JP2008235226A - スイッチの防滴構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、スイッチ周りにおける水滴の浸入を効果的に抑制することができる。
【解決手段】押さえ板76と第2操作子体52Bとの間に皿状パッキン80が介装される。第2操作子体52Bは、パネル部73から突出したレバー部52a、表側ケース70のリブ枠72bの内側に位置する支点部52b、及び皿状パッキン80の被駆動部83に対応するアクチュエータ部52cを有する。レバー部52aを前側に押圧操作すると、支点部52bが回動支点となって、第2操作子体52Bが時計方向に回動し、アクチュエータ部52cが、押さえ板76の貫通穴76aを通じて被駆動部83及び押し子77を介してタクトスイッチ75を押圧駆動する。表側ケース70のリブ枠72bの先端(裏側端)と押さえ板76とで、皿状パッキン80のシート状部81の外縁部81a全周が密着挟持される。
【選択図】図10

Description

本発明は、電子機器における押圧式のスイッチ周りの水滴の浸入を抑制するスイッチの防滴構造に関する。
従来、電子機器における押圧式のスイッチ周りの防滴乃至防水を図った電子機器が知られている。例えば、下記特許文献1の防滴構造では、押圧操作される押釦とドームスイッチとの間において、貫通孔内に弾性体でなるカップ部材を介装させ、カップ部材を介して押釦がドームスイッチを押圧駆動するように構成される。カップ部材の外周には、上記貫通孔に当接する凸部が設けられ、これが、シール性を発揮して浸水を防止する。
特開2006−344528号公報
しかしながら、カップ部材は椀状で且つ凸部を有するので形状が複雑であり、しかも、シールを確実にするためには、寸法を正確にしなければならず、構成が複雑となる。
また、カップ部材は、押釦の操作によって移動し、カップ部材の凸部が上記貫通孔の内面を摺動する。しかも、シールは、カップ部材の凸部の弾性に依存する。従って、防滴効果が十分とはいえない。さらに、長年の使用によりシール性が低くなるおそれもある。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成で、スイッチ周りにおける水滴の浸入を効果的に抑制することができるスイッチの防滴構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1のスイッチの防滴構造は、パネル部(73)を有する装置本体(50)と、前記装置本体の内部に配設された押圧式スイッチ(75)と、前記押圧式スイッチに対応する位置に駆動用穴(76a)を有し、該押圧式スイッチよりも前記パネル部側に配設された押さえ板(76)と、前記押さえ板に平行なシート状部(81)を有し、前記押さえ板よりも前記パネル部側に配設された弾性体(80)と、前記弾性体の前記シート状部における、前記押さえ板の前記駆動用穴に対応する位置に一体に形成された被駆動部(83)と、前記パネル部から突出した操作部(52a)を有すると共に、前記パネル部と前記弾性体の前記シート状部との間において前記被駆動部に対応する位置にアクチュエータ部(52c)を有し、前記操作部が操作されることで、前記アクチュエータ部が、前記押圧式スイッチの方向に変位して、前記押さえ板の前記駆動用穴を通じて前記被駆動部を介して前記押圧式スイッチを押圧駆動するように構成された操作子体(52A、52B)とを有し、前記弾性体の前記シート状部の外縁部(81a)の全周が、前記パネル部と前記押さえ板とに密着挟持されたことを特徴とする。
好ましくは、前記操作子体は支点部(52b)を有し、前記操作部が前記パネル部に平行な方向に傾倒操作されることで前記支点部を回動支点として前記アクチュエータ部が前記押圧式スイッチの方向に変位するように構成され、前記支点部は、前記シート状部の前記外縁部の内側における前記被駆動部以外の位置であって操作時に前記押さえ板と協働して前記シート状部を挟むような位置に配設される(請求項2)。
好ましくは、前記弾性体は、前記シート状部の前記外縁部から前記パネル部の方向に全周に亘って延設部(82)が延設されて全体が皿状に形成され、前記パネル部には、前記弾性体の前記延設部の内側に対して嵌合的な形状の環状のリブ枠(72b)が、前記押圧式スイッチの方向に突設され、前記弾性体の前記延設部が前記パネル部の前記リブ枠に嵌合されると共に、前記シート状部の前記外縁部のうち前記延設部の内側の部分が、前記パネル部の前記リブ枠の先端と前記押さえ板とに密着挟持される(請求項3)。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1によれば、簡単な構成で、スイッチ周りにおける水滴の浸入を効果的に抑制することができる。
