JP6374465B2 - 携帯用防犯ブザー - Google Patents

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Description

本発明は、携帯用防犯ブザーに関する。
一般に、携帯用防犯ブザーとしては、本体にスイッチピンを差し込んでおく構造にしておき、そのスイッチピンを本体から引っ張ることで、警報のスイッチを入れるものがある。このスイッチピンを引っ張ってスイッチを入れる携帯用防犯ブザーの中には、スイッチピンを引っ張っても本体から少し抜けるだけで本体にスイッチピンが結合したままのタイプがある(特許文献1参照)。
特開2008−139939号公報
ところで、本体にスイッチピンが結合したままのタイプでは、スイッチピンの抜け止めを行う構成として、例えば、スイッチピンの外周面に当該外周面から突出するフランジ部を設け、スイッチピンを引っ張った際に、フランジ部が、スイッチピンが通る外装ケースの孔の周囲に係合してスイッチピンの移動を規制する構成が考えられる。しかしながら、例えば、不審者に遭遇して慌てたユーザが必要以上に強くスイッチピンを引っ張ってしまった場合には、フランジ部が外装ケースに強く当接して外装ケースが破損してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、スイッチピンが引き抜き不能な携帯用防犯ブザーにおいて、外装ケースの破損を抑えることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る携帯用防犯ブザーは、警報音を発する携帯用防犯ブザーであって、スイッチ穴を有する外装ケースと、前記スイッチ穴に入り込み、軸方向に押し引きされることで前記警報音の発生または停止の切り替えを行うスイッチピンと、を備える。
前記外装ケースは、第1ケースと、当該第1ケースに複数の第1ネジによって固定される第2ケースと、前記第1ネジが捩じ込まれる第1ボスと、を有する。
前記スイッチピンは、前記スイッチ穴に入り込むピン部と、当該ピン部の前記外装ケース外に配置される一端部に設けられるヘッド部と、前記ピン部の前記外装ケース内に配置される部分に設けられるフランジ部と、を有する。
前記第1ボスは、前記フランジ部と前記スイッチ穴との間に配置され、前記軸方向から見て前記フランジ部に重なっている。
この構成によれば、スイッチピンを引いたときに、スイッチピンのフランジ部が、第1ネジの捩じ込みによって剛性が高められた第1ボスに係合するので、ユーザがスイッチピンを強く引っ張ったとしても外装ケースの破損を抑えることができる。
また、前記外装ケースは、前記第1ネジが捩じ込まれる第2ボスを備え、前記第2ボスは、前記ピン部を挟んで前記第1ボスとは反対側に配置され、前記軸方向から見て前記フランジ部に重なっていてもよい。
これによれば、スイッチピンを引いたときに、スイッチピンのフランジ部が、第1ネジの捩じ込みによって剛性が高められた第1ボスおよび第2ボスに係合するので、外装ケースの破損をより抑えることができる。また、2つのボスがピン部を挟み込むように配置されているので、2つのボスが並ぶ方向にスイッチピンがずれるのを各ボスで抑えることができる。
また、前記第1ケースには、前記スイッチピンを進退可能に支持するスイッチ部材が設けられ、前記第2ケースは、前記第1ケースに向けて突出する規制リブを有し、前記規制リブは、前記スイッチ部材の前記スイッチ穴とは反対側の端部に対して前記軸方向に対向していてもよい。
これによれば、スイッチピンを押し込む際に、スイッチ部材が軸方向にずれるのを規制リブで抑えることができる。
また、前記外装ケースは、外部に向けて開口する電池収容凹部と、当該電池収容凹部を開閉する電池カバーと、を備え、前記電池カバーは、前記電池収容凹部の開口を塞ぐベース部と、断面視U形状に形成されるバンドホルダと、を有し、前記バンドホルダは、前記ベース部の外面に沿った所定方向に延びる第1延出部と、当該第1延出部の各端部と前記ベース部とを繋ぐ2つの第2延出部と、を有し、前記第2延出部は、前記ベース部に近づくにつれて前記所定方向の大きさが大きくなっていてもよい。
これによれば、バンドホルダの第2延出部の所定方向の大きさがベース部に近づくにつれて大きくなっているので、ベース部の剛性を高くすることができる。
また、前記電池カバーは、前記ベース部の外周縁から外側に突出する複数の突出片を有し、前記複数の突出片は、第2ネジによって前記第1ケースまたは前記第2ケースに締結されていてもよい。
これによれば、電池カバーを、大型化することなく、第1ケースまたは第2ケースに締結することができる。
また、前記第2延出部の前記所定方向の一方側の第1端縁は、前記所定方向において、前記電池カバーの前記所定方向の一方側の第2端縁と、当該第2端縁に最も近い第2ネジとの間に配置され、前記所定方向において、前記第2端縁に最も近い第2ネジから前記第1端縁までの長さは、前記第2端縁に最も近い第2ネジから前記第2端縁までの長さの半分以上であってもよい。
