JP2006134657A - 電気電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を増やさずに、キャビネット側のキー孔の正規位置にキーユニットのキーを高精度に配置する。
【解決手段】 キャビネット4に固定された取付部3とキャビネット4のキー孔41に挿入された押込み操作用キー21を有するキーベース2とがヒンジ部22を介して連設されたキーユニット1を備える電気電子機器において、摺動片51と溝付き部材55とを備えた位置決め要素5を備え、位置決め要素5の摺動片51をキー21に一体成形し、溝付き部材55をキャビネット4のキー孔41の孔縁部に一体成形によって突設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DVDプレーヤなどの電気電子機器、特に、フロントキャビネットなどのキャビネットのキー孔にキーユニットの押込み操作用キーが挿入されているという構成を備える電気電子機器に関する。
従来のこの種の電気電子機器に採用されているキーユニット1を図9に正面図で例示してあると共に、図10には、この種の電気電子機器において、キーを押込み操作したときに起こり得る不都合を説明図によって例示し、図11には、図10で示した不都合を解消するために講じた対策を説明図によって示してある。
図9に示したキーユニット1は合成樹脂一体成形体でなり、押込み操作用キー21を備える矩形板片状のキーベース2に、その一端部の剛性を弱めることによって形成されたヒンジ部22が備わり、そのヒンジ部22に取付部3が連設されている。したがって、このキーユニット1にあっては、キーベース2と取付部3とがヒンジ部22を介して連設されている。図例のキーユニット1では、横長に形成された取付部3の複数箇所に上記キーベース2がヒンジ部22を介して連設されていて、取付部3には、図示していないキャビネットに設けられた樹脂製突起が遊嵌合される複数箇所の孔部31と、キャビネットに設けられた樹脂製突起が嵌合されてキャビネットに対してキーユニット1を位置決めするための位置決め孔部32とが備わっている。
このキーユニット1をキャビネットに取り付けるときには、位置決め孔部32と複数箇所の孔部31とをそれらに対応してキャビネット側に設けられている樹脂製突起に嵌合させると共に、それぞれのキー21をキャビネットに設けられた各別のキー孔(不図示)に挿入し、かつ、位置決め孔部32と樹脂製突起との嵌合によって、キーユニット1をキャビネットに対して位置決めすると共に、キー21とそれが挿入されているキー孔との位置関係を調整した後、孔部31とそれに嵌合している樹脂製突起、及び、位置決め孔部32とそれに嵌合している樹脂製突起をそれぞれ熱融着するというキーユニット取付け工程が行われる。
図10及び図11にはキャビネット、詳しくはフロントキャビネット(以下「キャビネット」という)を符号4で示してある。図10の事例では、キャビネット4のキー孔41がそのキャビネット4の前板部にただ単に開設された開口によって形成されていて、そのキー孔41に、キャビネット4に取り付けられたキーユニット1のキー21が挿入されている。これに対し、図11の事例では、キャビネット4に開設された開口でなるキー孔41の孔縁部に内向きの筒状部42が突設されていて、その筒状部42とキー孔41とに、キャビネット4に取り付けられたキーユニット1のキー21が挿入されている。なお、図10及び図11において、100はキースイッチであり、このキースイッチ100は配線基板200に搭載されていて、キー21を押込み操作することによって開閉モードが切り換わる。
図10のように、キャビネット4のキー孔41に図11に示した筒状部42を設けるような対策が講じられていない場合には、図10の矢印Pのように、ユーザが手の指でキー21の押込み操作を行ったときに、キー21が後退しすぎて仮想線のようにキャビネット4の裏面に掛止してしまい、そのためにキー21が初期位置に復帰しなくなるという不都合を生じるおそれがある。これに対し、図11のようにキャビネット4のキー孔41の孔縁部に筒状部42を設けておくと、キー21がキャビネット4の裏側にまで押し込まれたとしても、そのキー21が筒状部42から押し出されてしまうという事態が起こり得ないために、押込み操作されたキー21がキャビネット4の裏面に掛止されてしまって初期位置に復帰しなくなるという不都合を生じることがなくなるという利点がある。したがって、図11のように樹脂製のキャビネット4のキー孔41の孔縁部に筒状部42を一体成形しておくことは、図10の構成を採用した場合に起こり得る不都合を解消するための有益な対策となる。
