第3シール部材53は、ゴム状のものであるのがよい。
なお、上ケース11と下ケース12には、縁に沿って、シール部材55が入る溝が形成されていることで、組立作業が行いやすくなっている。
上ケース11には、下ケース12へ向けて、4つのボス11bが形成されている。
この4つのボス11bに対応して、下ケース12には、4つの小孔12bが形成されている。上ケース11と下ケース12とは、これらの間にシール部材55を挟んで合わせた後、4つのボス11bに小孔12bを介してネジ97をねじ込むことで結合されている。このように、4つのネジ97により上ケース11と下ケース12とが結合されていることで、シール部材55と上ケース11および下ケース12との密着性が高まり、優れた防水性能が発揮される。
上ケース11の内面には、円形のスピーカ取付リブ15が形成されている。スピーカ取付リブ15の中央には、上下(上ケース11の厚み方向)に貫通する警報音放出孔16が形成されている。後述するように、スピーカ取付リブ15には、取付リング35を介してスピーカ33が取り付けられている。
下ケース12の外側面には、バンド93の幅に対応したバンド取付孔17が、下ケース12の幅方向(短径の方向)に向けて形成されている。このバンド取付孔17の成形のために、図2(b)に示すように下ケース12の内面に型抜き穴17aが必要となる。そのため、型抜き穴17aの形状に合わせた防水壁17bが別部品として成形され、型抜き穴17aに接着されている。
次に、スイッチ穴13aのシール構造とスピーカ33の防水構造について説明する。参照する図において、図3は図1のIII−III断面図であり、(a)はスイッチピンをスイッチ穴に挿入した状態、(b)はスイッチピンをスイッチ穴から引き抜いた状態を示す。図4は、図1のIV−IV断面図である。
図3(a)に示すように、スイッチピン20は、ピン部21の長さ方向の中央付近に周方向に形成された係止溝21aを有している。一方、スイッチ部材13のスイッチ穴13aの中には、挿入されたスイッチピン20の係止溝21aに対応して突部13bが形成されている。すなわち、スイッチ穴13aにスイッチピン20を挿入すると、係止溝21aに突部13bが係合するようになっている。より詳しく説明すると、この挿入状態において、突部13bが係止溝21aの先端側の段差部分の角21bに当接するように、突部13bと係止溝21aおよび角21bの互いの位置関係が定められている。そのため、スイッチ穴13aにスイッチピン20を挿入した状態では、スイッチピン20がスイッチ穴13aの中側へ引き寄せられるように付勢されて、スイッチ穴13aの開口の縁部13eとヘッド22との間に第1シール部材51が挟持されている。
従って、スイッチ穴13aは、外部からは第1シール部材51により遮断されて、内部に水が浸入するのが防止されている。
なお、スイッチ穴13a内には、固定された電極の第1接点13cと、第1接点13cに対面した第2接点13dが設けられている。第2接点13dは、板バネ構造を有し、常時第1接点13c側へ付勢されている。そして、スイッチピン20をスイッチ穴13aに挿入すると、図3(a)に示すように、ピン部21の先端が第2接点13dを撓ませて第2接点13dが第1接点13cから離された状態となっている。そして、スイッチピン20をスイッチ穴13aから引き抜くと、図3(b)に示すように、第2接点13dが第1接点13c側へ復元し、第1接点13cに接触して、警報装置30の警報動作のスイッチを入れるようになっている。
図4に示すように、警報音放出孔16が形成された壁部16aは、上ケース11の外表面11fよりも一段凹んだ位置にある。また、外表面11fを形成する外壁11wと壁部16aとは、周壁16bによりつながっている。壁部16aには、警報音放出孔16の縁から外側へ向けて内側リブ16cが形成されている。また、内側リブ16cの外周側には、壁部16aから外側へ向けて内側リブ16cと同心円状の外側リブ16dが形成されている。
