JP5720224B2 - スイッチ構造、電子部品設置構造、及びそれを備えた電子楽器 - Google Patents

スイッチ構造、電子部品設置構造、及びそれを備えた電子楽器 Download PDF

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Description

本発明は、電子楽器をはじめとする各種の電子機器に採用して好適なスイッチ構造、電子部品設置構造、及びこれらスイッチ構造又は電子部品設置構造を備えた電子楽器に関する。
従来、電子鍵盤楽器などをはじめとする各種の電子機器には、操作パネル上に配置した各種操作用のスイッチが設けられている。このようなスイッチの従来例として、特許文献1、2に示すスイッチ構造がある。特許文献1に記載のスイッチ構造は、操作子を露出させるための操作子孔が形成された板状の操作パネルと、操作パネルの下面側に設置される回路基板と、回路基板上に設けた固定接点と、操作パネルの下面側に可撓性を有するヒンジ部を介して上下動自在に設置した操作子と、該操作子の下面側に設けた突起状のアクチュエータと、該アクチュエータで押圧される柔軟性を有する樹脂材からなる接点ラバーと、接点ラバーの下面に設けた可動接点とを備えて構成されており、下面側に操作子を取り付けた操作パネルと、上面側に接点ラバーを設置した基板との間にスペーサを挟んでこれらを所定間隔で固定した構造である。このスイッチ構造では、操作パネルの操作子孔から突出する操作子を指などで押圧操作すると、操作子のアクチュエータで接点ラバーが押圧されて弾性変形する。これにより、接点ラバーの可動接点が基板上の固定接点に接触してスイッチがオンするようになっている。
ところで、特許文献1に示すスイッチ構造では、基板上に設置した接点ラバーの上に操作子のアクチュエータが取り付けられており、接点ラバーが操作子によって基板上に押え付けられた状態で設置されているが、操作子はヒンジ部で上下動可能な状態で設置されているため、接点ラバーや操作子は、基板や操作パネルに対して完全に固定されている状態ではなく、微動が可能な状態で設置されている。しかしながら、スピーカなどから音響を発生する電子鍵盤楽器にこのスイッチ構造を設けた場合、発生する音響によって電子鍵盤楽器の筐体が微振動する。その場合、当該微振動が筐体から基板や操作パネルに伝播することによって、操作子や接点ラバーに振動音(いわゆるビリツキ音)が発生するおそれがあった。なお、上記のヒンジ部にプリテンションをかけ、接点ラバーを若干押圧した状態で基板に取り付けることで、振動音が発生し難くすることも考えられるが、そのような構成では、接点ラバーに変形が生じる場合があり、接点のオンオフ動作が適切に行われなくなるおそれがある。
また、特許文献1のスイッチ構造では、操作パネルの操作子孔に露出する操作子と、操作子で押圧される接点ラバーとが別部品で構成されていた。そのため、スイッチ構造の部品点数が多く、構造の簡素化の妨げになるおそれがあった。また、部品点数が多いことで、組立作業に手間や時間がかかり、製造工程の簡素化の妨げにもなるおそれがあった。
特許文献2に示すスイッチ構造は、電子鍵盤楽器のキースイッチ(鍵スイッチ)であって、複数の鍵を有する鍵盤と、各鍵の下面に形成した突起状のアクチュエータと、鍵盤の下方に設置された固定接点を有する基板との間に、ゴムなどの弾性材料で形成された接点ラバー部材を取り付けた構造である。接点ラバー部材は、基板上に設置される板状のベース部と、該ベース部に所定間隔で設けた上方に凸の椀状部と、椀状部の下面(内底面)に設けた可動接点とを備えている。また、接点ラバー部材におけるベース部の下面側には、基板に設けた固定用の小孔に挿入固定される取付用の小突起が形成されている。
特許文献2に示すスイッチ構造では、接点ラバー部材は、取付用の小突起で基板上に取付固定されており、かつ、椀状部の上面に当接する鍵のアクチュエータで基板側に押し付けられている。そのため、スピーカから発生する音響によって電子鍵盤楽器の筐体が微振動することで、当該微振動が筐体から基板や操作パネルに伝播しても、接点ラバー部材に振動音が発生することをある程度は抑制することが可能である。しかしながら、このスイッチ構造では、特に、隣接する椀状部の間を含むベース部の全体が基板の上面に対して面状に接触しているため、ベース部と基板との間で微振動に伴うビリツキ音が発生するおそれがあった。
また、特許文献2のスイッチ構造では、接点ラバー部材を固定するための構造として、接点ラバー部材に設けた取付用の小突起を備えている。これにより、接点ラバー部材のビリツキ音の発生をある程度は抑制することが可能となる。しかしながら、多数の接点を一体形成してなる薄板状のラバーシートを備え、該ラバーシートに固定用の小突起を所定間隔で多数形成している。そのため、接点ラバー部材の形状が複雑になるという課題があった。また、スイッチ構造の組立において、取付用の小突起を基板の小孔に挿入固定する作業が必要となるため、組立作業に手間や時間がかかるという問題もある。
特開平11−39994号公報 特許2650179号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を少なく抑えた簡単な構造で、部材の微振動に伴うビリツキ音が発生することを効果的に抑制できるスイッチ構造、電子部品設置構造、及びそれを備えた電子楽器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明にかかるスイッチ構造(10)は、スイッチ接点(61)を構成する部品(61a,61b)の少なくとも一部が実装されたスイッチ部(62)を有する基板(60)と、前記基板(60)上の前記スイッチ部(62)の外周に設置される固定部(41)と該固定部(41)の上部に一体に形成した筒状の被保持部(43)とからなる基部(45)と、前記スイッチ部(62)を駆動するための操作子部(47)と、前記基部(45)に対して前記