一方、先行例として、押ボタンスイッチを連設した操作パネルの構造(特許文献1参照)、押し釦スイッチ(特許文献2参照)、電気機器用部品の固定装置(特許文献3参照)、電子機器(特許文献4)などがある。このうち、特許文献1には、カバーパネルの裏面に形成した凸部に、複数箇所に押ボタンスイッチを備える連設部材の取り付け孔部を嵌入して熱溶着することによって、押ボタンスイッチをカバーパネルの孔部に配置することが記載されている。また、特許文献2には、複数のキートップを各キートップに対応したランナーを介して接続用フランジに接続することによって一体化し、その接続用フランジをパネルの固定用ボスに嵌合させることと併せて、各キートップをパネルの釦孔に嵌合することが記載されている。さらに、特許文献3には、フロントパネルの押釦孔に嵌合された押釦を備える基板の2つの位置決め孔をフロンパネルの2つのボスに各別に嵌合することによって押釦孔と押釦との位置を合わせることが記載されている。さらに、特許文献4には、モールド一体化押しボタンを備える電子機器についての記載がある。
実公平7−15065号広報 特開平8−55537号広報 実用新案登録第3097821号公報 特開平11−195344号公報
しかしながら、図9で説明したキーユニット1のように、取付部3とキーベース2とがヒンジ部22を介して連設されていて、取付部3に備わっている位置決め孔部32をキャビネット側の樹脂製突起に嵌合することによって、キャビネット4側のキー孔41に対するキー21の位置関係を調整するようにしたもの(図10又は図11参照)では、キーユニット1や図10又は図11に示したキャビネット4などの寸法誤差や温度の影響による伸縮などの諸要因により、キー孔41に対してキー21が正規位置から位置ずれして配備されることが多々あり、キー孔41の正規位置にキー21を正確に配置しておくことに困難が伴っていた。
そこで、本願発明者は、そのようなキー21の位置ずれの原因について鋭意調査を行ったところ、従来ではキーユニット1の取付部3の位置決め孔部32とキャビネット側の樹脂製突起との嵌合箇所とキー21とが比較的離れて位置していたために、位置決め箇所(上記嵌合箇所)による位置決め作用の効果が、位置決めしたいもの(キー21)に十分に及ばなくなっているということを突き止めた。
一方、上掲の特許文献1〜4に記載されているものは、いずれも、位置決め箇所と位置決めしたいものとが離れて位置しているという点で、図9を参照して説明した従来例と軌を一にしている。したがって、これらの特許文献1〜4に記載されている技術は、図9で説明したキーユニット1のキー21をキャビネット側のキー孔41の正規位置に配置するための対策として役立つものではない。
本発明は以上の状況の下でなされたものであり、部品点数を増やさずに、キャビネット側のキー孔の正規位置にキーユニットのキーを高精度に配置することのできる電気電子機器を提供することを目的とする。
また、本発明は、キャビネット側のキー孔の正規位置にキーユニットのキーが高精度に配置されて外観が良好に仕上がる電気電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電気電子機器は、キャビネットに固定された取付部と上記キャビネットのキー孔に挿入された押込み操作用キーを有するキーベースとが弾性変形可能なヒンジ部を介して連設されたキーユニットを備える。そして、板片状の摺動片とこの摺動片が溝幅方向で位置決めされて摺動自在に嵌合される溝部を有する溝付き部材とを備えた位置決め要素を備え、この位置決め要素の上記摺動片と上記溝付き部材とのうちの一方が上記キーに備わり、他方が上記キャビネットのキー孔の孔縁部に備わっている。
この構成であれば、キーユニットのキーのキャビネットのキー孔に対する位置調整が位置決め要素によって直接的に行われる。言い換えると、位置決め要素によってキー自体がそのキーの設置箇所で直接的にキー孔に対して位置決めされる。そのため、位置決め箇所(位置決め要素の配備箇所)による位置決め作用の効果が、位置決めしたいもの(キー)に確実に及ぶようになり、キー孔の正規位置にキーが配備されて外観が良好に仕上げられた電気電子機器を容易に提供することが可能になる。
本発明では、樹脂製の上記キーに上記摺動片が一体成形されていることが望ましく、また、上記溝付き部材が上記キャビネットと共に合成樹脂で一体成形されていることが望ましい。これらの各発明によると、位置決め要素の摺動片や溝付き部材が別部品にならないので、部品点数を増やさずに、キー孔の正規位置にキーが配備されて外観が良好に仕上げられた電気電子機器を容易に提供することが可能になる。
