JP2007301165A - 係止機構付き留め具 - Google Patents

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【課題】小型かつ軽量で簡単に取り外しができない係止機構付き留め具を提供する。
【解決手段】雌ホック1の係止部材6と雄ホック2のフック部7とを着脱してなる留め具であって、雄ホック2は外部からフック部の中心部を着脱方向に貫通する貫通孔8を有し、雌ホック1は雄ホックのフック部に契合された前記係止部材6を雄ホックのフック部から離脱しないように係止するストッパー5とストッパーを係止部材に対し付勢するためのばね部材12を具備し、雄ホックのフック部に契合された係止部材6はフック部の前記貫通孔8に対向する部分に開口部15を有しており、雄ホック2の貫通孔8に鍵棒を挿通して該開口部からストッパーを押すことにより係止部材に対する係止が開放され、雌ホックと雄ホックとを外すことができる留め具。
【選択図】図1

Description

本発明は、簡単に取り外しができない係止機構付き留め具に関し、特に介護用ねまきの開閉スライダ用留め具、手袋の取り外し防止用留め具又はかばん等の簡易ロック付き留め具として有用な係止機構付き留め具に関する。
一般に痴呆症患者には、不潔行為を未然に防ぐために、ロック付きねまき又はロック付きつなぎねまき(以下、ロック付きねまきという)が着用されることがある。このロック付きねまきの一つとして、ねまきの袖、フロント、股部などにロック機能ファスナーを取り付けたものが知られている。このロック機能ファスナーはファスナーの閉終端に例えばロック付きボタンを設けて、ロックを解除しないとボタンが外せなくなっており、したがってファスナーも開けられないというものである。
図13は従来のロック付きボタンを示す。このボタンは雌ホック37と雄ホック38とからなっており、雌ホック37は側部の板ばね41の先端部に係止部40を有する円錐台状の係止部材39を内部に備えており、該係止部材の上方には開口部が設けてあって、該開口部に例えば薄布42が張着されている。雌ホック37と雄ホック38とは、雌ホックの係止部材39に雄ホックを押し込むことにより、係止部材39の係止部40が鎖線で示すように雄ホックのフック部43に嵌着し留められる。そして、一旦留められた雌ホックと雄ホックは、通常のホックのように単純に両者を引き離しても、雌ホックの係止部材の係止部が雄ホックのフック部に係止されているため外すことができない。
両者を外すには、図13に示すように薄布の上から雌ホックの中心部を指で押え、係止部材の弾性を利用して係止部を拡開し雄ホックのフック部から離脱させることが必要である。したがって、従来のロック機能ファスナーはロック付きボタンの中心部を押してロックを解き、ボタンを外してからファスナーを開閉するものである。その結果として、このようなロック機能ファスナーを使用したロック付きねまきは、通常のねまきに比べると簡単にファスナーを開けることができないように工夫されており、ロック付きねまきとして一応機能する。
しかしながら、従来のロック付きねまきでは、ボタンの中央部を押すとロックが外れるために、痴呆症患者が何かの拍子にこの中央部を押すとロックが勝手に外れたり、あるいは中央部を押すとロックが外れることを一度知ってしまうとロックを自分で外してしまうために、ロック付きねまきとしての機能が充分に果たせなくなるおそれがある。その結果、着衣の取り外しや不潔行為を未然に充分に防ぐことができないという問題があった。
さらに、高齢介護者にあっては、指先の力が衰えるため、ロックの開閉が難渋し開閉操作の利便性が欠如するという問題があった。
