JP3119589U - 携帯用防犯ブザー - Google Patents

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Abstract

【課題】防水性に優れた携帯用防犯ブザーを提供する。
【解決手段】スイッチピンを引っ張ることで警報音を発生する携帯用防犯ブザー1である。この携帯用防犯ブザー1は、ブザー本体10にスイッチ穴13aを有する。スイッチ穴13aには、スイッチとして鍔部22が設けられたスイッチピン20が挿入されている。このスイッチピン20を引っ張ると警報音を発生する。スイッチピン20をスイッチ穴13aに差し込んだ状態において、リング状の第1シール部材51が鍔部22とブザー本体10との間で挟持されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、携帯用防犯ブザーに関し、特に、防水性能を有する携帯用防犯ブザーに関する。
一般に、携帯用の防犯ブザーは、所持者が危険な場面に会ったときに即座に警報を鳴らすことができるように、本体から部材を引っ張り、又は本体を部材から引き離すことで警報のスイッチを入れることができるように構成されている。
特に、典型的に利用されている構成としては、本体にスイッチピンを差し込んでおく構造にしておき、そのスイッチピンを本体から引っ張ることで、警報のスイッチを入れるものがある。このスイッチピンを引っ張ってスイッチを入れる携帯用防犯ブザーの中には、スイッチピンを引っ張っても本体から少し抜けるだけで本体にスイッチピンが結合したままのタイプと、スイッチピンが本体から完全に引き抜けるタイプとがある。
前者のタイプの携帯用防犯ブザーは、スイッチピンが本体から離れないので、誤ってスイッチピンを引いてしまった場合にすぐにスイッチピンを戻して警報を止めることができる。逆にいえば、実際に危険な状況に会った場合に簡単に警報を止められてしまうおそれがある。後者のタイプの携帯用防犯ブザーは、前者とは逆に、実際に危険な状況に会った場合に、警報を止められにくいというメリットがある。
ところで、従来の携帯用防犯ブザーの多くは、屋外で持ち歩くものであるにもかかわらず、防水性を考慮されていなかった。そのため、鞄に取り付けた携帯用防犯ブザーが雨に濡れると内部に水が浸入して電気回路を腐食させるおそれがあった。
特許文献1に記載の防犯ブザーは、腕時計型のものであり、防水性について考慮されているが、警報のスイッチは押しボタン式のものであり、スイッチピンを引っ張るタイプのものではない。
特開平8−334574号公報
本考案は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、防水性に優れた携帯用防犯ブザーを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本考案は、警報音を発生する携帯用防犯ブザーであって、
スイッチ穴を有するブザー本体と、
前記スイッチ穴に挿入され、引き抜かれることで警報音を発生するスイッチとなり、鍔部が設けられたスイッチピンと、
前記スイッチピンに外嵌され、前記スイッチピンを前記スイッチ穴に差し込んだときに前記鍔部と前記ブザー本体との間に挟持されるリング状の第1シール部材とを備えたことを特徴とする。
このような構成により、スイッチピンを引き抜くタイプの携帯用防犯ブザーにおいても、スイッチピンの鍔部とブザー本体の間で第1シール部材が挟持され、スイッチ穴からブザー本体内に水が浸入するのが防止される。
前記した携帯用防犯ブザーにおいては、前記ブザー本体の前記スイッチ穴を形成するスイッチ部材と、前記ブザー本体の外装のケースとの間にリング状の第2シール部材を設けることができる。
このような構成により、スイッチ部材とブザー本体の外装の間から、ブザー本体内に水が浸入するのを防止することができる。
前記携帯用防犯ブザーにおいては、前記ブザー本体は、前記外装のケースが第1ケースと第2ケースに分割して構成されるとともに、前記スイッチ部材は、前記第1ケースと前記第2ケースの境界に配置され、
前記第1ケースと前記第2ケースの間をシールするリング状の第3シール部材をさらに備え、
前記第2シール部材と、前記第3シール部材とを一体に形成するのが望ましい。
このような構成により、2つのシール部材を一つにして部品コスト及び組立コストを低減できる。また、小さな部品が減らせるので、組立時にシール部材を付け忘れるのを防止することができる。
また、この第2シールと第3シールを一体にした構成においては、前記スイッチ部材は、前記第2シール部材および前記第3シール部材が取り付けられた状態で、前記第1ケースまたは前記第2ケースの一方に固定されていることが望ましい。
