JP5193504B2 - 装飾品留め具 - Google Patents

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本発明は、鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する装飾品、例えばネックレス、ブレスレット、アンクレット等の鎖状部の各一方の端部にフック止め方式により係止されるホルダーとホルダー受けとを設けた装飾品留め具に関する。「ホルダー」、「ホルダー受け」という部品名称は便宜的な名称であって、これらの部品名称そのものは、特定の具体的構成を意味しない。
従来、種々の方式の装飾品留め具が開示されている。
特開平08−126506号公報 特開平09−289911号公報 上記の特許文献1は、引輪方式の一例であって、貫通孔を有する止め輪と、切欠部のある挿通孔が形成された固定円盤と、切欠部のある挿通孔が形成された回転円盤とを嵌着させたネックレス等の留め具を開示している。上記の特許文献2は、先端が膨出した突起を有する雄部材と、前記突起を嵌合できるチャンネル部を有する雌部材とからなるネックレス等の留め具を開示している。そして、チャンネル部の一端を雌部材の外周に開放すると共に、チャンネル部の奥側にはバネ線条を形成することにより、雄部材の突起をチャンネル部にスナップ係合できるようにしている。
しかし、一般的に装飾品留め具においては係止用部材が非常に小さいため、1対の係止用部材を相互に正しい係止位置にロケーションさせて係止することが簡単ではなかった。特に、ネックレスのように装着者の首の後ろで留め具を係止させる装飾品の場合、係止操作を目視できないため、上記の係止操作が特に難しかった。
例えば、特許文献1に記載の留め具は1対の係止用部材を目視により係止させる方式であるが、これらの係止用部材が非常に小さいため、1対の係止用部材を相互に正しい係止位置にロケーションさせて係止することが簡単ではない。ネックレスの場合に一層困難であることは上記した通りである。
特許文献2に記載の留め具は、その留め具の係止を容易にすることを目的とするが、文献中に「目視しなくても手探りで着脱できる」と説明があるように、手探りで雄部材と雌部材を正しい係止位置にロケーションさせる必要がある。そのため、係止操作の難しさでは本質的に特許文献1に記載の従来技術と大差がない。
以上の結果、係止用部材が正確に係止されていない状態でネックレス等を装着してしまい、知らない間にネックレス等が脱落して紛失する場合も多かった。
国際公開WO2006/006476号公報 一方、本願の出願人は、上記の特許文献3において、装飾品の片方の鎖状端部に設けたホルダーと他方の鎖状端部に設けたホルダー受けを噛合わせて係止する方式の留め具であって、ホルダーとホルダー受けには、これらを正しい係止位置に誘導できる部位に、互いに吸着する磁石の各一方あるいは磁石とこれに吸着される金属材をそれぞれ吸着部材として設けた装飾品鎖状端部の留め具を提案している。
この装飾品鎖状端部の留め具では、留め具を構成するホルダーとホルダー受けとを手探りで大まかに近接位置させるだけで、吸着部材のガイド作用によって正しい噛合い位置にロケーションされるので、非常に小さいホルダーとホルダー受けとを正確に噛合わせて係止させることができる。又、上記の噛合い位置へのロケーションの際に磁石と金属材が「カチッ」という接合音を発するので、ネックレスのように装着者の首の後ろで留め具を係止させる場合でも、この接合音を信号として、目視しなくても、正しい噛合い位置へのロケーションを確認することができる。
しかしながら、特許文献3の発明においては、吸着部材の機能はガイド作用にとどまり、ホルダーとホルダー受けとの係止には一定の噛合い機構を必要とする。即ち、サイズの小さな留め具において、ホルダー側にはホルダー受けを迎え入れる開口部の開閉動作機構を必要とする。本願発明者は、更に研究を重ねた結果、「磁石材又は磁石吸着性金属材の相互吸着作用が、これらの部材の接触面に沿うスライド移動に対しては比較的弱い抵抗(a)を示し、これらの部材を接触面から引き離そうとする場合には強い抵抗(b)を示す」と言う現象に着目し、本発明を完成した。