請求項2によれば、傾倒操作の際に、防滴効果を妨げることなく支点部を安定支持することができる。
請求項3によれば、リブ枠と延設部との嵌合により、防滴効果を一層高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の一実施の形態に係るスイッチの防滴構造が適用される装着型電子装置がユーザの腕に装着された状態を示す図である。この装着型電子装置100は、例えば、フィットネスと音楽聴取の機能を併せ持つ音楽再生装置として構成されるが、これに限られず、携帯型または身体装着型の各種の電子装置に適用される。図1(a)に示すように、装着型電子装置100は、音楽再生装置40と、音楽再生装置40を支持してユーザ24の腕25に装着するための装着ベルト30とから構成される。
図1(b)は、音楽再生装置40の機能構成を示すブロック図である。図1(b)に示すように、音楽再生装置40は、ROM12、RAM13、記録装置14、タイマ16、通信インターフェイス15、表示器18、音源19、サウンドシステム20及びインターフェイス17が、バス10を介してCPU11にそれぞれ接続されて構成される。さらに、インターフェイス17には、加速度センサ21、心拍センサ22のほか、各種情報を入力するための複数のスイッチを含む操作子群23が接続されている。サウンドシステム20は音源19にも接続され、タイマ16はCPU11にも接続されている。
通信インターフェイス15には、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)インターフェイスやUSB(Universal Serial Bus)等が含まれる。通信インターフェイス15を通じて、パーソナルコンピュータ等の他の機器に接続し、情報のやりとりが可能である。記録装置14は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。記録装置14には、各種プログラム、取得した楽曲データ、音楽再生装置40の機器設定情報、フィットネス利用時の各種データ、管理データ等が記憶可能である。
加速度センサ21は、音楽再生装置40にかかる加速度を検出する。検出した加速度から、運動者1の歩行状態が検出可能であり、それにより歩行数がカウント可能である。心拍センサ22は、ユーザ24の耳たぶ等に装着されて、脈拍を検出する。加速度センサ21、心拍センサ22の検出信号は、インターフェイス17を介してCPU11に入力され、記録装置14に記憶される。操作子群23の操作状態を示す信号も、インターフェイス17を介してCPU11に入力される。
CPU11は、本音楽再生装置40の制御を司る。ROM12は、CPU11が実行する制御プログラムや各種テーブルデータ等を記憶する。RAM13は、演奏データ、テキストデータ等の各種入力情報、各種フラグやバッファデータ及び演算結果等を一時的に記憶する。タイマ16は、タイマ割り込み処理における割り込み時間等の各種時間を計時する。音源19は、CPU11の指示に応じて、演奏データ等を楽音信号に変換する。サウンドシステム20は、アンプ等を含んで構成され、音源19から入力される楽音信号を音響に変換する。
図2は、装着型電子装置100の外観図である。音楽再生装置40は表示画面59、電源スイッチ55を有し、装着されたヘッドホンプラグ57からコード58が延設される。再生される音楽は、コード58を通じてヘッドホン28で聴くことができる(図1(a)参照)。左右に分岐したコード58の一方の途中から、心拍センサ22用のコードが分岐している(図1(a)参照)。
装着型電子装置100は、装着ベルト30が腕25の主に二の腕近傍に巻かれてユーザ24の腕25に装着される。その際、装着ベルト30で形成される環状装着部S2内に腕25が位置することになる。装着型電子装置100が装着される腕25は左腕とし、図2では、ユーザ24の視点から見た外観が示されている。すなわち、同図において、環状装着部S2の手前左側が腕25の付け根方向となる。音楽再生装置40の向きは腕25の動きによってたえず変化するため、以降、方向の呼称を統一する。
図2に表示したように、まず、表示画面59がある側が「表側」、腕25に対向する側を「底側」とする。また、側面については、ヘッドホンプラグ57が装着される側の面がユーザ24の腕25の肩方向を向くので、この面の側を「肩側」、その反対側を「手先側」と呼称する。さらに、音楽再生装置40は、通常、表示画面59が左方を向くように装着されることが想定されるため、音楽再生装置40の長手方向(腕25の円周方向)については、音楽再生装置40の電源スイッチ55がある側を「前側」、その反対側を「後側」と呼称する。