このような構成とすることで、スイッチ部材に取り付けられた一体型の第2シールおよび第3シールを第1ケースまたは第2ケースに仮固定できる。そのため、第1ケースと第2ケースの組み合わせのときに、第2シールおよび第3シールの位置がずれることがなく、組立作業がしやすいとともに、組立不良が防止される。
前記携帯用防犯ブザーにおいては、前記ブザー本体は、外装が第1ケースと第2ケースに分割して形成されるとともに、前記スイッチ部材は、前記第1ケースまたは第2ケースの縁から離れた位置で前記スイッチ穴が開口するように配置され、
前記第1のケースと前記第2のケースの間をシールするリング状の第3シール部材をさらに備えることができる。
このような構成によれば、スイッチ穴の位置を自由な位置に配置することができ、携帯用防犯ブザーのデザインの自由度を増すことができる。
前記ブザー本体には、端部同士で互いに結合可能なバンドを設けるのが望ましい。
このようなバンドにより、ランドセルのベルトなどに携帯用防犯ブザーを取り付けることができる。
本考案によれば、スイッチピンを引き抜くタイプの携帯用防犯ブザーの防水性を高めることができる。
次に、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、第1実施形態に係る携帯用防犯ブザーの全体斜視図であり、図2(a)は、第1実施形態に係る携帯用防犯ブザーの分解斜視図であり、図2(b)は、下ケースの内面側から見た分解斜視図である。
図1に示すように、携帯用防犯ブザー1は、ブザー本体10とスイッチピン20とを備えて構成されている。スイッチピン20は、通常時はスイッチ穴13aに挿入されており、ブザー本体10は、スイッチピン20がスイッチ穴13aから引き抜かれることで、警報音のスイッチが入るように構成されている。
ブザー本体10には、ブザー本体10を鞄などから吊り下げるためにチェン91が取り付けられ、チェン91の端部にはリング状の金具などに係脱可能なフック92が結合されている。また、ブザー本体10をランドセルのベルトなど、ある程度太い部材に取り付けるため端部同士で互いに結合可能なバンド93が下側(以下、説明の便宜上、図1の上下で「上」および「下」を用いる。)に設けられている。バンド93の両端部には、面ファスナ93a,93bが縫製などにより設けられている。
バンド93の長さは、好ましくは、10〜15cm、より好ましくは11〜12.5cm程度である。このような長さとすることで、ランドセルのベルトに取り付けやすいとともに、首などに取り付けることが不可能となる。また、面ファスナ93a,93bを用いていることで、鞄などから簡単に取り外して、他の鞄へ取り付けることが可能であるとともに、様々な太さの部分に取り付けることが可能である。
スイッチピン20は、ブザー本体10のスイッチ穴13aに挿入されるピン部21と、ピン部21の一端に設けられた円柱状の鍔部22とを備えて構成されている。
ピン部21には、リング状の第1シール部材51が外嵌されている。第1シール部材51は、スイッチピン20をスイッチ穴13aに挿入したときに、鍔部22とブザー本体10のスイッチ穴13aの周りの部分(縁部13e、図3(b)参照)とで挟持される。これにより、スイッチ穴13aからブザー本体10の内部に水が浸入するのが防止されている。
第1シール部材51の内径は、好ましくはピン部21の外径と同じか、若干小さいのがよい。このようにすることで、スイッチピン20をブザー本体10から引き抜いたときに、第1シール部材51がピン部21から脱落せず、再度スイッチピン20をスイッチ穴13aに挿入したときの防水性能を確保することができる。また、第1シール部材51は、ゴム状のものであるのがよい。
鍔部22には貫通した穴22aが形成されており、穴22aにリング95を介してストラップ94が取り付けられている。ストラップ94は、携帯用防犯ブザー1の使用者が危険に遭遇したときに素早くスイッチピン20をブザー本体10から引き抜くために掴む部分として機能する。
ブザー本体10は、その外装のケースCが第1ケースとしての上ケース11と第2ケースとしての下ケース12とから構成されている。上ケース11には、スピーカ33(図2参照)から大きな警報音を外部へ放出することができるようにするとともに、外部からスピーカ33へ直接水が掛からないように保護するキャップ14が取り付けられている。ケースCは、全体として卵形であり、長径の方向の先端に前記したスイッチ穴13aが配置されている。
図2(a)に示すように、ケースCの中には、警報装置30が収容されている。警報装置30は、警報音を発するための信号を出力する回路を備えたプリント基板31と、装置の電源となる電池32と、プリント基板31に電線34を介して接続され、回路からの信号が入力されて警報音を発するスピーカ33とを備えてなる。なお、図2(a)は、図1の携帯用防犯ブザー1を上下反対にして分解した状態を示している。
