JPH0925748A - ラッチ錠 - Google Patents

ラッチ錠

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Publication number
JPH0925748A
JPH0925748A JP19904395A JP19904395A JPH0925748A JP H0925748 A JPH0925748 A JP H0925748A JP 19904395 A JP19904395 A JP 19904395A JP 19904395 A JP19904395 A JP 19904395A JP H0925748 A JPH0925748 A JP H0925748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
front plate
latch head
base end
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP19904395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kuriki
一男 久力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
Original Assignee
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURIKI SEISAKUSHO KK, Kuriki Manufacture Co Ltd filed Critical KURIKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP19904395A priority Critical patent/JPH0925748A/ja
Publication of JPH0925748A publication Critical patent/JPH0925748A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース内に前板を固着した状態でラッチヘッ
ドの向きを変更する。 【解決手段】 ハブ4に形成されている作用片41とこ
の作用片41が係合するラッチボルト22に形成された
係合部23とがラッチヘッド21の基端がケース1の前
面に配置された前板11から突出する位置において係合
するとともに、ラッチヘッド21の基端が前板11から
突出しない位置にラッチ2を保持し且つ前板11に形成
した操作孔14から挿入した操作棒67によって解除可
能な保持機構6を有する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開き扉に取り付けら
れるラッチ錠、殊に扉の開き方向に拘わらず装着可能な
ラッチ錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンドル軸を嵌装するハブとラッ
チとが、ラッチボルトに形成されている係合部に前記ハ
ブに形成されている作用片を係合させた状態で函形のケ
ース内に収装し、前記ハブを回動させることにより前記
ラッチを往復動させてラッチボルトの先端に付設されて
いるラッチヘッドを前記ケースの前面に配置されている
前板から出没させて施解錠を行うラッチ錠が知られてい
る。
【0003】このラッチ錠は、ラッチヘッドがほぼ直角
三角形の横断面を有しており、開き扉の閉じる方向に自
動的に施錠する構成を有している。
【0004】従って、開き扉の開き方向に合わせてラッ
チヘッドの向きを合わせて取り付ける必要がある。
【0005】そこで、例えば図6に示すようにケース1
内に収装されるラッチ2をラッチヘッド21がラッチボ
ルト22の軸線を中心として回動可能としておき、取り
付け時にラッチヘッド21の向きを回転させて開き扉に
合致させることが可能なラッチ錠が知られている。
【0006】このラッチ錠は、ケース1をそのままの状
態で開き扉に取り付けることができることから、ラッチ
ヘッド21の向きを変更せずにケース1を上下方向に反
転させて取り付ける場合のようにハブを回転させるた
め、レバー(図示せず)の操作方向が逆転しないのでレ
バーやハンドルの施解錠に際して違和感を生じる心配が
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のラッチヘッド21を回転させることにより開き扉の
開き方向に対応させるラッチ錠は取り付け時にラッチヘ
ッド21を回転させる必要があるためケース1の前面に
配置した前板11がケース1と別体に構成されており、
前板11をケース1から取り外した状態でラッチヘッド
21を回転させるものであった。
【0008】そのため、開き扉3への取り付け作業が煩
雑で面倒であるばかりか、部品点数が増え、管理、運搬
の面でも不利であり、前板11をケース1に取り付けた
ままの状態でラッチヘッドの向きを変更することのでき
るラッチ錠が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するためになされたものであって、ハブに形成されて
いる作用片とこの作用片が係合するラッチボルトに形成
された係合部とが、ラッチヘッドの基端が前記ケースの
前面に配置されている前板から突出する位置において係
合するとともに、前記ラッチヘッドの基端がケースの前
面に配置されている前板から突出しない位置にラッチを
保持し且つ前板に形成した操作孔から挿入した操作棒に
よって解除可能な保持機構を有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。
【0011】図1乃至図2は本発明についての第一の実
施の形態を示すものであり、従来のラッチ錠と同様に、
函形のケース1内にラッチ2とハンドル軸を嵌装するハ
ブ4が収装されている。
【0012】殊に本実施例ではケース1がその前面に前