このような問題を解消するために、このロック付きねまきの係止手段として汎用の各種の錠を適用することが考えられる。このような錠は簡単に外すことのできないロック付きねまきを得ることはできるが、大型化し重くなるために痴呆症患者用ねまきその他の簡易留め具としては不具合を生じる。さらに、施錠や解錠を鍵で行うために、これらの作業に手間と負担がかかるという問題があった。
また、手の保護や手を自由に使うことができないようにするために手袋を着用しても、着用者がこの手袋を自分勝手に手から外してしまうことがある。このために着用者が手袋を自分の意思で簡単に手から取り外すのを防止できる方法が求められている。
さらにまた、かばん等の留め具として錠を使用せずに開閉でき、かつ自由な開閉を防止できる簡易ロック付き留め具が求められている。
本発明の目的は、このような課題を解消できる簡単に取り外しができない係止機構付き留め具、特に介護用ねまきの開閉スライダ用留め具、手袋用留め具又はかばん等の簡易ロック付き留め具として有用な係止機構付き留め具を提供することである。
本発明者は、上記の課題を解決するために、汎用されている留め具について鋭意検討した結果、留められた雌ホックと雄ホックとが外れないようにストッパーで係止し、このストッパーの係止を外部から鍵棒で開放させることにより、軽量かつ小型の簡易ロック付き留め具が得られることを見出し、本発明に至ったものである。すなわち、
本発明は雌ホックの係止部材と雄ホックのフック部とを着脱してなる留め具であって、雄ホックは中心部を着脱方向に貫通する貫通孔を有し、雌ホックは雄ホックのフック部に契合された前記係止部材を雄ホックのフック部から離脱しないように係止するためのストッパーとストッパーを係止状態に付勢させるためのばね部材とを具備し、係止部材は雄ホックのフック部の前記貫通孔に対向する部分に開口部を有しており、雌ホックと施錠状態にある雄ホックの貫通孔に鍵棒を挿通して該開口部からストッパーを押すことにより係止部材の雄ホックに対する係止を開放させ、雌ホックと雄ホックとを外すことを特徴とする係止機構付き留め具を提供する。
本発明の留め具において、前記係止部材は雄ホックのフック部に契合する係止部を有しており、該係止部が板ばねの先端を曲げ加工してなる彎曲部、又は係止部材に組み込まれたリングばねもしくはボールによって形成されていることが好ましい。
本発明の好ましい留め具において、前記係止部材は下部が開口する円錐台状をなしており、該円錐台の天部に開口部を有しかつその側部が切込みによって分割された複数個の板ばねによって形成されており、該板ばねの先端部に形成された断面が円弧状の彎曲部に弾性リングを嵌着して係止部が形成される。
また、本発明は本発明の留め具を使用した、介護用ねまき、介護手袋又はかばんを提供する。
本発明によれば、雌ホックの係止部材に雄ホックのフック部を契合させた状態で係止部材をストッパーで両者が外れないように係止し、かつこの係止はストッパーを雄ホックに設けられた貫通孔に鍵棒を挿通して押さない限り開放されないようになっているので、ロック機能を有する留め具を得ることができる。
また、本発明の留め具は、雄ホックと雌ホックからなるホックタイプであるので、通常のホックボタンと同様にして留めることができ、しかも留められた雄ホックと雌ホックは自動的にロック付きとなる。そして、該ロックは雄ホックに設けられた貫通孔に鍵棒を挿通して押すだけで解除でき、かつすべての留め具を共通の鍵棒で開錠できるので、利便性と使い勝手に優れている。
さらに、ホックタイプの構造が簡単な留め具であるので、留め具の製造および取り付けが容易であると共に小型化と軽量化が図れる。
本発明の係止機構付き留め具(以下、本留め具とする)は、雌ホックの係止部材と雄ホックのフック部とを着脱してなるホックタイプの留め具で、次のように構成される。すなわち、雌ホックは雄ホックのフック部に契合された係止部材をフック部から離脱しないように係止するストッパーを具備し、雄ホックには中心部に着脱方向に貫通する貫通孔が設けられており、かつ雌ホックの係止部材には該貫通孔に対向する部分に開口部が設けられており、雄ホックの貫通孔に鍵棒を挿通して該開口部からストッパーを押すことにより前記係止が開放され、雌ホックと雄ホックとを取り外しできるように構成されている。
