JP5193504B2 - 装飾品留め具 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するための本願第1発明の構成は、鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する装飾品の各一方の鎖状端部に設けたホルダー受けのヘッドとホルダーのヘッド収納部とがフック止め方式により係止される留め具であって、
前記ホルダー受けには磁石材又は磁石吸着性金属材を用いたヘッドを形成し、
前記ホルダーには、(1)フック止め解除方向にヘッド収納口を有するヘッド収納部と、(2)前記ヘッドに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材を用いた部材であって、ヘッド収納部の先端側においてフック止めの軸線Xに略垂直に交差するように起立させた留め部を備える吸着部材と、を設けた、装飾品留め具である。
上記課題を解決するための本願第2発明の構成は、以下のいずれかの構成により前記第1発明に係るヘッドとヘッド収納部とのフック止めが行われる、装飾品留め具である。
(3)ホルダー受けにおいてはストレートなシャフトの先端にシャフトより大径のヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を、ヘッドの径より狭くシャフト通過用の溝を設けた袋体形状としている。
(4)ホルダー受けにおいては折り返した形状のシャフトの先端にヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を袋体形状としている。
(5)ホルダー受けにおいては環状部材のリング部先端にヘッドを軸支し、ホルダーを前記ホルダー受けのリング部に係止できるフック形状としている。
上記課題を解決するための本願第3発明の構成は、前記第1発明又は第2発明に係る吸着部材における留め部の基部からは、ヘッド収納口よりも後端側まで軸線Xと略平行に延設したガイド部を設けた、装飾品留め具である。
上記課題を解決するための本願第4発明の構成は、前記第3発明に係る吸着部材のガイド部の後端部には、ヘッド収納口よりも後端側において、軸線Xに対して傾斜状に形成したスロープ部を形成した、装飾品留め具である。
上記課題を解決するための本願第5発明の構成は、前記第1発明〜第4発明のいずれかに係る吸着部材が、磁石材又は磁石吸着性金属材からなる単一の板状部材を屈曲させて形成したものである、装飾品留め具である。
上記課題を解決するための本願第6発明の構成は、前記第1発明〜第5発明のいずれかに係るヘッド収納部に、弾性変形可能な材料からなり、以下の条件を満たすストッパを設けた、装飾品留め具である。
(6)ヘッド収納の際にはヘッドの押圧力により弾性的に変形してヘッドの通過を許す。
(7)収納されたヘッドのヘッド収納口方向への移動に対して強く抵抗する。
(8)簡単な手動操作により、ヘッドの移動に干渉しない退避位置へ変位する。
上記課題を解決するための本願第7発明の構成は、前記第6発明に係る吸着部材が、スロープ部を備える2本の弾性変形可能な線状部材からなり、一方の線状部材の先端がストッパを構成すると共に、他方の線状部材の先端が留め部を構成する、装飾品留め具である。
本発明に係る装飾品留め具は、鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する装飾品の留め具である。ここにおいて「装飾品」とは、鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する限りにおいて限定されないが、例えばネックレス、ブレスレット、アンクレット等を好ましく例示することができる。
本発明に係る装飾品留め具は、装飾品の各一方の鎖状端部に、ヘッドを備えるホルダー受けと、ヘッド収納部を備えるホルダーとをそれぞれ設け、このようなヘッドとヘッド収納部とをフック止め方式により係止させる留め具である。
(3)ホルダー受けにおいてはストレートなシャフトの先端にシャフトより大径のヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を、ヘッドの径より狭くシャフト通過用の溝を設けた袋体形状とする。
(4)ホルダー受けにおいては、折り返し形状(より好ましくは180°の折り返し形状)のシャフトの先端にヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を袋体形状とする。
(5)ホルダー受けにおいては環状部材のリング部先端にヘッドを軸支し、ホルダーを前記ホルダー受けのリング部に係止できるフック形状とする。
ホルダー受けは、例えば上記(3)〜(5)に記載したように、任意の構成とされるが、このホルダー受けに設けるヘッドと、後述するホルダーのヘッド収納部に設ける吸着部材とには、互いに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材の各一方を用いる。「互いに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材」とは、例えばN極磁石とS極磁石との組合わせであっても良いし、磁石とこれに吸着される一定の金属材(例えば鉄材)との組合わせであっても良い。