板11が例えば容量、ねじ止め、かしめなどの各種の固
着手段により固着されている。
【0013】また、ラッチ2は先端に付設したラッチヘ
ッド21がラッチボルト22の軸線を中心として回動可
能に付設されているとともに、ラッチボルト22の基端
に、ハブ4の周縁に突出形成されている作用片41が係
合する係合部23が突設されており、ラッチボルト22
の軸線方向に往復動可能にガイド部材(図示せず)によ
ってケース1内に配置されている。
【0014】更に、ラッチ2は係合部23の基端面24
とケース1の後板12との間に介装された断発ばね5に
より前板11方向へと付勢されており、常時は図1に示
すようにケース1内に収装した保持機構6によりラッチ
ヘッド21の基端が前板11から突出しない位置に保持
されている。
【0015】この保持機構6は、主としてケース1の側
板13間に架設した支軸61に回動可能に軸着されたレ
バー62と、このレバー62の作用片63が係合するラ
ッチボルト22の所定位置に突設された鍔状の係止部材
64とから構成される。
【0016】また、前記保持機構6を構成するレバー6
2はコイル状のばね65によってレバー62を支軸61
を中心として図示時計方向に回転するように付勢してい
る。
【0017】更に、レバー61は前板11側に解除用の
作用部66が膨出形成されており、この作用部66の前
方に位置する前板11には操作棒67の操作孔14が穿
設されている。
【0018】そして、図1に示すようにレバー61の作
用片63がラッチボルト22に設けた係止部材64の前
面に係止しているときにはラッチ2は弾発ばね5による
前板11方向への移動がラッチヘッド21の基端が前板
11に形成した開口部15に嵌装した従来のラッチ錠と
同様の状態にある。
【0019】従って、ハブ4をそのほぼ中央に形成され
た角形の軸孔42に差し込まれたハンドル軸(図示せ
ず)を介して図示時計方向へ回動させると作用片41が
ラッチ2の係合部23に係合してラッチ2を弾発ばね5
の付勢力に抗してケース1の後板12方向へ移動させる
ことによりラッチヘッド21が前板11からケース1内
へ投入することにより解錠される。
【0020】そして、ハブ4に加えた図示時計方向への
回転力を解くと、ハブ4は付設されたばね(図示せず)
の付勢力により図示反時計方向へ回動し、停止用の係止
片43がケース1に設けられたストッパ44に当接して
停止する。従ってラッチ2は弾発ばね5の付勢力により
前板11方向へ移動し、保持部材6のレバー62に設け
た作用片63がラッチボルト22に設けた係止部材64
の前面に係止した位置で再び保持されて施錠状態を形成
するものである。
【0021】尚、ラッチ2は保持機構6によって所定の
施錠位置に保持されるものであり、施錠時にラッチ2に
形成した係合部23とハブ4の作用片41との間は所定
の距離L(図1参照)、即ち、ラッチ2がその位置から
ラッチヘッド21の基端が前板11より突出可能な位置
まで移動可能なだけの距離が設けられている。
【0022】そして、図11に示した状態で開き扉に取
り付ける場合はそのまま従来品と同様にして取り付けれ
ばよい。
【0023】また、ラッチヘッド21の向きを前後方向
に反転して取り付けたい場合には、前板11に形成され
ている操作孔14に、例えば針金状の操作棒67を前方
から差し込んで、レバー62の作用部66を押圧するこ
とによりレバー62を押してばね65の付勢力に抗して
図示する反時計方向に回動させて作用片63と係止部材
64との係止状態を解除する(図2参照)。
【0024】すると、ラッチ2が弾発ばね5の付勢力に
より前板11方向へ移動し、係合部23がハブ4の作用
片41に当接した位置で停止する。
【0025】このとき、ラッチ2の移動距離L(図1参
照)は予め定めてあり、ラッチヘッド21の基端が前板
11から完全に突出した位置に停止する。
【0026】従って、この位置でラッチヘッドをラッチ
ボルト22の軸線を中心として回動することによりラッ
チヘッド21の方向を変更することができる。
【0027】そして、ラッチヘッド21の方向が決定さ
れたならばラッチヘッド21部分を後板12方向へ押し
てラッチ2を弾発ばね5の付勢力に抗して後板12方向
へ移動させるとレバー62の作用片63が再びラッチボ
ルト22に設けた係止部材64に係止して図1に示した
元のラッチ錠として施解錠可能な状態になるので、これ
を開き扉に取り付ければよく、このとき、前板11とケ
ース1とが一体的であるので取り付け作業が容易であ
る。
【0028】図3乃至図5は本発明の異なる実施の形態
を示すものであり、全体的な構成ならびにその作用・効
果は前記実施の形態とほぼ同様であるが、ラッチ2の保
持機構6が異なる。
【0029】更に詳しく説明すると、前記図1乃至図2
に示した実施の態様では、レバー62の作用片63が直
接ラッチボルト22に突設された係止部材64に係止す
る構成であったが、本実施の形態ではレバー62の作用
片63と係止部材64とが連結部材7を介して連結され
ている点が異なる。
【0030】この連結部材7は、全体が縦長方形の板状
で、その両側面71,71に突設した突起72,72を
ケース1の即板13,13に形成した縦長の摺動溝1
5,15に嵌装されて上下方向へ摺動可能に配置されて
いるとともに、上面73とケース1の上板16との間に
介装させたコイル状の弾発ばね74により下方、即ち、
ラッチ2方向へ向けて付勢されている。
【0031】また、連結部材7のほぼ中央に形成された
係止孔75にレバー62の作用部66が挿入係止されて
いる。レバー62は弾発ばね74の付勢力によって図示
する時計方向へ向けて付勢されており、前記実施の形態
に示したようなばね65(図1,2参照)は有していな
い。
【0032】そして、通常は図3に示すような連結部材
7がラッチボルト22に設けられた係止部材64の前面
に係止してラッチ2の弾発ばね5による前板11方向へ
の移動が規制されて、ラッチヘッド21の基端が前板1
1に形成した開口部15に嵌装した従来のラッチ錠と同
様の状態にあり、従来のラッチ錠と同様にハブ4の回動