図3は、音楽再生装置40を表側からみた図である。図4は、非装着状態における装着型電子装置100を肩側からみた図である。
図4に示すように、音楽再生装置40は、音楽再生装置本体(以下、単に「装置本体」と称する)50と、装置本体50とは別体の台座41とから構成される。台座41は装着ベルト30に常時固定されている。一方、装置本体50は、装着面50h側が、台座41に対して着脱自在に構成されている。装置本体50及び台座41の詳細な構成、並びに装着ベルト30の構成については後述する。
装置本体50の肩側の側面50fには、端子56が設けられ、端子56には、心拍センサ接続端子が含まれる。端子56に、上記したヘッドホンプラグ57が差し込まれる(図2、図3参照)。また、図3に示すように、装置本体50の前側面50jには端子60が設けられる。端子60は、通信インターフェイス15のうちUSB端子に相当する。
加速度センサ21、ROM12、RAM13、記録装置14、タイマ16、音源19、サウンドシステム20(図1(b)参照)は、装置本体50に内蔵されている。表示器18は、上記した表示画面59を含み、表示画面59は、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成され、各種情報を表示する。操作子群23には、上記した電源スイッチ55のほか、傾倒型の第1、第2操作子体52A、52B、及び、押下操作子53が含まれる(図2、図3参照)。
次に、装着ベルト30及びその関連部分の構成を説明する。図4に示すように、装着ベルト30は、第1ベルト部31、第2ベルト部32、第3ベルト部33及びリング部材36からなる。第1〜第3ベルト部31〜33は、繋がった1枚の帯として一体に形成され、樹脂または布等の可撓性のある部材を基材として一様の幅の帯状に構成される。
第3ベルト部33には、不図示の複数のハトメによって、台座41の底板部42が固定されている。台座41の第3ベルト部33に対する固定手法は問わず、接着等であってもよく、また、着脱自在であってもよい。
図2、図3に示すように、第1ベルト部31は、装置本体50の表面50eを覆っており、第1ベルト部31には、窓部31cが形成されている。装着型電子装置100が装着された状態においては、窓部31cから、表面50eの表示画面59及び操作子群23(第1、第2操作子体52A、52Bの各レバー部52a、押下操作子53等)の構成要素が露出する。第1ベルト部31の途中にはリング部材36が係合している。
装着型電子装置100を腕25に装着する際には、図2に示すように、装置本体50の底部側(装着面50h側)において第2ベルト部32をリング部材36に挿通して折り返す。第2ベルト部32のうち折り返しにより互いに対向する側の面には、一対の面ファスナ35A、35Bが固着等により設けられている(図2、図4、図5参照)。2つの面ファスナ35A、35Bが合わさることで第2ベルト部32が折り返し状態で安定して固定される。
図3に示すように、電源スイッチ55は、装置本体50の表面50e内における前側且つ肩側に配設される。表示画面59は、表面50e内における主に長手方向中央から後側半部にかけて配設される。第1、第2操作子体52A、52Bは、表示画面59に近接してそれぞれ表示画面59の前側、後側に配設され、表示画面59を挟んで互いに対峙している。
第1、第2操作子体52A、52Bの各レバー部52aは、それぞれ斜め前方、斜め後方に傾倒して突設され(図4参照)、後述するように、いずれも表示画面59側に力を加えられる操作がなされることで、表示画面59側に(ほぼ垂直になる程度まで)倒れるようになっている。
押下操作子53は、第1操作子体52Aの前側に近接して配置される。押下操作子53は、押下式のスイッチである。押下操作子53の肩側方向には、指掛け部54が押下操作子53に連接して突設されている。両者の突出高さは同一である。
装着型電子装置100が左の腕25に装着された状態で操作される場合は、通常、右手で操作することになる。その場合、図3に示すように、親指26を指掛け部54の上に乗せて第1操作子体52Aのレバー部52aに接触または近接させると共に、人差し指27を第2操作子体52Bのレバー部52aに接触または近接させた状態とすると、操作が行いやすくなっている。
第1、第2操作子体52A、52Bの代表的な操作では、表示画面59の表示を用いた音楽再生等に関する機器設定がなされ、表示画面59に表示された、再生候補の楽曲名等の項目を選択するのに用いられる。また、音量や音色の変更等の楽音再生に関する機能だけでなく、フィットネス管理に関する表示や発音処理等の操作も行える。