操作子部(47)を移動可能に連結してなる弾性を有する連結部(49)とからなる中間部材(40)と、板状の本体部(21)と、該本体部(21)に設けた前記操作子部(47)を配置するための開口部(23)と、前記本体部(21)の下面(20b)側における前記開口部(23)の外周に突設した筒状の保持部(25)とを有するパネル部材(20)と、前記パネル部材(20)と前記基板(60)との間に前記中間部材(40)を挟んだ状態で、前記パネル部材(20)と前記基板(60)とを圧着させて固定する固定手段(70)と、を備え、前記中間部材(40)の前記操作子部(47)が前記パネル部材(20)の前記開口部(23)に露出し、前記パネル部材(20)の前記保持部(25)に前記中間部材(40)の前記被保持部(43)が嵌合保持されて、前記中間部材(40)の前記固定部(41)が、前記パネル部材(20)の前記保持部(25)の下端(25b)と前記基板(60)の上面(60a)とによって狭持されていることを特徴とする。なお、ここでいう上又は下あるいは上面又は下面とは、上記のパネル部材と中間部材と基板とをそれらの面を横向き(水平向き)にしてこの順で上下に重ねて設置した場合の上又は下あるいは上面又は下面を指すものとする。
本発明にかかるスイッチ構造によれば、中間部材の固定部がパネル部材の保持部の下端と基板の上面とによって狭持されるように構成したことで、中間部材をパネル部材又は基板に対して確実に固定することが可能となる。また、パネル部材の保持部に中間部材の被保持部が嵌合保持されるように構成したことによっても、中間部材をパネル部材又は基板に対して確実に固定することができる。これらによって、基板及びパネル部材に微振動が伝わる状況でも、中間部材と基板及びパネル部材との間で振動音(ビリツキ音)が発生することを効果的に抑制できるスイッチ構造となる。
また、パネル部材の筒状の保持部に中間部材の筒状の被保持部が嵌合保持されるように構成したことで、パネル部材の開口部に配置した操作子部の位置決めも同時に行われるようになる。したがって、操作パネルなどのデザイン性の向上を図ることができる。また、中間部材は、押圧操作される操作子としての機能とスイッチ部を駆動する駆動体としての機能とを兼ね備えた操作子部を備えたものであるため、従来のスイッチ構造と比較して、部品点数の削減及び組立工程の簡素化を図ることができる。さらに、中間部材の固定部がパネル部材の保持部の下端と基板の上面とによって狭持されるように構成したことで、中間部材を基板に固定するための別途の固定手段が不要となる。これにより、中間部材の形状の簡素化を図ることができると共に、スイッチ構造の組立の容易化を図ることができる。
また、上記のスイッチ構造では、前記基板(60)には、所定間隔で設置した複数の前記スイッチ部(62)を備えており、前記中間部材(40)には、前記複数のスイッチ部(62)それぞれに対応する複数の前記操作子部(47)が設けられており、前記パネル部材(20)には、前記複数の操作子部(47)それぞれに対応する前記開口部(23)が設けられており、前記中間部材(40)は、隣接する前記操作子部(47)の外周に配置された前記固定部(41)同士を接続してなる接続部(51)を備えており、前記接続部(51)は、前記基板(60)の上面(60a)に対して隙間(A)を有する状態で設置されるように形成されていてよい。
この構成によれば、複数のスイッチ部に対応する固定部同士を接続する接続部が基板に接触しない状態で設置されるので、接続部と基板との隙間で振動音が発生せずに済むようになる。これにより、従来構造の問題点であった複数のスイッチを設けた場合のスイッチ間で発生する振動音を解消できる。
また、上記のスイッチ構造では、前記スイッチ接点(61)を構成する部品として、前記基板(60)の前記スイッチ部(62)に設置した固定接点(61a)と、前記操作子部(47)の下面(47b)に設けた可動接点(61b)とを有し、前記操作子部(47)が押下操作されることで、前記可動接点(61b)が前記固定接点(61a)に接触してスイッチングが行われるようにしてよい。あるいは、前記スイッチ接点(61)を構成する部品として、前記基板(60)上の前記スイッチ部(62)に設置した押圧により作動する押釦式スイッチ(61c)を備え、前記操作子部(47)が押下操作されることで、該操作子部(47)の下面(47b)が前記押釦式スイッチ(61c)を押圧してスイッチングが行われるようにしてもよい。
また、上記のスイッチ構造では、前記中間部材(40)における前記被保持部(43)の外周側には、前記パネル部材(20)の前記保持部(25)の外周側を囲む筒状の突起からなる囲み部(52)が形成されており、前記被保持部(43)と前記囲み部(52)との間は、前記保持部(25)の下端(52b)を挿入させる窪み部(54)になっており、前記パネル部材(20)の前記保持部(25)に前記中間部材(40)の前記被保持部(43)を嵌合保持させた状態で、前記保持部(25)の下端(25b)が前記窪み部(54)に配置されて、前記囲み部(52)が前記保持部(25)の外周側に重なるようにしてよい。
この構成によれば、パネル部材の保持部に中間部材の被保持部を嵌合保持させた状態で、保持部の下端が窪み部に配置されて、囲み部が保持部の外周側に重なるので、パネル部材の保持部の下端と中間部材の固定部との間を密封することが可能となる。これにより、パネル部材の開口部から基板側に誤って飲物などの液体が入った場合でも、該液体が基板のスイッチ部側に浸入することを防ぐことができる。したがって、スイッチ構造に防水機能を持たせることができる。また、埃などの異物が侵入することも抑制できる。
また、上記のスイッチ構造では、前記操作子部(47−2)は、少なくともその一部が透明又は半透明の透光部(47−2)であって、前記基板(60)上の前記スイッチ部(62)に設置した発光体(L)を備え、前記発光体(L)の光が前記透光部(47−2)を通過して前記操作子部(47−2)の上面(47−2a)側に照射されるように構成してよい。この構成によれば、基板上に発光体を設置するだけで、スイッチ構造に発光機能を持たせることができる。したがって、簡単な構成でスイッチ構造の利便性を向上させることができる。
