JP5268078B2 - 装身具用留め具 - Google Patents

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Description

本発明は、ネックレスやブレスレット等の装身具用留め具に関する。
従来、この種の装身具用留め具としては、雄部がスプリングの弾発力に抗して開閉部材を押し上げると雌部に隙間が形成され、雄部がこの隙間から挿入されるので、雄部と雌部とが連結され、連結を解除する際は、雄部で開閉部材を押すと雌部に隙間が形成されるので、この隙間より雄部が取り外される構造を有するものがあった(特許文献1参照)。
また、2つの円環体からなり、これら円環体の外側端面にネックレスの端部が接続される接続部が設けられ、円環体の径方向に切れ込み部を有し、これら円環体の切れ込み部を直交して合わせた場合のみ、円環体同士が連結および連結解除されるネックレス用止め具兼装飾具が提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−130020号公報 特開2010−099288号公報
上記特許文献1記載の技術は、雄部および雌部に加え、少なくとも弾性体等の部品を必要するので、部品数が増える分製造が容易でなくコスト高になる。また、連結および連結解除の操作も慣れないと時間を要するうえ、意匠的に新鮮味に欠けるという欠点があった。
また、特許文献2記載の技術は、2つの円環体で構成される簡単な構造であるものの、連結および連結解除を行なう際、2つの円環体のそれぞれの切れ込み部を意図的に直交して合わせなければならない。この作業を、首の後ろの目に見えない襟首で行なう場合、操作しづらく、特に高齢者になるほど負担が大きくなるという事情がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、連結および連結解除を容易に行うことができ、意匠的にも美しい装身具用留め具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る装身具用留め具は、装身具の一端に接続される雄部材(10)と装身具の他端に接続される雌部材(20)からなり、雄部材と雌部材とを連結して装身具をループ状にする装身具用留め具であって、雄部材は、略球状又は略円柱状を有する本体(12)と、装身具の一端に接続可能に該本体に設けられる第1接続部(11)を有し、雌部材は、内径が雄部材の外径より大きい第1リング(22)と、内径が雄部材の外径より小さい第2リング(23)を有し、第1接続部が第1リングと第2リングとの間を移動するように第1接続部が通過できる間隙を有する間隙部(25)が第1リングと第2リングの接合部(27)に形成されたことを特徴とする。
好ましい態様としては、本発明に係る装身具用留め具は、第1リングの間隙部に対向する径方向一端部に、装身具の他端に接続可能な第2接続部が形成される。さらに、雌部材は、他の第2リング(21)を備え、第1リングおよび複数の第2リングに囲繞され、雄部材を収納する収容部が形成されるのが好ましい。このことによって、装着時雌部材は収容部に収容され、ネックレスやブレスレット等の装身具を使用するとき、より美しく装着することができる。
更に好ましい態様としては、第1リングおよび第2リングが雌部材の軸線に対して平行に組み付けられるのが好ましい。また、上記態様では、第1リングおよび第2リングが雌部材の内側に湾曲又は中央部を内側に屈曲する形状に形成されるが好ましい。このことによって、雄部材が雌部材により密着して収容される。また、使用者の身体への装着性の向上の効果が期待できる。
本発明の装身具用留め具によれば、雄部材は略球状又は略円柱状の本体に装身具の一端を接続可能な第1接続部が取り付けられ、雌部材は、内径が雄部材の外径より大きい第1リングと内径が雄部材の外径より小さい第2リングと、第1リングと第2リングの接合部に第1接続部が通過可能な間隙部を有するので、雌部材に第1リングから雄部材を入れ、第2リングに雄部材の第1接続部が導かれることによって、連結および連結解除を容易に行うことができる。また、略球状又は略円柱状の雄部材とリングで構成される雄部材からなる装身具用留め具は意匠的にも優れている。。
本発明の一実施形態に係る装身具用留め具を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 図1(b)に示す装身具用留め具の雄部材と雌部材を示す分解平面図であり、(a)は雄部材、(b)は雌部材を示す。 ネックレス装着時の雄部材と雌部材の連結動作を説明する斜視図である。 ネックレス装着時の雄部材と雌部材の連結状態を示す斜視図である。 図1に示す装身具用留め具の使用状態を示す説明である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る装身具用留め具を示す。図1(a)に示すように、装身具用留め具1は雄部材10と雌部材20から構成されている。図1(b)に示すように、第1リング22および一対の第2リング21,23からなる雌部材20に雄部材10が収容されている。
