JP3145751U - 装身具用留め金具及びこれを備える装身具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルト状の装身具において、留め金具の構造として複数の部品を必要とせず、しかも装身具の装着時に支持部材が2層、3層にならず、且つ操作性の良い、低コストで外観が良好な留め金具を組み付けたベルト状の装身具を提供すること。
【解決手段】開口部を設けた円形または多角形の留め金具と、両端に環状部分を形成し、ベルト状に形成された支持部材で構成し、留め金具の開口部に、支持部材の第1環状部分を通した後、任意の場所に支持部材を巻きつけ、留め金具に支持部材の第2環状部分を通すことで装身具を装着する。
【選択図】図1
【解決手段】開口部を設けた円形または多角形の留め金具と、両端に環状部分を形成し、ベルト状に形成された支持部材で構成し、留め金具の開口部に、支持部材の第1環状部分を通した後、任意の場所に支持部材を巻きつけ、留め金具に支持部材の第2環状部分を通すことで装身具を装着する。
【選択図】図1
Description
本考案はベルト状に形成された支持部材と円形または多角形の留め金具を組み付けた装身具に係るものである。
ベルト状に形成された支持部材と円形または多角形の留め金具を組み付けた装身具を加工製作する上で重要なことは、装着および取り外しの容易さといった使いやすさ、外観の良さ、装着状態が強固であり、低コストで生産できること、である。
上記の条件を解決する上で一番効果的なのは、支持部材を繋ぐ部分の工夫である。この部分の留め金具が複雑であったり、形成する部品点数が多かったりすれば、コスト高となる。
従来のベルト状に形成された支持部材と留め金具を組み付けた装身具としては、支持部材の一端にボタンを取り付けたものがある(図3に示す)。実際の使用時には、ボタンのついた支持部材の一端を環状に形成された留め金具をくぐらせた後、支持部材を固定できるようにしている。
しかしながら、上記した従来のベルト状の装身具にあっては、ボタン金具が必要であることがコスト高になってしまうという問題を生じていた。
また、装着時に支持部材が2重になるもので構成してあり、装身具の表面がフラットにされていないため、良好な外観を得ることができず、スマートな見映えが実現できていないという欠点があった。
本考案は、上記した問題点を解決するものであり、装身具用留め金具の構造として複数の部品を必要とせず、しかも装身具の装着時に支持部材が2層、3層にならず、且つ操作性の良い、低コストで外観が良好な円形または多角形の留め金具を組み付けたベルト状の装身具を提供するものである。
上記した問題点を解決するために、本考案は人や動物の首、手首、足首、腰に装着できる皮革・布地・貴金属全般を使用し、ベルト状に形成された支持部材の両端を、開口部を設けたことを特徴とする円形または多角形の留め金具に組み付けるために、環状に形成している装身具を提供することである。
係る構成により、個の装身具はその留め金具部分が1体のみで構成してあり、複雑な留め金具部品を多数製作する必要がなく、装着時に支持部材が2層、3層にならず、低コスト化が実現できる。
また、留め金具の開口部に支持部材両端の環状部分を通すことにより、装身具の装着および取り外すことができる。
しかも、上記したように、留め金具部分が1体のみで構成してあるために、装身具全体が一体化され、外観の良好さ、スマートな見映えが実現できる。
また、本考案に係る装身具は、上記した本考案に係る装身具において、留め金具の開口部の幅寸法を、支持部材両端の環状部分の厚みと等しいまたはわずかに大きく形成し、支持部材両端の環状部分の幅寸法を開口部の幅寸法以上で形成することを特徴とする。
本考案に係る装身具は上記したように構成したもので、本考案の装身具用留め金具は、着脱操作が簡単に行えるものであり、装着時の装着状態が強固である。そして、装身具として装着時に支持部材が2層、3層にならず、スマートな外観である。また、構造が簡単であり、しかも部品点数も1体のみであるため、量産に優れ、部品加工費を低コストにすることができるようになった。
以下、本考案に係る装身具用留め金具及びこれを備える装身具の実施形態について説明する。
図1は本考案の1実施形態を示した斜視図であり、図2は同装身具の装着時の斜視図である。図1及至図2において、本考案の装身具用留め金具1は、は開口部1aを設け、円形また多角形に形成したものであり、貴金属全般・ガラス・セラミック・プラスチック・アクリル樹脂・木材を使用しこれを製する。支持部材2は人や動物の首・手首・足首・腰に装着できるように両端に環状部分を形成し、皮革・布地・貴金属全般を使用してベルト状に形成される。支持部材2の環状部分2a、2bの内径は留め金具1の幅寸法と等しいまたはわずかに大きく形成される。
実際に装身具を使用者が装着する場合には、図1に示すように留め金具1の開口部1aに、支持部材2の一方の環状部分2aを通した後、首・手首・足首・腰に支持部材2を巻きつけ、留め金具1にもう一方の支持部材2の環状部分2bを通すことで装身具を装着できる。また、装着後に留め金具1を回転させることで留め金具1の開口部1aが一見して見えなくすることができ、且つ、より装着状態が強固となる。
使用者が装身具を取り外す場合には、上記の逆の手順で行う。
以上説明したように、本考案の実施形態によれば、留め金具1と支持部材2とで構成してあり、装着時に2層の構成になる従来の装身具に比べて留め具部品を多数制作すること必要がなく、装身具を装着した際の外観の良好さ、スマートな見映えが実現でき、装身具の低コスト化も実現できる。
1 留め金具
1a 開口部
2 支持部材
2a 支持部材の第1環状部分
2b 支持部材の第2環状部分
1a 開口部
2 支持部材
2a 支持部材の第1環状部分
2b 支持部材の第2環状部分
Claims (1)
- 皮革・布地・貴金属全般を使用し、ベルト状に形成された支持部材の両端に形成されたうちの一方の環状部分を、貴金属全般・ガラス・セラミック・プラスチック・アクリル樹脂・木材を使用し、円形または多角形に形成された留め金具に設けられた開口部に通した後、首・手首・足首・腰に支持部材を巻きつけ、留め金具に設けられた開口部にもう一方の支持部材の環状部分を通して装着することを特徴とする装身具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008004374U JP3145751U (ja) | 2008-06-27 | 2008-06-27 | 装身具用留め金具及びこれを備える装身具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008004374U JP3145751U (ja) | 2008-06-27 | 2008-06-27 | 装身具用留め金具及びこれを備える装身具 |
Publications (1)
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JP3145751U true JP3145751U (ja) | 2008-10-23 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008004374U Expired - Fee Related JP3145751U (ja) | 2008-06-27 | 2008-06-27 | 装身具用留め金具及びこれを備える装身具 |
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JP (1) | JP3145751U (ja) |
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2008
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