JP3118384U - 携帯用警報装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付位置を選ばず、安全な携帯用警報装置を提供する。
【解決手段】警報装置10は、警報機本体20と取付部30とを備えている。取付部30のベルト31は、柔軟な材料で形成されている。そのため、警報装置10は、例えば手首やランドセルの肩ひもなど任意の位置に容易に取り付けることができる。また、ベルト31は、保持部25に移動可能に保持されているため、警報機本体20と相対移動可能である。したがって、ベルト31を対象物に取り付けた後、警報機本体20を容易に移動させることができる。これにより、警報装置10は、任意の位置に容易に設置することができる。したがって、警報装置10を鳴動させるような緊急時に、使用者は手元にあるキー23を容易に引き抜くことができ、確実に大音量の警報音を発生させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】警報装置10は、警報機本体20と取付部30とを備えている。取付部30のベルト31は、柔軟な材料で形成されている。そのため、警報装置10は、例えば手首やランドセルの肩ひもなど任意の位置に容易に取り付けることができる。また、ベルト31は、保持部25に移動可能に保持されているため、警報機本体20と相対移動可能である。したがって、ベルト31を対象物に取り付けた後、警報機本体20を容易に移動させることができる。これにより、警報装置10は、任意の位置に容易に設置することができる。したがって、警報装置10を鳴動させるような緊急時に、使用者は手元にあるキー23を容易に引き抜くことができ、確実に大音量の警報音を発生させることができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、携帯用の警報装置に関する。
近年、例えば小学生などの児童の安全確保のため、これら児童に携帯用警報装置を所持させることが多くなっている。このような携帯警報装置は、音を発生する警報機本体を備えている。警報機本体は、例えばスイッチをオンすることにより大音量の電子音を発生する。スイッチは、警報機本体に差し込まれているキーを引き抜くことにより、オンになる。
ところで、上記のような携帯用警報装置は、児童の携帯に利便を図るため、警報機本体を例えばランドセルに設置するためのホルダを備えている。このホルダは、金属製のキーホルダなどである。そして、携帯用警報装置は、このホルダを用いてランドセルの側面に取り付けられることが多い。
しかしながら、金属製のキーホルダを用いて警報機本体をランドセルに設置する場合、金属製のキーホルダにより児童がけがをするおそれがある。児童は、思いがけない動作を起こすことがあるため、硬い金属製のキーホルダを用いると、携帯用警報装置を使用している本人またはその周囲にいる他人などがけがを負うことがある。また、金属製のキーホルダを用いる場合、ランドセルの側面に取り付けることが主である。そのため、実際に警報機本体の作動をさせるとき、使用者の手が警報機本体のスイッチに届かず、警報音を鳴動させることができない場合がある。
そこで、本考案の目的は、取付位置を選ばず、安全な携帯用警報装置を提供することにある。
請求項1記載の携帯用警報装置では、音を発生する警報機本体と、前記警報機本体に取り付けられ、帯状のベルトおよび前記ベルトの両端部同士を環状に接続する接続手段を有する取付部と、を備える。
取付部は、帯状のベルトを有しており、この両端部同士は接続手段により環状に接続される。そのため、環状の取付部の内部には、例えばランドセルの肩ベルト、あるいは児童の腕を通すことができる。したがって、取付位置を選ばず、いつでも警報機本体を鳴動させることができる。また、帯状のベルトを用いることにより、使用者および使用者の周囲の者がけがをするおそれはない。したがって、安全性を高めることができる。
取付部は、帯状のベルトを有しており、この両端部同士は接続手段により環状に接続される。そのため、環状の取付部の内部には、例えばランドセルの肩ベルト、あるいは児童の腕を通すことができる。したがって、取付位置を選ばず、いつでも警報機本体を鳴動させることができる。また、帯状のベルトを用いることにより、使用者および使用者の周囲の者がけがをするおそれはない。したがって、安全性を高めることができる。
請求項2記載の携帯用警報装置では、前記取付部は、前記警報機本体に対し相対移動可能である。そのため、取付部を所望の位置に固定した後、警報機本体を所定の位置に移動させることができる。これにより、取付部の接続手段が接続する位置に関わらず、警報機本体を常に手の届く位置に移動させることができる。
請求項3記載の携帯用警報装置では、前記接続手段は面ファスナーを有する。そのため、簡単な構造で取付部の両端部同士を環状に接続することができる。したがって、児童のように低年齢の使用者であっても、取付部の接続を容易にすることができる。
請求項4記載の携帯用警報装置では、前記警報機本体は、内部の音発生部から外部へ音を放出する放出部を有し、前記取付部は、前記警報機本体の前記放出部とは反対側に取り付けられている。そのため、警報機本体の放出部が取付部によって塞がれることはない。これにより、放出部から放出される音が取付部によって遮られ、音量の低下を招かない。したがって、確実に大音量の警報音を発生させることができる。
請求項4記載の携帯用警報装置では、前記警報機本体は、内部の音発生部から外部へ音を放出する放出部を有し、前記取付部は、前記警報機本体の前記放出部とは反対側に取り付けられている。そのため、警報機本体の放出部が取付部によって塞がれることはない。これにより、放出部から放出される音が取付部によって遮られ、音量の低下を招かない。したがって、確実に大音量の警報音を発生させることができる。
以下、本考案の一実施形態による携帯用警報装置を図面に基づいて説明する。
本考案の一実施形態による携帯用警報装置(以下、「警報装置」)10は、図1から図3に示すように警報機本体20と取付部30とを備えている。警報機本体20は、略卵型のケーシング21を有している。ケーシング21は、例えば樹脂などにより形成されている。ケーシング21の形状および材質は任意に選択可能である。ケーシング21は、図2に示すように内部に音発生部22を収容している。音発生部22は、例えば電子ブザーを含む電子回路であり、図示しない電池によって作動する。音発生部22には、図1および図3に示すキー23が挿入されている。キー23を引き抜くことにより、音発生部22の電子回路の電源がオンになり、音発生部22から警報音が発生する。ケーシング21には、図1に示すように放出部24が設置されている。放出部24は、ケーシング21を貫く穴である。音発生部22から発生した音は、ケーシング21の放出部24を経由して外部に放出される。これにより、音発生部22で発生した大音量の警報音は、ケーシング21の外部に放出される。