4つの突出片を第2ネジで締結した場合には、電池カバーのベース部のうち、2つの第2ネジの間にある部分は、第2ネジの締結力により剛性が高いが、第2ネジよりも所定方向の外側の部分は、剛性が低い。これに対し、電池カバーの第2端縁から当該第2端縁に最も近い第2ネジまでの部分の半分以上の範囲にわたって第2延出部を形成することで、電池カバーのうち第2ネジよりも所定方向の外側の部分の剛性を高くすることができる。
また、前記電池収容凹部を囲うように形成されるとともに、前記電池カバーによって覆われる溝と、当該溝内に入るシールとを備える場合には、前記シールの高さを幅よりも大きくし、高さと幅の比を、1.2〜1.7としてもよい。
これによれば、シールを高さ方向で潰したときの幅方向の変形量が大きくなるので、シールを溝の側面に密着させることができる。
また、前記シールの高さは、前記溝の深さよりも大きくしてもよい。
これによれば、シールの高さが溝の深さよりも大きいことで、電池カバーを取り付けた際に、電池カバーによってシールを押し潰しやすくなるので、シールを溝に密着させることができる。
また、前記シールの幅は、前記溝の幅の60%〜80%であってもよい。
これによれば、シールを溝に取り付ける作業を容易に行うことができる。また、密閉性・防水性を向上することができる。
また、前記外装ケースおよび前記電池収容凹部は、前記軸方向の長さが、前記軸方向に直交する直交方向の長さよりも大きくてもよい。
これによれば、電池収容凹部の大きさを外装ケースの大きさに合わせて大きくすることができるので、例えば単四電池などの大きな電池を使用することができる。
また、前記警報音を発するスピーカを備え、前記第1ケースおよび前記第2ケースの一方に前記スピーカが設けられ、他方に前記電池収容凹部が設けられていてもよい。
これによれば、第1ケースの剛性をスピーカによって高くすることができ、第2ケースの剛性を電池収容凹部や当該電池収容凹部に収容される電池によって高くすることができる。
また、前記外装ケースは、前記スピーカを保持する円筒状の保持リブと、当該保持リブの外周面から放射状に延びる複数の補強リブと、を有していてもよい。
これによれば、補強リブによって補強された保持リブで、スピーカを良好に保持することができる。
また、前記外装ケースは、外表面のうち前記軸方向の一端側に位置する曲面と、当該曲面から前記軸方向の一端側に突出する中空の突出部と、を有し、前記突出部は、先端に前記スイッチ穴を有し、前記突出部の先端は、前記外装ケースの前記軸方向の一端に対して前記軸方向に直交する直交方向にずれた位置に配置され、前記外装ケースの前記一端よりも前記軸方向内側に位置していてもよい。
これによれば、突出部の先端から突出するスイッチピンのヘッド部が外装ケースの軸方向の一端から軸方向外側に突出する量を小さくすることができるので、携帯用防犯ブザーを落としたときに地面にヘッド部が直接当たってスイッチ部材に強い力がかかる可能性を低くすることができる。
本発明によれば、スイッチピンが引き抜き不能な携帯用防犯ブザーにおいて、外装ケースの破損を抑えることができる。
本実施形態に係る携帯用防犯ブザーを示す斜視図である。 第1ケース、スイッチピン、回路基板などを分解して示す斜視図である。 第2ケース、乾電池、電池カバーなどを分解して示す斜視図である。 第2ケースを内側から見た斜視図である。 スイッチピンが第1位置に位置する状態を示す平面図(a)と、第2位置に位置する状態を示す平面図(b)である。 電池カバーを左右方向から見た側面図である。 電池収容凹部周りの溝と第2シールの関係を示す断面図であり、電池カバーを第2ケースに取り付ける前の状態を示す図(a)と、取付後の状態を示す図(b)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、携帯用防犯ブザー1は、ブザー本体10とスイッチピン20とを備えて構成されている。スイッチピン20は、警報音の発生または停止の切り替えを行うためのプッシュプル方式のスイッチを構成する金属製の部材であり、ブザー本体10に対して軸方向に押し引き可能となっている。スイッチピン20は、図1に示す第1位置と、当該第1位置よりも外側に引き出された第2位置とに移動可能となっている。ブザー本体10は、スイッチピン20が第2位置に引き出されることで、スイッチが入って警報音を発生し、スイッチピン20が第1位置に押し込まれることで、スイッチが切れて警報音を停止するように構成されている。
ブザー本体10には、ブザー本体10を鞄などから吊り下げるために第1ストラップ91が取り付けられている。また、ブザー本体10には、ブザー本体10をランドセルのベルトなど、ある程度太い部材に取り付けるため、端部同士で互いに結合可能なバンド93が設けられている。バンド93の両端部には、面ファスナ93a,93bが縫製などにより設けられている。
ブザー本体10は、樹脂などからなる外装ケースCと、外装ケースC内に収容された警報装置30(図2)とを備えている。外装ケースCは、全体として略卵形であり、長手方向の一端側に前述したスイッチピン20が設けられ、他端側に前述した第1ストラップ91が取り付けられている。
