JP5147175B2 - 装身具用留め具 - Google Patents

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Description

本発明は留め具、より具体的にはネックレスやブレスレット等の装身具に適用される装身具用留め具に関する。
ネックレス用留め具としては引き輪タイプのものが一般的に良く知られている。引き輪タイプの留め具では、ネックレスの一端に引き輪が取り付けられ、他端にこの引き輪に着脱自在に取り付けられるリングが取り付けられている。引き輪は、一部が切り欠かれたリング状のパイプと、このパイプ内で摺動可能な円弧状の可動部材を備え、この可動部材がバネにより切り欠かれた空隙を閉じる方向に付勢する構造になっている。
ネックレスを装着する場合、可動部材をバネに抗して摺動することでリング状のパイプの一部に空隙を形成し、そこにネックレスの他端に取り付けられたリングを挿入する。また、取り外す場合には、同様に可動部材をバネに抗して摺動することでリング状のパイプの一部に空隙を形成してそこからリングを外す。
このような引き輪タイプの留め具は、ネックレス等の装着の際、パイプに空隙を形成すべく大変小さな可動部材を操作しなければならず、操作しずらいという問題があった。特にネックレスの場合には、首の後ろ側や顎の下など直視できない所で装着を行わなければならず、その操作は使用者の負担になることが多かった。このため、例えば特開2003‐314号公報または登録実用新案第3055805号公報には、装着および取外しにおける使い勝手の良い従来技術が開示されている。
しかしながら、上記公報に開示されている従来技術では、装着および取外しにおける操作性は向上しているが、構造が複雑であり生産性が悪いという問題があった。また、留め具自体が独立した形状となっており、ネックレスそのものと調和しておらず装飾性も悪いという問題もあった。
本発明はこのような従来技術の課題を解決し、構造や形状をシンプルにすることにより生産性の向上を図るとともに、ネックレスと一体感がある装飾性に優れた使い勝手の良い装飾用留め具を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載された発明は、チェーンの一端に取り付けられる第1の取付部材と、このチェーンの他端に取り付けられ第1の取付部材と着脱自在に取着可能な第2の取付部材とからなる装身具用留め具において、第1の取付部材と第2の取付部材はそれぞれ、略円柱形の形状を斜めに切断した同一の形状であり、側面には連結時に互いに係止される波形状の切り込み形状が形成されており、第1の取付部材と第2の取付部材の内部には互いに極性が異なるように磁石がそれぞれ取り付けられ、この磁石が前記第1の取付部材及び第2の取付部材の長手方向において互いに引き合うことにより第1の取付部材と第2の取付部材とが連結される。また、請求項2に記載された発明は、チェーンの一端に取り付けられる第1の取付部材と、このチェーンの他端に取り付けられ第1の取付部材と着脱自在に取着可能な第2の取付部材とからなる装身具用留め具において、第1の取付部材と第2の取付部材はそれぞれ、略円柱形の形状を斜めに切断した同一の形状であり、側面には連結時に互いに係止される波形状の切り込み形状が形成されており、第1の取付部材と第2の取付部材の内部にはそれぞれ、チェーンが取り付けられた反対側底面からチェーンが取り付けられた方向に向かって斜めに立ち上がった板バネが形成され、板バネの先端側には突起が形成されており、この突起が第1の取付部材と第2の取付部材の連結時に互いに係止することにより、第1の取付部材と第2の取付部材とが連結される。また、請求項3に記載の発明は、上記1又は2に記載の留め具において、第1の取付部材と第2の取付部材には外れ防止用の予備チェーンが取り付けられる。
本発明による装飾用留め具によれば、従来別々の型が必要であった雄部材と雌部材とが同一形状になるため、装飾用留め具製造において最も費用がかかる型製作の製造コストを大きく削減することができる。また、留め具自体の構造や形状も従来に比べて非常にシンプルであるとともに、装着時の形状が円柱形となるのでネックレスとの違和感がなく、装飾性にも優れている。
次に添付図面を参照して本発明による装飾用留め具の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による装飾用留め具をネックレスの留め具に適用したときの斜視図である。図1において、装飾用留め具10(以後、留め具10と称す)は、貴金属で形成された線状のチェーン30の両端を着脱自在に連結する留め具であり、チェーン30と同様に貴金属等の材質で形成されている。
チェーン30にはまた、留め具10と対向する位置に宝飾片40が取り付けられている。宝飾片40は、貴金属で形成された矩形状の台座42とその前面に取り付けられた宝石44により形成されている。なお、ここでは本実施の形態では宝飾片40を図1に示した形状にしたが、特にこのような形状に限定されるものではなく、円、楕円形、星形またはクロス等どのような形状の宝飾片であってもよい。また、たとえば宝飾片40が無いネックレスでも、勿論、留め具10を適用可能である。
図2は留め具10の構造を示す説明図であり、斜視図(A)は留め具10の連結を外したときの状態を、また斜視図(B)は斜視図(A)に図示した矢印の方向に重ねて連結したときの状態をそれぞれ示している。斜視図(B)に示すように、留め具10は連結時には略円柱形状になってチェーン30と違和感の無い装飾性に優れた形状であり、取付部材11aと取付部材11bとから構成されている。
斜視図(A)に示すように、取付部材11aと取付部材11bは同じ形状になっており、同一の型で成型することができる。このため、図2では同じ構成要素には同じ数字を付し、数字の後のアルファベット(aまたはb)で区別している。したがって、以後の説明ではアルファベットを省略し、留め具10の形状および構造を説明する。取付部材11は、図2(A)に示すように略円柱形の形状を長手方向に対称となるよう斜めに切断した形状の基部12と、この基部12の内部に固着された円柱形の磁石20とにより構成されている。
基部12は、その内部底面16および18に円柱形の磁石20の側面が隙間無く固着されるよう半円形に窪んでいる。また、基部12の略中央の側面には波形状の切込み14が両サイドに形成されている。切り込み14をこのような形状にすることにより、取付部材11aと取付部材11bを連結した状態で単純に上下に力が加わっても、切り込み14aと切り込み14bが互いに係止されるので容易に外れることはない。また、円柱形の磁石20の露出面が各取付部材11a、11bの内部凹面と互いに挟合されることで、連結した状態でチェーン30方向との直角方向、すなわち横方向に取付部材11aと取付部材11bがずれることはない。取付部材11aと取付部材11bを外す場合には、指先で金具の両端を挟むように斜めにずらせば簡単に外すことができる。
なお、磁石20は取付部材11aと取付部材11bを連結したときにそれぞれの磁石20の後面が互いに面密着されるよう、切り込み14の頂点よりやや前の位置に取り付けられている。また、磁石20aと磁石20bは連結時に互いに引き合うようその極性が逆になるように固着されている。基部12の背面にはさらに、リングを半分にしたような半ドーナツ状の連結部22が形成されており、これにチェーン30の先端に取り付けられたリング26がリング24を介して連結されている。
図3は本発明による装身具用留め具の他の実施の形態の構造を示す説明図である。この装身具用留め具50は材質および形状が装身具用留め具10と同じであり、その違いは磁石20の代わりに板バネ54を用いている点である。したがって、ここではその違いのみを説明する。
図3において、(A)は連結前の分解斜視図を、(B)は連結時の内部構造を点線で示した斜視図を、(C)は連結前の断面図を、(D)は連結時の断面図をそれぞれ示している。図3(A)に示すように、取付部材50の内部には板バネ54が形成されている。この板バネ54は、一端が取付部材51の底面先端に固着され、後に向かって斜め上になるように取り付けられており、その先端には突起56が形成されている。
突起56は取付部材51aと51bとを連結したときにそれぞれの突起56aと56bとが互いに係止され、ある一定以上の力を加えないと外れない構造になっている。すなわち、突起56は断面が略三角形になっており、連結時には図3(C)に示すように、突起56aと56bの後の斜面が面接触することで互いに係止されるようになっている。また、板バネ54a、54bは、互いの取り付け部材の内側凹部の隙間をできる限り少なくするよう設計することで、前記円柱形の磁石の密着により連結状態の横ずれを防止したのと同様の効果を奏することができる。
図4は図2(図3)に示した装身具用留め具10(50)をブレスレットに適用したときの実施の形態を示す斜視図である。このブレスレット60は、貴金属からなるチェーン62と、これの両端に取り付けられた装身具用留め具10(50)と、チェーン70により形成されている。
予備チェーン70は、装身具用留め具10(50)が装着時に万が一外れた場合でも腕から落ちないようにするためのものであり、チェーン62の両端に長さ調整可能なように取り付けられている。このようにブレスレット60の場合には、外れ防止用のチェーン70を取り付けることで、動きが激しい腕に装着して万が一外れた場合でも紛失を防ぐことができる。
以上、詳細に本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれら実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく可能な変形および修正は本発明の範疇に含まれる。
本発明による装身具用留め具をネックレスの留め具に適用したときの実施の形態を示す斜視図である。 図1に示した装身具用留め具の構造を示す説明図である。 装身具用留め具の他の実施の形態の構造を示す説明図である。 本発明による装身具用留め具をブレスレットに適用したときの実施の形態を示す斜視図である。
符号の説明
10、50 装身具用留め具
11a、11b、51a、51b 取付部材
12a、12b 基部
14a、14b 切り込み
16a、16b、18a、18b 底面
20a、20b 磁石
22a、22b 連結部
24a、24b、26a、26b リング
30 チェーン
70 予備チェーン