次に、音楽再生装置40及び装置本体50の内部構成を説明する。図5は、図3のA−A線に沿う断面図、図6は、図3のB−B線に沿う断面図である。装置本体50は、表側ケース70と裏側ケース90とからなる。図7は、裏側ケース90の表側面図、図8は、表側ケース70の裏面図である。
裏側ケース90は樹脂で一体に形成される。図7に示すように、裏側ケース90には、表側ケース70に対して締結固定されるための締結用穴95が複数(4つ)形成される。締結用穴95は、裏側ケース90の後端部において、手先側端部及び肩側端部に設けられると共に、前端部において、手先側端部及び肩側端部より少し内側に設けられる。
裏側ケース90の後端部において、2つの締結用穴95の間に、突き上げ部93が突設される(図5も参照)。また、前端部において、手先側端部及び肩側端部に、それぞれ突き上げ部94が突設される。裏側ケース90の手先側端部及び肩側端部には、裏側ケース90の長手方向に沿ってサイドリブ91が突設される(図6も参照)。突き上げ部93、94及びサイドリブ91の高さは同じである。
図6、図7に示すように、裏側ケース90の手先側端部及び肩側端部には、係止爪92が形成されている(図4も参照)。一方、台座41には、係止爪92に対応する係止凹部46が形成されている(図6参照)。装置本体50を、その装着面50hを台座41側に向けて押し込むと、各係止凹部46に、対応する係止爪92が係止される。これにより、装置本体50が台座41に対して固定される。
また、台座41の肩側端部には、取り外し用つまみ部44が突出形成されている(図3、図4、図6参照)。台座41から装置本体50を取り外すには、取り外し用つまみ部44を底側に押して、肩側の係止凹部46と係止爪92との係合を解いて、装置本体50を表側方向に抜き取るように動かしながら、手先側の係止凹部46と係止爪92との係合も解く。これにより、装置本体50が台座41に対して取り外される。上述のように、台座41は装着ベルト30に常時固定されているため、これらの操作により、装着ベルト30に対する装置本体50の着脱が行える。
図6、図7に示すように、表側ケース70は、外側の透明樹脂部71と内側の黒色樹脂部72とが2色成形により一体に形成されてなる。図5、図6に示すように、表側ケース70の表側部分において、透明樹脂部71の一部71aと黒色樹脂部72の一部72aとが2層になって、パネル部73を構成している。パネル部73の表面であるパネル構成部71aの表面が、装置本体50の表面50e(図2〜図4参照)となる。なお、表側ケース70は、このような2層構造に限定されず、1層構造であってもよい。
図5、図8に示すように、表側ケース70の裏側(厳密には黒色樹脂部72の裏側)には、裏側ケース90の4つの締結用穴95に対応する位置に、ネジ穴付きのボス86が4本突設されている。表側ケース70の裏側にはまた、後述する押さえ板76を固定するためのネジ穴付きのボス87が、複数(例えば、7個)突設されている。
図5、図6、図8に示すように、表側ケース70の裏面側において、後端部、前端部、肩側端部、手先側端部には、それぞれ裏側ケース90方向に拡開したテーパ面72d1、72d2、72d3、72d4が形成されている。テーパ面72d2においては、裏側ケース90方向に突出した、肩側からみて三角形の三角凸部85が形成されている(図5、図8参照)。上記ボス86のうち前端部の2つは、この三角凸部85から延設され、後端部の2つは、テーパ面72d1から延設されている。
三角凸部85には、端子60に繋がる不図示の貫通穴が前後方向に沿って形成されており、この貫通穴は、ボス86のうち前端部の2つの間に位置する。三角凸部85及び上記貫通穴は、端子60でのコードの抜き差しの際に力がかかる部分の強度向上に寄与している。
表側ケース70の後半部には、窓枠72cが形成されている。この窓枠72cは、黒色樹脂部72にだけLCD窓用透孔として設けられ、透明樹脂部71には設けられていない(図5参照)。表示画面59(図3参照)は、窓枠72cの裏側において、パネル部73と後述する押さえ板76とに挟持される形で設けられている。従って、窓枠72cを通じて、表示画面59が視認される。
図5、図8に示すように、表側ケース70のパネル部73の裏面において、第1、第2操作子体52A、52B(図3参照)に対応する位置には、それぞれ環状で裏面視略矩形のリブ枠72bが突設形成されている。各リブ枠72bの内側には、パネル部73を(透明樹脂部71及び黒色樹脂部72に亘って)貫通した貫通穴73aが形成されている。表側ケース70の裏面にはまた、押下操作子53、電源スイッチ55(図3参照)に対応する位置にも、それらに対応した形状のリブ枠が形成されている。