外装ケースCの外表面のうち長手方向の一端側に位置する曲面C1には、当該曲面C1から長手方向の一端側に突出する中空の突出部C2が形成されている。突出部C2は、円筒状の外周壁C21と、外周壁C21の一端側の開口を塞ぐ先端壁C22とを有しており、外周壁C21内の空間は、外装ケースC内に繋がっている。
突出部C2の先端壁C22は、外装ケースCの長手方向の一端C3に対して長手方向に直交する直交方向(詳しくは、後述する左右方向)にずれた位置に配置され、外装ケースCの一端C3よりも長手方向内側に位置している。突出部C2の先端壁C22には、スイッチピン20が入り込むスイッチ穴C4(図2参照)が形成されている。
外装ケースCは、第1ケース100と、当該第1ケース100に固定される第2ケース200とを備えている。第1ケース100の長手方向の中央には、外装ケースC内で発生した警報音を外部に導くための環状の通路Pが形成されている。
なお、以下の説明では、便宜上、外装ケースCの長手方向を「上下方向」とも称し、長手方向のうち第1ストラップ91が配置される側を「上側」、スイッチピン20が配置される側を「下側」とも称する。また、第1ケース100と第2ケース200が対向する方向を「前後方向」とも称し、前後方向のうち第1ケース100側を「前側」、第2ケース200側を「後側」とも称する。また、上下方向および前後方向に直交する方向を「左右方向」とも称する。
図2および図3は、分解した携帯用防犯ブザー1を後側から見た斜視図である。
図2および図3に示すように、外装ケースCは、前述した第1ケース100および第2ケース200の他に、電池カバー300をさらに備えている。外装ケースC内に配置される警報装置30は、警報音を発するための信号を出力する回路を備えた回路基板31と、回路基板31に電線34を介して接続され、回路からの信号が入力されて警報音を発するスピーカ33と、スイッチを構成するスイッチ部材13と、を備えてなる。警報装置30には、単四形の乾電池32から図示せぬ電線等を介して電力が供給されている。
スイッチ部材13は、スイッチピン20を軸方向に進退可能に支持する筒状の部材であり、一方側(下側)からスイッチピン20が挿入可能となっている。スイッチ部材13は、半田付けなどにより回路基板31上に固定されている。
回路基板31には、回路基板31をネジ98で第1ケース100に固定するための4つの小孔31aが形成されている。第1ケース100には、小孔31aの位置に対応して、ボス131が4つ形成されている。各ボス131の先端の位置は、前後方向において同じ位置に配置されている。ネジ98を小孔31aに通して第1ケース100のボス131に捩じ込むことで、回路基板31が第1ケース100に固定されている。なお、回路基板31を第1ケース100に固定するためのネジ98やボス131等は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
スイッチピン20は、外装ケースCのスイッチ穴C4に入り込む円柱状のピン部21と、ピン部21の一端部、詳しくは下側の端部に設けられた円柱状のヘッド部22と、ピン部21の他端部、詳しくは上側の端部に設けられた円板状のフランジ部23と、フランジ部23の上側の面から突出する円柱状の差込ピン部24とを有している。ピン部21は、スイッチ穴C4の長さ(貫通方向の大きさ)よりも長くなっており、下側の端部が外装ケースCの外面よりも外側に配置され、上側の端部が外装ケースCの内面よりも内側に配置されている。
ヘッド部22は、ピン部21、詳しくはスイッチ穴C4よりも大径となっており、ピン部21をスイッチ穴C4に取り付けた状態において、外装ケースCの外側に配置されている。ヘッド部22には径方向に貫通した穴22aが形成されており、穴22aには、図1に示すように、リング95を介して第2ストラップ94が取り付けられている。第2ストラップ94は、携帯用防犯ブザー1のユーザが危険に遭遇したときに素早くスイッチピン20を引っ張るために掴む部分として機能する。
図2に戻って、フランジ部23は、ピン部21よりも大径となっており、ピン部21をスイッチ穴C4に取り付けた状態において、外装ケースC内に配置されている。差込ピン部24は、フランジ部23よりも小径であり、径の異なる複数の部分を有している。詳しくは、差込ピン部24は、フランジ部23側から順に、第1部分、当該第1部分よりも小径となる第2部分、当該第2部分よりも大径となる第3部分とを有している。差込ピン部24は、スイッチ部材13内に挿入されており、スイッチ部材13内の図示せぬスイッチ機構に作用する。
詳しくは、スイッチ機構は、例えば、固定された第1端子と、当該第1端子に向けて付勢される板バネ状の第2端子とを備えた構成とすることができる。そして、スイッチピン20が第1位置に押し込まれた状態であるときには、差込ピン部24が板バネ状の第2端子をその付勢力に抗して第1端子から引き離した状態に維持することで、スイッチをOFF状態としている。また、スイッチピン20が第1位置から第2位置に引っ張られたときに、差込ピン部24が板バネ状の第2端子から離間する方向に移動することによって、第2端子が付勢力によって移動して第1端子に接触し、スイッチがON状態に切り替わる。