キャップ14は、底壁14aと底壁14aの輪郭から立ち上がった周壁14bとを有して略カップ形状をなしている。カップの内側には底壁14aから複数の接続足部14cが突出して形成されている。接続足部14cは、上ケース11の外側リブ16dと対応した位置に配置されており、接続足部14cが外側リブ16dに接着されることで、キャップ14が上ケース11に固定されている。このようにして、キャップ14は、上ケース11と適度な空間を保持しつつ、警報音放出孔16を覆っている。そのため、警報音放出孔16から出た音は、矢印Aに示した通路を通って外部へ放出されると同時に、キャップ14を振動させることによっても放出される。ところが、外側リブ16d、周壁14bおよび周壁16bによりラビリンス構造が形成されていることで、外部からキャップ14付近に付着した水は、容易にはスピーカ33まで達することはできない。
特に、内側リブ16cがあることで、外側リブ16dまで達した水も、内側リブ16cを越えるのが困難であり、より防水性が高められている。また、壁部16aとスピーカ33とが所定距離離間していることで、警報音放出孔16まで達した水も、容易にはスピーカ33に接触することがない。このような防水性能を効果的に機能させるためには、上ケース11やキャップ14を疎水性の材料で構成するか、これらの表面を疎水性になるように処理しておくのが望ましい。
なお、キャップ14のカップ形状は、周壁14bが底壁14aから徐々に広がる台形となっていることで、ブザー本体10の外部へ大きな警報音が放出される。
スピーカ33は、筒部35aと筒部35aの端部に形成された鍔部35bとからなる取付リング35の一端に接着されている。取付リング35は、スピーカ取付リブ15の内側に嵌合して固定される。取付リング35の筒部35aとスピーカ取付リブ15の間は、接着剤またはゴム状のシール材によりシールされている。
次に、第2スイッチとしての押しボタンスイッチ3の構造について図5および図6を参照して説明する。図5は押しボタンスイッチの部分を分解した拡大斜視図であり、図6は、図1のVI−VI断面図である。
図5および図6に示すように、押しボタンスイッチ3は、ボタン部材41と、ストッパ42と、前記したプッシュスイッチ素子45とを備え、ボタン部材41が上ケース11の貫通孔60から外部へ望むように構成されている。
上ケース11の外表面11fを形成する殻には、円筒状の筒壁部61が上ケース11の内側、つまり内部の回路基板31に向かって延びている。筒壁部61の内側は、上ケース11を内外に通じさせる貫通孔60になっている。筒壁部61の外側には、筒壁部61と同心円状の円筒からなる外側筒壁部67が形成されている(図6参照)。外側筒壁部67には、等間隔で4本の位置決めピン67aが下方へ向けて突出して形成されている。筒壁部61と外側筒壁部67とは所定距離離間しているため、互いの間にリング状の円形溝68が形成されている。筒壁部61の周囲の殻、つまり、貫通孔60が外部に開口する部分の周囲は、漏斗状に形成された漏斗部62となっている。
ボタン部材41は、シリコンゴムなどのゴム状の部材からなる部品である。ボタン部材41は、主として円柱状の棒状部41aと、棒状部41aの下端近傍に形成された鍔部41bとを備えてなる。棒状部41aの先端41c、つまり、外部に向いた上端は、上ケース11の筒壁部61と漏斗部62との境となる稜線63におよそ沿うように、棒状部41aの軸線に対し斜めに向いている。
より詳細に説明すると、図6に示すように、ボタン部材41を上ケース11に組み付けた状態では、先端41cは稜線63よりは突出しているが、上ケース11の外表面11fを延長した面(図6に仮想線で示した延長面11f′)よりは引っ込んでいる(低くなっている)。
また、ボタン部材41の鍔部41bには、その上面に、棒状部41aから所定距離離間してリング状の立壁部41dが形成されている。立壁部41dは、上ケース11の円形溝68に嵌合して、上ケース11とボタン部材41の間から水が浸入するのをより困難にしている。
鍔部41bには、さらに外周から中心へ向けて形成された切欠41eが形成されている。切欠41eは、位置決めピン67aに対応して、90度ごとに全部で4つ形成されている
棒状部41aの下端には、棒状部41aよりやや小さな直径の突起41fが設けられている(図6参照)。この突起41fは、回路基板31に設けられたプッシュスイッチ素子45に当接している。