本発明は、フック止め方式により係止されるホルダーとホルダー受けからなる装飾品留め具において、ホルダーとホルダー受けをフック止め位置で定着させる固定力として上記(b)の強い抵抗を利用することにより開閉動作機構を不要とした装飾品留め具を提供することを、解決すべき第1の技術的課題とする。更に、本発明は、ホルダーとホルダー受けをフック止め位置へ誘導するためのガイドとして上記(a)の比較的弱い抵抗を利用することにより確実で容易なフック止めを可能とした装飾品留め具を提供することを、解決すべき第2の技術的課題とする。
(第1発明)
上記課題を解決するための本願第1発明の構成は、鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する装飾品の各一方の鎖状端部に設けたホルダー受けのヘッドとホルダーのヘッド収納部とがフック止め方式により係止される留め具であって、
前記ホルダー受けには磁石材又は磁石吸着性金属材を用いたヘッドを形成し、
前記ホルダーには、(1)フック止め解除方向にヘッド収納口を有するヘッド収納部と、(2)前記ヘッドに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材を用いた部材であって、ヘッド収納部の先端側においてフック止めの軸線Xに略垂直に交差するように起立させた留め部を備える吸着部材と、を設けた、装飾品留め具である。
第1発明の装飾品留め具においては、ホルダーとホルダー受けとを各一方の手で把持してフック止めする。このフック止めは、具体的には、ホルダー受けのヘッドをヘッド収納口方向方向からヘッド収納部へ収納させる操作である。
フック止めによりヘッド収納部に収納されたヘッドは、吸着部材の留め部に吸着されて停止する。その吸着の際に「カチッ」と言う金属接合音を発するので、この接合音を信号音として、ヘッドがヘッド収納部に収納されたことを確認できる。
装飾品の装着状態において、装着者の意に反して、フック止めを解除する方向(ヘッドをヘッド収納口方向へ移動させる方向)への外力が作用する場合がある。しかし、留め部は軸線Xに略垂直に交差するように起立しているので、ヘッドが留め部から離れてヘッド収納口方向へ移動することに対して上記の強い抵抗(b)を示す。従って、ホルダーとホルダー受けとのフック止め状態は安定的に維持される。
装飾品を身体から取り外すためにホルダーとホルダー受けのフック止めを解除したい時は、ホルダーとホルダー受けとを各一方の手で把持し、軸線Xに沿ってフック止めを解除する方向へ少し強い力を加えると、ヘッドが強い抵抗(b)に抗して留め部から離れ、ヘッド収納口方向へ移動してヘッド収納部の外へ出るので、フック止めが解除される。
以上のように、第1発明の装飾品留め具においては、設計の困難を増大させる開閉動作機構を要することなく、ホルダーとホルダー受けとのフック止め及びその解除を容易かつ確実に行うことができ、しかも意図しない原因によりフック止めが解除されない。
(第2発明)
上記課題を解決するための本願第2発明の構成は、以下のいずれかの構成により前記第1発明に係るヘッドとヘッド収納部とのフック止めが行われる、装飾品留め具である。
(3)ホルダー受けにおいてはストレートなシャフトの先端にシャフトより大径のヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を、ヘッドの径より狭くシャフト通過用の溝を設けた袋体形状としている。
(4)ホルダー受けにおいては折り返した形状のシャフトの先端にヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を袋体形状としている。
(5)ホルダー受けにおいては環状部材のリング部先端にヘッドを軸支し、ホルダーを前記ホルダー受けのリング部に係止できるフック形状としている。
本発明において、ホルダー受けのヘッドとホルダーのヘッド収納部とをフック止めさせるための構成は特段に限定されないが、第2発明の(3)〜(5)に列挙するものを好ましく例示することができる。
第2発明の(3)の場合には、ストレートなシャフトの先端にヘッドを形成しているので、このヘッドをホルダーのヘッド収納部に収納するためには、ヘッド収納部にシャフト通過用の溝を設けておく必要がある。又、シャフト通過用の溝はヘッドの径より狭く形成しているので、ヘッド収納部に収納されたヘッドは、袋体形状のヘッド収納部によってフック止めされる。