ホルダーは、少なくともヘッド収納部と吸着部材とを備える。これらのヘッド収納部と吸着部材との構成は、例えば上記(3)〜(5)に記載したように、発明の効果を阻害しない限りにおいて任意の構成とされる。このような前提のもとに、ヘッド収納部と吸着部材とは以下のように構成される。
(実施例1の構成)
本実施例に係る装飾品留め具1はネックレスの留め具である。その斜視図を図1に示すように、留め具1は、ネックレスのチェーン2の各一方の端部に、フック止め方式により係止されるホルダー受け3とホルダー4とをそれぞれ設けたものである。図2には、図1におけるホルダー4のY−Y線に沿う断面図を示す(チェーン2の図示を省略)。
(実施例1の作用・効果)
本実施例に係る装飾品留め具1は以上のように構成され、次の作用・効果を期待することができる。
本実施例においてはホルダー24の構成が実施例1に係るホルダー4とは異なるが、ホルダー受けは実施例1に係るホルダー受け3と同じ構成であるため、ホルダー24のみを図示して、実施例1との相違点のみを説明する。
図7に示すように、本実施例に係るホルダー受け35においては、180°に折り返した形状のシャフト36の先端にヘッド37を形成し、その関係で、ホルダー38のヘッド収納部39にはシャフト36の通過用の溝を設けていない。線40は加工の痕跡を示すもので、実施例構成上の特段の意味はない。
図8に示すように、本実施例に係るホルダー受け42においては、環状部材43のリング部44の先端に、磁石材又は磁石吸着性金属材からなる円筒状のヘッド45を軸支している。
2 チェーン
3 ホルダー受け
4 ホルダー
5 シャフト
6 ヘッド
11 ヘッド収納部
12 ヘッド収納口
15 吸着部材
16 スロープ部
17 ガイド部
18 留め部
Claims (6)
- 鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する装飾品の各一方の鎖状端部に設けたホルダー受けのヘッドとホルダーのヘッド収納部とがフック止め方式により係止される留め具であって、
前記ホルダー受けには磁石材又は磁石吸着性金属材を用いたヘッドを形成し、
前記ホルダーには、(1)フック止め解除方向にヘッド収納口を有するヘッド収納部と、(2)前記ヘッドに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材を用いた部材であって、ヘッド収納部の先端側においてフック止めの軸線Xに略垂直に交差するように起立させた留め部を備える吸着部材と、を設け、
前記吸着部材における留め部の基部からは、ヘッド収納口よりも後端側まで軸線Xと略平行に延設したガイド部を設けたことを特徴とする装飾品留め具。 - 以下のいずれかの構成により前記ヘッドとヘッド収納部とのフック止めが行われることを特徴とする請求項1に記載の装飾品留め具。
(3)ホルダー受けにおいてはストレートなシャフトの先端にシャフトより大径のヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を、ヘッドの径より狭くシャフト通過用の溝を設けた袋体形状としている。
(4)ホルダー受けにおいては折り返した形状のシャフトの先端にヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を袋体形状としている。
(5)ホルダー受けにおいては環状部材のリング部先端にヘッドを軸支し、ホルダーを前記ホルダー受けのリング部に係止できるフック形状としている。 - 前記吸着部材のガイド部の後端部には、ヘッド収納口よりも後端側において、軸線Xに対して傾斜状に形成したスロープ部を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の装飾品留め具。
- 前記吸着部材が、磁石材又は磁石吸着性金属材からなる単一の板状部材を屈曲させて形成したものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の装飾品留め具。
- 前記ヘッド収納部に、弾性変形可能な材料からなり、以下の条件を満たすストッパを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の装飾品留め具。
(6)ヘッド収納の際にはヘッドの押圧力により弾性的に変形してヘッドの通過を許す。
(7)収納されたヘッドのヘッド収納口方向への移動に対して強く抵抗する。
(8)簡単な手動操作により、ヘッドの移動に干渉しない退避位置へ変位する。 - 前記吸着部材が、前記スロープ部を備える2本の弾性変形可能な線状部材からなり、一方の線状部材の先端が前記ストッパを構成すると共に、他方の線状部材の先端が前記留め部を構成することを特徴とする請求項5に記載の装飾品留め具。
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