また、本発明にかかる電子部品設置構造は、電子部品(61,L)が設置された電子部品設置部(62,62−2)を有する基板(60)と、前記基板(60)上の前記電子部品設置部(62,62−2)の外周に設置される固定部(41)と該固定部(41)の上部に一体に形成した筒状の被保持部(43)とからなる基部(45)と、前記電子部品設置部(62,62−2)の上方に配置される操作子部(47,47−2)と、前記基部(45)に対して前記操作子部(47,47−2)を連結してなる連結部(49)とからなる中間部材(40)と、板状の本体部(21)と、該本体部(21)に設けた前記操作子部(47,47−2)を配置するための開口部(23)と、前記本体部(21)の下面(20b)側における該開口部(23)の外周に突設した筒状の保持部(25)とを有するパネル部材(20)と、前記パネル部材(20)と前記基板(60)との間に前記中間部材(40)を挟んだ状態で、前記パネル部材(20)と前記基板(60)とを圧着させて固定する固定手段(70)と、を備え、前記中間部材(40)の前記操作子部(47,47−2)が前記パネル部材(20)の前記開口部(23)に露出し、前記パネル部材(20)の前記保持部(25)に前記中間部材(40)の前記被保持部(43)が嵌合保持され、前記中間部材(40)の前記固定部(41)が、前記パネル部材(20)の前記保持部(25)の下端(25b)と前記基板(60)の上面(60a)とによって狭持されると共に、前記基部(45)とそれに隣接する他の基部(45)との間を接続する接続部(51)を備え、前記接続部(51)は、前記基板(60)の上面(60a)に対して隙間(A)を有する状態で設置されるように形成されていることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品設置構造によれば、中間部材の固定部がパネル部材の保持部の下端と基板の上面とによって狭持されるように構成したことで、中間部材をパネル部材又は基板に対して確実に固定することが可能となる。また、パネル部材の保持部に中間部材の被保持部が嵌合保持されるように構成したことによっても、中間部材をパネル部材又は基板に対して確実に固定することができる。これらによって、基板及びパネル部材に微振動が伝わる状況でも、中間部材と基板及びパネル部材との間で振動音(ビリツキ音)が発生することを効果的に抑制できる電子部品設置構造となる。
また、電子部品設置部上の基部を隣接する他の基部に接続するための接続部が基板に接触しない状態で設置されるので、接続部と基板との隙間で振動音が発生せずに済むようになる。これにより、従来構造の問題点であった隣接する基部同士を接続している接続部に発生する振動音を解消できる。また、この構成では、接続部を基板の上面から浮かせていることで、電子部品設置部上の基部を隣接する他の基部に接続している接続部を有する中間部材をパネル部材と基板との間に挟み込んで組み立てる際に、中間部材の組み付けが簡単に行えるようになる。
また、本発明にかかる電子楽器は、各種機能の設定操作を行うための操作子が配列された操作パネル部(1)と、楽音を発生するためのスピーカ(5)とを備えた電子楽器であって、前記操作パネル部(1)には、本発明にかかる上記いずれかのスイッチ構造(10,10−2,10−3)と、本発明にかかる上記の電子部品設置構造(10,10−2,10−3)との少なくともいずれかが設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、電子楽器が備える操作パネル上のスイッチ構造又は電子部品設置構造において、スピーカから発生する楽音に起因する振動が基板及びパネル部材に伝わる状況でも、中間部材と基板又はパネル部材との間で振動音(ビリツキ音)が発生することを効果的に抑制できる。したがって、電子楽器における振動音の発生を防止することができる。
なお、ここでの括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかるスイッチ構造、電子部品設置構造、及びそれを備えた電子楽器によれば、部品点数を少なく抑えた簡単な構造で、外部から伝わる振動によって中間部材と基板又はパネル部材との間で振動音(ビリツキ音)が発生することを効果的に抑制できる。
本発明の実施形態にかかるスイッチ構造を備えた操作パネル部を示す図で、(a)は、平面図、(b)は、側面図である。 操作パネル部の構成部品を示す分解斜視図である。 パネル部材をその下面側から見た斜視図である。 操作パネル部を示す側断面図(図1(a)のC−C矢視断面図)である。 操作パネル部を示す側断面図(図1(a)のA−A矢視断面図)である。 操作パネル部を示す側断面図(図1(a)のI−I矢視断面図)である。 本発明の第1実施形態にかかるスイッチ構造の詳細構成を示す側断面図である。 スイッチ構造を備えた電子鍵盤楽器のケース及びその周辺部品を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかるスイッチ構造の詳細構成を示す側断面図である。 本発明の第3実施形態にかかるスイッチ構造の詳細構成を示す側断面図である。 本発明の第4実施形態にかかるスイッチ構造の詳細構成を示す側断面図である。 本発明の第1乃至第3実施形態にかかるスイッチ構造を組み合わせて設けた操作パネル部を示す側断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかるスイッチ構造(電子部品設置構造)10を備えた操作パネル部1を示す図で、同図(a)は、平面図、同図(b)は、側面図である。また、図2は、操作パネル部1の構成部品を示す分解斜視図で、図3は、パネル部材20をその下面20b側から見た斜視図である。また、図4乃至図6は、スイッチ構造10を示す側断面図で、図4は、図1(a)のC−C矢視断面図、図5は、図1(a)のA−A矢視断面図、図6は、図1(a)のI−I矢視断面図である。図7は、第1実施形態にかかるスイッチ構造10の詳細構成を示す側断面図である。また、図8は、スイッチ構造10を有する操作パネル部1を備えた電子鍵盤楽器のケース2及びその周辺の構成部品を示す分解斜視図である。