第2発明の(4)の場合には、折り返したシャフトの先端にヘッドが形成されているので、ヘッドを袋体形状のヘッド収納部に収納するに当たり、ヘッド収納部にシャフト通過用の溝を設ける必要がない。
第2発明の(5)の場合には、ホルダーのフック形状部分がヘッド収納部とヘッド収納口を構成する。ホルダーのフック形状部分はホルダー受けのリング部に係止され、その状態においてリング部先端に軸支されたヘッドがヘッド収納部に収納される。
(第3発明)
上記課題を解決するための本願第3発明の構成は、前記第1発明又は第2発明に係る吸着部材における留め部の基部からは、ヘッド収納口よりも後端側まで軸線Xと略平行に延設したガイド部を設けた、装飾品留め具である。
第3発明の装飾品留め具においては、ホルダーとホルダー受けとのフック止めの際、ホルダー受けのヘッドをホルダーの吸着部材のガイド部に大まかに近接位置させるだけで、吸着部材との相互吸着作用により、ヘッドがガイド部に吸着される。
その吸着の際に「カチッ」と言う金属接合音を発するので、この接合音を信号音として、ヘッドがフック止めのための正しい準備位置にロケーションされたことを確認できる。即ち、ネックレスのように装着者の首の後ろで留め具を係止させる場合でも、この接合音を信号として、目視しなくても、正しい準備位置へのロケーションを確認することができる。
次に、ガイド部に吸着されたヘッドを、吸着状態のままで、軸線X方向に沿ってヘッド収納部のヘッド収納口方向へスライド移動させる。このスライド移動は、上記(a)の比較的弱い抵抗を伴うだけなので容易に行うことができる。又、ヘッドがガイド部から離れようとする動きに対しては上記の強い抵抗(b)が働くので、スライド移動の方向は、ガイド部によって軸線X方向へ確実にガイドされる。
ヘッドがヘッド収納部に収納された状態や、ホルダーとホルダー受けのフック止めを解除したい時においては、第1発明と同様の作用・効果が得られる。
以上のように、第3発明によれば、ホルダーとホルダー受けとのフック止め及びその解除を、磁石材又は磁石吸着性金属材の相互吸着作用を利用したガイド作用により容易かつ確実に行うことができる。
(第4発明)
上記課題を解決するための本願第4発明の構成は、前記第3発明に係る吸着部材のガイド部の後端部には、ヘッド収納口よりも後端側において、軸線Xに対して傾斜状に形成したスロープ部を形成した、装飾品留め具である。
第4発明によれば、ホルダー受けのヘッドをホルダーの吸着部材に大まかに近接位置させた際、ヘッドが最初にスロープ部に吸着され、スロープ部上をダウンスロープ状にスライド移動して、第3発明の場合と同様にヘッド収納部の内部に導かれる。従って、ヘッド収納部の内部へのヘッドの移動が一層滑らかに行われる。
更に重要なことは、ホルダーとホルダー受けのフック止めを解除する時に得られる効果である。即ち、ヘッドがヘッド収納部の留め部から離れてヘッド収納部の外へ出た際にスロープ部上をアップスロープ状にスライド移動するので、ヘッドが軸線X上から外れた位置に変位する。そのため、ホルダーとホルダー受けとを軸線X方向に沿って引き離しても、ヘッドがヘッド収納部にフック止めされてしまう恐れがない。
(第5発明)
上記課題を解決するための本願第5発明の構成は、前記第1発明〜第4発明のいずれかに係る吸着部材が、磁石材又は磁石吸着性金属材からなる単一の板状部材を屈曲させて形成したものである、装飾品留め具である。
第5発明のように、留め部とガイド部とを備え、又はガイド部の後端部に更にスロープ部を形成した吸着部材を、磁石材又は磁石吸着性金属材からなる単一の板状部材を屈曲させて形成することは容易であり、そのことによって、装飾品留め具の部品点数を少なくすることができる。
(第6発明)
上記課題を解決するための本願第6発明の構成は、前記第1発明〜第5発明のいずれかに係るヘッド収納部に、弾性変形可能な材料からなり、以下の条件を満たすストッパを設けた、装飾品留め具である。
(6)ヘッド収納の際にはヘッドの押圧力により弾性的に変形してヘッドの通過を許す。
(7)収納されたヘッドのヘッド収納口方向への移動に対して強く抵抗する。
(8)簡単な手動操作により、ヘッドの移動に干渉しない退避位置へ変位する。