本留め具において、雄ホックと雌ホックは本留め具で係止する物品に対で取り付けられ、雄ホックを雌ホックに嵌着することにより留め具としての機能が得られる。ここで、前記係止は嵌着した雄ホックと雌ホックとが単純に引っ張っても離脱しないように保持されている状態を指し、本発明においてこの機能は雄ホックのフック部に契合された係止部材がフック部から離脱しないようにストッパーで係止することによって得られる。したがって、係止部材に対するストッパーの係止を開放させれば、雄ホックと雌ホックとを外すことができる。
次に本発明を図面に基づいて具体的に説明する。図面は本発明の好ましい実施形態を例示したものであり、本発明は例示の図面とその説明に限定されない。また、図面の同一機能を有する部品には、理解を容易にするため同一符号を付して説明する。
図1は本留め具の好ましい実施形態の一つで、外された状態の雌ホック1と雄ホック2の断面図である。この断面図は軸Lを通る任意位置における断面であるので、雌ホック1と雄ホック2は上方から見ると円形状をなしている。雌ホック1は、留め鋲14により布服等11に取り付けられた外ケース3と下ケース4の間に、係止部材6、ストッパー5およびばね部材12を組み込んで構成されており、雄ホック2はフック部7と留め鋲部13とで布服等11を挟持することにより取り付けされている。
本発明において、雌ホック1および雄ホック2は汎用のホックタイプの留め具と実質的に同じ材料と方法によって製造できる。材質としては、例えば、鉄、18−8ステンレス鋼、真鍮、亜鉛、アルミニウムなどの金属が強度や製造加工のしやすさの面から好ましく使用でき、なかでも鉄、真鍮が好適する。雌ホック1および雄ホック2は、これらの材料をプレス加工して得られる部品を組み立てることによって製造できる。また、布服等への取り付け方法も、汎用のホックや留め具で実施されている方法を適宜使用でき、例示のものに限定されない。
本例の雄ホック2は、留め鋲部13と該留め鋲部13の中央部に雄ホック2の着脱方向(軸L方向)に植立てされたフック部7とから構成される。フック部7は雌ホック1の係止部材6に着脱される部分で、その側周には係止溝9が環状に形成されており、該係止溝9に雌ホック1の係止部材6が契合される。係止部材6との着脱を容易にするために、フック部先端31は全体的に先細の傾斜面又は曲面であることが好ましい。係止溝9も係止部材6との着脱を円滑にするために断面が半円弧状の凹溝が好ましい。
本発明の雄ホック2には、図1に示すように留め鋲部13およびフック部7を貫通する貫通孔8が着脱方向に設けられる。この貫通孔8は雄ホック2の中心部を貫通しており、この貫通孔8から鍵棒を挿通して施錠状態にある雌ホック1と雄ホック2とを開錠し取り外すことができる。したがって、この貫通孔8は鍵孔としての役割を有している。本例では、予め貫通孔が中央部に設けられている留め鋲部13とフック部7を布服等11の取付け孔に嵌入して両側から挟持し、このとき便宜的にフック部7の貫通孔の径を留め鋲部13の貫通孔より大きくし、この径差を利用して両者を貫通孔部分で結合することにより貫通孔8を形成している。この方法によれば、布服等への雄ホックの取り付けと同時に貫通孔8が得られるので好ましい。しかし、貫通孔8の形成方法はこれに限定されず、雄ホックの中心部に鍵棒を挿通できる形体で形成されていればよい。
また、貫通孔8の大きさや形状は、雄ホック2のフック部7の大きさや使用する鍵棒に合わせて適宜決められる。通常は円形の貫通孔であるが、多角形状、十字状、楕円状などの貫通孔であってもよい。