表側ケース70と裏側ケース90とは、嵌め合わされて固定される。両者の縁部間全周には、ゴムパッキン96(図5〜図7参照)が介装され、合わせ面のシール性が確保される。表側ケース70と裏側ケース90との間に必要な構成要素を組み込んだ状態で両者を合わせて、裏側ケース90の裏側から、締結用穴95(図7参照)を介して各ボス86にネジ89(図5参照)を螺合して両者を固定することで、装置本体50が構成される。
図5、図6に示すように、装置本体50の内部において、裏側ケース90の表側(図5、図6でいう上側)にはバッテリ97が収容される。バッテリ97の表側面にはスポンジ98が貼着されている。スポンジ98の表側に、基板74が配設される。スポンジ98は、バッテリ97の表側面と基板74の裏側面との間に置かれるだけでもよい。基板74とパネル部73との間には、押さえ板76が配設される。基板74は、シリコンゴムをはじめとする弾性樹脂等でなる弾性枠体78を介して、表側ケース70の内面に保持されている。基板74及び押さえ板76は、パネル部73に対して平行である。
図9は、弾性枠体78及びそれに保持された基板74の斜視図である。基板74には、第1、第2操作子体52A、52B、及び、押下操作子53に対応して、押圧式のスイッチであるタクトスイッチ75が複数配設される。また、上記した端子56、60も配設される。弾性枠体78は、四角形の枠状に一体に形成され、その内側に、基板74の周縁部74aが嵌着保持される。基板74の保持の態様は問わない。弾性枠体78の外縁部の外側面は、テーパ面78c1、78c2、78c3、78c4となっており(図5、図6参照)、これらテーパ面78c1〜78c4の傾斜は、テーパ面72d1〜72d4(図8参照)と対応している。テーパ面78c3、78c4及びテーパ面72d3、d4の傾斜角度は、金型抜き勾配程度の小さな角度であってもよい。
図8、図9に示すように、弾性枠体78の後端部には、表側ケース70の後端部の2つのボス86との干渉を避ける位置に、逃げ部78aが2つ形成されている。逃げ部78aは、ボス86の外形よりやや大きい幅を有する切り欠き部として形成される。また、弾性枠体78の前端部には、表側ケース70の前端部の2つのボス86との干渉を避ける位置に逃げ部78bが1つ形成されている。
弾性枠体78が装置本体50の内部に装着固定された状態では、裏側ケース90の突き上げ部93、94及びサイドリブ91(図5〜図7参照)が、弾性枠体78の裏側に当接する。すなわち、表側ケース70と裏側ケース90とを合わせて、各ボス86にネジ89(図5参照)を螺合していくと、突き上げ部93、94及びサイドリブ91の先端に弾性枠体78の裏側面が押圧される。それによって、弾性枠体78のテーパ面78c1〜78c4が、それぞれ対応するテーパ面72d1〜72d4に対して強く当接し、密着する。そのようになると、基板74が弾性枠体78を介して装置本体50に保持されたことになる。しかも、同時に、ゴムパッキン96(図5〜図7参照)により、表側ケース70と裏側ケース90との合わせ面の防滴性も確保される。
なお、バッテリ97が装着されたとき、スポンジ98(図5、図6参照)が弾性枠体78に圧接するように構成してもよい。このようにすれば、テーパ面78c1〜78c4とテーパ面72d1〜72d4との圧接確保に寄与することができる。
テーパ面78c1〜78c4が四方に位置することから、基板74の水平方向の位置が所期の位置となり、しかも、テーパ面78c1〜78c4が弾性枠体78の外側面でもあることから、基板74の傾き誤差が小さくて済み、水平に配設される。
図5に示すように、指掛け部54は、透明樹脂部71に突出形成されて透明であり、黒色樹脂部72の、指掛け部54に対応する位置には透孔72eが形成されている。押さえ板76の表側において、指掛け部54に対応する位置には、不図示のLEDが配設され、透孔72e及び指掛け部54を通じて上記LEDの発光が視認されるようになっている。図5、図6に示すように、パネル部73と押さえ板76との間において、上記LED及び表示器18(図1(b)参照)と基板74とを接続するフラットケーブル45が配設されている。
図10は、図3のC−C線に沿う断面図である。第1操作子体52A周りの構成は、第2操作子体52Bと前後対称であるが同様であるので、第2操作子体52B周りの構成を主に説明する。
押さえ板76は、図5に示すように、各ボス87(図8参照)に対して、裏側からネジ88を螺合することで表側ケース70に固定される。図10に示すように、押さえ板76には、第2操作子体52B用のタクトスイッチ75に対応する位置に、貫通穴76aが形成されている。貫通穴76a内に、断面円形の押し子77が表裏方向に摺動自在に挿通されている。