本実施形態のスイッチ構造10は、図8に示すように、卓上型の電子鍵盤楽器100に設けた各種操作を行うための操作子が配列された操作パネル部1に適用されるものである。同図に示すケース2は、電子鍵盤楽器100の本体部(図示せず)の上面側に被せて設置されるもので、ケース2の上壁2aの手前側中央には、鍵盤(図示せず)を配置するための略矩形状の開口部3が形成されている。また、開口部3の両側には、スピーカ5を設置するための一対の略円形の開口部4が形成されている。なお、図では一方の開口部4のみ図示している。そして、一方の開口部4の後側に操作パネル部1が配置されている。操作パネル部1は、ケース2の上壁2aの一部で構成された平板状のパネル部材20と、該パネル部材20の下面20b(図1参照)側に取り付けた中間部材40及び基板60とを備えている。本実施形態のスイッチ構造10は、図1及び図2に示すように、互いに重ね合わせて設置されたパネル部材20と基板60とを備え、これらパネル部材20と基板60の間に中間部材40を挟みこんだ状態で設置した構成である。
なお、本実施形態の説明で上又は下あるいは上面又は下面などというときは、上記のパネル部材20と中間部材40と基板60とをそれらの面を横向き(水平向き)にして上下に重ねて設置した場合の上又は下あるいは上面又は下面を指すものとする。ここでの上又は下とは、操作パネル部1やスイッチ構造10の実際に設置の向きには関係なく定義されるものである。そして、本実施形態の操作パネル部1は、必ずしもパネル部材20などの面を横向きにした状態で設置するとは限らず、適用する電子鍵盤楽器100などの電子機器への設置態様によっては、パネル部材20などの面を縦向き(垂直向き)にして設置する場合もありうる。
図2に示すように、基板60は、略長方形状の平板状に形成された硬質の回路基板であり、その上面60aには、固定接点61aが形成されたスイッチ部(電子部品設置部)62を有している。スイッチ部62は、基板60の上面60aの長手方向に沿って所定間隔で複数が設けられており、各スイッチ部62に固定接点61aが設けられている。また、基板60の上面60aの所定位置には、LEDなどの発光素子65が実装されている。
中間部材40は、シリコンなどのゴムや合成樹脂など弾性(可撓性)を有する材料からなる一体成型品であって、その全体が基板60の長手方向に沿う細片状に形成されている。そしてこの中間部材40は、図4に示すように、基板60の上面60aにおけるスイッチ部62の外周に設置される固定部41と該固定部41の上部に一体に形成した筒状の被保持部(以下、単に「被保持部」と称す。)43とからなる基部45と、スイッチ部62を駆動するための操作子部47と、基部45に対して操作子部47を揺動(移動)可能に連結してなる連結部49とを有している。
固定部41は、その下面41bが基板60の上面60aに接した状態で設置されるようになっており、スイッチ部62を囲むように配置されている。被保持部43は、固定部41の上方に一体形成されており、スイッチ部62の周囲に配置されて上方へ突出する筒状の突起として形成されている。なお、固定部41の上面41aにおける被保持部43との境界部(被保持部43の外周面の根元部分)は、後述するパネル部材20の保持部25の下端25bを当接させる部分になっている。
操作子部47は、軸方向が上下方向に延びる略円柱状に形成された部分であり、上面47aが被保持部43の上端部43aよりも上方に突出しており、下面47bの外周が薄板状の連結部49を介して固定部41の内周辺に連結されている。これにより、操作子部47は、その下面47bが固定部41の下面41bよりも若干上方に浮上した位置に支持されている。また、操作子部47の下面47bには、スイッチ接点(電子部品)61を構成する可動接点61bが形成されている。
上記の固定部41及び被保持部43(基部45)、操作子部47、連結部49の組を含むスイッチ構造10は、図1及び図4に示すように、中間部材40の長手方向に沿って所定間隔で複数が配置されている。そして、隣接するスイッチ構造10の固定部41の間が接続部51で接続されている。接続部51は、隣接する固定部41の間に架け渡された薄板状の部分であって、その下面51bが固定部41の下面41bよりも若干上方に浮上した状態で固定部41に連結されている。これにより、図4及び図7に示すように、固定部41を基板60の上面60aに設置した状態で、接続部51の下面51bと基板60の上面60aとの間に微小な寸法の隙間Aが形成されるようになっている。
パネル部材20は、図1乃至図3に示すように、全体が横長の長方形状に形成された平板状の部分からなる。このパネル部材20は、平板状の本体部21と、該本体部21に設けた開口部23と、本体部21の下面20bにおける開口部23の外周に突設した筒状の保持部(以下、単に「保持部」と称す。)25とを有している。開口部23は、操作子部47の外径よりも一回り大きな径寸法を有する円形の貫通孔からなり、図4に示すように、操作子部47を挿通させて該操作子部47の上面47aをパネル部材20の上面20a側に露出させるようになっている。開口部23は、中間部材40の各操作子部47に対応する位置に複数が形成されている。保持部25は、各開口部23の周囲に設けた円筒状の突起であり、その内径寸法は、中間部材40の被保持部43をその内側に嵌合させることが可能となるように、被保持部43の外径寸法と略同一の寸法に形成されている。また、保持部25は、後述するネジ70でパネル部材20と基板60を固定した状態で、その下端25bが中間部材40の固定部41の上面41aに対して押圧状態で当接するような寸法に設定されている。なお、上記の保持部25、被保持部43、操作子部47など円形の各突起は、金型による成型の都合上、根元側から先端側に向かって僅かに細くなるような形状に形成されている。これによって、保持部25と被保持部43との嵌合などがスムーズに行えるようになるという効果がある。