第6発明に規定するストッパは、装着者の意に反して、留め具のフック止めを解除する方向への強い外力が作用し、しかもその外力が前記した留め部による強い抵抗(b)を上回る強さである場合の用心のために設けられる。従って、このようなストッパは、意図して留め具のフック止めを解除したい場合には、簡単な手動操作により、ヘッドの移動に干渉しない退避位置へ変位するように構成することが必要である。
第6発明に規定するストッパの具体的な構成は限定しないが、後述の実施形態及び実施例において、その好ましい構成例を示す。
(第7発明)
上記課題を解決するための本願第7発明の構成は、前記第6発明に係る吸着部材が、スロープ部を備える2本の弾性変形可能な線状部材からなり、一方の線状部材の先端がストッパを構成すると共に、他方の線状部材の先端が留め部を構成する、装飾品留め具である。
第7発明に規定するように、吸着部材は必ずしも板状部材の加工物である必要はなく、複数の線状部材を用いて構成することもできる。2本の線状部材を用いて吸着部材を構成する場合、その内の1本の弾性変形可能な線状部材の先端部を用いて前記のストッパを構成し、他の1本の線状部材の先端部を用いて前記の留め部を構成することもできる。
本発明によれば、ホルダーとホルダー受けをフック止めする装飾品留め具において、磁石材又は磁石吸着性金属材の相互吸着作用を利用して、これらをフック止め位置で定着させるための固定作用と、更には、これらをフック止め位置へ誘導するためのガイド作用とを行わせることができる。
次に本願の第1発明〜第7発明の実施形態を、その最良の実施形態を含めて説明する。
〔装飾品留め具〕
本発明に係る装飾品留め具は、鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する装飾品の留め具である。ここにおいて「装飾品」とは、鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する限りにおいて限定されないが、例えばネックレス、ブレスレット、アンクレット等を好ましく例示することができる。
又、「鎖状」とは、全体として自由に屈曲できる細長い部材であることを意味し、通常のいわゆるチェーン状の部材の他、鎖状以外の形態で固体材料を自由に屈曲できる細長い部材に構成したもの、繊維材料等からなる紐状、帯状又は糸状の部材、又は比較的少数の棒状体を非固定的に連結した部材等も含む。部材の構成材料についても、金属製の他に、宝石類を含む各種のシリカ系材料製、その他の無機質材料製、植物系材料製、プラスチックス製等を限定なく含む。
〔ホルダー及びホルダー受け〕
本発明に係る装飾品留め具は、装飾品の各一方の鎖状端部に、ヘッドを備えるホルダー受けと、ヘッド収納部を備えるホルダーとをそれぞれ設け、このようなヘッドとヘッド収納部とをフック止め方式により係止させる留め具である。
このようにフック止め方式により係止させるホルダー及びホルダー受けの構成は限定されないが、例えば以下(3)〜(5)の構成を好ましく例示することができる。
(3)ホルダー受けにおいてはストレートなシャフトの先端にシャフトより大径のヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を、ヘッドの径より狭くシャフト通過用の溝を設けた袋体形状とする。
(4)ホルダー受けにおいては、折り返し形状(より好ましくは180°の折り返し形状)のシャフトの先端にヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を袋体形状とする。
(5)ホルダー受けにおいては環状部材のリング部先端にヘッドを軸支し、ホルダーを前記ホルダー受けのリング部に係止できるフック形状とする。
〔ホルダー受け〕
ホルダー受けは、例えば上記(3)〜(5)に記載したように、任意の構成とされるが、このホルダー受けに設けるヘッドと、後述するホルダーのヘッド収納部に設ける吸着部材とには、互いに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材の各一方を用いる。「互いに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材」とは、例えばN極磁石とS極磁石との組合わせであっても良いし、磁石とこれに吸着される一定の金属材(例えば鉄材)との組合わせであっても良い。