プリント基板31上には、半田付けなどによりスイッチ部材13が固定されている。前記したスイッチ穴13aは、このスイッチ部材13に形成された穴である。
スイッチ部材13は、一方からスイッチピン20が挿入可能なようにスイッチ穴13aが開口した筒状の部材である。スイッチ部材13は、上ケース11と下ケース12に挟まれる形で配置されている。すなわち、スイッチ部材13は、上ケース11と下ケース12の境界に配置されている。そして、スイッチ穴13aは、上ケース11と下ケース12の間から外部へ露出している。
プリント基板31には、プリント基板31をネジ98で上ケース11に固定するための2つの小孔31aが形成されている。
上ケース11には、小孔31aの位置に対応して、ボス11aが2つ形成されている。ネジ98を小孔31aに通してボス11aにねじ込むことで、プリント基板31は上ケース11に固定されている。なお、プリント基板31を上ケース11に固定するためのネジ98は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
スイッチ部材13の形状に対応して、上ケース11の縁には半円形の凹部11cが形成され、下ケース12の縁には半円形の凹部12cが形成されている。そして、スイッチ部材13とこれらの凹部11c,12cとの間からケースCの内部に水が浸入しないように、スイッチ部材13と凹部11c,12cとの間にリング状の第2シール部材52が配置されている。また、上ケース11と下ケース12との間からケースCの内部に水が浸入しないように、上ケース11と下ケース12との間にリング状の第3シール部材53が配置されている。前記したように、スイッチ部材13は、上ケース11と下ケース12の境界に配置されていることから、第3シール部材53は、単なる一本のリングではなく、リングの一部に第2シール部材52が介在する形状となっている。すなわち、第2シール部材52と第3シール部材53は、一体に形成されたシール部材55となっている。第2シール部材52および第3シール部材53は、ゴム状のものであるのがよい。
なお、上ケース11と下ケース12には、縁に沿って、シール部材55が入る溝が形成されていることで、組立作業が行いやすくなっている。
上ケース11には、下ケース12へ向けて、4つのボス11bが形成されている。
この4つのボス11bに対応して、下ケース12には、4つの小孔12bが形成されている。上ケース11と下ケース12とは、これらの間にシール部材55を挟んで合わせた後、4つのボス11bに小孔12bを介してネジ97をねじ込むことで結合されている。このように、4つのネジ97により上ケース11と下ケース12とが結合されていることで、シール部材55と上ケース11および下ケース12との密着性が高まり、優れた防水性能が発揮される。
上ケース11の内面には、円形のスピーカ取付リブ15が形成されている。スピーカ取付リブ15の中央には、上下(上ケース11の厚み方向)に貫通する警報音放出孔16が形成されている。後述するように、スピーカ取付リブ15には、取付リング35を介してスピーカ33が取り付けられている。
下ケース12の外側面には、バンド93の幅に対応したバンド取付孔17が、下ケース12の幅方向(短径の方向)に向けて形成されている。このバンド取付孔17の成形のために、図2(b)に示すように下ケース12の内面に型抜き穴17aが必要となる。そのため、型抜き穴17aの形状に合わせた防水壁17bが別部品として成形され、型抜き穴17aに接着されている。
次に、スイッチ穴13aのシール構造とスピーカ33の防水構造について説明する。参照する図において、図3は図1のIII−III断面図であり、(a)はスイッチピンをスイッチ穴に挿入した状態、(b)はスイッチピンをスイッチ穴から引き抜いた状態を示す。図4は、図1のIV−IV断面図である。
図3(a)に示すように、スイッチピン20は、ピン部21の長さ方向の中央付近に周方向に形成された係止溝21aを有している。一方、スイッチ部材13のスイッチ穴13aの中には、挿入されたスイッチピン20の係止溝21aに対応して突部13bが形成されている。すなわち、スイッチ穴13aにスイッチピン20を挿入すると、係止溝21aに突部13bが係合するようになっている。より詳しく説明すると、この挿入状態において、突部13bは係止溝21aの先端側の段差部分の角21bに当接するように突部13bと係止溝21aおよび角21bの互いの位置関係が定められている。そのため、スイッチ穴13aにスイッチピン20を挿入した状態では、スイッチピン20がスイッチ穴13aの中側へ引き寄せられるように付勢されて、スイッチ穴13aの開口の縁部13eと鍔部22との間に第1シール部材51が挟持されている。
従って、スイッチ穴13aは、外部からは第1シール部材51により遮断されて、内部に水が浸入するのが防止されている。