また、図2及び図3に示すように、パネル部材20の下面20bにおける外周近傍の所定位置には、円柱状の小突起からなる取付用のボス27が形成されている。ボス27の先端には、ネジ70を締結固定するためのネジ締結孔28が形成されている。また、基板60の外周近傍の複数箇所には、ネジ貫通孔67が形成されている。なお、パネル部材20のボス27と基板60のネジ貫通孔67とは互いに対応する位置に形成されている。そして、パネル部材20と基板60との間に中間部材40を挟んだ状態で、パネル部材20と基板60を圧着させて固定するためのネジ(固定手段)70が設けられている。ネジ70は、基板60の下面60b側からネジ貫通孔67に貫通させてボス27のネジ締結孔28に締結固定される。
また、パネル部材20の本体部21における基板60上の発光素子65に対応する位置には、発光素子65を露出させるための小孔22が形成されている。また、パネル部材20の下面20b側には、他の基板80も設置されており、該他の基板80上には、回転式の可変抵抗器からなる電子部品82が設置されている。そして、パネル部材20の本体部21における電子部品82に対応する位置には、電子部品82の回転軸82aを貫通させるための貫通孔24が形成されている。また、基板80をパネル部材20の下面20b側に固定するための構造として、パネル部材20の下面20bに設けたボス29及び該ボス29に形成したネジ締結孔30、基板80に設けたネジ貫通孔87、ネジ締結孔30に締結するためのネジ71などを備えている。
なお、図1(b)又は図8に示すように、パネル部材20の上面20aは、ケース2の上壁2aの上面に対して若干窪んだ状態で形成されている。なお、図示は省略するが、この窪んだ状態に形成されたパネル部材20の上面20aには、薄板状のシート部材を取り付けることができる。この場合、操作子部47の上面47aが突出する開口部23に対しては、シート部材におけるに対応する位置に開口を設けるようにする。
このスイッチ構造10では、上記のように中間部材40を間に挟んだ状態で、パネル部材20と基板60を圧着させて固定していることで、図4に示すように、中間部材40の各操作子部47がパネル部材20の各開口部23内に配置され、各操作子部47の上面47aが各開口部23からパネル部材20の上面20a側に露出した状態となっている。また、パネル部材20の保持部25の内側に中間部材40の被保持部43が嵌合保持されている。さらに、中間部材40の固定部41の上面41a、詳細には、固定部41の上面41aにおける被保持部43との境界部分が、パネル部材20の保持部25の下端25bと基板60の上面60aとによって狭持されている。また、この状態で、隣接する固定部41同士を接続してなる接続部51は、基板60の上面60aに対して隙間Aを有した状態で設置されている。
また、このスイッチ構造10は、スイッチ接点61を構成する部品として、基板60上のスイッチ部62に実装された固定接点61aと、操作子部47の下面47bに設けられた可動接点61bとを有している。そして、パネル部材20の上面20a側に露出する操作子部47の上面47aを指などで押圧操作すると、中間部材40の連結部49が撓むことで操作子部47が下降する。これにより、操作子部47の可動接点61bがスイッチ部62の固定接点61aに接触してスイッチングが行われる。操作子部47を押圧操作している力を解除すると、連結部49の弾性によって操作子部47が上昇して元の位置に自動復帰することで、固定接点61aと可動接点61bの接触が解除される。
以上説明したように、本実施形態のスイッチ構造10は、スイッチ接点61の固定接点61aが実装されたスイッチ部62を有する基板60と、弾性を有する中間部材40と、平板状のパネル部材20とを備え、パネル部材20と基板60との間に中間部材40を挟んだ状態で、パネル部材20と基板60をネジ70の締結により圧着固定した構造である。そして、中間部材40は、基板60のスイッチ部62の外周に設置される固定部41と該固定部41の上部に一体に形成した筒状の被保持部43とからなる基部45と、スイッチ部62を駆動するための操作子部47と、基部45に対して操作子部47を揺動可能に連結してなる連結部49とを有している。また、パネル部材20は、板状の本体部21と、該本体部21に設けた操作子部47を配置するための開口部23と、本体部21の下面20bにおける開口部23の外周に突設した筒状の保持部25とを有している。そして、中間部材40の操作子部47の上面47aがパネル部材20の開口部23から露出し、パネル部材20の保持部25に中間部材40の被保持部43が嵌合保持されており、中間部材40の固定部41がパネル部材20の保持部25の下端25bと基板60の上面60aとによって狭持されている。
この構成によれば、中間部材40の固定部41がパネル部材20の保持部25の下端25bと基板60の上面60aとによって狭持されているので、中間部材40をパネル部材20及び基板60に対して確実に固定することが可能となる。また、パネル部材20の保持部25に中間部材40の被保持部43が嵌合保持されるように構成したことによっても、中間部材40をパネル部材20及び基板60に対して確実に固定することができる。これらによって、スピーカ5から発生した楽音に起因する振動がパネル部材20又は基板60に伝わる状況でも、中間部材40とパネル部材20及び基板60との間で振動音(ビリツキ音)が発生することを効果的に抑制できる。