次に、本例の雌ホック1の各構成要素について説明する。係止部材6は、図2に示すように天板19とこの天板の周りに形成される板ばね片16とによって円錐台状に加工されており、板状体からプレス加工によって製造できる。この係止部材6を弾性が得られる材料から形成し、さらに側部に複数の切込み18を周方向にほぼ一定の間隔で設けることにより、板ばね片16が弾性変形できるようになっている。係止部材6の天板19の少なくとも中央部には開口部15が設けられる。この開口部15は、雌ホック1と雄ホック2を施錠状態に係止しているストッパー5をこの開口部から後述の鍵棒で押して前記係止を開放させるのに有用である。したがって、この目的さえ達成できれば、開口部15の大きさや形状は限定されない。
さらに、上記係止部材6において板ばね片16の先端部には係止部17が設けられる。この係止部17は、係止部材6内に雄ホック2のフック部7が挿入されたとき、該フック部7の係止溝9に契合して雌ホック1と雄ホック2とを留める機能を持っている。そのため、係止部17は雄ホック2の前記係止溝9に着脱しやすい形状であることが好ましい。具体的には、係止部17は板ばね片16の先端部を曲げ加工してその縦断面が上記係止溝9の例えば円弧状凹面に見合う彎曲部に形成し、この彎曲部が内側(雄ホックのフック部側)に突出していることが好ましい。
上記係止部材6はこのまま雌ホック1に適用することも可能であるが、上記係止部17に図3に示すような弾性リング10を嵌着することが好ましい。図4は弾性リング10が係止部17に嵌着された係止部材6の断面模式図である。このように係止部材6の係止部17に弾性リング10を併用することにより、板ばね片16の弾性力が弱くても弾性リング10でこれを補完できる、あるいは係止部17と雄ホック2のフック部7との着脱および係止を円滑かつ確実にできる、などの利点が得られる。
上記ストッパー5は、雄ホック2のフック部7に契合した前記係止部材6がフック部7から離脱しないように係止し、また係止部材6を前記フック部7から離脱して雌ホック1と雄ホック2とを取り外すときには、該係止を鍵棒によって開放させる役割を持っている。本例のストッパー5は、係止部材6を内部に組み込むことができるよう便宜的に係止部材6に類似する円錐台状に形成されており、円錐台状の裾部に沿って凹部21が内側に開口して形成されている。この凹部21は、雄ホック2と雌ホック1との施錠過程において、雄ホック2のフック部7によって押し広げられる係止部材6の係止部17を一時的に収容し、係止部17がストッパー5によって拘束されることなく押し広げられるようにするための空間である。したがって、凹部21の形状や大きさは、施錠過程における係止部材6の係止部17の逃げ空間が得られればよく特定されない。
ばね部材12は、ストッパー5に作用してその弾性力でストッパー5を係止部材6に係合させて係止状態に付勢する。これにより、雌ホック1と雄ホック2とが施錠状態にあるときは、雄ホック2のフック部7(係止溝9)に契合された係止部材6の係止部17は外側からストッパー5によって係止される。そして、ばね部材12の弾性力に抗してストッパー5を鍵棒で押すことにより前記係止を開放させ、雌ホック1と雄ホック2とを開錠状態にできる。本例ではコイルばねを使用しているが、ばね部材12はストッパー5に所定の弾性力を付勢できるものであればよくこれに限定されない。例えば板ばね、竹の子ばね、うず巻ばね、線巻きばね、線ばねやゴム弾性体などを用いることもでき、本発明のばね部材はこれらを包含している。ばね部材12の設置の位置および方法は、ばね部材12の種類や大きさなどに基づいて適宜決めることができる。