Claims (3)

  1. チェーンの一端に取り付けられる第1の取付部材と、このチェーンの他端に取り付けられ前記第1の取付部材と着脱自在に取着可能な第2の取付部材とからなる装身具用留め具において、
    前記第1の取付部材と第2の取付部材はそれぞれ、略円柱形の形状を斜めに切断した同一の形状であり、側面には連結時に互いに係止される波形状の切り込み形状が形成されており、
    前記第1の取付部材と第2の取付部材の内部には互いに極性が異なるように磁石がそれぞれ取り付けられ、前記磁石が前記第1の取付部材及び第2の取付部材の長手方向において互いに引き合うことにより前記第1の取付部材と第2の取付部材とが連結されることを特徴とする装身具用留め具。
  2. チェーンの一端に取り付けられる第1の取付部材と、このチェーンの他端に取り付けられ前記第1の取付部材と着脱自在に取着可能な第2の取付部材とからなる装身具用留め具において、
    前記第1の取付部材と第2の取付部材はそれぞれ、略円柱形の形状を斜めに切断した同一の形状であり、側面には連結時に互いに係止される波形状の切り込み形状が形成されており、
    前記第1の取付部材と第2の取付部材の内部にはそれぞれ、前記チェーンが取り付けられた反対側底面から前記チェーンが取り付けられた方向に向かって斜めに立ち上がった板バネが形成され、
    前記板バネの先端側には突起が形成されており、この突起が前記第1の取付部材と第2の取付部材の連結時に互いに係止することにより、前記第1の取付部材と第2の取付部材とが連結されることを特徴とする装身具用留め具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の留め具において、前記第1の取付部材と第2の取付部材には外れ防止用の予備チェーンが取り付けられることを特徴とする装身具用留め具。
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