ストッパ42は、ボタン部材41を上ケース11に固定しておくための部材である。ストッパ42は、ボタン部材41の鍔部41bと略同じ大きさのリング状の平板で、上ケース11と固着可能な樹脂などからなる。ストッパ42の上面には、同心円状に2つのビード42bが突設されている。ビード42bは、鍔部41bに当接することで、鍔部41bにリング状に局所的に高い圧力を与え、鍔部41bと上ケース11、詳細には鍔部41bと、上ケース11の筒壁部61または外側筒壁部67の下端との密着性を向上させている。
ストッパ42には、ボタン部材41の鍔部41bと同様に、外周に4つの切欠42eが位置決めピン67aに対応して形成されている。
ボタン部材41は、切欠41eが位置決めピン67aに係合されることで向きが合わせられる。そして、ストッパ42の切欠42eを位置決めピン67aに係合させつつ、ストッパ42と位置決めピン67aを溶着または接着などで固着することでボタン部材41が上ケース11の貫通孔60に取り付けられる。この取付の際には、ストッパ42をボタン部材41に押し付けながら位置決めピン67aに固着させることで、ボタン部材41の鍔部41bが上ケース11に押圧され、外部からケースC内に水が浸入するのを良好に防止することができる。
図7は、スイッチの回路上の配置を示す図である。
図7に示すように、引き抜きスイッチ2を構成するスイッチ部材13と、押しボタンスイッチ3を構成するプッシュスイッチ素子45とは、警報装置30のブザー回路37に対し並列に接続されている。すなわち、スイッチ部材13またはプッシュスイッチ素子45のいずれかが閉じた場合に警報装置30の電源が入り、警報音がスピーカ33から発生する。
プッシュスイッチ素子45の構造の詳細は図示しないが、一度押すと、回路が閉じた状態が保持され、もう一度押すと回路が開放される、いわゆるプッシュプッシュスイッチであるのが望ましい。
プッシュプッシュスイッチを採用することにより、一度押しボタンスイッチ3を押し込めば、再度押しボタンスイッチ3を押し込む間での間、警報音が鳴り続け、危害を加える者を驚かせ続けることができる。
以上のように、本実施形態の携帯用防犯ブザー1は、上ケース11と下ケース12の合わせ目、スイッチ部材13と、上ケース11および下ケース12との合わせ目、スイッチ部材13のスイッチ穴13a、スピーカ33からの音が放出される警報音放出孔16および押しボタンスイッチ3のすべてが防水構造となっており、水の飛散を受けても内部に水が浸入することがない。これにより、いわゆる生活防水性能を達成することができる。
また、スイッチ部材13にシール部材55(第2シール部材52および第3シール部材53)を取り付け、回路基板31を上ケース11に固定するので、上ケース11と下ケース12を嵌め合わせるときにシール部材55がずれることがなく、組立作業が行いやすいとともに、組立不良が発生しにくい。また、電池32を交換する場合にも、下ケース12を上ケース11から外したときにシール部材55が上ケース11に組み付いたままであるので、再度組立をするのが容易である。
さらに、第2スイッチとしての押しボタンスイッチ3も、ゴム状のボタン部材41が鍔部41bを有し、この鍔部41bが上ケース11に対して押圧されていることで、上ケース11とボタン部材41との間から水が浸入するのが防止されている。しかも、ストッパ42に設けられたリング状のビード42bにより鍔部41bが局所的に押圧されていることで、防水性がより高くなっている。
そして、本実施形態の携帯用防犯ブザー1によれば、引き抜きスイッチ2だけでなく、押しボタンスイッチ3を有し、これらの一方の操作によって警報音を鳴らすことができるので、満員電車など身動きがとれない状況においても、押しボタンスイッチ3を押すという小さな動作で警報音を鳴らし始めることができるとともに、その後、引き抜きスイッチ2のスイッチピン20を引き抜くことで、容易には警報音を止められなくすることができる。