によってラッチヘッド21を前板11より出没させて施
解錠を行うことができる。
【0033】また、ラッチヘッド21の向きを前後方向
に反転して取り付ける場合には、前記図1および図2に
示した実施の態様の場合と同じく前板11に形成されて
いる操作孔14に操作棒67を前方から差し込んで、レ
バー62の作用部66を押して支軸61を中心として図
示する反時計方向に回動させると、連結部材7がばね7
4の付勢力に抗して上方へと摺動し、連結部材7とラッ
チ21に形成された係止部材64との係止状態が解除さ
れる(図4参照)。
【0034】このとき、ラッチ2が弾発ばね5の付勢力
により前板方向へ移動し、係合部23がハブ4の作用片
41に当接した所定位置、即ち、ラッチヘッド21の基
端が前板11から完全に突出した位置で停止する。
【0035】従って、この位置でラッチヘッドをラッチ
ボルト22の軸線を中心として回動することによりラッ
チヘッド21の方向を変更することができる。
【0036】このとき、図4に示すように連結部材64
の下端面68が係合部23の外周面24に合致した位置
にあり、レバー2および連結部材7が図4に示す位置に
保持される。
【0037】従って、操作棒67を取り除いても図4に
示す状態を維持するためラッチヘッドの反転操作が容易
であるとともに、ラッチ2の後板12方向への移動を妨
げることもない。
【0038】そして、ラッチヘッド21を反転させて向
きを反転させた後、ラッチヘッド21部分を後板11方
向へ押して、ラッチ2を弾発ばね5の付勢力に抗して後
板12方向へ移動させると連結部材7が再びラッチ2に
形成した係止部材64の前面に係止して図3に示した元
のラッチ錠として施解錠可能な状態になるので、これを
開き扉に取り付ければよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は、ラッチヘッドをラッチボルト
の軸線を中心として回動可能としたため、ハブの回転方
向、即ちハンドルレバーの回動方向を変更させることな
しに左右いずれかの開き扉にも装着することができ、き
わめて使い勝手がよい。
【0040】また、ラッチヘッドの向きの変更はケース
に前板を固定した状態で行うことが可能であり、開き扉
への取り付け作業が容易であるとともに、部品点数も減
少することから管理・運搬の面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】図1の異なる状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明の異なる実施の形態を示す縦断面図であ
る。
【図4】図3の異なる状態を示す縦断面図である。
【図5】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ラッチ 4 ハブ 6 保持機構 11 前板 14 操作孔 21 ラッチヘッド 22 ラッチボルト 23 係合部 67 操作棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブに形成されている作用片とこの作用
    片が係合するラッチボルトに形成された係合部とが、ラ
    ッチヘッドの基端がケースの前面に配置されている前板
    から突出する位置において係合するとともに、前記ラッ
    チヘッドの基端が前記前板から突出しない位置にラッチ
    を保持し且つ前記前板に形成した操作孔から挿入した操
    作棒によって解除可能な保持機構を有することを特徴と
    するラッチ錠。
JP19904395A 1995-07-12 1995-07-12 ラッチ錠 Pending JPH0925748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19904395A JPH0925748A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 ラッチ錠

Applications Claiming Priority (1)

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JP19904395A JPH0925748A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 ラッチ錠

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JPH0925748A true JPH0925748A (ja) 1997-01-28

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ID=16401170

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JP19904395A Pending JPH0925748A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 ラッチ錠

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JP (1) JPH0925748A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100613698B1 (ko) * 2004-07-08 2006-08-21 김창수 허브의 결합홀 구조
JP2007301165A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Tokyo Jomae Seisakusho:Kk 係止機構付き留め具

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A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050913