ホルダー受けのヘッドの形状は発明の効果を阻害しない限りにおいて限定されない。例えば、ヘッドの形状は球状であっても良いし、任意のブロック形状であっても良いし、円柱状、円筒状あるいは板状であっても良い。
〔ホルダー〕
ホルダーは、少なくともヘッド収納部と吸着部材とを備える。これらのヘッド収納部と吸着部材との構成は、例えば上記(3)〜(5)に記載したように、発明の効果を阻害しない限りにおいて任意の構成とされる。このような前提のもとに、ヘッド収納部と吸着部材とは以下のように構成される。
ヘッド収納部は、ヘッドとヘッド収納部とがフック止めされる軸線である軸線Xを中心軸とするように設けられ、フック止めの解除方向(後端側)へ開口したヘッド収納口を有する。ヘッド収納部におけるヘッド収納口とは反対側の端部(先端側)には、ホルダー受けにおける前記シャフトの通過用の溝を設ける場合があるとしても、ヘッドを通過させるような開口は存在しない。
吸着部材には、前記したようにヘッドの構成材料と互いに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材を用いる。吸着部材は少なくとも留め部を備え、好ましくは更にガイド部を備える。留め部は、ヘッド収納部の内部の先端側において、前記軸線Xに略垂直に交差するように起立した状態で設ける。ヘッド収納部に前記のシャフトの通過用の溝を設ける場合には、この溝は留め部にも形成される。ガイド部は、起立した留め部の基部からヘッド収納口よりも後端側まで、軸線Xと略平行な方向に延設される。より好ましい構成においては、ガイド部の後端部には、ヘッド収納口よりも後端側において、軸線Xに対して傾斜状に形成したスロープ部を形成する。
上記のように、留め部と、好ましくは更にガイド部とからなり、あるいは、ガイド部の後端部に更にスロープ部を備える吸着部材は、ヘッドの構成材料と互いに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材を用いた単一の板状部材を必要な形状に屈曲させて形成することもできる。又、このような吸着部材は、同様な材料からなる2本又は3本以上の線状の部材を必要な形状に屈曲させて、これらの線状の部材を平行に並べることにより形成することもできる。
ヘッド収納部には、吸着部材の一部を利用して、あるいは吸着部材とは異なる部材を用いて、ヘッドをヘッド収納部から脱出させないためのストッパを形成することができる。このストッパは、ヘッドがヘッド収納部へ進入する時にはヘッドの押圧力により弾性的に変形してヘッドの通過を許すものであることが好ましく、そのためには、ストッパの構成材料が弾性的に変形できる材料である必要がある。又、ストッパは、ヘッドをヘッド収納部から意図的に脱出させたい場合に、簡単な手動操作によりヘッドの移動に干渉しない退避位置へ変位するように構成することが好ましい。
前記のように吸着部材を2本の線状部材を用いて構成する場合、その内の少なくとも1本の線状部材には弾性変形可能で磁石吸着性の金属材料(例えばステンレス鋼材)を用い、その先端部に上記のストッパを形成すると共に、他の1本の線状部材の先端に前記の留め部を形成することもできる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本発明の技術的範囲は、以下の実施例によって限定されない。
〔実施例1〕
(実施例1の構成)
本実施例に係る装飾品留め具1はネックレスの留め具である。その斜視図を図1に示すように、留め具1は、ネックレスのチェーン2の各一方の端部に、フック止め方式により係止されるホルダー受け3とホルダー4とをそれぞれ設けたものである。図2には、図1におけるホルダー4のY−Y線に沿う断面図を示す(チェーン2の図示を省略)。
ホルダー受け3は、チェーン2の端部に連結されたストレートな形状のシャフト5の先端に、シャフト5より大径のヘッド6を形成したものである。このヘッド6は半径aの球状体であり、磁石材又は磁石吸着性金属材からなる。
ホルダー4においては、チェーン2の端部に連結されたベース体7の後端側に平坦なテーブル部8を形成している。テーブル部8は、ホルダー受け3とホルダー4とのフック止めの軸線である軸線Xと平行で、かつ、軸線Xからは図の上方へ外れた位置にある。テーブル部8の先端側には、軸線Xに対して傾斜状に形成され、軸線Xを斜めに横切る傾斜部9が形成されている。傾斜部9の先端側には、軸線Xからは図の下方へ一定の距離だけ外れた位置に、軸線Xと平行に平坦部10が形成されている。