なお、スイッチ穴13a内には、固定された電極の第1接点13cと、第1接点13cに対面した第2接点13dが設けられている。第2接点13dは、板バネ構造を有し、常時第1接点13c側へ付勢されている。そして、スイッチピン20をスイッチ穴13aに挿入すると、図3(a)に示すように、ピン部21の先端が第2接点13dを撓ませて第2接点13dが第1接点13cから離された状態となっている。そして、スイッチピン20をスイッチ穴13aから引き抜くと、図3(b)に示すように、第2接点13dが第1接点13c側へ復元し、第1接点13cに接触して、警報装置30の警報動作のスイッチを入れるようになっている。
図4に示すように、警報音放出孔16が形成された壁部16aは、上ケース11の外表面11fよりも一段凹んだ位置にある。また、外表面11fを形成する外壁11wと壁部16aとは、周壁16bによりつながっている。壁部16aには、警報音放出孔16の縁から外側へ向けて内側リブ16cが形成されている。また、内側リブ16cの外周側には、壁部16aから外側へ向けて内側リブ16cと同心円状の外側リブ16dが形成されている。
キャップ14は、底壁14aと底壁14aの輪郭から立ち上がった周壁14bとを有して略カップ形状をなしている。カップの内側には底壁14aから複数の接続足部14cが突出して形成されている。接続足部14cは、上ケース11の外側リブ16dと対応した位置に配置されており、接続足部14cが外側リブ16dに接着されることで、キャップ14が上ケース11に固定されている。このようにして、キャップ14は、上ケース11と適度な空間を保持しつつ、警報音放出孔16を覆っている。そのため、警報音放出孔16から出た音は、矢印Aに示した通路を通って外部へ放出されると同時に、キャップ14を振動させることによっても放出される。ところが、外側リブ16d、周壁14bおよび周壁16bによりラビリンス構造が形成されていることで、外部からキャップ14付近に付着した水は、容易にはスピーカ33まで達することはできない。
特に、内側リブ16cがあることで、外側リブ16dまで達した水も、内側リブ16cを越えるのが困難であり、より防水性が高められている。また、壁部16aとスピーカ33とが所定距離離間していることで、警報音放出孔16まで達した水も、容易にはスピーカ33に接触することがない。このような防水性能を効果的に機能させるためには、上ケース11やキャップ14を疎水性の材料で構成するか、これらの表面を疎水性になるように処理しておくのが望ましい。
なお、キャップ14のカップ形状は、周壁14bが底壁14aから徐々に広がる台形となっていることで、ブザー本体10の外部へ大きな警報音が放出される。
スピーカ33は、筒部35aと筒部35aの端部に形成された鍔部35bとからなる取付リング35の一端に接着されている。取付リング35は、スピーカ取付リブ15の内側に嵌合して固定される。取付リング35の筒部35aとスピーカ取付リブ15の間は、接着剤またはゴム状のシール材によりシールされている。
以上のように、本実施形態の携帯用防犯ブザー1は、上ケース11と下ケース12の合わせ目、スイッチ部材13と、上ケース11および下ケース12との合わせ目、スイッチ部材13のスイッチ穴13a、スピーカ33からの音が放出される警報音放出孔16のすべてが防水構造となっており、水の飛散を受けても内部に水が浸入することがない。これにより、いわゆる生活防水性能を達成することができる。
また、スイッチ部材13にシール部材55(第2シール部材52および第3シール部材53)を取り付け、プリント基板31を上ケース11に固定するので、上ケース11と下ケース12を嵌め合わせるときにシール部材55がずれることがなく、組立作業が行いやすいとともに、組立不良が発生しにくい。また、電池32を交換する場合にも、下ケース12を上ケース11から外したときにシール部材55が上ケース11に組み付いたままであるので、再度組立をするのが容易である。
なお、スイッチ部材13をケースCの一方に固定する方法は、本実施形態ではねじ止めであったが、必ずしもねじ止めである必要はなく、嵌め込みや接着で固定しても構わない。また、本実施形態においては、スイッチ部材13を上ケース11に固定したが、下ケース12に固定することもできる。さらに、本実施形態においては、スイッチ部材13はプリント基板31を介してケースCに固定されていたが、スイッチ部材13にねじ止め用の穴を設けたり、接着用の部位などを設けたりして、プリント基板31を介さずに直接ケースCに固定することもできる。
次に、本考案の第2実施形態について説明する。
図5は、本考案の第2実施形態に係る携帯用防犯ブザーの分解斜視図である。