第1ケース100は、外装ケースCの前側部分(略半分)を構成する椀状の部材であり、主に、平面視略楕円形の本体部110と、前述した突出部C2の前側部分を構成する第1突出部120と、第2ケース200を固定するため5本の第1ネジS1(図3参照)が捩じ込まれる第1ボス111、第2ボス112、第3ボス113、第4ボス114および第5ボス115とを有している。
第1ケース100の開口端部140は、第2ケース200との合わせ面となる端面141と、端面141から凹むように形成される溝142とを有している。溝142は、第1ケース100の開口を囲うように形成されている。溝142のうち第1突出部120の先端に配置される部分は、左右方向に延びており、この部分に対して、スイッチ穴C4、詳しくはスイッチ穴C4の前側部分を構成する半円筒状の切欠C41が上下方向に横切るように形成されている。溝142の深さは、半円筒状の切欠の深さよりも大きい。
図4に示すように、第2ケース200の開口端部240は、第1ケース100の開口端部140と略同様の構造となっている。詳しくは、第2ケース200の開口端部240は、第1ケース100との合わせ面となる端面241と、端面241から凹むように形成される溝242と、溝242に直交するように形成され、スイッチ穴C4の後側部分を構成する半円筒状の切欠C42とを有している。
図2に戻って、各溝142,242(図4も参照)内には、ゴムなどからなる環状の第1シール40が入り込んでいる。第1シール40は、スイッチ穴C4に対応した円状シール部41と、円状シール部41の左側部分から延びて右側部分に繋がる連結シール部42とを有している。円状シール部41には、スイッチピン20のピン部21が挿入される。
また、ピン部21には、ゴムなどからなるリング状の受圧部材50が取り付けられている。図5(a)に示すように、受圧部材50は、ピン部21がスイッチ穴C4に取り付けられた状態において、外装ケースCの外面とヘッド部22との間に配置されている。これにより、スイッチピン20を第2位置から第1位置へ押し込んだ際に、ヘッド部22が外装ケースCの外面に勢いよく当接するのを受圧部材50によって抑えることが可能となっている。
なお、受圧部材50の厚さは、スイッチピン20が第1位置(図5(a)の位置)に位置するときにおいてフランジ部23とスイッチ部材13との間に若干の隙間が生じるような厚さに設定するとよい。このように設定した場合には、スイッチピン20を第2位置から第1位置に押し込んだときに、フランジ部23がスイッチ部材13に干渉するのを抑えることができる。
図2に戻って、第1ボス111、第2ボス112、第3ボス113、第4ボス114および第5ボス115の先端は、回路基板31の固定用の各ボス131の先端よりも後方に離れた位置に配置されている。第2ボス112、第3ボス113、第4ボス114および第5ボス115の先端は、前後方向において同じ位置、詳しくは第1ボス111の先端よりも後方の位置に配置されている。
第1ボス111は、第1ケース100の右側下部、詳しくは第1突出部120内に設けられている。詳しくは、第1突出部120に形成された切欠C41よりも右側に配置されている。第2ボス112は、第1ボス111に対して間隔を空けて左側に配置されている。詳しくは、ピン部21がスイッチ穴C4に取り付けられた状態において、第2ボス112は、ピン部21を挟んで第1ボス111とは反対側に配置されている(図5参照)。
第1ボス111と第2ボス112との間の間隔は、ピン部21の直径以上で、かつ、フランジ部23の直径未満となっている。そして、ピン部21がスイッチ穴C4に取り付けられた状態において、第1ボス111および第2ボス112は、フランジ部23とスイッチ穴C4との間に配置され、軸方向から見てフランジ部23に重なっている(図5参照)。これにより、スイッチピン20が外装ケースCから引き抜き不能となっている。
第3ボス113は、第1ケース100の左側下部に設けられている。第4ボス114は、第1ケース100の右側上部に設けられている。第5ボス115は、第1ケース100の左側上部に設けられている。
また、第1ケース100は、スピーカ33を保持する円筒状の保持リブ61と、当該保持リブ61の外周面から放射状に延びる4つの補強リブ62と、を有している。保持リブ61は、第1ケース100の上下方向および左右方向における略中央部に配置され、第1ケース100の内側の底部(前部)から後方に向けて突出している。各補強リブ62は、第1ケースの底部と保持リブ61とを繋ぎ、保持リブ61の右側上部、左側上部、左側下部および右側下部から径方向外側に向けて延びている。各補強リブ62は、保持リブ61の周囲に90°間隔で配置されている。
なお、スピーカ33は、樹脂などからなる取付リング35に接着され、取付リング35が保持リブ61に接合されることで、取付リング35を介して保持リブ61に保持されている。
図3に示すように、第2ケース200は、外装ケースCの後側部分(略半分)を構成する椀状の部材であり、主に、平面視略楕円形の本体部210と、前述した突出部C2の後側部分を構成する第2突出部220とを有している。