また、パネル部材20の保持部25に中間部材40の被保持部43が嵌合保持されるように構成したことで、パネル部材20の開口部23に配置した操作子部47の位置決めも行われるようになる。したがって、操作パネル部1のデザイン性の向上を図ることができる。また、中間部材40は、押圧操作される操作子としての機能と、スイッチ部62を駆動する駆動体としての機能とを兼ね備えた操作子部47を備えたものであるため、従来のスイッチ構造と比較して、部品点数の削減及び組立工程の簡素化を図ることができる。さらに、中間部材40の固定部41がパネル部材20の保持部25の下端25bと基板60の上面60aとによって狭持されるように構成したことで、中間部材40を基板60に固定するための別途の固定手段が不要となる。これにより、中間部材40の形状の簡素化を図ることができると共に、スイッチ構造10の組立の容易化を図ることができる。
また、本実施形態の操作パネル部1が備える基板60は、所定間隔で設置した複数のスイッチ部62を備えており、中間部材40には、該複数のスイッチ部62それぞれに対応する複数の操作子部47が設けられており、パネル部材20には、複数の操作子部47それぞれに対応する開口部23が設けられている。すなわち、一の操作パネル部1に複数のスイッチ構造10が設置されている。そして、中間部材40は、隣接するスイッチ構造10の固定部41同士を接続してなる接続部51を備えており、接続部51は、基板60の上面60aに対して隙間Aを有する状態で設置されるように形成されている。
このように、複数のスイッチ部62に設けた固定部41同士を接続する接続部51が基板60に接触しない状態で設置されているので、接続部51と基板60との間で振動音(いわゆるビリツキ音)が発生せずに済む。これにより、従来構造の問題点であった複数のスイッチ構造を設けた場合のスイッチ構造間で発生する振動音を効果的に防止することができる。また、この構成では、接続部51を基板60の上面60aから浮かせていることで、複数のスイッチ構造10を含む操作パネル部1を組み立てる際の中間部材40の組み付けが簡単に行えるようになる。したがって、操作パネル部1の組立効率を向上させることができる。
なお、操作子部47の上面47aをパネル部材20の開口部23から上面20a側に露出させる構成としては、図5に示すように、操作子部47の上面47aをパネル部材20の上面20aよりも上方に突出させて配置する以外にも、図6に示すように、パネル部材20の上面20aにおける開口部23の周囲に湾曲面状の凹部26を形成し、操作子部47の上面47aをこの凹部26内に配置してもよい。さらにこの場合、同図に示すように、凹部26の開口端に可撓性を有する薄板状のシート部材26aを被せることで、シート部材26a越しに操作子部47の上面47aを押圧操作するように構成してよい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。この点は、他の実施形態においても同様である。
図9は、本発明の第2実施形態にかかるスイッチ構造10−2の詳細構成を示す側断面図である。第1実施形態のスイッチ構造10では、中間部材40において操作子部47と固定部41を連結している連結部49が、操作子部47の下面47bの外周と固定部41の内周との間を連結していたのに対して、本実施形態のスイッチ構造10−2では、連結部49が操作子部47の下面47bの外周と被保持部43の上端部43aとの間に設置されている。これにより、第1実施形態と比較して、操作子部47の下面47bが上方に位置しており、操作子部47の下面47bと基板60の上面60a(スイッチ部62)との間により大きな寸法の空間が形成されている。
そのうえで、本実施形態のスイッチ構造10−2では、スイッチ接点61を構成する部品として、第1実施形態のスイッチ構造10が備える固定接点61aと可動接点61bとの組み合わせに代えて、基板60のスイッチ部62に設置した押釦式スイッチ61cを備えている。押釦式スイッチ61cは、押圧することでスイッチオンし、押圧を解除することでスイッチオフする機構である。したがって、このスイッチ構造10−2では、パネル部材20の開口部23に露出する操作子部47の上面47aを指などで押下操作すると、中間部材40の連結部49が撓むことで操作子部47が下降する。これにより、操作子部47の下面47bが押釦式スイッチ61cを押圧してスイッチがオンする。一方、操作子部47を押圧操作している力を解除すると、連結部49の弾性によって操作子部47が上昇して元の位置に自動復帰することで、押釦式スイッチ61cの押圧が解除されてスイッチがオフする。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図10は、本発明の第3実施形態にかかるスイッチ構造10−3の詳細構成を示す側断面図である。本実施形態のスイッチ構造10−3では、第1実施形態のスイッチ構造10が備えるスイッチ接点61(固定接点61a及び可動接点61b)に加えて、発光機能を有する発光体(電子部品)Lを設けると共に、中間部材40の操作子部47に代えて、透光性を有する操作子部(以下、「透光部」という)47−2を設けている。すなわち、本実施形態のスイッチ構造10−3では、連結部49を介して基部45に連結された透光部47−2は、少なくともその一部が透明又は半透明の材料で構成されている。
また、透光部47−2の下面47−2bの中央には、円形の凹部47−2cが形成されており、該凹部47−2cの周縁に設けたリング状の突起部の下端面には、カーボンなどからなる可動接点61bを設けている。また、可動接点61bに対向する位置の基板60上には、固定接点61aが形成されている。そして、基板60の上面60aにおける透光部47−2の下側の中央には、発光体Lを設置した発光部(電子部品設置部)62−2が設けられている。発光体Lは、基板60上に一体形成したチップ状の発光ダイオードからなる。これにより、発光体Lの光が透光部47−2の下面47−2b側から上面47−2a側に透過されるようになっている。発光体Lは、透光部47−2の下面に設けた凹部47−2c内に配置されるようになっている。