平坦部10の先端側には、軸線Xを中心軸とする方向に、前記ホルダー受け3のヘッド6の直径よりも内径の大きい袋体形状を備えたヘッド収納部11を設けている。このヘッド収納部11は、後端部方向に向けて開口したヘッド収納口12を備え、先端部は半球面形状となっている。ヘッド収納部11の上側部には、前記ホルダー受け3のシャフト5が通過できる溝13が形成され、この溝13はヘッド収納部11の先端半球面に設けた丸孔14に続いている。丸孔14の内径は、前記ホルダー受け3のヘッド6の直径よりも小さい。
ホルダー4のベース体7上には、吸着部材15が固定されている。この吸着部材15は、前記ヘッドに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材を用いた板状の部材を屈曲させて形成したものであって、ベース体7の傾斜部9及び平坦部10のそれぞれ中央部に沿って、軸線Xに対して傾斜状に形成されたスロープ部16と、軸線Xと平行なガイド部17とを備え、かつ、ガイド部17の先端側は、前記ヘッド収納部11の先端半球面部分まで至って軸線Xに略垂直に交差するように起立した留め部18とされている。留め部18は、ヘッド収納部11の先端部と同様に半球面形状とされ、かつ、この半球面形状は、球状のヘッド6とほぼ合致するサイズである。留め部18にもヘッド収納部11に設けた溝13及び丸孔14と同様の溝と丸孔とを形成している。
なお、吸着部材15のスロープ部16の後端側には、ベース体7のテーブル部8に張り付いた状態の延長部19を設けても良い。
又、ヘッド収納部11には、適宜な構成のヘッド6抜け留め用のストッパを設けることもできる。このようなストッパは、例えば後述する実施例2において線状部材29の先端に設けるストッパ33のように、弾性的に変形できる材料からなり、ヘッド6がヘッド収納部11へ進入する際にはヘッド6の押圧力により弾性的に変形してヘッド6の通過を許し、ヘッド収納部11に収納された後のヘッド6の球面に対してはストッパの先端が当接して抜け止め作用を果たし、かつ、ヘッド6をヘッド収納部11から意図的に脱出させたい場合には簡単な手動操作によりヘッド6の移動に干渉しない退避位置へ変位するように構成することが好ましい。
(実施例1の作用・効果)
本実施例に係る装飾品留め具1は以上のように構成され、次の作用・効果を期待することができる。
即ち、装飾品留め具1のホルダー4とホルダー受け3とを各一方の手で把持し、ホルダー受け3のヘッド6をホルダー4の吸着部材15のスロープ部16に大まかに近接位置させるだけで、吸着部材15との相互吸着作用により、ヘッド6がスロープ部16に吸着されると共に、そのままスロープ部16を滑り降りるようにしてガイド部17に至る。その際には、シャフト5は溝13を通過するので、上記のヘッド6の動きに干渉しない。この状態を図3に示す。このような吸着の際には「カチッ」と言う金属接合音(信号音)を発する。
次に、ガイド部17に吸着されたヘッド6を、そのまま軸線X方向に沿ってヘッド収納部11のヘッド収納口12方向へスライド移動させる。ヘッド6がヘッド収納口12を通過してヘッド収納部11の内部に至ると、吸着部材15における留め部18に吸着されて停止する。この停止位置がヘッド6のフック止め位置である。この状態を図4に示す。留め部18は、軸線Xに略垂直に交差するように起立され、しかも球状のヘッド6とほぼ合致する半球面形状であるため、ヘッド6が留め部18から離れてヘッド収納口12方向へ移動する動きに対して強い抵抗を示す。従ってホルダー4とホルダー受け3とのフック止め状態は安定的に維持される。
ホルダー4とホルダー受け3のフック止めを解除したい時は、これらを各一方の手で把持し、軸線Xに沿ってフック止め解除方向へ少し強い力を加えると、ヘッド6が強い抵抗に抗して留め部18から離れ、ガイド部17沿いにヘッド収納部11から離脱して、スロープ部16沿いにテーブル部8上までスライド移動する。そしてこの地点で吸着部材15の拘束を脱するので、図1に示すように、ホルダー4とホルダー受け3を楽に引き離すことができる。又、テーブル部8上においては、ヘッド6は軸線Xよりも図の上方へ偏心した位置にあるので、ホルダー4とホルダー受け3を軸線X方向沿いに引き離すこともできる。