本体部210は、その後面211が前後方向に直交する平面となっている。後面211の中央部には、外部に向けて開口する平面視略矩形の電池収容凹部212が形成されている。電池収容凹部212は、単四形の乾電池32を収容する凹部であり、外装ケースCと同様に上下方向の長さが左右方向の長さよりも大きくなっている。言い換えると、外装ケースCおよび電池収容凹部212は、スイッチピン20の軸方向における長さが、軸方向に直交する直交方向の長さよりも大きくなっている。電池収容凹部212の長手方向の各端部には、乾電池32のプラス端子またはマイナス端子に接触する金属製の部材が設けられている。
また、本体部210は、電池収容凹部212を囲うように形成されるとともに、電池カバー300によって覆われる平面視略矩形の溝213を有している。溝213は、後面211よりも前側に一段下がった位置に形成されている。溝213内には、ゴムなどからなる環状の第2シール70が入り込んでいる。図7(a)に示すように、第2シール70は、断面視矩形に形成されており、その高さH1(溝213の深さ方向の大きさ)が、幅W1(溝213の幅方向の大きさ)よりも大きくなっている。なお、第2シール70の高さH1と幅W1の比(H1/W1)は、1.2〜1.7であってもよいし、1.3〜1.6であってもよいし、1.4〜1.6であってもよい。
第2シール70の高さH1は、溝213の深さH2以上、詳しくは深さH2よりも大きくなっている。なお、第2シール70の高さH1は、例えば、溝213の深さH2の100〜120%であってもよいし、105〜115%であってもよいし、107〜112%であってもよい。
また、第2シール70の幅W1は、溝213の幅W2の60〜80%程度の大きさとなっている。なお、第2シール70の幅W1は、溝213の幅W2の65〜75%であってもよいし、幅W2の68〜72%であってもよい。
なお、電池カバー300は、第2ケース200側の面301から第2ケース200に向けて突出する突起302を有している。突起302は、平面視の形状が溝213と同様の形状、つまり略矩形となっており、その幅(溝213の幅方向の大きさ)が溝213の幅W2以下となっている。これにより、図7(b)に示すように、電池カバー300が第2ケース200に取り付けられた状態においては、突起302が、溝213に入り込んで、第2シール70を潰している。
図3に戻って、本体部210は、電池カバー300を本体部210に固定するための4つの取付穴214と、第2ケース200を第1ケース100に固定するための5つの小孔215とを有している。各取付穴214は、環状の溝213の左側と右側にそれぞれ2つずつ配置されている。電池カバー300には、取付穴214の位置に対応して、小孔331が4つ形成されている。第2ネジS2を各小孔331に通して各取付穴214に捩じ込むことで、電池カバー300が第2ケース200に固定されている。
5つのうち4つの小孔215は、後面211から前方に向けて凹む凹部の底壁に形成され、残りの1つの小孔215は、第2突出部220の後面から前方に向けて凹む凹部の底壁に形成されている。第1ネジS1を各小孔215に通して第1ケース100の各ボス111〜115に捩じ込むことで、第2ケース200が第1ケース100に固定されている。
なお、ネジS1が捩じ込まれる各ボス111〜115の穴の開口端は、漏斗状に面取りされている。同様に、ボス131の穴の開口端や取付穴214の開口端も、漏斗状に面取りされている。これにより、ネジS1,S2,98を捩じ込む際に発生する穴の縁の迫り上がりや切子が、ネジS1,S2,98で固定する2つの部材の間に入って、2つの部材に隙間が生じるのを抑えることが可能となっている。
図4に示すように、第2ケース200の内側には、本体部210の底面216から第1ケース100に向けて突出する規制リブ217が設けられている。図5(a)に示すように、規制リブ217は、第1ケース100と第2ケース200を組み合わせた状態において、スイッチ部材13のスイッチ穴C4とは反対側の端部13aに対して軸方向に対向している。詳しくは、規制リブ217は、スイッチ部材13の端部13aに近接している。なお、規制リブ217は、第1ケース100と第2ケース200を組み合わせた状態において、スイッチ部材13の端部13aに接触していてもよいし、端部13aから僅かに離間していてもよい。
電池カバー300は、電池収容凹部212を開閉するカバーであり、電池収容凹部212の開口を塞ぐベース部310と、断面視U形状に形成される2つのバンドホルダ320と、4つの突出片330と、を有している。ベース部310は、平面視矩形の板状の部位であり、その外周縁が、平面視矩形の溝213の外周縁と一致する位置、もしくは、溝213の外周縁よりも外側に配置されている。ベース部310の上側の端縁311と下側の端縁312は、左右方向に沿って形成され、左側の端縁313と右側の端縁314は、上下方向に沿って形成されている。
