JP2005183260A - 防水機器の押しボタン構造 - Google Patents

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克也 服部
Yoshiya Kitakado
由也 北角
Junichiro Izeki
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Abstract

【課題】 良好な操作感触が得られる防水機器の押しボタン構造を提供する。
【解決手段】 スイッチ13が実装された回路基板24が収納されて、このスイッチ13が対する面12aを有するケース本体(アッパーケース)12が設けられ、このケース本体(アッパーケース)12に防水シート材21を介してカバー体22が取付けられ、このカバー体22のボタン用開口22aに臨む押しボタン14が上記防水シート材21に固定されている防水機器の押しボタン構造において、上記ケース本体12における上記スイッチ14が対する面12aには、この面12aの三方を切り欠くとともに一方をヒンジ部12cとして上下揺動可能なヒンジ片部12dが形成されて、このヒンジ片部12dと上記押しボタン14との間に硬質の押圧部12iが設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作感触が向上する防水機器の押しボタン構造に関する。
従来、防水機器の押しボタン構造としては、スイッチが実装された回路基板が収納されて、このスイッチが臨む面にスイッチ用開口が形成されたケース本体が設けられ、このケスイッチの上部に柔軟な防水シート材が介装されて、この防止シート材のボタン部が上記スイッチ用開口から突出されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、図5に示すように、スイッチ1が実装された回路基板2が収納されて、このスイッチ1が臨む面3aにスイッチ用開口3bが形成されたケース本体3が設けられ、このケース本体3に柔軟な防水シート材4を介してカバー体5が取付けられ、このカバー体5のボタン用開口5aに臨む押しボタン6が上記防水シート材4に固定されたものもある。
上記特許文献1は、防止シート材に一体形成された厚みの有るボタン部を押してスイッチをオンさせるものであり、図5の従来技術は、押しボタン6を押すと(矢印a参照)、防止シート材4に一体形成された厚みtの有る突出部4aを介してスイッチ1をオンさせるものである。
特開平6−54381号公報
しかしながら、特許文献1の防水シート材のボタン部や図5の防水シート材4の突出部4aは、スイッチ1に届かせるための厚みtを必要とすることから、押しボタン6等を押した時に撓んで、その撓みによって操作者は「グニュ」という感触しか得られないので、スイッチ1が確実に押されているかわかりにくく、操作感触が悪いという問題があった。
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、良好な操作感触が得られる防水機器の押しボタン構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、スイッチが実装された回路基板が収納されて、このスイッチが対する面を有するケース本体が設けられ、このケース本体に防水シート材を介してカバー体が取付けられ、このカバー体のボタン用開口に臨む押しボタンが上記防水シート材に固定されている防水機器の押しボタン構造において、
上記ケース本体における上記スイッチが対する面には、この面の三方を切り欠くとともに一方をヒンジ部として上下揺動可能なヒンジ片部が形成されて、このヒンジ片部と上記押しボタンとの間に硬質の押圧部が設けられていることを特徴とする防水機器の押しボタン構造を提供するものである。
請求項2のように、上記押圧部の厚みは、押しボタンの設置高さに対応する高さに設定されている構成としても良い。
請求項3のように、上記押圧部は、上記ヒンジ片部に一体形成されている構成としても良い。
本発明によれば、ケース本体おけるスイッチが対する面にヒンジ片部を形成して、このヒンジ片部と押しボタンとの間に硬質の押圧部を設けたから、防水シート材に撓みやすいボタン部や突出部を設ける必要がなくなり、押圧部は押しボタンを押した時に撓まないので、操作者はスイッチが確実に押されていることがわかりやすく、良好な操作感触が得られるようになる。
請求項2によれば、押圧部の厚みを押しボタンの設置高さに対応する高さに設定したから、押しボタンの設置高さが異なる場合でも良好な感触が得られるようになる。
請求項3によれば、押圧部をヒンジ片部に一体形成したから、ケース本体の成形時にヒンジ片部と押圧部とを同時成形できるので、製造コストが安価になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は防水機器である浴室用のインターホン(副親機)の分解斜視図、図2はケース本体10の平面図、図3(a)は図1のA−A線に相当する組立て断面図である。
合成樹脂製のケース本体10は、ロアケース11とアッパーケース12とで構成されて、これらのケース11,12内には、計6個のスイッチ13が実装された回路基板24が収納されている。
上記アッパーケース12の上面12aには、上記各スイッチ13が臨むスイッチ用開口12bがそれぞれ形成されている。
このスイッチ用開口12bは、図2に詳細に示すように、上面12aの三方を略Ω状に切り欠くとともに一方をヒンジ部12cとして残すことにより、切り込みの内側に、合成樹脂の弾力で上下揺動可能なヒンジ片部12dを一体形成している。
このヒンジ片部12dと同じ形状のヒンジ片部12dは、後述する楕円状の押しボタン14〜17の位置に対応させて、上面12aの計4箇所に形成されている。
また、スイッチ用開口12bとして、後述する小円状の押しボタン18の位置に対応させて、上面12aの三方を略U状に切り欠くとともに一方をヒンジ部12cとして残すことにより、切り込みの内側に、合成樹脂の弾力で上下揺動可能なヒンジ片部12eを一体形成している。