図5に示す携帯用防犯ブザー101は、第1実施形態の携帯用防犯ブザー1と同様に、上ケース111と下ケース112により構成されるケースの中に警報装置130が収納され、ストラップ194がつけられたスイッチピン120をスイッチ穴113aから引き抜くことで警報音を発するものである。そして、リング状の第1シール部材151をスイッチピン120のピン部121に外嵌し、鍔部122とブザー本体110との間で第1シール部材151を挟持している点でも、第1実施形態の携帯用防犯ブザー1と共通する。
しかし、上ケース111と下ケース112の縁111a,112aと、スイッチ穴13aの開口部とが離れている点で第1実施形態の携帯用防犯ブザー1と異なる。
本実施形態の携帯用防犯ブザー101は、スイッチ部材13と上ケース111の間に一つのリングからなる第2シール部材152を設け、上ケース111と下ケース112の間に一つのリングからなる第3シール部材153を設けている。すなわち、第2シール部材152と第3シール部材153とを別個に構成している。
このように第2シール部材152と第3シール部材153とを別体の構成とすることで、スイッチ穴13aの位置を自由に設定することができ、デザインの自由度を高めることができる。
以上に本考案の実施形態について説明したが、本考案は、前記した実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することが可能である。
たとえば、バンド93の端部同士を面ファスナ93a,93bで結合するのではなく、ホックやバックルで結合するなど、他の方法で結合してもよい。
第1実施形態に係る携帯用防犯ブザーの全体斜視図である。 (a)は、実施形態に係る携帯用防犯ブザーの分解斜視図であり、(b)は、下ケースの内面側から見た分解斜視図である。 図1のIII−III断面図であり、(a)はスイッチピンをスイッチ穴に挿入した状態、(b)はスイッチピンをスイッチ穴から引き抜いた状態を示す。 図1のIV−IV断面図である。 本考案の第2実施形態に係る携帯用防犯ブザーの分解斜視図である。
符号の説明
1 携帯用防犯ブザー
10 ブザー本体
11 上ケース
12 下ケース
13 スイッチ部材
13a スイッチ穴
14 キャップ
20 スイッチピン
21 ピン部
22 鍔部
30 警報装置
31 プリント基板
32 電池
33 スピーカ
51 第1シール部材
52 第2シール部材
53 第3シール部材
55 シール部材
93 バンド
93a 面ファスナ
C ケース

Claims (6)

  1. 警報音を発生する携帯用防犯ブザーであって、
    スイッチ穴を有するブザー本体と、
    前記スイッチ穴に挿入され、引き抜かれることで前記警報音を発生するスイッチとなり、鍔部が設けられたスイッチピンと、
    前記スイッチピンに外嵌され、前記スイッチピンを前記スイッチ穴に差し込んだときに前記鍔部と前記ブザー本体との間に挟持されるリング状の第1シール部材とを備えたことを特徴とする携帯用防犯ブザー。
  2. 前記ブザー本体の前記スイッチ穴を形成するスイッチ部材と、前記ブザー本体の外装のケースとの間にリング状の第2シール部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用防犯ブザー。
  3. 前記ブザー本体は、前記外装のケースが第1ケースと第2ケースに分割して構成されるとともに、前記スイッチ部材は、前記第1ケースと前記第2ケースの境界に配置され、
    前記第1ケースと前記第2ケースの間をシールするリング状の第3シール部材をさらに備え、
    前記第2シール部材と、前記第3シール部材とが一体に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の携帯用防犯ブザー。
  4. 前記スイッチ部材は、前記第2シール部材および前記第3シール部材が取り付けられた状態で、前記第1ケースまたは前記第2ケースの一方に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の携帯用防犯ブザー。
  5. 前記ブザー本体は、前記外装のケースが第1ケースと第2ケースに分割して構成されるとともに、前記スイッチ部材は、前記第1ケースまたは第2ケースの縁から離れた位置で前記スイッチ穴が開口するように配置され、
    前記第1のケースと前記第2のケースの間をシールするリング状の第3シール部材をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の携帯用防犯ブザー。
  6. 前記ブザー本体に、端部同士で互いに結合可能なバンドを設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の携帯用防犯ブザー。
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