〔実施例2〕
本実施例においてはホルダー24の構成が実施例1に係るホルダー4とは異なるが、ホルダー受けは実施例1に係るホルダー受け3と同じ構成であるため、ホルダー24のみを図示して、実施例1との相違点のみを説明する。
図5に示すように、本実施例の吸着部材は、共にスロープ部26とガイド部27とを平行に備える2本の線状部材28、29からなる。これらの線状部材28、29は、弾性変形が可能で、かつ、ホルダー受けのヘッドに吸着する金属材からなる。
図の手前側の留め用の線状部材28は、図6に示すように、実施例1に係る吸着部材25と同様の屈曲形状を有しており、そのガイド部27の先端部は、ヘッド収納部11の先端半球面部分まで至って、軸線Xに対して起立した留め部30とされている。
一方、図の奥側のストッパ用の線状部材29は、ベース体7に設けた溝31に沿ってベース体7に対する上下方向への変位が可能であり、この変位操作を行うための突出部32を、ベース体7のテーブル部8に設けたスリットから突出させている。そして、ストッパ用の線状部材29におけるガイド部27の先端部は、ヘッド収納部11にホルダー受けのヘッドが収納されたとき、そのヘッドの球面に対して先端が当接するストッパ33とされている。
なお、図6において示すように、留め用の線状部材28と、ストッパ用の線状部材29との後端部は一体的に連続している。即ち、これらの2本の線状部材28、29は元々は1本の長い線状部材を折り曲げて形成したものである。2本の線状部材28、29を別個に形成することも、もちろん可能である。
本実施例における上記以外の点の構成は、実施例1の場合と同様である。
本実施例においては、ホルダー受けのヘッドが2本の線状部材28、29によってヘッド収納部11の内部へ吸着状態で案内され、ヘッド収納部11に収納されたヘッドに対しては、留め部30の強い吸着作用による抜け止め力と、ストッパ33による抜け止め抵抗とが二重に作用する。
なお、ストッパ用の線状部材29は、ホルダー受けのヘッドがヘッド収納部11へ収納される時には、ヘッドの押圧力により弾性的に変形してヘッドの通過を許す。ヘッドをヘッド収納部11から離脱させたい場合には、突出部32を押し下げるという簡単な手動操作により、ヘッドの動作に干渉しない退避位置へ変位する。図5には通常の位置にあるストッパ用の線状部材29を示し、図6にはその退避位置への変位状態を示す。
〔実施例3〕
図7に示すように、本実施例に係るホルダー受け35においては、180°に折り返した形状のシャフト36の先端にヘッド37を形成し、その関係で、ホルダー38のヘッド収納部39にはシャフト36の通過用の溝を設けていない。線40は加工の痕跡を示すもので、実施例構成上の特段の意味はない。
本実施例における上記以外の点の構成は、実施例1の場合と同様である。又、ホルダー受け35を、図示のようにホルダー38に近接位置させてフック止めすることを前提として、その作用・効果は実施例1の場合と基本的に同様である。
〔実施例4〕
図8に示すように、本実施例に係るホルダー受け42においては、環状部材43のリング部44の先端に、磁石材又は磁石吸着性金属材からなる円筒状のヘッド45を軸支している。
一方、ホルダー46においては、ベース体47を屈曲加工して実施例1と同様に平坦なテーブル部48、傾斜部49、平坦部50を形成するが、平坦部50の先端側は、円筒状のヘッド45の直径よりも内径が大きい半円形状となるように折り返している。このフック形状の折り返し部がヘッド収納部51を構成し、折り返し部の先端がヘッド収納口52を構成している。リング部44の内径幅は円筒状のヘッド45の長さよりもやや大きい程度である。
ベース体47上には、板状の吸着部材53が固定されている。この吸着部材53は前記のヘッド45と吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材からなり、実施例1の場合とほぼ同様に、スロープ部54と、ガイド部55と、ガイド部53の先端側においてベース体47の折り返し部の内周に沿って固定された起立状の留め部56とを備えている。