図5は、本発明の好ましい鍵棒を示す。この鍵棒22は施錠状態にある雌ホック1と雄ホック2とを開錠させるためのもので、雄ホックの前記貫通孔に挿通して係止部材6を係止しているストッパー5を押すことにより、前記係止を開放させて雌ホック1と雄ホック2とを開錠状態にさせることができる。したがって、鍵棒22の基本機能は突き棒であり、通常は強度と耐久性に優れる金属製丸棒が用いられる。しかし、所望の強度さえ得られれば、金属以外の材質であってもよく、またその形状も丸棒に限定されない。例えば、多角形棒や中空棒であってもよい。さらに、鍵棒22だけでも使用可能であるが、掴み部20を設けると使い勝手がよくなる。
次に、本例の係止部材を備える雌ホックと雄ホックの着脱について、図面を参照して説明する。図6(a)〜(e)は、図1の雌ホック1と雄ホック2とが施錠された後に鍵棒により取り外されるまでの状態を示したものである。なお、図には最小限の参照符号のみ表示し他は省略している。
(a)および(b)は、上記両ホックの施錠過程を示す。図1のように雌ホック1および雄ホック2が取り外された状態では、雌ホック1の係止部材6はばね部材12によって付勢されるストッパー5で雄ホック側(aでは上側)に押された状態で保持されている。(a)はこの状態の雌ホック1の係止部材6に雄ホック2のフック部7を押し込んだ直後の状態である。すなわち、フック部7を雌ホック2の係止部材6に押し込むと、先ずフック部7のフック部先端31が係止部材6の内部に突出している係止部17に当接し、次いでこの状態で係止部材6をストッパー5で抑止されるまで押し下げると、係止部材6の係止部17の外側にストッパー5の凹部21が位置するようになっている。(a)はこの状態を示す。雄ホック2を更に押し下げると、フック部7のフック部先端31によって係止部材6の係止部17が弾性力に抗して押し広げられ、押し広げられた係止部17はストッパー5の凹部21に逃れることができるため、フック部7を更に押し込むことが可能となる。そして、例えばフック部7のフック部先端31が係止部材6の天板に達するまで充分に押し込まれると、その係止溝9が係止部材6の係止部17に整合し、係止部17は弾性力によってフック部7の係止溝9に契合する((b)参照)。
(c)は雌ホック1と雄ホック2の施錠状態を示す。上記(b)のように係止部材6の係止部17がフック部7の係止溝9に契合した状態で、両ホックを取り外そうとすると、係止部材6が雄ホック2のフック部7と一緒に雄ホック側に動くため、係止部材6の係止部17は(c)に示すようにストッパー7によって外側から係止される。この係止状態は、ストッパー7が常時ばね部材12によって雄ホック側に付勢されているため、両ホックは係止部材6の係止部17に対するストッパー7の係止が開放されない限り取り外すことができない状態となる。つまり、雌ホックと雄ホックとを嵌着すると、両ホックは自動的に施錠された状態となる。
このように施錠された雌ホック1と雄ホック2は、(d)に示すように雄ホック2に設けられた貫通孔8に鍵棒22を挿通してストッパー5をばね部材12の弾性力に抗して押し下げることにより取り外すことが可能となる。すなわち、雌ホック1の係止部材6には、予め前記貫通孔8に対向する部分に開口部15が設けられているので、鍵棒22を貫通孔8に挿通し雌ホック1に向かって突くと、該開口部15を通してストッパー5のほぼ中央部を押すことができる。鍵棒22で押されたストッパー5は、ばね部材12の弾性力に抗して押し下げられるため係止部材6の係止部17から離脱し、係止部17に対する係止を開放する。この結果、係止部材6の係止部17は外方向に自由に広がることができる状態になるので、雌ホック1と雄ホック2とを引き離すと、雄ホック2のフック部7が係止部17を押し広げながら係止部材6から離脱されるため、両者を開錠させることができる。(e)はこの開錠状態を示す。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく目的を達成できる範囲で変えることができる。例えば、図7は、係止部材の他の実施形態を示す。本例の係止部材は筒状体23とリングばね25の係止部から構成される。