突出片330は、ベース部310の左側と右側に2つずつ設けられている。左側の各突出片330は、ベース部310の左側の端縁313から外側に突出し、上下方向において互いに間隔を空けて配置されている。また、左側の各突出片330は、ベース部310の上側の端縁311および下側の端縁312から上下方向に離れた位置に配置されている。なお、右側の各突出片330は、左側の各突出片330と左右対称な構造であるため、説明は省略する。
4つの突出片330には、第2ネジS2を通すための小孔331がそれぞれ形成されている。4つの突出片330は、第2ネジS2によって第2ケース200に締結されている。なお、本実施形態では、上下方向において並ぶ2つの小孔331のピッチが、上側の小孔331からベース部310の上側の端縁311までの距離および下側の小孔331からベース部310の下側の端縁312までの距離と略同じ大きさとなっている。
各バンドホルダ320は、左右方向に離れて配置されている。バンドホルダ320は、ベース部310の外面に沿った所定方向、詳しくは上下方向に延びる第1延出部321と、当該第1延出部321の各端部とベース部310とを繋ぐ2つの第2延出部322と、を有している。
図6に示すように、第2延出部322は、第1延出部321からベース部310に近づくにつれて上下方向の大きさが徐々に大きくなっている。上側の第2延出部322の上側の端縁322aは、上下方向において、ベース部310(電池カバー300)の上側の端縁311と、当該端縁311に最も近い上側の第2ネジS2(以下、「上側ネジS21」とも称する。)との間に配置されている。そして、上下方向において、上側ネジS21から第2延出部322の上側の端縁322aまでの長さL2は、上側ネジS21からベース部310の上側の端縁311までの長さL1の半分以上の大きさとなっている。なお、この説明においては、上側の第2延出部322の上側の端縁322aが、「第2延出部の所定方向の一方側の第1端縁」に相当し、ベース部310の上側の端縁311が、「電池カバーの所定方向の一方側の第2端縁」に相当し、上側ネジS21が、「第2端縁に最も近い第2ネジ」に相当する。
なお、電池カバー300は、上下方向の中央を通る左右方向に沿った線に対して線対称な構造となっている。そのため、下側の第2延出部322の下側の端縁322bと、ベース部310の下側の端縁312と、下側の第2ネジS2(以下、「下側ネジS22」とも称する。)との関係は、上側の構造と同じ関係となっている。なお、下側の構造においては、下側の第2延出部322の下側の端縁322bが、「第2延出部の所定方向の一方側の第1端縁」に相当し、ベース部310の下側の端縁312が、「電池カバーの所定方向の一方側の第2端縁」に相当し、下側ネジS22が、「第2端縁に最も近い第2ネジ」に相当する。
次に、携帯用防犯ブザー1の操作時における作用効果について説明する。
図5(a),(b)の順で示すように、危険を察知したユーザが、警報音を鳴らすべく、スイッチピン20を第1位置から第2位置に強く引っ張ると、スイッチピン20は、そのフランジ部23が第1ボス111および第2ボス112に当接することで、引張方向への移動が止められる。この際、第1ボス111および第2ボス112は、第1ネジS1が中心部分に捩じ込まれることで、剛性が高められているため、金属製のフランジ部23が勢いよく当接しても、破損することなく衝撃を受け止めることができる。そのため、本実施形態に係る携帯用防犯ブザー1によれば、ユーザがスイッチピン20を強く引っ張ったとしても外装ケースCの破損を抑えることができる。
図5(b),(a)の順で示すように、ユーザがスイッチピン20を第2位置から第1位置に押し込むと、警報音が止まる。この際、ユーザがスイッチピン20を強く押し込んだ場合であっても、スイッチピン20から外装ケースCに加わる衝撃力が受圧部材50によって吸収されるので、外装ケースCの破損を抑えることができる。また、第1位置においてフランジ部23とスイッチ部材13との間に隙間が空いているので、フランジ部23がスイッチ部材13に干渉してスイッチ部材13が破損することも抑えることができる。
さらに、スイッチピン20の差込ピン部24がスイッチ部材13の内部の部品等に接触しながら移動することでスイッチ部材13が上方に押された場合であっても、スイッチ部材13の上方への移動が、規制リブ217で規制される。これにより、スイッチ部材13の移動によって、スイッチ部材13と回路基板31との接合部分が破損するのを抑えることができる。
以上、本実施形態によれば、前述した効果に加え、以下のような効果を得ることができる。
第1ボス111と第2ボス112がピン部21を挟み込むように配置されているので、2つのボス111,112が並ぶ方向にスイッチピン20がずれるのを各ボス111,112で抑えることができる。
図3に示すように、第2ネジS2によって第2ケース200に締結される突出片330が、ベース部310の外周縁から外側に突出しているので、例えば、突出部を設けずに、ベース部を本実施形態よりも幅広に形成してベース部の左右の端部を締結する構造に比べ、電池カバー300の大型化を抑えることができる。
外装ケースCおよび電池収容凹部212を、ともに上下方向の長さが左右方向の長さよりも大きくなるように構成することで、電池収容凹部212の大きさを外装ケースCの大きさに合わせて大きくすることができるので、外装ケースCを大型化することなく、単四形の乾電池32のような大きな電池を使用することができる。