さらに、スイッチ用開口12bとして、後述する大型の円状の押しボタン19の位置に対応させて、上面12aの三方を略半円状に切り欠くとともに一方を第1ヒンジ部12cとして残すことにより、切り込みの内側に、合成樹脂の弾力で上下揺動可能な第1ヒンジ片部12fを一体形成している。
この第1ヒンジ片部12fには、さらに第1ヒンジ片部12fの三方を略半円状に切り欠くとともに、上記第1ヒンジ部12cと反対側に位置する一方を第2ヒンジ部12c´として残すことにより、切り込みの内側に、合成樹脂の弾力で上下揺動可能な第2ヒンジ片部12f´を一体形成している。
この第2ヒンジ片部12f´には、上記回路基板24のLED発光部20に臨んで、LED発光部20の光を透光させる円形の透光穴部12gを形成している。
上記アッパーケース12の上面12aには、スピーカー用開口12hを形成している。
上記アッパーケース12の上面12aには、防水シート材21を介してカバー体22が取付けられ、このカバー体22のボタン用開口22a〜22fに臨む押しボタン14〜19が防水シート材21の上面に貼付け固定されている。なお、22gはスピーカー用開口である。
図3(a)に詳細に示すように、上記アッパーケース12の上面12aと押しボタン(その他の押しボタン15〜18も同様。)14を貼り付けた防水シート材21との間には、隙間h1が有り、この上面12aとスイッチ13との間には、隙間h2が有るので、このままでは、押しボタン14を押してもスイッチ13をオンさせることが困難である。
そこで、ヒンジ片部12の上面には、上記隙間h1を補填する円状の上押圧部12iを一体形成するとともに、下面には、上記隙間h2を補填する円状の下押圧部12jを一体形成している。上記各押圧部12i,12jは、アッパーケース12と同素材の硬質合成樹脂である。
上記のような浴室用のインターホン(副親機)の押しボタン構造であれば、アッパーケース12の上面12aのスイッチ用開口12bにヒンジ片部12dを一体形成して、このヒンジ片部12dに、押しボタン14の防水シート材21との間の隙間h1を補填する上押圧部12iを一体形成するとともに、スイッチ13との間の隙間h2を補填する下押圧部12jを一体形成することにより、押しボタン14を押した時に(矢印a参照)、各押圧部12i,12jは撓まないので、押し操作が安定し、操作者は「カチ」という良好な感触が得られ、スイッチ13が確実に押されていることが分かりやすくなる。
また、上記各押圧部12i,12jは、ヒンジ片部12dに一体形成しているから、アッパーケース12の成形時にヒンジ片部12dと各押圧部12i,12jとを同時成形できるので、製造コストが安価になる。
上記実施形態では、ヒンジ片部12dに下押圧部12jを一体形成したが、スイッチ13の高さが高いときは、上記隙間h2を補填する必要がないので、下押圧部12jを省略することが可能である。
上記実施形態では、各押しボタン14〜18を同じ設置高さに設定したが、図3(b)に示すように、例えば押しボタン14をカバー体22から上方(前方)に突出させた突出部22hに設置させているような場合には、上面12aと押しボタン14との間の隙間h3はh1よりも広がるので(h1<h3)、上押圧部12iの高さを押しボタン14の設置高さに対応する高さ(隙間h3)に設定すれば良い。このように、押しボタン14の設置高さが異なる場合でも良好な感触が得られるようになる。
上記実施形態では、上押圧部12iをヒンジ片部12dに一体形成したが、図4(a)に示すように、上押圧部12iに代えて、押しボタン14の裏面に、防水シート材21を貫通する上押圧部14aを一体形成することができる。
また、図4(b)に示すように、上押圧部12iに代えて、別体の上押圧部23を設けて、この上押圧部23を押しボタン14の防水シート材21の裏面若しくはヒンジ片部12dの上面に接着固定することもできる。
上記実施形態では、各ヒンジ片部12d〜12fをアッパーケース12の上面12aに一体形成したが、別体のヒンジ片部12d〜12fを上面12aのスイッチ用開口12bに溶着等で固定することも可能である。
浴室用のインターホン(副親機)の分解斜視図である。 ケース本体の平面図である。 (a)は図1のA−A線に相当する組立て断面図、(b)は(a)の変形例の断面図である。 (a)(b)は、それぞれ図3(a)の変形例の断面図である。 従来のスイッチ構造の図1のA−A線に相当する組立て断面図である。
符号の説明
10 ケース本体
12 アッパーケース
12a 上面
12b スイッチ用開口
12c ヒンジ部
12d ヒンジ片部
12i 上押圧部
12j 下押圧部
13 スイッチ
14 押しボタン
14a 上押圧部
21 防水シート材
22 カバー体
22a ボタン用開口
23 上押圧部
24 回路基板
h1,h2 隙間(高さ)

Claims (3)

  1. スイッチが実装された回路基板が収納されて、このスイッチが対する面を有するケース本体が設けられ、このケース本体に防水シート材を介してカバー体が取付けられ、このカバー体のボタン用開口に臨む押しボタンが上記防水シート材に固定されている防水機器の押しボタン構造において、
    上記ケース本体における上記スイッチが対する面には、この面の三方を切り欠くとともに一方をヒンジ部として上下揺動可能なヒンジ片部が形成されて、このヒンジ片部と上記押しボタンとの間に硬質の押圧部が設けられていることを特徴とする防水機器の押しボタン構造。
  2. 上記押圧部の厚みは、押しボタンの設置高さに対応する高さに設定されている請求項1記載の防水機器の押しボタン構造。
  3. 上記押圧部は、上記ヒンジ片部に一体形成されている請求項1または2記載の防水機器の押しボタン構造。
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