図10に示すように、第2操作子体52Bは、上記したレバー部52aのほかに、リブ枠72bの内側に位置する支点部52b及びアクチュエータ部52cを有して、樹脂等で一体に形成される。押さえ板76と第2操作子体52Bとの間に、弾力のある樹脂等でなる皿状パッキン80が介装される。
皿状パッキン80は、押さえ板76に平行なシート状部81と、シート状部81の外縁部81aから全周に亘ってパネル部73側に延設された延設部82とを有して、全体が皿状に一体に形成される。シート状部81において、押さえ板76の貫通穴76aに対応する位置には、柔軟なスカート部84を介して表側に膨出した、表面視円形の被駆動部83が形成されている。被駆動部83は、スカート部84を介して表裏方向に変位しやすいようになっている。被駆動部83は、押し子77の表側端に常に当接している。
皿状パッキン80は、表面視の外郭形状がリブ枠72b(図8参照)と同じであり、リブ枠72bの外側面に嵌合されている。リブ枠72bの外側面に皿状パッキン80の延設部82の内側面が当接している。押さえ板76を表側ケース70に締結固定する際に、表側ケース70の各ボス87(図8参照)に対して、ネジ88(図5参照)を螺合していくと、リブ枠72bの先端(裏側端)と押さえ板76とで、皿状パッキン80のシート状部81の外縁部81aのうち延設部82の内側位置の部分全周が密着挟持される。従って、リブ枠72bの外側面と先端とにおいて、皿状パッキン80が強く密着するので、シール性が高く、貫通穴73aを通じて基板74側に水滴が浸入することが抑制される。
第2操作子体52Bは、レバー部52aがパネル部73から表側に突出しているが、レバー部52aより裏側の部分は、貫通穴73aよりも大きく、貫通穴73aから抜けないような形状になっている。貫通穴73aは、レバー部52aが傾倒動作可能な大きさ及び形状になっている。レバー部52aを前側に押圧操作すると、支点部52bが回動支点となって、第2操作子体52Bが図10の時計方向に回動する。
従って、アクチュエータ部52cは、主に、対応するタクトスイッチ75側(裏側)に変位する。すると、アクチュエータ部52cが皿状パッキン80の被駆動部83を介して、押し子77を押圧するので、押し子77の先端(タクトスイッチ75側の端部)によって、タクトスイッチ75が押圧駆動されることになる。また、被駆動部83は、押圧されると、その反力がタクトスイッチ75のバネ部(図示せず)に蓄積されるので、このバネ部による復帰力と、スカート部84による表側への復帰力との協働によって、第2操作子体52Bが反時計方向に回動して初期位置に復帰する。
支点部52bは、皿状パッキン80のシート状部81の外縁部81aの内側における被駆動部83を避けた位置に位置する。そして、第2操作子体52Bの操作時においては、支点部52bと、押さえ板76の対応する部分とが協働して、シート状部81を挟むように作用する。従って、傾倒操作によって、皿状パッキン80がシールしている部分が空いてしまうような力が作用しないので、防滴効果を妨げることない。しかも、支点部52bにかかる力がシート状部81を介して押さえ板76が受けるので、支点部52bが安定支持される。
ところで、図8に示すように、第2操作子体52Bのアクチュエータ部52cの表側部と、黒色樹脂部72の一部72aのうち、アクチュエータ部52cの表側部と対向する部分72aaとの間には、非操作状態においてクリアランスCL(例えば、0.3〜1mm程度)が生じるようになっている。これにより、上記のような傾倒操作による第2操作子体52Bの毎回の動作が円滑になっている。
第1操作子体52A周りは第2操作子体52B周りと前後対称であり、構成及び作用は同様である。また、押下操作子53については、傾倒タイプではなく、対応するタクトスイッチ75の方向に押圧操作されるタイプであるが、押し子77を有するほか(図5参照)、皿状パッキン80とは形状は異なるが同様の目的の皿状パッキンが介装される(図示せず)。
装置本体50の組み付けは、次のようにしてなされる(図5、図10参照)。まず、表側ケース70の裏側から、貫通穴73a等に第1、第2操作子体52A、52B等を挿通し、リブ枠72bに皿状パッキン80を嵌合する。その他の構成要素も配設する。次に、押さえ板76の貫通穴76aに押し子77を挿通した状態で、押さえ板76を皿状パッキン80の裏側に当接させ、表側ケース70の各ボス87(図8参照)にネジ88(図5参照)を螺合することで、押さえ板76を表側ケース70に固定する。