本実施例の使用に当たっては、ホルダー46とホルダー受け42とを各一方の手で把持し、ホルダー受け42のヘッド45をホルダー46の吸着部材53におけるスロープ部54に大まかに近接位置させることによりスロープ部54に吸着させ、そのままヘッド45をヘッド収納部51内へ導く。本実施例におけるその他の点の作用・効果は、実施例1の場合と同様である。
本発明によれば、ホルダーとホルダー受けをフック止めする装飾品留め具において、磁石材又は磁石吸着性金属材の相互吸着作用を利用して、設計の困難を増大させる開閉動作機構を要することなく、ホルダーとホルダー受けとのフック止め及びその解除を容易かつ確実に行うことができ、しかも意図しない原因によりフック止め状態が解除されない。
実施例1に係る装飾品留め具の斜視図である。
図1の要部の断面図である。
実施例1に係る装飾品留め具の使用状態を示す斜視図である。
実施例1に係る装飾品留め具の使用状態を示す斜視図である。
実施例2に係る装飾品留め具の斜視図である。
図5の正面図である。
実施例3に係る装飾品留め具の斜視図である。
実施例4に係る装飾品留め具の斜視図である。
符号の説明
1 装飾品留め具
2 チェーン
3 ホルダー受け
4 ホルダー
5 シャフト
6 ヘッド
11 ヘッド収納部
12 ヘッド収納口
15 吸着部材
16 スロープ部
17 ガイド部
18 留め部

Claims (6)

  1. 鎖状の形態からなり又は鎖状の形態部分を有する装飾品の各一方の鎖状端部に設けたホルダー受けのヘッドとホルダーのヘッド収納部とがフック止め方式により係止される留め具であって、
    前記ホルダー受けには磁石材又は磁石吸着性金属材を用いたヘッドを形成し、
    前記ホルダーには、(1)フック止め解除方向にヘッド収納口を有するヘッド収納部と、(2)前記ヘッドに吸着する磁石材又は磁石吸着性金属材を用いた部材であって、ヘッド収納部の先端側においてフック止めの軸線Xに略垂直に交差するように起立させた留め部を備える吸着部材と、を設け
    前記吸着部材における留め部の基部からは、ヘッド収納口よりも後端側まで軸線Xと略平行に延設したガイド部を設けたことを特徴とする装飾品留め具。
  2. 以下のいずれかの構成により前記ヘッドとヘッド収納部とのフック止めが行われることを特徴とする請求項1に記載の装飾品留め具。
    (3)ホルダー受けにおいてはストレートなシャフトの先端にシャフトより大径のヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を、ヘッドの径より狭くシャフト通過用の溝を設けた袋体形状としている。
    (4)ホルダー受けにおいては折り返した形状のシャフトの先端にヘッドを形成し、ホルダーのヘッド収納部を袋体形状としている。
    (5)ホルダー受けにおいては環状部材のリング部先端にヘッドを軸支し、ホルダーを前記ホルダー受けのリング部に係止できるフック形状としている。
  3. 前記吸着部材のガイド部の後端部には、ヘッド収納口よりも後端側において、軸線Xに対して傾斜状に形成したスロープ部を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の装飾品留め具。
  4. 前記吸着部材が、磁石材又は磁石吸着性金属材からなる単一の板状部材を屈曲させて形成したものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の装飾品留め具。
  5. 前記ヘッド収納部に、弾性変形可能な材料からなり、以下の条件を満たすストッパを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の装飾品留め具。
    (6)ヘッド収納の際にはヘッドの押圧力により弾性的に変形してヘッドの通過を許す。
    (7)収納されたヘッドのヘッド収納口方向への移動に対して強く抵抗する。
    (8)簡単な手動操作により、ヘッドの移動に干渉しない退避位置へ変位する。
  6. 前記吸着部材が、前記スロープ部を備える2本の弾性変形可能な線状部材からなり、一方の線状部材の先端が前記ストッパを構成すると共に、他方の線状部材の先端が前記留め部を構成することを特徴とする請求項5に記載の装飾品留め具。
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