また、ボタン部材41の先端41cは、外装であるケースCの輪郭の延長面11f′より引っ込んでいるため、物が当たっても誤って警報音が鳴り出すことがないだけでなく、先端41cが漏斗状に凹んだケースCの漏斗部62の下端(漏斗部62と貫通孔60の境の稜線63)よりは突出しているので、指でボタン部材41を探れば容易に先端41cに触れることができ、警報音のスイッチを容易に入れることができる。
このように、押しボタンスイッチ3は、主としてボタン部材41をストッパ42により上ケース11に固定するだけで、防水性と操作性が確保されている。そして、簡易な構造ながら、ボタン部材41がゴム状の材質からできていることから、操作時にはボタン部材41の鍔部41bが弾性変形することで、プッシュスイッチ素子45の操作ストロークを得ることが可能である。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することが可能である。
たとえば、押しボタンスイッチ3の配置は適宜変更することができる。実施形態においては、ブザー本体10の上側、つまり、バンド93での装着時に外側に来る方に押しボタンスイッチ3を設けたが、バンド93がある側、つまり、装着時の内側に押しボタンスイッチ3があると、物などにぶつかったときに誤って警報音のスイッチが入ってしまうおそれがさらに少なくなる。また、押しボタンスイッチ3により警報音を鳴らし始めた場合に、危害を加えようとする犯人から警報音を止められにくくなる。この場合は、回路基板31とは別個に下ケース12側にプッシュスイッチ素子を固定するなど、適宜な構成を採ることができる。
また、ケースCの外側に警報装置30と配線されていないダミーのボタンを配置し、内側に警報装置30と配線された真のボタンを配置しておいてもよい。この場合には、押しボタンスイッチ3で警報音を鳴らした後、危害を加える犯人が警報音を止めようとして外側のボタンを押しても警報音が止まらないため、犯人を狼狽させることができる。
また、実施形態においては、プッシュスイッチ素子45として、一度押したら閉じ、再度押したら開放するプッシュプッシュスイッチを用いたが、押している間だけ閉じるスイッチや、押した後、一定時間だけ閉じるスイッチなどを採用してもよい。もっとも、警報音が容易に止まらないようにするためには、プッシュプッシュスイッチを採用するのが望ましい。
第1実施形態に係る携帯用防犯ブザーの全体斜視図である。 (a)は、実施形態に係る携帯用防犯ブザーの分解斜視図であり、(b)は、下ケースの内面側から見た分解斜視図である。 図1のIII−III断面図であり、(a)はスイッチピンをスイッチ穴に挿入した状態、(b)はスイッチピンをスイッチ穴から引き抜いた状態を示す。 図1のIV−IV断面図である。 押しボタンスイッチの部分を分解した拡大斜視図である。 図1のVI−VI断面図である。 スイッチの配線を示す警報装置の回路図である。
符号の説明
1 携帯用防犯ブザー
2 引き抜きスイッチ
3 押しボタンスイッチ
10 ブザー本体
11 上ケース
11f 外表面
11f′ 延長面
12 下ケース
13 スイッチ部材
13a スイッチ穴
14 キャップ
20 スイッチピン
30 警報装置
31 回路基板
41 ボタン部材
41a 棒状部
41b 鍔部
41c 先端
41d 立壁部
41e 切欠
41f 突起
42 ストッパ
42b ビード
45 プッシュスイッチ素子
60 貫通孔
61 筒壁部
62 漏斗部
63 稜線
C ケース

Claims (3)

  1. 警報音を発生する携帯用防犯ブザーであって、
    スイッチ穴を有するブザー本体と、
    前記スイッチ穴に挿入され、引き抜かれることで前記警報音を発生する第1スイッチとなるスイッチピンと、
    前記ブザー本体に設けられ、前記警報音を発生する第2スイッチとなる押しボタンスイッチとを備えたことを特徴とする携帯用防犯ブザー。
  2. 前記押しボタンスイッチは、防水構造であることを特徴とする請求項1に記載の携帯用防犯ブザー。
  3. 前記第1スイッチと前記第2スイッチとは、警報音を発生する回路に並列に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯用防犯ブザー。

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