次に、予め弾性枠体78に基板74を保持させておき、基板74を押さえ板76に対向近接させる。その際、作業者は、表側ケース70の4つのボス86と、弾性枠体78の逃げ部78a、78bとの位置を合わせることで、ボス86が弾性枠体78に干渉しないように弾性枠体78を移動させ、弾性枠体78の位置を適切に仮決めすることができる。それだけでなく、特に、逃げ部78aの幅が、表側ケース70の前端部の2つのボス86の外形よりやや大きいので、基板74を水平にしたまま押さえ板76に近接移動させる際、主にボス86及び逃げ部78aが装着ガイドとなる。従って、基板74が傾くことが抑制され、仮装着がやりやすい。
次に、表側ケース70の裏側から、ゴムパッキン96(図5〜図7参照)を装着した裏側ケース90を合わせ、各ボス86にネジ89(図5参照)を螺合する。これにより、装置本体50の組み付けが完了する。
本実施の形態によれば、基板74の周縁部74aを保持した弾性枠体78が、装置本体50の内面でもあるテーパ面72d1〜72d4(図8参照)に接して装置本体50に保持されたので、基板74は、弾性枠体78を介して間接的に装置本体50に保持される。従って、落下や衝撃に対して、大事な基板74を保護することができる。また、外装として装置本体50の外側にプロテクタを設ける構成に比し、保護のために外観を損なうことがない。しかも、基板74は、その周縁部74aが弾性枠体78に保持され、さらに弾性枠体78もその外縁部の外側面であるテーパ面78c1〜78c4が表側ケース70に保持される構成であるので、基板74の傾き精度や水平方向における位置精度を高くすることができる。特に、表側ケース70と裏側ケース90との締結により、テーパ面72d1〜72d4とテーパ面78c1〜78c4とが圧接される構成であるので、基板74の配設精度が高い。
また、弾性枠体78は、表側ケース70と裏側ケース90とを合わせてネジ89(図5参照)で締結することで、裏側ケース90の突き上げ部93、94及びサイドリブ91と表側ケース70のテーパ面72d1〜72d4とに挟持される構成であるので、弾性枠体78及び基板74自体を直接固定するための専用のネジが不要であり、構成及び固定作業が簡単である。
また、基板74付きの弾性枠体78を組み付けるに際し、ボス86及び逃げ部78aが装着ガイドとなるので、装着作業が容易であるだけでなく、基板74を表側ケース70と裏側ケース90との間に水平な状態で介在させることが容易となり、基板74の傾き精度や水平方向における位置精度を一層高くすることができる。
本実施の形態によればまた、表側ケース70のリブ枠72bの先端(裏側端)と押さえ板76とで、皿状パッキン80のシート状部81の外縁部81a全周が密着挟持される(図10参照)。従って、簡単な構成でありながら、第1、第2操作子体52A、52Bが可動するための貫通穴73aを通じて基板74側に汗等の水滴が浸入することを効果的に抑制することができる。
しかも、皿状パッキン80は、シート状部81の外縁部81aから全周に亘って延設された延設部82を有して皿状に形成され、リブ枠72bに嵌合されることで、リブ枠72bの外側面に延設部82の内側面が当接する。従って、防滴効果を一層高めることができる。
また、第1、第2操作子体52A、52Bの支点部52bは、皿状パッキン80のシート状部81の外縁部81aの内側における被駆動部83を避けた位置であって、第1操作子体52A等の操作時において、支点部52bと押さえ板76の対応する部分とが協働してシート状部81を挟むような位置に配設されたので、傾倒操作の際に、防滴効果を妨げることなく支点部52bを安定支持することができる。さらに、シール部は、第1、第2操作子体52A、52Bの操作によって可動したり、シール性を阻害する方向に力を受けたりする部分ではないので、長年の使用によりシール性が低くなるおそれもない。
なお、本実施の形態では、弾性枠体78を配設するに際し、弾性枠体78の外側面が表側ケース70の内面に接するようにしたが、裏側ケース90に接するように構成してもよい。その場合は、テーパ面72d1〜72d4に相当するテーパ面を、裏側ケース90に設け、それに対応するテーパ面を弾性枠体78に設ける。この場合の各テーパ面の傾斜(拡開方向)は、上記実施の形態のものとは逆となる。
なお、表側ケース70と裏側ケース90とを締結するためのボス86は、裏側ケース90に設け、表側ケース70側からネジで締結する構成であってもよい。
なお、弾性枠体78が装置本体50の内面に接するように、基板74を間接的に保持して基板74を衝撃から保護する観点に限れば、弾性枠体78と装置本体50の内面とは、テーパ面同士で接する構成でなくてもよい。
また、基板74の水平方向における位置精度を確保する上で、四方でなく2方向にだけを重視する場合は、弾性枠体78と装置本体50との接触する箇所は、四方でなく2方向であってもよい。