すなわち、筒状体23の側壁には例えば3個の切欠き部24が周方向に等間隔で設けられており、該切欠き部24にリングばね25を筒状体23の外側から装着することにより係止部が形成される。このために、リングばね25は筒状体23の切欠き部24に嵌合される小径部26と筒状体23の外側に嵌着される大径部27とを備えている。この小径部26は切欠き部24に嵌合された状態において筒状体23の内壁面より内側に突出し、かつ筒状体の内方向から外力を受けると切欠き部24内で弾性的に出没可能になっている。上記において、リングばね25の位置は雄ホック2の係止溝9(図1参照)に整合するように決められる。これにより、この係止部材に雄ホックのフック部が挿入されると、リングばね25の小径部26が押し広げられ、挿入された雄ホック2の係止溝9に契合される。
また、本例の係止部材は筒状体であるので底部が開口している。このため、該係止部材に契合された雄ホックの貫通孔に鍵棒を挿通してこの開口部から係止部材を係止しているストッパーを押し係止を開放させて雌ホックと雄ホックとを外すことができる。もちろん、筒状体の底部の中央部分のみに開口部を設けてもよい。
図8は、別の好ましい実施形態である係止部材を示す。本例の係止部材は、筒状体28の側壁に複数(本例では4個)のボール支持孔29を周方向に等間隔で設け、該ボール支持孔29にボール30を保持させて雌ホック内に組み込むことによって係止部が形成される。そして、図示はしないがボール支持孔29に保持されたボール30は、例えば外側から弾性体で支持することによりボール支持孔29から弾性的に出没可能になっており、出のときはその一部が筒状体28の内側に突出し、また没のときはボール支持孔29内に没入する。この結果、筒状体28の内部に雄ホックのフック部が押し込まれると、筒状体28の内側に突出しているボール30はフック部で外方向に押されてボール支持孔29に没し、更にフック部が押し込まれると、そのフック部の係合溝に契合し、この状態で係合溝から外れないように外側からストッパーで係止される。
上記において、ボール30がボール支持孔29から筒状体28の内側に外れるのを防止するために、ボール支持孔29の径はボール30の球径より小さく形成される。その際、ボール支持孔29を筒状体28の内壁に向かって径を漸減させると、ボール30の保持性を改善できる。また、ボール30がフック部の係合溝に充分に契合し、雌ホックと雄ホックとが確実に留められるように、ボール30は筒状体28の内側から所定量突出させられる。このボール30の突出量は、ボール支持孔29の大きさを変えることによって容易に調節できる。
また、以上の説明では分かりやすくするため、最も簡単な鍵棒と貫通孔について説明したが、本発明では鍵棒と貫通孔を工夫することにより、丸棒のような簡単な鍵棒で開錠するのを防止できる。例えば、図9に示すように鍵棒22の先端に鍵棒22より小径のピン22’を植立し、一方雄ホック2のフック部7の貫通孔8の底部には、前記ピン22’だけを挿通できる鍵孔8’を設けることにより、鎖線で示すように雌ホックのストッパー(不図示)をピン22のみによって押すことができる。これにより、貫通孔8とほぼ同径の丸棒のような鍵棒で開錠しようとしても、鍵孔8’に阻まれるために開錠をすることができなくなる。
さらに、図示はしないが鍵棒と貫通孔(鍵孔)のプロファイルを複雑な形状にし、容易に合鍵ができないようにしたウオード錠タイプにすることもできる。
図10は、本留め具32を適用した介護用ねまき33を示し、該介護用ねまき33の例えば開閉スライダ34の終端部の留め具として使用した場合である。開閉スライダ34を閉じてその終端部を本留め具32で留めておくと、開閉スライダ34は本留め具の係止を鍵棒で開放しない限り開けられない。