本考案の一実施形態による携帯用警報装置(以下、「警報装置」)10は、図1から図3に示すように警報機本体20と取付部30とを備えている。警報機本体20は、略卵型のケーシング21を有している。ケーシング21は、例えば樹脂などにより形成されている。ケーシング21の形状および材質は任意に選択可能である。ケーシング21は、図2に示すように内部に音発生部22を収容している。音発生部22は、例えば電子ブザーを含む電子回路であり、図示しない電池によって作動する。音発生部22には、図1および図3に示すキー23が挿入されている。キー23を引き抜くことにより、音発生部22の電子回路の電源がオンになり、音発生部22から警報音が発生する。ケーシング21には、図1に示すように放出部24が設置されている。放出部24は、ケーシング21を貫く穴である。音発生部22から発生した音は、ケーシング21の放出部24を経由して外部に放出される。これにより、音発生部22で発生した大音量の警報音は、ケーシング21の外部に放出される。
取付部30は、ベルト31を有している。ベルト31は、例えば布などの柔軟な織物、あるいは樹脂製により帯状に形成されている。ベルト31は、ケーシング21に取り付けられている。ケーシング21は、図2および図3に示すように放出部24とは反対側の端部に保持部25を有している。保持部25は、取付部30のベルト31を移動可能に保持している。すなわち、ベルト31は、保持部25の内側に挿入されており、警報機本体20に対し自由に相対移動可能である。
ベルト31は、図2に示すように両端部を接続することにより環状に形成される。ベルト31は、各端部にそれぞれ接続手段としての面ファスナー32を有している。これにより、ベルト31は、内径を自由に調節しながら環状に接続することができる。なお、ベルト31の接続手段は、面ファスナー32に限らず、例えばスナップフィットなどによる嵌合などを適用することができる。
ベルト31は、図2に示すようにケーシング21の放出部24とは反対側にある保持部25に保持されている。そのため、放出部24はベルト31によって塞がれることがない。これにより、放出部24から放出される音がベルト31によって遮られることがなく、ベルト31が警報音の放出を妨げることはない。
ベルト31は、柔軟な材料で形成されている。そのため、警報装置10は、例えば手首やランドセルの肩ひもなど任意の位置に容易に取り付けることができる。また、ベルト31は、保持部25に移動可能に保持されているため、警報機本体20と相対移動可能である。したがって、ベルト31を対象物に取り付けた後、警報機本体20を容易に移動させることができる。これにより、警報装置10は、任意の位置に容易に設置することができる。したがって、警報装置10を鳴動させるような緊急時に、使用者は手元にあるキー23を容易に引き抜くことができ、確実に大音量の警報音を発生させることができる。
また、ベルト31は、柔軟な材料で形成されているため、警報装置10を使用する使用者、あるいは使用者の近傍にいる者を傷つけることがなく、けがを未然に防止することができ、安全性を高めることができる。
さらに、ベルト31は、面ファスナー32により環状に接続される。そのため、警報装置10を取り付ける対象物の大きさに関わらず、警報装置10を容易に取り付けることができる。また、面ファスナー32を用いることにより、例えば幼児や低学年の児童などであっても、警報装置10を所定の位置に容易に取り付けることができる。
さらに、ベルト31は、面ファスナー32により環状に接続される。そのため、警報装置10を取り付ける対象物の大きさに関わらず、警報装置10を容易に取り付けることができる。また、面ファスナー32を用いることにより、例えば幼児や低学年の児童などであっても、警報装置10を所定の位置に容易に取り付けることができる。
なお、上記の実施形態では、キー23を引き抜くことにより警報音を発生させる警報装置10について説明したが、例えば物理的なスイッチや衝撃などによって警報音を発生させる警報装置に本考案を適用することもできる。
以上説明した本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
以上説明した本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
10 警報装置(携帯用警報装置)、20 警報機本体、21 ケーシング、22 音発生部、23 キー、24 放出部、25 保持部、30 取付部、31 ベルト、32 面ファスナー(接続手段)
Claims (4)
- 音を発生する警報機本体と、
前記警報機本体に取り付けられ、帯状のベルトおよび前記ベルトの両端部同士を環状に接続する接続手段を有する取付部と、
を備える携帯用警報装置。 - 前記取付部は、前記警報機本体に対し相対移動可能である請求項1記載の携帯用警報装置。
- 前記接続手段は、面ファスナーを有する請求項1または2記載の携帯用警報装置。
- 前記警報機本体は、内部の音発生部から外部へ音を放出する放出部を有し、
前記取付部は、前記警報機本体の前記放出部とは反対側に取り付けられている請求項1、2または3記載の携帯用警報装置。
Priority Applications (1)
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JP2005009294U JP3118384U (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | 携帯用警報装置 |
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JP2005009294U JP3118384U (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | 携帯用警報装置 |
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JP2018073086A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-10 | 創曉有限公司 | 携帯用防犯ブザー |
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2005
- 2005-11-07 JP JP2005009294U patent/JP3118384U/ja not_active Expired - Fee Related
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