なお、皿状パッキン80は皿状に構成されたが、簡単な構成でシール性を確保する観点からは、これに限られない。例えば、延設部82を廃止したシート状部81だけの構成であったとして、表側ケース70のリブ枠72bと押さえ板76とでシート状部81の外縁部81a全周が密着挟持されるだけでも、防滴効果は得られる。
なお、タクトスイッチ75(図10参照)に代えて、ストロークをもってスイッチングするものであれば、その種類や構成は問わず採用することができる。その場合、主として、採用したスイッチ(例えば、椀状ゴムスイッチ)の弾性によって、第1操作子体52A等を初期位置に復帰させるように構成してもよい。
また、本実施の形態のスイッチの防滴構造が適用される操作子体は、第1操作子体52Aのような傾倒操作タイプに限られず、押下操作子53(図2参照)をはじめ、パネル部73との間にクリアランスが生じるような各種の操作子体が適用可能である。
なお、皿状パッキン80の被駆動部83(図10参照)は膨出型であったが、タクトスイッチ75方向に可動及び復帰できればよく、これに限られない。例えば、「被駆動部83」という特別な部分を設けるのではなく、シート状部81を一様に平坦に形成し、そのうち、アクチュエータ部52cによって押圧駆動される部分を被駆動部とみなしてもよい。
なお、装着ベルト30に腕25を通す際の方向は、例示したのと反対でもよい。また、音楽再生装置40に対する装着ベルト30の固定方向は、音楽再生装置40の長手方向において例示したのと反対としてもよい。
本発明の一実施の形態に係るスイッチの防滴構造が適用される装着型電子装置がユーザの腕に装着された状態を示す図(図(a))、音楽再生装置の機能構成を示すブロック図(図(b))である。 装着型電子装置の外観図である。 音楽再生装置を表側からみた図である。 非装着状態における装着型電子装置を肩側からみた図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 裏側ケースの表側面図である。 表側ケースの裏面図である。 弾性枠体及びそれに保持された基板の斜視図である。 図3のC−C線に沿う断面図である。
符号の説明
50 装置本体、 52A 第1操作子体(操作子体)、 52B 第2操作子体(操作子体)、 52a レバー部(操作部)、 52b 支点部、 52c アクチュエータ部、 72b リブ枠、 73 パネル部、 75 タクトスイッチ(押圧式スイッチ)、 76 押さえ板、 76a 貫通穴(駆動用穴)、 80 皿状パッキン(弾性体)、 81 シート状部、 81a 外縁部、 82 延設部、 83 被駆動部

Claims (3)

  1. パネル部を有する装置本体と、
    前記装置本体の内部に配設された押圧式スイッチと、
    前記押圧式スイッチに対応する位置に駆動用穴を有し、該押圧式スイッチよりも前記パネル部側に配設された押さえ板と、
    前記押さえ板に平行なシート状部を有し、前記押さえ板よりも前記パネル部側に配設された弾性体と、
    前記弾性体の前記シート状部における、前記押さえ板の前記駆動用穴に対応する位置に一体に形成された被駆動部と、
    前記パネル部から突出した操作部を有すると共に、前記パネル部と前記弾性体の前記シート状部との間において前記被駆動部に対応する位置にアクチュエータ部を有し、前記操作部が操作されることで、前記アクチュエータ部が、前記押圧式スイッチの方向に変位して、前記押さえ板の前記駆動用穴を通じて前記被駆動部を介して前記押圧式スイッチを押圧駆動するように構成された操作子体とを有し、
    前記弾性体の前記シート状部の外縁部の全周が、前記パネル部と前記押さえ板とに密着挟持されたことを特徴とするスイッチの防滴構造。
  2. 前記操作子体は支点部を有し、前記操作部が前記パネル部に平行な方向に傾倒操作されることで前記支点部を回動支点として前記アクチュエータ部が前記押圧式スイッチの方向に変位するように構成され、前記支点部は、前記シート状部の前記外縁部の内側における前記被駆動部以外の位置であって操作時に前記押さえ板と協働して前記シート状部を挟むような位置に配設されたことを特徴とする請求項1記載のスイッチの防滴構造。
  3. 前記弾性体は、前記シート状部の前記外縁部から前記パネル部の方向に全周に亘って延設部が延設されて全体が皿状に形成され、前記パネル部には、前記弾性体の前記延設部の内側に対して嵌合的な形状の環状のリブ枠が、前記押圧式スイッチの方向に突設され、前記弾性体の前記延設部が前記パネル部の前記リブ枠に嵌合されると共に、前記シート状部の前記外縁部のうち前記延設部の内側の部分が、前記パネル部の前記リブ枠の先端と前記押さえ板とに密着挟持されたことを特徴とする請求項1または2記載のスイッチの防滴構造。
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