また、本発明では、上記キーベースの一端部に上記ヒンジ部が備わっていると共に、上記摺動片が、上記キーの外面の上記ヒンジ部に近い側に備わっていることが望ましい。この構成を採用すると、摺動片をキーの外面のヒンジ部に遠い側に具備させた場合に比べて、キーを押込み操作したときの位置決め要素の溝付き部材と摺動片との摺動幅が可及的短く抑えられてキーの押込み操作の円滑性が損なわれなくなるという利点がある。
本発明では、上記溝付き部材が、上記キャビネットのキー孔の孔縁部に突設され、かつ、押込み操作されたキーがそのキャビネットの裏面に掛止されることを阻止する筒状部でなるいう構成を採用することが可能であり、これによれば、図11を参照して説明した筒状部42を溝付き部材として転用することができる利便がある。
本発明では、上記溝付き部材が上記キャビネットに装着された化粧板と共に合成樹脂で一体成形されているという構成を採用することが可能であり、これによれば、キャビネットに溝付き部材を設けることがコストアップの原因になって好ましくないという場合でも、化粧板に溝付き部材を設けることによって、部品点数を増やさずに、キー孔の正規位置にキーが配備されて外観が良好に仕上げられた電気電子機器を容易に提供することが可能になる。
本発明では、上記溝付き部材が、上記キャビネットのキー孔に連続して形成された張出し凹所に嵌合されて上記化粧板をそのキャビネットに対して位置決めする突出部でなるという構成を採用することが可能である。これによれば、キャビネットの張出し凹所と化粧板の溝付き部材としての突出部との嵌合により、化粧板がキャビネットに対して位置決めされ、溝付き部材の溝部とキー側の摺動片との嵌合によってキーがキャビネットのキー孔に対して位置決めされる。そのため、キャビネットに対して化粧板とキーとが同一箇所で位置決めされる。
本発明に係る電気電子機器は、キャビネットに固定された取付部と上記キャビネットのキー孔に挿入された押込み操作用キーを有するキーベースとが、そのキーベースの一端部に具備されている弾性変形可能なヒンジ部を介して連設されたキーユニットを備える電気電子機器において、板片状の摺動片とこの摺動片が溝幅方向で位置決めされて摺動自在に嵌合される溝部を有する溝付き部材とを備えた位置決め要素を備え、この位置決め要素の上記摺動片が樹脂製の上記キーの外面の上記ヒンジ部に近い側に一体成形されているのに対し、上記溝付き部材が、樹脂製の上記キャビネットの上記キー孔の孔縁部に一体成形によって突設され、かつ、押込み操作されたキーがそのキャビネットの裏面に掛止されることを阻止する筒状部でなり、キャビネットと上記キーユニットの取付部との固定箇所では、キャビネットに設けられた樹脂製突起とその突起の嵌合された樹脂製の上記取付部の孔部とが熱融着されている、という構成を備えていてもよい。
以上のように、本発明によれば、部品点数を増やさずに、キャビネット側のキー孔の正規位置にキーユニットのキーを高精度に配置することができるようになり、そのために、キャビネット側のキー孔の正規位置にキーユニットのキーが高精度に配置されて外観が良好に仕上がる電気電子機器を安価に提供することが可能になるという効果が奏される。
図1(A)は本発明の実施形態に係る電気電子機器のキーユニット1の取付箇所でキャビネット4を破断して示した側面図、同(B)は同取付箇所でキャビネット4とキーユニット1とを一部破断して示した側面図、図2は図1(A)のII−II線に沿う部分の拡大断面図、図3は溝付き部材55を示した概略斜視図である。また、図8はこの実施形態に係る電気電子機器に採用されているキーユニット1の正面図である。
この実施形態の電気電子機器において、位置決め要素5が備わっている点以外は、図9又は図11で説明したものと同様である。したがって、図1〜図3及び図8においては、説明の重複を避けるために同一部分には同一符号を付してある。位置決め要素5は、板片状の摺動片51と溝付き部材55とを備えていて、溝付き部材55に具備されている溝部56に摺動片51が溝幅方向で位置決めされて摺動自在に嵌合されている。そして、図1、図2及び図8に示してあるように、摺動片51が樹脂製のキー21に一体成形されている。これに対し、図1〜図3に示したように、溝付き部材55が樹脂製のキャビネット4の裏面側に一体成形されている。また、この実施形態では、摺動片51がキー21の外面のヒンジ部22に近い側(下端側)に一体成形されているのに対し、溝付き部材55が、キャビネット4のキー孔41の孔縁部に一体成形によって筒状に突設されている。この筒状の溝付き部材55は、図11を参照して説明した筒状部42を利用し、その筒状部42の下端に溝部56を具備させることによって形成してある。したがって、この筒状の溝付き部材55は、押込み操作されたキー21がキャビネット4の裏面に掛止されることを阻止する機能を発揮する。