図6に示すように、バンドホルダ320の第2延出部322の上下方向の大きさがベース部310に近づくにつれて大きくなっているので、上下方向に長いベース部310の剛性を高くすることができる。
上下方向において、上側ネジS21から第2延出部322の上側の端縁322aまでの長さL2を、上側ネジS21からベース部310の上側の端縁311までの長さL1の半分以上の大きさとしたので、ベース部310のうち第2ネジS2の締結力が及びにくい上端側の部分の剛性を第2延出部322によって高めて、この上端側の部分に締結力を働かせることができる。そのため、電池カバー300を第2ネジS2で第2ケース200に締結した際には、電池カバー300の上端側の部分で良好に第2シール70を押圧することができるので、シール性を高めて防水性を向上させることができる。なお、電池カバー300の下端側の部分も同様の構成であるため、同様の効果を得ることができる。
図7(a),(b)に示すように、第2シール70の高さH1を幅W1よりも大きくし、高さH1と幅W1の比を1,2〜1.7とすることで、第2シール70を高さ方向で潰したときの幅方向の変形量が大きくなるので、第2シール70を溝213の側面に密着させることができる。
第2シール70の高さH1を溝213の深さH2よりも大きくすることで、電池カバー300を第2ケース200に取り付けた際に、電池カバー300の突起302によって第2シール70が押し潰される。これにより、第2シール70が溝213の幅方向に広がるので、第2シール70を溝213の各側面に密着させて、シール性を高めることができる。
第2シール70の幅W1が溝213の幅W2の60%〜80%であるため、第2シール70を溝213に取り付ける作業を容易に行うことができる。また、幅W1の下限値を幅W2の60%とすることで、密閉性・防水性を向上することができる。
図2および図3に示すように、第1ケース100にスピーカ33を設け、第2ケース200に電池収容凹部212を設けたので、第1ケース100の剛性をスピーカ33によって高くすることができ、第2ケース200の剛性を電池収容凹部212や当該電池収容凹部212に収容される乾電池32によって高くすることができる。
スピーカ33を保持する円筒状の保持リブ61の外周面に、放射状に延びる4つの補強リブ62を設けたので、補強リブ62によって補強された保持リブ61で、スピーカ33を良好に保持することができる。
突出部C2内に第1ボス111を設けたので、第1ネジS1の捩じ込みによって剛性が高められた第1ボス111によって、突出部C2の剛性を高くすることができる。
第1ケース100と第2ケース200を5つの第1ネジS1で固定したので、第1ケース100と第2ケース200との結合力を高めることができる。
図1に示すように、突出部C2の先端壁C22を、外装ケースCの上下方向の一端C3に対して左右方向にずれた位置であって、かつ、外装ケースCの一端C3よりも上下方向内側の位置に配置することで、突出部C2の先端から突出するスイッチピン20のヘッド部22が外装ケースCの一端C3から上下方向外側に突出する量を小さくすることができる。そのため、携帯用防犯ブザー1を落としたときに地面にスイッチピン20のヘッド部22が直接当たってスイッチ部材13に強い力がかかる可能性を低くすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
第1ケースに設ける部位や部材または第2ケースに設ける部位や部材は、前記実施形態に限定されず、第1ケースおよび第2ケースのどちらに設けてもよいし、その位置や数は、適宜変更可能である。例えば、第1ボスおよび第2ボスを第2ケースに設けてもよい。また、第1ネジおよび第2ネジの数は、いくつであってもよい。また、電池収容凹部を第1ケースに設け、スピーカを第2ケースに設けてもよい。なお、電池収容凹部を第1ケースに設けた場合には、電池カバーの複数の突出片を、第1ケースに第2ネジで締結すればよい。
前記実施形態では、2つのボス111,112によってスイッチピン20の移動を規制したが、本発明はこれに限定されず、1つの第1ボスのみによってスイッチピンの移動を規制してもよい。
前記実施形態では、突出部C2を外装ケースCの一端C3に対して左右方向にずらしたが、本発明はこれに限定されず、突出部は軸方向に直交する直交方向であれば、外装ケースの一端に対してどの方向にずらしてもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 携帯用防犯ブザー
20 スイッチピン
21 ピン部
22 ヘッド部
23 フランジ部
100 第1ケース
111 第1ボス
200 第2ケース
C 外装ケース
C4 スイッチ穴
S1 第1ネジ

Claims (13)

  1. 警報音を発する携帯用防犯ブザーであって、
    スイッチ穴を有する外装ケースと、
    前記スイッチ穴に入り込み、軸方向に押し引きされることで前記警報音の発生または停止の切り替えを行うスイッチピンと、を備え、