図2は、図1(b)について雄部材と雌部材に分解した分解図であり、(a)は雄部材10、(b)は雌部材20を示す。図2(a)に示すように、雄部材10は球形状の本体12と該本体12に突設された第1接続片(「第1接続部」に相当する)14からなり、該第1接続片14は環状部14aを備えている。該環状部14aに、装身具、例えばネックレスの鎖の一端(図示せず)を接続することによって、装身具の一端に雌部材20を取り付けることができる。
図2(b)に示すように、雌部材20は、第1リング22および一対の第2リング21,23を有する。そして、第1リング22および第2リング21,23は径方向の軸が、軸線xに対してそれぞれ平行になるように組み付けられる。そうすると、これら第1リング22および第2リング21,23によって囲繞された収容部Aが形成され、装身具を環状に連結するとき、雄部材10はこの収容部Aに収容される。
第1および第2リング21〜23の外形は同じ大きさであるが、第1リング22の内径は雄部材10の外径より大きく、反対に、2つの第2リング21、23の内径は雄部材10の外径よりそれぞれ小さく形成されている。このため、雄部材10は、第1リング22の内側を通過できるが、第2リング21、23を通過することはできない。そして、第1および第2リング21〜23は、上記のように各々の径方向の軸が軸線xに対して平行になるように組み付けられるので、これら相互のリングの外側の間隙を通って雄部材10が出入りできないように組み付けられている。このため、雄部材10の収容部Aへの収納および取り出しは、第1リング22の内側を通過することによってのみ行なわれる。
第1リング22と第2リング21との接合部27には間隙部25が形成され、該間隙部25を通って雄部材10の第1接続片14は第1リング22と第2リング21の間を移動することができる。
第1リング22と第2リング23との接合部28には第2接続片(「第2接続部」に相当する)24が突設され、該第2接続片24は環状部24aを備えている。したがって、装身具、例えばネックレスの鎖の他端(図示せず)を該環状部24aに接続することによって、装身具の他端に雌部材20を取り付けることができる。
このように、第2接続片24と間隙部25は、第1リング22のx軸に直交する径方向であって、対向する位置にそれぞれ配置されている。このため、第1リング22を通って収容部Aへ入った雄部材10は、その第1接続片14が第1リング21から間隙部25を通って第2リング22に移ると、第2リング21を通り抜けることができないので、雌部材20と連結される。
本実施の形態において、第1および第2リング21〜23のいずれか又はそのすべてを、雌部材20の内側に湾曲または中央部が内側に屈曲する形状に形成してもよい。これにより、雌部材20が襟首40の曲面にフィットされ、ネックレス40のずれ止め効果が向上する。
[作用]
以下、前記構成に基づく本発明の作用を説明する。
図3は、本実施形態の雄部材と雌部材の連結動作を示す。ネックレス30を装着する場合は、襟首40において、雄部材10および雌部材20を指(図示せず)で摘み、第1リング22が上方を向くように、雌部材20の姿勢を保持する。その後、第1接続片14を間隙部25に位置決めし、雄部材10を第1リング22より収容部Aに収納する。このとき、第1接続片14は間隙部25を通過することによって雄部材10の収納はスムーズに行われる。
次に、雄部材10および雌部材20から手を離すと、雌部材20は、ネックレス30の自重により下方に引っ張られ、図3において紙面上時計回り(矢印Y方向)の回転力が生じるので、この力によって雌部材20は紙面上時計回りに回転する。すると、第2リング23の全面が襟首40に接触し、襟首40の皮膚に接触することによる摩擦力の作用で、ネックレス30のずれが防止される。
図4は、ネックレス装着時の雄部材10と雌部材20との連結状態を示す。
雌部材20の姿勢が変わると、雄部材10と雌部材20との相対位置が変化し、雄部材10は、第1リング22から第2リング21に接触される。第2リング21の内径は、雄部材10の外径より小さく設定されているので、雄部材10は、第2リング21より抜け出ることはない。また、雄部材10は、ネックレス30の自重により下方に引っ張られることから、第2リング21に圧接するので、雄部材10と雌部材20との連結状態は保持され、通常の使用状態においては、雄部材10が雌部材20より外れることはない。
雄部材10が雌部材20から外れるためには、第1接続片14が間隙部25に位置決めされることが必要であるが、当該位置決めを意図的に行わない限り、不本意に外れることはない。