なお、図1に示したように、キャビネット4とキーユニット1の取付部3の固定箇所では、取付部3の孔部31がキャビネット4側の樹脂製突起43に嵌合されてその嵌合箇所が熱融着されている。取付部3の位置決め用孔部32も同様にキャビネット4側の樹脂製突起43に嵌合されてその嵌合箇所が熱融着されている。
この構成を備えた電気電子機器によると、位置決め要素5によってキー21自体がそのキー21の設置箇所で直接的にキー孔41に対して溝付き部材55の溝部56の溝幅方向で位置決めされる。そのため、位置決め要素5によるキー21の位置決め作用の効果がキー21に確実に及んで、キー孔41の正規位置にキー21が配備されて外観が良好に仕上げられた電気電子機器を製作することが容易に可能である。特に、この実施形態では、摺動片51がキー21の外面のヒンジ部22に近い側(下端側)に一体成形されていて、その摺動片51が筒状部42でなる溝付き部材55の溝部56に摺動自在に嵌合されているという構成を採用しているので、キー21を押込み操作したときの溝付き部材55と摺動片51との摺動幅が可及的短く抑えられ、そのことが、キー21の押込み操作の円滑性を確保することに役立っている。その上、キー21の押込み動作や復帰動作が溝付き部材55の溝部56に案内された行われることになるので、ヒンジ部22に無理なねじり力が加わりにくくなってそのヒンジ部22の耐用寿命が向上するという利点もある。
以上説明した実施形態では、位置決め要素5の溝付き部材55として、図11を参照して説明した筒状部42を利用した事例を説明したけれども、キャビネット4がその筒状部42を有していない場合もあり得る。この場合の事例を図4及び図5に示してある。すなわち、図4は変形例による溝付き部材55を備える位置決め要素5を示した図2に相応する断面図であり、図5は変形例による溝付き部材55を示した概略斜視図である。
この事例の溝付き部材55は、キャビネット4に開設されているキー孔41の下側にそのキャビネット4と共に合成樹脂で一体成形されていて、その溝部56には、図4のようにキー21の下端に一体成形された摺動片51が摺動自在に嵌合されている。この構成によっても、位置決め要素5によってキー21自体がそのキー21の設置箇所で直接的にキー孔41に対して溝付き部材55の溝部56の溝幅方向で位置決めされるため、位置決め要素5によるキー21の位置決め作用の効果がキー21に確実に及んで、キー孔41の正規位置にキー21が配備されて外観が良好に仕上げられた電気電子機器を製作することが容易に可能である。
図6は他の実施形態に係る電気電子機器の要部の縦断側面図、図7は図6のVII−VII線に沿う部分の拡大断面図である。この実施形態では、キャビネット4に樹脂製の化粧板6が装着されている。そして、キー21の下端に具備された摺動片51と共に位置決め要素5を形成している溝付き部材55がその化粧板6に一体成形された突出部61でなり、その溝付き部材55の溝部56に摺動片51が溝幅方向で位置決めされて摺動自在に嵌合されている。また、溝付き部材55は、キャビネット4のキー孔41の下部に連続して形成された張出し凹所44に嵌合されて化粧板6をキャビネット4に対して位置決めしている。
この実施形態によれば、キャビネット4に溝付き部材55を設けることがコストアップの原因になって好ましくないという場合でも、化粧板6に溝付き部材55を設けることによって、部品点数を増やさずに、キャビネット4のキー孔41や化粧板6のキー孔62の正規位置にキー21を容易に配備することが可能になる。また、キャビネット4の張出し凹所44と化粧板6の溝付き部材55としての突出部61との嵌合により、化粧板6がキャビネット4に対して位置決めされ、突出部61でなる溝付き部材55の溝部56とキー21側の摺動片51との嵌合によってキー21がキャビネット4や化粧板6の各キー孔41,62に対して位置決めされる。そのため、キャビネット4に対する化粧板6の位置決め作用と、キャビネット4のキー孔41と化粧板6のキー孔62とに対するキー21の位置決め作用とが同一箇所で行われるようになって、化粧板6がキャビネット4に対して位置ずれしたり、キー21が正規位置から位置ずれしたりすることを容易に回避することが可能である。