また、図11は本留め具32を手袋35の離脱防止用に適用した場合であり、図12は本留め具32をかばん36(ケース等を含む)の簡易ロック付き留め具として適用した場合である。いずれの場合も鍵棒で係止を開放しないと手袋35を手から離脱したり、かばん36の蓋を開けることができない。さらに、図示はしないが本留め具は、医療用、日用品用などで簡単なロックが必要なその他の物品の留め具にも応用できる。
本発明に係わる留め具は、鍵棒で留め具を外せる簡易ロック付き留め具であるので、留め具を外す必要が生じたとき携帯用の鍵棒で容易に開錠でき、しかも一つの鍵棒で全ての留め具を開錠できる。また、小型化、軽量化できるので、介護用ねまきの留め具、手袋の外し防止用留め具、かばんの簡易留め具などに適用できる。
本発明に係わる好ましい留め具の断面図。 好ましい係止部材の斜視図。 弾性リングの斜視図。 弾性リングを備えた係止部材断面模式図。 好ましい鍵棒の正面図。 本発明に係る留め具の施錠から開錠までの説明図。 他の実施形態に係る係止部材の斜視図。 別の実施形態に係る係止部材の斜視図。 本発明に係る留め具の他の実施形態を示す断面説明図。 本発明に係わる留め具を使用した介護用ねまきの正面図。 本発明に係わる留め具を使用した手袋の正面図。 本発明に係わる留め具を使用したかばんの正面図。 従来の留め具の断面説明図。
符号の説明
1:雌ホック 2:雄ホック 3:外ケース
4:下ケース 5:ストッパー 6:係止部材
7:フック部 8:貫通孔 9:係止溝
10:弾性リング 11:布服等 12:ばね部材
13:留め鋲部 14:留め鋲 15:開口部
16:板ばね 17:係止部 18:切込み
19:天板 20:掴み部 21:凹部
22:鍵棒 23,28:筒状体 24:切欠き部
25:リングばね 29:ボール支持孔 30:ボール
31:フック部先端 32:本留め具 33:介護用ねまき
34:開閉スライダ 35:手袋 36:かばん

Claims (7)

  1. 雌ホックの係止部材と雄ホックのフック部とを着脱してなる留め具であって、雄ホックは中心部を着脱方向に貫通する貫通孔を有し、雌ホックは雄ホックのフック部に契合された前記係止部材を雄ホックのフック部から離脱しないように係止するためのストッパーとストッパーを係止状態に付勢させるためのばね部材とを具備し、係止部材は雄ホックのフック部の前記貫通孔に対向する部分に開口部を有しており、雌ホックと施錠状態にある雄ホックの貫通孔に鍵棒を挿通して該開口部からストッパーを押すことにより係止部材の雄ホックに対する係止を開放させ、雌ホックと雄ホックとを外すことを特徴とする係止機構付き留め具。
  2. 前記係止部材は両端が開口している筒状体からなり、該筒状体の側壁には切欠き部又はボール支持孔が周方向に等間隔で設けられており、雄ホックのフック部に契合する係止部が、該切欠き部又はボール支持孔にそれぞれ組み込まれたリングばね又はボールによって形成されている請求項1に記載の係止機構付き留め具。
  3. 前記係止部材は下部が開口する円錐台状をなしており、該円錐台の天部に開口部を有しかつその側部が切込みによって分割された複数個の板ばねによって形成されており、雄ホックのフック部に契合する係止部が該板ばねの先端部を曲げ加工してなる断面が円弧状の彎曲部によって形成されている請求項1に記載の係止機構付き留め具。
  4. 前記彎曲部に弾性リングが嵌着されている請求項3に記載の係止機構付き留め具。
  5. 請求項1〜4のいずれかの留め具が、介護用ねまきの留め具、介護手袋用の留め具又はかばん等の簡易ロック付き留め具である係止機構付き留め具。
  6. 請求項1〜4のいずれかの留め具が開閉スライダ用留め具として使用されている介護用ねまき。
  7. 請求項1〜4のいずれかの留め具が使用されているかばん。
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