この構成によれば、中間部材40に透光性を有する透光部47−2を設け、基板60の発光部62−2に発光体Lを設置したことで、発光体Lの光をパネル部材20の上面20a側に照射させることができる。したがって、簡単な構成で操作パネル部1に発光機能を持たせることができる。また、本実施形態のスイッチ構造10−3では、パネル部材20と基板60とがネジ70の締結により圧着状態で固定されていること、及びパネル部材20の保持部25に中間部材40の被保持部43が挿入保持されていることによって、パネル部材20及び基板60に対する中間部材40及び透光部47−2の位置決めが高い精度で行われている。したがって、上記のような基板60上に設置した発光体Lからの光を透光部47−2に通過させる構造でも、発光体Lからの光軸が透光部47−2に対してずれることを効果的に防止できる。
なお、ここでは、基板60上の発光部62−2にスイッチ接点61の固定接点61aと発光体Lとを設置した場合を示したが、これ以外にも、図示は省略するが、スイッチ接点61の固定接点61aと可動接点61bを省略して、基板60上の発光部62−2に発光体Lだけを設置することも可能である。これによれば、発光機能のみを備えた電子部品設置構造を簡単な構成で実現できる。とりわけ、様々な種類のスイッチ構造や発光機能付きスイッチ構造を備えた操作パネル部に発光機能のみを備えた部品を併設する場合には、スイッチ構造と発光機能のみを備えた部品とを同様の構造で設けることができるので、操作パネル部の構成の簡素化を図ることができる。
また、透光部47−2は、その一部を透明又は半透明で構成する以外にも、透光部47−2の全体を透明又は半透明に形成してもよい。この場合は、隣接する他のスイッチ構造10(10−2)などの方へ発光体Lの光が漏れることを防ぐために、中間部材40の連結部49を境界として、透光部47−2のみを透明又は半透明とし、基部45は不透明とすることが望ましい。この場合の中間部材40の具体的な製造方法としては、詳細な図示は省略するが、射出成型によって中間部材40を製造する際、基部45を形成するための金型内と透光部47−2を形成するための金型内とに互いに異なる色の材料を射出して、連結部49がそれらの境界となるようにする手段がある。また、予め成型した中間部材40の成型品に対して、基部45のみに着色を施すなどの手段もある。
また、基板60上の発光部62−2に発光体Lのみを設置する場合は、透光部47−2が上下に揺動しなくてよいので、中間部材40(特に連結部49)は、弾性あるいは可撓性を有しない硬質の材料で構成してもよい。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図11は、本発明の第4実施形態にかかるスイッチ構造10−4を示す側断面図である。本実施形態のスイッチ構造10−4では、中間部材40における被保持部43の外周側に、パネル部材20の保持部25の外周側を囲む筒状の突起からなる囲み部52が形成されており、被保持部43と囲み部52との間には、保持部25の下端25bを挿入させる凹状の窪み部54が設けられている。これにより、パネル部材20の保持部25に中間部材40の被保持部43を嵌合保持させた状態で、保持部25の下端25bが窪み部54に配置されて、囲み部52が保持部25の外周側に重なるようになっている。
この構成によれば、囲み部52によって、保持部25の下端25bと固定部41との間を密封することが可能となる。これにより、パネル部材20の開口部23から基板60側に液体が入った場合でも、該液体が基板60のスイッチ部62側に浸入することを防ぐことができる。したがって、スイッチ構造10−4に防水機能を持たせることができる。また、パネル部材20の上面20a側からスイッチ部62に埃などの異物が侵入することも抑制できる。
なおここでは、囲み部52及び窪み部54を第1実施形態のスイッチ構造10に設けた場合を示したが、本実施形態の囲み部52及び窪み部54は、これ以外にも、詳細な図示は省略するが、第2実施形態のスイッチ構造10−2や、第3実施形態のスイッチ構造10−3に設けることも可能である。
図12は、第1、第2実施形態のスイッチ構造10,10−2と、第3実施形態のスイッチ構造10−3とを組み合わせて設けた操作パネル部1を示す側断面図である。同図に示すように、同一の操作パネル部1に設ける複数のスイッチ構造として、固定接点61a及び可動接点61bを備えた第1実施形態のスイッチ構造10と、押釦式スイッチ61cを備えた第2実施形態のスイッチ構造10−2と、発光体L及び透光部47−2を備えた第3実施形態のスイッチ構造10−3とを混在させて設置することが可能である。これにより、共通の部品で構成された一の操作パネル部1に異なる種類のスイッチ構造を設けることが可能となる。なお、ここでの組み合わせとしては、第1,第2実施形態のスイッチ構造10,10−2、及び第3実施形態のスイッチ構造10−3をどのように組み合わせてもよい。また、スイッチ構造10,10−2,10−3の設置数も適宜に選択が可能である。
なお、囲み部52及び窪み部54を有する第4実施形態のスイッチ構造10−4に関しては、操作パネル部1の全体に防水効果を持たせることが必要であるため、通常は、同一の操作パネル部1に設置する全部のスイッチ構造に対して囲み部52及び窪み部54を設けた構造を採用することが望ましい。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、中間部材40は、その全体が弾性を有するゴム又は合成樹脂材料で形成されている場合を示したが、中間部材40は、少なくとも連結部49の部分が弾性あるいは可撓性を有する材料で構成されていればよく、その場合、他の箇所は、弾性あるいは可撓性を有しない硬質の材料で構成することも可能である。
1 操作パネル部
2 ケース
2a 上壁