以上説明した各実施形態では、位置決め要素5の摺動片51をキーユニット1のキー21に形成したリブによって形成し、その摺動片51の相手方部材である溝付き部材55をキャビネット4又は化粧板6に形成した事例を説明したけれども、この点は、摺動片をキャビネット又は化粧板に形成し、溝付き部材をキーに形成しておくことも可能である。
(A)は本発明の実施形態に係る電気電子機器のキーユニットの取付箇所でキャビネット4を破断して示した側面図、(B)は同取付箇所でキャビネットとキーユニットとを一部破断して示した側面図である。 図1(A)のII−II線に沿う部分の拡大断面図である。 溝付き部材を示した概略斜視図である。 変形例による溝付き部材を備える位置決め要素を示した図2に相応する断面図である。 変形例による溝付き部材を示した概略斜視図である。 他の実施形態に係る電気電子機器の要部の縦断側面図である。 図6のVII−VII線に沿う部分の拡大断面図である。 キーユニット1の正面図である。 従来の電気電子機器に採用されているキーユニット1の正面図である。 従来の電気電子機器においてキーを押込み操作したときに起こり得る不都合を示した説明図である。 図10で示した不都合を解消するために講じた対策を示す説明図である。
符号の説明
1 キーユニット
2 キーベース
3 取付部
4 キャビネット
5 位置決め要素
6 化粧板
21 キー
22 ヒンジ部
31 取付部の孔部
41 キー孔
42 筒状部
44 張出し凹所
51 摺動片
55 溝付き部材
56 溝部
61 突出部

Claims (8)

  1. キャビネットに固定された取付部と上記キャビネットのキー孔に挿入された押込み操作用キーを有するキーベースとが、そのキーベースの一端部に具備されている弾性変形可能なヒンジ部を介して連設されたキーユニットを備える電気電子機器において、
    板片状の摺動片とこの摺動片が溝幅方向で位置決めされて摺動自在に嵌合される溝部を有する溝付き部材とを備えた位置決め要素を備え、この位置決め要素の上記摺動片が樹脂製の上記キーの外面の上記ヒンジ部に近い側に一体成形されているのに対し、上記溝付き部材が、樹脂製の上記キャビネットの上記キー孔の孔縁部に一体成形によって突設され、かつ、押込み操作されたキーがそのキャビネットの裏面に掛止されることを阻止する筒状部でなり、
    キャビネットと上記キーユニットの取付部との固定箇所では、キャビネットに設けられた樹脂製突起とその突起の嵌合された樹脂製の上記取付部の孔部とが熱融着されていることを特徴とする電気電子機器。
  2. キャビネットに固定された取付部と上記キャビネットのキー孔に挿入された押込み操作用キーを有するキーベースとが弾性変形可能なヒンジ部を介して連設されたキーユニットを備える電気電子機器において、
    板片状の摺動片とこの摺動片が溝幅方向で位置決めされて摺動自在に嵌合される溝部を有する溝付き部材とを備えた位置決め要素を備え、この位置決め要素の上記摺動片と上記溝付き部材とのうちの一方が上記キーに備わり、他方が上記キャビネットのキー孔の孔縁部に備わっていることを特徴とする電気電子機器。
  3. 樹脂製の上記キーに上記摺動片が一体成形されている請求項2に記載した電気電子部品。
  4. 上記キーベースの一端部に上記ヒンジ部が備わっていると共に、上記摺動片が、上記キーの外面の上記ヒンジ部に近い側に備わっている請求項3に記載した電気電子機器。
  5. 上記溝付き部材が上記キャビネットと共に合成樹脂で一体成形されている請求項3又は請求項4に記載した電気電子機器。
  6. 上記溝付き部材が、上記キャビネットのキー孔の孔縁部に突設され、かつ、押込み操作されたキーがそのキャビネットの裏面に掛止されることを阻止する筒状部でなる請求項5に記載した電気電子機器。
  7. 上記溝付き部材が上記キャビネットに装着された化粧板と共に合成樹脂で一体成形されている請求項3又は請求項4に記載した電気電子機器。
  8. 上記溝付き部材が、上記キャビネットのキー孔に連続して形成された張出し凹所に嵌合されて上記化粧板をそのキャビネットに対して位置決めする突出部でなる請求項7に記載した電気電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008153169A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Yamaha Corp 電子機器のパネル操作子構造
WO2012165010A1 (ja) * 2011-06-03 2012-12-06 ブラザー工業株式会社 電子機器

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