ネックレス30を外す場合は、雌部材20の第1リング22を上方に向けた後、雄部材10を上方に取り出す。このとき、第1接続片14は、間隙部25に位置決めされ、第2リング21から第1リング22の方向へ間隙部25を通過させる。雌部材20の姿勢を変えずに、雄部材10を第1リング22に合わせて取り出すこともできる。この場合にも、第1接続片14は、上記のように間隙部25に位置決めされ、間隙部25を通過させる。
以上詳細に説明したように、ネックレス30の装着および取り外しは、間隙部25に第1接続片14を位置決し、雄部材10を雌部材20の収容部Aに収納および取り出すという簡便な作業で行なうことができる。
さらに、ネックレス30の装着時は、ネックレス30の自重が雄部材10および雌部材20に作用し、雄部材10と雌部材20とが圧接されるので、雄部材10と雌部材20との安定した結合状態が得られるというメリットがある。
本実施の形態では、雄部材10は球体であり、雌部材20は第1および第2リング21〜23を組み付けたシンプルな形状なので、構造が簡単であり、部材の数が少ないので製造コストを低減することができる。
図5は、図1に示す装身具用留め具1の使用状態を示し、ネックレス30の鎖を環状に繋いでいる。本発明の装身具用留め具1は、3つリングと1つ球の組み合わせであり、意匠的にも優れており、看者に好ましい美的印象を与えることができる。
[製造方法]
第1および第2リング21〜23は、金、白金、銀、ホワイトゴールド等の貴金属、ステンレス、アルミニウム、チタン、黄銅等の金属または合成樹脂を原材料として、キャスト加工またはプレス加工により成型する。雄部材10は、第1および第2リング21〜23と同様の材料でキャスト加工する。
具体的には、第1および第2リング21〜23は、例えばステンレスを融点よりも高い温度で溶融後、鋳型のキャビティ内に流し込み、冷却して目的の形状に固めて成形する。
次に、第1および第2リング21〜23を熱熔着により組み付け一体化した後、装飾用のメッキを施し完成する。雄部材10も、第1および第2リング21〜23と同様に成形する。第1および第2リング21〜23は、凹状金型と凸状金型との間に、例えばステンレス板を挟み、圧力を加えることで、その金型通りの形状に変形させて成形してもよい。
本発明に係る装身具用留め具は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得る。
本明細書及び請求項において、「リング」とは、いわゆる輪のみならず、輪の一部に間隙部を備え、両端を有するものも含まれる。
本発明に係る装身具用留め具は、ネックレスやブレスレット等の装身具の鎖または帯体の両端を連結するとともに、装飾品としても利用できる留め具として有用である。
1 装身具用留め具
10 雄部材
12 本体
14 第1接続片(第1接続部)
14a、24a 環状部
20 雌部材
21、23 第2リング
22 第1リング
24 第2接続片(第2接続部)
25 間隙部
27、28 接合部
30 ネックレス
40 襟首

Claims (5)

  1. 装身具の一端に接続される雄部材(10)と該装身具の他端に接続される雌部材(20)からなり、該雄部材と該雌部材とを連結して該装身具をループ状にする装身具用留め具であって、
    前記雄部材は、略球状又は略円柱状を有する本体(12)と、前記装身具の一端に接続可能に該本体に設けられる第1接続部(11)を有し、
    前記雌部材は、内径が前記雄部材の外径より大きい第1リング(22)と、内径が前記雄部材の外径より小さい第2リング(23)を有し、前記第1接続部が前記第1リングと前記第2リングとの間を移動するように該第1接続部が通過できる間隙を有する間隙部(25)が前記第1リングと前記第2リングの接合部(27)に形成されることを特徴とする装身具用留め具。
  2. 前記第1リングの前記間隙部に対向する径方向一端部に、前記装身具の他端に接続可能な第2接続部が形成されることを特徴とする請求項1記載の装身具用留め具。
  3. 前記雌部材は、他の第2リング(21)を備え、前記第1リングおよび複数の前記第2リングに囲繞され、前記雄部材を収納する収容部が形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の装身具用留め具
  4. 前記第1リングおよび前記第2リングが前記雌部材の軸線に対して平行に組み付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の装身具用留め具。
  5. 前記第1リングおよび前記第2リングが前記雌部材の内側に湾曲又は中央部を内側に屈曲する形状に形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の装身具用留め具。
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