3 開口部
4 開口部
5 スピーカ
10,10−2,10−3,10−4 スイッチ構造(電子部品設置構造)
20 パネル部材
20a 上面
20b 下面
21 本体部
23 開口部
25 保持部
25b 下端
27 ボス
28 ネジ締結孔
40 中間部材
41 固定部
41a 上面
41b 下面
43 被保持部
45 基部
47 操作子部
47−2 透光部(操作子部)
47a 上面
47b 下面
49 連結部
51 接続部
51b 下面
52 囲み部
54 窪み部
60 基板
60a 上面
60b 下面
61 スイッチ接点(電子部品)
61a 固定接点
61b 可動接点
61c 押釦式スイッチ
62 スイッチ部(電子部品設置部)
62−2 発光部(電子部品設置部)
65 発光素子
67 ネジ貫通孔
70 ネジ(固定手段)
A 隙間
L 発光体(電子部品)

Claims (7)

  1. スイッチ接点を構成する部品の少なくとも一部が実装されたスイッチ部を有する基板と、
    前記基板上の前記スイッチ部の外周に設置される固定部と該固定部の上部に一体に形成した筒状の被保持部とからなる基部と、前記スイッチ部を駆動するための操作子部と、前記基部に対して前記操作子部を移動可能に連結してなる弾性を有する連結部とからなる中間部材と、
    板状の本体部と、該本体部に設けた前記操作子部を配置するための開口部と、前記本体部の下面側における前記開口部の外周に突設した筒状の保持部とを有するパネル部材と、
    前記パネル部材と前記基板との間に前記中間部材を挟んだ状態で、前記パネル部材と前記基板とを圧着させて固定する固定手段と、を備え、
    前記中間部材の前記操作子部が前記パネル部材の前記開口部に露出し、
    前記パネル部材の前記保持部に前記中間部材の前記被保持部が嵌合保持されて、
    前記中間部材の前記固定部が、前記パネル部材の前記保持部の下端と前記基板の上面とによって狭持されており、
    前記基板は、所定間隔で設置した複数の前記スイッチ部を備えており、前記中間部材には、前記複数のスイッチ部それぞれに対応する複数の前記操作子部が設けられており、前記パネル部材には、前記複数の操作子部それぞれに対応する前記開口部が設けられており、
    前記中間部材は、隣接する前記操作子部の外周に配置された前記固定部同士を接続してなる接続部を備えており、
    前記接続部は、前記基板の上面に対して隙間を有する状態で設置されるように形成されている
    ことを特徴とするスイッチ構造。
  2. 前記スイッチ接点を構成する部品として、前記基板の前記スイッチ部に設置した固定接点と、前記操作子部の下面に設けた可動接点とを有し、
    前記操作子部が押下操作されることで、前記可動接点が前記固定接点に接触してスイッチングが行われる
    ことを特徴とする請求項に記載のスイッチ構造。
  3. 前記スイッチ接点を構成する部品として、前記基板上の前記スイッチ部に設置した押圧により作動する押釦式スイッチを備え、
    前記操作子部が押下操作されることで、該操作子部の下面が前記押釦式スイッチを押圧してスイッチングが行われる
    ことを特徴とする請求項に記載のスイッチ構造。
  4. 前記中間部材における前記被保持部の外周側には、前記パネル部材の前記保持部の外周側を囲む筒状の突起からなる囲み部が形成されており、前記被保持部と前記囲み部との間は、前記保持部の下端を挿入させる窪み部になっており、
    前記パネル部材の前記保持部に前記中間部材の前記被保持部を嵌合保持させた状態で、前記保持部の下端が前記窪み部に配置されて、前記囲み部が前記保持部の外周側に重なるように構成した
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のスイッチ構造。
  5. 前記操作子部は、少なくともその一部が透明又は半透明の透光部であって、
    前記基板上の前記スイッチ部に設置した発光体を備え、
    前記発光体の光が前記透光部を通過して前記操作子部の上面側に照射されるように構成した
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のスイッチ構造。
  6. 電子部品が設置された電子部品設置部を有する基板と、
    前記基板上の前記電子部品設置部の外周に設置される固定部と該固定部の上部に一体に形成した筒状の被保持部とからなる基部と、前記電子部品設置部の上方に配置される操作子部と、前記基部に対して前記操作子部を連結してなる連結部とからなる中間部材と、
    板状の本体部と、該本体部に設けた前記操作子部を配置するための開口部と、前記本体部の下面側における該開口部の外周に突設した筒状の保持部とを有するパネル部材と、
    前記パネル部材と前記基板との間に前記中間部材を挟んだ状態で、前記パネル部材と前記基板とを圧着させて固定する固定手段と、を備え、
    前記中間部材の前記操作子部が前記パネル部材の前記開口部に露出し、
    前記パネル部材の前記保持部に前記中間部材の前記被保持部が嵌合保持され、
    前記中間部材の前記固定部が、前記パネル部材の前記保持部の下端と前記基板の上面とによって狭持されると共に、
    前記基部とそれに隣接する他の基部との間を接続する接続部を備え、
    前記接続部は、前記基板の上面に対して隙間を有する状態で設置されるように形成されている
    ことを特徴とする電子部品設置構造。
  7. 各種機能の設定操作を行うための操作子が配列された操作パネル部と、楽音を発生するためのスピーカとを備えた電子楽器であって、
    前記操作パネル部には、請求項1乃至のいずれかに記載のスイッチ構造と、請求項に記載の電子部品設置構造との少なくともいずれかが設けられている
    ことを特徴とする電子楽器。
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