    前記外装ケースは、第1ケースと、当該第1ケースに複数の第1ネジによって固定される第2ケースと、前記第1ネジが捩じ込まれる第1ボスと、を有し、
    前記スイッチピンは、前記スイッチ穴に入り込むピン部と、当該ピン部の前記外装ケース外に配置される一端部に設けられるヘッド部と、前記ピン部の前記外装ケース内に配置される部分に設けられるフランジ部と、を有し、
    前記第1ボスは、前記フランジ部と前記スイッチ穴との間に配置され、前記軸方向から見て前記フランジ部に重なっていることを特徴とする携帯用防犯ブザー。
  2. 前記外装ケースは、前記第1ネジが捩じ込まれる第2ボスを備え、
    前記第2ボスは、前記ピン部を挟んで前記第1ボスとは反対側に配置され、前記軸方向から見て前記フランジ部に重なっていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用防犯ブザー。
  3. 前記第1ケースには、前記スイッチピンを進退可能に支持するスイッチ部材が設けられ、
    前記第2ケースは、前記第1ケースに向けて突出する規制リブを有し、
    前記規制リブは、前記スイッチ部材の前記スイッチ穴とは反対側の端部に対して前記軸方向に対向していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯用防犯ブザー。
  4. 前記外装ケースは、外部に向けて開口する電池収容凹部と、当該電池収容凹部を開閉する電池カバーと、を備え、
    前記電池カバーは、前記電池収容凹部の開口を塞ぐベース部と、断面視U形状に形成されるバンドホルダと、を有し、
    前記バンドホルダは、前記ベース部の外面に沿った所定方向に延びる第1延出部と、当該第1延出部の各端部と前記ベース部とを繋ぐ2つの第2延出部と、を有し、
    前記第2延出部は、前記ベース部に近づくにつれて前記所定方向の大きさが大きくなっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯用防犯ブザー。
  5. 前記電池カバーは、前記ベース部の外周縁から外側に突出する複数の突出片を有し、
    前記複数の突出片は、第2ネジによって前記第1ケースまたは前記第2ケースに締結されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯用防犯ブザー。
  6. 前記第2延出部の前記所定方向の一方側の第1端縁は、前記所定方向において、前記電池カバーの前記所定方向の一方側の第2端縁と、当該第2端縁に最も近い第2ネジとの間に配置され、
    前記所定方向において、前記第2端縁に最も近い第2ネジから前記第1端縁までの長さは、前記第2端縁に最も近い第2ネジから前記第2端縁までの長さの半分以上であることを特徴とする請求項5に記載の携帯用防犯ブザー。
  7. 前記電池収容凹部を囲うように形成されるとともに、前記電池カバーによって覆われる溝と、当該溝内に入るシールとを備え、
    前記シールの高さは幅よりも大きく、高さと幅の比が、1.2〜1.7となっていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の携帯用防犯ブザー。
  8. 前記シールの高さは、前記溝の深さよりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の携帯用防犯ブザー。
  9. 前記シールの幅は、前記溝の幅の60〜80%であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の携帯用防犯ブザー。
  10. 前記外装ケースおよび前記電池収容凹部は、前記軸方向の長さが、前記軸方向に直交する直交方向の長さよりも大きいことを特徴とする請求項4から請求項9のいずれか1項に記載の携帯用防犯ブザー。
  11. 前記警報音を発するスピーカを備え、
    前記第1ケースおよび前記第2ケースの一方に前記スピーカが設けられ、他方に前記電池収容凹部が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の携帯用防犯ブザー。
  12. 前記外装ケースは、前記スピーカを保持する円筒状の保持リブと、当該保持リブの外周面から放射状に延びる複数の補強リブと、を有することを特徴とする請求項11に記載の携帯用防犯ブザー。
  13. 前記外装ケースは、外表面のうち前記軸方向の一端側に位置する曲面と、当該曲面から前記軸方向の一端側に突出する中空の突出部と、を有し、
    前記突出部は、先端に前記スイッチ穴を有し、
    前記突出部の先端は、前記外装ケースの前記軸方向の一端に対して前記軸方向に直交する直交方向にずれた位置に配置され、前記外装ケースの前記一端よりも前記軸方向内側に位置することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の携帯用防犯ブザー。
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